JP3313875B2 - 消火設備 - Google Patents

消火設備

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JP3313875B2
JP3313875B2 JP06243294A JP6243294A JP3313875B2 JP 3313875 B2 JP3313875 B2 JP 3313875B2 JP 06243294 A JP06243294 A JP 06243294A JP 6243294 A JP6243294 A JP 6243294A JP 3313875 B2 JP3313875 B2 JP 3313875B2
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災時に消火剤を放出
して室内の火災を消火する消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の消火設備は、センサの火
災信号によって自動的に消火剤が放出される自動起動モ
ードと、人が火災を確認し、手動で起動スイッチを操作
することによって消火剤が放出される手動起動モードの
2種類の切り換えによって室内を監視し消火を行うこと
ができるようになっている。
【0003】このような消火設備としては、例えばハロ
ンガスや二酸化炭素の消火ガスを放出して消火を行うガ
ス系の消火設備がある。ガス系の消火設備ではセンサの
誤報による消火ガスの放出を防ぐため各警戒区域毎に感
知器回線を2回線としている。手動起動モードにセット
されている場合、センサが発報するとセンサ発報信号が
制御盤に伝わり、制御盤はセンサ発報信号を受けて、制
御盤内のスピーカから警報を発する。この警報を受けて
監視員が火災現場を確認し、手動起動装置の起動スイッ
チを操作することにより消火ガスを噴射ヘッドから放出
させ火災を消火する。
【0004】自動起動モードにセットされている場合、
センサが2回線とも発報した場合に制御盤は自動的に警
報を発し所定時間を経たのち消火ガスを放出する。ま
た、自動起動モード時に手動起動装置の起動スイッチを
操作すると、起動スイッチを操作したと同時に警報を発
し、所定時間後消火ガスを放出する。このようなガス系
の消火設備において起動状況や作動時の進行状況を表示
する装置としては、例えば実開昭64−31767号公
報に開示されている装置がある。
【0005】図4は本体機器の正面に配置した表示パネ
ルである。自動起動モード、手動起動モードの切り換え
は本体機器の切換キースイッチ(不図示)により切り換
え、手動表示灯20g、自動表示灯20hがその設定に
対応して点灯する。感知器が発報するとそのセンサに対
応した感知ライン作動表示灯20c,20dが点灯す
る。また、感知器の発報により火災表示灯20bが点灯
する。
【0006】手動起動モードにセットされている場合
(手動表示灯20gが点灯している)、感知器が発報す
ると警報を発し、現場を確認するように監視員に知らせ
る。監視員が現場を確認し火災と判断したとき、ガス放
出起動用の放出押釦を押すと起動表示灯20iが点灯
し、タイマー表示のデジタル表示部20jでガスを放出
するまでの時間をカウントダウンし、タイマーがゼロに
なるとガスが放出され、放出灯20kが点灯する。
【0007】表示灯20f,20eは自動起動モードセ
ット時2回線の感知ラインのうち1回線が発報すれば起
動するか、2回線とも発報したときに起動するかの設定
によっていずれか一つが点灯する。自動起動モードの第
2の回路方式(1回線発報)にセットされている場合、
自動表示灯20hおよび表示灯20fが点灯している。
【0008】感知ラインのいずれか一方が作動すると、
表示灯20c,20dのいずれか一方が点灯し、火災警
報を発し、自動的に起動状態に入り、起動表示灯20i
が点灯し、デジタル表示部20jのカウントダウンの
後、消火ガスを放出し、放出灯20kが点灯する。次
に、自動起動モードの第1の回路方式(2回線発報)に
セットされている場合、自動表示灯20hおよび表示灯
20eが点灯している。
【0009】感知ラインのいずれか一方が作動すると、
表示灯20c,20dのいずれか一方が点灯し、火災警
報を発する。続いて他方の感知ラインが作動すると、表
示灯20c,20dの両方が点灯し、自動的に起動状態
に入り、起動表示灯20iが点灯し、デジタル表示部2
0jがカウントダウンを開始し、その後放出灯20kが
点灯する。
【0010】次に、自動起動モードの第1の回路方式
(2回線発報)にセットされていて、感知ラインの一方
が作動した場合(このとき、自動表示灯20h、表示灯
20e、さらに表示灯20c,20dのいずれか一方が
点灯している)、手動で放出押釦を押すと、消火指示放
送、退避放送が行われ、起動表示灯20iが点灯し、デ
ジタル表示部20iがカウントダウンを開始し、その後
放出灯20kが点灯する。このように、起動条件のセッ
ト状況や作動時の進行状況が判る表示パネルが開示され
ている。なお、図4中、20lは表示パネル、20aは
電源表示灯である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな従来の消火設備にあっては、起動表示灯が一つのた
め、火災時に消火ガスが放出され火災が鎮火した後に、
現場検証時において、どの起動方法でガスが放出された
のか判別することができない場合が考えられる。例え
ば、自動起動モードで、2回線の感知ラインが発報した
ときにのみ起動がなされるような設定にされた場合、N
O1の感知ラインの感知器が発報した後、手動で放出押
釦を押して起動させ、その後NO2の感知ラインの感知
器が発報した場合、NO2の感知ライン作動表示灯20
dも点灯するため、火災鎮火後の現場検証時に感知ライ
ン作動表示灯20c,20dが点灯しており、さらに放
出押釦も押された状態になっているため、どちらの起動
方法で起動したのか正確に把握できない。同様に自動起
動モードにセットされている場合に、放出押釦を押して
手動で起動させ、その後感知ラインの感知器が発報した
場合にも感知ライン作動表示灯20c,20dが点灯す
るため、同様に現場検証の時に判別することができな
い。以上のようなことがあると火災鎮火後の消防庁への
報告、現場検証時に正確な調査を行うことができない。
【0012】この発明は、上述の問題点を解決するため
になされたもので、鎮火後において起動方法を正確に確
認することができる消火設備を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は、火災時に消火剤を放出し火災を消
火する際、手動起動手段を操作することによって消火剤
を放出させ消火を行う手動起動モードと、火災を検出す
る火災検出手段の発報によって自動的に消火起動を行う
かまたは前記手動起動手段を操作することによっても消
火を行うことができる自動起動モードとを切り換えて火
災の消火を行う消火設備において、前記手動起動手段で
消火起動させたときに手動起動をしたことを表示する第
1表示手段L2と、前記火災検出手段の火災検出によっ
て自動的に消火起動させたときに火災検出手段の火災検
出で自動起動したことを表示する第2表示手段L3と、
消火剤を放出する最初の起動方法に対応して前記第1ま
たは第2表示手段L2,L3の一方にて表示をし、その
後別の起動条件を満たしても最初の起動方法の第1また
は第2表示手段L2,L3の一方を保持し、後の起動方
法に対応した表示をすることを禁止する禁止手段29を
備えたことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、前記禁止手段29が、前
記第1表示手段L2に直列に接続され、一方の端子には
手動起動によって生じる電圧低下がかかるとともに電圧
低下が保持され他方の端子には並列接続された第2差動
増幅器OP2からの作動信号が入力し前記電圧低下によ
り作動する第1差動増幅器OP1と、前記第2表示手段
L3に直列に接続され、一方の端子には自動起動によっ
て生じる電圧低下がかかるとともに電圧低下が保持され
他方の端子には前記第1差動増幅器OP1からの作動信
号が入力し前記電圧低下で作動する第2差動増幅器OP
2と、手動起動によって生じる電圧低下を前記第1差動
増幅器OP1に印加するとともに電圧低下を保持し、自
動起動によって生じる電圧低下を前記第2差動増幅器O
P2に印加するとともに電圧低下を保持する電圧低下印
加/保持手段28を備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】このような構成を備えた本発明の消火設備によ
れば、手動起動手段で消火起動させたときに手動起動を
したことを表示する第1表示手段L2と、火災検出手段
の火災検出によって自動的に消火起動させたときに火災
検出手段の火災検出で自動起動したことを表示する第2
表示手段L3とを設け、消火剤を放出する最初の起動方
法に対応して第1または第2表示手段L2,L3の一方
にて表示をし、その後別の起動条件を満たしても最初の
起動方法の第1または第2表示手段L2,L3の一方を
保持し、後の起動方法に対応した表示をすることを禁止
するようにしたため、どちらか先に起動操作された方法
を表示し、保持することができ、火災の鎮火時に起動方
法を正確に確認することができる。
【0016】その結果、消防庁への報告、現場検証を行
う上で十分に役立てることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2および図3は本発明の一実施例を示す図であ
る。図2は本発明の一実施例に係るガス系の消火設備の
全体構成図である。図2において、1は制御盤であり、
ガス系の消火設備を一括制御する。2a,2bは手動起
動装置であり、監視区域の部屋毎に部屋の外に設置さ
れ、手動起動手段としての手動起動釦と手動起動釦を保
護するための扉を備え、人が火災を発見したときには、
この扉を開け手動起動釦を操作することにより制御盤1
に火災が起きたことを知らせ、消火剤としての消火ガス
を放出させる。3a,3bは放出表示灯であり、監視区
域内に消火ガスが放出されていることを表示し、室内に
入らないことを知らせる。4a,4bは噴射ヘッドであ
り、消火ガスを室内に放出する。5a,5bは消火ガス
が放出されることを警報し、人が警戒区域内に存在する
場合は直ちに避難することを促す音声警報スピーカであ
る。6は消火ガスを貯蔵した消火薬剤貯蔵容器である。
7a,7bは起動装置であり、制御盤1から消火ガス放
出命令を受けて選択弁8a,8bと消火薬剤貯蔵容器6
の栓を開けるために、例えば二酸化炭素などの開放ガス
を放出する。
【0018】すなわち、起動装置7a,7bは二酸化炭
素ガスが収納された容器を有し、制御盤1からの通電に
よりソレノイドが作動すると、弁が開放され、開放ガス
のガス圧により選択弁8a,8bと消火薬剤貯蔵容器6
の栓を開ける。前記選択弁8a,8bは起動装置7a,
7bの起動により弁が開き、消火ガスを火災の生じた部
屋へ導く。9a,9bは火災を検出する火災検出手段と
してのセンサであり、2回線の感知ラインで各監視区域
を監視している。10a,10bは圧力スイッチであ
り、消火薬剤貯蔵容器6から消火ガスが放出されたこと
を検出し、制御盤1に検出信号を送り、火災の発生した
監視区域に対応した放出表示灯3a,3bを点滅させ
る。11a,11bはピストンレリーザであり、消火ガ
スが部屋に放出されたとき消火ガスを室外に漏れないよ
うにダンパーで排煙口を閉じる。
【0019】ピストンレリーザ11a,11bは、消火
ガスの流入により自動的にダンパーを閉じ、ピストンレ
リーザ11bのダンパーの復旧はダンパー復旧弁31に
より行われ、ピストンレリーザ11aのダンパーの復旧
は手動により行われる。制御盤1は、後述するように、
手動起動表示部と自動起動表示部の2つの表示部を有
し、先に起動操作された方法を表示し、保持することに
よって火災の鎮火時に起動方法を正確に確認する機能を
もつ。なお、32は制御盤1に非常電源を供給する非常
電源装置、33は消火薬剤貯蔵容器6からの消火ガスの
供給を手動で閉止する閉止弁である。
【0020】次に、このガス系の消火設備の動作を説明
する。手動起動モードまたは自動起動モードにかかわら
ず、起動条件を満たすと、制御盤1は音声警報スピーカ
5a,5bで消火ガスが放出されることを警報し、監視
区域に消火ガスを放出するように、手動起動装置2a,
2bに対応した起動装置7a,7bを起動させるように
制御信号を出力する。制御信号を受けてソレノイドが作
動すると、起動装置7a,7bは選択弁8a,8bの弁
と消火薬剤貯蔵装置6の弁を開けるために開放ガスを放
出する。開放ガスのガス圧により弁が開かれると、消火
薬剤貯蔵容器6内の消火ガスは配管を通って起動した起
動装置7a,7bに対応して開かれた選択弁8a,8b
を介して噴射ヘッド4a,4bから消火ガスが火災の発
生した部屋に放出され、同時に消火ガスでピストンレリ
ーザ11a,11bを閉じて部屋を消火ガスで充満させ
る。消火薬剤が圧力スイッチ10a,10bをオンさせ
ると制御盤1に信号が流れ、制御盤1は放出表示灯3
a,3bを点滅させる。
【0021】手動起動モードにセットされている場合
は、センサ9a,9bが発報すると、制御盤1において
警報をだし監視員に現場を確認することを促す。監視員
が現場を確認し、火災と判断したときに火災現場に対応
した手動起動装置2a,2bの扉を開け、起動釦を操作
することにより、手動起動を行う。また、自動起動モー
ドにセットされている場合は、2回線のセンサ9a,9
bが発報したときに制御盤1が自動的に消火起動を行
う。
【0022】制御盤1は、手動起動、自動起動のどちら
か先に起動操作された方法を表示し、それを保持する。
以下、制御盤1の構成を説明する。図3は制御盤1の回
路図を示す。なお、上段の回路図は制御盤1の簡単な構
成図であり、下段の回路図は表示部の回路構成である。
また、図3は一警戒区域の回路図である。
【0023】図3において、14は電源供給端子Iaと
コモン端子Cの間に設けられたセンサ1発報信号受信部
であり、監視区域を警戒している1回線目のセンサ9a
が発報した時に、この発報信号を受信する。センサ1発
報信号受信部14と直列にリレー20が設けられ、リレ
ー20の作動により、リレー接点S1が閉じる。
【0024】センサ1発報信号受信部14およびリレー
20に並列にセンサ2発報信号受信部15とリレー21
が設けられる。センサ2発報信号受信部15は2回線目
のセンサ9bが発報した時に発報信号を受信する。リレ
ー21が作動すると、リレー接点S2が閉じる。S5は
手動起動装置2a,2bの手動起動釦を保護している起
動用扉が開けられたことを検出してオン状態になるスイ
ッチであり、スイッチS5にはリレー19が直列に接続
され、スイッチS5のオンにより、リレー19が作動
し、リレー接点bが閉じる。
【0025】13は起動信号・異常信号検出回路であ
り、手動起動装置2a,2bからの起動信号を検出する
とともに、手動起動装置2a,2b内の短絡、断線や起
動回路自体の異常を監視している。起動信号・異常検出
回路13には手動起動装置2a,2b内の手動起動釦が
押されたときオンする起動スイッチS4が接続されてい
る。起動スイッチS4が起動信号を起動信号・異常検出
回路13に送ると、起動信号・異常検出回路13はこれ
を検出する。起動信号・異常検出回路13には、リレー
17とリレー18がそれぞれ直列に接続されている。起
動信号・異常検出回路13は、起動スイッチS4から起
動信号を検出すると、手動起動装置2a,2bの回路内
に異常があるか判別し、異常がない場合には、リレー1
8を作動させ、異常がある場合にはリレー17を作動さ
せる。リレー18の作動により、リレー接点fが閉じ、
リレー17の作動により、リレー接点e1が閉じ、リレ
ー接点e2が開く。
【0026】起動スイッチS4は手動起動装置2a,2
bの手動起動釦を手動により操作し、オンした後に、監
視員が手動起動釦から手を離すと、すぐ元の位置に戻
り、このためリレー18がオフになる。したがって、リ
レー18のオンにより、リレー接点fは閉じ、リレー1
8のオフによりリレー接点fは開く。12は消火制御回
路であり、消火ガスを放出するための起動制御、警報制
御、タイマ制御などを行う。
【0027】消火制御回路12には、リレー接点x2と
リレー16がそれぞれ直列に接続される。リレー接点x
2は、下段のリレー22が作動すると、オンになり、消
火制御回路12が作動する。消火制御回路12は、作動
すると、警報を行い、所定時間後に、リレー16を作動
させる。リレー16は起動装置7a,7bを起動させる
もので、リレー16が作動すると、リレー接点k1,k
2が閉じ、ソレノイド23が作動する。
【0028】S3は復旧スイッチであり、制御盤1の状
態を元の状態に復旧させる。次に、図3の下段の回路図
を説明する。図3において、L2は第1表示手段として
の手動起動表示灯であり、手動起動表示灯L2は、起動
スイッチS4、スイッチS5が押されたときに点灯して
手動起動したことを表示する。L3は第2表示手段とし
ての自動起動表示灯であり、自動起動表示灯L3はセン
サ9a,9bの火災検出によって自動的に起動させたと
きに点灯して火災検出で自動起動したことを表示する。
【0029】手動起動表示灯L2には第1差動増幅器と
してのオペアンプOP1が直列に接続され、オペアンプ
OP1の出力端子はオペアンプOP1に並列に接続され
た第2差動増幅器としてのオペアンプOP2のマイナス
端子に接続される。また、自動起動表示灯L3には第2
オペアンプOP2が接続され、第2オペアンプOP2の
出力端子は第1オペアンプOP1のマイナス端子に接続
される。
【0030】28は電圧低下印加/保持手段であり、電
圧低下印加/保持手段28は、手動起動によって生じる
電圧低下をオペアンプOP1に印加するとともにその電
圧低下を保持し、また、自動起動によって生じる電圧低
下をオペアンプOP2に印加するとともにその電圧低下
を保持する機能を有する。電圧低下印加/保持手段28
は、第1,第2の電圧低下印加回路24,25および第
1,第2電圧低下保持回路26,27により構成され
る。電圧低下印加/保持手段28とオペアンプOP1,
OP2が全体として禁止手段29を構成している。
【0031】禁止手段29は、消火剤を放出する最初の
起動方法に対応して、手動起動表示灯L2、または自動
起動表示灯L3の一方にて表示し、その後別の起動条件
を満たしても最初の起動方法の手動起動表示灯L2、自
動起動表示灯L3の一方を供給し、後の起動方法に対応
した表示を禁止する。第1電圧低下印加回路24は、抵
抗R1,R4、リレー接点f,bよりなり、電圧低下を
オペアンプOP1のプラス端子に印加する。すなわち、
リレー接点f,bが閉じると、電源供給端子Iaから電
流が抵抗R1,R4、リレー接点f,bを通って端子C
に流れ、抵抗R4による電圧低下が生じ、オペアンプO
P1のプラス端子にかかる電圧が低下する。このため、
オペアンプOP1が作動し、手動起動表示灯L2が点灯
する。
【0032】第1電圧低下保持回路26は、リレー2
2、リレー接点e2、ダイオードD5、リレー接点x
1、ダイオードD2,D4よりなり、オペアンプOP1
のプラス端子にかかる電圧低下を保持する。すなわち、
リレー接点f,bが閉じると、電源供給端子Iaからの
電流は、リレー22、リレー接点e2、ダイオードD
5,D2、リレー接点f,bを通り端子Cに流れるた
め、リレー22が作動し、リレー接点x1が閉じる。こ
のため、オペアンプOP1はオン状態を保持し、スイッ
チS4がオフ、リレー18がオフすることにより、リレ
ー接点fが開いても手動起動表示灯L2は点灯を保持す
る。
【0033】第2電圧低下印加回路25は、抵抗R2,
R3、リレー接点S1,S2、スイッチauよりなり、
電圧低下をオペアンプOP2のプラス端子に印加する。
すなわち、リレー接点S1,S2が閉じ、自動起動モー
ドのセットによりスイッチauが閉じていると、電源供
給端子Iaからの電流は抵抗R2,R3、リレー接点S
1,S2、スイッチauを通って端子Cに流れ、抵抗R
3による電圧低下が生じ、オペアンプOP2のプラス端
子にかかる電圧が低下する。このため、オペアンプOP
2が作動し、自動起動表示灯L3が点灯する。
【0034】第2電圧低下保持回路27は、リレー2
2、リレー接点e2、ダイオードD5、リレー接点x
1、ダイオードD1,D3よりなり、オペアンプOP2
のプラス端子にかかる電圧低下を保持する。すなわち、
リレー接点S1,S2が閉じ、スイッチauが閉じてい
ると、電源端子Iaからの電流は、リレー22、リレー
接点e2、ダイオードD1、リレー接点S1,S2、ス
イッチauを通って、端子Cに流れ、リレー22が作動
し、リレー接点x1が閉じる。このため、オペアンプO
P2はオン状態を保持し、自動起動表示灯L3は点灯を
保持する。
【0035】L1は異常表示灯であり、起動信号・異常
信号検出回路13で手動起動装置2a,2bの異常が検
出されたときに異常表示を行う表示灯である。異常表示
灯L1にはリレー接点e1が直列に接続され、リレー1
7が作動すると、リレー接点e1が閉じ、異常表示灯L
1が点灯する。また、リレー17の作動により、リレー
接点e2が開くので、リレー接点e2以降の回路は作動
しなくなる。
【0036】23は前記起動装置7a,7b内に設けら
れた前記ソレノイドであり、ソレノイド23にはリレー
接点k1,k2が直列に接続される。消火制御装置12
が作動し、リレー16が作動すると、リレー接点k1,
k2は閉じ、ソレノイド23が作動する。ソレノイド2
3の作動により、開放ガスが放出され、ガス圧で選択弁
8a,8bの弁および消火薬剤貯蔵容器6の弁が開い
て、消火ガスが放出される。
【0037】次に、動作を説明する。手動起動モードに
セットされている場合、センサ9aまたは9bが発報す
るとその発報信号が制御盤1に入り、センサ9a,9b
に対応したセンサ1,2発報信号受信部14,15がオ
ンする。センサ1発報信号受信部14がオンしたときに
はリレー20がオンし、対応してリレー接点S1が閉じ
る。同様にセンサ2発報信号受信部15がオンしたとき
にはリレー21がオンし、対応してリレー接点S2が閉
じる。制御盤1は発報信号を一報でも受信すれば、警報
信号を制御盤1内のスピーカにて出力する。監視員が現
場を確認し火災であると判定したときには、火災が起き
た監視区域に対応した手動起動装置2aまたは2bの起
動用扉を開け、中の手動起動釦を操作することにより起
動信号が制御盤1に送られる。図3において手動起動装
置2aまたは2bの起動用扉が開かれたことを検出する
とスイッチS5が閉じ、リレー19のオンにより、リレ
ー接点bが閉じる。さらに、手動起動装置2aまたは2
bの手動起動釦が操作されると起動スイッチS4が閉
じ、起動信号・異常検出回路13に起動信号が流れる。
起動信号を検出すると、起動信号・異常信号検出回路1
3は手動起動装置2aまたは2bの回路内に異常がある
か判別し、異常がない場合にはリレー18をオンさせ、
リレー接点fを閉じる。異常があると判定された場合に
はリレー17をオンし、リレー接点e1を閉じ、異常表
示灯L1を点灯させるとともに、リレー接点e2を開
き、リレー接点e2以降の回路を動作させないようにす
る。
【0038】起動信号・異常検出回路13で正常と判断
され、リレー18がオンすると、リレー接点fが閉じる
ことにより、抵抗R1、つまりオペアンプOP1のプラ
ス端子にかかる電圧が低下する。するとオペアンプOP
1がオンし、手動起動表示灯L2が点灯する。同時にリ
レー接点f,bが閉じられると、供給電源端子Iaから
の電流がリレー22、リレー接点e2、ダイオードD
5,D2、リレー接点f,bの順に流れるため、リレー
22がオンし、リレー接点x1が閉じて手動起動表示灯
L2の点灯を保持させる。
【0039】同時にリレー接点x2が閉じて消火制御回
路12が作動する。消火制御回路12が作動すると、火
災の発生した監視区域に対応した音声警報スピーカ5
a,5bにて消火ガスが放出されることを警報にて知ら
せ、所定時間の間隔をおいた後火災が生じた監視区域に
対応した起動装置7aまたは7bを起動させるためリレ
ー16をオンさせる。
【0040】リレー16がオンすると起動装置7aまた
は7bに起動信号が流れ、起動装置7aまたは7bによ
りリレー接点k1,k2が閉じ、ソレノイド23に電流
が流れることにより、開放ガスが放出され、選択弁8a
または8bの弁と消火薬剤貯蔵容器6の弁を開き、消火
ガスを放出する。自動起動モードにセットされている場
合、スイッチauが閉じた状態にセットされている。制
御盤1はセンサ9a、センサ9bの両方の発報信号を受
信したときにのみ警報を発生する。センサ1発報信号受
信部14、センサ2発報信号受信部15が発報信号を受
信すると、リレー20,21がオンし対応してリレー接
点S1,S2が閉じる。するとリレー接点S1,S2お
よびスイッチauのオンにより、抵抗R2にかかる電
圧、つまりオペアンプOP2のプラス端子にかかる電圧
が低下し、オペアンプOP2がオンし、自動起動表示灯
L3が点灯する。同時にリレー接点S1,S2およびス
イッチauのオンによりリレー22がオンし、対応して
リレーx2のオンにより、消火制御回路12を作動させ
る。よって所定時間を経た後消火ガスを自動的に放出さ
せる。
【0041】また、自動起動モードにセットされている
場合に人が手動起動装置2aまたは2bの手動起動釦を
操作した場合、手動起動モードと同様に起動スイッチS
4,スイッチS5が閉じられ、リレー接点f,bが閉じ
抵抗R1にかかる電圧、すなわちオペアンプOP1のプ
ラス端子にかかる電圧の低下によりオペアンプOP1が
オンし、手動起動表示灯L2が点灯する。以下、起動方
法は手動起動モードの起動動作と同様である。
【0042】また、手動起動された後にセンサ9a,9
bが発報すると、センサ発報信号受信部14,15がオ
ンし、リレー接点S1,S2が閉じ、また、スイッチa
uが閉じているため、電源供給端子Iaからの電流が抵
抗R2,R3、リレー接点S1,S2およびスイッチa
uを通って端子Cに流れ、抵抗R2、つまり、オペアン
プOP2のプラス端子にかかる電圧が低下し、オペアン
プOP2がオンしようとするが、最初に手動起動された
際にオペアンプOP2のマイナス端子はオペアンプOP
1の出力端子と同電圧値に低下しているため、オペアン
プOP2はオンせず、自動起動表示灯L3が点灯するこ
とはない。
【0043】同様に、自動起動された後に手動起動装置
2aまたは2bで手動起動操作が行われると、スイッチ
S5がオンになり、リレー19が作動して、リレー接点
bが閉じ、一方、起動スイッチS4がオンになり、起動
信号・異常検出回路13が起動信号を検出し、リレー1
8がオンになり、リレー接点fが閉じる。リレー接点
f,bが閉じると、電源供給端子Iaからの電流が抵抗
R1,R4、リレー端子f,bを通って端子Cに流れ、
抵抗R1、つまりオペアンプOP1のプラス端子にかか
る電圧が低下し、オペアンプOP1はオンしようとする
が、最初の自動起動時にオペアンプOP1のマイナス端
子がオペアンプOP2の出力電圧値に低下しているた
め、オペアンプOP1はオンせず、手動起動表示灯L2
は点灯しない。リレー接点x1のオンにより自動起動表
示灯L3の点灯を保持する。
【0044】また、起動がなされた後、復旧スイッチS
3を押すことによって消火ガスの放出を行う起動動作を
停止させ元の監視状態に復旧させることができる。上述
のように手動起動モードに設定されている場合、手動起
動装置2aまたは2bの起動釦が操作されると手動起動
表示灯L2が点灯し、自動起動モードに設定されている
場合でセンサ9a,9bの発報により自動的に起動し消
火した場合は、制御盤1内に設けられている手動自動切
換スイッチ(不図示)の設定状況と自動起動表示灯L3
の点灯によって判別することができ、自動起動モードに
セットされて手動起動装置2aまたは2bの手動起動釦
が操作されたときには手動自動切換スイッチの設定状況
と手動起動表示灯L2の点灯によって判別することがで
き、手動起動表示灯L2、自動起動表示灯L3のいずれ
も点灯していないときはソレノイド23を直接動作さ
せ、消火ガスを放出させたと判断することができる。よ
って起動後の点検時に起動状況を容易に判別することが
できる。
【0045】なお、手動起動表示灯L2、自動起動表示
灯L3は各警戒監視区域毎に必要であり、手動起動表示
灯L2、自動起動表示灯L3とは別に起動代表表示灯が
制御盤1の表示パネルにある。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1表示手段としての手動起動表示部と第2表示手段とし
ての自動起動表示部を備え、禁止手段によって自動起動
モードでも手動起動モードでも最初に起動させた方法の
表示部のみ表示させるようにしたため、消火ガス放出後
において消火ガスを起動させた方法を正確に知ることが
でき、消防庁への報告、現場検証を行う上で十分に役立
てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示す全体構成図
【図3】制御盤の回路図
【図4】従来例を示す図
【符号の説明】
1:制御盤 2a,2b:手動起動装置 3a,3b:放出表示灯 4a,4b:噴射ヘッド 5a,5b:音声警報スピーカ 6:消火薬剤貯蔵容器 7a,7b:起動装置 8a,8b:選択弁 9a,9b:センサ(火災検出手段) 10a,10b:圧力スイッチ 11a,11b:ピストンレリーザ 12:消火制御回路 13:起動信号・異常検出回路 14:センサ1発報信号受信部 15:センサ2発報信号受信部 16〜22:リレー 23:ソレノイド 24:第1電圧低下印加回路 25:第2電圧低下印加回路 26:第1電圧低下保持回路 27:第2電圧低下保持回路 28:電圧低下印加/保持手段 29:禁止手段 31:ダンパー復旧弁 32:非常電源装置 33:閉止弁 L1:異常表示灯 L2:手動起動表示灯(第1表示手段) L3:自動起動表示灯(第2表示手段) OP1:オペアンプ(第1差動増幅器) OP2:オペアンプ(第2差動増幅器) S1,S2,x1,x2,e1,e2,k1,k2,
b,f:リレー接点 S5,au:スイッチ S3:復旧スイッチ S4:起動スイッチ R1〜R4:抵抗 D1〜D5:ダイオード Ia:電源供給端子 C:コモン端子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−12764(JP,A) 特開 平4−200480(JP,A) 実開 平3−78567(JP,U) 実開 昭64−31769(JP,U) 実開 平5−41564(JP,U) 実開 昭54−50991(JP,U) 実開 昭49−53677(JP,U) 実開 平4−15794(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災時に消火剤を放出し火災を消火する
    際、手動起動手段を操作することによって消火剤を放出
    させ消火を行う手動起動モードと、火災を検出する火災
    検出手段の発報によって自動的に消火起動を行うかまた
    は前記手動起動手段を操作することによっても消火を行
    うことができる自動起動モードとを切り換えて火災の消
    火を行う消火設備において、 前記手動起動手段で消火起動させたときに手動起動をし
    たことを表示する第1表示手段と、 前記火災検出手段の火災検出によって自動的に消火起動
    させたときに火災検出手段の火災検出で自動起動したこ
    とを表示する第2表示手段と、 消火剤を放出する最初の起動方法に対応して前記第1ま
    たは第2表示手段の一方にて表示をし、その後別の起動
    条件を満たしても最初の起動方法の第1または第2表示
    手段の一方を保持し、後の起動方法に対応した表示をす
    ることを禁止する禁止手段を備えたことを特徴とする消
    火設備。
  2. 【請求項2】前記禁止手段が、前記第1表示手段に直列
    に接続され、一方の端子には手動起動によって生じる電
    圧低下がかかるとともに電圧低下が保持され他方の端子
    には並列接続された第2差動増幅器からの作動信号が入
    力し前記電圧低下により作動する第1差動増幅器と、 前記第2表示手段に直列に接続され、一方の端子には自
    動起動によって生じる電圧低下がかかるとともに電圧低
    下が保持され他方の端子には前記第1差動増幅器からの
    作動信号が入力し前記電圧低下で作動する第2差動増幅
    器と、 手動起動によって生じる電圧低下を前記第1差動増幅器
    に印加するとともに電圧低下を保持し、自動起動によっ
    て生じる電圧低下を前記第2差動増幅器に印加するとと
    もに電圧低下を保持する電圧低下印加/保持手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の消火設備。
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