JP2018067224A - 車載機器 - Google Patents

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【課題】運転状態に応じた通知をすることができる車載機器を提供する。【解決手段】車載機器1は、例えばETCカードが挿入されていない状態の車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合に、走行環境の判定処理部15が、車両の現在位置から料金所までの所要時間に基づいて、ETCカードの挿入の時間的余裕があるか判定する。そして、料金所案内処理部16は、時間的余裕があると判定された場合には、コンテンツ表示部18や音声案内処理部19にETCカードの挿入を促す警告を行わせる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される車載機器に関する。
高速道路等の有料道路の料金収受の方法としてETC(Electronic Toll Collection System)が普及している。ETCを利用する際には、ETC車載器(ETCカードリーダ)にETCカードを挿入して、料金所のETC用の料金収受ゲートを通過することで自動的に料金の収受が行われる。
したがって、ETC車載器にETCカードが挿入されていないとETCを利用することができないので、例えば特許文献1のようにETCカードの未挿入を警報(通知)することは多く提案されている。
特開2008−176613号公報
近い将来、自動運転が普及する可能性が高い。自動運転の際には、上述したECTカード未挿入の場合は、料金所で有人の料金収受ゲート(一般用ゲート)へ向かうように制御されると考えられる。しかしながら、自動運転の場合、料金所の近くであっても、ドライバーは運転操作をしていないのでETCカードの挿入等ETCの利用を可能とできる場合がありうる。
そこで、本発明は、例えば、運転状態に応じた通知をすることができる車載機器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両がETCの利用が可能か否かを検出する検出部と、前記ETCの利用が可能でない状態の前記車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合、前記車両の現在位置から前記料金所までの所要時間に前記ETCの利用を可能とする時間的余裕があるか否かを判定する余裕判定部と、前記時間的余裕があると判定された場合、前記車両の搭乗者に前記ETCの利用を可能とするように促す通知を行う通知部と、を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、自動運転で走行可能な車両に搭載される車載機器の制御方法であって、車両がETCの利用が否かを可能か検出する検出部と、前記ETCの利用が可能でない状態の前記車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合、前記車両の現在位置から前記料金所までの所要時間に前記ETCの利用を可能とする時間的余裕があるか否かを判定する余裕判定部と、前記時間的余裕があると判定された場合、前記車両の搭乗者に前記ETCの利用を可能とするように促す通知を行う通知部と、を含むことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の車載機器の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴としている。
本発明の一実施例にかかる車載機器のブロック構成図である。 図1に示された車載機器の動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態にかかる車載機器を説明する。本発明の一実施形態にかかる車載機器は、ETCの利用が可能でない状態の車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合に、余裕判定部が、車両の現在位置から料金所までの所要時間にETCの利用を可能とする時間的余裕があるか否かを判定する。そして、通知部は、時間的余裕があると判定された場合には、車両の搭乗者にETCを利用可能とするように促す通知を行う。このようにすることにより、自動運転中でETCを利用可能とする時間的余裕がある場合は、ETCの利用を可能とするように促して、ETCの利用を図ることができる。したがって、運転状態に応じた通知をすることが可能となる。
また、時間的余裕は、車両の搭乗者がETCの利用を可能とするために必要な時間に基づいて定められていてもよい。このようにすることにより、搭乗者が料金所までにETCの利用を可能とするための時間がある間に通知をすることができる。
また、車両の速度を取得する車両情報取得部を更に備え、余裕判定部は、車両の現在位置から料金所までの走行距離と車両の速度に基づいて時間的余裕があるかを判定するようにしてもよい。このようにすることにより、ETCの利用を可能とするために必要な時間的余裕を容易に算出し、判定することができる。
また、通知部は、時間的余裕がないと判定された場合に、ETCの利用を可能とするように促す通知を行わないようにしてもよい。このようにすることにより、ETCの利用を可能とする時間的余裕がない場合は、無駄な通知を無くしてドライバー等を戸惑わせないようにすることができる。
また、余裕判定部は、自動運転走行中でない場合に、時間的余裕があるか判定しないようにしてもよい。このようにすることにより、自動走行中でない場合は、ETCを利用可能とすることが困難であることが多いので、無駄な処理をしないようにすることができる。
また、案内部を更に備えて、この案内部は、ETCの利用が可能である場合は、料金所の自動料金収集用ゲートへ案内し、ETCの利用が可能でない場合は、料金所の手動料金収集用ゲートへ案内するようにしてもよい。このようにすることにより、ETCが利用可能な場合は自動料金収集用ゲートを通過させるようにしてノンストップで料金の収受をすることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる車載装置の制御方法は、ETCの利用が可能でない状態の車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合に、余裕判定工程で、車両の現在位置から料金所までの所要時間にETCの利用を可能とする時間的余裕があるか否かを判定する。そして、通知工程で、時間的余裕があると判定された場合は、車両の搭乗者にETCの利用を可能とするように促す通知を行う。このようにすることにより、自動運転中でETCを利用可能とする時間的余裕がある場合は、ETCの利用を可能とするように促して、ETCの利用を図ることができる。したがって、運転状態に応じた通知をすることが可能となる。
また、上述した運転切替方法をコンピュータにより実行させる運転切替プログラムとしてもよい。このようにすることにより、コンピュータを用いて、自動運転中でETCを利用可能とする時間的余裕がある場合は、ETCの利用を可能とするように促して、ETCの利用を図ることができる。したがって、運転状態に応じた通知をすることが可能となる。
本発明の一実施例にかかる車載機器を図1及び図2を参照して説明する。本実施例にかかる車載機器1は自動運転による走行が可能な自動車等の車両に搭載される。車載機器1は、図1に示したように自車位置・料金地点情報取得部11と、有料道路判定部12と、ETCカード挿入検出判定部13と、運転モード判定部14と、走行環境の判定処理部15と、料金所案内処理部16と、自動運転制御部17と、コンテンツ表示部18と、音声案内処理部19と、を備えている。
自車位置・料金地点情報取得部11は、Map Data Base20から地図情報を取得し、GPS受信機30から自車位置にかかる緯度・経度情報を取得し、更に、車速パルス40から自車の速度情報を取得する。即ち、自車位置・料金地点情報取得部11は、車両の速度を取得する車両情報取得部として機能する。
有料道路判定部12は、自車位置・料金地点情報取得部11が取得した地図情報から、有料道路を走行中か判定する。有料道路判定部12は、料金所までの走行距離や当該料金所のETC用の料金収受ゲートの有無や走行距離と車速情報から料金所までの時間等を算出する。
ETCカード挿入検出判定部13は、ETCカードリーダ50にETCカードが挿入され検出できたか否かを判定する。即ち、ETCカード挿入検出判定部13は、車両がETCの利用が可能か検出する検出部として機能する。ETCカードとは、公知のように、ETCを利用するためにETCカードリーダ50に挿入されるカードであり、利用者のクレジットカード情報等が記憶されている。
運転モード判定部14は、自車が自動運転で走行しているか手動運転で走行しているかを判定する。運転モードの判定は、例えば不図示の自動運転切替スイッチ等の切り替え状態を取得して判定すればよい。即ち、運転モード判定部14は、車両が自動運転で走行しているかを示す情報を取得する車両情報取得部として機能する。
走行環境の判定処理部15は、有料道路判定部12の判定結果と、ETCカード挿入検出判定部13の判定結果及び運転モード判定部14の判定結果に基づいて、料金所のETC用の料金収受ゲート又は有人の料金収受ゲートのいずれに案内するか判定する。また、走行環境の判定処理部15は、有料道路判定部12の判定結果と、ETCカード挿入検出判定部13の判定結果及び運転モード判定部14の判定結果に基づいて、ETCカード未挿入の警告をするか否かも判定する。
ここで、本実施例では、有料道路の入口や出口或いは有料道路の中間地点等にゲートが設けられているものを料金所として説明するが、それらに限らない。例えば、フリーフローETC等ゲートが無いものであってもよい。要するに車両側と道路側の機器同士が料金収受のため通信してETCのシステムとして動作する地点であれば料金所の範囲に含まれる。
料金所案内処理部16は、走行環境の判定処理部15の判定結果に基づいて、後述する自動運転制御部17、コンテンツ表示部18、音声案内処理部19に対して動作通知を行う。また、ナビゲーションシステム等で探索した経路に応じた案内情報をコンテンツ表示部18、音声案内処理部19に対して出力したり、案内情報に応じた制御情報を自動運転制御部17に出力したりする。
自動運転制御部17は、料金所案内処理部16からの動作通知に基づいて、ブレーキ、アクセル、ハンドル等の自動運転時に自動的に制御される各駆動機構60を制御する。
コンテンツ表示部18は、料金所案内処理部16からの動作通知に基づいて、例えばETC用の料金収受ゲートや有人の料金収受ゲートまでの案内、及び、ETCカード未挿入の警告等を液晶ディスプレイ等の表示手段に表示する。
音声案内処理部19は、料金所案内処理部16からの動作通知に基づいて、例えばETC用の料金収受ゲートや有人の料金収受ゲートまでの案内、及び、ETCカード未挿入の警告等をスピーカ70に出力する。
以上説明した車載機器1の各ブロックは、それぞれの機能をマイコン等のコンピュータに機能させて、コンピュータプログラム(車載機器の制御プログラム)として構成してもよい。
Map Data Base20は、例えば車両に搭載されているナビゲーションシステムが有するデータベースであって、地図情報が格納されている。また、Map Data Base20は、車両に搭載されていなくてもよく、車載機器1とインターネット等を介して通信可能な外部サーバ等に設けられていてもよい。
GPS受信機30は、周知のように複数のGPS(Global Positioning System)衛星から発信される電波を受信して、緯度・経度情報を求めて自車位置・料金地点情報取得部11に出力する。
車速パルス40は、周知のように車両の車速を計測するセンサであり、当該センサから出力されるパルス信号に基づいて車両の車速を算出することができる。
ETCカードリーダ50は、周知のようにETCカードが挿入され、料金所のETC用の料金収受ゲートを通過した際に、ゲート側の機器と通信して当該ETCカードに格納されているクレジットカード情報等が読み出される。
各駆動機構60は、自動運転時に自動的に制御される機構を示し、例えば、ブレーキ、アクセル、ハンドル等である。
スピーカ70は、例えば車両の車室内の複数個所に設置され、音声案内処理部19から出力される案内音声や警告音声等を音声として搭乗者へ出力する。
次に、上述した構成の車載機器1の動作(車載機器の制御方法)について、図2に示したフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS1において、有料道路判定部12が、自車位置・料金地点情報取得部11が取得した情報に基づいて有料道路を走行しているか否かを判定し、有料道路を走行している場合はステップS2に進み、有料道路を走行していない場合は終了する。なお、本実施例では、有料道路を走行しているか否かを判定しているが、ナビゲーションシステム等により予め探索された経路を案内されている場合は、進行方向の経路上に料金所があるか(ETCの料金所に向かっているか)否かを判定してもよい。
次に、ステップS2において、自車位置・料金地点情報取得部11が、GPS受信機30から自車の緯度・経度情報(位置情報)を取得してステップS3に進む。
次に、ステップS3において、有料道路判定部12が、料金所までの走行距離と車速を算出する。算出した結果料金所準備地点に入る前であった場合は、ステップS4に進み、料金所準備地点に入った場合はステップS6に進み、料金所まで遠い場合は本ステップで待機する。
料金所準備地点とは、例えば料金所まで2〜3分程度の走行距離の地点を示す。この料金所準備地点の距離は、後述する時間的余裕の判断基準となる時間を距離換算したものよりも長くなることが好ましい。また、料金所から遠いとは、例えば料金所まで10分程度以上の走行距離を示す。この料金所から遠いことの判断基準となる走行距離は、勿論料金所準備地点の距離よりも長い距離であることを要する。なお、これらの走行距離は車速やVICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)等により渋滞情報が取得できる場合は渋滞状況等に応じて適宜変更してもよい。
次に、ステップS4において、ステップS3で料金所準備地点に入る前と判定されたので、走行環境の判定処理部15が、ETCカード挿入検出判定部13の判定結果に基づいてETC通過可能な車両か判定し、ETC通過不可である場合はステップS5に進み、ETC通過可である場合はステップS3に戻る。ETC通過不可とは、ETCカードリーダ50が無い(認識できない)又は故障等により使用不可である場合や、ETCカードが未挿入である場合等を示す。即ち、ETCの利用が可能か否かを判定している。
次に、ステップS5において、ステップS4でETC通過不可と判定されたので、料金所案内処理部16が、コンテンツ表示部18や音声案内処理部19に対して、表示や音声によりETCカード未挿入の警告を行わせてステップS3に戻る。なお、本ステップ実行後ステップS3に戻った場合は、警告が頻発することを避けるため、料金所準備地点に入ったと判定された場合を除き、ある程度の時間間隔を空けてからステップS4に進んだ方が好ましい。
一方、ステップS6においては、ステップS3で料金所準備地点に入ったと判定されたので、走行環境の判定処理部15が、ETCカード挿入検出判定部13の判定結果に基づいてETC通過可能な車両か判定し、ETC通過可である場合はステップS7に進み、ETC通過不可である場合はステップS8に進む。即ち、ETCの利用が可能か否かを判定している。
次に、ステップS7において、ステップS5でETC通過可能な車両と判定されたので、料金所案内処理部16が、コンテンツ表示部18や音声案内処理部19に対してETC用の料金収受ゲート(ETCゲート:自動料金収集用ゲート)へ案内させる。また、自動運転の場合は自動運転制御部17に対してETCゲートへ走行するようにさせる。即ち、料金所案内処理部16、コンテンツ表示部18及び音声案内処理部19は、案内部として機能する。
ステップS8においては、ステップS5でETC通過不可な車両と判定されたので、運転モード判定部14が運転モードを判定し、自動運転の場合はステップS9に進み、手動運転の場合はステップS13に進む。運転モードの判定は、例えば自動運転切替スイッチ等の切り替え状態で判定すればよい。
次に、ステップS9において、ステップS8で自動運転と判定されたので、走行環境の判定処理部15が、ETCカード挿入の時間的余裕があるか否かを判定し、余裕がある場合はステップS10に進み、余裕がない場合はステップS13に進む。
このステップS9では、例えば現在位置から料金所までの所要時間が、自動運転の際に搭乗者がETCカードをETCカードリーダ50に挿入するために要する時間よりも長い場合は時間的余裕があると判定する。即ち、走行環境の判定処理部15が、ETCカードが挿入されていない(ETCの利用が可能でない)状態の車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合、車両の現在位置から料金所までの所要時間に基づいて、ETCカードの挿入の(ETCの利用を可能とする)時間的余裕があるか否かを判定する余裕判定部として機能する。この現在位置から料金所までの所要時間は、例えば現在位置から料金所までの走行距離と車速に基づいて算出すればよい。また、渋滞情報が取得できる場合は渋滞の状況を考慮してもよい。
また、現在位置から料金所までの所要時間に代えて、自動運転の際に搭乗者がETCカードをETCカードリーダ50に挿入するために要する時間に基づいて定めた現在位置から料金所までの走行距離としてもよい。
次に、ステップS10において、ステップS9で時間的余裕ありと判定されたので、ETCカード挿入検出判定部13が、ETCカードが挿入されているか否かを判定し、ETCカードが挿入されている場合はステップS7に進み、ETCカードが未挿入の場合はステップS11に進む。
次に、ステップS11において、ステップS10でETCカード未挿入と判定されたので、料金所案内処理部16が、コンテンツ表示部18や音声案内処理部19に対して、表示や音声によりETCカード未挿入の警告(ETCカード挿入を促す通知)を行わせてステップS12に進む。即ち、料金所案内処理部16、コンテンツ表示部18及び音声案内処理部19が、時間的余裕があると判定された場合、車両の搭乗者にETCの利用を可能とするように促す通知を行う通知部として機能する。
このステップS11では、自動運転で料金所準備地点に入った状態であるので、ETCカード未挿入の警告を行っている。これは、自動運転であれば、走行中であってもドライバー等がETCカードを挿入することが可能な場合があるからである。したがって、料金所の近くであってもETCカードを挿入する時間的余裕がある場合は、再度警告を行いドライバー等にETCカードの挿入を促す。
次に、ステップS12において、有料道路判定部12が、料金所までの走行距離と車速を算出してステップS9に戻り再度時間的余裕があるか判定する。
また、ステップS13においては、ETC通過不可(ETCカード未挿入)でステップS8で手動運転と判定された、又は、ステップS9で時間的余裕がないと判定されたので、料金所案内処理部16が、コンテンツ表示部18や音声案内処理部19に対して有人の料金収受ゲート(有人ゲート:手動料金収集用ゲート又は一般用ゲートとも呼ばれる)へ案内させる。また、自動運転の場合は自動運転制御部17に対して有人ゲートへ走行するようにさせる。本ステップでは、自動運転走行中でないと判定されたので、時間的余裕があるか判定せず、又は、時間的余裕がないと判定されたので、ステップS11のようなETCカード未挿入通知を行わない。
上述した説明から明らかなように、ステップS4、S6が検出工程、ステップS8が車両情報取得工程、ステップS9が余裕判定工程、ステップS11が通知工程として機能する。
なお、ステップS13において、手動料金収集用ゲートには有人のゲートに限らず一旦停止して自動精算機等により精算するものも含まれる。つまり、手動料金収集用ゲートとは、ETCゲート以外の料金収受ゲートを示すものである。
本実施例によれば、車載機器1は、例えばETCカードが挿入されていない状態の車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合に、走行環境の判定処理部15が、車両の現在位置から料金所までの所要時間に基づいて、ETCカードの挿入の時間的余裕があるか判定する。そして、料金所案内処理部16は、時間的余裕があると判定された場合には、コンテンツ表示部18や音声案内処理部19に車両の搭乗者に対してETCカードの挿入を促す警告を行わせる。このようにすることにより、自動運転中でETCカードを挿入する時間的余裕がある場合は、ETCカードの挿入を促して、ETCの利用を図ることができる。したがって、運転状態に応じた通知をすることが可能となる。
また、料金所案内処理部16は、時間的余裕がないと判定された場合は、ETCカードの挿入を促す通知を行わないようにしている。このようにすることにより、ETCカードを挿入する時間的余裕がない場合は、無駄な通知を無くしてドライバー等を戸惑わせないようにすることができる。
また、走行環境の判定処理部15は、自動運転走行中でない場合は、時間的余裕があるか判定しない。このようにすることにより、自動走行中でない場合は、ETCカードを挿入することが困難であることが多いので、無駄な処理をしないようにすることができる。
また、時間的余裕は、車両の搭乗者がETCカードを挿入するために必要な時間に基づいて定められていている。このようにすることにより、搭乗者が料金所までにETCカードを挿入するための時間がある間に通知をすることができる。
また、自車位置・料金地点情報取得部11は、車両の速度を取得し、走行速度の判定処理部15は、車両の現在位置から料金所までの走行距離と車両の速度に基づいて時間的余裕があるかを判定するようにしている。このようにすることにより、ETCカードの挿入に必要な時間的余裕を容易に算出し判定することができる。
また、料金所案内処理部16は、ETCカードが挿入されている場合には、料金所のETCゲートへ案内し、ETCカードが挿入されていない場合は、料金所の有人ゲートへ案内するようにしている。このようにすることにより、ETCが利用可能な場合はETCゲートを通過させるようにしてノンストップで料金の収受をすることができる。
なお、上述した実施例では、ETCカードで説明したが、ETCカードに限らず、自動的に通行料の収受をするための媒体であって、着脱自在であれば、他のカード、端末機器等であってもよい。また、着脱は物理的な着脱に限らず、無線等により非接触で通信の接続/切断等が行われることで機能的に着脱と同等の動作となるものも含む。そして、それらの媒体が利用可能か否かを検出し、自動運転中であり、当該媒体が利用可能でない場合は、当該媒体を利用可能とする時間的余裕があるは判断し、余裕がある場合は当該媒体を利用可能とするよう促す。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の車載機器の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 車載機器
11 自車位置・料金地点情報取得部(車両情報取得部)
12 有料道路判定部
13 ETCカード挿入検出判定部(検出部)
14 運転モード判定部
15 走行環境の判定処理部(余裕判定部)
16 料金所案内処理部(通知部、案内部)
18 コンテンツ表示部(通知部、案内部)
19 音声案内処理部(通知部、案内部)
S4 ETC通過可能な車か判定(検出工程)
S6 ETC通過可能な車か判定(検出工程)
S8 運転モードの判定(車両情報取得工程)
S9 ETCカード挿入の時間的余裕あり・なし判定(余裕判定工程)
S11 コンテンツ表示/音声によるカード未挿入警告(通知工程)

Claims (8)

  1. 車両がETCの利用が可能か否かを検出する検出部と、
    前記ETCの利用が可能でない状態の前記車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合、前記車両の現在位置から前記料金所までの所要時間に前記ETCの利用を可能とする時間的余裕があるか否かを判定する余裕判定部と、
    前記時間的余裕があると判定された場合、前記車両の搭乗者に前記ETCの利用を可能とするように促す通知を行う通知部と、
    を備えることを特徴とする車載機器。
  2. 前記時間的余裕は、車両の搭乗者が前記ETCの利用を可能とするために必要な時間に基づいて定められることを特徴とする請求項1に記載の車載機器。
  3. 前記車両の速度を取得する車両情報取得部を更に備え、
    前記余裕判定部は、前記車両の前記現在位置から前記料金所までの走行距離と前記車両の速度に基づいて前記時間的余裕があるかを判定することを特徴とする請求項2に記載の車載機器。
  4. 前記通知部は、前記時間的余裕がないと判定された場合に、前記通知を行わないことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の車載機器。
  5. 前記余裕判定部は、前記自動運転走行中でない場合に、前記時間的余裕があるか判定しないことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の車載機器。
  6. 前記ETCの利用が可能である場合は、前記料金所の自動料金収集用ゲートへ案内し、前記ETCの利用が可能でない場合は、前記料金所の手動料金収集用ゲートへ案内する案内部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の車載機器。
  7. 自動運転で走行可能な車両に搭載される車載機器の制御方法であって、
    車両がETCの利用が可能か否かを検出する検出部と、
    前記ETCの利用が可能でない状態の前記車両が自動運転走行中にETCの料金所に向かっている場合、前記車両の現在位置から前記料金所までの所要時間に前記ETCの利用を可能とする時間的余裕があるか否かを判定する余裕判定部と、
    前記時間的余裕があると判定された場合、前記車両の搭乗者に前記ETCの利用を可能とするように促す通知を行う通知部と、
    を含むことを特徴とする車載機器の制御方法。
  8. 請求項7に記載の車載機器の制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする車載機器の制御プログラム。
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