JP2018077391A - 光学ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】光軸周りに回転する光学モジュールの回転時のがたつきを少なくするとともに、衝撃によって回転軸受部が壊れるおそれを少なくすること。【解決手段】光学ユニット1は、光学モジュール60の被写体側に位置する被写体側回転軸受部310および像側に位置する像側回転軸受部320を備える。光学モジュール60の被写体側および像側の2箇所に回転軸受部を設けたため、光学モジュール60の傾きを抑制でき、光学モジュール60が光軸回りに回転する際のがたつきを抑制できる。また、光学モジュール60が片持ち状態になって衝撃時に捻れのような荷重が加わることがないので、回転軸受部が衝撃時に壊れるおそれを少なくすることができる。可動体10は光学モジュール60を揺動可能に支持する回転軸受ホルダ50を備え、回転軸受ホルダ50と固定体の間にローリング用磁気駆動機構40が構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、光学素子を備える光学モジュールを光軸周りに回転させてローリング補正を行う光学ユニットに関する。
携帯端末や移動体に搭載される光学ユニットには、携帯端末や移動体の移動時の撮影画像の乱れを抑制するために、光学素子を揺動あるいは回転させて振れを補正する機構を備えるものがある。例えば、特許文献1の光学ユニットは、ピッチング(縦揺れ/チルティング)およびヨーイング(横揺れ/パンニング)の2方向の振れに対応して、光学素子を備える光学モジュールをピッチング方向およびヨーイング方向に揺動させる揺動機構(揺動用磁気駆動機構)を備える。また、光学素子の光軸回りの回転に対応して、光学モジュールおよび揺動用磁気駆動機構を備えた可動体を光軸回りに回転させるローリング補正機構(ローリング用磁気駆動機構)を備える。
特開2015−082072号公報
特許文献1の光学ユニットにおいて、光学モジュールを光軸回りに回転可能に支持する支持機構として、光学モジュールの光軸方向の一方側(像側)の端部に配置されたボールベアリングなどの回転軸受が用いられる。このように、光学モジュールが片持ち構造で支持される場合、光学モジュールが傾くおそれがある。また、光学モジュールがローリング方向に回転する際にがたつきを抑えられないおそれがある。例えば、回転軸受としてボールベアリングを用いた場合に十分な与圧を加えることができず、ボールベアリングの内輪と外輪の間でボールのがたつきが生じ、光学モジュールのがたつきを抑えられないおそれがある。また、落下時の衝撃によってボールベアリングが壊れやすいという問題もある。
また、特許文献1の図11には、光学モジュールの光軸方向の一方側(像側)の端部に弾性を有するピボット部を設け、光軸方向の他方側(被写体側)の端部にボールベアリングを設けた支持構造が記載されている。このような支持構造は片持ち構造ではないものの、ピボット部を中心として光学モジュールが傾くおそれがあり、光学モジュールのがたつきを抑えられないおそれがある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、光学素子を備える光学モジュールを光軸周りに回転させてローリング補正を行う光学ユニットにおいて、光軸周りに回転する光学モジュールの回転時のがたつきを少なくするとともに、衝撃によって壊れるおそれを少なくすることにある。
上記の課題を解決するために、本発明の光学ユニットは、光学素子を備える光学モジュールと、前記光学モジュールを光軸と交差する軸周りに揺動させる揺動用磁気駆動機構と、前記光学モジュールを前記光軸周りに回転可能に支持するローリング用支持機構と、前記ローリング用支持機構を支持する固定体と、前記光学モジュールを前記光軸周りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、前記ローリング用支持機構は、前記光学モジュールの被写体側に設けられた被写体側回転軸受部と、前記光学モジュールの像側に設
けられた像側回転軸受部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被写体側回転軸受部および像側回転軸受部によって光学モジュールが支持される。このように、光学モジュールの被写体側および像側の2箇所に回転軸受部を設けることにより、光学モジュールの傾きを抑制でき、光学モジュールが光軸回りに回転する際のがたつきを抑制できる。また、回転軸受部が1箇所では光学モジュールが片持ち状態になり、衝撃が加わった場合に捻れのような荷重が加わる。回転軸受部はこのような荷重に弱い為、衝撃時に壊れる可能性がある。本発明は2箇所の回転軸受部で光学モジュールを支持しており、光学モジュールが片持ち状態になることを避けることができるので、捻れ方向の力が掛かることが無い。従って、回転軸受部が衝撃時に壊れるおそれを少なくすることができる。
本発明において、前記揺動用磁気駆動機構を介して前記光学モジュールを揺動可能に支持する回転軸受ホルダを有し、前記被写体側回転軸受部および前記像側回転軸受部は前記回転軸受ホルダに固定され、前記ローリング用磁気駆動機構を構成する磁石およびコイルの一方は前記回転軸受ホルダに固定され、他方は前記固定体に固定されることが望ましい。このようにすると、回転軸受ホルダに対して光学モジュールが揺動して、回転軸受ホルダは固定体に対してローリングするので、光学モジュールが揺動しても回転軸受けホルダと固定体の相対位置の変化はない。従って、ローリング用磁気駆動機構の駆動力の変化を抑制できる。
本発明において、前記磁石は前記固定体に固定され、前記コイルは前記回転軸受ホルダに固定されることが望ましい。このように、光軸回りに回転する可動体を構成する部材(回転軸受ホルダ)に軽量なコイルを固定することにより、光軸回りに回転する可動体を軽量化することができる。従って、ローリング用磁気駆動機構を小型化できる。
本発明において、前記回転軸受ホルダは、前記光学モジュールの像側に開口する像側開口部が形成されたホルダ本体部と、前記像側開口部に固定される底板とを備え、前記底板に前記像側回転軸受部によって回転可能に支持されるシャフトが設けられ、前記固定体は、前記像側回転軸受部を前記底板側へ付勢するケースを備えることが望ましい。また、この場合に、前記像側回転軸受部は前記ケースによって前記底板側に付勢される外輪、および、前記シャフトが固定される内輪を備えるボールベアリングであることが望ましい。このようにすると、回転軸受ホルダに組み付けられた光学モジュールの像側(撮像素子側)から底板および像側回転軸受部を取り付けることができる。従って、像側回転軸受部の組み付け作業が容易である。また、像側回転軸受部としてボールベアリングを用いる場合に、固定体を構成するケースが外輪を底板側に付勢することによってボールベアリングに与圧をかけることができる。従って、ボールベアリングのボールと内輪、外輪との隙間をなくすことができ、回転時のがたつきを少なくすることができる。
本発明において、前記揺動用磁気駆動機構は、前記光学モジュールに対して前記光軸と交差する第1方向の一方側もしくは両側に配置される第1磁気駆動機構と、前記光学モジュールに対して前記光軸および前記第1方向と交差する第2方向の一方側もしくは両側に配置される第2磁気駆動機構と、を備え、前記ローリング用磁気駆動機構は、前記光学モジュールに対して、前記第1方向と前記第2方向の間の第3方向の一方側もしくは両側に配置されることが望ましい。このようにすると、第1磁気駆動機構と第2磁気駆動機構の間のスペースを利用してローリング用支持機構を配置できる。従って、光学ユニットを小型化できる。
本発明において、前記被写体側回転軸受部は、前記回転軸受ホルダに固定される内輪、および、前記固定体に固定される外輪を備えるボールベアリングであり、前記回転軸受ホ
ルダは、前記光学モジュールを揺動可能に支持する揺動支持機構を保持することが望ましい。このようにすると、回転軸受ホルダにボールベアリングの保持機能とジンバル機構の保持機能を兼ね備えさせることができる。従って、光学ユニットの構造を簡素化することができ、部材点数を削減できる。
本発明において、前記揺動支持機構はジンバル機構であり、前記ジンバル機構は、前記光学モジュールに設けられた第1揺動支持部と、前記回転軸受ホルダに設けられた第2揺動支持部と、前記第1揺動支持部および前記第2揺動支持部によって支持される可動枠と、を備え、前記第1揺動支持部および前記第2揺動支持部は、前記第1方向と前記第2方向の角度間に配置されることが望ましい。このようにすると、第1方向と第2方向の空きスペースを使ってジンバル機構の揺動支持部を配置できる。従って、第1方向と第2方向の空きスペースを使って揺動支持機構を配置できるので、光学ユニットを小型化できる。
本発明において、前記ローリング用磁気駆動機構を構成する前記磁石および前記コイルは前記光軸方向に対向する構成を採用できる。このようにすると、例えば、像側回転軸受部の周囲の空きスペースを利用してローリング用磁気駆動機構を配置できる。従って、光学ユニットを小型化できる。
この場合に、前記コイルは、前記光軸を中心に径方向に延びる有効辺を周方向に離れた2箇所に備え、前記磁石の着磁分極線は、前記2箇所の前記有効辺の間に位置することが望ましい。このようにすると、光軸周りの回転に不必要な駆動力の発生を減らすことができ、無効な駆動力を減らすことができる。
本発明において、前記回転軸受ホルダの外周面に凸部が形成され、前記固定体は、前記凸部の周方向の移動範囲を規制する規制部を備えることが望ましい。このようにすると、回転軸受ホルダと固定体により、光学モジュールおよび回転軸受ホルダのローリング方向の回転範囲を規制するストッパ機構を構成することができる。
本発明において、前記光学モジュールに、前記揺動用磁気駆動機構を構成するコイルが固定されることが望ましい。このようにすると、光学モジュールに電流が供給される部品を集約でき、電流供給用の配線を集約できる。なお、プリントコイル等を用いれば、コイル自体も1部品に集約することができる。
本発明において、前記光学モジュールは、前記光学素子を保持する鏡筒を備え、被写体側回転軸受部は、前記揺動用磁気駆動機構よりも前記被写体側に位置する前記鏡筒の端部の外周側に位置することが望ましい。このようにすると、被写体側に突出する鏡筒部の端部を被写体側回転軸受部によって保護できる。
本発明において、前記ローリング用磁気駆動機構を構成する磁石の着磁分極線と対向する位置に配置される磁気センサを有し、前記ローリング用磁気駆動機構は、前記磁気センサの出力に基づいて検出されるローリング方向の原点位置に基づいて制御されることが望ましい。このようにすると、原点位置に復帰させるためのばねを設ける必要がない。また、ばねによって原点位置に復帰させる構成と異なり、原点位置に復帰する際の揺れ戻りをなくすことができる。また、駆動方向を検出してローリング用磁気駆動機構の制御を行うことができる。
本発明によれば、被写体側回転軸受部および像側回転軸受部によって光学モジュールが回転可能に支持される。このように、光学モジュールの被写体側および像側の2箇所に回転軸受部を設けることにより、光学モジュールの傾きを抑制でき、光学モジュールが光軸
回りに回転する際のがたつきを抑制できる。また、光学モジュールが片持ち状態になって衝撃時に捻れのような荷重が加わることを避けることができるので、回転軸受部が衝撃時に壊れるおそれを少なくすることができる。
本発明を適用した光学ユニットを被写体側から見た斜視図である。 図1の光学ユニットの断面図である。 図1の光学ユニットを被写体側から見た分解斜視図である。 図1の光学ユニットを像側から見た分解斜視図である。 可動体を被写体側から見た分解斜視図および回転軸受ホルダを像側から見た斜視図である。 回転軸受ホルダおよびバネ部材を取り外した可動体、および揺動用磁気駆動機構の磁石を被写体側から見た平面図である。 可動体および磁石を被写体側から見た平面図である。 他の実施形態のローリング用磁気駆動機構および像側回転軸受部を示す断面図および平面図である。
(全体構成)
以下に、図面を参照して、本発明を適用した光学モジュールを備える光学ユニット1の実施形態を説明する。本明細書において、XYZの3軸は互いに直交する方向であり、X軸方向の一方側を+X、他方側を−Xで示し、Y軸方向の一方側を+Y、他方側を−Yで示し、Z軸方向の一方側を+Z、他方側を−Zで示す。Z軸方向は、光学モジュールの光軸方向Lと一致する。また、−Z方向は光軸方向Lの像側、+Z方向は光軸方向Lの被写体側である。本明細書において、X軸方向を第1方向とし、Y軸方向を第2方向とする。また、第3方向をX軸方向とY軸方向の間の方向とする。例えば、第3方向をX軸方向とY軸方向に対して45度傾いた方向とする。
図1は本発明を適用した光学ユニット1を被写体側から見た斜視図であり、図2は図1の光学ユニット1の断面図(図1のA−A断面図)であり、図3は図1の光学ユニット1を被写体側から見た分解斜視図であり、図4は図1の光学ユニット1を像側から見た分解斜視図である。光学ユニット1は、例えばカメラ付き携帯電話機、ドライブレコーダー等の光学機器や、ヘルメット、自転車、ラジコンヘリコプター等の移動体に搭載されるアクションカメラやウエアラブルカメラ等の光学機器に用いられる。このような光学機器では、撮影時に光学機器の振れが発生すると、撮像画像に乱れが発生する。光学ユニット1は、撮影画像が傾くことを回避するため、光学素子2の傾きを補正する。
光学ユニット1は、可動体10と、固定体20と、可動体10を固定体20に対して光軸回りに回転可能に支持するローリング用支持機構30と、可動体10を光軸回りに回転させるローリング用磁気駆動機構40を備える。また、可動体10は、ローリング用支持機構30によって回転可能に支持される回転軸受ホルダ50と、光学素子2を備える光学モジュール60と、光学モジュール60を回転軸受ホルダ50に対して揺動可能に支持するジンバル機構70と、光学モジュール60を揺動させる揺動用磁気駆動機構80と、光学モジュール60と回転軸受ホルダ50とを接続するバネ部材90を備える。
(固定体)
固定体20は、複数のケースを組み立てて構成される。すなわち、固定体20は、光軸方向L(Z軸方向)に見た場合に略8角形の外形をした筒状ケース210と、筒状ケース210に対して被写体側(+Z方向側)から組み付けられる前側ケース220と、筒状ケース210に対して像側(−Z方向側)から組み付けられる後側ケース230を備える。
筒状ケース210は、略8角形の筒状の胴部211と、胴部211の+Z方向の端部から内側に張り出した枠状の端板部212を備える。端板部212の中央には略8角形の開口部213が形成されている。胴部211は、X軸方向に対向する側板214、215と、Y軸方向に対向する側板216、217と、X軸方向およびY軸方向に対して45度傾いた4箇所の角部に設けられた側板218を備える。4箇所の側板218のうちの2箇所には矩形の切欠き219が形成されている。切欠き219は、側板218の−Z方向の端縁を+Z方向に切り欠いた形状である。後述するように、切欠き219は、可動体10の光軸回りの回転範囲を規制する規制部として機能する。
前側ケース220は、筒状ケース210の端板部212に当接する胴部221と、胴部221の+Z方向の端部から内側に張り出した端板部222を備える。端板部212の中央には円形開口部223が形成されている。胴部221の内周面は略円形であり、外周面は光軸方向Lに見た場合に略8角形である。胴部221の外周面は、X軸方向に対向する側面224、225と、Y軸方向に対向する側面226、227と、X軸方向およびY軸方向に対して45度傾いた4箇所の角部に設けられた側面228を備える。側面224〜227のうちの3面(−X方向、+Y方向、−Y方向を向く側面225、226、227)には係合突起229が形成されている。
後側ケース230は、光軸方向Lに対して垂直な円形の端板部231を備えており、端板部231の中央には円形開口部232が形成されている。また、後側ケース230は、端板部231の外周縁から径方向外側に突出し+Z方向に屈曲して立ち上がる係合板233、234、235を備える。係合板233、234、235は、前側ケース220の係合突起229が設けられた角度位置(−X方向、+Y方向、−Y方向)に形成され、係合板233、234、235の先端には係合孔236が形成されている。図1に示すように、後側ケース230を筒状ケース210に対して−Z方向側から組み付けると、筒状ケース210の+Z方向側の端部に組み付けられた前側ケース220の係合突起229が係合孔236に係合する。これにより、筒状ケース210、前側ケース220、および後側ケース230が一体に組み付けられる。
(ローリング用支持機構)
ローリング用支持機構30は、可動体10の被写体側(+Z方向)の端部を回転可能に支持する被写体側回転軸受部310と、可動体10の像側(−Z方向)の端部を回転可能に支持する像側回転軸受部320を備える。本形態では、被写体側回転軸受部310はボールベアリングであり、前側ケース220の内側に設けられた円形内周面に固定される外輪311と、可動体10に固定される内輪312と、外輪311と内輪312との間で転動可能に保持される複数の球体313を備える。また、内輪312と外輪311の間には、球体313が配置される隙間を覆うシール板314が取り付けられている。シール板314は球体313の+Z方向側および−Z方向側に配置される。
像側回転軸受部320はボールベアリングであり、可動体10の像側(−Z方向)の端部から−Z方向に突出するシャフト550を回転可能に支持する。後側ケース230の端板部231に設けられた円形開口部232に固定される外輪321と、シャフト550に固定される内輪322と、外輪321と内輪322との間で転動可能に保持される複数の球体323を備える。また、内輪322と外輪321の間には、球体323が配置される隙間を覆うシール板324が取り付けられている。シール板324は球体323の+Z方向側および−Z方向側に配置される。
像側回転軸受部320の外輪321は、+Z方向の端部にフランジ325が形成されている。フランジ325は、後側ケース230の端板部231に設けられた円形開口部232の内周縁と係合し、端板部231によって+Z方向に付勢されている。フランジ325
を介して外輪321を+Z方向に付勢することにより、像側回転軸受部320に与圧が加えられる。上述したように、後側ケース230は端板部231と繋がる係合板233、234、235を備えており、係合板233、234、235に形成された係合孔236が前側ケース220の係合突起229と係合している。従って、端板部231を備える後側ケースは、フランジ325を+Z方向に付勢する板ばねとして機能する。
(回転軸受ホルダ)
図5(a)は可動体10を被写体側(+Z方向側)から見た分解斜視図であり、図5(b)は回転軸受ホルダ50を像側(−Z方向側)から見た斜視図である。回転軸受ホルダ50は、被写体側回転軸受部310の内輪312が固定されるホルダ本体部510と、ホルダ本体部510の−Z方向の端部に形成された像側開口部511に固定される略円板状の底板520を備える。底板520の中央には貫通孔521が形成され、貫通孔521にはシャフト550が固定される。シャフト550は貫通孔521から−Z方向に突出する。図2、図4に示すように、底板520は貫通孔521の縁に沿って−Z方向へ突出する環状凸部522を備える。図2に示すように、シャフト550に固定される像側回転軸受部320の内輪322は、環状凸部522に−Z方向側から当接して位置決めされる。
底板520の外周縁には段部523が形成され、段部523の内周側に+Z方向に突出する環状凸部524が形成されている。環状凸部524はホルダ本体部510の像側開口部511の内側に嵌合する。環状凸部524の外周面には径方向と直交する方向に切り欠いた平面部525が形成され、像側開口部511の内周面は平面部525と嵌合する平面部512が形成されている(図5(b)参照)。従って、底板520はホルダ本体部510に対して相対回転しないように組み付けられ、底板520に固定されるシャフト550はホルダ本体部510と一体に回転する。
ホルダ本体部510は、被写体側(+Z方向)の端部に設けられた環状のベアリング固定部530と、ベアリング固定部530の−Z方向側に設けられたホルダ胴部540を備える。ホルダ胴部540は、光軸回りの複数の角度位置に形成された窓部541と、周方向に隣り合う窓部541を区画する縦枠部542を備える。縦枠部542は等角度間隔で4箇所に設けられている。4箇所の縦枠部542のうち、光軸を中心として180度離れた2箇所にはコイル固定部543が形成されている。縦枠部542はX軸方向(第1方向)とY軸方向(第2方向)の間の角度位置(第3方向)に配置されている。従って、コイル固定部543はX軸方向(第1方向)とY軸方向(第2方向)の間の角度位置(第3方向)に配置される。
(光学モジュール)
光学モジュール60は、回転軸受ホルダ50の内側に配置される。光学モジュール60は、光学素子2と、光学素子2を保持する鏡筒610と、鏡筒610を保持する鏡筒支持部材620と、イメージセンサ631やジャイロスコープ632、信号処理回路等が搭載された基板630と、鏡筒ホルダ640を備える。鏡筒支持部材620は、円筒部621と、円筒部621の−Z方向の端部に形成されたセンサ収容部622を備える。基板630はセンサ収容部622に固定される。鏡筒支持部材620の円筒部621には、鏡筒610の−Z方向の端部が挿入される。鏡筒610の−Z方向の端部および円筒部621の内周面にはねじ部が設けられている。
光学素子2を保持する鏡筒610および鏡筒支持部材620は、鏡筒ホルダ640によって保持される。図2、図3に示すように、鏡筒ホルダ640は、光軸方向に見た場合に略8角形の鏡筒ホルダ本体部641と、鏡筒ホルダ本体部641のX軸方向の両端においてY軸方向に延在する一対の壁部642、643と、鏡筒支持部材620のY軸方向の両端においてX軸方向に延在する一対の壁部644、645を備える。後述するように、壁
部642〜645には、揺動用磁気駆動機構80のコイル83が固定される。また、鏡筒ホルダ640は、鏡筒ホルダ本体部641の中央に形成された円形の貫通孔の縁から+Z方向に立ち上がる円筒部646を備える。図2に示すように、鏡筒ホルダ640の円筒部646の内側には光学モジュール60の鏡筒支持部材620が配置される。また、鏡筒ホルダ本体部641は光学モジュール60のセンサ収容部622に当接する。
(ジンバル機構)
ジンバル機構70は、鏡筒ホルダ640とホルダ本体部510との間に構成されている。ジンバル機構70は、鏡筒ホルダ640の第1軸線R1上の対角位置に設けられた2箇所の第1揺動支持部710と、ホルダ本体部510の第2軸線R2上の対角位置に設けられた2箇所の第2揺動支持部720と、第1揺動支持部710および第2揺動支持部720によって支持される可動枠730を備える。第1軸線R1および第2軸線R2は光軸方向Lと直交し、且つ、X軸方向およびY軸方向に対して45度傾いた方向である。従って、第1揺動支持部710および第2揺動支持部720はX軸方向(第1方向)とY軸方向(第2方向)の間の角度位置(第3方向)に配置される。図5(b)に示すように、第2揺動支持部720は、ホルダ本体部510の内側面に形成された凹部である。
可動枠730は、光軸方向Lから見た平面形状が略8角形の板状ばねである。可動枠730の外側面には、光軸回りの4か所に溶接等によって金属製の球体731が固定されている。この球体731は、鏡筒ホルダ640に設けられた第1揺動支持部710、および、ホルダ本体部510に設けられた第2揺動支持部720に保持される接点ばね740と点接触する。接点ばね740は板状ばねであり、第1揺動支持部710に保持される接点ばね740は第1軸線R1方向に弾性変形可能であり、第2揺動支持部720に保持される接点ばね740は第2軸線R2方向に弾性変形可能である。従って、可動枠730は、光軸方向Lと直交する2方向(第1軸線R1方向および第2軸線R2方向)の各方向回りに回転可能な状態で支持される。
(揺動用磁気駆動機構)
図6は回転軸受ホルダ50およびバネ部材90を取り外した可動体10、および揺動用磁気駆動機構80の磁石82を被写体側(+Z方向)から見た平面図である。図6において、固定体20の筒状ケース210の内面を破線で示す。図6に示すように、揺動用磁気駆動機構80は、光学モジュール60と固定体20の間に設けられた第1磁気駆動機構81Aおよび第2磁気駆動機構81Bを備える。第1磁気駆動機構81Aおよび第2磁気駆動機構81Bは、磁石82とコイル83を備える。図5(a)に示すように、コイル83は鏡筒ホルダ640のX軸方向の両側の壁部642、643およびY軸方向の両側の壁部644、645の外側面に保持される。図2〜図4、図6に示すように、磁石82は、固定体20の筒状ケース210に設けられた側板214、215、216、217の内側面に保持される。筒状ケース210は磁性材料から構成されており、磁石82に対するヨークとして機能する。
図6に示すように、鏡筒ホルダ640と筒状ケース210との間では、+X方向側、−X方向側、+Y方向側、−Y方向側のいずれにおいても、磁石82とコイル83とが対向する。鏡筒ホルダ640の+X方向側および−X方向側で対向する磁石82とコイル83は第1磁気駆動機構81Aを構成し、鏡筒ホルダ640の+Y方向側および−Y方向側で対向する磁石82とコイル83は第2磁気駆動機構81Bを構成する。磁石82は光軸方向L(すなわち、Z軸方向)に2分割され、内面側の磁極が分割位置(着磁分極線)を境にして異なるように着磁されている。コイル83は空芯コイルであり、+Z方向側および−Z方向側の長辺部分が有効辺として利用される。
鏡筒ホルダ640の+Y方向側および−Y方向側に位置する2組の第2磁気駆動機構8
1Bは、コイル83への通電時にX軸回りの同一方向の磁気駆動力が発生するように配線接続されている。また、鏡筒ホルダ640の+X方向側および−X方向側に位置する2組の第1磁気駆動機構81Aは、コイル83への通電時にY軸回りの同一方向の磁気駆動力が発生するように配線接続されている。揺動用磁気駆動機構80は、第2磁気駆動機構81BによるX軸回りの回転、および第1磁気駆動機構81AによるY軸回りの回転を合成することにより、光学モジュール60を第1軸線R1回りおよび第2軸線R2回りに回転させる。X軸回りの振れ補正、およびY軸回りの振れ補正を行う場合は、第1軸線R1回りの回転および第2軸線R2回りの回転を合成する。
光学モジュール60の鏡筒610は、鏡筒ホルダ640と筒状ケース210との間に設けられた揺動用磁気駆動機構80よりも被写体側(+Z方向)に突出する。回転軸受ホルダ50のホルダ本体部510に設けられたベアリング固定部530は、被写体側(+Z方向)に突出する鏡筒610の外周側を囲むように構成されている。つまり、回転軸受ホルダ50によって、鏡筒610の被写体側(+Z方向)の先端部が保護される。
(バネ部材)
図2、図5に示すように、バネ部材90は、鏡筒ホルダ640を介して光学モジュール60とホルダ本体部510とを接続する。揺動用磁気駆動機構80が駆動されていない静止状態にあるときの鏡筒ホルダ640および光学モジュール60の姿勢は、バネ部材90によって定まる。図5(a)に示すように、バネ部材90は、金属板を加工した矩形枠状の板バネである。バネ部材90は、その外周部に設けられた固定体側連結部91がホルダ本体部510の内面から下側に突出するバネ取付部514(図5(b)参照)に固定される。また、バネ部材90の内周部に設けられた可動体側連結部92が鏡筒ホルダ640の円筒部646の被写体側(+Z方向)の端面に固定される。固定体側連結部91と可動体側連結部92はアーム部93によって繋がっている。バネ部材90は円筒部646の被写体側の端面に形成した接着剤層を介して円筒部646に固定される。従って、バネ部材90が固定された状態では、バネ部材90は円筒部646の被写体側の端面から+Z方向に浮いている。
(ローリング用磁気駆動機構)
図7は可動体10および磁石82、42を被写体側(+Z方向)から見た平面図である。図7において、固定体20の筒状ケース210の内面を破線で示す。図7に示すように、ローリング用磁気駆動機構40は、可動体10と固定体20の間に設けられた2組の磁気駆動機構41を備える。各磁気駆動機構41は、磁石42とコイル43を備える。図3〜図5に示すように、コイル43は回転軸受ホルダ50の縦枠部542に設けられたコイル固定部543に固定される。コイル43への給電用のフレキシブル配線基板45は、ベアリング固定部530とホルダ胴部540との間に設けられた環状面544(図2、図5(a)参照)に配置され、コイル固定部543へ引き回される。
図2、図3、図7に示すように、磁石42は、固定体20の筒状ケース210に設けられた4箇所の側板218のうち、コイル固定部543が設けられた角度位置に位置する2箇所の側板218の内側面に固定される。コイル固定部543はX軸方向(第1方向)とY軸方向(第2方向)に対して45度傾いた方向(第3方向)に位置する。従って、ローリング用磁気駆動機構40を構成する2組の磁気駆動機構41は、X軸方向(第1方向)とY軸方向(第2方向)の間の方向(第3方向)に位置する。本形態では、第3方向はジンバル機構70の第2軸線R2の方向と一致する。
(光学ユニットの振れ補正)
光学ユニット1は、上記のように、X軸回りの振れ補正、およびY軸回りの振れ補正を行う揺動用磁気駆動機構80を備える。従って、ピッチング(縦揺れ)方向およびヨーイ
ング(横揺れ)方向の振れ補正を行うことができる。また、光学ユニット1はローリング用磁気駆動機構40を備えるため、ローリング方向の振れ補正を行うことができる。光学ユニット1は、光学モジュール60がジャイロスコープ632を備えるため、ジャイロスコープ632によって直交する3軸回りの振れを検出して、検出した振れを打ち消すように揺動用磁気駆動機構80およびローリング用磁気駆動機構40を駆動する。
ローリング用磁気駆動機構40の磁気駆動機構41を構成する磁石42の着磁分極線と対向する位置には磁気センサ44(図5(a)参照)が配置される。磁気センサ44は、コイル83の中央に配置され、回転軸受ホルダ50に設けられたコイル固定部543に固定される。ローリング用磁気駆動機構40は、磁気センサ44からの信号に基づいて検出されたローリング方向の原点位置に基づいて制御され、光学モジュール60を光軸回りに回転させてローリング方向の振れ補正を行う。
(ストッパ機構)
回転軸受ホルダ50のホルダ本体部510は、外周側に突出する矩形の凸部513を備える。凸部513はホルダ本体部510の像側(−Z方向)の端部に形成されており、固定体20の筒状ケース210に設けられた切欠き219に対応する角度位置に配置される。固定体20の内側に可動体10を組み付けると、図1に示すように、切欠き219に凸部513が嵌合する。切欠き219の周方向の幅は、凸部513の周方向の幅よりも大きい。従って、回転軸受ホルダ50が筒状ケース210に対して光軸回りに相対回転する角度範囲は、回転軸受ホルダ50の内周縁に凸部513が当接することによって規制される。すなわち、切欠き219は回転軸受ホルダ50を備える可動体10の光軸回りの回転を規制する規制部として機能し、凸部513および切欠き219によって可動体10の光軸回りの回転を規制するストッパ機構が構成される。本形態では、ストッパ機構によって規制される可動体10の回転範囲は±6度になるように構成されている。
(本形態の主な作用効果)
以上のように、本形態の光学ユニット1は、被写体側回転軸受部310および像側回転軸受部320によって光学モジュール60を備えた可動体10を光軸回りに回転可能に支持する。このように、光学モジュール60の被写体側および像側の2箇所に回転軸受部を設けることにより、光学モジュール60の傾きを抑制でき、光学モジュール60が光軸回りに回転する際のがたつきを抑制できる。また、回転軸受部が1箇所では光学モジュール60が片持ち状態になり、衝撃が加わった場合に捻れのような荷重が加わる。回転軸受部はこのような荷重に弱い為、衝撃時に壊れる可能性がある。本形態は2箇所の回転軸受部(被写体側回転軸受部310、像側回転軸受部320)で光学モジュール60を支持しており、光学モジュール60が片持ち状態になることを避けることができるので、捻れ方向の力が掛かることが無い。従って、光学モジュール60の傾きを抑制することにより、回転軸受部が衝撃時に壊れるおそれを少なくすることができる。
本形態では、光学回りに回転する可動体10は、揺動用磁気駆動機構80を介して光学モジュール60を揺動可能に支持する回転軸受ホルダ50を備え、回転軸受ホルダ50に被写体側回転軸受部310および像側回転軸受部320が固定される。また、ローリング用磁気駆動機構40を構成するコイル43も回転軸受ホルダ50に固定される。従って、回転軸受ホルダ50の傾きが規制されているので、回転軸受ホルダ50に固定されたコイル43の位置が変化するおそれが少ない。よって、固定体20に固定された磁石42とコイル43との位置関係が変化するおそれが少ない。また、回転軸受ホルダ50に対して光学モジュール60が揺動して、回転軸受ホルダ50は固定体20に対してローリングするので、光学モジュール60が揺動しても回転軸受ホルダ50と固定体20の相対位置の変化はない。従って、ローリング用磁気駆動機構40の駆動力の変化を抑制できる。
本形態では、ローリング用磁気駆動機構40の磁石42とコイル43のうち、磁石42が固定体20に固定され、コイル43は回転軸受ホルダ50に固定されている。このように、光軸回りに回転する可動体10に磁石42とコイル43のうちでより軽量な方を固定することにより、可動体10を軽量化することができる。従って、ローリング用磁気駆動機構40の必要駆動力を小さくすることができるので、ローリング用磁気駆動機構40を小型化できる。
本形態の回転軸受ホルダ50は、光学モジュール60の像側(−Z方向)に開口する像側開口部511が形成されたホルダ本体部510を備え、像側開口部511に固定される底板520に像側回転軸受部320によって回転可能に支持されるシャフト550が設けられる。また。固定体20の後側ケース230は、像側回転軸受部320のフランジ325に対して−Z方向から係合して、像側回転軸受部320を底板520側へ付勢する。このような構造であれば、回転軸受ホルダ50のホルダ本体部510に組み付けられた光学モジュール60の像側(撮像素子側)から底板520および像側回転軸受部320を取り付けることができる。従って、像側回転軸受部320の組み付け作業が容易である。また、像側回転軸受部320としてボールベアリングを用いる場合に、後側ケース230によってフランジ325を底板520側に付勢して、ボールベアリングに与圧をかけることができる。これにより、ボールベアリングの球体323と内輪322、外輪321との隙間をなくすことができるので、回転時のがたつきを少なくすることができる。なお、像側回転軸受部320の外輪321を後側ケース230によって底板520側に付勢する構造は、外輪321にフランジ325を形成して円形開口部232の内周縁と係合させる構造でなくてもよい。例えば、円形開口部232の内周縁と外輪321との間に他の係合構造を設けても良い。あるいは、外輪321の−Z方向の端面を後側ケース230の端板部231に固定する構造であってもよい。
本形態では、光軸回りに回転する可動体10が揺動用磁気駆動機構80を備えており、揺動用磁気駆動機構80は、光学モジュール60に対してX軸方向(第1方向)の両側に第1磁気駆動機構81Aを配置し、Y軸方向(第2方向)の両側に第2磁気駆動機構81Bを配置して構成される。そして、ローリング用磁気駆動機構40は、X軸方向(第1方向)およびY軸方向(第2方向)に対して45度傾いた方向(第3方向:第2軸線R2方向)の両側に配置される。従って、揺動用磁気駆動機構80を構成する第1磁気駆動機構81Aと第2磁気駆動機構81Bの間のスペースを利用してローリング用磁気駆動機構40を配置できるため、光学ユニット1を小型化できる。
本形態では、被写体側回転軸受部310は、回転軸受ホルダ50を介して光学モジュール60を回転可能に支持する。具体的には、被写体側回転軸受部310の内輪312が回転軸受ホルダ50に固定される。また、回転軸受ホルダ50は、揺動支持機構であるジンバル機構70を保持しており、ジンバル機構70を介して光学モジュール60を揺動可能に支持する。つまり、回転軸受ホルダ50にボールベアリングの保持機能とジンバル機構70の保持機能を兼ね備えさせているので、光学ユニット1の構造を簡素化することができ、部材点数を削減できる。
本形態のジンバル機構70は、可動枠730を第1揺動支持部710および第2揺動支持部720によって支持する構造であり、第1揺動支持部710および第2揺動支持部720はX軸方向およびY軸方向の間の角度位置である第1軸線R1上および第2軸線R2上に配置される。従って、揺動用磁気駆動機構80を構成する第1磁気駆動機構81Aおよび第2磁気駆動機構81Bの間のスペースを利用してジンバル機構70を配置できるので、光学ユニット1を小型化できる。
本形態では、回転軸受ホルダ50の外周面に凸部513が形成され、固定体20は、凸
部513の周方向の移動範囲を規制する規制部として機能する切欠き219を備える。従って、回転軸受ホルダ50と固定体20によって、可動体10のローリング方向の回転範囲を規制するストッパ機構を構成することができる。
本形態では、光学モジュール60の鏡筒610を保持する鏡筒ホルダ640に揺動用磁気駆動機構80を構成するコイル83が固定される。従って、光学モジュール60に電流が供給される部品を集約できるので、電流供給用の配線を集約できる。なお、プリントコイル等を用いれば、コイル83自体も1部品に集約することができる。
本形態では、光学モジュール60の鏡筒610は、揺動用磁気駆動機構80に対して被写体側(+Z方向)に突出する。回転軸受ホルダ50は、鏡筒610の被写体側の端部の外周側を囲むベアリング固定部530を備えている。従って、回転軸受ホルダ50に鏡筒610を保護する保護機能、および被写体側回転軸受部310の保持機能を兼ね備えさせることができる。
本形態では、ローリング用磁気駆動機構40を構成する磁石42の着磁分極線と対向する位置に配置される磁気センサ44を有し、磁気センサ44の出力に基づいて検出されるローリング方向の原点位置に基づいてローリング用磁気駆動機構40が制御される。従って、原点位置に復帰させるためのばねを設ける必要がない。また、ばねによって原点位置に復帰させる構成と異なり、原点位置に復帰する際の揺れ戻りをなくすことができる。また、駆動方向を検出してローリング用磁気駆動機構40の制御を行うことも可能である。
(変形例)
(1)上記形態のローリング用磁気駆動機構40は、可動体10を挟んで反対側に磁気駆動機構41が2組配置されているが、磁気駆動機構41は1組のみであってもよい。また、磁気駆動機構41は3組以上であってもよい。
(2)揺動用磁気駆動機構80の第1磁気駆動機構81Aおよび第2磁気駆動機構81Bは、光学モジュール60を挟んで反対側に2組ずつ配置されているが、第1磁気駆動機構81Aおよび第2磁気駆動機構81Bはそれぞれ1組ずつであってもよい。
(3)ローリング用磁気駆動機構40を構成する磁石42とコイル43の配置を逆にしてもよい。また、揺動用磁気駆動機構80の第1磁気駆動機構81Aおよび第2磁気駆動機構81Bを構成する磁石82とコイル83の配置を逆にしてもよい。
(4)上記形態のローリング用支持機構30はボールベアリングであるが、ボールベアリング以外の回転軸受部を用いることもできる。例えば、被写体側回転軸受部310と像側回転軸受部320のうちのうちの一方あるいは両方として、滑り軸受を用いることができる。滑り軸受は、含有メタル軸受であってもよいし、樹脂製の軸受部材の表面にフッ素コーティングなどを行ったものでもよい。滑り軸受を用いることにより、軽量化およびコストダウンを図ることができる。
(5)上記形態では、磁気センサ44によってローリング方向の原点位置を検出するが、磁気センサ44を用いず、回転軸受ホルダ50と固定体20との間に原点位置に復帰させるバネ部材を設けることもできる。
(他の実施形態)
図8は他の実施形態のローリング用磁気駆動機構1040および像側回転軸受部320を示す断面図および平面図であり、図8(a)はローリング用磁気駆動機構1040および像側回転軸受部320の断面図であり、図8(b)は被写体側(+Z方向)から見た平
面図である。上記形態のローリング用磁気駆動機構40は光学モジュール60の外周側に磁気駆動機構41を配置して構成されており、磁石42とコイル43は光学モジュール60の径方向に対向するように配置されていたが、他の位置にローリング用磁気駆動機構40を設けることもできる。本形態のローリング用磁気駆動機構1040は、光軸方向Lに対向する磁石1042およびコイル1043を備える。像側回転軸受部320はボールベアリングであり、上記形態と同一の構成であるため、説明は省略する。なお、像側回転軸受部320として、ボールベアリングでなく滑り軸受を用いることもできる。
図8(a)に示すように、磁石1042は、固定体20を構成する後側ケース230の端板部231の被写体側(+Z方向)に固定される。コイル1043は、回転軸受ホルダ50の底板520の像側(−Z方向)に固定される。従って、磁石1042とコイル1043は光軸方向Lに対向する。図8(b)に示すように、コイル1043は光軸を中心とする扇型の空芯コイルであり、径方向に延在する有効辺1043aを周方向に離れた2箇所に備えている。有効辺1043aの向きが径方向と一致していれば、光軸回りの回転に不必要な駆動力の発生を減らすことができる。磁石1042は光軸を中心とする扇型である。磁石1042は周方向に2分割され、コイル1043と対向する面の磁極が分割位置(着磁分極線1042a)を境にして異なるように着磁されている。着磁分極線1042aは、2つの有効辺1043aの中間に位置する。
本形態のローリング用磁気駆動機構1040は、回転軸受ホルダ50の底板520と後側ケース230の端板部231との間において、像側回転軸受部320の外周側に存在する空きスペースを利用して配置される。従って、光学ユニット1を小型化できる。
1…光学ユニット、2…光学素子、10…可動体、20…固定体、30…ローリング用支持機構、40…ローリング用磁気駆動機構、41…磁気駆動機構、42…磁石、43…コイル、44…磁気センサ、45…フレキシブル配線基板、50…回転軸受ホルダ、60…光学モジュール、70…ジンバル機構、80…揺動用磁気駆動機構、81A…第1磁気駆動機構、81B…第2磁気駆動機構、82…磁石、83…コイル、90…バネ部材、91…固定体側連結部、92…可動体側連結部、93…アーム部、210…筒状ケース、211…胴部、212…端板部、213…開口部、214、215、216、217…側板、218…側板、219…切欠き、220…前側ケース、221…胴部、222…端板部、223…円形開口部、224、225、226、227…側面、228…側面、229…係合突起、230…後側ケース、231…端板部、232…円形開口部、233、234、235…係合板、236…係合孔、310…被写体側回転軸受部、311…外輪、312…内輪、313…球体、314…シール板、320…像側回転軸受部、321…外輪、322…内輪、323…球体、324…シール板、325…フランジ、510…ホルダ本体部、511…像側開口部、512…平面部、513…凸部、514…バネ取付部、520…底板、521…貫通孔、522…環状凸部、523…段部、524…環状凸部、525…平面部、530…ベアリング固定部、540…ホルダ胴部、541…窓部、542…縦枠部、543…コイル固定部、544…環状面、550…シャフト、610…鏡筒、620…鏡筒支持部材、621…円筒部、622…センサ収容部、630…基板、631…イメージセンサ、632…ジャイロスコープ、640…鏡筒ホルダ、641…鏡筒ホルダ本体部、642、643、644、645…壁部、646…円筒部、710…第1揺動支持部、720…第2揺動支持部、730…可動枠、731…球体、740…接点ばね、1040…ローリング用磁気駆動機構、1042…磁石、1042a…着磁分極線、1043…コイル、1043a…有効辺、L…光軸方向、R1…第1軸線、R2…第2軸線

Claims (14)

  1. 光学素子を備える光学モジュールと、前記光学モジュールを光軸と交差する軸周りに揺動させる揺動用磁気駆動機構と、前記光学モジュールを前記光軸周りに回転可能に支持するローリング用支持機構と、前記ローリング用支持機構を支持する固定体と、前記光学モジュールを前記光軸周りに回転させるローリング用磁気駆動機構と、を有し、
    前記ローリング用支持機構は、前記光学モジュールの被写体側に設けられた被写体側回転軸受部と、前記光学モジュールの像側に設けられた像側回転軸受部と、を備えることを特徴とする光学ユニット。
  2. 前記揺動用磁気駆動機構を介して前記光学モジュールを揺動可能に支持する回転軸受ホルダを有し、
    前記被写体側回転軸受部および前記像側回転軸受部は前記回転軸受ホルダに固定され、
    前記ローリング用磁気駆動機構を構成する磁石およびコイルの一方は前記回転軸受ホルダに固定され、他方は前記固定体に固定されることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
  3. 前記磁石は前記固定体に固定され、前記コイルは前記回転軸受ホルダに固定されることを特徴とする請求項2に記載の光学ユニット。
  4. 前記回転軸受ホルダは、前記光学モジュールの像側に開口する像側開口部が形成されたホルダ本体部と、前記像側開口部に固定される底板とを備え、
    前記底板に前記像側回転軸受部によって回転可能に支持されるシャフトが設けられ、
    前記固定体は、前記像側回転軸受部を前記底板側へ付勢するケースを備えることを特徴とする請求項2または3に記載の光学ユニット。
  5. 前記像側回転軸受部は前記ケースによって前記底板側に付勢される外輪、および、前記シャフトが固定される内輪を備えるボールベアリングであることを特徴とする請求項4に記載の光学ユニット。
  6. 前記揺動用磁気駆動機構は、前記光学モジュールに対して前記光軸と交差する第1方向の一方側もしくは両側に配置される第1磁気駆動機構と、前記光学モジュールに対して前記光軸および前記第1方向と交差する第2方向の一方側もしくは両側に配置される第2磁気駆動機構と、を備え、
    前記ローリング用磁気駆動機構は、前記光学モジュールに対して、前記第1方向と前記第2方向の間の第3方向の一方側もしくは両側に配置されることを特徴とする請求項2から5の何れか一項に記載の光学ユニット。
  7. 前記ローリング用磁気駆動機構を構成する前記磁石および前記コイルは前記光軸方向に対向することを特徴とする請求項2から5の何れか一項に記載の光学ユニット。
  8. 前記コイルは、前記光軸を中心に径方向に延びる有効辺を周方向に離れた2箇所に備え、
    前記磁石の着磁分極線は、前記2箇所の前記有効辺の間に位置することを特徴とする請求項7に記載の光学ユニット。
  9. 前記被写体側回転軸受部は、前記回転軸受ホルダに固定される内輪、および、前記固定体に固定される外輪を備えるボールベアリングであり、
    前記回転軸受ホルダは、前記光学モジュールを揺動可能に支持する揺動支持機構を保持することを特徴とする請求項6から8の何れか一項に記載の光学ユニット。
  10. 前記揺動支持機構はジンバル機構であり、
    前記ジンバル機構は、前記光学モジュールに設けられた第1揺動支持部と、前記回転軸受ホルダに設けられた第2揺動支持部と、前記第1揺動支持部および前記第2揺動支持部によって支持される可動枠と、を備え、
    前記第1揺動支持部および前記第2揺動支持部は、前記第1方向と前記第2方向の角度間に配置されることを特徴とする請求項9に記載の光学ユニット。
  11. 前記回転軸受ホルダの外周面に凸部が形成され、
    前記固定体は、前記凸部の周方向の移動範囲を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項2から10の何れか一項に記載の光学ユニット。
  12. 前記光学モジュールに、前記揺動用磁気駆動機構を構成するコイルが固定されることを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の光学ユニット。
  13. 前記光学モジュールは、前記光学素子を保持する鏡筒を備え、
    被写体側回転軸受部は、前記揺動用磁気駆動機構よりも前記被写体側に位置する前記鏡筒の前記被写体側の端部の外周側に位置することを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の光学ユニット。
  14. 前記ローリング用磁気駆動機構を構成する磁石の着磁分極線と対向する位置に配置される磁気センサを有し、
    前記ローリング用磁気駆動機構は、前記磁気センサの出力に基づいて検出されるローリング方向の原点位置に基づいて制御されることを特徴とする請求項1から13の何れか一項に記載の光学ユニット。
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