JP2018071459A - 開放型圧縮機 - Google Patents

開放型圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2018071459A
JP2018071459A JP2016213215A JP2016213215A JP2018071459A JP 2018071459 A JP2018071459 A JP 2018071459A JP 2016213215 A JP2016213215 A JP 2016213215A JP 2016213215 A JP2016213215 A JP 2016213215A JP 2018071459 A JP2018071459 A JP 2018071459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection surface
bearing
oil supply
suction port
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016213215A
Other languages
English (en)
Inventor
創 佐藤
So Sato
創 佐藤
善彰 宮本
Yoshiaki Miyamoto
善彰 宮本
尚夫 水野
Hisao Mizuno
尚夫 水野
章浩 野口
Akihiro Noguchi
章浩 野口
後藤 孝
Takashi Goto
孝 後藤
敏幸 鹿内
Toshiyuki Shikauchi
敏幸 鹿内
秀作 後藤
Shusaku Goto
秀作 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority to JP2016213215A priority Critical patent/JP2018071459A/ja
Priority to EP17198489.1A priority patent/EP3315781B1/en
Publication of JP2018071459A publication Critical patent/JP2018071459A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/02Arrangements of bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation
    • F04C29/028Means for improving or restricting lubricant flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/007General arrangements of parts; Frames and supporting elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/50Bearings
    • F04C2240/56Bearing bushings or details thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】潤滑油を含む冷媒が給油路に導入されることなく流れることを抑制する。【解決手段】圧縮機構と、駆動軸と、駆動軸を支持する軸受と、駆動軸を突出させる貫通孔が形成されている側壁と、側壁から筒状に突出して軸受を保持する軸受保持部33と、冷媒を内部に導入する吸入口21と、潤滑油を軸受保持部33の径方向外側から軸受の軸方向一方側に導入する給油路81Mと、を有するハウジングと、を備え、軸受保持部33は、吸入口21から導入される冷媒Gが衝突する位置に設けられている第一面41と、第一面41に接続され、第一面41から離れるにしたがって吸入口21から離れるように第一面41に対して傾斜している接続面43と、接続面43に接続され、接続面43から離れるにしたがって吸入口21に近づくように接続面43に対して傾斜している第二面42と、接続面43に形成された給油路の開口部81aと、を有する開放型圧縮機を提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、開放型圧縮機に関する。
開放型圧縮機は、金属製のハウジング内に、電動機やエンジンによって回転駆動される
駆動軸と、駆動軸に対してオフセットされた位置に設けられたクランクピン(偏心軸)と、クランクピンに回転可能に支持される旋回スクロールと、旋回スクロールと対向する固定スクロールと、を有している(例えば、特許文献1参照)。旋回スクロールは、駆動軸の軸線を中心として、自転を伴わずに公転(旋回運動)を行う。これにより、固定スクロールと旋回スクロールとの間に形成される圧縮室の容積を変化させ、圧縮室内に導かれた流体を圧縮する。
開放型圧縮機では、駆動軸の突出部、即ち、ハウジングの貫通孔にはリップシール(リップ付きのオイルシール)が設けられ、ハウジング内部の冷媒が外部に漏洩するのを防止している。リップシールは、冷媒と共に導入されるミスト状の潤滑油によって潤滑されるが、冷媒の循環量が低下する低負荷運転時等にはリップシールへの給油が不足することが考えられる。
特許文献1には、ハウジングの内壁面に、リップシール及びリップシールの近傍にある軸受部材に通じる給油路を形成し、運転中にハウジング内部を流れる冷媒及び潤滑油が、これらの給油路を経てリップシール及び軸受部材に供給されるようにした開放型圧縮機が開示されている。
特開2016−156310号公報
ところで、上記従来の開放型圧縮機においては、吸入口を介してハウジングの内部に導入されたミスト状の潤滑油が給油路に導入されにくく、リップシール及び軸受部材の潤滑が不十分となるという課題がある。
この発明は、ハウジングの内壁面に、リップシール及びリップシールの近傍にある軸受部材に通じる給油路を形成した開放型圧縮機において、潤滑油を含む冷媒が給油路に導入されることなく流れることを抑制することができる開放型圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、開放型圧縮機は、潤滑油を含む冷媒を圧縮する圧縮機構と、軸線回りに回転して前記圧縮機構を駆動する駆動軸と、前記駆動軸を回転可能に支持する軸受と、前記駆動軸を軸方向一方側に突出させる貫通孔が形成されている側壁と、前記側壁から軸方向他方側に向かって筒状に突出して前記軸受を保持する軸受保持部と、前記冷媒を内部に導入する吸入口と、前記潤滑油を前記軸受保持部の径方向外側から前記軸受の軸方向一方側に導入する給油路と、を有するハウジングと、を備え、前記軸受保持部は、前記吸入口から導入される冷媒が衝突する位置に設けられて前記冷媒の流れ方向と交差する面である第一面と、前記第一面に接続され、前記第一面から離れるにしたがって前記吸入口から離れるように前記第一面に対して傾斜している接続面と、前記接続面に接続され、前記接続面から離れるにしたがって前記吸入口に近づくように前記接続面に対して傾斜している第二面と、前記接続面に形成された前記給油路の開口部と、を有する。
このような構成によれば、吸入口から導入された冷媒は第一面に衝突したのち、接続面を流れて第二面に達する。これにより、冷媒が給油口が形成されている接続面近傍に淀みやすくなって、給油路に導入されることなく流れることを抑制することができる。
上記開放型圧縮機において、前記吸入口は筒状をなし、前記吸入口の延在方向からみて前記吸入口の開口部と前記給油路の開口部の一部とは重なっていてよい。
このような構成によれば、吸入口から導入された冷媒がより給油路に導入され易くすることができる。
上記開放型圧縮機において、前記接続面は、軸線に平行な第一接続面と、前記第一接続面の軸方向一方側に接続され、軸方向他方側を向く第二接続面と、を有し、前記給油路の開口部は、前記第二接続面に形成されてよい。
このような構成によれば、第一接続面又は第二面に沿って流れる冷媒が軸方向他方側を向く第二接続面に衝突する。これにより、より多くの冷媒を給油路に導くことができる。
本発明によれば、吸入口から導入された冷媒は第一面に衝突したのち、接続面を流れて第二面に達する。これにより、冷媒が給油口が形成されている接続面近傍に淀みやすくなって、給油路に導入されることなく流れることを抑制することができる。
本発明の実施形態の開放型圧縮機の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態の開放型圧縮機のフロントハウジングの斜視図である。 本発明の実施形態の開放型圧縮機を上方から見た平面図である。 図3のA−A断面図である。 本発明の実施形態の開放型圧縮機の作用を説明する図である。
以下、本発明の実施形態の開放型圧縮機1について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の開放型圧縮機1(開放型スクロール圧縮機)は、有底円筒形状のハウジング2と、ハウジング2の開口を閉塞するフロントハウジング3(側壁)と、軸線A回りに回転駆動する駆動軸5と、駆動軸5によって駆動されるスクロール圧縮機構6と、駆動軸5を回転可能に支持するメイン軸受7(軸受)と、メイン軸受7に対してフロントハウジング3側に配置されているサブ軸受8と、を備えている。
ハウジング2は、駆動軸5と、スクロール圧縮機構6と、メイン軸受7と、サブ軸受8と、を収容している。
ハウジング2は、軸線Aに沿って軸方向Daに延びている。ハウジング2は、一端部2aが開口し、他端部2bが閉塞した有底円筒状をなしている。ハウジング2には、流体である冷媒(冷媒ガス)及びミスト状の潤滑油を外部からハウジング2内に導入させる吸入口21と、スクロール圧縮機構6により圧縮された冷媒をハウジング2の外部へ吐出する吐出口22と、が形成されている。
なお、以下では、軸線Aが延びている方向を軸方向Daとする。また、軸方向Daにおいて、駆動軸5の突出方向を軸方向一方側Da1(図1の左側)、軸方向一方側Da1の反対側を軸方向他方側Da2(図1の右側)する。また、軸線Aを基準にした径方向を単に径方向とする。また、軸線Aを中心とする軸線周りの方向を周方向Dcとする。
フロントハウジング3は、ハウジング2の軸方向一方側Da1(一端部2a側)の開口を閉塞するようにハウジング2に取り付けられている。フロントハウジング3は、ハウジング2の側壁をなしている。フロントハウジング3は、ハウジング2に固定されることで、ハウジング2とともに内部に密閉空間を形成している。密閉空間内に、スクロール圧縮機構6及び駆動軸5が収容される。フロントハウジング3の中央部には、軸方向Daに貫通する貫通孔32が形成されている。駆動軸5は、貫通孔32に挿通されている。
フロントハウジング3のハウジング2の内側に挿入される部分には、軸方向他方側Da2に向かって筒状に延びる軸受保持部33が形成されている。フロントハウジング3は、ハウジング2の一端部2aに嵌合されている円環状のフロントハウジング基部31と、フロントハウジング基部31から軸方向他方側Da2に突出する軸受保持部33と、を有している。軸受保持部33は、メイン軸受7を径方向外側から保持する部位である。
フロントハウジング3には、軸受保持部33の径方向外側から軸受保持部33の径方向内側に貫通する第一給油路81(給油路)が形成されている。第一給油路81の径方向外側の開口部81aは、軸受保持部33の外周面に開口している。第一給油路81の径方向内側の端部は、軸受保持部33の内周面であってメイン軸受7とサブ軸受8との間に開口している。即ち、第一給油路81は、軸受保持部33の径方向外側と軸受保持部33の径方向内側のメイン軸受7の軸方向一方側Da1とを接続している。
フロントハウジング3には、内側空間S3と、貫通孔32内のサブ軸受8の外周側とを連通する第二給油路82が形成されている。
吸入口21の開口部21aは、筒状をなしている。吸入口21の開口部21aの中心軸Asは上下方向Dvに延在している。これにより、吸入口21から導入される冷媒は、上下方向Dvに流れる。
第一給油路81と第二給油路82とは、周方向Dcに間隔をあけて複数形成されている。本実施形態の第一給油路81と第二給油路82とは、周方向Dcに90°間隔で4つ設けられている。第一給油路81と第二給油路82とは、第一給油路81の中心軸と第二給油路82の中心軸とが一直線上になるように形成されている。
4つの第一給油路81のうち一つの第一給油路81は、吸入口21の直下に設けられている。この第一給油路81を主給油路81Mと呼ぶ。
図1及び図2に示すように、フロントハウジング3は、フロントハウジング基部31から軸方向他方側Da2に突出する複数のリブ34と、複数のリブ34の軸方向他方側Da2の端部に設けられている圧縮機構支持部35とを有している。リブ34と、ハウジング2の内周面との間には、隙間が形成されている。
駆動軸5は、軸線A回りに回転駆動される。駆動軸5は、軸方向Daに延びている。駆動軸5は、フロントハウジング3にメイン軸受7及びサブ軸受8を介して回転自在に支持されている。駆動軸5の軸方向一方側Da1である一端部5aは、貫通孔32に駆動軸5が挿通された状態で、フロントハウジング3から外部に突出している。駆動軸5と貫通孔32との間には、リップシール9が設けられてシール性が保たれている。駆動軸5の軸方向他方側Da2(ハウジング2の他端部2b側)の端部には、円盤状のディスク部5dが形成されている。
駆動軸5のディスク部5dの軸方向他方側Da2には、径方向に所定寸法だけ偏心した位置に、クランクピン51が設けられている。クランクピン51は、駆動軸5のディスク部5dの端部から軸方向他方側Da2に向かって突出している。クランクピン51は、駆動軸5の軸方向他方側Da2の端部に一体をなして形成されている。クランクピン51は、駆動軸5が周方向Dcに回転すると、軸線Aに対する径方向への偏心寸法を半径とした円軌道に沿って旋回する。
メイン軸受7は、フロントハウジング3の軸受保持部33の内側に固定されている。ディスク部5dはメイン軸受7の内側に嵌合され、回転自在に支持されている。
サブ軸受8は、メイン軸受7に対して軸方向一方側Da1(フロントハウジング3側)に配置されている。サブ軸受8は、フロントハウジング3の貫通孔32の内側に設けられている。駆動軸5は、一端部5aとディスク部5dとの軸方向Daの中間部において、サブ軸受8を介して回転自在に支持されている。
フロントハウジング3には、軸受10を介して、プーリ11が回転自在に設けられている。プーリ11には、モータやエンジン等の駆動源からの駆動力を伝達するベルトが巻き回される。プーリ11と、駆動軸5の一端部5aとは、電磁クラッチ12を介して連結されている。駆動軸5は、プーリ11を駆動する外部からの動力が電磁クラッチ12を介して伝達されると、軸線A回りに回転する。
スクロール圧縮機構6は、駆動軸5と接続されており、潤滑油を含む冷媒を圧縮する機構である。スクロール圧縮機構6は、固定スクロール61と、旋回スクロール62と、を備えている。
固定スクロール61は、円盤状の固定端板61aと、固定端板61aに対して軸方向一方側Da1に立ち上がる渦巻き状の固定ラップ61bと、を一体に有している。
固定端板61aは、ボルト63を介してハウジング2の他端部2bに固定されている。固定端板61aの中心部には、スクロール圧縮機構6で圧縮した冷媒を吐出する吐出ポート64が形成されている。
固定ラップ61bは、軸方向Daの高さが、外周側から内周側に向かって段階的に小さくなるよう形成されている。固定端板61aにおいて、固定ラップ61bが形成されている側の面である固定スクロール溝底面61cは、外周側から内周側に向かって、固定ラップ61bが立ち上がる側に段階的に高くなるよう形成されている。固定端板61aの外周面の軸方向他方側Da2には、Oリング69が設けられている。Oリング69をハウジング2の内周面に密接させることにより、ハウジング2の内周面と固定端板61aの外周側との間の空間が、Oリング69に対して軸方向Daの他方側の吐出チャンバーS2と、Oリング69に対してフロントハウジング3が配置された軸方向Daの一方側の吸入チャンバーS1とに区画される。
吸入チャンバーS1は、ハウジング2に形成された吸入口21と連通している。冷凍サイクルを循環した低圧の冷媒が吸入口21から吸込まれ、吸入チャンバーS1を経て圧縮室65内に冷媒が吸入されるようになっている。
旋回スクロール62は、円盤状の旋回端板62aと、旋回端板62aに対して軸方向他方側Da2に立ち上がる渦巻き状の旋回ラップ62bと、を一体に有している。
旋回ラップ62bは、旋回端板62aに対して軸方向他方側Da2に向かって延びている。旋回ラップ62bは、軸方向Daの高さが外周側から内周側に向かって段階的に小さくなるよう形成されている。また、旋回ラップ62bが設けられた側の表面である旋回スクロール溝底面62cは、外周側から内周側に向かって、旋回ラップ62bが立ち上がる側に段階的に高くなるよう形成されている。
図1に示すように、旋回端板62aの軸方向一方側Da1には、ドライブ軸受67が収容されるドライブ軸受収容部66が形成されている。ドライブ軸受収容部66は、軸方向一方側Da1に突出する円筒状をなしている。
ドライブ軸受67は、クランクピン51の外周面に嵌合されたドライブブッシュ68の外周面に嵌合されている。これにより、旋回スクロール62は、駆動軸5が軸線A回りに回転することによって円軌道に沿って旋回するクランクピン51とともに、固定スクロール61回りにスムーズに公転旋回駆動する。
図1に示すように、駆動軸5には、クランクピン51及び旋回スクロール62の旋回によって生じる偏心力を打ち消すメインバランスウェイト71及びサブバランスウェイト72が設けられている。
メインバランスウェイト71は、軸線Aに対して偏心して旋回する旋回スクロール62によるアンバランスを解消するために、駆動軸5と旋回スクロール62の間に設けられている。メインバランスウェイト71は、ディスク部5dに対して軸方向他方側Da2に隣接するよう配置されている。
サブバランスウェイト72は、軸線Aに対して偏心して旋回する旋回スクロール62によるアンバランスを解消するために、駆動軸5のディスク部5dとサブ軸受8との間に設けられている。サブバランスウェイト72は、ディスク部5dに対して軸方向一方側Da1に隣接するよう配置されている。
固定スクロール61の固定ラップ61bと旋回スクロール62の旋回ラップ62bとは、互いに噛み合うように設けられている。固定スクロール61と旋回スクロール62との間には、固定端板61a及び固定ラップ61bと、旋回端板62a及び旋回ラップ62bとで仕切られて渦巻き状に連続する一対の圧縮室65が、スクロール中心に対して対称に形成される。これにより、圧縮室65が外周側から中心側に容積を縮小しながら移動して冷媒を圧縮する際、固定ラップ61b及び旋回ラップ62bの周方向Dc及び軸方向Daの双方に冷媒を圧縮する。したがって、スクロール圧縮機構6は、いわゆる三次元圧縮可能な構成とされている。
図2、図3、及び図4に示すように、軸受保持部33の径方向外側を向く面には、冷媒の流れ方向と交差する面である第一面41と、第一面41に接続され、第一面41から離れるにしたがって吸入口21から離れるように第一面41に対して傾斜している接続面43と、接続面43に接続され、接続面43から離れるにしたがって吸入口21に近づくように接続面43に対して傾斜している第二面42と、が形成されている。
第一面41と第二面42とは、接続面43を介して接続されている。第一面41、接続面43、及び第二面42とで階段状をなしている。
また、接続面43には、第一給油路81の開口部81aが設けられている。
第一面41は、水平面と平行な面であることが好ましい。第一面41と第二面42とは、平行に形成されていることが好ましい。
接続面43は第一面41の周方向Dcの一方側に接続され、第二面42は接続面43の周方向Dcの一方側に接続されている。第二面42は、第一面41よりも吸入口21から離間した位置に形成されている。
接続面43と第一面41とは鈍角をなしている。具体的には、接続面43と第一面41とがなす角は、約120°である。
第一面41は、吸入口21から導入された冷媒が衝突する位置に設けられている。第一面41は、冷媒の流れ方向と直交していることが好ましい。具体的には、第一面41は、水平面に対して、±10°程度傾斜してよい。
接続面43は、軸線Aに平行な第一接続面44と、第一接続面44の軸方向一方側Da1に接続され、軸方向他方側Da2を向く面である第二接続面45と、を有している。第二接続面45は四角形状をなし、第二接続面45の第一辺45aは第二面42の軸方向一方側Da1の辺と接続され、第二接続面45の第二辺45bは、第一接続面44の軸方向一方側Da1の辺と接続されている。
主給油路81Mの径方向外側の開口部81aは、第二接続面45に形成されている。換言すれば主給油路81Mの入口側は、第二接続面45に開口している。
軸受保持部33と圧縮機構支持部35とは、軸方向Daに離間している。吸入口21から導入された冷媒は、隣り合うリブ34、軸受保持部33、及び圧縮機構支持部35によって形成された冷媒通過孔14から径方向内側に流入する。なお、冷媒通過孔14を塞ぐ構成としてもよい。
図3に示すように、吸入口21の延在方向(上方)から見て吸入口21の開口部21aと、主給油路81Mの開口部81aの一部とは重なっている。即ち、上方から見て、吸入口21の開口部21aを介して主給油路81Mの開口部81aの一部を視認することができる。
上記の構成の開放型圧縮機1では、スクロール圧縮機構6は、駆動軸5により駆動されるとともにハウジング2に形成される吸入口21からハウジング2内に流入する冷媒を、外周側から圧縮室65内に吸い込む。圧縮室65内に吸い込まれた冷媒は、圧縮室65を外周位置から中心位置へと容積を漸次減じながら移動させることにより圧縮される。圧縮された冷媒は、固定スクロール61の固定端板61aに形成された吐出ポート64から、固定スクロール61の固定端板61aとハウジング2の他端部2bとの隙間に形成された吐出チャンバーS2に送られる。その後、吐出口22からハウジング2の外部の冷凍サイクル側に吐出される。
また、上記の構成の開放型圧縮機1では、吸入口21からハウジング2内に冷媒とともにミスト状の潤滑油が導入される。吸入口21からハウジング2内に導入されたミスト状の潤滑油の一部が、第一給油路81を通して、軸受保持部33の内側空間S3内に導入される。内側空間S3に導入された潤滑油の一部により、メイン軸受7に潤滑油が供給される。
また、内側空間S3に導入されたミスト状の潤滑油の一部は、第二給油路82と通して貫通孔32内に供給される。これにより、サブ軸受8に潤滑油が供給される。
図5に示すように、吸入口21から導入された冷媒Gは第一面41に衝突する。第一面41に衝突した冷媒Gは、接続面43を流れて第二面42に達する。接続面43又は第二面42に滞留する冷媒Gは、主給油路81Mの開口部81aに導入される。
また、吸入口21の延在方向からみて吸入口21の開口部81aと給油路の開口の一部とが重なっていることによって、吸入口21から導入された冷媒の一部は、直接的に主給油路81Mに導入される。
上記実施形態によれば、冷媒が主給油路81Mの開口部81aが形成されている接続面43近傍に淀みやすくなって、主給油路81Mに導入されることなく流れることを抑制することができる。
また、吸入口21の延在方向からみて吸入口21の開口部21aと主給油路81Mの開口部81aの一部とが重なっていることによって、吸入口21から導入された冷媒がより主給油路81Mに導入され易くすることができる。
また、接続面43と第一面41とが鈍角をなしていることによって、第一面41に衝突した冷媒が接続面43側に流れる際に、接続面43から剥離するのを抑制することができる。これにより、より多くの冷媒を第二面42又は主給油路81Mに導くことができる。
また、接続面43が、軸線Aに平行な第一接続面44と、軸方向他方側Da2を向く第二接続面45と、を有し、第一給油路81の開口部81aが第二接続面45に形成されている。これにより、より多くの冷媒を主給油路81Mに導くことができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態では、第一給油路81の延長線上に第二給油路82を設けているが、第二給油路82を省略してもよい。
1 開放型圧縮機
2 ハウジング
2a 一端部
2b 他端部
3 フロントハウジング(側壁)
5 駆動軸
5d ディスク部
6 スクロール圧縮機構
7 メイン軸受(軸受)
8 サブ軸受
9 リップシール
10 軸受
11 プーリ
12 電磁クラッチ
14 冷媒通過孔
21 吸入口
22 吐出口
31 フロントハウジング基部
32 貫通孔
33 軸受保持部
34 リブ
35 圧縮機構支持部
41 第一面
42 第二面
43 接続面
44 第一接続面
45 第二接続面
51 クランクピン
61 固定スクロール
62 旋回スクロール
64 吐出ポート
65 圧縮室
67 ドライブ軸受
68 ドライブブッシュ
81 第一給油路
81M 主給油路(給油路)
81a 開口部
82 第二給油路
A 軸線
Da 軸方向
Da1 軸方向一方側
Da2 軸方向他方側
Dc 周方向
Dv 上下方向
S1 吸入チャンバー
S2 吐出チャンバー
S3 内側空間

Claims (3)

  1. 潤滑油を含む冷媒を圧縮する圧縮機構と、
    軸線回りに回転して前記圧縮機構を駆動する駆動軸と、
    前記駆動軸を回転可能に支持する軸受と、
    前記駆動軸を軸方向一方側に突出させる貫通孔が形成されている側壁と、前記側壁から軸方向他方側に向かって筒状に突出して前記軸受を保持する軸受保持部と、前記冷媒を内部に導入する吸入口と、前記潤滑油を前記軸受保持部の径方向外側から前記軸受の軸方向一方側に導入する給油路と、を有するハウジングと、を備え、
    前記軸受保持部は、前記吸入口から導入される冷媒が衝突する位置に設けられて前記冷媒の流れ方向と交差する面である第一面と、前記第一面に接続され、前記第一面から離れるにしたがって前記吸入口から離れるように前記第一面に対して傾斜している接続面と、前記接続面に接続され、前記接続面から離れるにしたがって前記吸入口に近づくように前記接続面に対して傾斜している第二面と、前記接続面に形成された前記給油路の開口部と、を有する開放型圧縮機。
  2. 前記吸入口は筒状をなし、前記吸入口の延在方向からみて前記吸入口の開口部と前記給油路の開口部の一部とは重なっている請求項1に記載の開放型圧縮機。
  3. 前記接続面は、軸線に平行な第一接続面と、前記第一接続面の軸方向一方側に接続され、軸方向他方側を向く第二接続面と、を有し、前記給油路の開口部は、前記第二接続面に形成されている請求項1又は請求項2に記載の開放型圧縮機。
JP2016213215A 2016-10-31 2016-10-31 開放型圧縮機 Pending JP2018071459A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016213215A JP2018071459A (ja) 2016-10-31 2016-10-31 開放型圧縮機
EP17198489.1A EP3315781B1 (en) 2016-10-31 2017-10-26 Open type compressor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016213215A JP2018071459A (ja) 2016-10-31 2016-10-31 開放型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018071459A true JP2018071459A (ja) 2018-05-10

Family

ID=60186134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016213215A Pending JP2018071459A (ja) 2016-10-31 2016-10-31 開放型圧縮機

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP3315781B1 (ja)
JP (1) JP2018071459A (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59231191A (ja) * 1983-06-13 1984-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 開放形圧縮機
US4538975A (en) * 1983-08-16 1985-09-03 Sanden Corporation Scroll type compressor with lubricating system
JPH08200244A (ja) * 1995-01-23 1996-08-06 Nippon Soken Inc スクロール型圧縮機
US5888057A (en) * 1996-06-28 1999-03-30 Sanden Corporation Scroll-type refrigerant fluid compressor having a lubrication path through the orbiting scroll
JP5782296B2 (ja) * 2011-05-13 2015-09-24 サンデンホールディングス株式会社 スクロール型圧縮機
JP6664879B2 (ja) 2015-02-24 2020-03-13 三菱重工業株式会社 開放型圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
EP3315781B1 (en) 2020-02-19
EP3315781A1 (en) 2018-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6300829B2 (ja) 回転式圧縮機
WO2014178189A1 (ja) スクロール圧縮機
US10233927B2 (en) Scroll compressor counterweight with axially distributed mass
US9057269B2 (en) Piloted scroll compressor
US20130251577A1 (en) Scroll Compressor With Slider Block
US20130251573A1 (en) Press-Fit Bearing Housing With Large Gas Passages
JP2008082272A (ja) 流体圧縮機
WO2018008368A1 (ja) 圧縮機
CN113950581A (zh) 涡旋式压缩机
US10815992B2 (en) Scroll compressor having Oldham coupling with key portions and different width key gaps
JP2020045778A (ja) 圧縮機
JP2018071459A (ja) 開放型圧縮機
JPWO2015177851A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2018119503A (ja) 密閉型圧縮機
JP2019190468A (ja) スクロール圧縮機
WO2018198811A1 (ja) ローリングシリンダ式容積型圧縮機
JP6785594B2 (ja) 密閉型スクロール圧縮機
JP2020045845A (ja) 密閉型電動圧縮機
JP2014129758A (ja) スクロール圧縮機
WO2023105562A1 (ja) スクロール圧縮機
JP7400080B2 (ja) 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP7139718B2 (ja) 圧縮機
JP2008215220A (ja) 圧縮機
WO2018047904A1 (ja) 開放型圧縮機
JP5690638B2 (ja) 横型スクロール圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161117

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181109