JP2018063845A - 注液装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】注液ノズルが挿入された状態の袋状フィルム外装体の開口部を押圧して電解液を注液する注液装置において、注液ノズルに隣接した袋状フィルム外装体の部位の密閉性を向上させる。【解決手段】注液装置は、注液ノズル9が挿入された状態の袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7をこのフィルム外装体4の両面から押圧する一対のシールブロック16,16を備える。シールブロック16,16は、開閉動作する一対のブロック保持部材15,15に保持されている。ブロック保持部材15の基部17には、シールブロック16の裏面16bに加圧空気を供給してフィルム外装体4を局部的に押圧する加圧空気供給通路27が設けられている。加圧空気供給通路27の小通路30,30からの加圧空気は、シールブロック16の裏面16bを加圧して、注液ノズル9に隣接した袋状フィルム外装体4の部位35,35を局部的に押圧する。【選択図】図5

Description

本発明は、フィルム外装電池の製造工程の一部として、発電要素を収容する袋状のフィルム外装体に電解液を注液する注液装置に関する。
特許文献1には、発電要素を収容した外装体の内部にノズルを介して電解液を注液する注液装置が開示されている。この外装体は、例えば2枚の矩形状ラミネートシートを互いに重ね合わせて3辺を熱封止することにより袋状に形成される。上記注液装置では、ノズルが挿入された状態の袋状外装体の開口部を弾性体からなる一対のシールブロックにより外装体の両面から押圧することで、ノズル周囲の開口部が密閉される。そして、外装体の開口部を密閉したまま、電解液が、ノズルを通して外装体内に注液される。
特開2012−64468号公報
しかし、特許文献1では、圧接面が平坦となった一対のシールブロックによって、ノズルとともに袋状外装体を両側から挟むので、ノズルの近傍で必ずしも十分な押圧力が得られず、ノズルに隣接した隙間が生じ易い。
本発明の注液装置では、ノズルが挿入された状態の袋状フィルム外装体の開口部が、開閉動作する一対の弾性体保持部材に支持された一対の弾性体により袋状フィルム外装体の両側から押圧される。弾性体保持部材には、弾性体裏面に加圧空気を供給してノズルに隣接する袋状フィルム外装体の部位を局部的に押圧する加圧空気供給通路が設けられている。
従って、ノズルに隣接する袋状フィルム外装体の部位に作用する押圧力が、部分的に高くなる。
本発明によれば、ノズル以外の袋状フィルム外装体の部位を弾性体により適度に押圧しながら、ノズルに隣接する袋状フィルム外装体の部位が、加圧空気で局部的に加圧された弾性体により、確実に密閉される。
一実施例の注液装置を示す斜視図である。 注液ノズルが挿入された状態の袋状ラミネートフィルム外装体を示す説明図である。 一実施例の押圧部の断面図である。 図3の線B−Bに沿って取った押圧部の断面図である。 押圧工程を示す説明図である。 第2の実施例の注液ノズルを示す説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説明する。
図1には、フィルム外装電池1に電解液を注液するための注液装置2が示されている。フィルム外装電池1は、例えばリチウムイオン二次電池であり、電極としての図示せぬ正極ならびに負極と両者の間に介在した図示せぬセパレータとを複数積層してなる矩形の発電要素3(図2参照)と、この発電要素3を電解液と共に収容するラミネートフィルム外装体4(図2参照)と、発電要素3にそれぞれ接続された正極タブ5および負極タブ6(図2参照)と、を備えている。
ここで、注液対象となる袋状ラミネートフィルム外装体4について説明する。図2に示すように、袋状ラミネートフィルム外装体4は、正極タブ5が1つの辺4aから外部に導出され、かつ負極タブ6が辺4aと平行な辺4bから外部に導出されるようにして2枚の矩形状ラミネートフィルムを互いに重ね合わせて、3つの辺4a,4b,4cを熱溶着することで形成される。3つの辺4a,4b,4cを熱溶着した状態では、上部の辺4dに、電解液を注液するための開口部7が形成されている。このようにして発電要素3を収容した袋状ラミネートフィルム外装体4内に、開口部7から電解液が注液される。
注液装置2は、開口部7を有した袋状ラミネートフィルム外装体4を保持する押さえ治具8と、袋状ラミネートフィルム外装体4内に電解液を注液する注液ノズル9と、この注液ノズル9が挿入された状態の袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7をこのフィルム外装体4の両面から押圧する押圧機構10と、電解液の注液後、袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7を熱封止する封止機構11と、を備えている。上記注液ノズル9、押圧機構10および封止機構11は、これらの動作を制御するための図示せぬ制御部に接続されている。
押さえ治具8は、押圧機構10および封止機構11よりも下方に位置しており、押さえ治具固定台12上に設置されている。押さえ治具8は、例えば直方体形状をなしており、開口部7が上方に開口する姿勢で袋状ラミネートフィルム外装体4が差し込まれる差込穴13を備えている。図1に示すように、差込穴13に袋状ラミネートフィルム外装体4を差し込んだ状態では、押圧機構10および封止機構11が作用する袋状ラミネートフィルム外装体4の上部が、押さえ治具8の上面8aから上方に突出している。
注液ノズル9は、例えば断面菱形をなしており、開口部7の上方において垂直方向に延びている。注液ノズル9は、図1に矢印Aで示すように垂直方向に昇降するように構成されている。
押圧機構10は、図1に示すように、押さえ治具8で支持された袋状ラミネートフィルム外装体4の両側に互いに対向して配置された一対の押圧部14,14を備えている。一対の押圧部14,14は、実質的に互いに同様に構成されている。2つの押圧部14,14は、図示せぬ制御部により、水平面に沿って互いに接近および離間するように駆動制御される。2つの押圧部14,14は、袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7を中心として開閉動作する一対のブロック保持部材(弾性体保持部材)15,15と、これらのブロック保持部材15,15に保持されて袋状フィルム外装体4に圧接する一対のシールブロック16,16(図にドットで示す)と、によって構成されている。シールブロック16は、長円形をなしており、弾性体例えばシリコーンゴムによって形成されている。ここで、シールブロック16の表面(圧接面)16aは、平坦となっている。ブロック保持部材15は、シールブロック16に対応した形状を有した基部17と、この基部17の長手方向中央部から水平方向に突出した概ね円柱状のシャフト部18と、を備えている。基部17およびシールブロック16の長さは、袋状ラミネートフィルム外装体4の上部の辺4dの開口部7を閉じることができる程度に設定されている。シールブロック16の裏面16b(図3の左側の面)は、周縁に沿って設けられた熱溶着部(接着部)19(図4参照)によって、基部17の表面17aに長円状に連続して熱溶着(または接着)されている。ここで、シールブロック16の裏面16b、基部17の表面17aおよび長円状に連続した熱溶着部19の間の空間は、後述する加圧空気が溜まる空気溜まり20となる。
シャフト部18は、その外周の一部がリング状に張り出した張出部21を備えている。シャフト部18は、例えばモータ、油圧シリンダ等を備えた図示せぬ駆動機構に接続されている。この駆動機構により、シールブロック16は、ブロック保持部材15と実質的に一体となって、水平面に沿った矢印B方向つまりシャフト部18の軸方向に移動する。
また、押圧部14は、ラミネートフィルム外装体4に対する押圧方向(矢印B方向)と交差する方向へのシールブロック16の膨出変形を規制する変形規制部材22をさらに備えている。変形規制部材22は、例えば金属から形成されている。変形規制部材22は、垂直面に沿った底壁部23と、この底壁部23と直交し、底壁部23の周囲を囲む周壁部24と、を備えている。底壁部23は、シールブロック16および基部17の形状に対応した長円形をなしており、長円形に連続した周壁部24が、シールブロック16の外周面16cおよび基部17の外周面17cを囲むように底壁部23に接続されている。底壁部23には、押圧部14の円柱状のシャフト部18が挿入される断面円形の貫通孔25が形成されている。周壁部24は、シールブロック16が押圧方向と交差する方向に拡がらないように、シールブロック16の外周面16cに実質的に接した状態に配置されている。押圧方向と交差する方向へのシールブロック16の拡がりが周壁部24により規制されることで、弾性体であるシールブロック16が、注液ノズル9の外周形状に追従して変形するようになる。このシールブロック16の変形により、袋状ラミネートフィルム外装体4の2枚のラミネートフィルムが注液ノズル9の外周に密着し易くなる。また、周壁部24には、注液ノズル9との干渉を避けるように図示せぬ三角形の切り欠きが形成されている。このように構成された変形規制部材22は、シールブロック16および基部17に対してシャフト部18の軸方向に沿って後退可能に構成されている。
ここで、底壁部23は、注液ノズル9の長手方向と平行になっており、周壁部24は、注液ノズル9の長手方向と直交している。
また、押圧部14は、圧縮状態で配設されたコイル状のばね26を備えている。ばね26は、シャフト部18に挿入されている。図3に示すように、ばね26の一端26aは、シャフト部18の張出部21に接しており、一方、ばね26の他端26bは、底壁部23に接している。ばね26は、シールブロック16および基部17に対して後退可能な変形規制部材22を、袋状ラミネートフィルム外装体4に向けて付勢している。自由状態では、図3に示すように、周壁部24の端面24aは、シールブロック16の表面16aと同一平面上にある。
また、ブロック保持部材15の基部17には、シールブロック16の裏面16bに加圧空気を供給して袋状ラミネートフィルム外装体4を局部的に押圧する加圧空気供給通路27が設けられている。加圧空気供給通路27は、基部17の裏面17bから水平方向に延びる入口通路28と、この入口通路28と連通し、垂直方向に延びるメイン通路29と、このメイン通路29から分岐して水平方向に延びる2つの小通路30,30と、を備えている。入口通路28は、図示せぬ加圧空気供給装置に連結された加圧空気吐出部31に接続されている。メイン通路29は、図3に示すように、長円形の基部17の一方の端部(円弧面)から基部17の中央部に延びており、上記一方の端部は、栓32によって閉塞されている。2つの小通路30,30の先端は、シールブロック16の裏面16bと基部17の表面17aとの間の空気溜まり20と連通している。
図示せぬ加圧空気供給装置からの加圧空気は、入口通路28およびメイン通路29を通して2つの小通路30,30に流入する。そして、2つの小通路30,30からの加圧空気は、シールブロック16の裏面16bに供給され、注液ノズル9に隣接する袋状ラミネートフィルム外装体4の2つの部位35,35を局部的に押圧する。加圧空気供給通路27を通して供給される加圧空気は、押圧機構10が袋状ラミネートフィルム外装体4に作用させる押圧力よりも大きい圧力を有している。シールブロック16の裏面16bに供給された加圧空気は、空気溜まり20内に溜まる。
上記2つの部位35,35は、開口部7の境界面33つまり袋状ラミネートフィルム外装体4の2枚のラミネートフィルムの境界面33に沿って注液ノズル9に隣接する両側の2点である。2つの小通路30,30は、2つの部位35,35の位置に対応して配置されており、注液ノズルの外形よりも僅かに大きい間隔だけ互いに離れており、シャフト部18の中心線36を挟んで対称に位置している。詳しくは、シールブロック16,16で開口部7を押圧しているときに注液ノズル9両側にて残存する隙間39,39(図5(b)参照)に合わせて小通路30,30の位置が設定される。
図3に示すように、本実施例では、注液ノズル9が断面菱形をなしており、菱形の鈍角を構成する2つの面34,34が袋状ラミネートフィルム外装体4の境界面33に対し傾斜するように配置されている。即ち、注液ノズル9は、面34が押圧方向と平行にならないように配置されている。2つのラミネートフィルムの境界面33に沿った注液ノズル9の2つの鋭角の近傍の部位35,35が加圧空気によって押圧される。2つの部位35,35は、シャフト部18の中心線36を挟んで対称に位置している。
なお、変形規制部材22の底壁部23には、入口通路28に対応した位置に、加圧空気吐出部31が挿入される貫通孔37が形成されている。
封止機構11は、電解液の注液後に袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7を熱封止する一対の封止用ヒータ38,38を備えている。一対の封止用ヒータ38,38は、実質的に互いに同様に構成されている。封止用ヒータ38は、押圧部14の上方に位置している。封止用ヒータ38は、ブロック状をなしており、例えば熱伝導性に優れた金属材料によって形成されている。封止用ヒータ38は、例えば熱線等の発熱体を内部に備えている。押圧部14,14と同様に、一対の封止用ヒータ38,38は、図1に矢印Cで示すように水平面に沿って互いに接近および離間するように構成されている。
次に、図5を参照して、袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7の押圧工程について説明する。
図5(a)は、図1の注液装置2において袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7に注液ノズル9を挿入したときの線A−Aに沿った2つの押圧部14,14等の断面図であり、上方から見た状態が示されている。従って、図5(a)には、押圧前の押圧部14,14等の状態が示されており、注液ノズル9が挿入された袋状ラミネートフィルム外装体4が、一対の押圧部14,14の間に位置している。
注液ノズル9の挿入後に、図5(b)に示すように、一対の押圧部14,14が互いに接近し、袋状ラミネートフィルム外装体4上部の辺4dをこのフィルム外装体4の厚さ方向に両側から押圧する。押圧部14の移動に伴い、一対のシールブロック16,16が、注液ノズル9が挿入された開口部7をフィルム外装体4の両側から挟み、互いに押圧する。このとき、シールブロック16,16の外側の変形規制部材22,22は、フィルム外装体4を介して互いに当接し、各々の位置が規制される。この段階では、注液ノズル9に隣接する袋状ラミネートフィルム外装体4の2つの部位35,35に、隙間39,39が残存する。
次に、袋状ラミネートフィルム外装体4の両側から、図示せぬ加圧空気供給装置からの加圧空気が、加圧空気供給通路27の2つの小通路30,30を通してシールブロック16の裏面16bへと流れ、袋状ラミネートフィルム外装体4の2つの部位35,35が局所的に加圧される。これにより、2枚のラミネートフィルムが、隙間39,39を埋めるように密着する。
そして、電解液の注液後に、一対の押圧部14,14による押圧力を弱めた状態で、注液ノズル9を上方に移動させ、袋状ラミネートフィルム外装体4から注液ノズル9を抜く。このとき、図5(c)に示すように、袋状ラミネートフィルム外装体4の両側から、空気溜まり20内に溜まった加圧空気が、袋状ラミネートフィルム外装体4上部の辺4dを適度に押圧する。従って、開口部7を閉じた状態が継続され、電解液が、ラミネートフィルム外装体4の外部に漏れない。
なお、袋状ラミネートフィルム外装体4は、電解液の注液前に、例えば図示せぬ真空チャンバ内で真空引きされていることが望ましい。
上記のように、本実施例では、加圧空気供給通路27によりシールブロック16の裏面16bに加圧空気を供給しこの裏面16bを局部的に押圧するので、注液ノズル9に隣接する袋状ラミネートフィルム外装体4の部位35,35に作用する押圧力が、他の部位(境界面23)と比較して局部的に高くなる。従って、注液ノズル9以外のフィルム外装体4の部位をシールブロック16により適度に押圧しながら、注液ノズル9に隣接するフィルム外装体4の部位35,35が、加圧空気で局部的に加圧されたシールブロック16により、確実に密閉される。よって、注液ノズル9の外周とラミネートフィルム外装体4との間の密閉性が向上し、袋状ラミネートフィルム外装体4の開口部7からの電解液の漏れが生じない。
また、仮に、加圧空気供給通路27を具備しない押圧部14により部位35,35を確実に密閉する場合には、フィルム外装体4上部の辺4d全体を強く押圧するための大型の押圧機構10が必要となる。従って、本実施例の加圧空気供給通路27を具備した押圧部14により、他の部位よりも高い密閉性が要求される部位35,35を局部的に押圧することで、押圧機構10の大型化が防止される。
図6には、第2の実施例の注液ノズル9が示されている。第2の実施例の注液ノズル9は、第1の実施例の断面菱形の注液ノズル9の2つの鈍角部分を互いに平行な面40,40に置き換えることで、断面六角形をなすように形成されている。ここで、面40は、シールブロック16の表面16aに対向している。第2の実施例においても、両端の面34,34は、押圧方向と平行になっていない。このような第2の実施例の注液ノズル9を押圧機構10と組み合わせても、隙間39が小さくなる。
なお、上記各実施例では、2枚の矩形状ラミネートフィルムを互いに重ね合わせて3辺を熱溶着してなる袋状ラミネートフィルム外装体4を例にとり説明したが、本発明で用いられる袋状フィルム外装体は、1枚の矩形状ラミネートフィルムを2つ折りにして、さらに、折り曲げられた辺と直交した2辺を熱溶着するようにした構成であってもよい。
また、上記各実施例では、正極タブ5をラミネートフィルム外装体4の1つの辺4aから外部に導出し、かつ負極タブ6を辺4bから外部に導出してなるフィルム外装電池1について説明したが、正極タブ5および負極タブ6の双方を1つの辺から導出してなるフィルム外装電池1を本発明に適用することもできる。
さらに、上記実施例では、菱形や六角形の断面形状を有した注液ノズル9を例にとり説明したが、他の断面形状を有した注液ノズルを本発明に適用することもできる。
2・・・注液装置
4・・・ラミネートフィルム外装体
7・・・開口部
9・・・注液ノズル
10・・・押圧機構
14・・・押圧部
15・・・ブロック保持部材
16・・・シールブロック
19・・・熱溶着部(接着部)
20・・・空気溜まり
22・・・変形規制部材
26・・・ばね
27・・・加圧空気供給通路
30・・・小通路
33・・・境界面
35・・・部位
39・・・隙間

Claims (4)

  1. 発電要素を収容する袋状フィルム外装体の開口部に挿入され、前記袋状フィルム外装体内に電解液を注液するノズルと、
    前記ノズルが挿入された状態の前記袋状フィルム外装体の開口部を前記袋状フィルム外装体の両面から押圧して前記開口部を閉じる押圧機構と、
    を備えた注液装置であって、
    前記押圧機構は、前記開口部の両側から開閉動作する一対の弾性体保持部材と、この弾性体保持部材にそれぞれ保持されて前記袋状フィルム外装体に圧接する弾性体と、を備え、
    前記弾性体保持部材には、前記弾性体に向かって加圧空気を供給して前記ノズルに隣接する前記袋状フィルム外装体の部位を前記加圧空気によって局部的に押圧する加圧空気供給通路が設けられていることを特徴とする注液装置。
  2. 前記加圧空気供給通路は、前記開口部の境界面に沿って前記ノズルの両側に位置する前記袋状フィルム外装体の2つの部位を局部的に押圧することを特徴とする請求項1に記載の注液装置。
  3. 前記押圧機構は、前記弾性体保持部材と前記弾性体との間に前記加圧空気供給通路と連通する空気溜まりを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の注液装置。
  4. 前記ノズルは、前記袋状フィルム外装体の境界面に対し傾斜した面を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の注液装置。
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