JP2018057148A - 振動子、圧電アクチュエーター、圧電モーター、ロボット、電子部品搬送装置およびプリンター - Google Patents

振動子、圧電アクチュエーター、圧電モーター、ロボット、電子部品搬送装置およびプリンター Download PDF

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Abstract

【課題】優れた接合強度を有する振動子、この振動子を備える圧電アクチュエーター、圧電モーター、ロボット、電子部品搬送装置およびプリンターを提供する。【解決手段】振動子は、基部と、電極を備えている圧電素子と、前記基部と前記圧電素子が備える電極との間に配置され、前記基部と前記圧電素子とを接着している接着剤と、前記圧電素子が備える電極と電気的に繋がっている端子部と、を有し、前記圧電素子が備える電極は、前記接着剤との接合面に金を含まない部分を備え、前記端子部の表面は、金を含んでいる部分を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、振動子、圧電アクチュエーター、圧電モーター、ロボット、電子部品搬送装置およびプリンターに関するものである。
例えば、特許文献1には、表面に金めっき層が設けられた第1部材(LDチップ)と、表面に金メッキ層が設けられた第2部材(ヒートシンク)とを半田材を介して接合してなる構造体が開示されている。
特開2004−174594号公報
このような構成では、第1、第2部材の表面にそれぞれ金メッキ層が設けられていることから、例えば、半田材に替えて有機系の接着剤を介して第1部材と第2部材とを接合する場合、これらを強固に接合することが困難となる。
本発明の目的は、優れた接合強度を有する振動子、この振動子を備える圧電アクチュエーター、圧電モーター、ロボット、電子部品搬送装置およびプリンターを提供することにある。
上記目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の振動子は、基部と、
電極を備えている圧電素子と、
前記基部と前記圧電素子が備える電極との間に配置され、前記基部と前記圧電素子とを接着している接着剤と、
前記圧電素子が備える電極と電気的に繋がっている端子部と、を有し、
前記圧電素子が備える電極は、前記接着剤との接合面に金を含まない部分を備え、
前記端子部の表面は、金を含んでいる部分を備えることを特徴とする。
このように、電極の接着剤との接合面に金(Au)が含まれていないことで、例えば、金が含まれている場合と比較して、電極と接着剤との接合強度を高くすることができる。そのため、優れた接合強度を有する振動子が得られる。
本発明の振動子では、前記基部は、前記接着剤との間に配置されている電極を備え、
前記基部が備える電極の面積は、前記圧電素子が備える電極の面積よりも小さいことが好ましい。
これにより、接着剤と基部との接合面積を大きくすることができ、接着剤と基部との接合強度を高めることができる。
本発明の振動子では、前記基部を支持している支持部を有し、
前記支持部に前記端子部が配置されていることが好ましい。
これにより、端子部の配置が容易となる。
本発明の振動子では、前記振動子を振動させたとき、前記基部の振幅は、前記支持部の振幅よりも大きいことが好ましい。
これにより、端子部の破損を抑制することができる。
本発明の振動子では、前記圧電素子が備える電極は、前記接着剤との接合面よりも前記圧電素子側に金を含んでいることが好ましい。
これにより、電極の内部に金を含んでいても、接着剤と基部との接合強度を高めることができる。
本発明の振動子では、前記接着剤は、有機成分を含んでいることが好ましい。
これにより、本発明により適した接着剤となると共に、接着剤の構成が簡単なものとなる。
本発明の振動子では、前記端子部に接着剤を介して接着されている配線基板を有していることが好ましい。
このように、配線基板を有することで、外部との電気的な接続が容易となる。
本発明の振動子では、前記配線基板は、前記端子部と電気的に繋がっている配線を有し、
前記配線の表面には金が含まれていることが好ましい。
これにより、配線の電気抵抗を小さくすることができる。
本発明の圧電アクチュエーターは、本発明の振動子と、
前記振動子に配置されている凸部と、を有することを特徴とする。
これにより、上述した振動子の効果を享受することができ、信頼性の高い圧電アクチュエーターが得られる。
本発明の圧電モーターは、本発明の振動子を有することを特徴とする。
これにより、上述した振動子の効果を享受することができ、信頼性の高い圧電モーターが得られる。
本発明のロボットは、本発明の振動子を有することを特徴とする。
これにより、上述した振動子の効果を享受することができ、信頼性の高いロボットが得られる。
本発明の電子部品搬送装置は、本発明の振動子を有することを特徴とする。
これにより、上述した振動子の効果を享受することができ、信頼性の高い電子部品搬送装置が得られる。
本発明のプリンターは、本発明の振動子を有することを特徴とする。
これにより、上述した振動子の効果を享受することができ、信頼性の高いプリンターが得られる。
本発明の第1実施形態に係る圧電モーターの全体構成を示す概略図である。 図1に示す圧電モーターが備える圧電アクチュエーターの斜視図である。 振動子が有する第1基板の上面図である。 振動子が有する圧電素子および板間部の上面図である。 振動子が有する第2基板の上面図である。 振動子が有する第1基板の下面図である。 振動子が有する圧電素子および板間部の下面図である。 振動子が有する第2基板の下面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1中のB−B線断面図である。 図1中のC−C線断面図である。 第1電極および第2電極の拡大断面図である。 配線の構成を示す横断面図である。 配線の構成を示す横断面図である。 振動子の部分拡大斜視図である。 振動子の部分拡大断面図である。 振動子の部分拡大断面図である。 図2に示す圧電アクチュエーターが有する配線基板の平面図である。 図1に示す圧電モーターの駆動を説明する概略図である。 振動子の製造方法を示すフローチャートである。 振動子の製造方法を説明するための断面図である。 振動子の製造方法を説明するための断面図である。 振動子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュエーターの側面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧電モーターの平面図である。 図21に示す圧電モーターが有する圧電アクチュエーターを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るロボットの斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る電子部品搬送装置の斜視図である。 図24に示す電子部品搬送装置が有する電子部品保持部の斜視図である。 本発明の第6実施形態に係るプリンターの全体構成を示す概略図である。
以下、本発明の振動子、圧電アクチュエーター、圧電モーター、ロボット、電子部品搬送装置およびプリンターを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態に係る圧電モーターについて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧電モーターの全体構成を示す概略図である。図2は、図1に示す圧電モーターが備える圧電アクチュエーターの斜視図である。図3Aは、振動子が有する第1基板の上面図である。図3Bは、振動子が有する圧電素子および板間部の上面図である。図3Cは、振動子が有する第2基板の上面図である。図4Aは、振動子が有する第1基板の下面図である。図4Bは、振動子が有する圧電素子および板間部の下面図である。図4Cは、振動子が有する第2基板の下面図である。図5は、図1中のA−A線断面図である。図6は、図1中のB−B線断面図である。図7は、図1中のC−C線断面図である。図8は、第1電極および第2電極の拡大断面図である。図9および図10は、それぞれ、配線の構成を示す横断面図である。図11は、振動子の部分拡大斜視図である。図12および図13は、それぞれ、振動子の部分拡大断面図である。図14は、図2に示す圧電アクチュエーターが有する配線基板の平面図である。図15は、図1に示す圧電モーターの駆動を説明する概略図である。図16は、振動子の製造方法を示すフローチャートである。図17ないし図19は、それぞれ、振動子の製造方法を説明するための断面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図2中の上側を「上」とも言い、下側を「下」とも言う。また、圧電アクチュエーター(振動子)のローター側を「先端」とも言い、反対側を「基端」とも言う。
図1に示す圧電モーター200(超音波モーター)は、回動軸Oまわりに回転可能な被駆動部(従動部)としてのローター210と、ローター210の外周面211に当接する圧電アクチュエーター100(振動子1)と、を有している。このような圧電モーター200では、圧電アクチュエーター100(振動子1)を駆動(振動)させることで、ローター210を回動軸Oまわりに回転させることができる。なお、圧電モーター200の構成としては、図1の構成に限定されない。例えば、本実施形態では、被駆動部として回転移動するローター210を用いているが、被駆動部として直線移動するものを用いてもよい。
また、圧電アクチュエーター100は、振動子1と、振動子1に配置されている凸部110と、を有している。
図1ないし図7に示すように、振動子1は、基部としての振動板21と、圧電体42および圧電体42に配置されている電極としての第1電極41(第2電極43)を備え、第1電極41(第2電極43)を振動板21(振動板31)側に向けて振動板21に配置されている圧電素子4と、振動板21(振動板31)と圧電素子4が備える第1電極41(第2電極43)との間に配置され、振動板21(振動板31)と圧電素子4とを接着している接着剤6と、第1電極41(第2電極43)と電気的に繋がっている(導通している)端子部7と、を有し、第1電極41(第2電極43)は、接着剤6との接合面(すなわち、第1電極41の表面)に金(Au)を含まない部分を備え、端子部7の表面は、金(Au)を含んでいる部分を備えている。このような構成の振動子1によれば、第1電極41(第2電極43)が接着剤6との接合面に金(Au)を含んでいないことから、第1電極41(第2電極43)が接着剤6との接合面に金(Au)を含んでいる場合と比較して、接着剤6と接合し易く、その分、第1電極41(第2電極43)と接着剤6との接合強度を高めることができる。そのため、機械的強度に優れ、より破損し難い振動子1が得られる。以下、このような振動子1について詳細に説明する。
図1ないし図7に示すように、振動子1は、対向配置された第1基板2および第2基板3と、これら第1、第2基板2、3の間に位置し、接着剤6を介して接合された圧電素子4および板間部5と、第1基板2および第2基板3に配置された配線9と、端子部7と、配線基板8と、を有している。
図3Aおよび図4Aに示すように、第1基板2は、振動板21と、振動板21を支持する支持板22と、振動板21および支持板22を接続する一対の接続部23と、を有している。同様に、図3Cおよび図4Cに示すように、第2基板3は、振動板31と、振動板31を支持する支持板32と、振動板31および支持板32を接続する一対の接続部33と、を有している。第1基板2および第2基板3は、実質的に同じ形状および大きさを有しており、圧電素子4を介して振動板21、31が対向配置され、板間部5を介して支持板22、32が対向配置され、空隙を介して接続部23、33が対向配置されている。圧電素子4が振動することにより振動板21も振動するものであり、基部が振動領域を有すると言うことができる。なお、以下では、振動板21、圧電素子4および振動板31の積層体を「振動部11」とも言い、支持板22、板間部5および支持板32の積層体を「支持部12」とも言う。
このような第1基板2および第2基板3としては特に限定されないが、例えば、シリコン基板を用いることができる。第1基板2および第2基板3としてシリコン基板を用いることで、優れた加工精度(パターニング精度)を発揮することができる。また、振動子1の製造にシリコンウエハプロセス(MEMSプロセス)を用いることができ、振動子1を効率的に製造することができる。なお、図示しないが、第1基板2および第2基板3の表面には絶縁層が設けられている。例えば、第1基板2および第2基板3としてシリコン基板を用いる場合、絶縁層は、シリコン基板の表面を熱酸化して形成した酸化シリコンで構成することができる。
次に、振動部11について説明する。図1に示すように、振動部11は、振動子1の厚さ方向(振動板21、圧電素子4および振動板31の積層方向)から見た平面視(以下、単に「平面視」とも言う)で、略長方形状(長手形状)をなしている。そして、このような振動部11の長手方向の先端部であって、幅方向の中央部には凸部110が配置されている。凸部110は、振動部11の振動をローター210に伝達する部位であり、振動部11から先端側へ突出して設けられている。そして凸部110の先端面がローター210の外周面211に接触している。そのため、振動部11が振動すると、その振動が凸部110を介してローター210に伝わり、ローター210が回動軸Oまわりに回転する。
なお、振動部11および凸部110の形状や配置としては、その機能を発揮することができる限り、特に限定されない。
図2に示すように、圧電素子4は、振動板21と振動板31との間に位置しており、振動板21との間に配置された接着剤6を介して振動板21と接合され、振動板31との間に配置された接着剤6を介して振動板31と接合されている。図1に示すように、このような圧電素子4は、5つの圧電素子4a、4b、4c、4d、4eを含んでいる。圧電素子4eは、振動部11の幅方向の中央部において、振動部11の長手方向に沿って配置されている。この圧電素子4eに対して振動部11の幅方向の一方側には圧電素子4a、4bが振動部11の長手方向に沿って配置され、他方側には圧電素子4c、4dが振動部11の長手方向に沿って配置されている。
図3Bおよび図4Bに示すように、5つの圧電素子4a、4b、4c、4d、4eは、それぞれ、圧電体42と、圧電体42の上面(振動板21側の主面)に設けられた第1電極41と、圧電体42の下面(振動板31側の主面)に設けられた第2電極43と、を有している。
第1電極41は、圧電素子4a、4b、4c、4d、4eに共通して設けられた共通電極である。一方、第2電極43は、圧電素子4a、4b、4c、4d、4eごとに個別に設けられた個別電極である。また、圧電体42は、圧電素子4a、4b、4c、4d、4eに共通して一体的に設けられている。なお、圧電体42は、圧電素子4a、4b、4c、4d、4eごとに個別に設けられていてもよい。また、本実施形態とは逆に、第1電極41が圧電素子4a、4b、4c、4d、4eごとに個別に設けられ、第2電極43が圧電素子4a、4b、4c、4d、4eに共通して設けられていてもよい。
圧電体42は、振動部11の厚さ方向に沿った方向の電界が印加されることで振動部11の長手方向に沿った方向に伸縮する。このような圧電体42の構成材料としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、ニオブ酸カリウム、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、タングステン酸ナトリウム、酸化亜鉛、チタン酸バリウムストロンチウム(BST)、タンタル酸ストロンチウムビスマス(SBT)、メタニオブ酸鉛、スカンジウムニオブ酸鉛等の圧電セラミックスを用いることができる。圧電セラミックスで構成された圧電体42は、例えば、バルク材料から形成してもよいし、ゾル−ゲル法やスパッタリング法を用いて形成してもよいが、バルク材料から形成することが好ましい。これにより、振動子1の製造が容易となる。なお、圧電体42の構成材料としては、上述した圧電セラミックスの他にも、ポリフッ化ビニリデン、水晶等を用いてもよい。
本実施形態では、圧電体42は、バルク材料から形成されている。この場合、圧電体42の厚さとしては、特に限定されないが、例えば、100μm以上、600μm以下とすることが好ましい。
また、第1電極41および第2電極43は、それぞれ、その表面(接着剤6との接合面)に金(Au)が含まれないように構成されている。従来では、電気抵抗を低く抑えたり、電極表面の酸化を抑えたりする目的から、電極表面には金(Au)が成膜されている(すなわち、電極の表面に金(Au)が含まれている)。しかしながら、金(Au)は、接着剤と接着し難い性質を有しているため、第1電極41および第2電極43と接着剤6との接合強度を高めることが困難であった。そこで、本実施形態のように、第1電極41および第2電極43の表面に金(Au)が含まれないようにすることで、第1電極41および第2電極43と接着剤6との接着強度を高めることができる。その結果、機械的強度に優れ、破損し難い振動子1となる。なお、「金(Au)が含まれない」とは、電極表面上に金(Au)が露出していないことを言う。すなわち、電極表面に他の金属を有すれば接合強度としては確保できる。
特に、本実施形態では、第1電極41および第2電極43がそれぞれ金(Au)を含んでいない。このような第1電極41および第2電極43の構成材料としては、特に限定されず、例えば、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、銅(Cu)、タングステン(W)、チタン(Ti)、クロム(Cr)等の金(Au)以外の金属材料や、チタン(Ti)/タングステン(W)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)/銅(Cu)等の金(Au)を含まない合金材料等を用いることができる。また、これらの材料を複数組み合わせて(例えば、積層体および合金として)用いることもできる。
また、金(Au)を使用する場合には最表層に金(Au)が配置されないようにすればよい。すなわち、第1電極41および第2電極43は、それぞれ、接着剤6との接合面よりも圧電素子4側(圧電体42側)に金(Au)を含んでいてもよい。この場合、例えば、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、銅(Cu)、タングステン(W)、チタン(Ti)、クロム(Cr)等の金(Au)以外の金属材料が金(Au)よりも表面側に配置されていればよい。これらの金属材料により金が表面に拡散または析出することを防止する効果があるためであり、表面から5nm以上、より好ましくは10nm以上の厚さがあればよい。これにより、第1電極41および第2電極43の内部に金(Au)を含んでいても、接着剤6と接合強度を高めることができる。
このように、第1電極41および第2電極43の構成としては、特に限定されないが、本実施形態では、第1電極41および第2電極43は、それぞれ、Ni−Pの無電解めっき層で構成されている。また、第1電極41および第2電極43の厚さとしては、特に限定されないが、例えば、500nm以上、1500nm以下とすることができる。
図5ないし図7に示すように、このような圧電素子4は、振動板21との間に配置された接着剤6を介して振動板21に接合されており、振動板31との間に配置された接着剤6を介して振動板31と接合されている。
このような接着剤6は、絶縁性を有している。また、接着剤6は、有機成分を含んでいる。すなわち、接着剤6は、有機系接着剤である。このように、接着剤6を有機系接着剤とすることで、十分な接着強度を安定して得ることができ、本発明により適した接着剤6となる。すなわち、有機系接着剤は、金(Au)や金合金に接着し難い(接着強度が低い)傾向を示すが、本実施形態の振動子1では、前述したように、圧電素子4の第1電極41の表面(接着剤6との接着面)および第2電極43の表面(接着剤6との接着面)に金(Au)が含まれていない。そのため、接着剤6として有機系接着剤を用いることで、本発明の効果(第1電極41および第2電極43と接着剤6との接合強度の向上)をより顕著に発揮することができる。また、接着剤6の構成が簡単なものとなる。
図8に示すように、第1電極41および第2電極43は、それぞれ、その表面(接着剤6との接合面)が微細な凹凸(複数の凸部)を有する粗面で構成されている。これは、圧電素子4の表面の凹凸を継承しているためである。これにより、凸部が接着剤6の膜(層)を突き抜けて基部電極9Aに接触するため、接着剤6が絶縁性を有していても、第1電極41および第2電極43は、それぞれ、基部電極9Aと電気的に接続することができ、かつ接着強度を向上させることができる。また、接着剤6が絶縁性を有することで、位相または電位が異なる複数の第2電極43間での、接着剤を介した短絡を防止することができ、振動子1の製造段階で後に説明する準備工程での、接着剤6の塗布作業、圧電素子4と振動板21などの位置合わせ作業を容易にすることができる。
このような有機系の接着剤6としては、特に限定されず、例えば、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系、ユリア樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、エステル樹脂系等の各種熱硬化性樹脂系の接着剤、酢酸ビニル樹脂系、ポリビニルアルコール系、エチレン酢酸ビニル樹脂系、塩化ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、ポリアミド系、セルロース系、ポリビニルピロリドン系、ポリスチレン系等の各種熱可塑性樹脂系の接着剤等を用いることができる。
次に、支持部12について説明する。支持板22、板間部5および支持板32の積層体からなる支持部12は、振動部11を支持している。このような支持部12は、平面視で、振動部11の基端側を囲むU字形状となっている。
また、板間部5は、平面視で、支持板22、32と実質的に同じ形状および大きさを有している。また、板間部5は、その厚さ方向に絶縁性を有している。このような板間部5としては特に限定されず、例えば、ジルコニア、アルミナ、チタニア等の各種セラミックス、各種金属材料、シリコン、各種樹脂材料等を用いることができる。これらの中でも、各種セラミックス、各種金属材料、シリコンを用いることが好ましく、これにより、硬質な板間部5が得られる。ただし、金属材料を用いる場合には、板間部5に絶縁性を付与するために、例えば、その表面に絶縁処理を施す等の加工が必要となる。また、シリコンを用いることで、シリコンウエハプロセスを用いて板間部5を配置することができるため、振動子1を効率的に製造することができる。
なお、支持部12の形状や配置としては、その機能を発揮することができる限り、特に限定されない。例えば、支持部12は、振動部11の幅方向の一方側と他方側とで2つに分割されていてもよい。また、本実施形態の板間部5は、一層で構成されているが、板間部5は、複数の層が振動子1の厚さ方向に積層された構成となっていてもよい。また、本実施形態では、板間部5が1つのブロックから形成されているが、板間部5は、複数のブロックに分割されていてもよい。
このような板間部5は、支持板22との間に配置された接着剤6を介して支持板22に接合されており、支持板32との間に配置された接着剤6を介して支持板32と接合されている。なお、接着剤6の構成は、前述した通りである。
ここで、板間部5の厚さは、圧電素子4の厚さとほぼ等しいことが好ましい。具体的には、板間部5の厚さは、圧電素子4の厚さと等しいか、または、若干薄いことが好ましい。そして、この中でも、若干薄いことがより好ましい。このような関係を満足することで、振動子1の製造が容易となり、歩留まりが向上する。簡単に説明すると、振動子1は、第1基板2と第2基板3とをこれらの間に接着剤6、圧電素子4および板間部5を挟み込み、押圧して接合することで製造される。そのため、板間部5を圧電素子4よりも薄くすることで、第1、第2基板2、3と圧電素子4が、第1、第2基板2、3と板間部5よりも優先的に接合され、第1、第2基板2、3と圧電素子4との接合強度を十分に高めることができ、第1、第2基板2、3と圧電素子4とをより確実に貼り合せることができる。その結果、振動部11の駆動不良や故障の可能性が低くなる。
次に、配線9について説明する。図3A、図3C、図4Aおよび図4Cに示すように、配線9は、第1基板2に配置された配線91と、第2基板3に配置された配線92、93、94、95、96と、を有している。配線91は、第1基板2の内面(圧電素子4側の面)に配置されている。一方、配線92、93、94、95、96は、第2基板3の内面(圧電素子4側の面)に配置されている。
配線91は、第1基板2の内面に、接続部23を介して振動板21から支持板22に亘って配置されている。また、図7に示すように、配線91は、振動板21の内面(圧電素子4側)に配置され、第1電極41と接触している基部電極9Aを有し、基部電極9Aを介して第1電極41と電気的に繋がっている(導通している)。また、配線91の基部電極9Aの面積(第1電極41側の表面の面積)は、第1電極41の面積(基部電極9A側の表面の面積)よりも小さくなっている。これにより、第1電極41と接着剤6との接着面積をより大きくすることができるため、第1電極41と接着剤6との接着強度をより高めることができる。さらに、振動子1の製造段階のうち、後に説明する準備工程において、圧電素子4(第1電極41)と基部電極9Aとの位置ずれが生じても、必要な接着領域の大きさを確保することができる。
一方、配線92、93、94、95、96は、それぞれ、第2基板3の内面に、接続部33を介して振動板31から支持板32に亘って配置されている。また、図5および図6に示すように、配線92、93、94、95、96は、振動板31の内面(圧電素子4側)に配置され、圧電素子4a、4b、4c、4d、4eごとに個別に設けられた第2電極43と接触している基部電極9Aを有し、基部電極9Aを介して第2電極43と電気的に繋がっている(導通している)。また、配線92、93、94、95、96の基部電極9Aの面積(第2電極43側の表面の面積)は、対応する第2電極43の面積(基部電極9A側の表面の面積)よりも小さくなっている。これにより、第2電極43と接着剤6との接着面積をより大きくすることができるため、第2電極43と接着剤6との接着強度をより高めることができる。さらに、振動子1の製造段階のうち、後に説明する準備工程において、圧電素子4(第2電極43)と基部電極9Aとの位置ずれが生じても、必要な接着領域の大きさを確保することができる。基部電極9Aの面積を第2電極43の面積よりも小さくすることで、圧電素子の駆動電極として機能する第2電極43の面積を大きくすることができるため、圧電素子4を効率よく駆動させることができる。
これら配線91、92、93、94、95、96は、それぞれ、その表面(接着剤6との接合面)に金(Au)が含まれないように構成されている。前述したように、金(Au)は、接着剤と接着し難い性質を有しているため、配線91、92、93、94、95、96の表面に金(Au)が含まれないことで、配線91、92、93、94、95、96と接着剤6との接着強度を高めることができる。その結果、機械的強度に優れ、破損し難い振動子1となる。なお、「金(Au)が含まれない」とは、前述した意味と同義である。
このような配線91、92、93、94、95、96の構成材料としては、特に限定されず、例えば、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、銅(Cu)、タングステン(W)、チタン(Ti)、クロム(Cr)等の金(Au)以外の金属材料や、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)/タングステン(W)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)/銅(Cu)等の金(Au)を含まない合金材料等を用いることができる。また、これらの材料を複数組み合わせて(例えば、積層体として)用いることもできる。また、金(Au)を使用する場合には最表層に金(Au)が配置されないようにすればよく、例えば、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、銅(Cu)、タングステン(W)、チタン(Ti)、クロム(Cr)等の金(Au)以外の金属材料が金(Au)よりも表面側に配置されていればよい。これらの金属材料により金が表面に拡散または析出することを防止する効果があるためであり、表面から5nm以上、より好ましくは10nm以上の厚さがあればよい。また、配線91、92、93、94、95、96の厚さとしては、特に限定されないが、例えば、300nm以上、2000nm以下とすることができる。
このように、配線91、92、93、94、95、96の構成としては、特に限定されないが、以下に述べるような、複数種の金属材料の層を積層した複合金属層で構成されていることが好ましい。具体的には、本実施形態では、図9に示すように、チタン(Ti)またはチタン(Ti)合金(例えば、チタン(Ti)/タングステン(W)系合金)で構成された下地層9aと、下地層9a上に配置され、銅(Cu)または銅(Cu)合金で構成された配線層9bと、配線層9b上に配置され、チタン(Ti)またはチタン(Ti)合金(例えば、チタン(Ti)/タングステン(W)系合金)で構成された被覆層9cと、を有する構成となっている。この他にも、配線91、92、93、94、95、96としては、例えば、図10に示すように、チタン(Ti)またはチタン(Ti)/タングステン(W)系合金で構成された下地層9aと、下地層9a上に配置され、銅(Cu)または銅(Cu)合金で構成された配線層9bと、下地層9aおよび配線層9bを覆うように配置され、ニッケル(Ni)またはニッケル(Ni)合金で構成された被覆層9c(例えば、無電解ニッケルめっき層)と、を有する構成となっていてもよい。
ここで、図11に示すように、各配線91、92、93、94、95、96の他方の端部9B(支持部12に位置する端部)は、支持部12から露出している(なお、図11では、説明の便宜上、端子部7の図示を省略している)。具体的には、支持部12は、表面(基端側の側面121)に開口する凹部122を有し、凹部122内に配線91、92、93、94、95、96の端部9Bが位置している。これにより、端部9Bが支持部12から露出した状態となっている。このように、凹部122を形成することで、比較的簡単に、各端部9Bを支持部12から露出させることができる。なお、凹部122は、配線91、92、93、94、95、96毎に個別に形成されている。また、凹部122は、板間部5に形成された溝59で構成されている。ただし、凹部122は、第1基板2または第2基板3に形成された溝で構成されていてもよいし、両方に形成された溝で構成されていてもよい。
端部9Bの構成についてさらに詳細に説明すると、前述したように、本実施形態の配線91、92、93、94、95、96は、下地層9aと、配線層9bと、被覆層9cと、が積層された構成となっているが、図12および図13に示すように、端部9Bでは被覆層9cが除去されており、配線層9bの表面が露出している。言い換えると、凹部122内では、各配線91、92、93、94、95、96は、下地層9aと、配線層9bと、が積層された構成となっている。前述したように、配線層9bは、銅で構成されているため、このような配線層9bを凹部122内に露出させることで、後述する端子部7を容易に形成することができる。
図12および図13に示すように、各凹部122には、各配線91、92、93、94、95、96の端部9Bと接触している端子部7が設けられており、端子部7を介して各配線91、92、93、94、95、96が配線基板8と電気的に繋がっている(導通している)。端子部7は、凹部122内に充填されていると共に、支持部12の側面から突出している。このような端子部7を設けることで、配線基板8との電気的な接続を容易に、かつより確実に行うことができる。端子部7の突出幅としては、特に限定されないが、例えば、5μm以上、10μm以下であることが好ましい。これにより、端子部7の過度な大型化を防止すると共に、端子部7を支持部12から十分に突出させることができる。
特に、本実施形態では、振動板21、31を支持している支持部12を有し、支持部12に端子部7が配置されている。これにより、端子部7の配置が容易となる。さらには、端子部7の周囲に十分に大きなスペースが確保されるため、端子部7と配線基板8との電気的な接続が容易となる。
このような端子部7の表面は、金(Au)を含んでいる。これにより、端子部7の表面の酸化を抑制することができると共に、端子部7の電気抵抗を低くすることができる。また、配線基板8との接触抵抗も低くすることができる。そのため、端子部7と配線基板8との電気的接続をより良好に行うことができる。端子部7としては、表面に金(Au)を含んでいれば特に限定されないが、本実施形態では、凹部122内に充填されていると共に凹部122の外側に突出する部分を有する基部71と、基部71の表面(凹部122の外側に突出する部分の表面(湾曲凸面))に配置されている被覆層72と、を有しており、被覆層72が金(Au)または金(Au)合金で構成されている。ここで、基部71の構成材料としては、特に限定されないが、ニッケル(Ni)を主材料としていることが好ましい。前述したように、端部9Bの表面に銅(配線層9b)が露出しているため、当該部分に無電解ニッケルめっきを施すことで、基部71を端部9B上に選択的に形成することができる。また、被覆層72の形成方法としては、特に限定されないが、例えば、基部71の表面に、めっき、特に無電解金めっきを施すことで形成することができる。このように、めっき、特に無電解めっきを施すことで、端子部7を容易に形成することができる。また、被覆層72は、例えば、溶着により形成することもできる。
なお、端子部7の構成としては、表面に金(Au)を含んでいれば、特に限定されず、前述した基部71を、ニッケル(Ni)ではなく、例えば、アルミニウム(Al)、白金(Pt)、銅(Cu)等の金(Au)以外の金属材料や、金(Au)以外の金属材料を含む合金で構成し、被覆層72を金(Au)または金(Au)合金で構成してもよい。また、端子部7の全体を金(Au)または金(Au)合金で構成してもよい。
以上のような端子部7は、支持部12の幅方向(図1中の横方向)にずれて、すなわち所定間隔を置いて離間して配置されている。言い換えると、各端子部7は、支持部12の厚さ方向に重ならないように配置されている。各端子部7をこのような配置とすることで、後述するように、配線基板8との電気的な接続を容易に行うことができる。
次に、配線基板8について説明する。振動子1は、端子部7に接着剤10を介して接続されている配線基板8を有している。このような配線基板8を備えることで、各配線91、92、93、94、95、96を外部へ容易に引き出すことができる。
配線基板8は、例えば、プリント配線基板であり、図1および図2に示すように、基板81と、基板81に配置された複数の配線82と、を有している。基板81としては、可撓性を有するフレキシブル基板であってもよいし、硬質なリジッド基板であってもよい。
また、図12および図13に示すように、配線基板8は、絶縁性の接着剤10を介して支持部12の側面121に接合されており、各配線82が端子部7を介して対応する配線91、92、93、94、95、96と接触することで、これらが電気的に接続されている。接着剤10としては、特に限定されないが、有機成分を含んでいることが好ましい。すなわち、接着剤10は、有機系接着剤であることが好ましい。これにより、十分な接着強度が得られ、かつ、接着剤の構成が簡単なものとなる。なお、有機系接着剤としては、特に限定されず、例えば、前述した接着剤6と同様のものを用いることができる。
このように、配線基板8は、端子部7と電気的に接続される配線82を有している。そして、配線82の表面には金(Au)が含まれている。このように、配線82の表面に金(Au)が含まれていることで、配線82の酸化を抑制することができると共に、配線82の電気抵抗を低くすることができる。また、端子部7との接触抵抗を小さくすることもできる。そのため、端子部7と配線基板8との電気的な接続が良好となる。
ここで、端子部7や配線82の表面に金(Au)が含まれているため、これらと接着剤10との接着強度が十分に得られない場合も考えられるが、前述したように、接着剤10が支持部12(側面121)と基板81との間に大きく拡がって配置されているため、支持部12と基板81との間で十分な接着強度を得ることができる。そのため、端子部7や配線82と接着剤10との接着強度が十分に得られない場合でも、支持部12と配線基板8とを十分な接着強度で接着することができる。
このようなことから、振動子1では、振動し、機械的強度が要求される振動部11については、その機械的強度を優先するために、第1電極41および第2電極43が金(Au)を含まない構成となっており、実質的に振動しない支持部12に設けられているため機械的強度が振動部11ほど要求されない端子部7については、配線基板8との良好な電気的な接続を優先するために、被覆層72が金(Au)を含む構成となっており、さらには、接着剤10を支持部12の側面121と配線基板8との間に大きく拡げて配置することで、端子部7と配線基板8と接合強度を高め、不十分の可能性のある当該部分の機械的強度を十分に高めているとも言える。
また、図14に示すように、複数の配線82は、少なくとも支持部12と重なる領域において、支持部12の幅方向に並んで配置され、かつ、支持部12の厚さ方向に沿って延在している。前述したように、複数の端子部7が支持部12の幅方向にずれて配置されているため、複数の配線82をこのような配置とすることで、配線基板8を支持部12に接合した状態で、各配線82が2つ以上の端子部7に接触してしまうことを防止することができ、短絡を効果的に抑制することができる。
次に、圧電モーター200の作動の一例を説明する。ただし、圧電モーター200の作動方法は、以下の方法に限定されない。所定の周波数の駆動信号(交番電圧)を、圧電素子4a、4dと圧電素子4b、4cとの位相差が180°となり、圧電素子4a、4dと圧電素子4eとの位相差が30°となるように各圧電素子4a、4b、4c、4d、4eに印加すると、図15に示すように、各圧電素子4a、4b、4c、4d、4eがそれぞれ伸縮し、振動部11がS字形状に屈曲変形(長手方向へ伸縮変形すると共に幅方向へ屈曲変形)し、これにより、凸部110の先端が楕円運動する。その結果、ローター210は、回動軸Oまわりに矢印方向に回転する。なお、圧電素子4a、4dとの位相差が210°となるように圧電素子4eに駆動信号を印加すれば、ローター210を逆回転させることができる。
ここで、振動子1の駆動中は、振動部11が主に振動するため、圧電素子4(4a、4b、4c、4d、4e)を駆動させて振動子1を振動させたとき、振動部11(振動板21、31)の振幅は、端子部7の振幅よりも大きくなっている。すなわち、振動部11の振幅は、支持部12の振幅よりも大きくなっている。このように、振幅の小さい支持部12に端子部7を配置することで、端子部7の破損を抑制することができる。
以上、振動子1、この振動子1を備える圧電アクチュエーター100および圧電モーター200について詳細に説明した。圧電アクチュエーター100および圧電モーター200は、振動子1を備えている。そのため、上述した振動子1の効果を享受することができるため、高い駆動特性および信頼性を発揮することができる。
次に、振動子1の製造方法について説明する。振動子1の製造方法は、図16に示すように、準備工程と、端子部形成工程と、を有している。
[準備工程]
まず、図17に示すように、配線91が配置された第1基板2、配線92、93、94、95、96が配置された第2基板3、圧電素子4および板間部5を準備し、絶縁性の接着剤6を介して、これらを接合する。なお、図17では、説明の便宜上、配線92、94、95は図示されていない。
[端子部形成工程]
次に、図示しないが、各配線91、92、93、94、95、96の端部9B(凹部122に露出している部分)から被覆層9cを除去し、配線層9bをむき出しにする。次に、図18に示すように、各端部9Bに、触媒であるパラジウム(Pd)を端子9Bに選択的に付着させ、無電解ニッケルめっきと無電解金めっきを順に施し、端子部7を形成する。次に、図19に示すように、接着剤10を介して端子部7と配線基板8とを接合する。以上により、振動子1が得られる。なお、さらに凸部110を配置すれば、圧電アクチュエーター100が得られる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュエーターについて説明する。
図20は、本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュエーターの側面図である。
本実施形態は、複数の振動子が積層されている以外は、前述した第1実施形態と同様である。
なお、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、図20において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図20に示すように、本実施形態の圧電アクチュエーター100は、複数の振動子1を有し、複数の振動子1が振動子1の厚さ方向(第1基板2、第2基板3の積層方向)に積層されている。また、各振動子1は、上側が第1基板2、下側が第2基板3となって同じ向きで積層されている。また、重なり合う2つの振動子1は、例えば、図示しない接着剤で接合されている。このような構成とすることで、例えば、前述した第1実施形態と比較して、圧電アクチュエーター100の駆動力を高めることができる。
なお、積層される振動子1の数としては、特に限定されず、圧電アクチュエーター100の配置スペース、圧電アクチュエーター100に求められる駆動力等によって適宜設定することができる。また、本実施形態では、重なり合う2つの振動子1において、一方の振動子1の第1基板2と他方の振動子1の第2基板3とが重なり合うように配置されているが、例えば、一方の振動子1の第1基板2と他方の振動子1の第2基板3とを1つの基板で構成してもよい。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る圧電モーターについて説明する。
図21は、本発明の第3実施形態に係る圧電モーターの平面図である。図22は、図21に示す圧電モーターが有する圧電アクチュエーターを示す斜視図である。
図21に示すように、本実施形態の圧電モーター4000は、回動軸Oまわりに回転可能な被駆動部(従動部)としての円環状のローター4100と、振動子4200および凸部4300を有し、凸部4300がローター4100の上面に当接している圧電アクチュエーター4400と、を有している。
また、図22に示すように、圧電アクチュエーター4400(振動子4200)は、基板4210を有しており、基板4210は、振動板4211と、振動板4211を支持する一対の支持板4212と、振動板4211および支持板4212を接続する一対の接続部4213と、を有している。このような基板4210は、一対の支持板4212において支持台4500に固定されており、振動板4211が支持台4500から浮いた状態で保持されている。また、振動板4211の上面(支持台4500とは反対側の面)には、2つの凸部4300が離間して配置されている。なお、圧電アクチュエーター4400は、これら2つの凸部4300がローター4100の周方向に並んでその上面に当接するように配置されている。
一方、振動板4211の下面には、圧電素子4220が設けられている。この圧電素子4220に所望の交流電圧を印加して圧電素子4220を励振させ、振動板4211に2つの振動モードを励起する。このとき2つの振動モードの振動位相が所望の位相差となるように設定することで、凸部4300には、図22の矢印で示すような楕円運動(振動板4211の面外方向の振動)が発生する。この楕円運動をローター4100に伝達することで、ローター4100を回転駆動させることができる。
ここで、圧電素子4220は、接着剤4230を介して振動板4211に接合されており、前述した第1実施形態と同様に、圧電素子4220が有する電極の表面(接着剤との接合面)には金(Au)が含まれていない。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係るロボットについて説明する。
図23は、本発明の第4実施形態に係るロボットの斜視図である。
図23に示すロボット1000は、精密機器やこれを構成する部品(対象物)の給材、除材、搬送および組立等の作業を行うことができる。ロボット1000は、6軸ロボットであり、床や天井に固定されるベース1010と、ベース1010に回動自在に連結されたアーム1020と、アーム1020に回動自在に連結されたアーム1030と、アーム1030に回動自在に連結されたアーム1040と、アーム1040に回動自在に連結されたアーム1050と、アーム1050に回動自在に連結されたアーム1060と、アーム1060に回動自在に連結されたアーム1070と、これらアーム1020、1030、1040、1050、1060、1070の駆動を制御するロボット制御部1080と、を有している。また、アーム1070にはハンド接続部が設けられており、ハンド接続部にはロボット1000に実行させる作業に応じたエンドエフェクター1090が装着される。また、各関節部のうちの全部または一部には圧電モーター200(振動子1)が搭載されており、この圧電モーター200の駆動によって各アーム1020、1030、1040、1050、1060、1070が回動する。なお、各圧電モーター200の駆動は、ロボット制御部1080によって制御される。
このようなロボット1000は、圧電モーター200(振動子1)を備えている。そのため、上述した振動子1の効果を享受することができ、優れた信頼性を発揮することができる。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係る電子部品搬送装置について説明する。
図24は、本発明の第5実施形態に係る電子部品搬送装置の斜視図である。図25は、図24に示す電子部品搬送装置が有する電子部品保持部の斜視図である。なお、以下では、説明の便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。
図24に示す電子部品搬送装置2000は、電子部品検査装置に適用されており、基台2100と、基台2100の側方に配置された支持台2200と、を有している。また、基台2100には、検査対象の電子部品Qが載置されてY軸方向に搬送される上流側ステージ2110と、検査済みの電子部品Qが載置されてY軸方向に搬送される下流側ステージ2120と、上流側ステージ2110と下流側ステージ2120との間に位置し、電子部品Qの電気的特性を検査する検査台2130と、が設けられている。なお、電子部品Qの例として、例えば、半導体、半導体ウェハー、CLDやOLED等の表示デバイス、水晶デバイス、各種センサー、インクジェットヘッド、各種MEMSデバイス等などが挙げられる。
また、支持台2200には、支持台2200に対してY軸方向に移動可能なYステージ2210が設けられており、Yステージ2210には、Yステージ2210に対してX軸方向に移動可能なXステージ2220が設けられており、Xステージ2220には、Xステージ2220に対してZ軸方向に移動可能な電子部品保持部2230が設けられている。また、図25に示すように、電子部品保持部2230は、X軸方向およびY軸方向に移動可能な微調整プレート2231と、微調整プレート2231に対してZ軸まわりに回動可能な回動部2232と、回動部2232に設けられ、電子部品Qを保持する保持部2233と、を有している。また、電子部品保持部2230には、微調整プレート2231をX軸方向に移動させるための圧電アクチュエーター100(100x)と、微調整プレート2231をY軸方向に移動させるための圧電アクチュエーター100(100y)と、回動部2232をZ軸まわりに回動させるための圧電アクチュエーター100(100θ)と、が内蔵されている。
このような電子部品搬送装置2000は、圧電アクチュエーター100(振動子1)を備えている。そのため、上述した振動子1の効果を享受することができ、優れた信頼性を発揮することができる。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態に係るプリンターについて説明する。
図26は、本発明の第6実施形態に係るプリンターの全体構成を示す概略図である。
図26に示すプリンター3000は、装置本体3010と、装置本体3010の内部に設けられている印刷機構3020、給紙機構3030および制御部3040と、を備えている。
装置本体3010には、記録用紙Pを設置するトレイ3011と、記録用紙Pを排出する排紙口3012と、液晶ディスプレイ等の操作パネル3013とが設けられている。
印刷機構3020は、ヘッドユニット3021と、キャリッジモーター3022と、キャリッジモーター3022の駆動力によりヘッドユニット3021を往復動させる往復動機構3023と、を備えている。
ヘッドユニット3021は、インクジェット式記録ヘッドであるヘッド3021aと、ヘッド3021aにインクを供給するインクカートリッジ3021bと、ヘッド3021aおよびインクカートリッジ3021bを搭載したキャリッジ3021cと、を有している。
往復動機構3023は、キャリッジ3021cを往復移動可能に支持しているキャリッジガイド軸3023aと、キャリッジモーター3022の駆動力によりキャリッジ3021cをキャリッジガイド軸3023a上で移動させるタイミングベルト3023bと、を有している。
給紙機構3030は、互いに圧接している従動ローラー3031および駆動ローラー3032と、駆動ローラー3032を駆動する給紙モーターである圧電モーター200と、を有している。
制御部3040は、例えばパーソナルコンピュータ等のホストコンピュータから入力された印刷データに基づいて、印刷機構3020や給紙機構3030等を制御する。
このようなプリンター3000では、給紙機構3030が記録用紙Pを一枚ずつヘッドユニット3021の下部近傍へ間欠送りする。このとき、ヘッドユニット3021が記録用紙Pの送り方向とほぼ直交する方向に往復移動して、記録用紙Pへの印刷が行なわれる。
このようなプリンター3000は、圧電モーター200(振動子1)を備えている。そのため、上述した振動子1の効果を享受することができ、優れた信頼性を発揮することができる。なお、本実施形態では、圧電モーター200が給紙用の駆動ローラー3032を駆動しているが、この他にも、例えば、キャリッジ3021cを駆動してもよい。
以上、本発明の振動子、圧電アクチュエーター、圧電モーター、ロボット、電子部品搬送装置およびプリンターを、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、前述した実施形態では、圧電アクチュエーターをロボット、電子部品搬送装置およびプリンターに適用した構成について説明したが、圧電アクチュエーターは、これら以外の各種電子デバイスに適用することができる。
1…振動子、11…振動部、12…支持部、121…側面、122…凹部、2…第1基板、21…振動板、22…支持板、23…接続部、3…第2基板、31…振動板、32…支持板、33…接続部、4、4a、4b、4c、4d、4e…圧電素子、41…第1電極、42…圧電体、43…第2電極、5…板間部、59…溝、6…接着剤、7…端子部、71…基部、72…被覆層、8…配線基板、81…基板、82…配線、9…配線、9A…基部電極、9B…端部、9a…下地層、9b…配線層、9c…被覆層、91、92、93、94、95、96…配線、10…接着剤、100…圧電アクチュエーター、110…凸部、200…圧電モーター、210…ローター、211…外周面、1000…ロボット、1010…ベース、1020、1030、1040、1050、1060、1070…アーム、1080…ロボット制御部、1090…エンドエフェクター、2000…電子部品搬送装置、2100…基台、2110…上流側ステージ、2120…下流側ステージ、2130…検査台、2200…支持台、2210…Yステージ、2220…Xステージ、2230…電子部品保持部、2231…微調整プレート、2232…回動部、2233…保持部、3000…プリンター、3010…装置本体、3011…トレイ、3012…排紙口、3013…操作パネル、3020…印刷機構、3021…ヘッドユニット、3021a…ヘッド、3021b…インクカートリッジ、3021c…キャリッジ、3022…キャリッジモーター、3023…往復動機構、3023a…キャリッジガイド軸、3023b…タイミングベルト、3030…給紙機構、3031…従動ローラー、3032…駆動ローラー、3040…制御部、4000…圧電モーター、4100…ローター、4200…振動子、4210…基板、4211…振動板、4212…支持板、4213…接続部、4220…圧電素子、4230…接着剤、4300…凸部、4400…圧電アクチュエーター、4500…支持台、O…回動軸、P…記録用紙、Q…電子部品

Claims (13)

  1. 基部と、
    電極を備えている圧電素子と、
    前記基部と前記圧電素子が備える電極との間に配置され、前記基部と前記圧電素子とを接着している接着剤と、
    前記圧電素子が備える電極と電気的に繋がっている端子部と、を有し、
    前記圧電素子が備える電極は、前記接着剤との接合面に金を含まない部分を備え、
    前記端子部の表面は、金を含んでいる部分を備えることを特徴とする振動子。
  2. 前記基部は、前記接着剤との間に配置されている電極を備え、
    前記基部が備える電極の面積は、前記圧電素子が備える電極の面積よりも小さい請求項1に記載の振動子。
  3. 前記基部を支持している支持部を有し、
    前記支持部に前記端子部が配置されている請求項1または2に記載の振動子。
  4. 前記振動子を振動させたとき、前記基部の振幅は、前記支持部の振幅よりも大きい請求項3に記載の振動子。
  5. 前記圧電素子が備える電極は、前記接着剤との接合面よりも前記圧電素子側に金を含んでいる請求項1ないし4のいずれか1項に記載の振動子。
  6. 前記接着剤は、有機成分を含んでいる請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動子。
  7. 前記端子部に接着剤を介して接着されている配線基板を有している請求項1ないし6のいずれか1項に記載の振動子。
  8. 前記配線基板は、前記端子部と電気的に繋がっている配線を有し、
    前記配線の表面には金が含まれている請求項7に記載の振動子。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の振動子と、
    前記振動子に配置されている凸部と、を有することを特徴とする圧電アクチュエーター。
  10. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の振動子を有することを特徴とする圧電モーター。
  11. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の振動子を有することを特徴とするロボット。
  12. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の振動子を有することを特徴とする電子部品搬送装置。
  13. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の振動子を有することを特徴とするプリンター。
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