JP2018069514A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非移動式の流体収容容器を備える構成において、装置のコストアップ抑制および装置の大型化抑制の少なくともいずれかに配慮された液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体噴射装置は、液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、前記液体と気体の少なくとも一方を収容可能であり、前記液体噴射部とともに移動しない非移動式の流体収容容器と、前記流体収容容器に接続された流路部材と、前記流体収容容器の上部に位置し、前記流路部材を保持可能な流路保持部とを備える。前記流路保持部は、前記流体収容容器または該流体収容容器を保持する容器保持部材に備えられる。前記流体収容容器は、第1流体収容容器と、前記第1流体収容容器と高さ方向に平面視したとき少なくとも一部が重なる第2流体収容容器とを含む。【選択図】図7

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置に関する。
液体を噴射する液体噴射装置の一例として、インクジェットプリンターがある。インクジェットプリンターには、液体の一例であるインクを噴射する液体噴射部としての記録ヘッドを備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備えた、所謂シリアル式のインクジェットプリンターがある。
また更に、インクジェットプリンターには、インクを収容するインク収容容器をキャリッジに搭載するものと、インク収容容器をキャリッジの外部に備えるものとがある。キャリッジ外部にインク収容容器を備えるものは、インク収容容器とキャリッジ(記録ヘッド)とが、インク供給用のチューブによって接続される。
例えば特許文献1には、インク収容容器(タンクユニット)が装置本体の側面に備えられ、インク供給用のチューブを介して液体噴射ヘッドにインクが供給される構成が開示されている。
特開2015−116762号公報
インク供給用のチューブをインク収容容器からキャリッジに這わせるには、チューブが動かない様に保持する保持部材を適宜の箇所に設ける必要がある。
しかしながら、インク収容容器をインク色の増加に応じてより多数配置する場合にはチューブの増加に伴いチューブを保持する保持部材の数も増え、ひいては当該保持部材を固定する為の部材も増加してコストアップを招く。また同時に、装置の大型化も招く虞がある。
また、チューブはインク収容容器とキャリッジ(記録ヘッド)とに接続されるもののほか、記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス部と廃液を収容する廃液収容容器とに接続されるものや、その他必要に応じて更に設けられるものがあり、上記のコストアップや装置の大型化は、インク収容容器を多数配置する場合に限られず、種々の要因が存在する。
従来のインクジェットプリンターは、上記の様な観点において、更に改善の余地があった。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、非移動式の流体収容容器を備える構成において、装置のコストアップ抑制および装置の大型化抑制の少なくともいずれかに配慮された液体噴射装置を提供することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る液体噴射装置は、液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、前記液体と気体の少なくとも一方を収容可能であり、前記液体噴射部とともに移動しない非移動式の流体収容容器と、前記流体収容容器に接続された流路部材と、前記流体収容容器の上部に位置し、前記流路部材を保持可能な流路保持部とを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記流路部材を保持可能な流路保持部は、前記流体収容容器の上部に位置するので、液体噴射装置の平面方向への大型化を抑制できる。また、前記流路保持部は、前記流体収容容器の上部に位置することから、装置の組立時に上方から作業することができ、作業性が向上する。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記流路保持部は、前記流体収容容器または該流体収容容器を保持する容器保持部材に備えられることを特徴とする。
本態様によれば、前記流路部材を保持可能な流路保持部は、前記流体収容容器または前記流体収容容器を保持する容器保持部材に備えられるので、前記流路保持部を前記流体収容容器や前記容器保持部材とは別の場所に設ける構成に比して、液体等の流体に係わる構成部材が纏まり、装置の大型化を抑制でき、或いは装置の組立作業が容易となる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記流体収容容器は、第1流体収容容器と、前記第1流体収容容器と高さ方向に平面視したとき少なくとも一部が重なる第2流体収容容器と、を含むことを特徴とする。
本態様によれば、前記流体収容容器は第1流体収容容器と、前記第1流体収容容器と高さ方向に平面視したとき、少なくとも一部が重なる第2流体収容容器とを含むので、複数の流体収容容器を設ける構成において、特に装置の平面方向への大型化を抑制できる。
本発明の第4の態様は、第3の態様に記載の液体噴射装置であって、前記第1流体収容容器は前記第2流体収容容器より上方に位置し、前記流路部材は、前記第1流体収容容器に接続される第1流路部材と、前記第2流体収容容器に接続される第2流路部材と、を含み、前記第1流路部材と前記第2流路部材のうち少なくとも前記第1流路部材は、前記第1流体収容容器の上方に保持されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1流体収容容器は前記第2流体収容容器より上方に位置し、前記流路部材は、前記第1流体収容容器に接続される第1流路部材と、前記第2流体収容容器に接続される第2流路部材と、を含み、前記第1流路部材と前記第2流路部材のうち少なくとも前記第1流路部材は、前記第1流体収容容器の上方に保持されるので、前記第1流路部材の設置作業を上方から行うことができ、作業性が容易となる。
本発明の第5の態様は、第3の態様において、前記第1流体収容容器は前記第2流体収容容器より上方に位置し、前記流路部材は、前記第1流体収容容器に接続される第1流路部材と、前記第2流体収容容器に接続される第2流路部材とを含み、前記第1流路部材と前記第2流路部材とは、前記第1流体収容容器を保持する容器保持部材の上方で、且つ、前記第1流路部材および前記第2流路部材の一方が他方の上に重なるように、前記流路保持部に保持されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1流路部材と前記第2流路部材とは、前記第1流体収容容器を保持する容器保持部材の上方で、前記流路保持部に保持されるので、水平方向に流路部材が拡がることに伴う流路部材の設置スペースの拡大を抑制できる。また、前記第1流路部材および前記第2流路部材の一方が他方の上に重なるように、前記流路保持部に保持されるので、一方の流路部材が他方の流路部材の浮き上がりを抑制でき、ひいては双方の流路部材に専用の浮き抑制部材を設ける構成に比して、高さ方向における流路部材の設置スペースの拡大を抑制できる。加えて、流路部材の浮きが抑制されることで、液体噴射装置の他の構成要素との干渉も抑制できる。
本発明の第6の態様は、第2の態様において、電気配線を保持する配線保持部が、前記流体収容容器または前記容器保持部材に備えられることを特徴とする。
本態様によれば、電気配線を保持する配線保持部が、前記流体収容容器または前記容器保持部材に備えられるので、前記配線保持部を設置する為の専用のスペースを確保する場合に比べて装置の大型化を抑制できる。
本発明の第7の態様に係る液体噴射装置は、液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、液体を収容可能な液体タンクと、前記液体タンクに接続された接続流路部材と、前記液体タンクに前記接続流路部材により接続されたバッファータンクと、前記液体タンクから前記液体噴射部に向けて液体を供給する液体供給路部材と、前記液体タンクと前記バッファータンクのうちの少なくとも一部を覆う被覆部材と、を備え、前記被覆部材は、前記接続流路部材と前記液体供給路部材とを保持する流路保持部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記液体タンクと前記バッファータンクのうちの少なくとも一部を覆う被覆部材は、前記接続流路部材と前記液体供給路部材とを保持する流路保持部を備えるので、前記流路保持部を別の位置に専用の設置用部材に対して設ける構成に比して、液体に係わる構成部材が纏まり、装置の大型化を抑制でき、或いは装置の組立作業が容易となる。
本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記液体噴射部の前記ノズルを介して排出した廃液を回収する廃液タンクと、前記廃液タンクに接続され前記廃液を回収するための廃液流路部材と、を有し、前記流路保持部は、前記廃液流路部材を保持することを特徴とする。
本態様によれば、前記流路保持部は、前記廃液流路部材を保持するので、液体に係わる構成部材が纏まり、装置の大型化を抑制でき、或いは装置の組立作業が容易となる。
本発明の第9の態様は、第8の態様において、前記流路保持部は、前記接続流路部材と前記廃液流路部材とを高さ方向に重なるように保持することを特徴とする。
本態様によれば、前記流路保持部は、前記接続流路部材と前記廃液流路部材とを高さ方向に平面視したとき重なるように保持するので、水平方向に流路部材が拡がることに伴う流路部材の設置スペースの拡大を抑制できる。また、前記接続流路部材および前記廃液流路部材の一方が他方の上に重なるように、前記流路保持部に保持されるので、一方の流路部材が他方の流路部材の浮き上がりを抑制でき、ひいては双方の流路部材に専用の浮き抑制部材を設ける構成に比して、高さ方向における流路部材の設置スペースの拡大を抑制できる。加えて、流路部材の浮きが抑制されることで、液体噴射装置の他の構成要素との干渉も抑制できる。
本発明の第10の態様は、第7から第9の態様のいずれかにおいて、前記被覆部材は、電気配線を保持する配線保持部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記被覆部材は、電気配線を保持する配線保持部を備えるので、前記配線保持部を設置する為の専用のスペースを確保する場合に比べて装置の大型化を抑制できる。
本発明の第11の態様は、第7から第10の態様のいずれかにおいて、前記液体タンクと前記バッファータンクとは、前記液体噴射装置の前後方向に沿って隙間を空けて配置され、前記液体噴射部の前記ノズルから液体を排出させるメンテナンスユニットの少なくとも一部が前記隙間に配置されることを特徴とする。
本態様によれば、前記液体タンク、前記バッファータンク、前記メンテナンスユニット、のこれらを装置前後方向に沿って配置することで、装置の左右方向の大型化を抑制することができる。
本発明の第12の態様は、第7から第10の態様のいずれかにおいて、前記液体タンクと前記バッファータンクとは、前記液体噴射装置の左右方向に沿って配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記液体タンク、前記バッファータンク、のこれらを装置左右方向に沿って配置することで、装置の前後方向の大型化を抑制することができる。
本発明の第13の態様は、液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、液体を収容可能な複数の液体タンクと、前記複数の液体タンクに接続流路部材を介してそれぞれ接続されたバッファータンクと、前記複数のバッファータンクを一体的に保持する保持部材と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、液体噴射装置は、液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、液体を収容可能な複数の液体タンクと、前記複数の液体タンクに接続流路部材を介してそれぞれ接続されたバッファータンクと、前記複数のバッファータンクを一体的に保持する保持部材と、を備えている。複数のバッファータンクは保持部材に一体的に保持されるので、コンパクトに纏め易く、大型化を抑制できる。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 操作部を装置奥行き方向前面側に回動させた状態におけるプリンターの外観斜視図。 スキャナー部及びインクタンクのカバーを装置本体に対して開状態とした際のプリンターの外観斜視図。 装置本体の外観斜視図。 装置高さ方向において斜め下方側から見たキャリッジの斜視図。 装置本体を構成する記録ユニット及びインク供給ユニットの分解斜視図。 インク供給ユニットの斜視図。 メンテナンスユニット及び廃インクタンクの斜視図。 インクタンクの斜視図。 容器保持部材の斜視図。 インク供給ユニットにおけるバッファータンク及び廃インクタンクの斜視図。 装置高さ方向においてインクタンクとバッファータンクとの関係を示すインクタンク及びバッファータンクの断面図。 インクチューブの取り回し状態を示すインク供給ユニットの斜視図。 容器保持部材の流路保持部の斜視図。 容器保持部材の配線保持部及び電気配線の斜視図。 容器保持部材におけるバッファータンクの配置位置の変更例を示すインク供給ユニットの斜視図。 バッファータンクの配置位置を変更した容器保持部材の斜視図。 装置本体12内においてバッファータンクの配置の変更例を示すプリンターの平面図。 装置本体12内においてバッファータンクの配置の変更例を示すプリンターの斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターの外観斜視図であり、図2は操作部を装置奥行き方向前面側に回動させた状態におけるプリンターの外観斜視図であり、図3はスキャナー部及びインクタンクのカバーを装置本体に対して開状態とした際のプリンターの外観斜視図であり、図4は装置本体の外観斜視図であり、図5は装置高さ方向において斜め下方側から見たキャリッジの斜視図であり、図6は装置本体を構成する記録ユニット及びインク供給ユニットの分解斜視図である。
図7はインク供給ユニットの斜視図であり、図8はメンテナンスユニット及び廃インクタンクの斜視図であり、図9はインクタンクの斜視図であり、図10は容器保持部材の斜視図であり、図11はインク供給ユニットにおけるバッファータンク及び廃インクタンクの斜視図であり、図12は装置高さ方向におけるインクタンクとバッファータンクとの関係を示すインクタンク及びバッファータンクの断面図である。
図13はインクチューブの取り回し状態を示すインク供給ユニットの斜視図であり、図14は容器保持部材における流路保持部の斜視図であり、図15は容器保持部材における配線保持部及び電気配線の斜視図であり、図16は容器保持部材におけるバッファータンクの配置位置の変更例を示すインク供給ユニットの斜視図であり、図17はバッファータンクの配置位置を変更した容器保持部材の斜視図であり、図18は装置本体12内においてバッファータンクの配置の変更例を示すプリンターの平面図であり、図19は装置本体12内においてバッファータンクの配置の変更例を示すプリンターの斜視図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向がキャリッジの主走査方向(移動方向)、すなわち記録装置の幅方向、Y方向が記録装置の奥行き方向、Z方向が装置高さ方向を示している。尚、各図において+X方向側を装置左側とし、−X方向側を装置右側とし、+Y方向を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とし、+Z軸方向側を装置上方側とし、−Z軸方向側を装置下方側とする。
■■■実施例■■■■
<<<プリンターの概要>>>
図1ないし図4を参照して「液体噴射装置」の一例としてのプリンター10について説明する。プリンター10は、装置本体12と、装置本体12に対して回動可能に装置本体12の上部に配置されたスキャナー14とを備えている。
装置本体12の装置奥行き方向前面側には、操作部16が設けられている。操作部16には、図1ないし図4に示すように液晶パネル等の表示手段と、複数の入力用ボタンやスイッチ等を備える入力手段とが設けられている。そして、操作部16は、図2に示すように装置本体12に対して装置奥行き方向前面側に回動可能に取り付けられている。
また、図2に示すように操作部16が装置本体12に対して装置奥行き方向前面側に回動した状態となると、装置本体12に格納されている媒体排出トレイ18が露呈する。媒体排出トレイ18は、装置本体12内に格納された位置(図2実線部参照)と、装置本体12から装置奥行き方向前面側に引き出された位置(図2二点鎖線部参照)との間を進退可能に構成されている。
また、図4を参照するに、装置奥行き方向において、操作部16の背面側には、プリンター10における駆動要素に電力を供給する、装置幅方向に延びる電源部44が配置されている。また、電源部44は装置本体12内に設けられている不図示の制御部に電力を供給している。
また、装置本体12において媒体排出トレイ18の装置高さ方向下方側には、媒体を収容可能な媒体収容部20が装置本体12に対して装置奥行き方向前面側から挿抜可能に装着されている。
また、図3を参照するにスキャナー14は、装置奥行き方向背面側を回動支点として装置本体12に対して回動可能に構成されており、装置本体12に対して閉じた姿勢(図1及び図2参照)と開いた姿勢(図3参照)とを切換可能である。
また、図1ないし図4において装置本体12の装置幅方向右方端部の装置奥行き方向前面側には、インクタンク部21が設けられている。インクタンク部21は複数のインクタンク22(図6及び図7参照)と、複数のインクタンク22を覆う筐体23と、筐体23に対して回動可能に取り付けられたカバー24とを備えている。尚、インクタンク22、後述するバッファータンク56及び廃液タンク58は非移動式の流体収容容器59として構成されている。
インクタンク部21は、装置幅方向において少なくとも一部が閉じた姿勢のスキャナー14の下方に位置するように配置されている。本実施例において、インクタンク22は5つ設けられており、各インクタンク22には「液体」としてのブラック、マゼンタ、イエロー、シアン、フォトブラックのインクがそれぞれ収容されている。また、インクタンク部21の装置奥行き方向前面側には、各インクタンク22におけるインクの残量を確認可能な表示部21aが設けられている。
そして、スキャナー14が装置本体12に対して開いた姿勢を取ると、インクタンク部21において筐体23の上部に設けられ、インクタンク22の上部を覆うカバー24が完全に露呈する。カバー24は、筐体23に対して回動可能に取り付けられている。そして、カバー24が完全に露呈している状態では、図3に示すようにカバー24を筐体23に対して回動させることにより、インクタンク22の上部を露呈させることができる。尚、インクタンク22の構成については、後述する。
次いで図4を参照するに、装置奥行き方向においてインクタンク部21の背面側にはキャリッジ26が配置されている。一例として、キャリッジ26は、装置本体12内において装置幅方向に往復動可能に構成されている。キャリッジ26の駆動機構をより具体的に説明すると、装置奥行き方向においてキャリッジ26の背面側には、駆動モーター28が設けられている。
駆動モーター28の駆動軸には、不図示の駆動プーリーが設けられている。また、駆動プーリー(不図示)に対して装置幅方向に間隔をおいて従動プーリー30が駆動プーリーに対して従動回転可能に装置本体12内に設けられている。駆動プーリー(不図示)と従動プーリー30には無端ベルト32(図6も参照)が掛けまわされている。そして、図示しないが、無端ベルト32の少なくとも一部は、キャリッジ26の背面側端部においてキャリッジ26に把持されている。そして、駆動モーター28が回転駆動すると、無端ベルト32は駆動モーター28の回転方向と同じ方向に回転駆動させられ、キャリッジ26を装置幅方向に移動させる。尚、一例として、装置本体12内において図4に示すキャリッジ26の位置がキャリッジ26のホームポジションとして設定されている。
また、図4に示すようにキャリッジ26には、複数の中継アダプター34が装着されている。そして、各中継アダプター34は、「液体供給路部材」としてのインク供給チューブ36を介してインクタンク22に接続されている。また、図5に示すように、キャリッジ26の下部には、「液体噴射部」としての記録ヘッド38が設けられている。記録ヘッド38の下面には、インクを噴射する複数のノズルが設けられている。
また、図4において、記録ヘッド38の下方には装置幅方向に延びる媒体支持部材40が設けられている。また、装置奥行き方向において媒体支持部材40の背面側には搬送ローラー対42が設けられている。
ここで、プリンター10の媒体の記録動作について説明すると、媒体収容部20に収容された媒体は、不図示の給送手段により、搬送ローラー対42まで給送される。そして、搬送ローラー対42は媒体をニップして、記録ヘッド38の下方側において記録ヘッド38と対向する領域に媒体を送り込む。そして、媒体支持部材40に支持された媒体は、記録ヘッド38と対向する面に記録ヘッド38のノズルから噴射されたインクを受ける。これにより、媒体において記録ヘッド38と対向する面に記録が実施される。そして、記録が行われた媒体は、装置本体12の装置奥行き方向前面側に突出した媒体排出トレイ18に向けて排出される。
<<<インク供給ユニットについて>>>
次いで図6ないし図15を参照してインク供給ユニット46について説明する。図6を参照するに、インク供給ユニット46は、装置本体12に対して着脱可能に構成されており、装置本体12に装着された状態において装置本体12の一部を成している。一例として、インク供給ユニット46は、装置本体12に締結部材48を介して取り付けられている。本実施例では締結部材48は、ネジ部材として構成されている。そして、図7ないし図9を参照するに、ベース部材52の装置奥行き方向前面寄りの位置には締結部52aが2箇所設けられている。また、図7、図8及び図11を参照するに、ベース部材52の装置奥行き方向背面側端部には締結部52bが設けられている。そして、本実施例では締結部52a、52bにそれぞれ2本ずつ締結部材48を通して、締結部材48を装置本体12に対して締め付けることにより、インク供給ユニット46が装置本体12に締結される。すなわち、インク供給ユニット46は4つの締結部材48を介して装置本体12に装着されている。
次いで、図7を参照してインク供給ユニット46の構成について詳説する。尚、図7、図8、図13において後述するメンテナンスユニット50は、説明の便宜上、インク供給ユニット46側に図示されているが、図6に示すように、装置本体12側に配置されている。
図7を参照するに、インク供給ユニット46は装置本体12に装着されるベース部材52を備えている。ベース部材52には、インクタンク22と、「容器保持部材」及び「被覆部材」としての第1容器保持部材54と、「第1流体収容容器」としてのバッファータンク56と、「第2流体収容容器」としての廃液タンク58と、第2容器保持部材60とを備えている。
図7に示すように複数のインクタンク22は、ベース部材52の装置奥行き方向前面側に配置されている。また、バッファータンク56及び廃液タンク58は、ベース部材52の装置奥行き方向背面側に配置されている。そして、ベース部材52の装置奥行き方向においてインクタンク22と、バッファータンク56及び廃液タンク58との隙間にはメンテナンスユニット50が配置されている。
<<<インクタンクについて>>>
図7及び図9を参照するに、本実施例においてインクタンク22は、5つのインクタンク22A、22B、22C、22D、22E(以下、区別しない場合には、単にインクタンク22という。)を備えている。そして、インクタンク22Aは、装置幅方向において他のインクタンク22B、22C、22D、22Eの幅寸法よりも大きい。すなわち、インクタンク22Aのインク収容量は、他のインクタンク22B、22C、22D、22Eのインク収容量よりも大きく設定されている。尚、本実施例では、インクタンク22Aにはブラックインクが収容されている。
さらに、インクタンク22は、図12に示すように、装置高さ方向下方側において装置奥行き方向前後方向に延びるインク収容部22aと、インク収容部22aから装置高さ方向上方に向けて突出するインク注入部22bとを備えている。そして、インク注入部22bの上部にはインク注入口22dが設けられている。
また、図3及び図4に示すように、インクタンク部21において、インク注入口22dを閉鎖した状態と、開放した状態とを切換可能なインク注入口カバー62が回動可能に取り付けられている。また、図9を参照するに、各インクタンク22のインク収容部22aの装置奥行き方向背面側の下部には、キャリッジ26の記録ヘッド38にインクを供給するインク供給チューブ36が接続されている。また、各インクタンク22のインク注入部22bの上部には、「第1流路部材」及び「接続流路部材」としての接続チューブ64の一端が接続されている。
そして、本実施例では装置幅方向において最も左方に設けられたインクタンク22Aからは、インク供給チューブ36及び接続チューブ64が2本ずつ引き出されている。尚、インク供給チューブ36及び接続チューブ64については後述する。尚、本実施例において、インク供給チューブ36、接続チューブ64、後述する第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80は、流路部材65を構成している。流路部材65は、一例として可撓性のチューブ部材として構成されている。
<<<メンテナンスユニットについて>>>
図7、図13に示す様にメンテナンスユニット50は、一例としてキャップ部66と、吸引ポンプ68とを備えている。キャップ部66は、キャリッジ26がホームポジションに位置する場合、キャリッジ26の記録ヘッド38の装置高さ方向下方側に位置している。
キャップ部66は、ホームポジションにキャリッジ26が位置する状態で、記録ヘッド38をキャップするキャップ状態と、記録ヘッド38から離間する非キャップ状態とを切換可能なキャップ66aを備えている。キャップ部66と吸引ポンプ68とは図13に示す廃インクチューブ70により接続されている。キャップ66aが記録ヘッド38をキャップするキャップ状態において、吸引ポンプ68を駆動させると、キャップ部66と吸引ポンプ68とを繋ぐ廃インクチューブ70を介してキャップ66aに負圧を生じさせる。この負圧により、記録ヘッド38のノズルからインクの吸引が行われ、ノズルの目詰まりや気泡混入を解消できるようになっている。また、キャップ部66で生じた廃インクは、吸引ポンプ68により廃インクチューブ70を介して吸引される。
<<<廃液タンクについて>>>
ここで、図8を参照するに、ベース部材52においてメンテナンスユニット50の装置奥行き方向背面側には、廃液タンク装着部72が設けられている。そして、廃液タンク58は、ベース部材52の装置奥行き方向背面側から廃液タンク装着部72に挿抜可能に装着されている。そして、廃液タンク58は、廃液タンク装着部72に装着された状態において、キャップ部66において吸引された廃液(廃インク)を収容可能に構成されている。尚、メンテナンスユニット50と廃液タンク58との間の流路等については後述する。
<<<第1容器保持部材について>>>
次いで、図9ないし図10を参照して第1容器保持部材54について説明する。第1容器保持部材54は、装置奥行き方向に沿って延びている。そして、第1容器保持部材54は、図7に示すように廃液タンク58の少なくとも一部の上方を覆うようにベース部材52に取り付けられている。
図10を参照するに、第1容器保持部材54には、装置奥行き方向背面側にバッファータンク56を保持するバッファータンク保持部54aが形成されている。また、第1容器保持部材54においてバッファータンク保持部54aの装置奥行き方向前面側には、接続チューブ収容部54bが装置奥行き方向前面側に向かって延設されている。そして、接続チューブ収容部54bの装置奥行き方向前面側端部には、装置幅方向左方に向かって延びるインク供給チューブ収容部54cが設けられている。
第1容器保持部材54がベース部材52に取り付けられた状態において、図9及び図12に示すように、接続チューブ収容部54b及びインク供給チューブ収容部54cの少なくとも一部は、装置高さ方向においてインクタンク22のインク収容部22aの上部に位置し、インク収容部22aを覆っている。
また、図9に示すように、各インクタンク22のインク収容部22aに一端が接続されたインク供給チューブ36は、第1容器保持部材54のインク供給チューブ収容部54cに保持されるとともに案内されて、装置幅方向左方に延びた後、キャリッジ26の中継アダプター34(図4参照)に他端が接続されている。
また、図11を参照するに、第1容器保持部材54のバッファータンク保持部54aには、複数のバッファータンク56A、56B、56C、56D、56E(以下、区別しない場合には、単にバッファータンク56という。)が配置されている。尚、バッファータンク56は、インクタンク22と同数設けられている。そして、バッファータンク56A、56B、56C、56D、56Eは、それぞれインクタンク22A、22B、22C、22D、22Eに対応している。具体的には、各バッファータンク56には、対応するインクタンク22に接続された接続チューブ64の他端が接続されている。尚、本実施例では、バッファータンク56Aにはインクタンク22Aに接続されている2本の接続チューブ64の他端が接続されている。
一例として装置幅方向右方には、4つの同じ容積を有するバッファータンク56E、56D、56C、56Bが装置奥行き方向前面側から背面側に向かって順に配置されている。そして、装置幅方向左方には、4つのバッファータンク56B、56C、56D、56Eよりも容積の大きいバッファータンク56Aが配置されている。
また、図7及び図13に示すように、複数のバッファータンク56を覆うように第2容器保持部材60が第1容器保持部材54に取り付けられている。そして、各接続チューブ64は、各バッファータンク56から第2容器保持部材60の上部に向けて引き出されている。また、本実施例では、複数のバッファータンク56は、装置高さ方向において廃液タンク58の上方に配置されている。また、複数のバッファータンク56の少なくとも一部と廃液タンク58の少なくとも一部とは、装置幅方向及び装置奥行き方向の少なくとも一方において重なるように配置されている。
第2容器保持部材60の上部には、図7及び図13に示すように「流路保持部」としての第1流路保持部74が設けられている。第1流路保持部74は、第2容器保持部材60の上部において接続チューブ64が装置高さ方向上方側に浮き上がることを抑制する。また、第1流路保持部74は、各バッファータンク56から引き出された接続チューブ64を束状にまとめつつ、装置奥行き方向前面側に案内している。
接続チューブ64は、第2容器保持部材60の装置奥行き方向前面側端部において装置高さ方向下方側に延びて、第1容器保持部材54の接続チューブ収容部54bに受け入れられる。そして、接続チューブ64は、接続チューブ収容部54bに沿って、装置奥行き方向前面側に延びている。そして、接続チューブ64は、装置奥行き方向においてインクタンク22のインク注入部22bの背面側まで延びると、装置高さ方向上方側に向きを変えて延び、インク注入部22bの上部に接続される。
尚、接続チューブ収容部54bには、「流路保持部」としての第2流路保持部76が設けられている。第2流路保持部76は、接続チューブ収容部54b内において装置奥行き方向に延びる接続チューブ64の少なくとも一部を保持し、接続チューブ64が装置高さ方向に浮き上がることを抑制している。また、本実施例において接続チューブ64は、3本ずつを一体化した多連チューブとして構成されている。この構成により、第2流路保持部76において、一体化された3本の接続チューブ64のうち、1本を保持すれば残りの2本も接続チューブ収容部54b内に保持されるように構成されている。
<<<インクタンクとバッファータンクとの関係>>>
ここで、図12を参照してインクタンク22とバッファータンク56との関係について説明する。各バッファータンク56は、接続チューブ64によりインクタンク22と接続されている。そして、例えば、プリンター10の周囲の気温が上昇した際、インク注入口カバー62がインク注入口22dを閉鎖した状態であるとインクタンク22内の気圧が高まり、インクタンク22に収容されたインクがバッファータンク56内に押し出されることがある。
一例として、各バッファータンク56におけるインク収容量は、接続チューブ64により接続されているインクタンク22のインク収容量と略同じ量、あるいはそれ以上に設定されている。したがって、インクタンク22に収容されたインクがバッファータンク56内に流れ込んでも、バッファータンク56からインクが漏れ出ることを防止、あるいは抑制できる。尚、インクタンク22はバッファータンク56を介して大気に連通する。
さらに、図12に示す符号ILが付された破線は、装置高さ方向においてインクタンク22内に収容されるインクの液面の最高高さを示している。一例として、バッファータンク56のインク収容空間の底面56aは、装置高さ方向においてインクタンク22に収容されるインクの液面の最高高さILに対応した高さに設定されている。そして、バッファータンク56のインク収容空間の底面56aの装置高さ方向における高さは、最高高さILよりも高い位置に設定されることが望ましい。
この構成により、例えば、インクタンク22内の気圧が上昇してバッファータンク56内にインクが流れ込んだ状態において、インク注入口カバー62を回動させてインク注入口22dを開放すること、あるいはプリンター10の周囲の気温が下がることによりインクタンク22内の気圧が下がるので、バッファータンク56内のインクは接続チューブ64を介してインクタンク22内に戻されることとなる。
<<<メンテナンスユニットと廃液タンクとの関係について>>>
次いで、図8、図11、図13及び図14を参照して、メンテナンスユニット50と廃液タンク58との関係について説明する。図8及び図13を参照するに、メンテナンスユニット50と廃液タンク装着部72とは、「廃液流路部材」及び「第2流路部材」としての第1廃液チューブ78と第2廃液チューブ80とで接続されている。また、第1廃液チューブ78と第2廃液チューブ80とは、ジョイント部材82により接続されている。
図13に示すように、メンテナンスユニット50、より具体的には吸引ポンプ68に第1廃液チューブ78の一端が接続されている。そして、吸引ポンプ68から延びる第1廃液チューブ78は、第1容器保持部材54の接続チューブ収容部54b内に延び、第2流路保持部76に保持されている。
ここで、図14を参照するに、接続チューブ収容部54b内に導かれた第1廃液チューブ78は、装置高さ方向において接続チューブ64の上方に位置している。また、第1廃液チューブ78は、一例として第2流路保持部76の周りを図14における時計回り方向に1周して装置奥行き方向に延びている。そして、図13に示すように第1廃液チューブ78の他端はジョイント部材82によって第2廃液チューブ80に接続されている。尚、図14では、ジョイント部材82及び第2廃液チューブ80の図示を省略している。
尚、本実施例では、第1廃液チューブ78を第2流路保持部76の周りを1周させる構成としたが、第1廃液チューブ78の長さに応じて適宜、第2流路保持部76の周りを回さずに装置奥行き方向に延ばす構成、あるいは第2流路保持部76の周りを2周以上させる構成としてもよい。つまり、第2流路保持部76は、第1廃液チューブ78を装置高さ方向上方に浮かばないように第1廃液チューブ78の上方に保持するだけでなく、第1廃液チューブ78の長さ調節部としても機能している。
次いで、図11に示すようにジョイント部材82には第2廃液チューブ80の一端が接続されている。そして、第2廃液チューブ80は、接続チューブ収容部54b内から出て、装置高さ方向下方側に延びて、他端が廃液タンク装着部72に接続されている。したがって、廃液タンク58が廃液タンク装着部72に装着された状態において、メンテナンスユニット50の吸引ポンプ68は第1廃液チューブ78、ジョイント部材82、第2廃液チューブ80及び廃液タンク装着部72を介して廃液タンク58と接続される。これにより、吸引ポンプ68により吸引された廃液(廃インク)は廃液タンク58に送られ、廃液タンク58に収容される。
<<<廃液タンクと制御部との関係について>>>
次いで、図13及び図15を参照して、廃液タンク58と制御部との関係について説明する。プリンター10の装置本体12内には、不図示の制御部が設けられている。この制御部は、複数の電気部品を備える回路基板として構成され、プリンター10の動作等を制御している。そして、不図示の制御部から、廃液タンク装着部72に向けて「電気配線」としてのケーブル84が延びている。尚、一例として、ケーブル84はFFC(フレキシブルフラットケーブル)として構成されている。
ケーブル84は、図4に示すように装置本体12内において、キャリッジ26の移動領域の装置奥行き方向前面側で装置幅方向左方から右方に延びている。そして、図13に示すようにインクタンク22のインク収容部22aの装置奥行き方向背面側で向きを装置幅方向から装置奥行き方向に変えて、第1容器保持部材54の接続チューブ収容部54bの側部に沿って装置奥行き方向背面側に延びている。
そして、接続チューブ収容部54bの側部に沿って装置奥行き方向背面側に延びたケーブル84は、第1容器保持部材54においてバッファータンク保持部54aと接続チューブ収容部54bとの間に設けられた配線保持部54dに保持されて、装置高さ方向可能側に延び、廃液タンク装着部72に接続されている。廃液タンク装着部72には、図15に示すように接触端子86が設けられている。接触端子86はケーブル84に接続されている。
また、廃液タンク58には、図15に示す接触端子86に対応する位置に記憶媒体(不図示)が設けられている。記憶媒体には、廃液タンク58における廃インク収容量等の情報を保持するように構成されている。そして、廃液タンク58が廃液タンク装着部72に装着された状態において、廃液タンク58の記憶媒体と接触端子86とが接触し、記憶媒体と接触端子86とが電気的に接続される。これにより、廃液タンク58の記憶媒体に記憶された情報が、装置本体12内に設けられた不図示の制御部に送信される。
<<<実施例の変更例>>>
(1)本実施例では、バッファータンク56の上部を覆う第2容器保持部材60に第1流路保持部74を設ける構成としたが、バッファータンク56を第2容器保持部材60で覆わずに、バッファータンク56の上部に第1流路保持部74を設けて接続チューブ64を保持する構成としてもよい。
(2)本実施例では、ケーブル84を保持する配線保持部54dを第1容器保持部材54に設ける構成としたが、この構成に代えて、バッファータンク56等でケーブル84を保持する構成としてもよい。
(3)本実施例においてメンテナンスユニット50を装置本体12側に設ける構成としたが、この構成に代えて、メンテナンスユニット50をインク供給ユニット46側に設ける構成としてもよい。
(4)また、本実施例において第1容器保持部材54のバッファータンク保持部54aには、装置幅方向にバッファータンク56A、56B、56C、56D、56Eを2列で配置する構成としたが、この構成に代えて、図16及び図17に示すようにバッファータンク56を装置幅方向において一列となるように配置してもよい。具体的には、図17に示すように第1容器保持部材88には、接続チューブ収容部を設けずに、バッファータンク保持部88aのみを設けている。そして、一例として、装置奥行き方向最背面側にバッファータンク56Aが位置するようにバッファータンク56を順に配置してもよい。
(5)また、本実施例では、第1容器保持部材54及びバッファータンク56を装置奥行き方向においてインクタンク部21の背面側に配置する構成としたが、この構成に代えて、図18及び図19に示すように、本実施例において電源部44が設けられていた位置、すなわち操作部16の装置奥行き方向背面側に第1容器保持部材54及びバッファータンク56を装置幅方向に沿って配置する構成としてもよい。この場合、複数のバッファータンク56を装置幅方向に沿って順に配置する構成となる。
上記説明をまとめると、プリンター10は、インクを噴射可能なノズルを有する記録ヘッド38と、インク及び気体の少なくとも一方を収容可能であり、記録ヘッド38とともに移動しない非移動式の流体収容容器59と、流体収容容器59に接続された流路部材65と、流体収容容器59の上部に位置し、接続チューブ64を保持可能な第1流路保持部74とを備える。
上記構成によれば、接続チューブ64を保持可能な第1流路保持部74は、流体収容容器59の上部に位置するので、プリンター10の平面方向への大型化を抑制できる。また、第1流路保持部74は、流体収容容器59の上部に位置することから、装置の組立時に上方から作業することができ、作業性が向上する。
尚、「第1流路保持部74が流体収容容器59の上部に位置する」における「上部に位置する」とは、第1流路保持部74が流体収容容器59の上に直接的に設けられる形態に限られず、高さ方向の位置関係において第1流路保持部74が流体収容容器59の上に位置していることを意味するものであり、第1流路保持部74が他の部材を介して流体収容容器59の上に配置されている形態をも含む意味である。
第1流路保持部74は、流体収容容器59または流体収容容器59を保持する第2容器保持部材60に備えられる。また、第2流路保持部76は、流体収容容器59(バッファータンク56)を保持する第1容器保持部材54、88に備えられる。この構成によれば、接続チューブ64を保持可能な第1流路保持部74が流体収容容器59または流体収容容器59を保持する第2容器保持部材60に備えられ、接続チューブ64を保持可能な第2流路保持部76が流体収容容器59(バッファータンク56)を保持する第1容器保持部材54、88に備えられるので、第1流路保持部74及び第2流路保持部76を流体収容容器59や第1容器保持部材54、88とは別の場所に設ける構成に比して、インクに係わる構成部材が纏まり、装置の大型化を抑制でき、或いは装置の組立作業が容易となる。
流体収容容器59は、バッファータンク56と、バッファータンク56と高さ方向に平面視したとき、少なくとも一部が重なる廃液タンク58と、を含む。この構成によれば、複数の流体収容容器59を設ける構成において、特に装置の平面方向への大型化を抑制できる。
バッファータンク56は廃液タンク58より上方に位置し、流路部材65は、バッファータンク56に接続される接続チューブ64と、廃液タンク58に接続される第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80と、を含み、接続チューブ64と第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80のうち少なくとも接続チューブ64は、バッファータンク56の上方に保持される。この構成によれば、接続チューブ64の設置作業を上方から行うことができ、作業性が容易となる。
流体収容容器59は、バッファータンク56と、バッファータンク56と高さ方向に平面視したとき、少なくとも一部が重なる廃液タンク58とを含み、バッファータンク56は廃液タンク58より上方に位置し、流路部材65は、バッファータンク56に接続される接続チューブ64と、廃液タンク58に接続される第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80とを含み、接続チューブ64と第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80とは、バッファータンク56を保持する第1容器保持部材54、88の上方で、且つ、接続チューブ64および第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80の一方が他方の上に重なるように、第2流路保持部76に保持される。
上記構成によれば、接続チューブ64および第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80とは、バッファータンク56を保持する第1容器保持部材54、88の上方で、第2流路保持部76に保持されるので、水平方向に接続チューブ64および第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80が拡がることに伴う接続チューブ64および第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80の設置スペースの拡大を抑制できる。また、接続チューブ64および第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80の一方が他方の上に重なるように、第2流路保持部76に保持されるので、一方の流路部材が他方の流路部材の浮き上がりを抑制でき、ひいては双方の流路部材に専用の浮き抑制部材を設ける構成に比して、高さ方向における流路部材の設置スペースの拡大を抑制できる。加えて、流路部材の浮きが抑制されることで、プリンター10の他の構成要素との干渉も抑制できる。
ケーブル84を保持する配線保持部54dが、流体収容容器59または第1容器保持部材54、88に備えられる。この構成によれば、配線保持部54dを設置する為の専用のスペースを確保する場合に比べて装置の大型化を抑制できる。
プリンター10は、インクを噴射可能なノズルを有する記録ヘッド38と、インク及び気体の少なくとも一方を収容可能なインクタンク22と、インクタンク22に接続された接続チューブ64と、インクタンク22に接続チューブ64により接続されたバッファータンク56と、インクタンク22から記録ヘッド38に向けてインクを供給するインク供給チューブ36と、インクタンク22とバッファータンク56のうちの少なくとも一部を覆う第1容器保持部材54と、を備え、第1容器保持部材54は、接続チューブ64とインク供給チューブ36とを保持する第2流路保持部76及びインク供給チューブ収容部54cを備える。
上記構成によれば、インクタンク22とバッファータンク56のうちの少なくとも一部を覆う第1容器保持部材54は、接続チューブ64とインク供給チューブ36とを保持する第2流路保持部76及びインク供給チューブ収容部54cを備えるので、第2流路保持部76及びインク供給チューブ収容部54cを別の位置に専用の設置用部材に対して設ける構成に比して、インクに係わる構成部材が纏まり、装置の大型化を抑制でき、或いは装置の組立作業が容易となる。
記録ヘッド38のノズルを介して排出した廃液(廃インク)を回収する廃液タンク58と、廃液タンク58に接続され廃液を回収するための第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80と、を有し、第2流路保持部76は、第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80を保持する。この構成によれば、第2流路保持部76は、第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80を保持するので、インクに係わる構成部材が纏まり、装置の大型化を抑制でき、或いは装置の組立作業が容易となる。
第2流路保持部76は、接続チューブ64と第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80とを高さ方向に重なるように保持する。この構成によれば、水平方向に接続チューブ64と第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80が拡がることに伴う接続チューブ64と第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80の設置スペースの拡大を抑制できる。また、接続チューブ64と第1廃液チューブ78及び第2廃液チューブ80の一方が他方の上に重なるように、第2流路保持部76に保持されるので、一方の流路部材が他方の流路部材の浮き上がりを抑制でき、ひいては双方の流路部材に専用の浮き抑制部材を設ける構成に比して、高さ方向における流路部材の設置スペースの拡大を抑制できる。加えて、流路部材の浮きが抑制されることで、プリンター10の他の構成要素との干渉も抑制できる。
第1容器保持部材54、88は、ケーブル84を保持する配線保持部54dを備える。この構成によれば、配線保持部54dを設置する為の専用のスペースを確保する場合に比べて装置の大型化を抑制できる。
インクタンク22とバッファータンク56とは、プリンター10の前後方向に沿って隙間を空けて配置され、記録ヘッド38のノズルからインクを排出させるメンテナンスユニット50の少なくとも一部が隙間に配置される。この構成によれば、インクタンク22、バッファータンク56、メンテナンスユニット50、のこれらを装置前後方向に沿って配置することで、装置の左右方向の大型化を抑制することができる。
インクタンク22とバッファータンク56とは、プリンター10の装置左右方向に沿って配置されている。この構成によれば、装置の前後方向の大型化を抑制することができる。
プリンター10は、インクを噴射可能なノズルを有する記録ヘッド38と、複数のインクタンク22と、複数のインクタンク22に接続流路部材を介してそれぞれ接続されたバッファータンク56と、複数のバッファータンク56を一体的に保持する保持部材54と、を備えている。
複数のバッファータンク56は保持部材に一体的に保持されるので、コンパクトに纏め易く、大型化を抑制できる。
また、本実施形態では本発明に係るバッファータンク56及び廃液タンク58を液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10…プリンター、12…装置本体、14…スキャナー、16…操作部、18…媒体排出トレイ、20…媒体収容部、21…インクタンク部、21a…表示部、22、22A、22B、22C、22D、22E…インクタンク、22a…インク収容部、22b…インク注入部、22d…インク注入口、23…筐体、24…カバー、26…キャリッジ、28…駆動モーター、30…従動プーリー、32…無端ベルト、34…中継アダプター、36…インク供給チューブ、38…記録ヘッド、40…媒体支持部材、42…搬送ローラー対、44…電源部、46…インク供給ユニット、48…締結部材、50…メンテナンスユニット、52…ベース部材、52a、52b…締結部、54、88…第1容器保持部材、54a…バッファータンク保持部、54b…接続チューブ収容部、54c…インク供給チューブ収容部、54d…配線保持部、56、56A、56B、56C、56D、56E…バッファータンク、56a…底面、58…廃液タンク、59…流体収容容器、60…第2容器保持部材、62…インク注入口カバー、64…接続チューブ、65…流路部材、66…キャップ部、66a…キャップ、68…吸引ポンプ、70…廃インクチューブ、72…廃液タンク装着部、74…第1流路保持部、76…第2流路保持部、78…第1廃液チューブ、80…第2廃液チューブ、82…ジョイント部材、84…ケーブル、86…接触端子、88a…バッファータンク保持部、IL…最高高さ

Claims (13)

  1. 液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、
    前記液体と気体の少なくとも一方を収容可能であり、前記液体噴射部とともに移動しない非移動式の流体収容容器と、
    前記流体収容容器に接続された流路部材と、
    前記流体収容容器の上部に位置し、前記流路部材を保持可能な流路保持部と、
    を備える液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
    前記流路保持部は、前記流体収容容器または該流体収容容器を保持する容器保持部材に備えられる、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置であって、
    前記流体収容容器は、第1流体収容容器と、前記第1流体収容容器と高さ方向に平面視したとき少なくとも一部が重なる第2流体収容容器と、を含む、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項3に記載の液体噴射装置であって、
    前記第1流体収容容器は前記第2流体収容容器より上方に位置し、
    前記流路部材は、前記第1流体収容容器に接続される第1流路部材と、
    前記第2流体収容容器に接続される第2流路部材と、を含み、
    前記第1流路部材と前記第2流路部材のうち少なくとも前記第1流路部材は、前記第1流体収容容器の上方に保持される、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  5. 請求項3に記載の液体噴射装置であって、
    前記第1流体収容容器は前記第2流体収容容器より上方に位置し、
    前記流路部材は、前記第1流体収容容器に接続される第1流路部材と、前記第2流体収容容器に接続される第2流路部材とを含み、
    前記第1流路部材と前記第2流路部材とは、前記第1流体収容容器を保持する容器保持部材の上方で、且つ、前記第1流路部材および前記第2流路部材の一方が他方の上に重なるように、前記流路保持部に保持される、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項2に記載の液体噴射装置であって、
    電気配線を保持する配線保持部が、前記流体収容容器または前記容器保持部材に備えられる、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  7. 液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、
    液体を収容可能な液体タンクと、
    前記液体タンクに接続された接続流路部材と、
    前記液体タンクに前記接続流路部材により接続されたバッファータンクと、
    前記液体タンクから前記液体噴射部に向けて液体を供給する液体供給路部材と、
    前記液体タンクと前記バッファータンクのうちの少なくとも一部を覆う被覆部材と、
    を備え、
    前記被覆部材は、前記接続流路部材と前記液体供給路部材とを保持する流路保持部を備える、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  8. 請求項7に記載の液体噴射装置であって、
    前記液体噴射部の前記ノズルを介して排出した廃液を回収する廃液タンクと、
    前記廃液タンクに接続され前記廃液を回収するための廃液流路部材と、を有し、
    前記流路保持部は、前記廃液流路部材を保持する、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  9. 請求項8に記載の液体噴射装置であって、
    前記流路保持部は、前記接続流路部材と前記廃液流路部材とを高さ方向に平面視したとき重なるように保持する、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  10. 請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
    前記被覆部材は、電気配線を保持する配線保持部を備える、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  11. 請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
    前記液体タンクと前記バッファータンクとは、前記液体噴射装置の前後方向に沿って隙間を空けて配置され、
    前記液体噴射部の前記ノズルから液体を排出させるメンテナンスユニットの少なくとも一部が前記隙間に配置される、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  12. 請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
    前記液体タンクと前記バッファータンクとは、前記液体噴射装置の左右方向に沿って配置されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  13. 液体を噴射可能なノズルを有する液体噴射部と、
    液体を収容可能な複数の液体タンクと、
    前記複数の液体タンクに接続流路部材を介してそれぞれ接続されたバッファータンクと、
    前記複数のバッファータンクを一体的に保持する保持部材と、
    を備えている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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