JP2018074060A - 積層型熱交換器、および積層型熱交換器の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、第1アウタープレートに対して積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートの間に配置されて、第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
第1冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
第2冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備え、
第1アウタープレートおよび第2アウタープレートは、それぞれの幅方向一方側の外縁部(275a、275b)が中間プレートを挟んで合わさった状態で第1ろう付け部(40a、40b)にて接合された状態になっており、
第1インナーフィンおよび第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンは、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートのうち一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと中間プレートとに対してろう付け部にて接合された状態になっており、
一方のインナーフィンのうち、一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い幅方向一方側の端部のろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
中間プレートのうち第1ろう付け部と第2ろう付け部との間には、第1スリット(282a)が設けられている。
複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、第1アウタープレートに対して積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートの間に配置されて、第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
第1冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
第2冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備え、
第1アウタープレートおよび第2アウタープレートは、それぞれの幅方向一方側の外縁部が合わさった状態で第1ろう付け部(40e)にて接合された状態になっており、
第1インナーフィンおよび第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンは、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートのうち一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと中間プレートとに対してろう付け部にて接合された状態になっており、
一方のインナーフィンのうち、一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い幅方向一方側の端部のろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
中間プレートと第1ろう付け部との間には第1間隔(290a)が設けられており、
第1間隔は、第1ろう付け部と第2ろう付け部との間に配置されている。
複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、第1アウタープレートに対して積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートの間に配置されて、第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
第1冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
第2冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備える積層型熱交換器の製造方法であって、
第1アウタープレート、第2アウタープレート、中間プレート、第1インナーフィン、および第2インナーフィンを組み立てる組み立て工程(S110)と、
第1アウタープレートの外縁部と第2アウタープレートの外縁部とを中間プレートを挟んだ状態でろう付け部にて接合しつつ、第1インナーフィンおよび第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンと、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートのうち一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと、中間プレートとをろう付け部にて接合するろう付け工程(S120)と、を備え、
第1アウタープレートの幅方向一方側の外縁部と第2アウタープレートの幅方向一方側の外縁部とを中間プレートを挟んだ状態で接合したろう付け部を第1ろう付け部(40a、40b)とし、
第1インナーフィンおよび第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンのうち、一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い幅方向一方側の端部のろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
ろう付け工程では、中間プレートのうち第1ろう付け部および第2ろう付け部の間に設けられた第1スリット(282a)が第1ろう付け部と第2ろう付け部との間でろう材の流通を抑制した状態で、第1アウタープレート、第2アウタープレート、中間プレート、第1インナーフィン、および第2インナーフィンを接合する。
複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、第1アウタープレートに対して積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートの間に配置されて、第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
第1冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
第2冷媒流路に収納されて、被冷却対象と冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備える積層型熱交換器の製造方法であって、
第1アウタープレート、第2アウタープレート、中間プレート、第1インナーフィン、および第2インナーフィンを組み立てる組み立て工程(S110)と、
第1アウタープレートの外縁部と第2アウタープレートの外縁部とを合わせた状態でろう付け部にて接合しつつ、第1インナーフィンおよび第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンと、第1アウタープレートおよび第2アウタープレートのうち一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと、中間プレートとをろう付け部にて接合するろう付け工程(S120)と、を備え、
第1アウタープレートの幅方向一方側の外縁部と第2アウタープレートの幅方向一方側の外縁部とを接合したろう付け部を第1ろう付け部(40e)とし、
第1インナーフィンおよび第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンのうち、一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い幅方向一方側の端部のろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
第1アウタープレートの幅方向一方側の外縁部と第2アウタープレートのうち幅方向一方側の外縁部とが合わさる部分を第1合わさせ部(400a)とし、
組み立て工程では、第1合わさせ部に対して第1間隔(282a)を開けて中間プレートを配置し、
ろう付け工程では、第1間隔が第1ろう付け部と第2ろう付け部との間でろう材の流通を抑制した状態で、第1アウタープレート、第2アウタープレート、中間プレート、第1インナーフィン、および第2インナーフィンを接合する。
図1は、本発明の本実施形態における積層型冷却器1の全体構成を示した図である。図2は積層型冷却器1をチューブ積層方向DRstの一方側から視た図である。
上記第1実施形態では、中間プレート28にろう材流通抑制部としてのスリット282a、282bを設けた例について説明したが、これに代えて、中間プレートおよびろう付け部300の間にろう材流通抑制部として間隔を設けた本第2実施形態について図10、図11を参照して説明する。
(1)上記第1、第2実施形態では、本発明の電子部品4によって、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を構成する例について説明したが、これに代えて、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置を本発明の電子部品4によって構成してもよい。
(2)上記第1、第2実施形態では、本発明の被冷却対象として電子部品4を用いた例について説明したが、電子部品以外の他の対象(例えば、各種部品や流体)を本発明の被冷却対象としてもよい。
(3)上記第1実施形態では、中間プレート28に2つのスリット282a、282bを設けた例について説明したが、これに限らず、2つのスリット282a、282bのうち一方のスリットを中間プレート28に設けてもよい。
(4)上記第2実施形態では、2つの間隔290a、290bを設けるように中間プレート28を配置した例について説明したが、これに限らず、2つの間隔290a、290bのうち一方の間隔を設けるように中間プレート28を配置してもよい。
(5)なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
2 冷却管
4 電子部品(被冷却対象)
27a、27b アウタープレート(第1、第2アウタープレート)
28 中間プレート
29a、29b インナーフィン
282a、282b スリット
40a、40b、40c、40d ろう付け部(第1ろう付け部)
40e、40f ろう付け部(第1ろう付け部)
41a、41b、41c、41d ろう付け部(第2ろう付け部)
Claims (8)
- 複数本の冷却管(2)と被冷却対象(4)とを備え、前記冷却管と前記被冷却対象とが交互に積層方向に並ぶように前記複数本の冷却管と前記被冷却対象とが積層されている積層型熱交換器であって、
前記複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、前記第1アウタープレートに対して前記積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートの間に配置されて、前記第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と前記第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
前記第1冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
前記第2冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備え、
前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートは、それぞれの幅方向一方側の外縁部(275a、275b)が前記中間プレートを挟んで合わさった状態で第1ろう付け部(40a、40b)にて接合された状態になっており、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンは、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートのうち一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと前記中間プレートとに対してろう付け部にて接合された状態になっており、
前記一方のインナーフィンのうち、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い前記幅方向一方側の端部の前記ろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
前記中間プレートのうち前記第1ろう付け部と前記第2ろう付け部との間には、第1スリット(282a)が設けられている積層型熱交換器。 - 前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートは、それぞれの幅方向他方側の外縁部が前記中間プレートを挟んで合わさった状態で第3ろう付け部(40c、40d)にて接合された状態になっており、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンのうち、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い前記幅方向他方側の端部の前記ろう付け部を第4ろう付け部(41c、41d)とし、
前記中間プレートのうち前記第3ろう付け部と前記第4ろう付け部との間には、第2スリット(282b)が設けられている請求項1に記載の積層型熱交換器。 - 複数本の冷却管(2)と被冷却対象(4)とを備え、前記冷却管と前記被冷却対象とが交互に積層方向に並ぶように前記複数本の冷却管と前記被冷却対象とが積層されている積層型熱交換器であって、
前記複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、前記第1アウタープレートに対して前記積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートの間に配置されて、前記第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と前記第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
前記第1冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
前記第2冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備え、
前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートは、それぞれの幅方向一方側の外縁部が合わさった状態で第1ろう付け部(40e)にて接合された状態になっており、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンは、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートのうち前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと前記中間プレートとに対してろう付け部にて接合された状態になっており、
前記一方のインナーフィンのうち、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い前記幅方向一方側の端部の前記ろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
前記中間プレートと前記第1ろう付け部との間には第1間隔(290a)が設けられており、
前記第1間隔は、前記第1ろう付け部と前記第2ろう付け部との間に配置されている積層型熱交換器。 - 前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートは、それぞれの幅方向他方側の外縁部が合わさった状態で第3ろう付け部(40f)にて接合された状態になっており、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンは、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い前記幅方向他方側の端部の前記ろう付け部を第4ろう付け部(41c、41d)とし、
前記中間プレートと前記第3ろう付け部との間には第2間隔(290b)が設けられており、
前記第2間隔は、前記第3ろう付け部と前記第4ろう付け部との間に配置されている請求項3に記載の積層型熱交換器。 - 複数本の冷却管(2)と被冷却対象(4)とを備え、前記冷却管と前記被冷却対象とが交互に積層方向に並ぶように前記複数本の冷却管と前記被冷却対象とが積層されており、
前記複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、前記第1アウタープレートに対して前記積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートの間に配置されて、前記第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と前記第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
前記第1冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
前記第2冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備える積層型熱交換器の製造方法であって、
前記第1アウタープレート、前記第2アウタープレート、前記中間プレート、前記第1インナーフィン、および前記第2インナーフィンを組み立てる組み立て工程(S110)と、
前記第1アウタープレートの外縁部と前記第2アウタープレートの外縁部とを前記中間プレートを挟んだ状態でろう付け部にて接合しつつ、前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンと、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートのうち前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと、前記中間プレートとをろう付け部にて接合するろう付け工程(S120)と、を備え、
前記第1アウタープレートの幅方向一方側の外縁部と前記第2アウタープレートの幅方向一方側の外縁部とを前記中間プレートを挟んだ状態で接合した前記ろう付け部を第1ろう付け部(40a、40b)とし、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンのうち、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い前記幅方向一方側の端部の前記ろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
前記ろう付け工程では、前記中間プレートのうち前記第1ろう付け部および前記第2ろう付け部の間に設けられた第1スリット(282a)が前記第1ろう付け部と前記第2ろう付け部との間でろう材の流通を抑制した状態で、前記第1アウタープレート、前記第2アウタープレート、前記中間プレート、前記第1インナーフィン、および前記第2インナーフィンを接合する積層型熱交換器の製造方法。 - 前記第1アウタープレートの幅方向他方側の外縁部と前記第2アウタープレートの幅方向他方側の外縁部とを前記中間プレートを挟んだ状態で接合した前記ろう付け部を第3ろう付け部(40c、40d)とし、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンのうち、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い前記幅方向他方側の端部の前記ろう付け部を第4ろう付け部(41c、41d)とし、
前記ろう付け工程では、前記中間プレートのうち前記第3ろう付け部および前記第4ろう付け部の間に設けられた第2スリット(282b)が前記第3ろう付け部と前記第4ろう付け部との間でろう材の流通を抑制した状態で、前記第1アウタープレート、前記第2アウタープレート、前記中間プレート、前記第1インナーフィン、および前記第2インナーフィンを接合する請求項5に記載の積層型熱交換器の製造方法。 - 複数本の冷却管(2)と被冷却対象(4)とを備え、前記冷却管と前記被冷却対象とが交互に積層方向に並ぶように前記複数本の冷却管と前記被冷却対象とが積層されており、
前記複数本の冷却管は、
第1アウタープレート(27a)と、前記第1アウタープレートに対して前記積層方向一方側に配置されている第2アウタープレート(27b)と、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートの間に配置されて、前記第1アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第1冷媒流路(2d)と前記第2アウタープレートとの間に冷媒を流通させる第2冷媒流路(2e)とを形成する中間プレート(28)とをそれぞれ備え、
前記第1冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第1インナーフィン(29a)と
前記第2冷媒流路に収納されて、前記被冷却対象と前記冷媒との間の熱交換を促進する第2インナーフィン(29b)とを備える積層型熱交換器の製造方法であって、
前記第1アウタープレート、前記第2アウタープレート、前記中間プレート、前記第1インナーフィン、および前記第2インナーフィンを組み立てる組み立て工程(S110)と、
前記第1アウタープレートの外縁部と前記第2アウタープレートの外縁部とを合わせた状態でろう付け部にて接合しつつ、前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンと、前記第1アウタープレートおよび前記第2アウタープレートのうち前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートと、前記中間プレートとをろう付け部にて接合するろう付け工程(S120)と、を備え、
前記第1アウタープレートの幅方向一方側の外縁部と前記第2アウタープレートの幅方向一方側の外縁部とを接合した前記ろう付け部を第1ろう付け部(40e)とし、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンのうち、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い幅方向一方側の端部の前記ろう付け部を第2ろう付け部(41a、41b)とし、
前記第1アウタープレートの幅方向一方側の前記外縁部と前記第2アウタープレートのうち幅方向一方側の前記外縁部とが合わさる部分を第1合わさせ部(400a)とし、
前記組み立て工程では、前記第1合わさせ部に対して第1間隔(282a)を開けて前記中間プレートを配置し、
前記ろう付け工程では、前記第1間隔が前記第1ろう付け部と前記第2ろう付け部との間でろう材の流通を抑制した状態で、前記第1アウタープレート、前記第2アウタープレート、前記中間プレート、前記第1インナーフィン、および前記第2インナーフィンを接合する積層型熱交換器の製造方法。 - 前記第1アウタープレートの幅方向他方側の外縁部と前記第2アウタープレートの幅方向他方側の外縁部とを接合した前記ろう付け部を第3ろう付け部(40f)とし、
前記第1インナーフィンおよび前記第2インナーフィンのうち一方のインナーフィンのうち、前記一方のインナーフィンに対応するアウタープレートに最も近い幅方向他方側の端部の前記ろう付け部を第4ろう付け部(41c、41d)とし、
前記第1アウタープレートの幅方向他方側の前記外縁部と前記第2アウタープレートのうち幅方向他方側の前記外縁部とが合わさる部分を第2合わさせ部(400b)とし、
前記組み立て工程では、前記第2合わさせ部に対して第2間隔(282b)を開けて前記中間プレートを配置し、
前記ろう付け工程では、前記第1間隔が前記第3ろう付け部と前記第4ろう付け部との間でろう材の流通を抑制した状態で、前記第1アウタープレート、前記第2アウタープレート、前記中間プレート、前記第1インナーフィン、および前記第2インナーフィンを接合する請求項7に記載の積層型熱交換器の製造方法。
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