JP2018060735A - リチウムイオン二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】高容量かつ高出力のリチウムイオン二次電池を提供すること。【解決手段】リチウムイオン二次電池は、正極、負極20および電解液を備える。負極20は、集電体23、第1層21および第2層22を備える。第1層21は、集電体23の表面に配置されている。第2層22は、第1層21に積層されている。第1層21は、黒鉛粒子1および酸化珪素粒子2を備える。第2層22は、無機酸化物粒子3を備える。無機酸化物粒子3は、酸化珪素粒子2と異なる。第1層21の表層に隙間がある。当該隙間に第2層22の一部が介在している。【選択図】図3

Description

本開示はリチウムイオン二次電池に関する。
特表2014−522549号公報(特許文献1)は、電極活物質層の表面に多孔性コーティング層を形成することを開示している。多孔性コーティング層は、無機酸化物粒子を含む。
特表2014−522549号公報
リチウムイオン二次電池の負極活物質として黒鉛粒子が普及している。黒鉛粒子よりも高容量な負極活物質として、酸化珪素(SiO)粒子も知られている。しかしSiO粒子は、サイクル寿命に関して黒鉛粒子よりも劣る。そこで容量およびサイクル寿命のバランスの観点から、黒鉛粒子およびSiO粒子を組み合わせて使用することが考えられる。
ところで、特許文献1の多孔性コーティング層は、無機酸化物粒子を含むペーストが電極活物質層の表面に塗工されることにより形成される。特許文献1では、塗工の際、ペーストが電極活物質層に浸透することを抑制することにより、電池の安定性が向上するとされている。しかしながら、電極活物質層の組成によっては、ペーストが電極活物質層に浸透しないことにより、出力が低下する可能性がある。
すなわち、黒鉛粒子およびSiO粒子を備える負極活物質層の表面に、負極活物質層に浸透していない多孔性コーティング層が形成されると、負極活物質層内に電解液が拡散し難くなるため、抵抗が増加する可能性がある。
そこで本開示は、高容量かつ高出力のリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
以下、本開示の技術的構成および作用効果が説明される。ただし本開示の作用メカニズムは推定を含んでいる。作用メカニズムの正否により、本開示の発明の範囲が限定されるべきではない。
本開示のリチウムイオン二次電池は、正極、負極および電解液を備える。負極は、集電体、第1層および第2層を備える。第1層は、集電体の表面に配置されている。第2層は、第1層に積層されている。
第1層は、黒鉛粒子および酸化珪素粒子を備える。第2層は、無機酸化物粒子を備える。無機酸化物粒子は、酸化珪素粒子と異なる。
第1層の表層に隙間がある。当該隙間に第2層の一部が介在している。
本開示のリチウムイオン二次電池において、第1層は負極活物質層(電極活物質層)に相当する。第2層は多孔性コーティング層に相当する。第1層は黒鉛粒子およびSiO粒子を備える。黒鉛粒子およびSiO粒子を備える負極活物質層は、黒鉛粒子を単独で備える負極活物質層に比して、高容量であり得る。
黒鉛粒子およびSiO粒子を備える負極活物質層は、反応抵抗が低い一方、拡散抵抗が高いという性質を有する。すなわち、この負極活物質層ではLiイオンの拡散が放電反応の律速段階となる傾向がある。このような負極活物質層では、Liイオンの拡散を促進するため、多量の電解液が必要となる。
特許文献1では、多孔性コーティング層が電極活物質層に浸透していない。そのため、電極活物質層の表層において、粒子間の隙間が埋まっている。電極活物質層の表層において、粒子間の隙間が埋まっていると、電解液が電極活物質層の内部に浸透することができないと考えられる。
本開示のリチウムイオン二次電池では、第1層の表層に隙間がある。すなわち第1層の表層において、粒子間に隙間がある。粒子間の隙間に、第2層の一部が介在している。すなわち、粒子間の隙間に無機酸化物粒子が介在している。そのため電解液が第1層に浸透しやすくなり、Liイオンの拡散抵抗が低減されると考えられる。したがって本開示のリチウムイオン二次電池は、高容量かつ高出力のリチウムイオン二次電池であり得る。
図1は、リチウムイオン二次電池の構成の一例を示す概略断面図である。 図2は、本開示の実施形態に係る電極群の構成の一例を示す概略断面図である。 図3は、本開示の実施形態に係る負極の構成を示す概略断面図である。 図4は、本開示の実施形態に係るリチウムイオン二次電池の製造方法の概略を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態(以下「本実施形態」と記される)が説明される。ただし、以下の説明は、本開示の発明の範囲を限定するものではない。以下、リチウムイオン二次電池が「電池」と略記される場合がある。
<リチウムイオン二次電池>
図1は、リチウムイオン二次電池の構成の一例を示す概略断面図である。電池100は、筐体90を備える。筐体90は角形(扁平直方体)である。ただし筐体90は円筒形であってもよい。たとえば、アルミニウム(Al)合金等の金属が筐体90を構成する。ただし所定の密閉性を有する限り、金属および樹脂の複合材料が筐体90を構成してもよい。金属および樹脂の複合材料としては、たとえば、アルミラミネートフィルム等が挙げられる。筐体90は、外部端子、注液孔、ガス排出弁および電流遮断機構(CID)等を備えていてもよい。
筐体90内には、電極群50および電解液60が収納されている。すなわち電池100は電解液60を備える。電解液60は、電極群50に含浸されている。図2は、本実施形態に係る電極群の構成の一例を示す概略断面図である。電極群50は、正極10、負極20およびセパレータ30を備える。すなわち、電池100は、正極10および負極20を備える。電極群50は、積層型の電極群であってもよいし、巻回型の電極群であってもよい。積層型の電極群は、矩形状のセパレータ30を間に挟んで、矩形状の正極10および負極20が交互に積層されることにより構成される。巻回型の電極群は、帯状のセパレータ30を間に挟んで、帯状の正極10および負極20が積層され、さらに巻回されることにより構成される。
《負極》
負極20は、帯状または矩形状のシートである。図3は、本実施形態に係る負極の構成の一例を示す概略断面図である。負極20は、集電体23、第1層21および第2層22を備える。第1層21は、集電体23の表面に配置されている。第2層22は、第1層21に積層されている。第1層21は、黒鉛粒子1およびSiO粒子2を備える。第2層22は、無機酸化物粒子3を備える。第1層21の表層には隙間が存在する。隙間には第2層22の一部が介在している。
(集電体)
集電体23は、たとえば、5〜30μmの厚さを有してもよい。集電体23は、たとえば、銅(Cu)箔でよい。Cu箔は、純Cu箔であってもよいし、Cu合金箔であってもよい。
(第1層)
本実施形態の第1層21は、負極活物質層に相当する。第1層21は、たとえば、10〜150μmの厚さを有してもよい。第1層21は、黒鉛粒子1を備える。第1層21は、たとえば、80〜96質量%(典型的には90〜96質量%)の黒鉛粒子1を備える。黒鉛粒子1は負極活物質として機能する。すなわち黒鉛粒子1は、Liイオンを吸蔵、放出することができる。黒鉛粒子1は、たとえば、1〜20μmの平均粒径を有してもよい。本明細書の平均粒径は、レーザ回折散乱法によって測定される体積基準の粒度分布において微粒側から累積50%の粒径を示す。
黒鉛粒子1は、黒鉛を備える粒子である。黒鉛は天然黒鉛であってもよいし、人造黒鉛であってもよい。黒鉛粒子1は、鱗片状粒子であってもよいし、球形状粒子であってもよい。黒鉛粒子1は、たとえば、球形化黒鉛であってもよい。球形化黒鉛とは、球形化処理が施された鱗片状黒鉛を示す。球形化処理とは、たとえば、気流中で鱗片状黒鉛に摩擦および衝撃を与えることにより、鱗片状黒鉛の外形を球形に近づける処理を示す。黒鉛粒子1は、黒鉛を備える限り、非晶質炭素をさらに備えていてもよい。たとえば、黒鉛粒子1は、球形化黒鉛および非晶質炭素を備える複合粒子であってもよい。複合粒子において、非晶質炭素は、たとえば、球形化黒鉛の表面を被覆していてもよい。
第1層21は、SiO粒子2を備える。第1層21は、たとえば、1〜19質量%(典型的には1〜9質量%)のSiO粒子2を備える。SiO粒子2は、たとえば、0.1〜20μmの平均粒径を有してもよい。SiO粒子2は負極活物質として機能する。SiO粒子2は、黒鉛粒子1よりも多くのLiイオンを吸蔵、放出することができる。第1層21が黒鉛粒子1およびSiO粒子2を備えることにより、電池100が高容量を有し得る。黒鉛粒子1およびSiO粒子2を備える第1層21では、Liイオンの拡散が放電反応の律速段階となる傾向がある。
SiO粒子2は、酸化珪素(SiO)を備える。SiOは、Liイオンの吸蔵放出が可能である限り、一酸化珪素に限定されるべきではない。Liイオンの吸蔵放出が可能である限り、一般式:SiOxにおいて「x」は従来公知のあらゆる値をとることができる。たとえば、xは0.5より大きく1.5以下であってもよいし、0.5より大きく1以下であってもよい。SiO粒子2は、SiOを備える限り、その他の物質も備えていてもよい。たとえば、SiO粒子2は、SiOおよび非晶質炭素を備える複合粒子であってもよい。複合粒子において、非晶質炭素は、たとえば、SiOの表面を被覆していてもよい。
第1層21は、典型的には、バインダをさらに備える。第1層21は、たとえば、1〜3質量%のバインダを備える。バインダは特に限定されるべきではない。バインダとしては、たとえば、カルボキシメチルセルロース(CMC)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリル酸(PAA)等が挙げられる。バインダは、1種単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされて使用されてもよい。
(第2層)
第2層22は、第1層21に積層されている。第2層22は、無機酸化物粒子3を備える。第2層22は、たとえば、80〜99質量%の無機酸化物粒子3を備えてもよい。無機酸化物粒子3は、酸化珪素粒子2と異なる。無機酸化物粒子3は、Liイオンを吸蔵、放出しない。すなわち無機酸化物粒子3は負極活物質ではない。無機酸化物粒子3は、耐熱性を有することが望ましい。これにより電池100の熱安定性の向上が期待されるためである。無機酸化物粒子3は、たとえば、アルミナ粒子、ベーマイト粒子、マグネシア粒子およびチタニア粒子からなる群より選択される少なくとも1種であってもよい。ただし、無機酸化物粒子3は、これらの粒子に限定されるべきではない。
第2層22の一部は、第1層21の表層の隙間に介在している。すなわち、第1層21の表層において、一部の無機酸化物粒子3が粒子間の隙間に入り込んでいる。粒子間の隙間に無機酸化物粒子3が介在していることにより、電解液60が第1層21に深く浸透することができる。これにより、拡散抵抗が低減されると考えられる。第1層21の表層の隙間に第2層22の一部が介在していることは、負極20の厚さ方向断面(図3)のSEM観察により確認され得る。
無機酸化物粒子3は、たとえば、0.1〜2μmの平均粒径を有してもよい。黒鉛粒子1の平均粒径(d1)に対する無機酸化物粒子3の平均粒径(d2)の比(d2/d1)は、好ましくは0.05以上0.15以下である。比(d2/d1)が0.15以下であることにより、第1層21の表層において、黒鉛粒子1間の隙間に無機酸化物粒子3が入り込みやすくなる。さらに比(d2/d1)が0.05以上であることにより、無機酸化物粒子3が入り込んだ隙間が埋まり難くなる。これにより出力の向上が期待される。比(d2/d1)は、無機酸化物粒子3の平均粒径(d2)が黒鉛粒子1の平均粒径(d1)で除されることにより算出される。
無機酸化物粒子3は、好ましくは、黒鉛粒子1よりも大きい圧壊強さを有する。これにより、圧縮の際、無機酸化物粒子3が入り込んだ隙間が埋まり難くなると考えられる。無機酸化物粒子3および黒鉛粒子1の圧壊強さは、「JIS R 1639−5:ファインセラミックス、か(顆)粒特性の測定方法、第5部:単一か粒圧壊強さ」に準拠した方法により測定される。
第2層22は、典型的にはバインダをさらに備える。第2層22は、たとえば、1〜20質量%のバインダを備えてもよい。バインダは特に限定されるべきではない。バインダとしては、CMC、SBR、PAA、アクリル系コポリマー等が挙げられる。アクリル系コポリマーとしては、たとえば、スチレンおよびアクリル酸エステルのコポリマー等が挙げられる。バインダは、1種単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされて使用されてもよい。
第2層22は、たとえば、1〜30μmの厚さを有してもよい。第1層21の厚さ(T1)に対する第2層22の厚さ(T2)の比率(T2/T1)は、好ましくは5%以上20%以下である。比率(T2/T1)が5%以上であることにより、電解液60が第1層21にいっそう浸透しやすくなる。これにより出力の向上が期待される。比率(T2/T1)が5%以上20%以下である範囲においては、比率(T2/T1)が高くなる程、出力が向上する傾向にある。比率(T2/T1)は20%を超えてもよい。ただし比率(T2/T1)が20%を超えると、出力向上効果が飽和する可能性もある。比率(T2/T1)が高くなる程、容量が減少することも考えられる。比率(T2/T1)は、より好ましくは8%以上20%以下であり、よりいっそう好ましくは10%以上20%以下であり、最も好ましくは15%以上20%以下である。
比率(T2/T1)は、第2層22の厚さ(T2)が第1層21の厚さ(T1)で除された値の百分率として算出される。除算の際、小数点以下は四捨五入される。第1層21の厚さ(T1)および第2層22の厚さ(T2)は、負極20の厚さ方向断面(典型的には断面SEM画像)において測定される。厚さ方向断面は、負極20の表面に対して垂直な断面とされる。ただし、ここでの垂直は幾何学的に完全な垂直のみを示すものではない。断面と、負極20の表面とのなす角が89°以上91°以下であれば、当該断面は負極20の表面に対して垂直であるとみなされる。
本明細書では、負極20の厚さ方向において、集電体23から最も離れた位置にある黒鉛粒子1と、集電体23と間の距離が第1層21の厚さ(T1)とみなされる。負極20の厚さ方向において、集電体23から最も離れた位置にある黒鉛粒子1と、集電体23から最も離れた位置にある無機酸化物粒子3との間の距離が第2層22の厚さ(T2)とみなされる。厚さの測定は、少なくとも5個所で測定される。少なくとも5個所の測定の平均値が厚さとして採用される。
第2層22は、好ましくは30%以上60%以下の多孔度を有する。第2層22の多孔度が30%以上であることにより、電解液60が第2層22を透過しやすくなる。これにより出力の向上が期待される。なお通常の圧力の範囲で負極20が圧縮されると、多孔度は概ね60%以下となる。
多孔度は、たとえば、断面SEM画像において測定される。たとえば、第2層22の断面の反射電子像が撮像される。反射電子像において、暗いコントラストを有する部分は空孔と考えてよい。適当な閾値で反射電子像が2値化処理されることにより、第2層22の断面のうち空孔が占める面積の比率が測定される。当該面積の比率が多孔度である。多孔度は少なくとも5個所で測定される。少なくとも5個所の測定の平均値が多孔度として採用される。
《正極》
正極10は、帯状または矩形状のシートである。正極10は、集電体13および正極活物質層11を備える。正極活物質層11は集電体13の表面に配置されている。集電体13は、たとえば、5〜30μの厚さを有してもよい。集電体13は、たとえばAl箔等でよい。Al箔は、純Al箔であってもよいし、Al合金箔であってもよい。
正極活物質層11は、たとえば、10〜150μmの厚さを有してもよい。正極活物質層11は、正極活物質粒子、導電材、およびバインダ等を備える。たとえば、正極活物質層11は、80〜98質量%の正極活物質粒子、1〜15質量%の導電材、および1〜5質量%のバインダを備える。
正極活物質粒子は、Liイオンを吸蔵、放出することができる粒子である。正極活物質粒子は、たとえば、1〜20μmの平均粒径を有してもよい。正極活物質粒子は、典型的にはリチウム金属複合酸化物の粒子、またはリチウム金属複合リン酸塩の粒子である。リチウム金属複合酸化物としては、たとえば、LiCoO2、LiNiO2、LiMnO2、およびLiMn24、ならびに一般式:LiNiCobMnc2(0<a<1、0<b<1、0<c<1、a+b+c=1)により表されるリチウム金属複合酸化物等が挙げられる。
一般式:LiNiCobMnc2により表されるリチウム金属複合酸化物としては、たとえば、LiNi1/3Co1/3Mn1/32、LiNi0.6Co0.2Mn0.22、LiNi0.5Co0.2Mn0.32、LiNi0.4Co0.2Mn0.42、LiNi0.4Co0.4Mn0.22等が挙げられる。リチウム金属複合リン酸塩としては、たとえば、LiFePO4等が挙げられる。正極活物質粒子は、1種単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされて使用されてもよい。
導電材は、特に限定されるべきではない。導電材としては、たとえば、アセチレンブラック、ファーネスブラックおよびサーマルブラック等のカーボンブラック、気相成長炭素繊維(VGCF)、黒鉛等が挙げられる。導電材は1単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされて使用されてもよい。バインダも特に限定されるべきではない。バインダとしては、たとえば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等が挙げられる。バインダも1種単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされて使用されてもよい。
《セパレータ》
電池100は、セパレータ30を備えてもよい。セパレータ30は、帯状または矩形状の多孔質膜である。セパレータ30は、電気絶縁性である。セパレータ30は、たとえば、5〜30μmの厚さを有してもよい。たとえば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂がセパレータ30を構成してもよい。セパレータ30は、多層構造を備えてもよい。たとえば、PPの多孔質膜、PEの多孔質膜、およびPPの多孔質膜がこの順序で積層されることにより、セパレータ30が構成されていてもよい。
《電解液》
電解液60は、溶媒およびリチウム塩を備える。溶媒は、非プロトン性である。溶媒は、たとえば、環状カーボネートおよび鎖状カーボネートの混合物でよい。環状カーボネートおよび鎖状カーボネートの混合比は、たとえば、「環状カーボネート:鎖状カーボネート=1:9〜5:5(体積比)」でよい。環状カーボネートとしては、たとえば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)およびブチレンカーボネート(BC)等が挙げられる。鎖状カーボネートとしては、たとえば、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)およびジエチルカーボネート(DEC)等が挙げられる。環状カーボネートおよび鎖状カーボネートは、それぞれ1種単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされて使用されてもよい。
リチウム塩は、溶媒に分散、溶解している。リチウム塩は支持電解質塩として機能する。リチウム塩は、たとえば、LiPF6、LiBF4、Li[N(FSO22](略称「LiFSI」)等でよい。リチウム塩は1種単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされて使用されてもよい。電解液60において、リチウム塩は、たとえば0.5〜2.0mоl/lの濃度を有してもよい。電解液60は、溶媒およびリチウム塩に加えて、各種の添加剤を備えていてもよい。
<リチウムイオン二次電池の製造方法>
本実施形態のリチウムイオン二次電池は以下の製造方法により製造され得る。図4は、本実施形態のリチウムイオン二次電池の製造方法の概略を示すフローチャートである。
本実施形態の製造方法は:
(A)黒鉛粒子1、酸化珪素粒子2および第1溶媒を備える第1ペーストを調製すること;
(B)無機酸化物粒子3および第2溶媒を備える第2ペーストを調製すること;
(C)集電体23の表面に第1ペーストを塗工し、乾燥することにより、第1層21を形成すること;
(D)第1層21の表面に第2ペーストを塗工し、乾燥することにより、第2層22を形成すること;
(E)第2層22が形成された後に、第1層21および第2層22を圧縮することにより、負極20を製造すること;および
(F)正極10、負極20および電解液60を備えるリチウムイオン二次電池を製造すること;
を含む。
無機酸化物粒子3は、酸化珪素粒子2と異なる。第1層21は、表層に隙間があるように形成される。当該隙間に第2層22の一部が介在するように、第2層22が形成される。
第1層21が形成された当初、第1層21の表層には隙間がある。第1層21の表層の隙間は、第1層21が圧縮される際に埋まるものと考えられる。そこで本実施形態の製造方法では、第1層21が圧縮される前に、第2ペーストが第1層21の表面に塗工される。これにより第2ペーストが、第1層21の表層の隙間に浸透することができる。すなわち第1層21の表層の隙間に、第2層22の一部が介在するように、第2層22が形成される。第2層22が形成された後、第1層21および第2層22がまとめて圧縮される。第1層21の表層の隙間に介在する第2層22の一部は、圧縮によって当該隙間が埋まることを抑制する。
第1溶媒および第2溶媒は、水系溶媒であってもよいし、有機溶媒であってもよい。ただし、第1溶媒が水系溶媒であるとき、第2溶媒も水系溶媒であることが望ましい。第1溶媒が有機溶媒であるとき、第2溶媒も有機溶媒であることが望ましい。これにより第2ペーストが第1層21に浸透しやすくなると考えられる。水系溶媒は、水;または;水と混和できる有機溶媒と水との混合物;を示す。水と混和できる有機溶媒としては、たとえば、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン、テトラヒドロフラン等が挙げられる。
正極10は従来公知の方法により製造され得る。電解液60は従来公知の方法により調製され得る。上記(A)〜(E)を経て製造された負極20、ならびに正極10および電解液60を備えるように製造されたリチウムイオン二次電池は、高容量かつ高出力であり得る。
<用途>
本実施形態のリチウムイオン二次電池は、高容量かつ高出力であり得る。したがって、本実施形態のリチウムイオン二次電池は、たとえば、ハイブリッド自動車(HV)、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)等の動力電源として特に好適である。ただし、本実施形態のリチウムイオン二次電池の用途は、こうした車載用途に限定されるべきではない。本実施形態のリチウムイオン二次電池は、あらゆる用途に適用可能である。
以下、実施例が説明される。ただし、以下の例は、本開示の発明の範囲を限定するものではない。
<リチウムイオン二次電池の製造>
《実施例1》
(A)第1ペーストの調製
黒鉛粒子(平均粒径:20μm、圧壊強さ:30MPa)およびSiO粒子(平均粒径:5μm)が準備された。黒鉛粒子、SiO粒子、CMC、SBRおよび水が混合されることにより、第1ペーストが調製された。第1ペーストの固形分の配合は、「黒鉛粒子:SiO粒子:CMC:SBR=93.6:5:0.7:0.7(質量比)」とされた。固形分は、ペースト中の溶媒以外の成分を示している。
(B)第2ペーストの調製
無機酸化物粒子としてアルミナ粒子(平均粒径:1μm、圧壊強さ:1.8GPa)が準備された。アルミナ粒子、アクリル系コポリマーおよびN−メチル−2−ピロリドン(NMP)が混合されることにより、第2ペーストが調製された。第2ペーストの固形分の配合は、「アルミナ粒子:アクリル系コポリマー=97:3(質量比)」とされた。
(C)第1層の形成
集電体として、10μmの厚さを有するCu箔が準備された。ダイコータにより、Cu箔の表面(両面)に第1ペーストが塗工され、乾燥された。これにより第1層が形成された。第1層の表層には隙間が形成されていた。
(D)第2層の形成
グラビアコータにより、第1層の表面に第2ペーストが塗工され、乾燥された。塗工の際、第2ペーストは、第1層の表層に浸透した。これにより、第2層が第1層に積層された。第1層の表層の隙間に第2層の一部が介在するように、第2層は形成された。
(E)負極の製造
第2層が形成された後、ローラプレス機により、第1層、第2層および集電体がまとめて圧延された。すなわち、第1層および第2層が圧縮された。これにより負極が製造された。負極が帯状に裁断された。これにより帯状の負極が準備された。この負極は、以下の寸法を有する。
第1層(負極活物質層)の長さ:5835mm
第1層の幅:122mm
第1層の厚さ:67μm(片面)、134μm(両面)
第2層の厚さ:2μm(片面)、4μm(両面)
第1層の厚さに対する第2層の厚さの比率:3.0%
(F)リチウムイオン二次電池の製造
正極活物質粒子としてLiNi1/3Co1/3Mn1/32(以下「NCM」と略記される)が準備された。NCM、導電材、PVdFおよびNMPが混合されることにより、正極ペーストが調製された。正極ペーストの固形分の配合は、「NCM:導電材:PVdF=93:4:3(質量比)」とされた。集電体として、15μmの厚さを有するAl箔が準備された。Al箔の表面(両面)に正極ペーストが塗工され乾燥されることにより、正極活物質層が形成された。これにより正極が製造された。正極が圧延され、帯状に裁断された。これにより帯状の正極が準備された。この正極は以下の寸法を有する。
正極活物質層の長さ:5681mm
正極活物質層の幅:117mm
正極活物質層の厚さ:63.5μm(片面)、127μm(両面)
20μmの厚さを有するセパレータが準備された。このセパレータは、PPの多孔質膜、PEの多孔質膜およびPPの多孔質膜がこの順序で積層されることにより構成されている。セパレータを間に挟んで、正極および負極が互いに対向するように積層され、さらに巻回された。これにより巻回型の電極群が構成された。平板プレス機により巻回型の電極群が扁平状に成形された。成形は加熱を伴わずに実施された。成形圧は4kN/cm2とされ、成形時間は2分間とされた。電極群に外部端子が取り付けられた。角形の筐体(Al製)が準備された。筐体に電極群が収納された。
以下の成分を備える電解液が準備された。
溶媒:[EC:DMC:EMC=3:4:3(体積比)]
リチウム塩:LiPF6(1.0mоl/l)
120mlの電解液が筐体に注入された。筐体が密閉された。以上より、実施例1に係るリチウムイオン二次電池が製造された。この電池は、35Ahの定格容量を有する。
《比較例1》
第2層が形成されないことを除いては、実施例1と同じ手順により、比較例1に係る電池が製造された。
《実施例2〜7》
下記表1に示されるように、第2層の厚さが変更されることを除いては、実施例1と同じ手順により、実施例2〜7に係る電池が製造された。
《比較例2》
比較例2では、第2層が形成される前に、第1層が圧縮された。第1層が圧縮された後に、第1層の表面に第2ペーストが塗工されることにより、第2層が第1層に積層された。これらを除いては、実施例1と同じ手順により、比較例2に係る電池が製造された。
下記表1の「圧縮タイミング」の欄には、第1層および第2層の両方を備える例において、第1層が圧縮されたタイミングが示されている。比較例1は、第2層を備えないため、「第2層なし」と記されている。比較例2は、「第2層の積層前」に第1層が圧縮された例に相当する。実施例1〜7は、「第2層の積層後」に第1層が圧縮された例に相当する。
<評価>
IV抵抗により各電池の出力が評価された。電池のSOC(State Of Charge)が50%に調整された。25℃の環境下で、35Aの電流により電池が10秒間放電された。放電10秒後の電圧降下量が測定された。同様に、105Aの電流により電池が10秒間放電された際の電圧降下量、ならびに175Aの電流により電池が10秒間放電された際の電圧降下量がそれぞれ測定された。
縦軸が電圧降下量であり、横軸が電流である二次元座標に結果がプロットされた。3点を結んだ直線の傾きとして、IV抵抗が算出された。各例のIV抵抗は下記表1に示されている。下記表1の「IV抵抗」の欄に示される数値は、各例のIV抵抗が実施例2のIV抵抗で除された値である。値が小さい程、電池は高出力を有すると考えられる。
Figure 2018060735
<結果>
上記表1に示されるように、第1層に第2層が積層された後に、圧縮が行われた実施例は、同条件を満たさない比較例に比して、IV抵抗が低い。第1層の表層の隙間に第2層の一部(アルミナ粒子)が介在しているため、電解液が第1層に浸透しやすくなり、拡散抵抗が低減されていると考えられる。
比較例1はIV抵抗が高い。比較例1は、第2層を備えない。圧縮の際、第1層(負極活物質層)の表層において粒子間の隙間が埋まってしまうため、電解液が第1層に浸透し難いと考えられる。
比較例2もIV抵抗が高い。第1層に第2層が積層される前に、第1層が圧縮されているため、第1層の表層において粒子間の隙間が埋まってしまい、電解液が第1層に浸透し難いと考えられる。
実施例1〜7の結果より、第1層の厚さ(T1)に対する第2層の厚さ(T2)の比率(T2/T1)が高くなる程、IV抵抗が低下する傾向が確認できる。比率(T2/T1)が高くなる程、第1層の表層において粒子間の隙間が埋まることが抑制されやすいと考えられる。
実施例1〜7の結果より、比率(T2/T1)は、好ましくは5%以上であり、より好ましくは8%以上であり、よりいっそう好ましくは10%以上であり、最も好ましくは15%以上である。ただし比率(T2/T1)が20%を超えると、抵抗低減効果が飽和している。したがって、比率(T2/T1)は、好ましくは20%以下である。
今回開示された実施形態および実施例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 黒鉛粒子、2 酸化珪素(SiO)粒子、3 無機酸化物粒子、10 正極、11 正極活物質層、13,23 集電体、20 負極、21 第1層、22 第2層、30 セパレータ、50 電極群、60 電解液、90 筐体、100 電池(リチウムイオン二次電池)。

Claims (1)

  1. 正極、
    負極および
    電解液
    を備え、
    前記負極は、集電体、第1層および第2層を備え、
    前記第1層は、前記集電体の表面に配置されており、
    前記第2層は、前記第1層に積層されており、
    前記第1層は、黒鉛粒子および酸化珪素粒子を備え、
    前記第2層は、無機酸化物粒子を備え、
    前記無機酸化物粒子は、前記酸化珪素粒子と異なり、
    前記第1層の表層に隙間があり、
    前記隙間に、前記第2層の一部が介在している、
    リチウムイオン二次電池。
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