JP2018069993A - 車両内装品 - Google Patents

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【課題】車両内装品に新たな意匠を表現する。【解決手段】加飾パネル(7)がインストルメントパネル(1)に取り付けられた構造を有するインパネアセンブリ(8)において、加飾パネル(7)が、透光層(11)とその裏側に設けられた隠蔽層(9)とを備え、透光層(11)の外周端面(23)が加飾パネル(7)の外周縁部を構成するパネル外周縁面(27)を有し、パネル外周縁面(27)に、装飾部(39)が設けられ、透光層(11)の裏面(25)に、装飾部(39)に臨む内面(43)を呈して装飾部(39)に施された装飾(37)を映す投影面部(45)が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、加飾パネルを備えた車両内装品に関する。
車両内装品に用いられる加飾パネルには、隠蔽層として機能する着色不透明な基材の表面を無色透明な透光層で被覆してなる構造を有するものがある。このような加飾パネルに意匠性を付与する手段としては、透光層に覆われる基材の表面に造形模様をなす凹所を形成することにより、凹所の形成部分を他の部分に比べて暗色とすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭64−001934号公報
近年、車両内装品の加飾パネルにおいては、形状や加飾が多様化しており、上述した基材の表面に凹所を設けるだけの手段では、表現できないような新たな意匠表現が求められている。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両内装品に新たな意匠を表現することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、透光層の外周端面やそれに臨む被取付体の面に装飾部を設け、その装飾部に施された装飾を透光層の裏面に映すようにした。
具体的には、本発明は、被取付体と、該被取付体に取り付けられた加飾パネルとを備え、前記加飾パネルが、光が透過する透光層と、該透光層の裏側に設けられた隠蔽層とを備える車両内装品を対象とし、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明は、前記透光層が、当該透光層の厚さ方向において外部に臨む表面と、該表面に沿って当該透光層の内方に臨む内面を呈する外周端面と、前記表面と相対し且つ前記隠蔽層側に臨む裏面とを有する。前記透光層の外周端面は、前記被取付体に覆われた、前記加飾パネルの外周縁部を構成するパネル外周縁面を有する。前記パネル外周縁面と該パネル外周縁面を覆う前記被取付体の被覆面とのうち少なくとも一方の面には、装飾を施す装飾部が設けられている。そして、第1の発明は、前記透光層の裏面に、前記装飾部に臨む内面を呈して前記装飾部の装飾を映す投影面部が形成されていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の車両内装品において、前記投影面部が、前記透光層の裏面のうち前記外周端面に沿って前記装飾部と近接した位置に設けられていることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明の車両内装品において、前記投影面部の内面が、前記装飾部側に張り出した湾曲形状に形成されていることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか1つの車両内装品において、前記透光層のうち前記投影面部に対応する部分の厚さが、前記パネル外周縁面側に向かうに連れて大きくなっていることを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つの車両内装品において、前記透光層が、透明な樹脂によって形成されていることを特徴とする。
第6の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つの車両内装品において、前記透光層が、半透明な樹脂によって形成されており、見る方向における厚さが大きい部分ほど暗く見えることを特徴とする。
第7の発明は、第1〜第6の発明のいずれか1つの車両内装品において、前記透光層が樹脂成形部である構成を有する。そして、第7の発明は、前記装飾部の装飾が、前記透光層の前記パネル外周縁面に直接形成された凹凸形状からなることを特徴とする。
第8の発明は、第1〜第6の発明のいずれか1つの車両内装品において、前記装飾部が、前記パネル外周縁面と該パネル外周縁面を覆う前記被取付体の被覆面とのうち少なくとも一方の面に設けられた、装飾用の模様を有する装飾模様部と、該装飾模様部を介して前記投影面部に向けて発光する光源と、を含むことを特徴とする。ここでいう「模様」とは、直線や曲線からなる線状の模様や、ストライプ模様、幾何学模様、ドット模様などの種々の模様の他、様々な絵柄や図形、文字、記号を含む。
第1の発明によれば、透光層のパネル外周縁面、それを覆う被取付体の被覆面、又はそれら両方の面に装飾部を設け、透光層の裏面にその装飾部の装飾を映す投影面部を形成するようにしたので、当該装飾の像を投影面部に映すことで透光層の中で浮き上がったように見せることができる。さらに、加飾パネルを見る方向に応じて装飾部に施された装飾の見え方に変化を持たせることができる。すなわち、加飾パネルを見る角度によっては、装飾部については直接は視認されずに投影面部に映る装飾の像だけが見えたり、投影面部に映る装飾の像と共に装飾部の装飾が直接に視認されたりする。それによって、車両内装品にユニークで斬新な意匠を実現することができる。
第2の発明によれば、透光層において投影面部を装飾部と近接した位置に設けるようにしたので、装飾部に施された装飾の像を投影面部になるべくはっきりと映すことができる。それによって、第1の発明の効果を好適に得ることができる。
第3の発明によれば、投影面部を透光層の内方に張り出す湾曲形状に形成するようにしたので、装飾部に施された装飾が投影面部の湾曲に沿う方向に引き延ばされて比較的広い範囲で投影面部に映り、投影面部に映る装飾の像を視認可能な加飾パネルに対する視線角度が広がって、当該装飾の像を視認されやすくすることができる。それによって、第1の発明の効果を好適に得ることができる。
第4の発明によれば、透光層の厚さを投影面部に対応する部分でパネル外周縁面側に向かうに連れて大きくするようにしたから、装飾部が設けられるパネル外周縁面の面積を比較的広く確保することができ、装飾の自由度を高めることができる。さらに、投影面部に映る装飾の像にパネル外周面側に近いほど比較的大きな奥行き感を持たせ、より立体的な意匠表現を車両内装品に実現することができる。
第5の発明によれば、透光層を透明な樹脂によって形成するようにしたので、透光層の投影面部に映る装飾の像が透光層の底(裏面)に透き通って視認され、立体的で鮮明な意匠表現を実現することができる。これにより、加飾パネルにシャープな印象を与え、車両内装品をスマートに見せることができる。
第6の発明によれば、透光層を半透明な樹脂によって形成し、見る方向における厚さが大きい部分ほど暗く見えるようにしたので、透光層に陰影を付けて、その陰影により重厚感のある意匠表現を実現することができる。
第7の発明によれば、透光層を樹脂成形部とし、装飾部の装飾を透光層のパネル外周縁面に直接形成された凹凸形状で構成するようにしたので、透光層の成形時に併せてパネル外周縁面に装飾を施すことができる。したがって、透光層に装飾を施すのに別途処理を必要とせず、装飾部を設けるのに手間がかからない。
第8の発明によれば、装飾部を光源から装飾模様部越しに投影面部に向けて光を照射する構成としたので、加飾パネルの透光層のうち投影面部をライトアップすると共に、光源からの光によって装飾模様部の模様を投影面部に射影することができる。それにより、夜間やトンネル内などの暗い環境における車両内装品の装飾性を高めて、車室内に高級感を演出することができる。
実施形態1に係る加飾パネルが取り付けられた自動車のインストルメントパネルの略左側半分を示す正面図である。 図1のII−II線における加飾パネル及びその取付け箇所の断面図である。 実施形態1に係る加飾パネルを裏面側から見た断面斜視図である。 実施形態1に係る加飾パネルの側面図である。 図2の視点Aから見た加飾パネルの様子を示す正面図である。 図2の視点Bから見た加飾パネルの様子を示す斜視図である。 実施形態2に係る加飾パネルの図5相当図である。 実施形態2に係る加飾パネルの図6相当図である。 実施形態3に係る加飾パネル及びその取付け箇所の図2相当図である。 実施形態4に係る加飾パネル及びその取付け箇所の図2相当図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明の便宜上、車両前後方向における前側を「前」、後側を「後」と称し、車両前方を向いて車幅方向における左側を「左」、右側を「右」と称し、車高方向における上側を「上」、下側を「下」と称する。
《発明の実施形態1》
図1に、加飾パネル7が取り付けられた自動車のインストルメントパネル1の略左側半分の正面図を示す。また、図2に、図1のII−II線における加飾パネル7及びその取付け箇所の断面図を示す。この実施形態1のインストルメントパネル1は、右ハンドル車用のパネルであって、その左側部分が助手席の前方に対応する。このインストルメントパネル1のうち下側位置には、図1に示すように、グローブボックス3が開閉可能に装着されている。
インストルメントパネル1のグローブボックス3上方には、図1及び図2に示すように、車幅方向において帯状に延びる横長の凹部からなるパネル装着部5が形成されている。このパネル装着部5には、自動車の内装材としてインテリア部位を構成する加飾パネル7が嵌め込んで装着されている。加飾パネル7は、正面視で横長の略矩形状に形成されており、パネル装着部5の開口を塞いでいる。
なお、インストルメントパネル1は、被取付体の一例である。また、インストルメントパネル1及び加飾パネル7は、車両内装品の一種であるインストルメントパネルアセンブリ(以下、「インパネアセンブリ」と略称する)8を構成している。
図3に、加飾パネル7を裏面側から見た断面斜視図を示す。図4に、加飾パネル7の側面図を示す。図5に、図2の視点Aから見た加飾パネル7の様子を示す正面図を示す。また、図6に、図2の視点Bから見た加飾パネルの様子を示す斜視図を示す。加飾パネル7は、図2〜図6に示すように、加飾パネル7の裏側を隠蔽する隠蔽層として機能する基材9と、基材9の表面に設けられた、光が透過する透光層11とを備える。
基材9は、ポリブチレンテレフタレート(PBT:Polybutylene terephthalate)やポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)などの、着色料(例えば顔料)を含有した有色不透明な樹脂によって形成された樹脂成形部であり、透光層11の裏側に位置している。この基材9は、横長の帯板形状に形成されていて、上下方向において、表側(後方)に張り出すように湾曲し、中間位置で最も後方に迫り出している。基材9の裏側には、パネル装着部5にワンタッチで取付け可能な構成が設けられている。具体的には、基材9の前方に臨む裏面に、複数の係合爪13(図2では1つのみ図示)が、それぞれ台座部15を介して一体に設けられている。
これら複数の係合爪13は、基材9の上下方向における中程に、加飾パネル7の長手方向に所定の間隔をあけて形成されている。係合爪13には、片面に爪部を有する舌片17が、コ字状のスリット18に囲まれて比較的撓み易い状態で形成されている。一方、パネル装着部5の底面部分19のうち係合爪13に対応する部分には、係合孔20がそれぞれ貫通させて形成されている。基材9は、各係合爪13を対応する係合孔20に舌片17を撓ませながら挿入してその係合孔20周縁に係合させることにより、パネル装着部5に取り付けられる。
透光層11は、ポリカーボネート(PC:Polycarbonate)やポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA:Polymethyl methacrylate)などの無色透明な樹脂によって形成された樹脂成形部である。この透光層11は、当該透光層11の厚さ方向において外部に臨む表面21と、その表面21に沿って当該透光層11の内方に臨む内面22を呈する外周端面23と、表面21と相対する裏面25とを有する。透光層11の表面21は、平坦な面に形成されている。他方、透光層11の裏面25は、上下方向において基材9の表面に倣って湾曲した面に形成されている。
透光層11の厚さは、上下方向における中央から両端に向かうに連れて大きくなっている。透光層11の外周端面23は、全周に亘って加飾パネル7の外周縁部を構成するパネル外周縁面27とされている。パネル外周縁面27のうち上下両端面29,31は、パネル装着部5の上下方向に対峙する内側面33,35に覆われている。すなわち、透光層11の上側端面29はパネル装着部5の上側面33に、透光層11の下側端面31はパネル装着部5の下側面35にそれぞれ覆われている。
パネル外周縁面27のうち下側端面31には、装飾37が施された装飾部39が設けられている。装飾部39の装飾37は、透光層11の下側端面31に直接形成された複数(例えば3本)の線条凹部41からなる。これら複数の線条凹部41は、前後方向に間隔をあけて配置されており、車幅方向(左右方向)において互いに平行に真っ直ぐ延びている。線条凹部41は、断面略V字状の切り込みのような溝からなり、透光層11の下側端面31に凹凸形状を構成している。
そして、透光層11の裏面25には、装飾部39に臨む内面43を呈して装飾部39を映す投影面部45(図2、図3及び図4で破線を付した範囲を含む裏面部分、このことは後に参照する図9及び図10においても同じ)が形成されている。投影面部45は、透光層11の裏面25のうちパネル外周縁面27のうち下側端面31に沿って装飾部39と近接した位置に、透光層11の車幅方向における全体に亘って帯状に設けられている。
この投影面部45の内面43は、透光層11の裏面25が湾曲した面であることにより、装飾部39側に張り出した湾曲形状に形成されている。このように、投影面部45の内面43が湾曲形状であると、装飾部39の装飾37が投影面部45の湾曲に沿う方向に引き延ばされて比較的広い範囲で投影面部45に映り、投影面部45に映る装飾37の像を視認可能な加飾パネル7に対する視線角度が広がるので、当該装飾37の像を視認されやすくなる。
透光層11のうちその投影面部45に対応する部分の厚さは、透光層11の厚さが上下方向における中央から両端に向かうに連れて大きくなっていることに従い、パネル外周縁面27に向かうに連れて大きくなっている。そして、透光層11の厚さ、つまり前後方向における奥行きは、パネル外周縁面27において最大となっている。そのことで、装飾部39が設けられる下側端面31の面積が比較的広く確保されている。
このような構成の加飾パネル7では、透光層11裏面25の投影面部45に装飾部39に施された装飾37の像101(図5に示す)が映ると、装飾37の像101が透光層11の中で浮き上がったように見え、装飾部39の装飾37を直接視認した場合とは異なる見え方で装飾37が見える。そして、装飾部39の装飾37及び投影面部45に映る装飾37の像101の見え方は、加飾パネル7を見る方向に応じて変化する。
具体的には、図2の視点Aから加飾パネル7を見たときには、図5に示すように、装飾部39の装飾37が角度的に直接は視認され難く、装飾部39の装飾37については投影面部45に映る装飾37の像101だけが見える。また、図2の視点Bから加飾パネル7を見たときには、図6に示すように、投影面部45に映る装飾37の像101が角度的に視認され難く、装飾部39の装飾37については装飾37そのものが直接に見える。また、視点Aと視点Bとの間から加飾パネル7を見たときには、装飾部39に施された装飾37の全体又は一部と投影面部45に映る装飾37の像101との両方が見える。
前述した加飾パネル7は、例えば、基材9及び透光層11を同一型内で一体に成形する2色成形によって製造される。装飾37をなす複数の線条凹部41は、2色成形を行う成形型においてパネル外周縁面27を成形する面に線条凹部41に対応する数の突条部を設けておくことにより、透光層11の成形時に併せて形成することができる。このようにすることで、透光層11に装飾37を施すのに別途処理を必要とせず、装飾部39を設けるのに手間がかからない。
加飾パネル7を2色成形によって製造する場合には、透光層11を成形した後に続けて基材9を成形することが好ましい。これは、基材9の成形後に透光層11を成形すると、基材9の不透明な樹脂材料が透光層11に滲むから、そうした透光層11での異質材料の滲みを防止するためである。なお、加飾パネル7は、2色成形によって製造される他、基材9と透光層11とを別々に成形した後に両者を貼り合わせる等の方法によって製造することも可能である。
−実施形態1の効果−
この実施形態1に係るインパネアセンブリ8によると、透光層11のパネル外周縁面27に設けられた装飾部39の装飾37を投影面部45に映すことで透光層11の中で浮き上がったように見せることができる。しかも、上述の如く、加飾パネル7を見る方向に応じて装飾部39の装飾37及び投影面部45に映る装飾37の像101の見え方に変化を持たせることができる。それによって、従来から知られた意匠性を付与する手立てでは得られないユニークで斬新な意匠をインパネアセンブリ8に実現することができる。
そして、この実施形態1に係るインパネアセンブリ8では、透光層11の投影面部45に映る装飾37の像が透明な透光層11の底(裏面)に透き通って視認されるので、立体的で鮮明な意匠表現を実現することができる。これにより、加飾パネル7にシャープな印象を与え、インパネアセンブリ8をスマートに見せることができる。
《発明の実施形態2》
この実施形態2に係るインパネアセンブリ8は、透光層11の構成が上記実施形態1に係るインパネアセンブリ8と異なる。なお、以降の各実施形態では、透光層11又は装飾部39の構成が上記実施形態1と異なる他はインパネアセンブリ8について上記実施形態1と同様に構成されているので、インパネアセンブリ8のうち構成の異なる部分についてのみ説明し、同一の構成箇所は図1〜図6に基づく上記実施形態1の説明に譲ることにして、その詳細な説明を省略する。
図7に、この実施形態2に係る加飾パネル7の図5相当図を示す。また、図8に、この実施形態2に係る加飾パネル7の図6相当図を示す。上記実施形態1では、透光層11が無色透明な樹脂によって形成されているとしたが、この実施形態2では、図7及び図8に示すように、透光層11は、例えばスモーク色の半透明な樹脂によって形成されている。透光層11の厚さは、上記実施形態1と同様に、上下方向における中央から両端に向かうに連れて大きくなっている。
このような透光層11は、見る方向における厚さが厚い部分ほどスモーク色が濃くなり暗く見える。それによって、透光層11は、上下方向における中央部分で最もスモーク色が薄くて明るく見え、中央から上下両端に向かうに従い、スモーク色が次第に濃くなって暗くなるため、全体として上下方向にグラデーションがかって見える。
−実施形態2の効果−
この実施形態2に係るインパネアセンブリ8によると、透光層11に上下方向における中央から両端に向かって次第に暗くなるグラデーションを表し、上下方向においてスモーク色が濃くなるほど奥行きが増すような奥行き感が得られる。このような透光層11の陰影によって重厚感のある意匠表現をインパネアセンブリ8に実現することができる。その他については、上記実施形態1に係るインパネアセンブリ8と同様な効果を得ることができる。
《発明の実施形態3》
図9に、この実施形態3に係る加飾パネル7及びその取付け箇所の図2相当図を示す。上記実施形態1に係るインパネアセンブリ8では、透光層11の下側端面31に複数の線条凹部41からなる装飾37が施された装飾部39が設けられているとしたが、この実施形態3に係るインパネアセンブリ8では、図9に示すように、インストルメントパネル1のパネル装着部5の下側面35に装飾部39として装飾プレート71が設けられている。装飾プレート71は、装飾模様部の一例である。
具体的には、パネル装着部5の下側面35のうち透光層11の下側端面31に対向する部分に、下方に凹んだ凹所72が、車幅方向における略全体に亘って形成されている。この凹所72には、装飾プレート71が嵌め込まれて固定されている。装飾プレート71は、帯板状に形成された樹脂製の基材73を備え、その基材73の凹所72外に臨む表面に装飾37が施されてなる。装飾37は、印刷や塗装によって描画された装飾用の模様75である。模様75は、互いに平行に延びる直線状の複数(例えば3本)のラインからなるストライプ模様などである。
この装飾プレート71の装飾37が施された表面は、加飾パネル7の透光層11の下側端面31に全面で密着している。そのことにより、上記実施形態1と同様に、透光層11の投影面部45には装飾プレート71の装飾37が映り、装飾37の像101が透光層11の中で浮き上がったように見える。そして、装飾部39の装飾37及び投影面部45に映る装飾37の像101の見え方は、上記実施形態1で説明したように、加飾パネル7を見る方向に応じて変化する。
−実施形態3の効果−
この実施形態3に係るインパネアセンブリ8によっても、上記実施形態1に係るインパネアセンブリ8と同様な作用が奏されて、従来から知られた意匠性を付与する手立てでは得られないユニークで斬新な意匠をインパネアセンブリ8に実現することができる。
《発明の実施形態4》
図10に、この実施形態4に係る加飾パネル7及びその取付け箇所の図2相当図を示す。上記実施形態1に係るインパネアセンブリ8では、透光層11の下側端面31に複数の線条凹部41からなる装飾37が施された装飾部39が設けられているとしたが、この実施形態4に係るインパネアセンブリ8では、図10に示すように、インストルメントパネル1のパネル装着部5の上側面33に装飾部39としての装飾プレート81及び光源としてのLED(Light emitting diode)83が設けられている。
具体的には、パネル装着部5の上側面33のうち透光層11の上側端面に対向する部分に、上方に凹んだ凹所84が、車幅方向における略全体に亘って形成されている。この凹所84には、装飾プレート81及びLED83が嵌め込まれて固定されている。LED83は、横長に形成されたフラットバー状の外形を有する面発光タイプのものであり、凹所84の底面に固定されている。装飾プレート81は、そのLED83の下方に臨む表面に積層されている。
装飾プレート81は、透明な樹脂製の基材85を備え、その基材85の凹所84外に臨む表面に装飾37が施されてなる。装飾37は、印刷や塗装によって描画された装飾用の模様87である。模様87は、互いに平行に延びる直線状の複数(例えば3本)のラインからなるストライプ模様などである。装飾プレート71は、装飾模様部の一例である。
この装飾プレート81の装飾37が施された表面は、加飾パネル7の透光層11の上側端面29に全面で密着している。そのことにより、上記実施形態1と同様に、透光層11の投影面部45には装飾プレート81の装飾37が映り、装飾37の像101が透光層11の中で大きめに浮き上がったように見える。そして、装飾部39の装飾37及び投影面部45に映る装飾37の像101の見え方は、上記実施形態1で説明したように、加飾パネル7を見る方向に応じて変化する。
さらに、このような構成のインパネアセンブリ8では、LED83が点灯(発光)すると、そのLED83からの光が装飾プレート81越しに投影面部45に向けて照射され、投影面部45がライトアップされる。このとき、装飾プレート81のうち模様87が付与されていない部分は光を透過させる一方、装飾プレート81の模様87はLED83からの光を遮るから、ライトアップと同時に、投影面部45にはその模様87が投影される。
−実施形態4の効果−
この実施形態4に係るインパネアセンブリ8によると、加飾パネル7の透光層11のうち投影面部45をライトアップすると共に、LED83からの光によって装飾プレート81の模様87をその投影面部45に映すことができる。これにより、夜間やトンネル内などの暗い環境におけるインパネアセンブリ8の装飾性を高めて、車室内に高級感を演出することができる。その他については、上記実施形態1に係るインパネアセンブリ8と同様な効果を得ることができる。
以上のように、本発明の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施形態1〜4で説明した各構成要素を組み合わせて新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須でない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを以て、直ちにそれらの必須でない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
例えば、上記実施形態1〜4について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態1及び2では、透光層11の下側端面31に設けられる装飾部39の装飾37として直線状に形成された複数の線条凹部41を例示したが、これに限らない。当該装飾37は、ヘアライン模様やシボ模様などのその他の凹凸形状であってもよい。また、装飾部39は、透光層11の上側端面29に設けていてもよいし、上下両端面29,31に設けていても構わない。さらに、装飾部39は、透光層11の左右方向における両端面のうち少なくとも一方の面に設けてもよい。
さらに、装飾部39は、装飾用の別物のプレートを貼り付けたり、水圧転写やフィルムインサート、単色ベタ塗りの塗装、印刷などの他の公知の方法によって装飾37を形成したりすることで設けていてもよい。例えば、単色ベタ塗りの塗装を装飾部39の設け方として採用した場合には、加飾パネル7を見る方向に応じて透光沿う11の投影面部45に装飾37としてのベタ塗り塗装面が映り、加飾パネル7の色が変化して見える。装飾37は、上述した凹凸形状からなる模様に代えて、幾何学模様やドット模様などの種々の模様の他、様々な絵柄や図形、文字、記号であってもよい。
また、上記実施形態3では、パネル装着部5の下側面35に装飾部39として装飾プレート71が取り付けられた形態を例に挙げて説明したが、これに限らない。装飾プレート71は、パネル装着部5の上側面33に取り付けていてもよいし、パネル装着部5の上側面33及び下側面35の両方に取り付けるようにしても構わない。さらに、装飾プレート71は、パネル装着部5の左右方向における両側面のうち少なくとも一方の面(例えば図1に示す側面34)に取り付けてもよい。また、装飾部39は、装飾プレート71に代えて、パネル装着部5の上側面33、下側面35及び左右両側面のうち少なくとも1つの面に凹凸形状からなる装飾37を施すことで設けてもよい。
また、上記実施形態4では、パネル装着部5の上側面33に装飾部39として装飾プレート81及びLED83が取り付けられた形態を例に挙げて説明したが、これに限らない。これら装飾プレート81及びLED83は、パネル装着部5の下側面35に取り付けてもよいし、パネル装着部5の上側面33及び下側面35の両方に取り付けても構わない。さらに、装飾プレート81及びLED83は、パネル装着部5の左右方向における両側面のうち少なくとも一方の面に取り付けても構わない。
また、上記実施形態4では、LED83について面発光タイプのものを例示したが、点発光タイプのLEDを複数配列させるなどして採用してもよい。さらに、LED83は、光源の一例に過ぎず、透光層11の側方からその内部に光を照射できるものであれば、小型の蛍光灯や電球などであっても構わない。
また、上記実施形態4では、装飾プレート81の模様87として印刷や塗装によって描画されたストライプ模様を例示したが、これに限らない。模様87には、ヘアライン模様やシボ模様、幾何学模様、ドット模様などの種々の模様の他、様々な絵柄や図形、文字、記号を採用することが可能である。また、模様87は、水圧転写やフィルムインサートなどの他の公知の方法によって形成してもよい。
また、上記実施形態3及び4では、装飾プレート71,81が透光層11の外周端面29,31に全面で密着しているとしたが、これに限らない。装飾プレート71,81と透光層11の外周端面29,31との間には、装飾プレート71,81の装飾37が透光層11の投影面部45に映り、装飾37の像が加飾プレート7の正面側から見える程度であれば、隙間が形成されていてもよい。
また、上記実施形態1〜4では、透光層11の射影面部45が湾曲形状であるとしたが、これに限らない。透光層11の射影面部45は、装飾部39に臨む内面を呈し、その装飾部39に施された装飾37を映すことができれば、平坦な面であってもよいし、様々な形状の面を採用し得る。
また、上記実施形態1〜4では、基材9の表面に透光層11が設けられた構成の加飾パネル7を例に挙げて説明したが、これに限らない。基材9は、隠蔽層の一例に過ぎず、加飾パネル7の裏側を隠蔽できるものであればよいので、透光層11の裏面に対し塗装により遮光性を有する塗膜を隠蔽層として形成してもよい。すなわち、加飾パネル7は、透光層11とその裏面に設けられた塗膜を備えた構成であっても構わない。
その他、上記実施形態1〜4では、加飾パネル7がインストルメントパネル1に取り付けられたインパネアセンブリ8を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、加飾パネルを備えた車両内装品であれば、ドアトリムのスイッチ取付部のパネル類など、その他の車両内装品としても勿論適用することが可能である。
以上説明したように、本発明は、加飾パネルを備えた車両内装品について有用である。
1 インストルメントパネル(被取付体)
3 グローブボックス
5 パネル装着部
7 加飾パネル
8 インパネアセンブリ(車両内装品)
9 基材(隠蔽層)
11 透光層
13 係合爪
15 台座部
17 舌片
18 スリット
19 底面部分
20 係合孔
21 透光層の表面
22 外周端面の内面
23 透光層の外周端面
25 透光層の裏面
27 透光層のパネル外周縁面
29 透光層の上側端面
31 透光層の下側端面
33 パネル装着部の上側面
34 パネル装着部の側面
35 パネル装着部の下側面
37 装飾
39 装飾部
41 線条凹部
43 投影面部の内面
45 投影面部
71 装飾プレート(装飾模様部)
72 凹所
73 基材
75 模様
81 装飾プレート(装飾模様部)
83 LED(光源)
84 凹所
85 基材
87 模様
101 模様の像

Claims (8)

  1. 被取付体(1)と、該被取付体(1)に取り付けられた加飾パネル(7)と、を備え、
    前記加飾パネル(7)が、光が透過する透光層(11)と、該透光層(11)の裏側に設けられた隠蔽層(9)と、を備える車両内装品であって、
    前記透光層(11)は、当該透光層(11)の厚さ方向において外部に臨む表面(21)と、該表面(21)に沿って当該透光層(11)の内方に臨む内面(22)を呈する外周端面(23)と、前記表面(21)と相対し且つ前記隠蔽層(9)側に臨む裏面(25)とを有し、
    前記透光層(11)の外周端面(23)は、前記被取付体(1)に覆われた、前記加飾パネル(7)の外周縁部を構成するパネル外周縁面(27)を有し、
    前記パネル外周縁面(27)と該パネル外周縁面(27)を覆う前記被取付体(1)の被覆面(33,35)とのうち少なくとも一方の面には、装飾(37)を施す装飾部(39)が設けられており、
    前記透光層(11)の裏面(25)には、前記装飾部(39)に臨む内面(43)を呈して前記装飾部(39)の装飾(37)を映す投影面部(45)が形成されている
    ことを特徴とする車両内装品。
  2. 請求項1に記載された車両内装品において、
    前記投影面部(45)は、前記透光層(11)の裏面(25)のうち前記パネル外周縁面(27)に沿って前記装飾部(39)と近接した位置に設けられている
    ことを特徴とする車両内装品。
  3. 請求項1又は2に記載された車両内装品において、
    前記投影面部(45)の内面(43)は、前記装飾部(39)側に張り出した湾曲形状に形成されている
    ことを特徴とする車両内装品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載された車両内装品において、
    前記透光層(11)のうち前記投影面部(45)に対応する部分の厚さは、前記パネル外周縁面(27)側に向かうに連れて大きくなっている
    ことを特徴とする車両内装品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された車両内装品において、
    前記透光層(11)は、透明な樹脂によって形成されている
    ことを特徴とする車両内装品。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された車両内装品において、
    前記透光層(11)は、半透明な樹脂によって形成されており、見る方向における厚さが大きい部分ほど暗く見える
    ことを特徴とする車両内装品。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載された車両内装品において、
    前記透光層(11)は、樹脂成形部であり、
    前記装飾部(39)の装飾(37)は、前記透光層(11)の前記パネル外周縁面(27)に直接形成された凹凸形状(41)からなる
    ことを特徴とする車両内装品。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載された車両内装品において、
    前記装飾部(39)は、前記パネル外周縁面(27)と該パネル外周縁面(27)を覆う前記被取付体(1)の被覆面(33,35)とのうち少なくとも一方の面に設けられた、装飾用の模様を有する装飾模様部(71,81)と、該装飾模様部(71,81)を介して前記投影面部(45)に向けて発光する光源(83)と、を含む
    ことを特徴とする車両内装品。
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