JPH0566828B2 - - Google Patents

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JPH0566828B2
JPH0566828B2 JP61297900A JP29790086A JPH0566828B2 JP H0566828 B2 JPH0566828 B2 JP H0566828B2 JP 61297900 A JP61297900 A JP 61297900A JP 29790086 A JP29790086 A JP 29790086A JP H0566828 B2 JPH0566828 B2 JP H0566828B2
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JP
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fire extinguishing
fire
extinguishing
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failure
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JP61297900A
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JPS63150080A (ja
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Yukio Awa
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NIPPON PHENOLE KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動消火システムに関し、特に、複数
台のユニツトタイプの消火装置を用いるものに適
用して好適なものである。
[発明の概要] 本発明はユニツトタイプの複数の消火装置を有
する自動消火システムにおいて、消火動作時に少
なくとも1台以上の消火装置が消火動作をしない
ときに、故障表示手段を点灯させることにより、
人々に手動によつて故障の消火装置を消火できる
ように動作させることを促し、防護区画に必要な
量の消火剤を確実に放出させるようにしたもので
ある。
[従来の技術] ユニツトタイプの1台の消火装置を備えて成る
自動消火システムは、消火可能な防護区画の容積
が例えば140[m3]に限定されているので、これ
より容積が大きい防護区画に対しては複数の消火
装置を増設できるようになされている。
このような消火装置のうち、増設用の消火装置
は消火剤(ハロンガス)を放出できる構成からな
り、消火動作を起動させる等の制御動作を担う制
御部を備えず、制御部を有する他の消火装置によ
つて駆動制御されるようになされている。
実際上、制御部を有する消火装置は最大3台の
制御部を備えない消火装置を接続でき、火災発生
をセンサ出力によつて検知したとき、容積の大き
な防護区画に対しては最大計4台の消火装置を動
作させ、必要量の消火剤を防護区画に放出させる
ようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] このように防護区画の容積に合わせて消火装置
の接続台数を定めているので、火災発生時にその
うちの1台でも動作しない場合には、消火能力が
十分でなくなる。実際上、各消火装置において、
消火を開始させるための構成はメカニカルな構成
であるため、故障の発生を皆無にすることはでき
ず、制御部を有する消火装置が駆動信号を送出し
ても1台以上の消火装置で消火剤の放出動作が行
われない恐れがある。
このような事態の発生を何等手を打つことなく
見逃すと、消火剤の放出量不足によつて完全には
消火できず、再び火勢が大きくなる恐れがあり、
このときには既に大半に消火剤が放出されてなく
なつているので、消火できないことになつてしま
う。
実際上、複数台のうち何台かの消火装置が駆動
していれば、消火剤が放出されるため、ユーザは
安心し、消火剤の不足を認識することができない
場合が多い。従つて、上述のように完全な消火を
行い得ない場合が生じることがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであ
り、消火動作の自動的な起動にも拘らず消化剤の
放出を実行しない消火装置がある場合にも、確実
に消火させることができる自動消火システムを提
供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] かかる問題点を解決するため、本発明において
は、消火剤を放出可能に収納する、防護区画1の
大きさに応じて定まつた複数の消火装置2〜5
と、防護区画1に火災が発生したことを検知する
火災検知器7と、火災検知器7から検知信号
SENが送出されたとき、全ての消火装置2〜5
の消火剤を送出させるように動作させる少なくと
も1台以上の消火装置2に設けられた制御部6
と、制御部6から駆動信号DRが与えられても1
又はそれ以上の消火装置2〜5が消火動作しない
とき故障信号を送出する故障判別手段20,22
〜26と、故障判別手段20,22〜26からの
信号によつて故障であることを表示する故障表示
手段27とを備えた。
[作用] 防護区画1の容積によつて定まる数の消火動作
すべき消火装置2〜5のうち1台以上の消火装置
が消火動作しないときは、消火が完全にはなされ
ない恐れがあるので、故障判別手段20、22〜
26がこのような故障発生を判別して故障表示手
段27を表示させるようにした。
その結果、防護区画1に必要な量の消火剤を自
動に加えて手動によつて駆動させることで確保で
き、確実に消火できるようになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳述する。
第1図において、防護区画1の外部に消火装置
2,3,4,5が設置されている。このうち、消
火装置2は、第2図に示すように制御部6を備
え、他方、他の消火装置3〜5は制御部を備えな
い。
防護区画1の例えば天井には、例えば熱感知器
でなる火災感知器7が設置されている。この火災
感知器7は火災検知時に検知信号SENを制御部
6を有する消火装置2に与えるようになされてい
る。また、防護区画1の壁面にはスピーカ8が設
置されており、消火装置2からの音声信号によつ
て火災発生を報知するようになされている。さら
に、防護区画1の天井には放出ノズル9が設けら
れており、この放出ノズル9は放出管10によつ
て各消火装置2〜5と接続されている。また、防
護区画1と外部を往来させるための扉11の上方
には消火装置2からの信号を受ける放出表示灯1
2が設けられており、消火剤が放出中であること
を表示するようになされている。
消火装置2は、第2図に示す詳細構成を有し、
火災検知器7から検知信号SENが与えられたと
きに、当該消火装置2の内部、他の消火装置3〜
5、スピーカ8、放出表示灯12などを駆動制御
する。
すなわち、消火装置2の制御部6は検知信号
SENが与えられると、音声出力駆動装置13に
駆動信号DRを送出して音声信号AUDをスピーカ
8に与えさせて音声を発生させる。また、駆動信
号DRを放出表示灯12に与えて表示させる。
さらに、駆動信号DRをリレー14に与える。
リレー接点14aは、ソレノイド15及び電源1
6間に介挿されており、常時は開路しており、リ
レー14が駆動信号DRによつて励磁したとき閉
成するようになされている。ソレノイド15は、
この閉成によつて励磁し、消火剤を収納する容器
ユニツト17及び放出管10間を連通制御する連
通制御機構18を付勢させて連通させる。かくし
て、容器ユニツト17からの消火剤が放出管10
を通つて放出ノズル9より防護区画1に放出され
る。
なお、第2図においては、消火剤を放出させる
構成を消火装置2についてのみ示したが、他の消
火装置3〜5も制御部6から駆動信号DRが与え
られると、同様にリレーが励磁してソレノイドを
励磁させ、連通制御機構を動作させて消火剤を放
出させるようになされている。
この実施例においては、以上の構成に加えて、
いずれかの消火装置2〜5が消火剤を放出しない
場合に、故障として表示させる構成を有する。す
なわち、連通制御機構18に連動するスイツチ機
構20が設けられており、このスイツチ機構20
は連通制御機構18がソレノイド15の励磁によ
る付勢力によつて正常に動作したときには、第1
の接点20aに接続して電源を作動灯21に供給
させ、これに対して、付勢力が与えられたにも拘
らず、連通制御機構18が動作しない場合には、
継続して第2の接点20bに接続して電源を2入
力アンド回路22に供給するようになされてい
る。
アンド回路22には、また駆動信号DRが与え
られており、アンド回路22は駆動信号DRが送
出されたにも拘らず、消火装置2の連通制御機構
18が動作しないときに論理「1」に立ち上る故
障信号DEF1をオア回路23に送出する。同様
に、消火装置3〜5の連通制御装置が駆動信号
DRが送出されたにも拘らず動作しない場合に
は、それぞれアンド回路24〜26から論理
「1」に立ち上つた故障信号DEF2〜DEF4が送出
される。
従つて、オア回路23は少なくとも1台以上の
消火装置が動作しない場合に論理「1」の出力信
号ONを送出する。すなわち、故障を示す出力信
号ONを送出する。この信号ONは故障表示灯2
7に与えられるようになされており、故障表示灯
27は論理「1」出力によつて点灯する。
なお、消火装置2〜5が正常に動作した場合に
点灯する作動灯は、上述のように消火装置2に対
応した作動灯21の外、各消火装置3〜5に対応
して各別に設けられており(図示は省略する)、
消火装置2の扉を開けると見える位置に設けられ
ている。
以上の構成において、火災感知器9が検知動作
し、検知信号SENを制御部6に送出したとする。
このとき、制御部6は駆動信号DRを各消火装置
2〜5のリレー14に与えてソレノイド15を励
磁させて連通制御機構18動作させる。これによ
り、容器ユニツト17からの消火剤が放出管10
を通つてノズル9より防護区画1に放出されて消
火させる。
このとき、また駆動信号DRは音声信号駆動装
置13に与えられてスピーカ8から火災の発生を
音声によつて報知させ、さらに、駆動信号DRは
放出表示灯12に与えられて防護区画1の外部に
いる人々に消火剤が放出中であることを表示させ
る。
このようにして、火災発生を報知し、消火活動
を行うことができる。
このとき、消火装置2の連通制御機構18が故
障して動作しなかつたとする。この場合には、ス
イツチ機構20が動作しないため、スイツチ機構
20から論理「1」の出力がアンド回路22に与
えられ、かくして、アンド回路22、オア回路2
3の出力信号DEF1、ONが論理「1」に立ち上
がつて故障灯27を点灯させる。
従つて、近辺にいる人々は、いずれかの消火装
置が消火剤の放出動作をしていないことを認識で
き、予め定まつた手順に従い制御部6を有する消
火装置2の扉を開けることになる。このとき、ス
イツチ機構20が切り替え動作を行つておらず、
作動灯21に電源が供給されていないため、消火
装置2に対応する作動灯21だけが点灯していな
い、これにより、その人は消火装置2の連通制御
機構18を手動によつて動作させることになり、
消火装置2の容器ユニツト17に収納されている
消火剤も防護区画1に放出されることになる。
従つて、上述の実施例によれば、いずれかの消
火装置が消火動作していないことを人々に認識さ
せて消火の手動起動を促すことができ、手動によ
つて消火装置を動作させることができるので、防
護区画1に必要な量の消火剤を放出でき、火災を
確実に消火させることができるようになる。
なお、上述の実施例においては、消火装置が4
台の自動消火システムに適用したものを示した
が、接続する消火装置の台数はこれに限られず、
複数台であれば何台でも構わない。
また、上述の実施例においては、消火装置を防
護区画の外部に設けたものを示したが、防護区画
の内部に消火装置を設けたものにも本発明を容易
に適用することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、必要台数の消
火装置の1個でも放出動作していない場合には、
故障表示灯を点灯させるようにしているので、
人々が容易にそのことを認識でき、手動によつて
消火動作させることができ、十分な消火剤を放出
させることができて確実に消火できる自動消火シ
ステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動消火システムの一実
施例を示す概略的斜視図、第2図はその実施例の
電気的構成を示すブロツク図である。 1……防護区画、2〜5……消火装置、6……
制御部、7……火災感知器、27……故障表示
灯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 消火剤を放出可能に収納する、防護区画の大
    きさに応じて定まつた複数の消火装置と、防護区
    画に火災が発生したことを検知する火災検知器
    と、当該火災検知器から検知信号が送出されたと
    き、全ての上記消火装置の消火剤を送出させるよ
    うに動作させる少なくとも1台以上の上記消火装
    置に設けられた制御部と、当該制御部から駆動信
    号が与えられても1又はそれ以上の上記消火装置
    が消火動作しないとき故障信号を送出する故障判
    別手段と、当該故障判別手段からの信号によつて
    故障であることを表示する故障表示手段とを備え
    たことを特徴とする自動消火システム。
JP29790086A 1986-12-15 1986-12-15 自動消火システム Granted JPS63150080A (ja)

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JP29790086A JPS63150080A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 自動消火システム

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JP29790086A JPS63150080A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 自動消火システム

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JPS63150080A JPS63150080A (ja) 1988-06-22
JPH0566828B2 true JPH0566828B2 (ja) 1993-09-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5292713B2 (ja) * 2007-03-26 2013-09-18 株式会社竹屋 遊技台島の制御システム
JP4853374B2 (ja) * 2007-04-27 2012-01-11 東京エレクトロン株式会社 塗布、現像装置及びその方法並びに記憶媒体
JP5795247B2 (ja) * 2011-11-15 2015-10-14 日本工機株式会社 電気設備火災抑制装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721349A (en) * 1980-05-30 1982-02-04 Shell Int Research Manufacture of 2,2-dihalovinyl substituted cyclopropane carboxylate

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