JP2018070511A - 液状皮膚外用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】制汗剤等の液状皮膚外用組成物に求められる、清涼感を付与する効果を損なうことなく、適度な粘度を付与することにより、液だれがなく、粉末の沈降を抑えた安定性にすぐれた液状皮膚外用組成物の提供。
【解決手段】(A)一価アルコール20〜60質量%と、(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルと、を含有する液状皮膚外用組成物。前記(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルが、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を配合したゲルの粉砕により得られるミクロゲルである液状皮膚外用組成物。ミクロゲルが寒天を配合したゲルを粉砕したものである、液状皮膚外用組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、液状皮膚外用組成物に関し、特に、清涼感を与えるとともに、適度な粘度で液だれがなく、安定性にすぐれた液状皮膚外用組成物に関する。
制汗剤等の液状皮膚外用組成物は、塗布した後の皮膚に心地よい清涼感を与えるとともに、発汗を抑制し、体臭を抑える効果を奏するため、外出先でも容易に皮膚に塗布することができ、速効性、被覆性に優れることが望ましい。
しかしながら、液状の制汗剤を容器から手に取り、皮膚に塗り広げるように塗布しようとすると、手から制汗剤がたれ落ちたり、皮膚上を流れてしまうことが多く、容易に塗布できない事態が生じる。
また、制汗剤を塗布した後には、皮膚の表面にサラサラとした感触を与えるよう、制汗剤には粉末を配合することが一般的であるが、制汗剤に配合した粉末は、静置しておくと、制汗剤を収容する容器の底部に沈降してしまうことから、使用する前には、容器をよく振り、粉末を制汗剤全体に分散してから使用する必要がある。そして、このような使用前に容器を振る行う行為は、使用者にとって煩わしい行為となっていた。
一方、ポリマー鎖の絡み合いによって増粘するタイプの増粘剤を配合して、制汗剤の粘度を高めると、制汗剤のたれ落ちや粉末の沈降を抑えることができるものの、皮膚上に塗布した後の制汗剤の乾燥速度が遅くなったり、乾燥した後もベタツキが生じるなど、制汗剤が本来備えるべき清涼感を付与する効果を著しく損なうこととなる。
このため、制汗剤等の液状皮膚外用組成物においては、清涼感を付与する効果を損なうことなく、適切な粘度を付与することにより、液だれがなく、粉末の沈降を抑制した安定性にすぐれる液状皮膚外用組成物を開発することが重要となる。
特開2014−65671号公報
本発明は、制汗剤等の液状皮膚外用組成物に求められる、清涼感を付与する効果を損なうことなく、適切な粘度を付与することにより、液だれがなく、粉末の沈降を抑制した安定性にすぐれる液状皮膚外用組成物を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明者が検討を行った結果、所定量の一価アルコールと、ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルと、を配合することにより、すぐれた清涼感を維持しながら、液だれがなく、粉末の沈降を抑制した安定性にすぐれる液状皮膚外用組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(A)一価アルコール 20〜60質量%と、(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルと、を含有することを特徴とする液状皮膚外用組成物である。
さらに本発明は、前記(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルが、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を配合したゲルの粉砕により得られるミクロゲルであることを特徴とする液状皮膚外用組成物である。
さらに本発明は、前記(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤が、カルシウム塩、マグネシウム塩、ナトリウム塩、及び、カリウム塩からなる群から選ばれる1又は2種以上であることを特徴とする液状皮膚外用組成物である。
また本発明は、前記(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルが、(c)寒天を配合したゲルの粉砕により得られるミクロゲルであることを特徴とする液状皮膚外用組成物である。
さらに本発明は、前記の液状皮膚外用組成物において、さらに(C)粉末を含むことを特徴とする液状皮膚外用組成物である。
また本発明は、前記の液状皮膚外用組成物を配合することを特徴とする制汗剤である。
また本発明は、前記の液状皮膚外用組成物を配合することを特徴とするデオドラント製品である。
また本発明は、前記の液状皮膚外用組成物を容器に収容することを特徴とする化粧品である。
さらに本発明は、水又は水性成分に、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を加え、加熱溶解後、静置冷却して得たゲルを粉砕してミクロゲルとし、該ミクロゲルを一価アルコールに分散して製造することを特徴とする液状皮膚外用組成物の製造方法である。
また本発明は、水又は水性成分に、(c)寒天を加え、溶解後静置して得たゲルを粉砕してミクロゲルとし、該ミクロゲルを一価アルコールに分散して製造することを特徴とする液状皮膚外用組成物の製造方法である。
本発明によれば、制汗剤等の液状皮膚外用組成物に求められる、清涼感を付与する効果を損なうことなく、適度な粘度を付与することができるため、手にとっても液だれがなく、皮膚に塗布し易い液状皮膚外用組成物を提供することができる。
また、本発明によれば、粉末が分散した状態を長期間安定に保持することができるため、容器の底に沈降した粉末を分散するために頻繁に容器を振る手間を省くことが可能となる。
本発明の液状皮膚外用組成物は、(A)一価アルコール20〜60質量%と、(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルと、を含有する。
(A)一価アルコール
本発明において用いる一価アルコールとしては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール等を用いることができ、炭素数1〜8、より好ましくは1〜3の一価アルコールが挙げられ、これらの中から選ばれる1種又は2種以上の混合物からなるものを挙げることができる。
(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲル
本発明では、ゲル化能を有する親水性化合物を水または水性成分に溶解(成分によっては加熱溶解)した後、静置(あるいは静置冷却)して形成したゲルを粉砕してなる平均粒径0.1〜1000μmのミクロゲルを用いる。
ミクロゲルは、膨潤したミクロゲル粒子同士の摩擦により粘度を向上させる効果があるがポリマー鎖の絡み合いによって増粘するタイプの増粘剤(増粘性化合物)と比較して、皮膚になじませた際のぬるつきを抑制できるため、清涼感を損なうことがない。
上記ゲル化能を有する親水性化合物としては、ゲル化能を有する水溶性化合物であって、化粧料、医薬品分野で用いられ得るものであれば特に限定されるものではない。具体的には、ゼラチン、コラーゲン等のゲル化能を有する親水性タンパク質や、寒天、カードラン、スクレログルカン、シゾフィラン、ジェランガム、アルギン酸、カラギーナン、マンナン、ペクチン、ヒアルロン酸等の親水性多糖類、架橋型N,N−ジメチルアクリルアミド−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム共重合体、及び、アクリル酸ナトリウム/2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム塩共重合体等の親水性のゲル化剤が例示される。ゲル化能を有する親水性化合物は1種または2種以上を用いることができる。
これらゲル化能を有する親水性化合物を、水または水性成分に溶解(成分によっては加熱溶解)した後、静置(あるいは静置冷却)して固化させ、ゲルを形成する。特に、加熱溶解後の固化(ゲル化)は、加熱を止めて固化温度(ゲル化温度)より低温となるまで静置(放置)することが好ましい
水性成分としては、化粧料、医薬品分野において用いられ得る水性成分であれば特に限定されるものでなく、例えば1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類や、エタノール、プロパノール等の低級アルコールのほか、一般に化粧料の水相成分として配合される成分を含有することができる。具体的には、メタリン酸塩、エデト酸塩等のキレート剤や、pH調整剤、防腐剤等が例示されるが、これら例示に限定されるものでない。
上記ゲルのゲル強度は、ゲル自体がその形状を維持でき、また次工程のミクロゲルを得ることができる程度のものであれば特に限定されるものでない。本発明では、ゲル強度がかなり高いものでも使用することができ、例えばゼリー強度が1,000g/cm(日寒水式測定)若しくはそれ以下程度の高ゼリー強度のものでも用いることができる一方、ゼリー強度30g/cm程度のかなり弱いゲル強度でもミクロゲルを得ることができる。使用性向上の点からはゼリー強度100g/cm前後のものが好ましい。
上記ゲル化能を有する親水性化合物とともに、さらに使用感を変えるなどの目的から、ゲル化能をもたない増粘性化合物を併用してもよい。ゲル化能をもたない増粘性化合物としては、ポリアクリル酸、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリアルキルアクリルアミド/ポリアクリルアミドコポリマー、カルボキシメチルセルロース、カチオン化セルロース、プルロニックをはじめとする親水性合成高分子や、キサンタンガム、サクシノグリカン、グアーガム、ローカストビーンガムをはじめとする親水性天然高分子のほか、ラポナイト、ベントナイト、スメクタイト等の親水性粘土鉱物等の親水性増粘性化合物が例示される。またこれら化合物の塩も用いることができる。これらゲル化能をもたない親水性の増粘性化合物を併用することにより、得られるゲルのゲル強度を調整することができる。ゲル化能をもたない増粘性化合物は1種又は2種以上を用いることができる。
ゲル化能を有する親水性化合物により形成されたゲルをホモジナイザー、ディスパー、メカニカルスターラー等により破砕し、所定の平均粒径を備えたミクロゲルを得る。本発明においてミクロゲルの平均粒径は0.1〜1,000μmであり、好ましくは1〜300μm程度、より好ましくは10〜200μm程度である。ミクロゲルの平均粒径が1,000μm超では、感触が悪く使用性上問題となる場合があり、一方、0.1μm未満では適度な粘度が得られない場合もある。ミクロゲルの平均粒径は、粉砕の程度により調節可能であり、より滑らかな使用性が必要とされる場合には高速攪拌により十分に破砕し、細かな粒径のミクロゲルとし、一方、ミクロゲル自体の触感を必要とする場合には軽い攪拌により破砕の度合いを弱めてやや大き目の粒径のミクロゲルとする。
本発明において用いるミクロゲルは、ゲル化能を有する親水性化合物として、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を配合し、形成したゲルを粉砕して得ることができる。
本発明に用いるジェランガムとしては、D−グルコース、D−グルクロン酸、L−ラムノースが2:1:1の割合で結合した4つの糖を反復単位とするヘテロ多糖類を用いることができる。ジェランガムの市販品としては、例えば、KELCOGEL AFT(CP Kelco社)がある。
(a)ジェランガムとともに配合する、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤は、ジェランガムをゲル化させる機能があるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、もしくは、水に溶解して前記塩を解離する、グリチルリチン酸ジカリウム塩、トリメチルグリシン、ピロ亜硫酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、乳酸カリウム等を用いることができるが、中でも、塩化カルシウム塩、塩化マグネシウム塩、塩化ナトリウム塩、塩化カリウム塩が好ましく用いられる。
(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤の配合量は、化粧料全体に対して0.001〜10質量%が好ましく、ジェランガムに対して質量比で0.15〜50倍量を配合することが好しい。化粧料全体に対して0.001質量%未満の配合量であると、化粧料全体を十分にゲル化させることが実質上困難になり、化粧料全体に対して10質量%を超えて配合すると、皮膚に適用した際にかえって使用感触が損なわれることになる。
ミクロゲルを得るための工程としては、水又は水性成分に、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を添加し、加熱溶解後、静置冷却して得たゲルを粉砕してミクロゲルとし、これを一価アルコールに分散して液状皮膚外用組成物を得ることが好ましい。(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を加熱溶解した後、攪拌しながら冷却して得たゲルを粉砕したミクロゲルを一価アルコールに分散しても所定の粘度を得ることができず、本発明の課題である制汗剤等の液だれを抑えることが困難となるためである。
また、本発明に用いるミクロゲルは、水又は水性成分に、(c)寒天を配合して得たゲルを粉砕することによっても得ることができる。
ゲル化能を有する親水性化合物として(c)寒天を用いる場合、水に、(c)寒天を添加し、室温にて溶解した後、静置冷却した後、ゲルを粉砕してミクロゲルとし、これを一価アルコールに分散して液状皮膚外用組成物を得ることが好ましい。(c)成分が溶解した後のゲルの形成過程において攪拌を継続すると、その後粉砕して一価アルコールに分散しても所定の粘度が得ることができず、本発明の課題である制汗剤等の液だれを抑えることが困難となる危険性があるためである。
本発明の液状皮膚外用組成物においては、さらに(C)成分として粉末を配合することができる。所定量の一価アルコールと、ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルと、を含有する液状皮膚外用組成物においては、制汗剤等に求められる清涼感を損なうことなく、適度な粘度を付与することができるため、粉末が分散した状態を長期間安定に保持することができる。
(C)成分の粉末としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等)など、塗布後にサラサラとした使用性を付与する粉末が望ましい。
本発明の液状皮膚外用組成物には、制汗剤としての制汗・防臭の機能を付与する成分として、ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)、アルミニウムハイドロキシクロライド、塩化アルミニウムなどのアルミニウム化合物、スルフォ石炭酸亜鉛塩、酸化亜鉛などの亜鉛化合物、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノール、抗菌性ゼオライトなどの殺菌成分などを配合することができる。酸化亜鉛のように水、アルコールのいずれにも溶解しない成分は、粉末のまま分散して配合することができる。
また、本発明の液状皮膚外用組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、通常の皮膚外用組成物に配合可能な成分を配合することもできる。そのような成分としては、例えば、界面活性剤、薬剤、緩衝剤、香料、殺菌剤、保湿剤、増粘剤、pH調整剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、美白剤、紫外線吸収剤、色材等が挙げられる。また、これらの成分は、ゲル化能を有する親水性化合物を溶解するための水、あるいはミクロゲルを分散する一価アルコールのいずれに添加してもよい。
本発明の液状皮膚外用組成物は、清涼感を付与するとともに、適度な粘度を備えるため、手にとっても液だれがなく、皮膚に塗布し易い特性を有することから、制汗剤やデオドラント製品として利用することができる。また、ワンタッチキャップやディスペンサーを備えた容器に収容すれば、携行可能な化粧品として利用することができる。
本発明の液状皮膚外用組成物は、30℃における粘度が1000mPa・s以上であることが好ましい。このような粘度を維持することで、手にとっても液だれがなく、皮膚に塗布し易い特性を備えるとともに、粉末を配合した場合には、粉末の沈降を抑えることが可能となる。
また液状皮膚外用組成物の粘度は、その上限を特に限定されるべきものではなく、粘度に応じて収容する容器の形態を選択すればよい。例えば、液状皮膚外用組成物の粘度が6000mPa・s以下であれば、ボトル容器に収容することで残存する量を少なく最後まで使い切ることができるとともに使い勝手を良くすることができる。一方、6000mPa・s以上であれば、チューブ容器に収容することで、残量を減らして最後まで使い切ることができるとともに、携帯性を向上させることができる。
以下、具体例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、これらは本発明の技術的範囲を何ら限定するものではない。なお、以下の実施例及び比較例における配合量は特記しない限り質量%である。
実施例等について行った各評価の方法は、以下の通りである。
<評価方法>
・粘度;BL型粘度計により測定した。
・粉末の沈降; ガラスボトルにて室温で静置。1週間後に上澄みがないこと、ボトル底面に粉末の層がないことを確認した。
・手からのたれ落ち; パネル10名にて、実際に使用して評価した。手のひらに1〜2mLを取り、他方の上腕に塗る際に手からこぼれないか確認した。
・乾きの早さ;パネル10名にて、使用実感を確認した。
・乾き際のべたつき; パネル10名にて、使用実感を確認した。
評価項目における評価の基準は、以下の通りである。
<評価基準>
○:優れる(合格)、△:やや劣る(不合格)、×:劣る(不合格)
表1は、ミクロゲルを得るための製造工程の違いによる液状皮膚外用組成物の粘度の相違を示すものである。
実施例1は、水に、ジェランガム、塩化ナトリウム及び塩化カルシウム等の成分を添加し加熱溶解後、静置冷却した後、形成したゲルを粉砕してミクロゲルとし、これを一価アルコール(エタノール)に分散して液状皮膚外用組成物を得る工程を採用するが、比較例2は、水に、実施例1と同じ成分を添加し、加熱溶解した後、攪拌しながら冷却して得たゲルを粉砕したミクロゲルを一価アルコール(エタノール)に分散して液状皮膚外用組成物を得る工程を採用したものである。
表1に示すように、実施例1は、適度な粘度を備え、粉末の沈降や手からのたれ落ちを効果的に防止できることが確認された。一方、比較例2は、十分な粘度が得られず、粉末の沈降や手からのたれ落ちが生じる結果であった。
Figure 2018070511
つぎに、親水性化合物により形成されたゲルを粉砕して得られるミクロゲルを一価アルコールに分散して増粘した液状皮膚外用組成物(実施例2、3)と、従来の増粘剤を水に溶解することにより増粘した液状皮膚外用組成物(比較例2〜7)について比較評価を行った。
表2には、実施例2、3及び比較例2〜7の処方を示すが、実施例2、3は、いずれも上記実施例1と同様、水にゲルを形成するための親水性化合物を添加して溶解し、静置冷却した後、形成したゲルを粉砕してミクロゲルとし、これをアルコールに分散して液状皮膚外用組成物を得る工程を採用している。
Figure 2018070511
表2に示すように、実施例2、3は、粉末の沈降や手からのたれ落ちがなく、また、皮膚に塗布したとき、皮膚上で乾燥する際に析出した成分がムラとなって表出するヨレも生じることがなく、良好な結果であることが確認された。実施例2、3のように、製剤中でミクロゲルが充填した構造をとる場合には、経時での粉末の沈降が防止され、乾き際のヨレも起きることはないが、比較例2〜7のように、高分子の絡み合いにより粘度を増す従来の増粘剤を使用した場合は、配合量を増やしても粉末の沈降を抑えることができず、また添加が少量でも乾き際にヨレが生じる結果となった。
表3は、一価アルコールの配合量について検討した結果を示す。実施例2及び4〜7は、いずれも処方中の水全量に対してジェランガムとゲル化促進剤(塩化ナトリウム、塩化カルシウム)を溶解し、形成したゲルを粉砕してミクロゲルを得た。
Figure 2018070511
水が多く、一価アルコール(エタノール)が少ない方が、一価アルコールに対してゲルを構成する水の割合が増加するため粘度が上がる傾向にあるが、比較例8のように、一価アルコールが20%より少ないと、皮膚に塗布した際、乾きが遅くなったり、べたついたり、また香料などの油溶性成分が製造中に分離するなどの問題が生じる。一方、比較例9のように、一価アルコールが60%を上回ると、ゲルを構成する水の量が少なくなるため、適度な粘度を得ることができなくなるため、粉末の沈降や手からのたれ落ちが生じるなど、「劣る(不合格)」の結果となった。
以下に、本発明の液状皮膚外用組成物を用いた処方例を挙げる。いずれの処方例においてもすぐれた清涼感が得られるとともに、適度な粘度で手にとっても液だれがなく、粉末が分散した状態を長期間安定に保持できることが確認された。尚、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
処方例1:デオドラントローション
配合成分 配合量(質量%)
1.水 残余
2.エデト酸塩 0.1
3.寒天 0.5
4.アルコール 30.0
5.ナイロン粉末 3.0
6.塩化ベンザルコニウム 0.1
7.スルフォ石炭酸亜鉛塩 0.5
8.香料 適量
合 計 100.0
(製造方法)
配合成分1に配合成分2、3を添加し、加熱溶解した後、静置冷却して得られたゲルを粉砕して配合成分4〜8と混合した。
処方例2:デオドラントローション
配合成分 配合量(質量%)
1.水 残余
2.エデト酸塩 0.1
3.ジェランガム 0.3
4.塩化カリウム 0.5
5.アルコール 50.0
6.シリカ 3.0
7.イソプロピルメチルフェノール 0.1
8.アルミニウムハイドロオキシクロライド液(50%) 3.0
9.香料 適量
合 計 100.0
(製造方法)
配合成分1に配合成分2〜4を添加し、加熱溶解した後、静置冷却して得られたゲルを粉砕して配合成分5〜9と混合した。
処方例3:美容液
配合成分 配合量(質量%)
1.水 残余
2.エデト酸塩 0.1
3.寒天 0.7
4.グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
5.アルコール 21.0
6.ヒドロキシプロピルセルロース 0.5
7.グリセリン 5.0
8.ジプロピレングリコール 5.0
9.PEG−60水添ヒマシ油 0.2
10.香料 適量
合 計 100.0
(製造方法)
配合成分1に配合成分2、3を添加し、加熱溶解した後、静置冷却して得られたゲルを粉砕して配合成分4〜10と混合した。
処方例4:クレンジングジェル
配合成分 配合量(質量%)
1.水 残余
2.エデト酸塩 0.1
3.寒天 0.3
4.(アクリレーツ/アクリルアルキル(C10〜30))クロスポリマー 0.5
5.水酸化カリウム 0.2
6.ヒドロキシプロピルセルロース 0.5
7.アルコール 25.0
8.シクロペンタシロキサン 10.0
9.グリセリン 5.0
10.ジプロピレングリコール 5.0
11.PEG−60水添ヒマシ油 0.5
12.香料 適量
合 計 100.0
(製造方法)
配合成分1の一部に配合成分2、3を添加し、加熱溶解した後、静置冷却して得られたゲルを粉砕し、配合成分4を溶解した配合成分1及び配合成分5〜12と混合した。
すなわち本発明は、(A)一価アルコール 20〜60質量%と、(B)水又は水性成分に、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を加え、加熱溶解後、静置冷却して得たゲルを粉砕して得られるミクロゲルと、を含有することを特徴とする液状皮膚外用組成物である。
実施例1は、水に、ジェランガム、塩化ナトリウム及び塩化カルシウム等の成分を添加し加熱溶解後、静置冷却した後、形成したゲルを粉砕してミクロゲルとし、これを一価アルコール(エタノール)に分散して液状皮膚外用組成物を得る工程を採用するが、比較例は、水に、実施例1と同じ成分を添加し、加熱溶解した後、攪拌しながら冷却して得たゲルを粉砕したミクロゲルを一価アルコール(エタノール)に分散して液状皮膚外用組成物を得る工程を採用したものである。
表1に示すように、実施例1は、適度な粘度を備え、粉末の沈降や手からのたれ落ちを効果的に防止できることが確認された。一方、比較例は、十分な粘度が得られず、粉末の沈降や手からのたれ落ちが生じる結果であった。
すなわち本発明は、(A)一価アルコール 20〜60質量%と、(B)水又は水性成分に、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を加え、加熱溶解後、静置冷却して得たゲルを粉砕して得られるミクロゲルと、を配合することを特徴とする液状皮膚外用組成物の製造方法である。
さらに本発明は、前記(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤が、カルシウム塩、マグネシウム塩、ナトリウム塩、及び、カリウム塩からなる群から選ばれる1又は2種以上であることを特徴とする液状皮膚外用組成物の製造方法である。
さらに本発明は、前記の液状皮膚外用組成物の製造方法において、さらに(C)粉末を配合することを特徴とする液状皮膚外用組成物の製造方法である。
また本発明は、前記の液状皮膚外用組成物の製造方法により得た液状皮膚外用組成物を配合することを特徴とする制汗剤である。
また本発明は、前記の液状皮膚外用組成物の製造方法により得た液状皮膚外用組成物を配合することを特徴とするデオドラント製品である。
また本発明は、前記の液状皮膚外用組成物の製造方法により得た液状皮膚外用組成物を容器に収容することを特徴とする化粧品である。

Claims (10)

  1. (A)一価アルコール 20〜60質量%と、
    (B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルと、
    を含有することを特徴とする液状皮膚外用組成物。
  2. 前記(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルが、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を配合したゲルの粉砕により得られるミクロゲルであることを特徴とする請求項1記載の液状皮膚外用組成物。
  3. 前記(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤が、カルシウム塩、マグネシウム塩、ナトリウム塩、及び、カリウム塩からなる群から選ばれる1又は2種以上であることを特徴とする請求項2記載の液状皮膚外用組成物。
  4. 前記(B)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲルの粉砕により得られるミクロゲルが、(c)寒天を配合したゲルの粉砕により得られるミクロゲルであることを特徴とする請求項1記載の液状皮膚外用組成物。
  5. 請求項1記載の液状皮膚外用組成物において、さらに(C)粉末を含むことを特徴とする液状皮膚外用組成物。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の液状皮膚外用組成物を配合することを特徴とする制汗剤。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の液状皮膚外用組成物を配合することを特徴とするデオドラント製品。
  8. 請求項1乃至5のいずれかに記載の液状皮膚外用組成物を容器に収容することを特徴とする化粧品。
  9. 水又は水性成分に、(a)ジェランガムと、(b)陽イオンを生成するゲル化促進剤と、を加え、加熱溶解後、静置冷却して得たゲルを粉砕してミクロゲルとし、該ミクロゲルを一価アルコールに分散して製造することを特徴とする請求項2記載の液状皮膚外用組成物の製造方法。
  10. 水又は水性成分に、(c)寒天を加え、溶解後静置して得たゲルを粉砕してミクロゲルとし、該ミクロゲルを一価アルコールに分散して製造することを特徴とする請求項4記載の液状皮膚外用組成物の製造方法。
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