JP2010156730A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高電圧出力に異常が発生した場合に、出力画像の確認の手間が少なくてすみ、紙の無駄遣いを抑えることができる画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】所定の画像形成プロセスにより画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成を制御する制御手段と、前記画像形成プロセスにかかる高電圧出力手段と、前記高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段とを備え、前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し(S105)、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は警告を表示する(S107)画像形成装置により課題を解決する。
【選択図】図1
【解決手段】所定の画像形成プロセスにより画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成を制御する制御手段と、前記画像形成プロセスにかかる高電圧出力手段と、前記高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段とを備え、前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し(S105)、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は警告を表示する(S107)画像形成装置により課題を解決する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、特にその画像形成にかかる高電圧出力の異常に伴う、出力画像の異常の処理に関するものである。
帯電像を用いた電子写真プロセス方式の複写装置においては、画像形成プロセスにおいて必要となる種々の高電圧を出力する複数の高電圧出力手段が用いられている。これらの高電圧出力手段は、装置本体各部の制御を行うCPUからの指令により制御されている。
前記複写装置において、この高電圧出力手段の少なくともいずれかの出力において出力異常が発生した場合に備え、出力異常検出手段とその出力異常を検出した時に、警告メッセージを表示する表示手段を備えているものがある(特許文献1)。
特開平5−313439号公報
しかし、画像形成動作中以外でごく短時間に単発で高電圧出力が異常になっても異常画像が出力されるわけではないが、前述の従来の方式では、高電圧出力に異常が発生した場合は画像形成動作中であるか否かに係わらず警告メッセージが表示される。そして、出力画像に影響しているかどうかは実際に出力画像(ハードコピーともいう)を1枚ずつ確認しないと判別できなかった。
しかしながら、大量の印刷物を作成する使用者にとって、出力画像を1枚ずつ確認することは時間の浪費となり、作業効率が下がるといったこともある。また、画像異常の可能性があると判断された出力画像はその内容にかかわらず全てやり直す場合があり、資源を浪費するといった問題があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、高電圧出力に異常が発生した場合に、出力画像の確認の手間が少なくてすみ、紙の無駄遣いを抑えることができる画像形成装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では画像形成装置を次の(1)、(2)のとおりに構成する。
(1)所定の画像形成プロセスにより画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成を制御する制御手段と、前記画像形成プロセスにかかる高電圧出力手段と、前記高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は警告を表示する画像形成装置。
前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は警告を表示する画像形成装置。
(2)所定の画像形成プロセスにより画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成を制御する制御手段と、前記画像形成プロセスにかかる高電圧出力手段と、前記高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は画像形成をやり直す画像形成装置。
前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は画像形成をやり直す画像形成装置。
本発明によれば、画像形成にかかる高電圧出力に異常が発生した場合に、出力画像の確認の手間が少なくてすみ、紙の無駄遣いを抑えることができる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施の形態例により詳しく説明する。
(実施の形態1)
図2は、実施の形態1であるカラー画像形成装置の概略構成を示す断面図である。本カラー画像形成装置は電子写真方式の画像形成プロセスを行う画像形成装置である
図2において、1a〜1dは感光体、2a〜2dは1次帯電部、3a〜3dは露光部、4a〜4dは現像部、51は中間転写ベルト、53a〜53dは1次転写部、55は中間転写ベルトクリーナー、56、57は2次転写ローラ、6a〜6dはクリーナーである。
図2は、実施の形態1であるカラー画像形成装置の概略構成を示す断面図である。本カラー画像形成装置は電子写真方式の画像形成プロセスを行う画像形成装置である
図2において、1a〜1dは感光体、2a〜2dは1次帯電部、3a〜3dは露光部、4a〜4dは現像部、51は中間転写ベルト、53a〜53dは1次転写部、55は中間転写ベルトクリーナー、56、57は2次転写ローラ、6a〜6dはクリーナーである。
1次帯電部2a〜2dによって感光体1a〜1dが一様に帯電された後、画像信号に応じた露光が露光部3a〜3dによってなされることにより、感光体1a〜1d上に静電潜像が形成される。その後現像部4a〜4dによってトナー像に現像され、4個の感光体1a〜1d上のトナー像は、1次転写部53a〜53dによって中間転写ベルト51上に多重転写され、さらに2次転写ローラ56、57によって記録紙Pに転写される。
感光体1a〜1d上に残った転写残トナーはクリーナー6a〜6dによって回収され、中間転写ベルト51に残った転写残トナーは中間転写ベルトクリーナー55によって回収される。記録紙Pに転写されたトナー像は、定着部7によって記録紙P上に定着されることにより、出力カラー画像(ハードコピー)を得る。
図3は、本カラー画像形成装置における、高圧(高電圧ともいう)電源の構成を示すブロック図である。なお、高圧出力は、複数あるが、説明の便宜上、一つの高圧出力で説明する。
高圧発生回路91aは、入力電圧を昇圧して高電圧に変換する。出力電流を検出する出力電流検出回路91cは、高圧電源内を流れる電流を監視しており、異常が発生すると、異常検知部91bに異常があったことを伝える。その後、出力電流検出回路91cは、異常検知部91bを介してCPU90に高圧異常発生信号902を出力する。CPU90は、装置本体各部の制御を行うとともに、後述のように、画像形成期間中に高圧電源の異常が発生した場合に、表示部93にエラーメッセージを表示するなどの処理を行う。負荷92は、1次帯電部2a〜2dなどである。
この出力電流検出回路91cと異常検知部91bが請求項でいう「高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段」に相当する。
この出力電流検出回路91cと異常検知部91bが請求項でいう「高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段」に相当する。
次に、図1のフローチャートを用いて、本実施の形態における高圧出力異常発生時の処理を説明する。このフローチャートの処理は、CPU90により行われる。なお、本明細書では、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間を「非画像形成期間」といい、1ページ分の画像形成の期間を「画像形成期間」という。
本実施の形態は、高圧出力異常が画像形成期間中に発生した際に、エラーメッセージ(警告ともいえる)を表示する例である。
本実施の形態は、高圧出力異常が画像形成期間中に発生した際に、エラーメッセージ(警告ともいえる)を表示する例である。
まず、ステップ101(図ではS101のように略記する)で開始キーが押されると、CPU90は、ステップ102でプリントを開始し、ステップ103にて高圧回路の出力をONにする。高圧発生回路91aの出力は出力電流検出回路91cによって監視されており、出力電流検出回路91cの出力は異常検知部91bに送信される。
次に、CPU90は、ステップ104で異常検知部91bの状態により出力異常が発生したかどうかを判断し、異常が発生したと判断した場合、ステップ105へ移行し、出力異常が画像形成期間中に発生したか非画像形成期間中に発生したかを判別する。CPU90は、出力異常の発生が画像形成期間中であった場合はステップ107で表示部93にエラーメッセージを表示し、出力異常の発生が非画像形成期間中であった場合はステップ106で現在の処理をそのまま続行する。そして、ステップ108でプリント終了かどうか判断する。ステップ104で異常が発生したと判断しなかった場合は、ステップ108でプリント終了かどうかの判断をする。なお、前記エラーメッセージは、たとえば、出力画像に異常がある可能性がある旨などのユーザへの警告である。
CPU90は、ステップ108ではプリントが終了していないと判断した場合はステップ104に戻り、ステップ104以降の処理を続行し、プリントが全て終了したと判断した場合は高圧出力をOFFとし(ステップ109)、一連の処理を終了する。
ステップ104における出力異常発生の判断手法およびステップ105における画像形成期間中か非画像形成期間中かの判別手法の例について説明する。出力異常発生の判断および画像形成期間中か非画像形成期間中かの判別は、常時行ってもよいが、所定のタイミングで行ってもよい。以下、所定のタイミングで行う例を、図4、図5、図6により説明する。
図4に異常検知部91bの回路構成を示す。まず、出力電流検出回路91cでは高圧電源の負荷を流れる電流を監視しており、検出した電流を電圧に変換してコンパレータ911cに出力電流検出信号903として送信する。異常が発生して電流が増加すると、それに伴って出力電流検出回路91cから送られる電圧も増加する。
コンパレータ911cでは、出力電流検出回路91cから入力された出力電流検出信号903の電圧と、異常検出の基準となる基準電圧源911dの電圧と比較を行い、高圧出力異常信号904として出力する。基準電圧源911dの電圧は、出力電流検出回路91cから入力された電圧における異常レベルに設定されている。正常時は基準電圧源911dからの電圧よりも出力電流検出信号903の電圧が低いために、コンパレータ911cからハイレベルの信号すなわちハイ信号が出力される。一方、出力電流検出回路91cからの入力電圧が基準電圧源911dの電圧を超えるとコンパレータ911cからローレベルの信号すなわちロー信号が出力される。
ラッチ回路911aでは、正常時は高圧異常発生信号902としてハイ信号をCPU90に出力する。しかしながら、高圧出力に異常が発生しコンパレータ911cからロー信号を受けると、ラッチ回路911aはロー信号を保持し、CPUにロー信号を出力する。高圧異常発生信号902がロー信号の状態は、CPU90からリセット信号901がラッチ回路911aに入るまで保持される。このラッチ回路911aは、請求項でいう、「出力異常信号を保持するラッチ手段」に相当する。
図5、図6により、高圧電源の異常発生時における処理について説明する。CPU90は、所定の負荷から送られてくる信号を元に画像形成期間中であるか非画像形成期間中かを識別する(画像領域識別)。画像形成期間中の場合はハイ信号、非画像形成期間中の場合はロー信号とし、信号が立ち下がった時を画像形成期間終了時、立ち上がった時を非画像形成期間終了時と判断する。
また、高圧異常発生信号902を1ページ毎の画像形成期間終了時と非画像形成期間終了時にチェックし、高圧異常発生信号902が発生していた場合は、解除する信号すなわちリセット信号901をラッチ回路911aに送信する。この際、図5に示すように、非画像形成期間終了時(画像形成期間開始時)に異常信号が出力されていたことを検出した場合は、画像形成期間中に高圧異常が発生していないと判別し、異常画像が出力された可能性はないとして現在の処理を続行する。図6に示すように、画像形成期間終了時(非画像形成期間開始時)に異常信号が出力されていたことを検出した場合は画像形成期間中に出力異常が発生したと判別し、異常画像が出力された可能性があるとして表示部93に警告を表示する。なお、画像形成期間終了時が請求項でいう第1のタイミングであり、非画像形成期間終了時が請求項でいう第2のタイミングである。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成期間中に高圧電源の異常が発生した場合にのみ警告を行っているので、出力異常が発生した場合に常に出力画像をチェックする必要がなく、警告があった場合にのみ出力画像のチェックをすればよい。よって、出力画像の確認の手間が少なくてすみ、紙の無駄遣いを抑えることができる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2であるカラー画像形成装置における、高圧出力異常発生時の処理を示すフローチャートである。本実施の形態は、高圧出力異常が画像形成期間中に発生した場合に画像形成をやり直す例である。
図7は、実施の形態2であるカラー画像形成装置における、高圧出力異常発生時の処理を示すフローチャートである。本実施の形態は、高圧出力異常が画像形成期間中に発生した場合に画像形成をやり直す例である。
本カラー画像形成装置の全体構成、画像形成動作は、実施の形態1と同様なので、説明は省略する。また、画像形成期間中に出力異常が発生した場合以外の処理、ならびに高圧電源と異常検知の構成については実施の形態1と同様なので説明を省略し、ここでは画像形成期間中に出力異常が発生した場合の動作について説明する。
ステップS201〜S203までの処理は実施の形態1(図1のステップS101〜S103)と同様である。CPU90は、ステップ204で高圧出力の異常が発生したかどうかを判断し、異常が発生したと判断した場合、ステップ205へ移行し画像形成期間中に異常が発生したか非画像形成期間中に異常が発生したかを判別する。画像形成期間中に高圧出力の異常が発生した場合は異常画像が出力された可能性があるので、ステップ207で再度画像形成処理をやり直し、非画像形成期間中に高圧出力の異常が発生した場合はステップ206で現在の処理をそのまま続行する。その後の処理は実施の形態1(図1のステップS208,S209)と同様である。
以上説明したように本実施の形態によれば、画像形成期間中に高圧電源の異常が発生した場合にのみ、再度画像形成をやり直しているので、紙の無駄遣いを抑えることができ、出力画像の確認の手間が少なくてすむ。
(実施の形態3)
実施の形態3であるカラー画像形成装置について説明する。本実施の形態は、一定時間以上にわたる高圧出力異常が発生した場合は、強制的にプリントを終了させる例である。
実施の形態3であるカラー画像形成装置について説明する。本実施の形態は、一定時間以上にわたる高圧出力異常が発生した場合は、強制的にプリントを終了させる例である。
本カラー画像形成装置の全体構成、画像形成動作は、実施の形態1と同様なので、説明は省略する。
図8のフローチャートにより、本実施の形態における、高圧電源の異常発生時の処理について説明する。このフローチャートの処理はCPU90により行われる。異常出力が発生した場合以外の動作については、実施の形態2と同様なので説明を省略し、ここでは異常出力が発生した場合の処理について説明する。
ステップS301〜S303の処理は実施の形態2(図7のステップS201〜S203)と同様である。CPU90は、高圧異常発生信号に加えて高圧出力異常信号を監視しており、ステップ305で高圧出力異常信号をもとに高圧異常の状態が継続している時間を計測する。正常時はハイ信号、異常時はロー信号として、一定時間ロー出力が続いた場合は、高圧異常が一定時間継続して発生したと判断してステップ307へ移行し高圧出力を強制的にOFFする。その後、現在の処理に関係なくステップ311でプリント動作を強制的に終了させる。このステップ305、307が、請求項でいう、「出力異常が所定の時間以上継続した場合に、前記高圧出力手段を強制的に停止する」に相当する。ステップ311が、請求項でいう、「画像出力を終了する」に相当する。
ステップ305で異常出力が一定時間継続していると判断されなかった場合は、ステップ306で画像形成期間中であるか非画像形成期間中であるかの判別を行う。このステップS306以降の処理は実施の形態2(図7のステップS205以降)と同様であり、説明を省略する。
ステップ304における出力異常発生の判断手法およびステップ306の画像形成期間中か非画像形成期間中かの判別手法の例について説明する。出力異常発生の判断および画像形成中か非画像形成期間中かの判別は、常時行ってもよいが、所定のタイミングで行ってもよい。以下、所定のタイミングで行う例を図9、図10により説明する。
図9に、出力異常の発生を検知する異常検知部の構成を示す。
コンパレータ911cとラッチ回路911aの動作は実施の形態1の図4と同様である。コンパレータ911cから出力された高圧出力異常信号904は直接CPU90へ入力されるとともに、ラッチ回路911aにも入力がされる。ここで、高圧出力異常信号904は、出力電流検出信号903の電圧が異常出力の基準電圧源911dの電圧を上回っている時のみ、出力がローとなる(図10参照)。
コンパレータ911cとラッチ回路911aの動作は実施の形態1の図4と同様である。コンパレータ911cから出力された高圧出力異常信号904は直接CPU90へ入力されるとともに、ラッチ回路911aにも入力がされる。ここで、高圧出力異常信号904は、出力電流検出信号903の電圧が異常出力の基準電圧源911dの電圧を上回っている時のみ、出力がローとなる(図10参照)。
図10を参照して、高圧電源の異常発生時における処理について説明する。CPU90は、所定の負荷から送られてくる不図示の信号をもとに画像形成期間中であるか非画像形成期間中かを識別する。不図示の信号が、画像形成期間中の場合はハイ信号、非画像形成期間中の場合はロー信号とし、信号が立ち下がった時を画像形成期間終了時、立ち上がった時を非画像形成期間終了時時と識別する。
また、高圧異常発生信号902を画像形成期間終了時と非画像形成期間終了時にチェックし、高圧異常発生信号902が発生していた場合は、解除する信号すなわちリセット信号901をラッチ回路911aに送信する。この際、画像形成期間終了時に異常信号を検出した場合は画像形成期間中に異常が発生したと判別し、異常画像が出力された可能性があるとして画像形成のやり直しを行う。非画像形成期間終了時に異常信号を検出した場合は、画像形成期間中に異常が発生していないと判断し、異常画像が出力された可能性はないとして現在の処理を続行する。
以上説明したように、本実施の形態では、高圧出力異常が一定時間続く場合に、強制的にプリント動作を終了させることができる。また、実施の形態2と同様に、画像形成中に高圧電源の異常が発生した場合にのみ、再度画像形成をやり直しているので、紙の無駄遣いを抑えることができ、出力画像の確認の手間が少なくてすむ。
90 CPU
91 高圧電源
91a 高圧発生手段
91b 異常検知部
91c 出力電流検出手段
91 高圧電源
91a 高圧発生手段
91b 異常検知部
91c 出力電流検出手段
Claims (4)
- 所定の画像形成プロセスにより画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成を制御する制御手段と、前記画像形成プロセスにかかる高電圧出力手段と、前記高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は警告を表示することを特徴とする画像形成装置。 - 所定の画像形成プロセスにより画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成を制御する制御手段と、前記画像形成プロセスにかかる高電圧出力手段と、前記高電圧出力手段の出力異常を検出する出力異常検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記異常検出手段の出力にもとづいて、出力異常が、1ページ分の画像形成とその次の1ページ分の画像形成との間の期間である非画像形成期間で発生したか、1ページ分の画像形成の期間である画像形成期間で発生したかを判別し、前記非画像形成期間で発生したと判別した場合はそのまま処理を継続し、前記画像形成期間で発生したと判別した場合は画像形成をやり直すことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記出力異常が所定の時間以上継続した場合に、前記高電圧出力手段を強制的に停止するとともに、画像出力を終了することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記出力異常検出手段が検出した出力異常信号を保持するラッチ手段を備え、
前記制御手段は、前記ラッチ手段の出力により、前記画像形成期間の終了時に相当する第1のタイミングで出力異常が発生したと判断した場合は前記画像形成期間中に出力異常が発生したと判別し、前記非画像形成期間の終了時に相当する第2のタイミングで出力異常が発生したと判断した場合は前記非画像形成期間で発生したと判別するとともに、前記ラッチ手段を前記第1のタイミングおよび前記第2のタイミングでリセットすることを特徴とする画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013171192A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Ricoh Co Ltd | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2013195475A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2019144384A (ja) * | 2018-02-20 | 2019-08-29 | 株式会社リコー | 画像形成装置、制御方法およびプログラム |
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