JP2018068456A - ガス系消火設備 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、
複数系統の信号入力により起動信号を出力する起動制御部と、
非点検時は1系統の信号入力があると複数の信号を起動制御部に対して出力し、点検時は1系統の信号入力があっても複数の信号を起動制御部に対して出力しない制御部と、
が設けられたガス系消火設備に於いて、
制御部は、点検時であっても、1系統の信号入力により複数の信号を起動制御部に対して出力する状態に設定可能なことを特徴とする。
制御部として機能する制御盤に、
第1系統目の信号を受信して第1検出信号を出力する第1受信部と、
第2系統目の信号を受信して第2検出信号を出力する第2受信部と、
第1検出信号により動作して移報信号を出力し、当該移報信号を第2系統目の信号に代えて第2受信部に入力させる第1移報部と、
第2検出信号により動作して移報信号を出力する第2移報部と、
所定の移報停止操作により第1移報部と第2移報部の移報停止を指示する移報停止スイッチと、
第1検出信号と第2検出信号の両方が得られた場合に起動信号を出力させる起動制御部と、
所定の連動停止解除操作により第1移報部の移報停止を解除させる連動停止解除スイッチと、
が設けられ、
起動制御部は、移報停止スイッチの移報停止操作を検出して第1移報部及び第2移報部の移報動作を停止している状態で、連動停止解除スイッチの連動停止解除操作を検出した場合に第1移報部の移報停止を解除し、第1検出信号による第1移報部の移報動作による移報信号を第2受信部に入力させて起動信号を出力させる。
第1移報部は電源供給されているときに移報信号を出力する第1移報リレーであり、
第2移報部は電源供給されているときに移報信号を出力する第1移報リレーであり、
移報停止スイッチは、非移報停止位置に操作されている場合は第1移報リレー及び第2移報リレーそれぞれに電源供給するものであり、移報停止位置に操作されている場合は第1移報リレー及び第2移報リレーそれぞれの電源供給を行わないものであり、
連動停止解除スイッチは、連動停止解除位置に操作された場合に、第1移報リレーに電源を供給するように構成する。
移報停止スイッチを定位位置に操作した場合に連動停止解除スイッチが定位位置に連動して操作され、移報停止スイッチを移報停止位置に操作した場合に連動停止解除スイッチが連動停止解除位置に連動して操作されるように構成する。
本発明は、複数系統の信号入力により起動信号を出力する起動制御部と、非点検時は1系統の信号入力があると複数の信号を起動制御部に対して出力し、点検時は1系統の信号入力があっても複数の信号を起動制御部に対して出力しない制御部とが設けられたガス系消火設備に於いて、制御部は、点検時であっても、1系統の信号入力により複数の信号を起動制御部に対して出力する状態に設定可能としたため、複数系統の信号入力により起動信号を出力する起動制御部であっても、点検時には1系統の信号入力により起動信号が出力され、起動動作を簡単且つ容易に確認可能とする。
制御部として機能する制御盤に、第1系統目の信号を受信して第1検出信号を出力する第1受信部と、第2系統目の信号を受信して第2検出信号を出力する第2受信部と、第1検出信号により動作して移報信号を出力し、当該移報信号を第2系統目の信号に代えて第2受信部に入力させる第1移報部と、第2検出信号により動作して移報信号を出力する第2移報部と、所定の移報停止操作により第1移報部と第2移報部の移報停止を指示する移報停止スイッチと、所定の連動停止解除操作により第1移報部の移報停止を解除させる連動停止解除スイッチが設けられ、起動制御部は、第1検出信号と第2検出信号の両方が得られた場合に起動信号を出力させ、移報停止スイッチの移報停止操作を検出して第1移報部及び第2移報部の移報動作を停止している状態で、連動停止解除スイッチの連動停止解除操作を検出した場合に第1移報部の移報停止を解除し、第1検出信号による第1移報部の移報動作による移報信号を第2受信部に入力させて起動信号を出力させるようにしたため、設備の点検時に、移報停止スイッチを操作して移報停止を行っていても、連動停止解除スイッチを操作しておくことで、第1系統目の火災発報信号の入力により第1移報部が動作して、第2系統目の火災発報信号に代えて移報信号を入力させることができ、第1系統目と第2系統目の火災発報信号が実質的に入力されることで、起動信号が出力され、起動及び放出動作を確認することができる。
また、第1移報部は電源供給されているときに移報信号を出力する第1移報リレーであり、第2移報部は電源供給されているときに移報信号を出力する第1移報リレーであり、移報停止スイッチは、非移報停止位置に操作されている場合は第1移報リレー及び第2移報リレーそれぞれに電源供給するものであり、移報停止位置に操作されている場合は第1移報リレー及び第2移報リレーそれぞれの電源供給を行わないものであり、連動停止解除スイッチは、連動停止解除位置に操作された場合に、第1移報リレーに電源を供給するように構成したため、設備の点検時に、移報停止スイッチを操作して移報停止を行っていても、連動停止解除スイッチを操作しておくことで、第1系統目の火災発報信号の入力により第1移報リレーが動作して、第2系統目の火災発報信号に代えて移報リレー接点のオン信号を入力させることができ、第1系統目と第2系統目の火災発報信号が実質的に入力されることで、起動信号が出力され、起動及び放出動作を確認することができる。
また、移報停止スイッチを定位位置に操作した場合に連動停止解除スイッチが定位位置に連動して操作され、移報停止スイッチを移報停止位置に操作した場合に連動停止解除スイッチが連動停止解除位置に連動して操作されるようにしたため、移報停止スイッチにより移報停止操作を行うと、連動して連動停止解除スイッチが連動停止解除操作され、各スイッチ個別に操作することなく、点検時に移報を停止し、且つ、移報信号を利用した第2系統目の火災発報信号の入力による起動信号の出力が簡単に実現できる。
図1は本発明によるガス系消火設備の概要を示した説明図であり、消火ガスとしてハロンガスを使用した設備を例にとっている。なお、図1の設備構成は一例であり、必要に応じて適宜の構成をとることができる。
図2はガス系消火設備における機能構成の概要を示したブロック図である。図2に示すように、制御盤10は例えば2つの防護区画に対応して回線ユニット26−1,26−2を備えている。
(制御盤の機能構成)
図3は制御盤における回路構成の第1実施形態を示した回路ブロック図であり、図2に示した移報操作部34と回線ユニット26の一部の機能を取り出して示している。
ガス系消火設備を点検する場合には、制御盤10の移報操作部34に設けられた移報停止スイッチ70を移報停止位置bに切り替え、また、連動停止解除スイッチ72を連動停止解除位置bに切り替える。
(制御盤の機能構成)
図4は制御盤における回路構成の第2実施形態を示した回路ブロック図であり、起動制御部をコンピュータ回路によるプログラムの実行で実現したことを特徴とする。
図5は図4の起動制御部の制御動作を示したフローチャートである。図5に示すように、起動制御部74はステップS1で1系統目の火災発報信号の受信による第1受信部40からの第1検出信号の有無を判別しており、第1検出信号ありを判別するとステップS2に進み、移報停止スイッチ70はオンか否か判別し、通常時はオフであることからステップS3に進み、第1移報リレー52を動作させ、ステップS4で第1移報リレー52の動作による移報リレー接点52bのオンに基づく第2受信部42からの第2検出信号の有無を判別している。
(移報停止スイッチと連動停止解除スイッチの連動)
上記の実施形態は、移報停止スイッチと連動停止解除スイッチを個別に操作しているが、点検時には、両方を操作する必要があることから、移報停止スイッチと連動停止解除スイッチを連動するように構成しても良い。
また、上記の実施形態は、第1移報部の出力信号を第2受信部に入力することで、第2受信部より信号を出力させていたが、第2受信部を経由せず、第2受信部の信号出力に相当する部分に第1移報部の出力信号を出力するようにしても良い。また、前記処理をCPU内で行い、第2受信部に信号入力を行わないようにしても良い。
11:火災感知器
12:操作箱
18:起動装置
24−1,24−2:伝送路
26,26−1,26−2:回線ユニット
28:共通ユニット
34:移報操作部
40:第1受信部
42:第2受信部
44a,44b:第1感知器接続端子
46a,46b:第2感知器接続端子
52:第1移報リレー
52a,52b,58a:移報リレー接点
58:第2移報リレー
60,74:起動制御部
62:AND回路
64:ドライバ
70:移報停止スイッチ
72:連動停止解除スイッチ
Claims (4)
- 複数系統の信号入力により起動信号を出力する起動制御部と、
非点検時は1系統の信号入力があると前記複数の信号を前記起動制御部に対して出力し、点検時は前記1系統の信号入力があっても前記複数の信号を前記起動制御部に対して出力しない制御部が設けられたガス系消火設備に於いて、
前記制御部は、前記点検時であっても、前記1系統の信号入力により前記複数の信号を前記起動制御部に対して出力する状態に設定可能なことを特徴とするガス系消火設備。
- 請求項1記載のガス系消火設備に於いて、
前記制御部として機能する制御盤に、
第1系統目の信号を受信して第1検出信号を出力する第1受信部と、
第2系統目の信号を受信して第2検出信号を出力する第2受信部と、
前記第1検出信号により動作して移報信号を出力し、当該移報信号を前記第2系統目の信号に代えて前記第2受信部に入力させる第1移報部と、
前記第2検出信号により動作して移報信号を出力する第2移報部と、
所定の移報停止操作により前記第1移報部と前記第2移報部の移報停止を指示する移報停止スイッチと
所定の連動停止解除操作により前記第1移報部の移報停止を解除させる連動停止解除スイッチと、
が設けられ、
前記起動制御部は、前記第1検出信号と前記第2検出信号の両方が得られた場合に前記起動信号を出力させ、
前記移報停止スイッチの移報停止操作を検出して前記第1移報部及び前記第2移報部の移報動作を停止している状態で、前記連動停止解除スイッチの連動停止解除操作を検出した場合に前記第1移報部の移報停止を解除し、前記第1検出信号による前記第1移報部の移報動作による移報信号を前記第2受信部に入力させて前記起動信号を出力させることを特徴とするガス系消火設備。
- 請求項2のガス系消火設備に於いて、
前記第1移報部は電源供給されているときに移報信号を出力する第1移報リレーであり、
前記第2移報部は電源供給されているときに移報信号を出力する第1移報リレーであり、
前記移報停止スイッチは、非移報停止位置に操作されている場合は前記第1移報リレー及び前記第2移報リレーそれぞれに電源供給するものであり、移報停止位置に操作されている場合は前記第1移報リレー及び前記第2移報リレーそれぞれの電源供給を行わないものであり、
前記連動停止解除スイッチは、連動停止解除位置に操作された場合に、前記第1移報リレーに電源を供給することを特徴とするガス系消火設備。
- 請求項2又は3記載のガス系消火設備に於いて、前記移報停止スイッチを前記定位位置に操作した場合に前記連動停止解除スイッチが前記定位位置に連動して操作され、前記移報停止スイッチを前記移報停止位置に操作した場合に前記連動停止解除スイッチが前記連動停止解除位置に連動して操作されるように構成したことを特徴とするガス系消火設備。
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---|---|---|---|---|
JP2021058367A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | 能美防災株式会社 | 中継装置 |
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JP2005058460A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Yamato Protec Co | 消火設備の点検装置及び点検方法 |
JP2007068639A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Yamato Protec Co | ガス系消火設備 |
JP2015077317A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | ホーチキ株式会社 | 自動消火設備 |
JP2016036575A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | ホーチキ株式会社 | ガス系消火設備 |
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2016
- 2016-10-26 JP JP2016209121A patent/JP6823998B2/ja active Active
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