JP2018070926A - 電気炉の運転制御システムおよび電気炉ならびに電気炉の運転制御方法 - Google Patents

電気炉の運転制御システムおよび電気炉ならびに電気炉の運転制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電気炉の至近の状態を反映させたニューラルネットワークを構築し、出鋼する溶鋼の終点カーボン濃度を高い精度で推定できる電気炉の運転制御システムを提供する。【解決手段】電気炉の運転制御システムであって、電気炉精錬の操業条件となる設定項目を受け付ける入力部と、設定項目をニューラルネットワークに入力して操業結果推定値を算出する算出部と、設定項目に基づいて電気炉精錬を実行させる制御部と、を有し、算出部は、電気炉精錬が実行された溶鋼の操業結果実測値を取得し、設定項目と操業結果実測値を用いて前記ニューラルネットワークを再教育する。【選択図】図2

Description

本発明は、製鋼に用いられる電気炉の運転制御システムおよび電気炉ならびに電気炉の運転制御方法に関する。
製鋼に用いられる電気炉は、出鋼する溶鋼の終点カーボン濃度が所定の目標値を満足するように電気炉精錬の操業条件となる設定項目が設定される。これらの設定項目の設定値は、過去の電気炉の操業実績に基づいて調整される。
例えば、特許文献1では、過去の溶鋼の測温値や、操業データを重回帰分析した回帰式を作成し、測定した溶鋼の測温データ、通電量および供給酸素量等の操業データを回帰式に代入することで近未来の溶鋼温度を推算制御する溶鋼温度のコントロール方法が提案されている。
特開平5−181544号公報
しかしながら、電気炉において、過去の操業実績に基づく設定項目の調整は、電気炉の状態が一定であることを前提にしたものである。電気炉の状態は、必ずしも一定ではなく、例えば、電気炉の炉壁を構成する耐火物は、スラグによって侵食されるので、電気炉精錬を繰り返すごとにその状態が変化する。このため、過去の操業実績に基づいて設定項目を調整しても、出鋼する溶鋼の終点カーボン濃度といった操業結果を高い精度で推定できない、という課題があった。
本発明は、従来技術が抱える上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、電気炉の至近の状態を反映させたニューラルネットワークを構築し、例えば、出鋼する溶鋼の終点カーボン濃度といった操業結果を高い精度で推定できる電気炉の運転制御システムおよび当該運転制御システムを備える電気炉並びに電気炉の運転制御方法を提供することある。
このような課題を解決するための本発明の特徴は、以下の通りである。
(1)電気炉の運転制御システムであって、電気炉精錬の操業条件となる設定項目を受け付ける入力部と、前記設定項目をニューラルネットワークに入力して操業結果推定値を算出する算出部と、前記設定項目に基づいて電気炉精錬を実行させる制御部と、を有し、
前記算出部は、前記電気炉精錬が実行された溶鋼の操業結果実測値を取得し、前記設定項目と前記操業結果実測値を用いて前記ニューラルネットワークを再教育する電気炉の運転制御システム。
(2)前記算出部は、前記操業結果実測値と前記操業結果推定値との差が予め定められた範囲内である場合に、前記ニューラルネットワークを再教育する(1)に記載の電気炉の運転制御システム。
(3)前記入力部は、複数の設定項目と、操業結果目標値とを受け付け、前記算出部は、前記複数の設定項目のそれぞれに対応した操業結果推定値を算出し、前記操業結果推定値が前記操業結果目標値を満足する設定項目を操業条件として特定し、前記制御部は、前記算出部に特定された操業条件に基づいて電気炉精錬を実行させる(1)または(2)に記載の電気炉の運転制御システム。
(4)前記入力部は、鉄源として電気炉に装入されるスクラップが収容された状態を撮像して生成された画像データを、前記設定項目として受け付ける(1)から(3)の何れか1つに記載の電気炉の運転制御システム。
(5)前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点カーボン濃度である(1)から(4)の何れか1つに記載の電気炉の運転制御システム。
(6)前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点溶鋼温度である(1)から(4)の何れか1つに記載の電気炉の運転制御システム。

(7)(1)から(6)の何れか1つに記載の電気炉の運転制御システムを備える電気炉。
(8)電気炉の運転制御方法であって、電気炉精錬の操業条件となる設定項目を受け付ける入力ステップと、前記設定項目をニューラルネットワークに入力して操業結果推定値を算出する算出ステップと、前記設定項目に基づいて電気炉精錬を実行させる電気炉精錬実行ステップと、前記電気炉精錬が実行された溶鋼の操業結果実測値を取得し、前記設定項目と前記操業結果実測値を用いて、前記ニューラルネットワークを再教育する再教育ステップと、を有する電気炉の運転制御方法。
(9)前記再教育ステップは、前記操業結果実測値と前記操業結果推定値との差が予め定められた範囲内である場合に実施される(8)に記載の電気炉の運転制御方法。
(10)前記入力ステップにおいて、複数の設定項目と、操業結果目標値とを受け付け、
前記算出ステップにおいて、前記複数の操業条件に対応した複数の操業結果推定値を算出し、前記算出ステップで算出された複数の操業結果推定値のうち、前記操業結果目標値を満足する操業結果推定値に対応した設定項目を操業条件として特定する操業条件特定ステップをさらに備え、前記電気炉精錬実行ステップでは、前記操業条件特定ステップで特定された操業条件に基づいて電気炉精錬を実行させる(8)または(9)に記載の電気炉の運転制御方法。
(11)前記入力ステップは、鉄源として電気炉に装入されるスクラップが収容された状態を撮像して生成された画像データを、前記設定項目として受け付ける(8)から(10)の何れか1つに記載の電気炉の運転制御方法。
(12)前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点カーボン濃度である(8)から(11)の何れか1つに記載の電気炉の運転制御方法。
(13)前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点溶鋼温度である(8)から(11)の何れか1つに記載の電気炉の運転制御方法。
本発明によれば、直前に実施された電気炉精錬における、終点カーボン濃度などの操業結果実測値を用いて、電気炉精錬における操業結果推定値を算出するニューラルネットワークを再教育するので、当該ニューラルネットワークは、至近の電気炉の状態が反映されたものになる。そして、このようなニューラルネットワークを用いることで、電気炉における終点カーボン濃度などの操業結果を高い精度で推定でき、これにより、電気炉精錬を高い精度で制御できるようになる。
本実施形態に係る電気炉の運転制御システム100が適用される電気炉の一例を示す断面図である。 本実施形態に係る電気炉の運転制御システム100を示す機能ブロック図である。 ニューラルネットワーク114の概念図である。 電気炉の運転制御システム100によるニューラルネットワークの更新処理を説明するフロー図である。 電気炉の運転制御システム100よる操業条件の特定処理を説明するフロー図である。
以下、本発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る電気炉の運転制御システム100が適用される電気炉10の一例を示す断面図である。まず、図1を用いて、本実施形態の電気炉の運転制御システム100によって制御される電気炉10について説明する。
電気炉10は、炉本体12と、炉本体12の上部を塞ぎ、炉本体12に対して着脱自在に設けられた炉蓋14を有する。炉本体12の上方には、スクラップ装入装置16が設けられており、スクラップ装入装置16から炉本体12に鉄源としてスクラップ等が装入される。スクラップ装入装置16には、スクラップ装入装置16に収容されるスクラップの状態を撮像して画像データを生成する撮像装置18が設けられている。
炉本体12の外周側底部には、溶鋼20を出鋼するための出鋼口22が設けられている。また、炉本体12の出鋼口22の反対側には、作業口24が設けられている。その作業口24は、作業扉26によって開閉可能となっている。この作業口24から溶鋼20の上の溶融スラグ28が排滓される。
アーク電極30は、炉蓋14の中央部を貫通して炉本体12内に垂直に挿入されている。アーク電極30は、不図示の昇降装置と接続されており、当該昇降装置によって上下方向に移動する。炉本体12内に挿入されたアーク電極30は、通電されることによってアークプラズマが発生し、これにより炉本体12内に装入された鉄源を溶解する。
また、炉本体12の側面からは、バーナー32およびシュート34が炉本体12内に挿入されている。バーナー32には燃料であるバーナーガスが供給され、バーナー32は、炉本体12に装入された鉄源を側面からカッチングする。なお、カッチングとは、バーナー32を用いて鉄源を側面から切断して崩すことをいう。シュート34は、不図示の炉上ホッパと接続されている。炉上ホッパには、副原料、合金鉄および炭材等が別々に収納されている。炉上ホッパに収納された副原料、合金鉄および炭材等は、シュート34を介して炉本体12内に装入される。
作業口24からは、酸化精錬用の酸素ガスを供給する酸素ランス36が炉本体12内に挿入されている。また、出鋼口22の下側には、受鋼用の取鍋38が配置されている。
このような電気炉10を用いた鉄源の電気炉精錬は、以下の手順によって実施される。まず、炉蓋14を炉本体12の上部から取り外し、初回の鉄源をスクラップ装入装置16から炉本体12に装入する。その後、炉蓋14およびアーク電極30を炉上に移動し、アーク電極30を炉本体12内の下方に移動する。
アーク電極30を下方に移動しながらアーク電極30へ通電を開始する。アーク電極30へ通電すると、アーク電極30が形成するアークプラズマによって鉄源が溶解される。さらに、アーク電極30を下方に移動することで、鉄源にボーリング孔が形成される。また、炉本体の側面から挿入されたバーナー32を用いて、鉄源の側面から鉄源をカッチングする。炉本体12内に装入された鉄源は、アーク電極30によって形成されたアークプラズマおよびバーナー32によるカッチングによって溶解される。
初回に装入された鉄源が溶解し、追加の鉄源の装入が可能な状態にまで鉄源の体積が減少した段階で、アーク電極30への通電を停止する。また、バーナー32を用いたカッチング作業も停止して、炉蓋14とアーク電極30を炉上部から移動させて、炉本体12の上部を開放する。その後、追加の鉄源をスクラップ装入装置16から炉本体12に装入する。
追加の鉄源が装入された後、炉蓋14およびアーク電極30は炉上に移動され、再び、アーク電極へ通電して、追加で装入された鉄源を溶解していく。このような炉本体12への鉄源の装入およびアーク電極30およびバーナー32を用いた鉄源の溶解は、予め定められた量の鉄源が炉本体12に装入され、溶解されるまで繰り返し実行される。
予め定められた量の鉄源の溶解が完了した後、アーク電極30への通電を継続しつつ、炉上ホッパから副原料である消石灰等の造滓材が添加されるとともに酸素ランス36から酸素が供給されて酸化精錬が実施される。その後、生成した溶融スラグを排滓した後、炉上ホッパから炭材等が添加されて還元精錬が実施される。
酸化精錬および還元精錬により溶鋼成分が調整された溶鋼は、出鋼口22から取鍋38に出鋼される。出鋼の際、溶鋼の終点カーボン濃度等を分析するための試料が採取され、溶鋼の終点カーボン濃度を含む溶鋼成分が測定された後、目標成分にあわせるように合金鉄(SiMn、FeSi、FeMn、金属Al、コークス等)が装入され、電気炉精錬の1チャージが終了する。
このような電気炉10の電気炉精錬は、電気炉の運転制御システム100によって制御される。図2は、本実施形態に係る電気炉の運転制御システム100の一例を示す機能ブロック図である。電気炉の運転制御システム100は、入力部102と、処理部104と、格納部106と、表示部108と、測定部109とを有する。
電気炉の運転制御システム100は、例えば、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータである。入力部102は、電気炉10を管理する作業者から電気炉精錬の操業条件となる設定項目の入力を受け付ける。また、入力部102は、撮像装置18からスクラップの性状を示す画像データおよび溶鋼の終点カーボン濃度データを受け付ける。入力部102は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置およびメモリーカード等の情報記録媒体等の読み取り装置である。
処理部104は、例えば、CPU等であって、格納部106に保存されたプログラムやデータを用いて、電気炉10の動作を制御し、所定の演算を実行する。処理部104は、ニューラルネットワークを用いて終点カーボン濃度推定値を算出し、ニューラルネットワークを再教育する算出部110と、電気炉10の電気炉精錬を制御する制御部112とを有する。なお、終点カーボン濃度は、操業結果の一例である。また、操業結果として、処理部104は、終点溶鋼温度を算出してもよい。
格納部106は、例えば、更新記録可能なフラッシュメモリ、内蔵あるいはデータ通信端子で接続されたハードディスク、メモリーカード等の情報記録媒体およびその読み書き装置である。格納部106には、電気炉10の動作を制御するためのプログラムや、当該プログラム実行中に使用するデータ等が予め格納されている。また、格納部106には、設定項目を入力として終点カーボン濃度推定値を出力するニューラルネットワーク114が格納されている。表示部108は、例えば、LCDまたはCRTディスプレイ等である。
図3は、本実施形態に係るニューラルネットワーク114の概念図である。ニューラルネットワーク114の入力層から入力される設定項目としては、例えば、終点カーボン濃度を予測する場合においては、溶解出鋼重量、溶解電力量、精錬電力量、合計電力量、合計酸素量、溶解ランス酸素量、精錬ランス酸素量、溶解待機バーナー酸素量、溶解バーナー酸素量、溶解待機バーナー酸素量、溶解バーナー酸素量、出鋼温度、H屑量、新断バラ屑量、Aプレス量、シュレッダー量、Cプレス量、鋼ダライ粉量、ダストリサイクル量、銑ダライ粉量、銑鉄量、自家重量屑量、コークス量、生石灰量、アルミ灰量、コークスブリーズ粉量などがある。これらは、ニューラルネットワークの入力層から入力される。すなわち、本実施形態におけるニューラルネットワーク114の入力層は、上記設定項目に対応した数のニューロンから構成される。
本実施形態に係るニューラルネットワーク114の中間層は、34層で構成され、出力層は、終点カーボン濃度を出力とする1個ニューロンで構成される。このようなニューラルネットワークは、電気炉10の過去の電気炉精錬における設定項目と、終点カーボン濃度の実績データを教師データとして、ニューラルネットワークの誤差を最小にする最適化問題を解くことで事前に作成され、格納部106に格納される。
再び、図2を参照する。電気炉精錬が開始される前において、入力部102は、作業者から設定項目の入力を受け付ける。入力部102は、受け付けた設定項目を算出部110に出力する。また、入力部102は、撮像装置18で撮像された画像データを取得し、当該画像データを算出部110に出力する。
算出部110は、入力部102から画像データを取得すると、当該画像データを、設定項目として受け付ける。算出部110は、まず、スクラップの輪郭を評価するために、画像データにおける各画素のRGBの輝度値から予め定められた閾値を減算し、いずれか1つが0以下となった画素のRGBの輝度値を0にする。当該閾値は、過去の種々のスクラップの画像データを用いて定めてよい。算出部110は、スクラップ以外の部分の輝度値を0とした画像データを、ソフトマックス関数を用いて0から1の数値に変換する。
算出部110は、格納部106からニューラルネットワーク114を読み出し、入力部102から取得した、スクラップの性状を示す数値を含む設定項目をニューラルネットワーク114の入力層に入力し、終点カーボン濃度推定値を出力する。算出部110は、算出された終点カーボン濃度推定値を表示部108に表示する。
また、算出部110は、設定項目を制御部112に出力する。制御部112は、設定項目を電気炉精錬の操業条件として、電気炉精錬を実施する。電気炉10で電気炉精錬が実施された後、測定部109は、溶鋼成分が調整され取鍋38に出鋼される溶鋼の終点カーボン濃度を測定する。このようにして測定された終点カーボン濃度は、終点カーボン濃度実測値となる。
測定部109は、終点カーボン濃度実測値を算出部110に出力する。算出部110は、操業条件としての設定項目と終点カーボン濃度実測値とを用いて、格納部106に格納されているニューラルネットワーク114を再教育する。算出部110は、設定項目および終点カーボン濃度実測値を過去の電気炉精錬データに追加し、設定項目およぶ終点カーボン濃度実測値を含む過去の電気炉精錬データを教師データとしてニューラルネットワーク114の誤差を最小にする最適化問題を解くことでニューラルネットワーク114を再教育する。
このように、算出部110は、電気炉精錬を実行する毎に、当該電気炉精錬の操業条件である設定項目と終点カーボン濃度実測値とを用いてニューラルネットワーク114を再教育する。これにより、ニューラルネットワーク114は、至近の電気炉の状態を反映されたものになる。至近の電気炉の状態が反映されたニューラルネットワーク114を用いることで、算出部110は、電気炉10から出鋼される溶鋼の終点カーボン濃度を高い精度で推定できる。そして、当該カーボン濃度の推定値を用いて電気炉精錬の操業条件となる設定項目を定めることで、電気炉精錬における溶鋼の終点カーボン濃度を高い精度で制御できる。
また、本実施形態において、スクラップを撮像して生成された画像データを用いて算出した数値を設定項目として入力している。スクラップ装入装置16内のスクラップの状態は、電気炉10内におけるスクラップの溶解性に影響を及ぼす。このため、スクラップの状態を反映した画像データを用いて算出した数値を設定項目に入力することで、電気炉精錬における溶鋼の終点カーボン濃度をより高い精度で推定できるようになる。
次に、算出部110による操業条件の特定処理について説明する。算出部110が操業条件を特定する処理を行う場合には、入力部102は、作業者から複数の設定項目と、終点カーボン濃度目標値を受け付ける。なお、複数の設定項目とは、例えば、設定項目のうちの少なくとも1つの項目について複数の値があることを意味し、終点カーボン濃度目標値とは、電気炉精錬が実施された後の目標とする溶鋼のカーボン濃度の範囲を意味する。
算出部110は、複数の値を組み合せたそれぞれの設定項目と、ニューラルネットワーク114とを用いて、それぞれの設定項目に対応した終点カーボン推定値を算出する。算出部110は、終点カーボン目標値の範囲内となる終点カーボン推定値があるか否かを判断し、終点カーボン目標値の範囲内となった終点カーボン推定値がある場合には、当該終点カーボン推定値を算出するのに用いた設定項目を操業条件と特定する。一方、終点カーボン目標値の範囲内となる終点カーボン推定値がない場合には、算出部110は、終点カーボン目標値の範囲内となる終点カーボン推定値がない旨のエラー表示を表示部108に表示させる。なお、算出部110は、表示部108にエラー表示を表示させることに代えて、終点カーボン目標値に最も近い終点カーボン推定値を算出するのに用いた設定項目を操業条件に特定するとしてもよい。
算出部110は、操業条件として特定した設定項目を制御部112に出力する。制御部112は、設定項目を電気炉精錬の操業条件として、電気炉精錬を実施する。算出部110は、溶鋼成分が調整された溶鋼の終点カーボン濃度実測値と、操業条件としての設定項目とを用いて、格納部106に格納されているニューラルネットワーク114を再教育する。
このように、入力部102から、複数の設定項目と、終点カーボン濃度目標値を入力し、ニューラルネットワーク114を用いて算出された終点カーボン濃度推定値が終点カーボン濃度目標値を満足するような設定項目を電気炉精錬の操業条件に特定するとしてもよい。このようにして特定された操業条件で電気炉精錬を実施することで、溶鋼の終点カーボン濃度を目標とする終点カーボン濃度となるように制御できる。
なお、本実施形態において、算出部110は、測定部109から溶鋼の終点カーボン濃度実測値を取得すると、設定項目と終点カーボン濃度実測値とを用いて格納部106に格納されているニューラルネットワークを再教育する例を示した。しかしながら、これに限られず、算出部110は、溶鋼の終点カーボン濃度実測値と、ニューラルネットワーク114を用いて算出された終点カーボン濃度推定値との差が予め定められた範囲内である場合に、ニューラルネットワーク114を再教育するとしてもよい。なお、予め定められた範囲は、電気炉精錬における終点カーボン濃度の過去の実績値の範囲から定めてよい。これにより、何らか不具合で実際と異なる終点カーボン濃度実測値が測定された場合に、当該異なる値の終点カーボン濃度実測値を用いてニューラルネットワーク114を再教育することを防止できる。
また、本実施形態においては、1つの電気炉の運転制御システム100で1つの電気炉10を制御する例を示したが、これに限られない。例えば、1つの電気炉の運転制御システム100を有線または無線ネットワークを用いて複数の電気炉に接続し、1つの電気炉の運転制御システム100で複数の電気炉の電気炉精錬を制御してもよい。また、1つの電気炉の運転制御システム100に対して1つのニューラルネットワーク114を有する例を示したがこれに限られず、例えば、1つのニューラルネットワーク114を複数の電気炉の運転制御システム100で共有してもよい。
次に、電気炉の運転制御システム100で行われる処理について説明する。図4は、電気炉の運転制御システム100によるニューラルネットワーク114の更新処理を説明するフロー図である。図4に示した処理は、電気炉の運転制御システム100が立ち上げられた場合に開始される。
作業者が入力部102から設定項目を入力することで、算出部110は、設定項目を取得する(ステップS101)。算出部110は、設定項目と、格納部106に格納されているニューラルネットワーク114を用いて、溶鋼の終点カーボン濃度推定値を算出する(ステップS102)。算出部110は、算出した終点カーボン濃度推定値を表示部108に表示する(ステップS103)。
制御部112は、算出部110から取得した設定項目を操業条件にして電気炉精錬を実施する(ステップS104)。電気炉精錬が実施された後に、算出部110は、測定部109によって測定された溶鋼の終点カーボン濃度実測値を取得する(ステップS105)。算出部110は、設定項目と終点カーボン濃度実測値とを用いて格納部106に格納されているニューラルネットワークを再教育する(ステップS106)。
算出部110は、電気炉の運転制御システム100の終了条件が満足されているか否かを判断する(S106)。算出部110は、電気炉の運転制御システム100の終了条件が満足されていると判断した場合(ステップS107:Yes)、当該処理を終了する。一方、算出部110は、電気炉の運転制御システム100の終了条件が満足されていないと判断した場合(ステップS107:No)、処理をステップS101に戻して、再び、設定項目を取得するまで待機する。
図4に示した処理が実行されることで、電気炉の運転制御システム100は、電気炉精錬を実施する毎に、当該電気炉精錬の操業条件である設定項目と終点カーボン濃度実測値とを用いてニューラルネットワーク114を再教育する。これにより、当該ニューラルネットワーク114は、至近の電気炉の状態を反映されたものになる。算出部110は、至近の電気炉の状態を反映さえたニューラルネットワーク114を用いて電気炉の終点カーボン濃度を推定することで、電気炉から出鋼される溶鋼の終点カーボン濃度を高い精度で推定できる。そして、当該カーボン濃度の推定値を用いて電気炉精錬の操業条件を定めることで、電気炉精錬における溶鋼の終点カーボン濃度を高い精度で制御できる。
図5は、電気炉の運転制御システム100による操業条件の特定処理を説明するフロー図である。図5に示した処理も、電気炉の運転制御システム100が立ち上げられた場合に開始される。
作業者が、入力部102から複数の設定項目と、終点カーボン濃度目標値を入力することで、算出部110は、複数の設定項目と終点カーボン濃度目標値と取得する(ステップS201)。算出部110は、それぞれの設定項目と、ニューラルネットワーク114とを用いて、それぞれの設定項目に対応した終点カーボン推定値を算出する(ステップS202)。算出部110は、終点カーボン目標値の範囲内となる終点カーボン推定値があるか否かを判断する(ステップS203)。算出部110は、終点カーボン目標値の範囲内となった終点カーボン推定値があると判断した場合(ステップS203:Yes)、終点カーボン推定値を算出するのに用いた設定項目を操業条件として特定する(ステップS204)。一方、算出部110は、終点カーボン目標値の範囲内となる終点カーボン推定値がない場合(ステップS203:No)、表示部108に入力された設定項目では目標値を満足できない旨のエラー表示を表示させて(ステップS205)、処理をステップS201に戻す。
制御部112は、算出部110によって特定された設定項目を操業条件として、電気炉精錬を実施する(ステップS206)。電気炉精錬が実施された後に、算出部110は、測定部109によって測定された溶鋼の終点カーボン濃度実測値を取得する(ステップS207)。算出部110は、設定項目と終点カーボン濃度実測値とを用いて格納部106に格納されているニューラルネットワーク114を再教育する(ステップS208)。
算出部110は、電気炉の運転制御システム100の終了条件が満足されているか否かを判断する(S209)。算出部110は、電気炉の運転制御システム100の終了条件が満足されていると判断した場合(ステップS209:Yes)、当該処理を終了する。一方、算出部110は、電気炉の運転制御システム100の終了条件が満足されていないと判断した場合(ステップS209:No)、処理をステップS201に戻して、再び、複数の設定項目と、終点カーボン濃度目標値を取得するまで待機する。
図5に示した処理が実行されることで、電気炉の運転制御システム100は、目標とする終点カーボン濃度を満足するような設定項目を電気炉精錬の操業条件として特定できる。そして、当該操業条件で電気炉精錬を実施することで、溶鋼の終点カーボン濃度を、目標とする終点カーボン濃度になるように制御できる。
なお、本実施形態では、操業結果として、終点カーボン濃度を用いた例を示した。しかしながら、これに限られず、操業結果として、終点溶鋼温度、終点燐濃度、終点硫黄濃度、終点珪素濃度または終点マンガン濃度を用いてもよい。なお、ニューラルネットワークを用いて終点溶鋼温度を推定する場合においては、入力層から入力される設定項目として、終点カーボン濃度を推定する場合に用いた設定項目に加えて、前チャージ終了から次チャージ開始までの待機時間、炉本体内の耐火物温度、電気炉の炉本体が水冷パネルを備える場合には、水冷パネル温度を入力してよい。
さらに、本実施形態では、電気炉精錬が終了した後の終点カーボン濃度を用いた例を示した。しかしながら、これに限られず、操業結果として、電気炉精錬途中の溶鋼のカーボン濃度を用いてもよい。なお、ニューラルネットワークを用いて、電気炉精錬途中の溶鋼のカーボン濃度を推定する場合には、設定項目と、電気炉精錬途中におけるカーボン濃度の実績データを教育データとして、ニューラルネットワークを教育する。そして、当該ニューラルネットワークを用いることで、終点カーボン濃度同様に電気炉精錬途中の溶鋼のカーボン濃度に適用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中に示した装置、システムおよび方法における動作、手順およびステップの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるものでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書および図面中のフローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 電気炉
12 炉本体
14 炉蓋
16 スクラップ装入装置
18 撮像装置
20 溶鋼
22 出鋼口
24 作業口
26 作業扉
28 溶融スラグ
30 アーク電極
32 バーナー
34 シュート
36 酸素ランス
38 取鍋
100 電気炉の運転制御システム
102 入力部
104 処理部
106 格納部
108 表示部
110 算出部
112 制御部
114 ニューラルネットワーク

Claims (13)

  1. 電気炉の運転制御システムであって、
    電気炉精錬の操業条件となる設定項目を受け付ける入力部と、
    前記設定項目をニューラルネットワークに入力して操業結果推定値を算出する算出部と、
    前記設定項目に基づいて電気炉精錬を実行させる制御部と、
    を有し、
    前記算出部は、前記電気炉精錬が実行された溶鋼の操業結果実測値を取得し、前記設定項目と前記操業結果実測値を用いて前記ニューラルネットワークを再教育する電気炉の運転制御システム。
  2. 前記算出部は、前記操業結果実測値と前記操業結果推定値との差が予め定められた範囲内である場合に、前記ニューラルネットワークを再教育する請求項1に記載の電気炉の運転制御システム。
  3. 前記入力部は、複数の設定項目と、操業結果目標値とを受け付け、
    前記算出部は、前記複数の設定項目のそれぞれに対応した操業結果推定値を算出し、前記操業結果推定値が前記操業結果目標値を満足する設定項目を操業条件として特定し、
    前記制御部は、前記算出部に特定された操業条件に基づいて電気炉精錬を実行させる請求項1または請求項2に記載の電気炉の運転制御システム。
  4. 前記入力部は、鉄源として電気炉に装入されるスクラップが収容された状態を撮像して生成された画像データを、前記設定項目として受け付ける請求項1から請求項3の何れか一項に記載の電気炉の運転制御システム。
  5. 前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点カーボン濃度である請求項1から請求項4の何れか一項に記載の電気炉の運転制御システム。
  6. 前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点溶鋼温度である請求項1から請求項4の何れか一項に記載の電気炉の運転制御システム。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電気炉の運転制御システムを備える電気炉。
  8. 電気炉の運転制御方法であって、
    電気炉精錬の操業条件となる設定項目を受け付ける入力ステップと、
    前記設定項目をニューラルネットワークに入力して操業結果推定値を算出する算出ステップと、
    前記設定項目に基づいて電気炉精錬を実行させる電気炉精錬実行ステップと、
    前記電気炉精錬が実行された溶鋼の操業結果実測値を取得し、前記設定項目と前記操業結果実測値を用いて、前記ニューラルネットワークを再教育する再教育ステップと、
    を有する電気炉の運転制御方法。
  9. 前記再教育ステップは、前記操業結果実測値と前記操業結果推定値との差が予め定められた範囲内である場合に実施される請求項8に記載の電気炉の運転制御方法。
  10. 前記入力ステップにおいて、複数の設定項目と、操業結果目標値とを受け付け、
    前記算出ステップにおいて、前記複数の操業条件に対応した複数の操業結果推定値を算出し、
    前記算出ステップで算出された複数の操業結果推定値のうち、前記操業結果目標値を満足する操業結果推定値に対応した設定項目を操業条件として特定する操業条件特定ステップをさらに備え、
    前記電気炉精錬実行ステップでは、前記操業条件特定ステップで特定された操業条件に基づいて電気炉精錬を実行させる請求項8または請求項9に記載の電気炉の運転制御方法。
  11. 前記入力ステップは、鉄源として電気炉に装入されるスクラップが収容された状態を撮像して生成された画像データを、前記設定項目として受け付ける請求項8から請求項10の何れか一項に記載の電気炉の運転制御方法。
  12. 前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点カーボン濃度である請求項8から請求項11の何れか一項に記載の電気炉の運転制御方法。
  13. 前記操業結果は、電気炉精錬が実行された溶鋼の終点溶鋼温度である請求項8から請求項11の何れか一項に記載の電気炉の運転制御方法。
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