JP2018072768A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置本体から高圧の供給される画像形成部が有するメモリへのデータの書き込みができないことを低減することを目的とする。【解決手段】 画像形成中に、画像形成部が有するメモリにデータの書き込みを行う書き込み処理を行い、書き込み処理が正常に完了したか否かを判定し、書き込み処理が正常に完了しなかった場合は、書き込み処理を繰り返すとともに、繰り返し回数をカウントし、繰り返し回数が所定回数に達した場合は画像形成中において書き込み処理を停止し、画像形成中において書き込み処理を停止した場合は、画像形成終了後に前記書き込み処理を行う。【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成ユニットが有するメモリにデータの書き込みを行う画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式の画像形成装置は高圧電源を用いて画像形成部を駆動している。また、ドラムや現像器をカートリッジユニットに収め、ドラムや現像器といった消耗ユニットを簡易に交換できるようにしている画像形成装置が知られている。このようなカートリッジユニットを有する画像形成装置では、カートリッジユニット内のドラムおよび原現像器に、画像形成装置本体から接点を介して高圧を供給する。
さらに、カートリッジユニットには各種情報を書き込むためのメモリが備えられており、画像形成時には逐次情報が書き込まれる。特許文献1に記載されるように、メモリは、接点コネクタを介して画像形成装置本体の通信マスターICと接続される。
特開2003−255648号公報
従来、高圧を供給する接点の状態および記録紙の摺擦に起因して、スパイクノイズが発生することが知られている。このスパイクノイズによってメモリへの書き込みにエラーが生じ、書き込みができない場合があった。
本発明は、画像形成装置本体から高圧の供給される画像形成部が有するメモリへのデータの書き込みができないことを低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、帯電器およびメモリおよび第1接点および第2接点を有し、画像形成装置本体と着脱可能な画像形成ユニットと、前記メモリへのデータの書き込みを行う書き込み処理を制御する制御手段と、前記画像形成ユニットに高圧を供給する高圧電源と、前記制御手段と前記メモリとの間の通信を行うためのメモリ接点と、前記高圧電源からの高圧を前記画像形成ユニットに供給するための高圧接点とを有し、前記メモリ接点および前記高圧接点は、前記画像形成装置本体に設けられており、前記画像形成ユニットが前記画像形成装置に装着されることにより、前記高圧接点は前記第1接点と接続し、前記メモリ接点は前記第2接点と接続し、前記制御手段は、画像形成中に、前記メモリ接点、前記第1接点を介して前記メモリにデータの書き込みを行う前記書き込み処理を行い、前記書き込み処理が正常に完了したか否かを判定し、前記書き込み処理が正常に完了しなかった場合は、前記書き込み処理を繰り返すとともに、繰り返し回数をカウントし、前記繰り返し回数が所定回数に達した場合は前記画像形成中において前記書き込み処理を停止し、前記画像形成中において前記書き込み処理を停止した場合は、前記画像形成終了後に前記書き込み処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置本体から高圧の供給される画像形成部が有するメモリへのデータの書き込みができないことを低減することができる。
画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 コントローラ基板206および高圧電源206およびカートリッジユニットの1の接点を説明するためのブロック図である。 画像形成装置の画像形成動作全体を説明するためのフローチャートである。 画像形成動作中のメモリ書き込みタスクの処理を説明するためのフローチャートである。 スタンバイ中のメモリ書き込みタスクの処理を説明するためのフローチャートである。
(実施例1)
図1は、本実施例にかかる電子写真方式を用いてカラー画像を形成する画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
この画像形成装置は、イエロー色の画像を形成する画像形成部1Yと、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する画像形成部1Cと、ブラック色の画像を形成する画像形成部1Bkの4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備える。これら4つの画像形成部1Y,1M,1C,1Bkは、中間転写ベルト8に沿って一定の間隔で配置されている。画像形成装置の下方には給紙ユニット17が配置されている。そして、給紙ユニット17から給紙される記録媒体Pが搬送される搬送パス18は縦に配置されており、搬送パス上に定着ユニット16が配置されている。
画像形成部1Y、1M、1Cおよび1Bkのそれぞれは、着脱可能なカートリッジユニットとなっている。画像形成部1Y、1M、1Cおよび1Bkそれぞれのカートリッジユニット内には、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)2a,2b,2c,2dが設けられている。そして、各感光ドラム2a,2b,2c,2dの周囲には、一次帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dがそれぞれ配置されている。本実施例では感光ドラム2,一次帯電器3、現像装置4、ドラムクリーナ装置6とを一体として交換可能にしたものをカートリッジユニットとしている。カートリッジユニットを画像形成装置への装着および取り出しを容易にするために接点コネクタが設けられている。具体的には、カートリッジユニットには画像形成本体と通信するための接点および、画像形成本体から高圧を受け取るための接点が設けられている。
画像形成部Y、1M、1C、1Bkと給紙ユニット17との間には、レーザ露光装置7が配置されている。レーザ露光装置7から4つのレーザが発光される。各レーザーは、一次帯電器3a,3b,3c,3dと現像装置4a,4b,4c,4dとの間を通過して、感光ドラム2a,2b,2c,2dを露光する。
感光ドラム2a,2b,2c,2dのそれぞれは、負帯電のOPC感光体であり、アルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有している。一次帯電器3a,3b,3c,3dは、帯電バイアスによって各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。レーザ露光装置7は、形成すべき画像を示す画像情報に基づき、帯電された感光ドラム2a、2b、2c、2dを露光をする。この露光により、各一次帯電器3a,3b,3c,3dによって帯電された各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面には、画像情報に応じた各色の静電潜像が形成される。現像装置4a,4b,4c,4dは、それぞれイエロートナー、シアントナー、マゼンタトナー、ブラックトナーが収納されている。各感光ドラム2a,2b,2c,2d上に形成された各静電潜像を各色のトナーを用いて現像し、トナー像を形成する。
転写ローラ5a,5b,5c,5dは、中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2a,2b,2c,2dに当接し、一次転写部32a〜32dを形成する。そして、各感光ドラム上のトナー像は、一次転写部32a〜32dにおいて、順次、中間転写ベルト8上に転写され、重ね合わせられる。ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dは、クリーニングブレード等で構成され、一次転写時に残留した感光ドラム2上の転写残トナーを、感光ドラム2から掻き落としドラムの表面を清掃する。中間転写ベルト8は、二次転写対向ローラ10とテンションローラ11と中間転写駆動ローラ13に張架され、感光ドラム2a,2b,2c,2dの上面側に配置される。二次転写対向ローラ10は、中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ12と当接し、二次転写部34を形成する。中間転写ベルト8上に形成されたトナー像は、二次転写部34において、給紙ユニット17から搬送され記録媒体上に転写される。転写されたトナー像は、定着ユニット16により記録媒体に定着される。そして、トナー像が定着された記録媒体は排紙トレイ22に排出される。
次に、図2を用いて、画像形成装置本体の高圧電源206から画像形成部1(トナーカートリッジユニット)への給電および画像形成装置本体のコントローラ基板206のCPU201がメモリIC208と通信する構成について説明する。
画像形成部(カートリッジユニット)1Y、1M、1Cおよび1Bkは、同一の構成である。よって、図2では1つの画像形成部について説明する。
画像形成装置本体の高圧電源206は、画像形成装置本体に設けられた高圧接点209とカートリッジユニット1に設けられた接点210を介してカートリッジユニット2に高圧を供給する。さらに、画像形成装置本体のコントローラ基板200のCPU201は通信マスターIC203、画像形成装置本体に設けられたメモリ接点207およびカートリッジユニット1に設けられた接点211を介して、カートリッジユニット2のメモリIC208と通信を行う。
通信マスターIC203はCPU201と接続されており、シリアル通信によって通信の送受信を行っている。通信マスターIC203は画像形成装置本体に設けられているメモリ接点207とケーブルよって接続されている。カートリッジユニット1が画像形成装置本体に挿入されると、カートリッジ1の接点211はメモリ接点207に接触する。そして、この接触により、通信マスターIC203は、メモリ接点207および接点211を介してメモリIC208と電気的に接続され、通信可能となる。IC間の通信は電力線と兼用されたシリアル通信線で行われる。メモリIC208には電力通信線とGND線の2本が接続されている。メモリICはカートリッジユニット1Y、1M、1C、1Bkのそれぞれに備えられ、不図示であるが、各々が通信マスターIC203と電力線通信を行う。
このようにCPU201と通信マスターIC203とメモリIC208とが接続された状態において、CPU201は通信マスターIC203、メモリ接点207および接点211を介して、メモリIC208と通信を行う。CPU201は、通信により、メモリIC208から情報の読み出しを行っている。さらに、CPU201は、情報の書き込みを行う。情報としては、例えば、カートリッジユニット1の使用状況を示す情報である。通信マスターIC203とメモリIC208は、通信の誤りを検出するためのCRC(Cyclic Redundancy Check)算出機能が備えられている。通信マスターIC203とメモリIC208は、通信パケットごとにCRCを付加・チェックすることにより、通信エラーの発生を検出し、エラー発生時には通信のリトライ動作を行う。
高圧電源206は、カートリッジ1内の一次帯電器3に感光ドラム2を接触帯電するため帯電高圧を供給する。
高圧電源206はCPU201からの駆動信号によって、高圧出力部204を作動させることにより高圧を出力する。CPU201は駆動信号として50KHzの駆動PWMを高圧出力部204に出力する。高圧の出力はPWMのON比率によって変化する。高圧出力部204から出力された高圧の電圧は出力電圧検出部205によって0〜3.3Vの検知電圧(電圧値)に変換される。コントローラ基板200のAD変換器202は、検知電圧を000h〜3FFhの10bitデジタルデータに変換する。CPU201は、AD変換器202からデジタルデータを入力し、高圧出力部204から出力される高圧の電圧が、CPU201が決定した出力ターゲット値と等しくなるように、駆動信号をフィードバック制御する。
高圧基板206から出力される高圧は、高圧接点209を介してカートリッジユニット1に供給される。高圧接点209にトナーなどの異物が付着した場合、接点部の接続が抵抗を持った不安定な状態になる。このとき、高圧接点209からスパイクノイズを発生する場合がある。
こうしたノイズが通信マスターIC203とメモリIC208との通信に重畳した場合、通信波形が乱れ、通信エラーが生じる。通信マスターIC203は各データパケットに対してCRCチェックを行っており、CRCが一致しない場合に通信エラーを検出し、CPU201に通信エラーの発生を報知する。CPU201は通信エラーの発生を受信するとエラーの発生したデータパケットの再送信を行う。
ここで、ノイズが発生する原因の1つは、高圧接点209にトナーなどの異物が付着したことである。よって、連続した画像形成中はノイズが連続して発生する可能性がる。よって、CPU201がデータパケットの再送信を繰り返したとしても正常な送信ができない可能性がある。
そこで、本実施例では画像形成中のリトライ回数の最大回数を決定し、画像形成動作中に通信エラー回数が再送信最大回数を超えた場合には再送信動作を停止する。そして、画像形成動作終了後に、データパケットの再送信を行う。
高圧電源206は、CPU201からの駆動信号に基づき、画像形成の開始に応じてカートリッジユニット1への高圧の供給を開始し、画像形成の終了に応じて高圧の供給を停止する。よって、画像形成終了後は、高圧接点209からのスパイクノイズに起因する通信エラーが生じない。つまり、画像形成中に比べて、画像形成終了後は通信エラーが生じる可能性が低い。
このように、画像形成動作中のリトライ回数を制限することにより、CPU201がリトライする負荷を軽減するとともに、画像形成終了後に情報の書き込みを行うことによりメモリIC208に適切な情報が書き込まれるようにすることができる。つまり、メモリIC208に適切な情報が書き込まれないことを低減させることができる。
次に、図3のフローチャートを用いて、画像形成装置の画像形成動作全体の説明を行う。
画像形成装置は、プリントジョブの受信に応じて画像形成動作を開始する(S301)。プリントジョブは例えば外部の装置から不図示の通信部を介して受信される。CPU201はプリントジョブの受信に応じて以下の処理を実行する。
CPU201は、メモリIC208から情報の読み出しを実行する(S302)。ステップS302において、高圧電源203はカートリッジユニット1へ供給していない。したがって、高圧接点209からのスパイクノイズに起因する通信エラーが生じない。CPU201は、メモリIC208から読み出した情報に基づきカートリッジユニットの交換が必要であるか否の判定および画像形成条件を設定する。なお、ステップS302において情報の読み出しが正常にできなかった場合、所定回数まで読み出し処理をリトライする。所定回数までリトライしても情報を読みだせなかった場合は、例えば所定の画像形成条件を設定する。
次に、CPU201は、高圧電源203に駆動信号を供給し、高圧電源203からカートリッジユニット1への高圧の供給を開始させる(S303)。画像形成装置は、プリントジョブにおける画像情報に基づき上述した画像形成を開始する(S304)。
画像形成中に、CPU201は、画像形成動作中にメモリIC208へのデータ書き込みが必要かどうかを判定する(S305)。メモリIC208へのデータ書き込みは、画像形成の状態が所定条件を満たしている場合に実行する。所定条件とは、例えば、画像形成枚数が所定枚数に達すること、画像形成時間が所定時間に達することなどである。
ステップS305において、CPU201がメモリIC208へのデータ書き込みが必要であると決定した場合、メモリ書き込みタスクを実行する(S306)。メモリ書き込みタスクについては図4のフローチャートを用いて後述する。
次に、ステップS304において開始した画像形成が終了後に、CPU201は、プリントジョブが終了したか否かを判定する(S307)。プリントジョブに他の画像形成が残っている場合は(S307 NO)、ステップS304に戻り他の画像形成を開始する。プリントジョブにおいて指示されている全ての画像形成が終了するまでステップS304〜S307が繰り返される。プリントジョブが終了した場合は(S307 YES)、CPU201は書き込みNGフラグが1か否かを判定する(S308)。書き込みNGフラグは、メモリ書き込みタスクにおいてメモリIC208への書き込みに失敗したことを示すフラグである。
書き込みNGフラグが1であった場合は、CPU201は高圧電源203への駆動信号の供給を停止し、高圧電源203からカートリッジユニット1への高圧の供給を停止させる(S309)。そして、CPU210は、スタンバイ時メモリ書き込みタスクを実行する(S310)。スタンバイ時メモリ書き込みタスクについては図5のフローチャートを用いて後述する。CPU210は、スタンバイ時メモリ書き込みタスクの終了後に、次のプリントジョブが存在するか否かを判定する(S311)。この画像形成動作中に次のプリントジョブを受信していた場合、ステップS311において次のプリントジョブが存在すると判定される。次のプリントジョブが存在すると判定された場合、ステップS303に戻り、高圧の供給を開始し、次のプリントジョブにかかる画像形成を開始する。ステップ311において次のプリントジョブが存在しなかった場合、CPU201は画像形成動作を終了する。
一方、ステップS308において、書き込みNGフラグが1でなかった場合、CPU201は、次のプリントジョブがあるかを判定する(S312)。次のプリントジョブが存在すると判定された場合、ステップS304に戻り、次のプリントジョブにかかる画像形成を開始する。ステップ312において次のプリントジョブが存在しなかった場合、CPU201は高圧電源203への駆動信号の供給を停止し、高圧電源203からカートリッジユニット1への高圧の供給を停止させる(S312)。そして、画像形成動作を終了する。
次に図4のフローチャートを用いて、ステップS306において実行する画像形成動作中のメモリ書き込みタスクの動作を説明する。
メモリ書込タスクが開始されると(S401)、CPU201は通信マスターIC203を介してメモリIC208へのデータの書き込み動作を行う(S402)。このとき通信マスターIC203は、CRCの算出およびチェックを行い、通信エラー発生の有無をチェックし、チェック結果をCPU201に送信する。CPU201は、通信マスターIC2203から送信されるチェック結果に基づき、メモリIC208へのデータの書き込みが正常に完了したか否かを判定する(S403)。
ステップS403において、データの書き込みが正常に完了しなかったと判定した場合、CPU201はリトライ数に1加算する(S404)。そして、CPU201は、リトライ数が3回以上であるか否かを判定する(S405)。リトライ数が3回以上である場合、CPU201は書込NGフラグに1を代入する(S406)。一方、リトライ数が3回に達していない場合、CPU201はステップ402処理を再度実施する。なお、本実施例ではリトライ回数として3回を使用しているが5回などの他の所定回数でも構わない。
ステップS403において、データの書き込みが正常に完了したと判定した場合、CPU201はリトライ数に0を代入する(S407)。
そして、ステップS408において、メモリ書込タスクをウェイト状態へと遷移し(S408)、終了する(S409)。
次に図5のフローチャートを用いて、ステップS310において実行するスタンバイ時メモリ書き込みタスクの動作を説明する。なお、ステップS504、ステップS505およびステップS506の処理は、ステップ402、ステップ403およびステップS404の処理と同様である。
スタンバイ中のメモリ書き込みタスクが開始されると(S501)、CPU201は通信マスターIC203を介してメモリIC208へのデータの書き込み動作を行う(S504)。CPU201は、メモリIC208へのデータの書き込みが正常に完了したか否かを判定する(S505)。
ステップS505において、データの書き込みが正常に完了しなかったと判定した場合、CPU201はリトライ数に1加算する(S506)。そして、CPU201は、リトライ数が10回以上であるか否かを判定する(S507)。リトライ数が10回以上である場合、CPU201は、メモリIC通信異常アラームを不図示のメモリにログとして格納する。そして、書き込みNGフラグに0を代入する(S508)。一方、リトライ回数が10回に達していない場合、CPU201はステップ402処理を再度実施する。なお、本実施例ではリトライ回数として10回を使用しているが15回などの他の予め設定されている回数でも構わない。なお、本実施例では、スタンバイ時メモリ書き込みタスクのリトライ数が画像形成動作中のメモリ書き込みタスクのリトライ数より多い。これは、本実施例において、画像形成動作中のメモリ書き込み処理に比べて、画像形成動作中のメモリ書き込みタスクの書き込み処理の方が情報の書き込みを完了させたいからである。なお、スタンバイ時メモリ書き込みタスクのリトライ数が画像形成動作中のメモリ書き込みタスクのリトライ数を同一にしても構わない。
スタンバイ時メモリ書き込みタスクの動作中は、高圧電源203はカートリッジユニット1へ供給していない。高圧接点209からのスパイクノイズに起因する通信エラーが生じない。よって、画像形成動作中のメモリ書き込みタスクに比べて通信エラーが発生する可能性が低い。よって、ステップS507におけるリトライ数を、ステップS405におけるリトライ数より多くすることにより、データを正常に書き込める可能性を高くする。また、メモリIC208に書き込まれるデータは、ステップS302において読み出され画像形成可能であるかの判定および画像形成条件の設定に使用される。ここで、メモリIC208に書き込まれるデータが読み出すことができなかったとしても、画像形成にかかる性能が低下する可能性はあるが画像形成は可能である。そこで、本実施では、ステップS508において、CPU201は画像形成ができないようにエラーを報知するのではなく、メモリIC通信異常アラームを不図示のメモリにログに格納し画像形成は可能な状態にする。この不図示のメモリは、メモリIC208とは異なり、コントローラ基板200に接続されている他のメモリである。このログは、例えばサービスマンが確認することができる。サービスマンはこのログに基づき、通信マスターIC203とメモリ接点を接続する通信線の確認、メモリ接点207および高圧接点209の確認を行う。
ステップS505において、データの書き込みが正常に完了したと判定した場合、CPU201はリトライ数及び書込NGフラグに0を代入する(S505)。
そして、ステップS512において、スタンバイ時メモリ書込タスクをウェイト状態へと遷移し(S512)、終了する(S513)。
本実施例によれば、画像形成中にスパイクノイズによって、メモリIC208への情報の書き込みを正常に完了できなかったとしても、画像形成動作終了後にメモリIC208への情報の書き込みを行う。したがって、画像形成装置本体から高圧の供給される画像形成部が有するメモリへのデータの書き込みができないことを低減することができる。
なお、画像形成中に生じるスパイクノイズによるエラーを回避するために、常に、画像形成動作終了後にメモリIC208に情報の書き込みを行うことも考えられる。しかしながら、スパイクノイズによるエラーを回避するためには、カートリッジユニット1への高圧の供給を停止することが必要となる。したがって、次のプリントジョブが存在した場合、高圧の停止、再開を行わなければならず、次のプリントジョブの開始を遅らせることになる。これに対して、本実施例によれば、画像形成中において書き込み処理が正常に完了した場合は、次のプリントジョブを遅らせることなく開始することができる。
(変形例)
上記実施例では、リトライ数を用いた制御を説明した。上記実施例の変形例としてリトライ数の代わりにページ数を使用しても構わない。上記実施例と処理が変更される点について以下説明する。
CPU201は画像形成装置の画像形成ページ数をカウントする。そして、CPU201は、カウントした画像形成ページ数および最後にデータの書き込みが正常に終了した時の画像形成ページ数を、上記不図示のメモリに格納する。CPU201は、ステップS305におけるデータをメモリに書き込むか否かを、画像形成ページ数に基づき判定する。そして、リトライ数の代わりに最後にデータの書き込みが正常に終了した時の画像形成ページ数とカウントした画像形成ページ数の差を使用する。
1Y,1M,1C,1Bk カートリッジユニット
200 コントローラ基板
201 CPU
202 AD変換器
203 通信マスターIC
204 高圧出力部
205 出力電圧検出部
206 高圧電源
207 メモリ接点
208 メモリIC
209 高圧接点

Claims (5)

  1. 帯電器およびメモリおよび第1接点および第2接点を有し、画像形成装置本体と着脱可能な画像形成ユニットと、
    前記メモリへのデータの書き込みを行う書き込み処理を制御する制御手段と、
    前記画像形成ユニットに高圧を供給する高圧電源と、
    前記制御手段と前記メモリとの間の通信を行うためのメモリ接点と、
    前記高圧電源からの高圧を前記画像形成ユニットに供給するための高圧接点とを有し、
    前記メモリ接点および前記高圧接点は、前記画像形成装置本体に設けられており、
    前記画像形成ユニットが前記画像形成装置に装着されることにより、前記高圧接点は前記第1接点と接続し、前記メモリ接点は前記第2接点と接続し、
    前記制御手段は、
    画像形成中に、前記メモリ接点、前記第1接点を介して前記メモリにデータの書き込みを行う前記書き込み処理を行い、
    前記書き込み処理が正常に完了したか否かを判定し、
    前記書き込み処理が正常に完了しなかった場合は、前記書き込み処理を繰り返すとともに、繰り返し回数をカウントし、
    前記繰り返し回数が所定回数に達した場合は前記画像形成中において前記書き込み処理を停止し、
    前記画像形成中において前記書き込み処理を停止した場合は、前記画像形成終了後に前記書き込み処理を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記高圧電源は、受信したジョブに関する画像を形成する前に前記画像形成ユニットへの高圧の供給を開始し、前記受信したジョブに関する画像の形成が終了した後に前記画像形成ユニットへの高圧の供給を停止し、
    前記制御手段は、前記画像形成中において前記書き込み処理を停止した場合、前記高圧電源が前記画像形成ユニットへの高圧の供給を停止した後に、前記書き込み処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記書き込み処理が正常に完了し、かつ、前記受信したジョブに関する画像の形成が終了した際に次のジョブが存在した場合、前記高圧電源は、前記受信したジョブに関する画像の形成が終了した後に前記画像形成ユニットへの高圧の供給を停止せず、前記次のジョブに関する画像を形成するために前記画像形成ユニットへ高圧を供給しつづけ、
    前記書き込み処理が正常に完了せず、かつ、前記受信したジョブに関する画像の形成が終了した際に次のジョブが存在した場合、前記高圧電源は、前記受信したジョブに関する画像の形成が終了した後に前記画像形成ユニットへの高圧の供給を停止し、前記制御手段が前記画像形成終了後の書き込み処理が終了した後に前記画像形成ユニットへの高圧の供給を再開し、前記次のジョブにかかる画像の形成は前記高圧電源が前記高圧の供給を再開した後に行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記受信したジョブに関する画像を形成する前に前記画像形成ユニットへの高圧の供給を開始する前に、前記メモリから前記データを読み出すことを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記画像形成終了後に前記書き込み処理を行った場合、該画像形成終了後の書き込み処理が正常に完了したか否かを判定し、該画像形成終了後の書き込み処理が正常に完了しなかった場合は、前記書き込み処理を繰り返すとともに、繰り返し回数をカウントし、前記繰り返し回数が前記所定回数より多い予め設定されている回数に達した場合は前記画像形成中において前記書き込み処理を停止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018205379A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 ブラザー工業株式会社 印刷装置および制御方法
JP2021014028A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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