JP2018060413A - ゴム材料モデルの作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 結合点数が異なるゴム材料モデルを短時間で作成する。
【解決手段】 マトリックスゴムと、マトリックスゴム中に配置されたフィラーとを含むゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法である。この作成方法は、マトリックスゴムモデル3Mの第1要素F(i)及びフィラーモデル4Mの第2要素G(i)が隣接する界面部11において、第1節点7と第2節点17とが互いに共有されない状態で、第1要素F(i)及び第2要素G(i)を配置し、界面部11で隣接する第1要素F(i)と第2要素G(i)とのペア12の少なくとも1つに、互いの接触を無視しうる条件を定義する一方、第1要素F(i)と第2要素G(i)との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素H(i)を定義する。
【選択図】図8
【解決手段】 マトリックスゴムと、マトリックスゴム中に配置されたフィラーとを含むゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法である。この作成方法は、マトリックスゴムモデル3Mの第1要素F(i)及びフィラーモデル4Mの第2要素G(i)が隣接する界面部11において、第1節点7と第2節点17とが互いに共有されない状態で、第1要素F(i)及び第2要素G(i)を配置し、界面部11で隣接する第1要素F(i)と第2要素G(i)とのペア12の少なくとも1つに、互いの接触を無視しうる条件を定義する一方、第1要素F(i)と第2要素G(i)との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素H(i)を定義する。
【選択図】図8
Description
本発明は、マトリックスゴムと、マトリックスゴム中に配置されたフィラーとを含むゴム材料の有限要素モデルを作成するための方法に関する。
近年、有限要素法を用いたコンピュータシミュレーションが種々行われている。これらのシミュレーションでは、解析対象物が、コンピュータで取り扱い可能な有限個の要素で離散化された有限要素モデルが用いられている。
有限要素法を用いたシミュレーションは、機械的な構造物のみならず、ゴム材料等の開発にも用いられている(例えば、下記特許文献1参照)。下記特許文献1では、ゴム材料を離散化したゴム材料モデルが作成されている。ゴム材料モデルは、第1節点を有する複数個の第1要素を用いてマトリックスゴムを離散化したマトリックスゴムモデルと、第2節点を有する複数個の第2要素を用いてフィラーを離散化したフィラーモデルとを含んで構成されている。第1要素及び第2要素が隣接する界面部では、第1節点と第2節点とが共有して設けられている。
ゴム材料は、カップリング剤を介したマトリックスゴムとフィラーとの結合点数に応じて、異なる性能を発揮する。このため、ゴム材料の開発には、結合点数の異なる複数のゴム材料モデルを作成して、それらの性能を評価することが重要である。
上記のゴム材料モデルは、第1節点と第2節点とが共有する節点の個数を異ならせることで、結合点数が異なるゴム材料を再現することができる。しかしながら、結合点数が異なるゴム材料モデルを作成するには、共有する節点の個数がそれぞれ異なるように、マトリックスゴム及びフィラーを離散化する必要がある。このため、結合点数が異なるゴム材料モデルを、短時間で作成することが難しいという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、結合点数が異なるゴム材料モデルを短時間で作成することができる方法を提供することを主たる目的としている。
本発明は、マトリックスゴムと、前記マトリックスゴム中に配置されたフィラーとを含むゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、前記コンピュータに、前記ゴム材料を離散化したゴム材料モデルを入力する工程を含み、前記工程は、第1節点を有する複数個の第1要素を用いて、前記マトリックスゴムを離散化したマトリックスゴムモデルと、第2節点を有する複数個の第2要素を用いて、前記フィラーを離散化したフィラーモデルとを定義する定義工程を含み、前記定義工程は、前記第1要素及び前記第2要素が隣接する界面部において、前記第1節点と前記第2節点とが互いに共有されない状態で、前記第1要素及び前記第2要素を配置し、前記工程は、さらに、前記界面部で隣接する前記第1要素と前記第2要素とのペアの少なくとも1つに、互いの接触を無視しうる条件を定義する一方、前記第1要素と前記第2要素との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素を定義する工程をさらに含むことを特徴とする。
本発明は、マトリックスゴムと、前記マトリックスゴム中に配置されたフィラーとを含むゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、前記コンピュータに、前記ゴム材料を離散化したゴム材料モデルを入力する工程を含み、前記工程は、第1節点を有する複数個の第1要素を用いて、前記マトリックスゴムを離散化したマトリックスゴムモデルと、第2節点を有する複数個の第2要素を用いて、前記フィラーを離散化したフィラーモデルとを定義する定義工程を含み、前記定義工程は、前記第1要素及び前記第2要素が隣接する界面部において、前記第1節点と前記第2節点とを互いに共有させずに、かつ、前記第1要素及び前記第2要素が互いに重複しないように、前記第1要素及び前記第2要素を配置し、前記工程は、さらに、前記界面部で隣接する前記第1要素と前記第2要素とのペアの少なくとも1つに、前記第1要素と前記第2要素との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素を定義する工程をさらに含むことを特徴とする。
本発明に係る前記ゴム材料モデルの作成方法において、前記定義工程は、前記第1要素と前記第2要素との間に、互いの貫入を防ぐ接触を定義する工程を含むのが望ましい。
本発明に係る前記ゴム材料モデルの作成方法において、前記第3要素は、前記第1要素に関連付けられた第3節点と、前記第2要素に関連付けられた第4節点とを有するのが望ましい。
本発明に係る前記ゴム材料モデルの作成方法において、前記第3節点は、前記第1要素の重心に位置するのが望ましい。
本発明に係る前記ゴム材料モデルの作成方法において、前記第4節点は、前記第2要素の重心に位置するのが望ましい。
本発明に係る前記ゴム材料モデルの作成方法において、前記第3要素は、線要素、平面要素、又は、ソリッド要素であるのが望ましい。
本発明に係る前記ゴム材料モデルの作成方法において、前記第3要素は、一つの辺からなる線要素であり、前記辺は、前記界面部の前記第2要素の辺に対して直角に配置されているのが望ましい。
本願の第1発明のゴム材料モデルの作成方法は、マトリックスゴムモデルの第1要素、及び、フィラーモデルの第2要素が隣接する界面部において、第1節点と第2節点とが互いに共有されない状態で、第1要素及び第2要素を配置している。界面部で隣接する第1要素と第2要素とのペアの少なくとも1つには、互いの接触を無視しうる条件が定義される一方、第1要素と第2要素との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素が定義される。
このような本願の第1発明は、第1節点と第2節点とを共有を考慮する必要がないため、求められる計算精度に応じて、第1要素及び第2要素を任意の大きさに設定することができる。さらに、ゴム材料モデルは、第1節点と第2節点とが互いに共有されていなくても、第1要素と第2要素とが隣接する界面部に定義された第3要素により、界面部で作用する力や変位が正確に伝達されうる。従って、本願の第1発明は、変形シミュレーションでの計算精度を維持することができる。しかも、本願の第1発明は、互いの接触を無視しうる条件が定義されているため、第1要素と第2要素とが重複しても、重複に起因する計算落ちを防ぐことができる。
本願の第1発明は、第3要素の個数を異ならせることにより、マトリックスゴム及びフィラーを再度離散化することなく、結合点数が異なる複数のゴム材料モデルを作成することができる。これにより、本発明のゴム材料モデルの作成方法は、例えば、第1節点と第2節点とが共有する節点の個数がそれぞれ異なるように、マトリックスゴム及びフィラーを再度離散化する必要がないため、結合点数が異なるゴム材料モデルを短時間で作成することができる。
本願の第2発明のゴム材料モデルの作成方法は、マトリックスゴムモデルの第1要素、及び、フィラーモデルの第2要素が隣接する界面部において、第1節点と第2節点とを互いに共有させずに、かつ、第1要素及び第2要素が互いに重複しないように、第1要素及び第2要素を配置している。界面部で隣接する第1要素と第2要素とのペアの少なくとも1つには、第1要素と第2要素との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素が定義される。
このような本願の第2発明は、第1節点と第2節点とを共有を考慮する必要がないため、求められる計算精度に応じて、第1要素及び第2要素を任意の大きさに設定することができる。さらに、ゴム材料モデルは、第1節点と第2節点とが互いに共有されていなくても、第1要素と第2要素とが隣接する界面部に定義された第3要素により、界面部で作用する力や変位が正確に伝達されうる。従って、本願の第1発明は、変形シミュレーションでの計算精度を維持することができる。
本願の第2発明は、第3要素の個数を異ならせることにより、マトリックスゴム及びフィラーを再度離散化することなく、結合点数が異なる複数のゴム材料モデルを作成することができる。これにより、本発明のゴム材料モデルの作成方法は、例えば、第1節点と第2節点とが共有する節点の個数がそれぞれ異なるように、マトリックスゴム及びフィラーを再度離散化する必要がないため、結合点数が異なるゴム材料モデルを短時間で作成することができる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態のゴム材料モデルの作成方法(以下、単に「作成方法」ということがある)は、ゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法である。
本実施形態のゴム材料モデルの作成方法(以下、単に「作成方法」ということがある)は、ゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法である。
有限要素モデルは、メッシュモデル等とも呼ばれている。このような有限要素モデルは、コンピュータを用いて作成され、変形シミュレーション等に利用される。有限要素モデルは、二次元又は三次元の座標系に従って作成される。本実施形態では、有限要素モデルの二次元モデルとして、X方向及びY方向の二次元座標系に定義される。
図1は、本実施形態の作成方法を実行するためのコンピュータの一例を示す斜視図である。コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c及びディスプレイ装置1dを含んで構成されている。本体1aには、例えば、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリ、磁気ディスクなどの記憶装置、及び、ディスクドライブ装置1a1、1a2が設けられている。また、記憶装置には、本実施形態の作成方法を実行するためのソフトウェアが予め記憶されている。本実施形態のソフトウェアとしては、汎用のメッシュ化ソフトウェア(例えば、ANSYS社の「ICEM CFD」)等が用いられる。
図2は、ゴム材料2の一例を示す部分断面図である。ゴム材料2は、マトリックスゴム3と、マトリックスゴム3中に配置されたフィラー4とを含んでいる。マトリックスゴム3としては、天然ゴムやブタジエンゴム等が例示される。フィラー4は、シリカである場合が例示される。なお、フィラー4は、カーボンブラックやその他の充填剤が、単独で又は組み合わされても良い。
ゴム材料2は、カップリング剤(図示省略)を介したマトリックスゴム3とフィラー4との結合点数に応じて、異なる性能を発揮する。このため、ゴム材料2の開発には、結合点数の異なる複数のゴム材料モデルを作成して、それらの性能を評価することが重要である。本実施形態の作成方法では、結合点数が異なる複数のゴム材料モデルが作成される。図3は、ゴム材料モデルの作成方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。本実施形態の作成方法では、ゴム材料の有限要素モデル(以下、単に「ゴム材料モデル」ということがある。)を用いた変形シミュレーションも併せて説明される。
本実施形態の作成方法では、先ず、コンピュータに、ゴム材料2を離散化したゴム材料モデルが入力される(モデル作成工程S1)。図4は、本実施形態のモデル作成工程S1の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のモデル作成工程S1は、先ず、マトリックスゴムモデル及びフィラーモデルが定義される(定義工程S11)。図5は、定義工程S11の処理手順の一例を示すフローチャートである。図6は、マトリックスゴムモデル3M及びフィラーモデル4Mを視覚化して示す平面図である。図7は、図6の部分拡大図である。
本実施形態の定義工程S11は、マトリックスゴムモデルを定義する工程S111、及び、フィラーモデルを定義する工程S112が行われる。工程S111及び工程S112は、同時に行われてもよい。工程S111及び工程S112が行われる順番については、適宜変更することができる。
工程S111では、コンピュータ1に、マトリックスゴム3を第1要素F(i)(i=1、2、…)でモデル化したマトリックスゴムモデル3Mが入力される。マトリックスゴムモデル3Mは、図2に示したゴム材料2中のマトリックスゴム3が占めている空間を、複数個の第1要素F(i)を用いて離散化することで定義される。マトリックスゴム3の空間は、例えば、実際のゴム材料2(図2に示す)の顕微鏡画像などに、公知の画像処理を施すことで特定することができる。
図7に示されるように、第1要素F(i)は、有限要素法により取り扱い可能なものである。本実施形態の第1要素F(i)は、平面要素として設定される。平面要素としては、例えば、四辺形要素又は三角形要素等の多角形要素が好適に用いられる。なお、ゴム材料モデル2M(図10に示す)が三次元モデルとして設定される場合、第1要素F(i)は、ソリッド要素(例えば、4面体ソリッド要素、5面体ソリッド要素、又は、6面体ソリッド要素)として定義される。
第1要素F(i)は、複数の第1節点7と、第1節点7、7間を接続する辺8とを有している。第1要素F(i)には、第1節点7の番号、及び、第1節点7の座標値が設定される。さらに、各第1要素F(i)には、図2に示したマトリックスゴム3の物性値に基づいた弾性率や減衰係数などの物理量が入力される。これらの物理量は、後述するゴム材料モデル2M(図10に示す)を用いた変形シミュレーション等において利用される。マトリックスゴムモデル3Mは、コンピュータ1に入力される。
工程S112では、コンピュータ1に、フィラー4(図2に示す)を第2要素G(i)(i=1、2、…)でモデル化したフィラーモデル4Mが入力される。図6に示されるように、フィラーモデル4Mは、図2に示したゴム材料2中のフィラー4が占めている空間を、複数個の第2要素G(i)を用いて離散化することで定義される。フィラー4の空間の特定には、マトリックスゴム3(図2に示す)の空間を特定する方法と同一の方法が採用される。フィラーモデル4Mは、第1要素F(i)及び第2要素G(i)が隣接する界面部11を介して、マトリックスゴムモデル3Mに隣接して配置されている。
図7に示されるように、第2要素G(i)は、第1要素F(i)と同様に、有限要素法により取り扱い可能なものである。また、本実施形態の第2要素G(i)は、上述の平面要素として設定される。なお、ゴム材料モデル2M(図10に示す)が三次元モデルとして設定される場合、第2要素G(i)は、上述のソリッド要素として定義されるのが望ましい。
図7に示されるように、第2要素G(i)は、複数の第2節点17と、第2節点17、17間を接続する辺18を有している。第2要素G(i)には、第2節点17の番号、及び、第2節点17の座標値が設定される。さらに、各第2要素G(i)には、図2に示したフィラー4の物性値に基づいた弾性率や減衰係数などの物理量が入力される。フィラーモデル4Mは、コンピュータ1に入力される。
本実施形態の定義工程S11は、界面部11において、第1節点7と第2節点17とが互いに共有されない状態で、第1要素F(i)及び第2要素G(i)が配置されている。これにより、本実施形態の作成方法では、第1要素F(i)及び第2要素G(i)を任意の大きさに設定することができる。フィラーモデル4Mは、後述するゴム材料モデル2M(図10に示す)を用いた変形シミュレーションにおいて、マトリックスゴムモデル3Mよりも変形量が小さくなるような物理量が定義されている。このため、第2要素G(i)は、第1要素F(i)に比べて大きく設定することができる。これにより、第2要素G(i)の第2節点17の個数を少なくできるため、後述の変形シミュレーションにおいて、計算時間を短縮することができる。他方、第1要素F(i)は、第2要素G(i)に比べて小さく設定されるため、変形量が大きくなるマトリックスゴム3の変形を精度よく計算することができる。
次に、本実施形態のモデル作成工程S1は、一つの結合点数が選択される(工程S12)。工程S12では、ゴム材料モデル2M(図10に示す)で再現したいゴム材料2の結合点数が複数設定されている場合、任意の結合点数が選択される。選択された結合点数は、コンピュータ1に記憶される。
次に、本実施形態のモデル作成工程S1は、第1要素F(i)と第2要素G(i)とを関連付ける第3要素が定義される(工程S13)。図8は、マトリックスゴムモデル3M及びフィラーモデル4Mに定義された第3要素H(i)の拡大図である。
本実施形態の工程S13では、界面部11で隣接する第1要素F(i)と第2要素G(i)とのペア12の少なくとも1つに、第3要素H(i)(i=1、2、…)が定義される。さらに、工程S13では、第1要素F(i)と第2要素G(i)との互いの接触を無視しうる条件が定義される。
互いの接触を無視しうる条件とは、第1要素F(i)と第2要素G(i)とが、互いにすり抜け可能な境界条件である。本実施形態では、全てのペア12に、互いの接触を無視しうる条件が定義される。境界条件は、コンピュータ1に記憶される。
第3要素H(i)は、第1要素F(i)と第2要素G(i)との接近及び離間を拘束するように関連付けるものである。本実施形態の第3要素H(i)は、例えば、一つの辺21からなる線要素として定義される。線要素は、有限要素法により取り扱い可能な1次元要素である。このような第3要素H(i)は、長手方向の引張や圧縮の計算に用いることができる。
第3要素H(i)は、第3節点23、第4節点24、及び、第3節点23と第4節点24との間をのびる一つの辺21を有している。本実施形態の第3要素H(i)は、第1要素F(i)及び第2要素G(i)が隣接する界面部11を跨って配置されている。
本実施形態の第3節点23は、第1要素F(i)に関連付けられている。本実施形態において、第3節点23の第1要素F(i)への関連付けは、第1要素F(i)に対する第3節点23の幾何学的な位置に基づいて、第3節点23の重み係数が決定されることで行われる。図9は、図8の拡大図である。
重み係数は、第3節点23から、その周囲の第1要素F(i)の各第1節点7a〜7dまでの距離と反比例の関係がある。第3節点23は、各第1節点7a〜7dのうち、第3節点23に近い第1節点7a〜7dに大きな影響力を受ける。このような重み係数により、第3節点23は、第1要素F(i)によって自由度が拘束される。
第3節点23は、第1要素F(i)の重心9に位置するように設定されるのが望ましい。これにより、第3節点23は、第1要素F(i)の各第1節点7a〜7dに対する影響力が均一になるため、後述する変形シミュレーションで大きな変形が計算される第1要素F(i)に、安定して関連付けられる。
本実施形態の第4節点24は、第2要素G(i)に関連付けられている。本実施形態において、第4節点24の第2要素G(i)への関連付けは、第3節点23の第1要素F(i)への関連付けと同様に、第2要素G(i)に対する第4節点24の幾何学的な位置に基づいて、第4節点24の重み係数が決定されることで行われる。これにより、第4節点24は、第2要素G(i)によって自由度が拘束される。第4節点24は、第2要素G(i)の重心10に位置するように設定されてもよい。これにより、第4節点24は、第2要素G(i)の各第2節点17a〜17dに対する影響力が均一になるため、後述する変形シミュレーションで大きな変形が計算される第2要素G(i)に、安定して関連付けられる。
第3要素H(i)には、第3節点23及び第4節点24の番号、及び、第3節点23及び第4節点24の座標値が設定される。また、第3要素H(i)には、例えば、ゴム材料を用いた実験や、分子シミュレーションの計算結果等に基づいて、弾性率や減衰係数などの物理量が入力される。第3要素H(i)は、コンピュータ1に入力される。
このように、第3要素H(i)は、第3節点23の第1要素F(i)への関連付け、第4節点24の第2要素G(i)への関連付け、及び、弾性率や減衰係数などの物理量の定義により、図8に示されるように、界面部11で隣接する第1要素F(i)と第2要素G(i)とのペア12に、第1要素F(i)と第2要素G(i)との接近及び離間を拘束するように関連付けられる。これにより、マトリックスゴムモデル3Mとフィラーモデル4Mとが拘束されたゴム材料モデル2Mが作成される。ゴム材料モデル2Mは、コンピュータ1に記憶される。図10は、本実施形態のゴム材料モデル2Mを視覚化して示す図である。
ゴム材料モデル2Mは、マトリックスゴムモデル3Mの第1節点7とフィラーモデル4Mの第2節点17とが互いに共有されていなくても、第1要素F(i)と第2要素G(i)とが隣接する界面部11に定義された第3要素H(i)により、界面部11で作用する力や変位が正確に伝達されうる。従って、本実施形態のゴム材料モデル2Mは、後述の変形シミュレーションでの計算精度を維持することができる。
図8及び図10に示される本実施形態のゴム材料モデル2Mは、界面部11で隣接する第1要素F(i)と第2要素G(i)との全てのペア12のうち、複数のペア12に第3要素H(i)が定義されている。本実施形態では、界面部11に沿って配置される全ての第1要素F(i)について、第1要素F(i)に隣接する第2要素G(i)とのペア12(100%のペア)に、第3要素H(i)が定義されている。なお、第3要素H(i)の定義は、このような態様に限定されない。例えば、界面部11に沿って配置される全ての第1要素F(i)のうち、一部の第1要素F(i)に隣接する第2要素G(i)とのペア12に、第3要素H(i)が定義されてもよい。図11は、50%のペア12に第3要素が定義されたゴム材料モデルの平面図である。図12は、30%のペア12に第3要素が定義されたゴム材料モデルの図である。
本実施形態において、第3要素H(i)の個数は、工程S12で選択された結合点数に基づいて設定される。図11及び図12に示されるように、第3要素H(i)の個数が少ないゴム材料モデル2Mは、マトリックスゴム3とフィラー4との結合点数が少ないゴム材料2を再現することができる。図8に示されるように、第3要素H(i)の個数が多いゴム材料モデル2Mは、結合点数が多いゴム材料2を再現することができる。従って、本実施形態では、結合点数に基づいたゴム材料モデル2Mが作成される。
図11に示されるように、界面部11で隣接する第1要素F(i)と第2要素G(i)との全てのペア12のうち、一部のペア12に第3要素H(i)が設けられる場合、界面部11に沿って配置される第1要素F(i)を基準として、第3要素H(i)が等間隔に隔設されてもよい。即ち、界面部11に沿って隣り合う一対の第3要素H(i)、H(i)間において、第3要素H(i)で関連付けられていない第1要素F(i)の個数が同一(図11の例では、1個)に設定されてもよい。これにより、マトリックスゴムモデル3M及びフィラーモデル4Mが、界面部11に沿って万遍なく拘束されるため、界面部11で作用する力や変位が均一に伝達されうる。また、カップリング剤の偏りを反映させるように、第3要素H(i)が配置されてもよい。これにより、シミュレーション精度を向上しうる。
図9に示されるように、第3要素H(i)の辺21は、界面部11の第2要素G(i)の辺18に対して直角に配置されるのが望ましい。これにより、第3要素H(i)は、フィラーモデル4M(第2要素G(i))から伝達される力及び変位の方向に沿って、その力や変位をマトリックスゴムモデル3Mに伝達することができる。従って、本実施形態のゴム材料モデル2Mは、後述の変形シミュレーションでの計算精度を維持することができる。
次に、本実施形態のモデル作成工程S1は、結合点数が異なる全てのゴム材料モデル2Mが作成されたか否かが判断される(工程S14)。工程S14において、結合点数が異なる全てのゴム材料モデル2Mが作成されたと判断された場合(工程S14において、「Y」)、次の工程S2(図3に示す)が実施される。他方、結合点数が異なる全てのゴム材料モデル2Mが作成されていないと判断された場合(工程S14において、「N」)、他の結合点数を選択して(工程S15)、工程S11〜工程S14が再度実施される。これにより、本実施形態の作成方法は、例えば、図8、図11及び図12に示されるように、結合点数が異なる複数のゴム材料モデル2Mを作成することができる。
このように、本実施形態の作成方法では、第3要素H(i)の個数を異ならせることにより、マトリックスゴム3及びフィラー4を再度離散化することなく、結合点数が異なる複数のゴム材料モデル2Mを作成することができる。従って、本発明の作成方法は、例えば、第1節点7と第2節点17とが共有する節点の個数がそれぞれ異なるように、マトリックスゴム3及びフィラー4を離散化する必要がないため、結合点数が異なるゴム材料モデル2Mを短時間で作成することができる。
次に、本実施形態の作成方法では、ゴム材料モデル2Mを用いた変形シミュレーションが実施される(工程S2)。本実施形態の工程S2では、結合点数が異なる全てのゴム材料モデル2Mについて、変形シミュレーションが実施される。工程S2では、図10に示されるように、ゴム材料モデル2MのY方向の端面15の変位が拘束され、予め定められた歪み(例えば、X方向への任意の歪み速度V)に基づいて、X方向に引張されたゴム材料モデル2Mが計算される。本実施形態のゴム材料モデル2Mは、1%〜5%程度伸長される。
ゴム材料モデル2Mの変形計算は、従来の方法と同様に、市販の有限要素解析アプリケーションソフト(例えば、ANSYS社の「LS-DYNA」)を用いて、単位時間Tx(x=0、1、…)ごと(例えば、1μ秒ごと)に行われる。
本実施形態のゴム材料モデル2Mは、第1要素F(i)と第2要素G(i)とが隣接する界面部11に定義された第3要素H(i)により、界面部11で作用する力や変位が正確に伝達される。さらに、本実施形態では、第1要素F(i)と第2要素G(i)との互いの接触を無視しうる条件が定義されているため、第3要素H(i)のみによって、界面部11で作用する力や変位が伝達される。さらに、接触を無視しうる条件により、第1要素と第2要素とが重複しても、重複に起因する計算落ちを防ぐことができる。従って、工程S2では、結合点数が異なる全てのゴム材料モデル2Mについて、精度の高いシミュレーション結果を得ることができる。
次に、本実施形態のシミュレーション方法では、ゴム材料モデル2Mの性能が、良好か否かが判断される(工程S3)。工程S3では、結合点数が異なるゴム材料モデル2Mについて計算された物理量に基づいて、それらの性能が評価される。
工程S3において、ゴム材料モデル2Mの性能が良好であると判断された場合(工程S3で、「Y」)、性能が良好なゴム材料モデル2Mに基づいて、ゴム材料2が製造される(工程S4)。他方、ゴム材料2の性能が良好でないと判断された場合(工程S3で、「N」)、ゴム材料2の配合等を変更し(工程S5)、工程S1〜工程S3が再度実施される。これにより、本実施形態の作成方法は、高い性能を有するゴム材料2を確実に製造することができる。
本実施形態では、第1要素F(i)と第2要素G(i)とのペア12に、1つの第3要素H(i)が設けられたが、このような態様に限定されない。例えば、第1要素F(i)と第2要素G(i)とのペア12に、複数の第3要素H(i)が設けられてもよい。これにより、第3要素H(i)は、第1要素F(i)と第2要素G(i)とを強固に関連付けることができる。
本実施形態の第3要素H(i)は、線要素として定義されるものが例示されたが、このような態様に限定されない。第3要素H(i)は、例えば、平面要素として定義されてもよい。また、ゴム材料モデル2Mが三次元モデルとして設定される場合、第3要素H(i)は、ソリッド要素として定義されてもよい。このような第3要素H(i)は、線要素に比べて多くの第3節点23及び第4節点24が設けられているため、第1要素F(i)と第2要素G(i)とを強固に関連付けることができる。
これまでの実施形態では、モデル作成工程S1の工程S13において、第1要素F(i)と第2要素G(i)との互いの接触を無視しうる条件が定義されたが、このような態様に限定されない。例えば、定義工程S11において、第1節点7と第2節点17とを互いに共有させずに、かつ、第1要素F(i)及び第2要素G(i)が互いに重複しないように、第1要素F(i)及び第2要素G(i)を配置されてもよい。この場合、第1要素F(i)と第2要素G(i)との間に、互いの貫入を防ぐ接触を定義することができる。このような接触が定義されることにより、マトリックスゴムモデル3Mとフィラーモデル4Mとの間で作用する力や変位が、第3要素H(i)だけでなく、界面部11によって伝達されうる。しかも、第1要素F(i)及び第2要素G(i)は、互いに重複しないように配置されているため、接触条件が定義されていたとしても、計算落ちが生じるのを防ぐことができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図3に示した処理手順に従って、マトリックスゴムモデルとフィラーモデルとを含むゴム材料モデルが作成された(実施例、比較例)。
実施例では、図4及び図5に示した手順に従って、マトリックスゴムモデルの第1要素及びフィラーモデルの第2要素が隣接する界面部において、第1節点と第2節点とが互いに共有されない状態で、第1要素及び第2要素が配置された。そして、実施例では、第1要素と第2要素とのペアの少なくとも1つに、互いの接触を無視しうる条件を定義する一方、第1要素と第2要素との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素が定義された。
他方、比較例のゴム材料モデルは、第1要素及び第2要素が隣接する界面部において、第1節点と第2節点とが共有して設けられた。そして、実施例のゴム材料モデル、及び、比較例のゴム材料モデルを伸長(X軸方向に2%)させる変形シミュレーションが実施された。図13は、実施例のゴム材料モデルの歪分布を示す図である。図14は、比較例のゴム材料モデルの歪分布を示す図である。
テストの結果、実施例のゴム材料モデルの歪分布と、比較例のゴム材料モデルの歪分布とは、ほぼ同一であることが確認できた。従って、実施例のゴム材料モデルは、第1節点と第2節点とが互いに共有されていなくても、変形シミュレーションでの計算精度を維持しうることが確認できた。
また、実施例では、結合点数が異なるゴム材料モデルが作成され、変形シミュレーションが実施された。図11は、50%のペアに第3要素が定義されたゴム材料モデルの図であり、図12は、30%のペアに第3要素が定義されたゴム材料モデルの図である。図15は、図11のゴム材料モデルの歪分布を示す図である。図16は、図12のゴム材料モデルの歪分布を示す図である。
図8、図11及び図12に示されるように、実施例では、第3要素の個数を異ならせることにより、結合点数が異なるゴム材料モデルを作成することができた。図15及び図16に示されるように、結合点数に応じたゴム材料モデルの歪分布を計算できることが確認できた。他方、比較例において、図8、図11及び図12に示した結合点数を有するゴム材料モデルを作成した場合、実施例の1.5倍の時間を要した。従って、実施例の作成方法は、結合点数が異なるゴム材料モデルを短時間で作成しうることが確認できた。
3M マトリックスゴムモデル
4M フィラーモデル
11 界面部
F(i) 第1要素
G(i) 第2要素
H(i) 第3要素
4M フィラーモデル
11 界面部
F(i) 第1要素
G(i) 第2要素
H(i) 第3要素
Claims (8)
- マトリックスゴムと、前記マトリックスゴム中に配置されたフィラーとを含むゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、
前記コンピュータに、前記ゴム材料を離散化したゴム材料モデルを入力する工程を含み、
前記工程は、第1節点を有する複数個の第1要素を用いて、前記マトリックスゴムを離散化したマトリックスゴムモデルと、第2節点を有する複数個の第2要素を用いて、前記フィラーを離散化したフィラーモデルとを定義する定義工程を含み、
前記定義工程は、前記第1要素及び前記第2要素が隣接する界面部において、前記第1節点と前記第2節点とが互いに共有されない状態で、前記第1要素及び前記第2要素を配置し、
前記工程は、さらに、前記界面部で隣接する前記第1要素と前記第2要素とのペアの少なくとも1つに、互いの接触を無視しうる条件を定義する一方、前記第1要素と前記第2要素との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素を定義する工程をさらに含むことを特徴とするゴム材料モデルの作成方法。 - マトリックスゴムと、前記マトリックスゴム中に配置されたフィラーとを含むゴム材料の有限要素モデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、
前記コンピュータに、前記ゴム材料を離散化したゴム材料モデルを入力する工程を含み、
前記工程は、第1節点を有する複数個の第1要素を用いて、前記マトリックスゴムを離散化したマトリックスゴムモデルと、第2節点を有する複数個の第2要素を用いて、前記フィラーを離散化したフィラーモデルとを定義する定義工程を含み、
前記定義工程は、前記第1要素及び前記第2要素が隣接する界面部において、前記第1節点と前記第2節点とを互いに共有させずに、かつ、前記第1要素及び前記第2要素が互いに重複しないように、前記第1要素及び前記第2要素を配置し、
前記工程は、さらに、前記界面部で隣接する前記第1要素と前記第2要素とのペアの少なくとも1つに、前記第1要素と前記第2要素との接近及び離間を拘束するように関連付ける第3要素を定義する工程をさらに含むことを特徴とするゴム材料モデルの作成方法。 - 前記定義工程は、前記第1要素と前記第2要素との間に、互いの貫入を防ぐ接触を定義する工程を含む請求項2記載のゴム材料モデルの作成方法。
- 前記第3要素は、前記第1要素に関連付けられた第3節点と、前記第2要素に関連付けられた第4節点とを有する請求項1乃至3のいずれかに記載のゴム材料モデルの作成方法。
- 前記第3節点は、前記第1要素の重心に位置する請求項4記載のゴム材料モデルの作成方法。
- 前記第4節点は、前記第2要素の重心に位置する請求項4又は5記載のゴム材料モデルの作成方法。
- 前記第3要素は、線要素、平面要素、又は、ソリッド要素である請求項1乃至6のいずれかに記載のゴム材料モデルの作成方法。
- 前記第3要素は、一つの辺からなる線要素であり、前記辺は、前記界面部の前記第2要素の辺に対して直角に配置されている請求項1乃至7のいずれかに記載のゴム材料モデルの作成方法。
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JP2016198315A JP2018060413A (ja) | 2016-10-06 | 2016-10-06 | ゴム材料モデルの作成方法 |
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JP2020016524A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | Toyo Tire株式会社 | 複数の粒子から成る凝集体モデルを生成する方法、システム及びプログラム |
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2016
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