JP2018080557A - 防音パネル及び防音壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】防音パネルを挟んだ両側において発生した音の拡散を抑える。【解決手段】音源から発せられた音の拡散を抑える防音パネル(100)であって、正面と背面に露出する吸音部(1,1a,1b)と、吸音部(1,1a,1b)の正面及び背面を外部に露出させた状態で吸音部(1,1a,1b)を収容する収容部(2)と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、音源から発せられた音の拡散を抑える防音パネル及び防音壁に関する。
従来、例えば道路等の防音壁は、道路の側方において道路とその周辺とを隔てるように、道路に沿って一定間隔置きに立設させたパネル支持用H形鋼の縦溝内に、防音パネルを上下方向に複数段に積み上げた状態で、道路に沿って並べて設置することで構成されている(特許文献1参照。)。
防音パネルは、防音材と吸音材とから構成されており、いずれも夫々の左右両端部を、横方向に隣接するパネル支持用H形鋼の夫々の縦溝内に嵌入させてあり、騒音源となる車両が走行する道路及び線路に面して配置されている。さらに、道路側とは反対側の背面側には孔の開いてない金属板製の遮音板が設けられており、道路側からの発生音を防音壁の背面側には逃がさないように構成してある。
特開2014−101747号公報
ところで、近年、都市部などの住宅地においては、建物同士、又は、建物と道路とが隣接していることがある。例えば、特許文献1に記載の防音パネルを建物同士の間、又は、道路と建物との間に重ねて防音壁を構築した場合、吸音材及び防音材が面している一方の側からの音は防音パネルにより抑えられるが、金属板製の遮音板が面している側での吸音効果はあまり期待できない。
防音材や吸音材が設けられていない遮音板が面する側から生じる音は、遮音板に反射して増幅されることがあり、防音パネルを挟んで両方向からの音の伝播を抑えたいという要望がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、防音パネルを挟んだ両側において発生した音の拡散を抑える防音パネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、音源から発せられた音の拡散を抑える防音パネルであって、正面と背面に露出する吸音部と、前記吸音部の正面及び背面を外部に露出させた状態で前記吸音部を収容する収容部と、を備えることを特徴とする。
また、前記吸音部は、前記正面と前記背面との間に空気層を有していることが好ましい。
また、前記吸音部は、正面側で前記音源に面し、背面側で互いに向かい合うようにして少なくとも2つ設けられていることが好ましい。
また、2つの吸音部は、互いに離間して配置されていることが好ましい。
また、前記収容部の上部に設けられ、前記吸音部の上部を支持する上部支持部と、前記収容部の下部に設けられ、前記吸音部の下部を支持する下部支持部と、を備え、前記上部支持部と前記下部支持部との間にわたって延在して、前記少なくとも2つの吸音部の間を背面側で仕切る仕切部を有することが好ましい。
また、前記仕切部は、一方の前記吸音部と他方の前記吸音部とを互いに離間させて当該吸音部の間に空気層を形成する離間部位と、前記一方の吸音部及び前記他方の吸音部を背面側から支える支持部位と、を備えることが好ましい。
また、前記離間部位は、少なくとも2つ設けられていることが好ましい。
また、前記収容部の側部に設けられた側壁部を備え、前記上部支持部及び前記下部支持部は、該上部支持部及び該下部支持部に前記側壁部を固定する固定具が挿入される受け部を備えることが好ましい。
また、前記吸音部は、弾性材料により形成されていることが好ましい。
さらに、上記課題を解決するために、本発明は、防音壁であって、上記の防音パネルを支柱間に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、防音壁を挟んだいずれの側において発生した音を吸収することができる。
敷地と道路との境界に設置された防音壁を一部段面にして示す図である。 防音パネルを正面側及び背面側から見た図である。 図2のIII-III線に沿った断面図である。 上枠の断面図である。 上枠を上方から見た平面図である。 下枠の断面図である。 下枠を下方から見た平面図である。 側壁部近傍の構成を示す図である。 縦枠の断面図である。 防音パネルに水がかかったときの作用効果を説明する図である。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において種々の形態をとり得る。
図1は、敷地と道路との境界に設置された防音壁を一部段面にして示す図である。図2(a)は、防音パネルを正面側から見た図であり、図2(b)は、防音パネルを背面側から見た図である。図3は、図2(a)のIII-III線に沿った断面図である。図4は、上枠の断面図である。図5は、上枠を上方から見た平面図である。図6は、下枠の断面図である。図7は、下枠を下方から見た平面図である。図8は、側壁部近傍の構成を示す図であり、図示の便宜上、仕切材を省いた。図9(a)は、第1の吸音材側の縦枠の断面図であり、図9(b)は、第2の吸音材側の縦枠の断面図である。図10は、防音パネルに水がかかったときの作用効果を説明する図である。
<防音壁の構成>
図1に示すように、防音壁300は、例えば、住宅街における住宅同士の敷地の境界、又は、住宅と道路との境界に立設されている。防音壁300は、防音パネル100と、支柱200とを備えている。支柱200は、所定の間隔、具体的には、防音パネル100の幅に相当する間隔をあけて敷地の境界に複数立設されている。支柱200は、例えば、H形鋼で構成されており、防音パネル100の幅方向(長手方向ともいう。)の両端部は、H形鋼のフランジ間に上方から挿入され、支柱200に係止されている。防音パネル100は、支柱200の上下方向(立設方向)に沿って複数段にわたって積み重ねられている。
<防音パネル>
図1から図3に示すように、防音パネル100は、少なくとも2つの吸音材(吸音部)1と、収容部2と、上枠(上部支持部)3と、下枠(下部支持部)4と、側壁部6と、縦枠7と、を備えている。
[吸音材]
図1及び図2に示すように、吸音材1は、防音パネル100のユニットの大きさに合わせて、例えば、平面視矩形状に形成された板状の部材である。図3に示すように、吸音材1は、防音パネル100に少なくとも2つ(図示の実施の形態では2つ)設けられている。以下、2つの吸音材1,1を説明の便宜上、第1の吸音材1a、及び、第2の吸音材1bとも呼ぶ。第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bそれぞれの表面(以下、「正面」ともいう。)は、例えば、敷地内及び道路に露出して配置されている。
第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bは、互いの間に空気層Asが形成されるように、背面が互いに離間するように配置されている。
吸音材1は、例えば、ポリエステル、グラスウール等の繊維材や、ウレタン等の樹脂から形成されたスポンジ材や、内部に綿や羽毛が詰められたクッション材により、又はこれらの組み合わせにより形成されている。吸音材1は、人等の衝突によるエネルギーを吸収して怪我を防止するように弾性変形可能に形成されている。吸音材1の正面には、吸音材1を保護する保護材11が設けられている。保護材11は、例えば、ポリエステルの特殊撥水クロスから形成されており、耐候性(耐水、耐熱、耐紫外線)に優れ、吸音材1の劣化を抑制する。保護材11は、吸音材1の衝撃吸収性を損なわないよう、吸音材1の変形に追随して変形可能な材料である。
なお、保護材11は、吸音材1の正面だけに設ける場合に限らず、吸音材1の正面と背面に保護材11を設けてもよい。保護材11を吸音材1の両面に設けておけば、正面側の保護材11が経年劣化などにより機能が低下した場合でも、吸音材1の表裏を入れ替えることにより、背面に設けられた保護材11を正面側に配置することができる。かくして、吸音材1の機能を簡易に改修することができ、吸音材1の交換サイクルを延ばすことができるので経済的である。
[収容部]
図3に示すように、収容部2は、吸音材1を収容するものであり、防音パネル100の一部として設置した際に、収容部2の上部に設けられ吸音材1の上部を支持して水平に延在する上枠3と、収容部2の下部に設けられ吸音材1の下部を支持して水平に延在する下枠4と、を備えている。
さらに、収容部2は、上枠3と下枠4との間(防音パネル100の高さ方向)において、収容部2を防音パネル100の長手方向に沿って短手方向(厚さ方向ともいう。)に仕切る仕切材(仕切部)5を備える。仕切材5は、第1の吸音材1aと第2の吸音材1bとの間に配置されている。
(上枠)
図2から図5に示すように、上枠3は、収容部2に収容された第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bの上端部を支持するものである。上枠3は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金から形成されている。
上枠3は、防音パネル100の敷地内及び道路を臨む両先端部が下方に向けて折り曲げられており、第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bの正面の面方向に対してほぼ平行に延びている。
上枠3は、第1の吸音材1aを正面側から支持する第1の支持部31、第2の吸音材1bを正面側から支持する第2の支持部32と、第1の吸音材1aを背面側から支持する第3の支持部33と、第2の吸音材1bを背面から支持する第4の支持部34と、第1の吸音材1aから第2の吸音材1bにわたって水平方向に延在する天井部35とを一体に備えて形成されている。
第1の支持部31は、第1の吸音材1aの正面側から当接する第1の当接部31aを備える。第1の当接部31aは、天井部35に連続し、正面側に張り出した第1の張出部31bを備えて形成されている。第1の張出部31bは、第1の当接部31aに上端及び下端が連続して正面側に張り出している。これにより、第1の当接部31aと第1の張出部31bとで閉構造を形成している。
第1の当接部31aは、防音パネル100の上下方向、すなわち、第1の吸音材1aの上下方向(面方向)に沿って直線状に延びるように形成されており、その下端部(先端部)は、支持される第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bの正面に向けて若干突出している。
第2の支持部32は、第2の吸音材1bの正面側から当接する第2の当接部32aを備える。第2の当接部32aは、天井部35に連続し、正面側に張り出した第2の張出部32bを備えて形成されている。第2の当接部32a及び第2の張出部32bの構成は、第1の支持部31の第1の当接部31a及び第1の張出部31bと同様である。
第3の支持部33は、天井部35のほぼ中央部に位置し、第1の吸音材1aの背面側から当接する第3の当接部33aを備える。第3の当接部33aは、第2の吸音材1b側に張り出した第3の張出部33bを備えて形成されている。第3の張出部33bは、第3の当接部33aの先端部から第2の吸音材1bの方向に天井部35に向かって斜めに延出し、次いで垂直に延在して天井部35に接続している。これにより、第3の当接部33aと第3の張出部33cとで閉構造を形成している。第3の張出部33cの斜めに延出している部分において、後述する仕切材5がリベットLにより連結される。
第4の支持部34は、第2の吸音材1bの背面側から当接する第4の当接部34aを有し、天井部35から下枠4に向かって直線状に延びるように形成されている。
第1の支持部31の第1の当接部31aの内面と、第3の支持部33の第1の当接部33aの内面との間隔は、第1の吸音材1aの厚さ以下となるような長さに形成されている。また、第2の支持部32の第2の当接部32aの内面と、第3の支持部33の第4の当接部34aの内面との間隔は、第2の吸音材1bの厚さ以下となるような長さに形成されている。
天井部35は、防音パネル100の厚さ方向における両端部、及び、そのほぼ中央部に3つの受け部(ビスホール)35aを一体に備えている。受け部35aは、後述する側壁部6が収容部2に連結される際のビスを受容する部位である。受け部35aは、第1の支持部31の第1の当接部31a、及び、第2の支持部32の第2の当接部32aの近傍、並びに第3の支持部33の閉構造内に設けられている。
図5に示すように、上枠3は、防音パネル100の長手方向において、第2の吸音材1bが収容される側の両端角部が切り欠かれた形状を有している。具体的には、上枠3において、第2の吸音材1bが収容される側の両端角部が切り欠かれている。防音パネル100の長手方向において第1の支持部31は、第2の支持部32よりも長く形成されている。
防音パネル100の長手方向における上枠3の第1の支持部31側の両端部には、防音パネル100を上下に積み重ねた際に防音パネル100の脱落を防止するワイヤロープ(図示せず)が挿通するための切欠き36が形成されている。
(下枠)
図2、図3、図6及び図7に示すように、下枠4は、収容部2に収容された第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bの下端部を支持するものである。下枠4は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金から形成されている。下枠4は、第1の吸音材1aを正面側から支持する第1の支持部41と、第2の吸音材1bを正面側から支持する第2の支持部42と、第1の吸音材1aを背面側から支持する第3の支持部43と、第2の吸音材1bを背面側から支持する第4の支持部44と、第1の吸音材1aと第2の吸音材1bとにわたって水平方向に延在する底部45と、防音パネル100を積み重ねた状態で下側に位置する防音パネル100の上枠3に係合する係合部46とを備えて一体に形成されている。
第1の支持部41は、第1の吸音材1aの正面側から当接する第1の当接部41aを備える。第1の当接部41aは、底部45に連続し、正面側に張り出した第1の張出部41bを備えて形成されている。第1の張出部41bは、第1の当接部41aに上端及び底部45の正面側の端部に連続して正面側に張り出しており、その上部が第1の当接部41aに向けて滑らかに湾曲するように形成されている。これにより、第1の当接部41aと第1の張出部41bとで閉構造を形成している。
第1の当接部41aは、防音パネル100の上下方向、すなわち、第1の吸音材1aの上下方向(面方向)に沿って直線状に延びるように形成されており、その上端部(先端部)は、支持される第1の吸音材1aの正面に向けて若干突出している。
第2の支持部42は、第2の吸音材1bの正面側から当接する第2の当接部42aを備える。第2の当接部42aは、底部45に連続し、正面側に張り出した第2の張出部42bを備えて形成されている。第2の当接部42a及び第2の張出部42bの構成は、第1の支持部41の第1の当接部41a及び第1の張出部41bと同様である。
第3の支持部43は、底部45のほぼ中央部に位置し、第1の吸音材1aの背面側から当接する第3の当接部43aを備える。第3の当接部43aは、第2の吸音材1b側に張り出した第3の張出部43bを備えて形成されている。第3の張出部43bは、第3の当接部43aの先端部から第2の吸音材1bの方向に底部45に向かって斜めに延出し、次いで垂直に延在して底部45に接続している。これにより、第3の当接部43aと第3の張出部43bとで閉構造を形成している。第3の張出部43cの斜めに延出している部分において、後述する仕切材5がリベットLにより連結される。
第4の支持部44は、第2の吸音材1bの背面側から当接する第4の当接部44aを有し、底部45から上枠3に向かって直線状に延びるように形成されている。
第1の支持部41の第1の当接部41aの内面と、第3の支持部43の第1の当接部43aの内面との間隔は、第1の吸音材1aの厚さ以下となるような長さに形成されている。また、第2の支持部42の第2の当接部42aの内面と、第4の支持部44の第4の当接部44aの内面との間隔は、第2の吸音材1bの厚さ以下となるような長さに形成されている。
底部45は、防音パネル100の厚さ方向における両端部、及び、そのほぼ中央部に3つの受け部(ビスホール)45aを一体に備えている。受け部45aは、後述する側壁部6が収容部2に連結される際のビスを受容する部位である。受け部45aは、第1の支持部41、第2の支持部42及び第3の閉構造内にそれぞれ設けられている。
係合部46は、第1の支持部41の第1の張出部41b及び第2の支持部42の第2の張出部42bから連続して下方に向けて延びるように形成されている。係合部46は、第1の支持部41の第1の当接部41a、第2の支持部42の第2の当接部42a、第3の支持部43の第3の当接部43a、及び第4の支持部44の第4の当接部44aに対して平行に延びている。
係合部46は、複数の防音パネル100が積み重ねられて一方の防音パネル100の上枠3に、他方の防音パネル100の下枠4が重ねられた場合、当該上枠3の第1の支持部31の第1の当接部31aの外面に係合する爪部46aを備えている。爪部46aは、係合部46の下端部から防音パネル100の内側に突出して形成されている。
図7に示すように、下枠4は、防音パネル100の長手方向において、第2の吸音材1bが収容される側の両端角部が切り欠かれた形状を有している。具体的には、下枠4において、第2の吸音材1bが収容される側の両端角部が切り欠かれている。防音パネル100の長手方向において第1の支持部41は、第2の支持部42よりも長く形成されている。
防音パネル100の長手方向における下枠4の第1の支持部41側の両端部には、防音パネル100を上下に積み重ねた際に防音パネル100の脱落を防止するワイヤロープ(図示せず)が挿通するための切欠き46が形成されている。
上枠3と下枠4とは、第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bの厚さ方向に沿った長さが等しくなるように形成されており、積み重ねた際に、上枠3及び下枠4の正面及び裏面がほぼ面一となる。これにより、上枠3及び下枠4によって支持される第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bも、積み重ねた際に正面及び背面がほぼ面一となる。よって、複数の吸音パネル100を上下方向(高さ方向)に積み重ねて壁体として用いることができる。
(仕切材)
図3に示すように、仕切材5は、例えば、鋼製の金属板であり、上枠3と下枠4とに上下方向の端部がそれぞれ連結されており、防音パネル100の長手方向における一端から他端にわたって延在している。
仕切材5は、第1の吸音材1aと第2の吸音材1bとの間で各吸音材1a,1bの背面に沿って延びている。仕切材5は、第1の吸音材1aの背面を支える2つの第1の支持部位51a,51b、第2の吸音材1bの背面を支える第2の支持部位52、及び、第1の吸音材1aと第2の吸音材1bとを互いに離間させる2つの離間部位53a,53bを備える。
第1の支持部位51aは、上枠3から下枠4に向かって第1の吸音材1aの背面に沿いつつ当接して延在し、途中で、第2の吸音材1bに向かって近づく離間部位53aに接続している。第1の支持部位51aは、上枠3側の先端部が斜めに延在しており、上枠3の第3の支持部33の第3の張出部33cの斜めに延出している部分と突き合わされて、リベットLにより連結されている。
第2の吸音材1b側の離間部位53aの端部から第2の支持部位52が、下枠4に向かって第2の吸音材1bの背面に沿いつつ当接して延在し、途中で、第1の吸音材1aに向かって近づく離間部位53bに繋がっている。
第1の吸音材1a側の離間部位53bの端部から第1の支持部位51bが、下枠4まで第1の吸音材1aの背面に沿いつつ当接して延在する。第1の支持部位51bは、下枠4側の先端部が斜めに延在しており、下枠4の第3の支持部43の第3の張出部43cの斜めに延出している部分と突き合わされて、リベットLにより連結されている。
仕切材5は、上下の2箇所において第1の支持部位51a,51bにより第1の吸音材1aを背面側から支え、中央部付近において第2の支持部位52により第2の吸音材1bを背面側から支えるように構成されている。
なお、収容部2は、第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bの正面側に、当該吸音材1a,1bそれぞれを覆うカバーを備えていない。そのため、第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bは、その正面側が外部(敷地内又は道路)に露出した状態で収容部2に収容されている。
(側壁部)
側壁部6は、収容部2の両側にそれぞれ設けられている。側壁部6は、上枠3と下枠4との間を延在している。図8に示すように、側壁部6は、横断面視コ字状に形成された板状の第1の側壁部材61と、横断面視クランク状に形成された第2の側壁部材62と、を備える。側壁部6は、例えば、合金めっき鋼板から形成されている。
第1の側壁部材61は、防音パネル100の長手方向に平行で互いに相対して位置する2つの平行部位61a,61aと、当該2つの平行部位61a,61a同士を連結してコ字状をなす連結部位61bとを備える。具体的には、連結部位61bは、防音パネル100の長手方向において内側の平行部位61a,61aの端部同士を連結する。
第1の側壁部材61の連結部位61bにおける上下端部には、上枠3及び下枠4の受け部35a,45aに対応する箇所に孔が設けられていて、当該孔にビスが挿通される。
第1の側壁部材61は、収容部2の第1の吸音材1aが収容される側において、防音パネル100の側方に向かって開放した状態で一方の平行部位61aにおいて後述する縦枠71にリベットLを用いて連結されている。他方の平行部位61aは、第2の側壁部材62にリベットLを用いて連結されている。
第2の側壁部材62は、防音パネル100の長手方向に平行に延在する2つの平行部位62a,62aと、当該2つの平行部位62a,62a同士を連結してクランク状をなす連結部位62bとを備える。具体的には、連結部位62bは、防音パネル100の長手方向において一方の平行部位62aの内側の端部と、他方の平行部位62aの外側の端部とを連結する。第2の側壁部材62の連結部位62bにおける上下端部には、上枠3及び下枠4の受け部35a,45aに対応する箇所に孔が設けられていて、当該孔にビスが挿通される。
第2の側壁部材62の一方の平行部位62aは、第1の側壁部材61の他方の平行部位61aに連結される。第2の側壁部材62の他方の平行部位62aは、第2の吸音材1b側の防音パネル100の後述する縦枠72にリベットLを用いて連結されている。
防音パネル100における左右方向両端部は、側壁部6で覆われ、吸音材1a,1bが離脱できないようになっている。
(縦枠)
図8及び図9に示すように、縦枠7は、防音パネル100の両面側に露出する側壁部6の正面側を被覆するものであり、側壁部6が見えることによる見映えの悪化を防止する化粧材として用いられる。縦枠7は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金から形成されている。縦枠7は、防音パネル100の第1の吸音材1aの側に設けられる第1の縦枠71(図9(a)参照。)と、第2の吸音材1bの側に設けられる第2の縦枠72(図9(b)参照。)と、を備える。
第1の縦枠71は、化粧部71aと、係止部71bとを備える。化粧部71aは、側壁部6の第1の側壁部材61の正面を覆うものであり、側壁部6に連結した状態において、側壁部6の一方の正面に沿って直線状に延びている。化粧部71aは、その一端部近傍でリベットLにより第1の側壁部材61の一方の平行部位61aと連結されている。化粧部71aの側壁部6との連結領域には、シール材Sが貼り付けられている。シール材Sは、例えば、5倍に発泡されたクロロプレンゴムから形成されている。
係止部71bは、化粧部71aに連続して一体に形成されており、側壁部6が折り曲げられている位置で化粧部71aの延在方向に対してほぼ直角をなす方向に折り曲げられており、さらに途中でほぼ直角に折り曲げられて延びている。
第2の縦枠72は、化粧部72aを備える。化粧部72aは、側壁部6の第2の側壁部材62の正面を覆うものであり、側壁部6に連結した状態において、側壁部6の他方の正面に沿って直線状に延びている。化粧部72aは、その一端部近傍でリベットLにより第2の側壁部材62の他方の平行部位62aに連結されている。
<防音パネルの組立て方法及び防音壁の施工方法>
防音パネル100を組み立てる際には、収容部2に上枠3、下枠4、仕切材5、縦枠7、及び防音パネル100の左右方向における一方の端部に側壁部6を取り付けた後、側壁部6が取り付けられていない他方の端部側から、収容部2内に第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bをスライドさせて収容する。第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bの収容後、他方の端部は側壁部6によって閉鎖される。これにより、防音パネル100が完成する。
側壁部6は、第1の側壁部材61及び第2の側壁部材62の孔を、上枠3及び下枠4の受け部35a,45aに対応させて、側壁部6の外側からビス(図示せず)を挿通して、各受け部35a,45aと係合させることで収容部2に取り付ける。かくして、側壁部6は、収容部2に連結される。
吸音材を収容する際には、第1の吸音材1aの上下端部を弾性変形させて縮めて、防音パネル100の左右方向の他方の端部側から上枠3の第1の当接部31aと第3の当接部33aとの間、及び、下枠4の第1の当接部41aと第3の当接部43aとの間に第1の吸音材1aを差し込んで、既に取り付けられた側壁部6に向かってスライドさせて押し込む。第1の吸音材1aは、その復元力で上枠3と下枠4との間で支持される。
また、収容部2への第2の吸音材1bの収容も第1の吸音材1aの場合と同様に、上下端部を弾性変形させて縮めて上枠3の第2の当接部32aと第4の当接部34aとの間、及び、下枠4の第2の当接部42aと第4の当接部44aとの間に、第2の吸音材1bを防音パネル100の左右方向の他方の端部から差し込んで、既に取り付けられた側壁部6に向かってスライドさせて押し込む。第2の吸音材1bは、その復元力で上枠3と下枠4との間で支持される。
かくして、第1の吸音材1a及び第2の吸音材1bは、防音パネル100の上下方向においては上枠3及び下枠4により挟まれ、左右方向においては側壁部6により長手方向におけるずれが防がれており、そして正面側からは縦枠71,72により固定されている。
防音パネル100は、音源の脇に所定間隔で設置された支柱200間に嵌め込まれ、防音パネル100を含む複数の防音パネルを数段積み重ねることで防音壁が完成する。
なお、長期間の使用により、吸音材1a,1bが破損、劣化してきた場合には、吸音材1a,1bを弾性変形させて上枠3及び下枠4から取り外し、新しい吸音材1a,1bと交換する。
以上のような構成を有する防音パネル100は、敷地内及び道路に面する両面側に2つの吸音材1a、1bが露出した状態で設けられているので、敷地側からの音及び道路側からの音の双方を吸収することができる。さらに、防音パネル100は、第1の吸音材1aと第2の吸音材1bとは背面側において互いに離間されて空気層Asが形成されているので遮音効果と共に振動絶縁性が向上する。空気層Asが形成される空間は、上枠3、下枠4、各吸音材1a,1bの背面、及び側壁部6によって閉鎖されているので、振動絶縁性がさらに向上する。
また、防音パネル100の上枠3と下枠4との間には仕切材5が設けられており、防音パネル100における遮音効果をさらに高めることができる。また、仕切材5は、各吸音材1a,1bを支持する支持部位51,52と共に、当該吸音材1a,1bを互いに離間させる離間部位53を備えることで、屈曲部が形成されるので収容部2の強度を高めることができる。さらに、仕切材5は、当該吸音材1a,1bの背面と空気層Asを形成する空間を複数画成することができる。
また、防音パネル100は、吸音材1a,1bの正面側が露出されているため、図10に示すように、雨水、紫外線等を吸音材1a,1bで直接受けることになる。しかし、吸音材1a,1bの表面には、保護材11が設けられているため、保護材11が耐候性を発揮し、水や紫外線等から吸音材1a,1bを保護する。従って、正面壁がなくても防音パネルとして十分な機能を発揮することができる。また、吸音材1a,1bが破損、劣化して交換する際には、正面壁を取り外すような作業も必要ないため、防音パネル100を現場に設置した状態のまま交換作業を行うことができる。
また、吸音材1a,1bは弾性材料により形成されているので、例えば、人が防音パネル100に衝突してもその衝撃を吸音材1a,1bの弾性変形によって吸収することができる。これにより、衝突した人への衝撃を大幅に緩和することができ、怪我を防止することができる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、防音パネルの各構成の形状は任意であり、上述した機能を有しているものであれば、自由に設計変更可能である。
なお、防音壁300は、例えば、対面通行型の道路の中央分離部に立設することもできる。
また、吸音材は、1つの部材により構成されていてもよく、この場合、吸音材の内部に空気層Asが形成される空洞部が設けられている。
1,1a,1b 吸音材(吸音部)
2 収容部
3 上枠(上部支持部)
31 第1の支持部
32 第2の支持部
33 第3の支持部
34 第4の支持部
35 天井部
35a 受け部
4 下枠(下部支持部)
41 第1の支持部
42 第2の支持部
43 第3の支持部
44 第4の支持部
45 底部
45a 受け部
46 係合部
5 仕切材
51 第1の支持部位
52 第2の支持部位
53 離間部位
6 側壁部
100 防音パネル
200 支柱
300 防音壁

Claims (10)

  1. 音源から発せられた音の拡散を抑える防音パネルであって、
    正面と背面に露出する吸音部と、
    前記吸音部の正面及び背面を外部に露出させた状態で前記吸音部を収容する収容部と、
    を備えることを特徴とする防音パネル。
  2. 前記吸音部は、前記正面と前記背面との間に空気層を有していることを特徴とする請求項1に記載の防音パネル。
  3. 前記吸音部は、正面側で前記音源に面し、背面側で互いに向かい合うようにして少なくとも2つ設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防音パネル。
  4. 2つの吸音部は、互いに離間して配置されていることを特徴とする請求項3に記載の防音パネル。
  5. 前記収容部の上部に設けられ、前記吸音部の上部を支持する上部支持部と、
    前記収容部の下部に設けられ、前記吸音部の下部を支持する下部支持部と、
    を備え、
    前記上部支持部と前記下部支持部との間にわたって延在して、前記少なくとも2つの吸音部の間を背面側で仕切る仕切部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の防音パネル。
  6. 前記仕切部は、一方の前記吸音部と他方の前記吸音部とを互いに離間させて当該吸音部の間に空気層を形成する離間部位と、前記一方の吸音部及び前記他方の吸音部を背面側から支える支持部位と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の防音パネル。
  7. 前記離間部位は、少なくとも2つ設けられていることを特徴とする請求項6に記載の防音パネル。
  8. 前記収容部の側部に設けられた側壁部を備え、
    前記上部支持部及び前記下部支持部は、該上部支持部及び該下部支持部に前記側壁部を固定する固定具が挿入される受け部を備えることを特徴とする請求項5から7までのいずれか一項に記載の防音パネル。
  9. 前記吸音部は、弾性材料により形成されていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか一項に記載の防音パネル。
  10. 請求項1から9までのいずれか一項に記載の防音パネルを支柱間に設けたことを特徴とする防音壁。
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