JP2002337820A - シール装置及びシール方法 - Google Patents

シール装置及びシール方法

Info

Publication number
JP2002337820A
JP2002337820A JP2001141973A JP2001141973A JP2002337820A JP 2002337820 A JP2002337820 A JP 2002337820A JP 2001141973 A JP2001141973 A JP 2001141973A JP 2001141973 A JP2001141973 A JP 2001141973A JP 2002337820 A JP2002337820 A JP 2002337820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
sealing
bag
nozzle
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001141973A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Iizuka
宏和 飯塚
Masahiro Nozawa
雅弘 野沢
Shuichi Furukawa
秀一 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001141973A priority Critical patent/JP2002337820A/ja
Publication of JP2002337820A publication Critical patent/JP2002337820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装体の上端に形成された開口部を、この開
口部内に挿入された金属製部材を介して融着させること
によりシールする作業を、小型の設備で、容易かつ確実
に実施する。 【解決手段】 本発明のシール装置10は、包装体の開
口部を挟持して融着させるシール手段30と、このシー
ル手段30の上方にそれぞれ位置し、シール手段30に
よる上記開口部の融着に際し上記金属製部材の温度を上
昇させておくヒータ34とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装体の上端に形
成された開口部を、この開口部内に挿入された金属製部
材を挟持したまま融着させることによりシールするため
のシール装置及びシール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば鉛蓄電池、リチウムイオン
電池、リチウムポリマー電池のような二次電池、あるい
はアルミ電解コンデンサや電気二重層キャパシタ等の小
型軽量化に対する要求に応じ、これら装置の容器とし
て、従来の筐体に換え、アルミラミネートフィルム等を
材料とする袋体(包装体)が使用されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置は、袋体
内に電極板や電極板から延びるリード部材(金属製部
材)、更には例えば高分子ポリマーや液状物等からなる
電解液等を収容後、袋体の上端に形成された開口部にリ
ード部材を挟んだまま、開口部をシールにより閉鎖して
形成される。この場合、閉鎖後の袋体内に空気等の気体
が残留していると、この気体が袋体内で膨張したり、電
極板や電解液等との間で化学反応を起こす可能性があ
り、かつ装置の小型化の点でも不利となるため、袋体の
シールに際しては、袋体内の気体を排除する必要があ
る。このような要求を満たす袋体の閉鎖方法には、真空
状態で袋体をシールする、いわゆる真空包装が挙げられ
る。
【0004】しかしながら、真空包装の場合、袋体を真
空チャンバ内でシールする必要があるため、設備が大型
化し、かつ作業が煩雑化するという問題があった。更
に、袋体内に余剰の電解液があると、袋体のシール作業
時に袋体から電解液が溢れ、袋体のシール部位に電解液
が残留して、シールされた袋体の密閉性が損なわれる恐
れがあった。また、リード部材を挟持したまま開口部を
シールすると、開口部のうち、リード部材と重なる部分
では、シールのための熱がリード部材に奪われてシール
部位が低温となり、開口部とリード部材との密着性が低
下する可能性もあった。本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたもので、袋体の開口部を、小型の設備で、容易かつ
確実にシール可能とすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、包装体の上端
に形成された開口部を、この開口部内に挿入された金属
製部材を挟持したまま融着させることによりシールする
ためのシール装置に係り、上記開口部を挟持して融着さ
せるシール手段と、シール手段の上方に位置し、上記シ
ール手段による上記開口部の融着に際し上記金属製部材
の温度を上昇させておくヒータとを備えることを特徴と
している。
【0006】この場合、上記シール手段の、上記包装体
との接触部位が弾性を有することが望ましい。
【0007】また、上記開口部を介して上記包装体内に
上方から挿入可能とされ、かつ上記包装体内に挿入され
た状態から、上記シール手段により挟持された上記開口
部を介して上方に引き抜き可能なノズルを備えていても
よい。この場合、上記ノズルが、上記包装体の内容物を
吸引することが望ましい。
【0008】また、更に望ましくは、上記シール手段に
よる上記開口部の挟持に伴い上記開口部を介して上記ノ
ズルを挟持し、上記ノズルの挿入部位における上記開口
部の気密性を維持する一対のパッドを設置する。上記パ
ッドの、上記ノズルを挟持した際に上記ノズルと重なる
位置に、上記ノズルの外周形状に応じた凹部を形成して
もよい。
【0009】また、上記シール手段によるシールに先立
ち、上記包装体内の所定位置に上記開口部を介して上方
から上記金属製部材をセットするセット手段を備えてい
てもよい。
【0010】更に、上記包装体のうち、上記シール手段
によりシールされた部位を冷却する冷却手段を備えてい
てもよい。
【0011】ここで、上記金属製部材としては、例えば
電極板等から延びるリード部材が挙げられ、上記包装体
としては、例えば電解液を収容するものが挙げられる。
【0012】また、本発明は、包装体の上端に形成され
た開口部を、この開口部内に挿入された金属製部材を挟
持したまま融着させることによりシールするシール方法
にも係り、上記開口部の融着に先立ち、上記金属製部材
を予熱することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施形態について、包装体として図1に示すような矩形状
をなすガゼット袋(以下、袋体と呼称する。)1を用
い、その上端に形成された開口部1aを介して、電極板
2や電極板2から延びるリード部材(金属製部材)3及
び電解液(図示せず。)等の内容物を袋体1内に収容
後、開口部1aの対向する側面1b間に、開口部1aか
ら上方に突出するリード部材3の上部を挟持したまま、
開口部1aをシールする場合を例に説明する。図1にお
いて、(a)は、上記内容物を開口部1aを介して袋体1
内に収容した状態を、(b)は、上記内容物収容後の開口
部1aをシールした状態をそれぞれ示している。
【0014】本発明に係るシール装置の概略構成を図2
に示す。このシール装置10は、セット手段20と、シ
ール手段30と、冷却手段40とを、所定の方向(図に
矢印Aで示す方向)に、この順で配置して構成されてい
る。また、シール装置10は、セット手段20とシール
手段30、及びシール手段30と冷却手段40との間で
それぞれ袋体1を受け渡しする搬送手段(図示せず。)
を備えている。
【0015】セット手段20は、袋体1内に開口部1a
を介して上方から上記内容物を挿入し、図1に(a)で
示すように、上記内容物が袋体1内の所定位置に位置す
るよう、袋体1内に上記内容物をセット(位置決め)す
るためのもので、袋体1を支持する本体21と、袋体1
を本体21内の所定位置に供給する袋体供給手段と、電
極板2及びリード部材3を、開口部1aを介して袋体1
内の所定位置に設置する金属製部材設置手段と、開口部
1aを介して袋体1内に電解液を供給する電解液供給手
段(いずれも図示せず。)とを備えている。
【0016】シール手段30は、上記内容物が収容され
た袋体1の開口部1aを、その対向する側面1b間にリ
ード部材3を挟持したままシールするためのもので、袋
体1を支持する本体31と、開口部1aを外方(矢印A
と直交する方向)から挟持する各一対のシールバー32
及びパッド33と、パッド33の上方に配設され、パッ
ド33の上方に突出するリード部材3を外方から挟持す
る一対のヒータ34と、パッド32の上方に垂直に立設
されたノズル35とを備えている。
【0017】シールバー32は、本体31内に支持され
た袋体1の開口部1aを挟持するよう、上記矢印Aに沿
って延設され、例えばエアシリンダ等の移動手段(図示
せず。)により、上記矢印Aと直交する方向に、互いに
近接離間可能とされている。また、これらシールバー3
2同士の対向面には、開口部1aを構成する樹脂を溶融
させ、開口部1aの対向する側面1b同士を融着させ
る、シーラ32aが形成されている。本実施形態の場
合、シーラ32aには、ヒートシーラが使用される。更
に、後述するようにシールバー32間に開口部1aを介
してノズル35を挟持した際にノズル35の挟持部位に
生じる段差を吸収し、開口部1aとの密着性を向上させ
るため、シーラ32aのうち、開口部1aとの接触面
は、例えばシリコンゴムのような、弾性及び耐熱性を有
する材質で形成されている。
【0018】パッド33は、本体31内に支持された袋
体1の開口部1aの上端を挟持するよう、シールバー3
2の上方に、シールバー32と平行に配設され、シール
バー32と同様の移動手段により、上記矢印Aと直交す
る方向に、互いに近接離間可能とされている。また、こ
れらパッド33の対向面のうち、これらパッド33によ
り袋体1の開口部1aを挟持した際に上記ノズル35と
重なる位置には、ノズル35の外径と略同径ないしは若
干小径の、半円状をなす凹部33aが、それぞれ設けら
れている。これら凹部33aは、パッド33の対向面同
士を当接させた際にノズル35と同軸をなす円孔を形成
する。更に、パッド33間に開口部1aを挟持した際に
おける開口部1aとの密着性を向上させるため、パッド
33は、弾性を有する材質で形成されている。
【0019】ヒータ34は、本体31内に支持された袋
体1の上端部1aをシールバー32及びパッド33で挟
持した際に、パッド33から上方に突出するリード部材
3を挟持するよう、パッド33の上方に、シールバー3
2と平行に配設され、シールバー32と同様の移動手段
により、上記矢印Aと直交する方向に、互いに近接離間
可能とされている。また、ヒータ34間にリード部材3
を挟持した際におけるリード部材3との密着性を向上さ
せるため、ヒータ34は、例えばシリコンゴムのよう
な、弾性及び耐熱性を有する材質で形成されている。
【0020】ノズル35は、袋体1の開口部1aをシー
ルバー32により挟持した際に開口部1aの端部近傍
(ヒータ34の挟持範囲からずれた位置)の上方となる
位置に、下向きに開口する円筒状の部材で、その延設方
向に沿って、上下に移動可能とされている。また、ノズ
ル35の上端には、ノズル35から物質を吸引するため
の、例えばポンプ等の装置が連結されている。
【0021】冷却手段40は、シール終了後の開口部1
aを冷却するためのもので、袋体1を支持する本体41
と、開口部1aのうち、シールバー32による挟持部位
を外方から挟持する一対の冷却バー42とを備えてい
る。これら冷却バー42は、上記矢印Aに沿って延設さ
れ、例えばエアシリンダ等の移動手段(図示せず。)に
より、上記矢印Aと直交する方向に、互いに近接離間可
能とされている。
【0022】次に、上記構成を有するシール装置10を
用いた袋体1のシール方法について、図3を参照しつ
つ、以下に説明する。袋体1のシールに際しては、ま
ず、セット手段20にて、袋体供給手段により、袋体1
を、開口部1aが上方を向き、かつ側面1bが上記矢印
Aと平行となるよう、本体21内の所定位置に供給す
る。次いで、金属製部材供給手段により、リード部材3
の上端部を把持しつつ、電極板2及びリード部材3を、
開口部1aを介して袋体1内の所定位置に吊り下げた
後、電解液供給手段が、開口部1aを介して、袋体1内
に所定量の電解液を供給する。その結果、図1に(a)
で示すように、袋体1内に内容物が位置決めされる。
【0023】袋体1内に内容物が位置決めされたら、搬
送手段により、袋体1を、図1に(a)で示す状態を維
持したまま、上記矢印Aに沿って、セット手段20か
ら、隣接するシール手段30へと搬送する。袋体1が、
本体31内の所定位置に搬送されると、搬送手段による
袋体1の更なる搬送が停止するとともに、上方に待機し
ていたノズル35が下降し、その下端(開口端)が、図
3に(a)で示すように、開口部1aを介して袋体1内
の所定位置に到達した時点で停止する。
【0024】ノズル35の袋体1内への挿入完了後、開
口部1aを介して離間していた各一対のシールバー3
2、パッド33及びヒータ34が互いに近接し、図3に
(b)で示すように、シールバー32、パッド33が、
リード部材3及びノズル35を開口部1aの対向する側
面1b間に挟んだまま、所定の強度で開口部1aを挟持
するとともに、ヒータ34が、開口部1aから上方に突
出するリード部材3を挟持する。
【0025】また、上記操作とともに、ノズル35に連
結されたポンプ等の装置を作動させ、袋体1内に供給さ
れた余剰の電解液や、袋体1内の気体等を吸引し、袋体
1内を、必要量の電解液で充満させる。この場合、上記
の通り、シーラ32aの、開口部1aとの接触面、並び
にパッド33には、いずれも弾性を有する材質が使用さ
れるとともに、パッド33の、ノズル35と重なる位置
には、ノズル35の外径と略同径ないしは若干小径の、
半円状をなす凹部33aが形成されている。その結果、
シールバー32及びパッド33間に開口部1aを介して
リード部材3及びノズル35を挟持した場合でも、開口
部1aの対向する側面1b同士、並びに側面1bとリー
ド部材3及びノズル35、更には開口部1aの外周面と
シーラ32a及びパッド33との密着性が維持される。
また、ノズル35による吸引とほぼ同時に、ヒータ34
を発熱させ、ヒータ34に挟持されたリード部材3を予
熱する。
【0026】ノズル35による、袋体1内に供給された
余剰の電解液や、袋体1内の気体等の吸引が完了した
ら、ノズル35を上方に移動させ、シールバー32及び
パッド33間に挟持された開口部1aから、ノズル35
を上方に引き抜く。この場合、上記の通り、シーラ32
aの、開口部1aとの接触面には弾性を有する材質が使
用されているため、ノズル35の引き抜きに伴い、シー
ラ32aが、元の形状に順次復帰して開口部1aを挟持
する。その結果、ノズル35を引き抜いても、開口部1
aの対向する側面1b同士、並びに開口部1aの外周面
とシーラ32aとの密着性が維持される。
【0027】また、上記の通り、パッド33には、半円
状をなす凹部33aが形成されているため、パッド33
が必要以上の力で開口部1aを介してノズル35の側面
を押圧せず、その結果、ノズル35の引き抜きに伴う力
が少なくて済む。すなわち、本実施形態によれば、開口
部1aの対向する側面1b同士、並びに側面1bとリー
ド部材3、更には開口部1aの外周面とシーラ32a及
びパッド33との密着性を維持しつつ、ノズル35を少
ない力で容易に引き抜くことができる。
【0028】ノズル35の引き抜きが完了したら、パッ
ド33及びヒータ34を開口部1aまたはリード部材3
から離間させるとともに、シールバー32のシーラ32
aを発熱させる。すると、開口部1aを構成する樹脂が
シーラ32aにより加熱されて溶融し、袋体1の対向す
る側面1b同士が融着する。その結果、図3に(c)で
示すように(この図ではシールバー32は省略されてい
る。)、開口部1aが、リード部材3を開口部1aの対
向する側面1b間に挟持したままシールされ、袋体1が
閉鎖される。
【0029】開口部1aがシールされたら、シールバー
32を開口部1aから離間させた後、袋体1を、搬送手
段により、上記矢印Aに沿って、シール手段30から、
隣接する冷却手段40へと搬送する。袋体1が、本体4
1内の所定位置に搬送されると、搬送手段による袋体1
の更なる搬送が停止されるとともに、開口部1aを介し
て離間していた一対の冷却バー42が、開口部1aのシ
ール部位を挟持し、このシール部位を冷却する。
【0030】シール部位の冷却が完了したら、冷却バー
42を開口部1aから離間させた後、袋体1を、搬送手
段により、上記矢印Aと逆方向に移動させ、冷却手段4
0から、シール手段30を経てセット手段20へと搬送
する。袋体1が、本体21内の所定位置に搬送される
と、搬送手段による袋体1の更なる搬送が停止されると
ともに、袋体1が上方へと搬出される。その結果、図1
に(b)で示すような、内容物が封入され、かつ開口部
1aから突出するリード部材3を備える袋体1が得られ
る。
【0031】上記シール装置10及びこれを用いた袋体
1のシール方法によれば、開口部1aのシールに先立
ち、シールバー32及びパッド33により開口部1aを
シールしつつ、ノズル35を用いて、袋体1内に供給さ
れた余剰の電解液や、袋体1内の気体等を吸引してい
る。その結果、袋体1を真空チャンバ内でシールする必
要がなくなり、シールのための設備が小型化されるとと
もに、シール作業も容易化される。また、開口部1aの
シールに先立ち、袋体1内の余剰の電解液が除去される
ため、シール部位における電解液の残留に伴うシール不
良等も防止される。
【0032】更に、シールに先立ち、リード部材3をヒ
ータ34により予熱しているため、リード部材3を挟持
したまま開口部1aをシールした場合でも、シールのた
めの熱がリード部材3に奪われることがなく、高温での
シールが可能となる。その結果、開口部1aのうち、リ
ード部材3と重なる部分でも、開口部1aとリード部材
3との密着性が維持され、シール後の袋体1の密閉性低
下が防止される。
【0033】なお、本発明が適用可能な包装体は、上記
実施形態に開示のものに限定されず、その趣旨を逸脱し
ない範囲内で、種々の変形をも含むものである。例え
ば、シーラ32aには、ヒートシーラ以外に、例えばイ
ンパルスシーラ等、他のあらゆる公知のシーラが適用可
能である。また、上記実施形態では、シールバー32に
よる開口部1aのシールに先立ち、ヒータ34によりリ
ード部材3を余熱しているが、ヒータ34によるリード
部材3の余熱と、シールバー32による開口部1aのシ
ールとを、少なくとも一部同期させて行ってもよい。更
に、上記実施形態では、セット手段20と、シール手段
30と、冷却手段40とが、所定の矢印Aに沿って直列
に配置されているが、これら手段20,30,40の配
列順や配列方向は、シール装置の設置環境等に応じ、適
宜変更可能であることは言うまでもない。一方、本発明
のシール装置が適用可能な包装体には、上記図1に示す
もの以外に、例えば、三方シール袋や四方シール袋等の
平袋が挙げられる。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、袋
体を、小型の設備で、容易かつ確実にシール可能となる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用可能な包装体の例を示す上方斜
視図である。
【図2】 本発明に係るシール装置の一例の概略構成を
示す上方斜視図である。
【図3】 本発明に係るシール装置による包装体のシー
ル方法の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 袋体(包装体) 1a 袋体の開口部 3 リード部材(金属製部材) 10 シール装置 20 セット手段 30 シール手段 33 パッド 33a 凹部 34 ヒータ 35 ノズル 40 冷却手段
フロントページの続き (72)発明者 古川 秀一 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社内 Fターム(参考) 3E094 AA12 BA01 CA02 DA05 FA17 FA21 HA06 HA08 5H011 AA09 AA17 DD00 DD13 DD26 FF04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装体の上端に形成された開口部を、こ
    の開口部内に挿入された金属製部材を挟持したまま融着
    させることによりシールするためのシール装置であっ
    て、 上記開口部を挟持して融着させるシール手段と、シール
    手段の上方に位置し、上記シール手段による上記開口部
    の融着に際し上記金属製部材の温度を上昇させておくヒ
    ータとを備えることを特徴とするシール装置。
  2. 【請求項2】 上記シール手段の、上記包装体との接触
    部位が弾性を有することを特徴とする請求項1に記載の
    シール装置。
  3. 【請求項3】 上記開口部を介して上記包装体内に上方
    から挿入可能とされ、かつ上記包装体内に挿入された状
    態から、上記シール手段により挟持された上記開口部を
    介して上方に引き抜き可能なノズルを備えることを特徴
    とする請求項2に記載のシール装置。
  4. 【請求項4】 上記ノズルが、上記包装体の内容物を吸
    引することを特徴とする請求項3記載のシール装置。
  5. 【請求項5】 上記シール手段による上記開口部の挟持
    に伴い上記開口部を介して上記ノズルを挟持し、上記ノ
    ズルの挿入部位における上記開口部の気密性を維持する
    一対のパッドを備えることを特徴とする請求項3または
    4に記載のシール装置。
  6. 【請求項6】 上記パッドの、上記ノズルを挟持した際
    に上記ノズルと重なる位置に、上記ノズルの外周形状に
    応じた凹部が形成されていることを特徴とする請求項5
    に記載のシール装置。
  7. 【請求項7】 上記シール手段によるシールに先立ち、
    上記包装体内の所定位置に上記開口部を介して上方から
    上記金属製部材をセットするセット手段を備えることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシ
    ール装置。
  8. 【請求項8】 上記包装体のうち、上記シール手段によ
    るシール部位を冷却する冷却手段を備えることを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシール装
    置。
  9. 【請求項9】 上記金属製部材がリード部材であること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
    シール装置。
  10. 【請求項10】 上記包装体が電解液を収容することを
    特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のシ
    ール装置。
  11. 【請求項11】 包装体の上端に形成された開口部を、
    この開口部内に挿入された金属製部材を挟持したまま融
    着させることによりシールするシール方法であって、 上記開口部の融着に先立ち、上記金属製部材を予熱する
    ことを特徴とするシール方法。
JP2001141973A 2001-05-11 2001-05-11 シール装置及びシール方法 Pending JP2002337820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001141973A JP2002337820A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 シール装置及びシール方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001141973A JP2002337820A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 シール装置及びシール方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002337820A true JP2002337820A (ja) 2002-11-27

Family

ID=18988346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001141973A Pending JP2002337820A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 シール装置及びシール方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002337820A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004146183A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Dainippon Printing Co Ltd 二次電池およびその製造方法
JP2012064468A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Nissan Motor Co Ltd 電解液の注液方法、及び電解液の注液装置
JP2018063844A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 日産自動車株式会社 注液装置
JP2018063846A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 日産自動車株式会社 注液装置
JP2018063845A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 日産自動車株式会社 注液装置
CN108011127A (zh) * 2017-10-20 2018-05-08 惠州亿纬锂能股份有限公司 软包锂电芯极耳热封模结构
JP2018078056A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 日産自動車株式会社 注液装置及び注液方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129745A (ja) * 1982-01-29 1983-08-02 Toshiba Corp 薄形密閉式蓄電池
JPS61186504U (ja) * 1985-05-11 1986-11-20
JPS62188161A (ja) * 1986-02-13 1987-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉形鉛蓄電池の製造法
JPH08310512A (ja) * 1995-03-31 1996-11-26 Eastman Kodak Co 包装装置および方法
JPH11312514A (ja) * 1998-02-24 1999-11-09 Sony Corp リチウムイオン二次電池に用いるリード、リード用リボン、リチウムイオン二次電池、およびリチウムイオン二次電池の容器の封じ方法
JP2001052662A (ja) * 1999-08-12 2001-02-23 Sony Corp バッテリー素子の真空パック装置および真空パック方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129745A (ja) * 1982-01-29 1983-08-02 Toshiba Corp 薄形密閉式蓄電池
JPS61186504U (ja) * 1985-05-11 1986-11-20
JPS62188161A (ja) * 1986-02-13 1987-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉形鉛蓄電池の製造法
JPH08310512A (ja) * 1995-03-31 1996-11-26 Eastman Kodak Co 包装装置および方法
JPH11312514A (ja) * 1998-02-24 1999-11-09 Sony Corp リチウムイオン二次電池に用いるリード、リード用リボン、リチウムイオン二次電池、およびリチウムイオン二次電池の容器の封じ方法
JP2001052662A (ja) * 1999-08-12 2001-02-23 Sony Corp バッテリー素子の真空パック装置および真空パック方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004146183A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Dainippon Printing Co Ltd 二次電池およびその製造方法
JP2012064468A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Nissan Motor Co Ltd 電解液の注液方法、及び電解液の注液装置
JP2018063844A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 日産自動車株式会社 注液装置
JP2018063846A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 日産自動車株式会社 注液装置
JP2018063845A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 日産自動車株式会社 注液装置
JP2018078056A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 日産自動車株式会社 注液装置及び注液方法
CN108011127A (zh) * 2017-10-20 2018-05-08 惠州亿纬锂能股份有限公司 软包锂电芯极耳热封模结构
CN108011127B (zh) * 2017-10-20 2021-01-01 惠州亿纬锂能股份有限公司 软包锂电芯极耳热封模结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4373673B2 (ja) 電解液密封の可撓性バッテリを組み立てるための装置及び方法
JP5450996B2 (ja) 縦型袋詰め包装方法及び装置
KR101617954B1 (ko) 2차전지의 전극탭 필름 융착 장치 및 방법
JP4249698B2 (ja) フィルム外装電気デバイスおよびフィルム外装電気デバイス集合体
KR102163499B1 (ko) 전지셀의 실링부 접합 장치
JP2002337820A (ja) シール装置及びシール方法
JPH10270072A (ja) 非水電解質二次電池の製造方法
KR102656754B1 (ko) 다결정 실리콘의 포장 방법, 다결정 실리콘의 이중 포장 방법 및 단결정 실리콘용 원료 제조 방법
JP4417432B1 (ja) ワーク搬送装置及び真空貼り合わせ方法
KR101400826B1 (ko) 2차 전지 파우치 진공 포장 장치
CN111316474B (zh) 注液装置
JP7386126B2 (ja) 気体封入方法及び気体封入装置
JP4016217B2 (ja) 電池の製造方法
JP5005327B2 (ja) ヒートシール装置
US20240120521A1 (en) Electrode Assembly, and Manufacturing Apparatus and Manufacturing Method Therefor
KR20030081578A (ko) 파우치형 액체저장용기용 스파우트의 실링장치, 이를이용한 스파우트의 실링방법 및 파우치형 액체저장용기
JP2011116406A (ja) シール機、包装袋のシール方法、及び、取手穴付き包装袋
JP5692453B1 (ja) 封止装置及び封止方法
JPH11339638A (ja) 表示管及びその製造装置
JPH11170405A (ja) 注出口付き包装体の製造方法及び製造装置
KR20230071749A (ko) 전극조립체, 그의 제조장치 및 제조방법
US20240043153A1 (en) Sealing device, device for producing polycrystalline silicon filler, and method for producing polycrystalline silicon filler
JP2017218200A (ja) 真空包装方法及び真空包装機
JP4574584B2 (ja) 紙容器用縦シール接着機構
JP2006335431A (ja) 袋シール装置及び袋シール方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110104