JP2018051603A - プレスブレーキ及びワーク有無判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】下部金型14上にワークWの厚みと同程度の太さの異物が存在しても、異物をワークWとして誤認することがないようにする。【解決手段】ワーク有無判定部56は、監視光Bの高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、遮光検出部54が監視光Bの遮光無しを検出している場合、又は遮光検出部54が監視光Bの遮光有りを検出しかつ当接センサ40がワークWと突き当て部材38の当接無しを検出している場合に、下部金型14上におけるワーク無しと判定する。ワーク有無判定部56は、監視光Bの高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、遮光検出部54が監視光Bの遮光有りを検出しかつ当接センサ40がワークWと突き当て部材38の当接有りを検出している場合に、下部金型14上におけるワーク有りと判定する。【選択図】 図3

Description

本発明は、上部金型と下部金型の間への指又は工具等の異物の進入を監視する光学式安全装置を装備したプレスブレーキ等に関する。
一般に、プレスブレーキは、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータとを具備している。そして、プレスブレーキは、昇降用アクチュエータの駆動による上部テーブルの下降動作によって上部金型と下部金型を協働させて、ワークに対して曲げ加工を行うようになっている。
近年、曲げ加工の作業の安全性を向上させるために、プレスブレーキに光学式安全装置を装備することが多くなっている(特許文献1から特許文献3等参照)。光学式安全装置は、上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ上部金型の下側において監視光を投光する投光器と、上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ監視光を受光する受光器とを有している。また、プレスブレーキの制御装置は、上部テーブルの下降動作中に、受光器に受光される受光量(単位時間当たりの受光量)に基づいて、監視光の遮光の有無を検出している。そして、プレスブレーキの制御装置は、上部金型と下部金型の間への異物の進入によって監視光の遮光有りを検出している場合には、上部テーブルの下降動作を停止するように昇降用アクチュエータを制御している。
プレスブレーキの制御装置は、下部テーブルの下降動作中に、下部金型上におけるワークの有無について判定(下部金型上におけるワークを検出)するようになっている。具体的には、プレスブレーキの制御装置は、監視光の高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、監視光の遮光有りを検出している場合には、下部金型(下部金型の上面)上におけるワーク有りと判定している。プレスブレーキの制御装置は、監視光の高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、監視光の遮光無しを検出している場合には、下部金型上におけるワーク無しと判定し、上部テーブルの下降動作を停止するように昇降用アクチュエータを制御している。ここで、遮光予定高さ位置とは、監視光の遮光有りと予定(予測)される高さ位置のことをいい、下部金型上に載置される予定のワークの上面の高さ位置のことある。遮光予定高さ位置は、ワークの厚み及び下部金型の高さ寸法に応じて適宜に設定されている。
特開2007−203310号公報 特開2007−190578号公報 特開2007−181875号公報
ところで、下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在すると、プレスブレーキの制御装置は、監視光の高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、監視光の遮光有りを検出して、下部金型上におけるワーク有りと判定することになる。換言すれば、プレスブレーキの制御装置は、監視光の高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、異物をワークであると誤認してしまい、上部テーブルの下降動作が停止されないことが想定される。そのため、下部金型上にワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の指が異物として存在すると、上部金型と下部金型によって指が挟まれて、作業者を危険にさらすおそれがある。また、下部金型上にワークの厚みと同程度の太さの工具が異物として存在すると、上部金型と下部金型によって工具が挟まれて、上部金型等の損傷や飛散を招くおそれがある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、異物をワークと誤認することがない、新規な構成からなるプレスブレーキを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワーク(ワークの端面)と前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、前記監視光の遮光の有無を検出する遮光検出部と、前記監視光の高さ位置が前記監視光の遮光有りと予定される遮光予定高さ位置に達した際における、前記遮光検出部の検出結果及び前記当接センサの検出結果に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定(検出)するワーク有無判定部(ワーク検出部)と、を具備したことである。
本発明の第1の態様において、好ましくは、前記ワーク有無判定部は、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記遮光検出部が前記監視光の遮光無しを検出している場合、又は前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。また、好ましくは、前記ワーク有無判定部は、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定する。
本発明の第1の態様によると、前記ワーク有無判定部は、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。そのため、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、異物をワークとして誤認することがなく、前記パンチ金型が異物に接触する前に、前記上部テーブルの下降動作を停止することができる。つまり、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、前記上部金型と前記下部金型によって異物が挟まれることがない。
本発明の第2の態様は、本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワーク(ワークの端面)と前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、前記上部金型の先端の高さ位置が前記光学式安全装置による監視を無効化するためのミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサの検出結果に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定(検出)するワーク有無判定部(ワーク検出部)と、を具備したことである。
本発明の第2の態様において、好ましくは、前記ワーク有無判定部は、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。また、好ましくは、前記ワーク有無判定部は、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定する。
本発明の第2の態様によると、前記ワーク有無判定部は、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。そのため、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、異物をワークとして誤認することがなく、前記パンチ金型が異物に接触する前に、前記上部テーブルの下降動作を停止することができる。つまり、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、前記上部金型と前記下部金型によって異物が挟まれることがない。
本発明の第3の態様は、本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワーク(ワークの端面)と前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、前記監視光の遮光の有無を検出する遮光検出部と、前記監視光の高さ位置が前記監視光の遮光有りと予定される遮光予定高さ位置に達した際に、前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部と、を具備したことである。
本発明の第3の態様によると、前記アクチュエータ制御部は、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際における、前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御している。これにより、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、前記上部金型と前記下部金型によって異物が挟まれることがない。
本発明の第4の態様は、本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワーク(ワークの端面)と前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、前記上部金型の先端の高さ位置が前記光学式安全装置による監視を無効化するためのミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部と、を具備したことである。
本発明の第4の態様によると、前記アクチュエータ制御部は、前記上部金型の先端の高さ位置が前記光学式安全装置による監視を無効化するためのミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御している。これにより、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、前記上部金型と前記下部金型によって異物が挟まれることがない。
本発明の第5の態様は、本体フレームの下部に設けられかつ上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられかつ下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記下部テーブルの背面側に設けられかつ奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材有したバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器と、前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器とを具備したプレスブレーキの運転中に、前記下部金型上におけるワークの有無を判定(検出)するワーク有無判定方法(ワーク検出方法)であって、前記上部テーブルの下降動作中に、前記監視光の遮光の有無を検出する遮光検出ステップと、前記上部テーブルの下降動作中に、ワーク(ワークの端面)と前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接検出ステップと、前記監視光の高さ位置が前記上部テーブルの下降動作によって前記監視光の遮光有りと予定される遮光予定高さ位置に達した際における、前記監視光の遮光の有無、及びワークと前記突き当て部材の当接の有無に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定ステップと、を具備したことである。
本発明の第5の態様において、好ましくは、前記ワーク有無判定ステップでは、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記監視光の遮光無しを検出している場合、又は前記監視光の遮光有りを検出しかつワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。前記ワーク有無判定ステップでは、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記監視光の遮光有りを検出しかつワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定する。
本発明の第5の態様によると、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記監視光の遮光有りを検出しかつワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。そのため、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、異物をワークとして誤認することがなく、前記パンチ金型が異物に接触する前に、前記上部テーブルの下降動作を停止することができる。つまり、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物がとして存在しても、前記上部金型と前記下部金型によって異物が挟まれることがない。
本発明の第6の態様は、本体フレームの下部に設けられかつ上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられかつ下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記下部テーブルの背面側に設けられかつ奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材有したバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器と、前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器とを具備したプレスブレーキの運転中に、前記下部金型上におけるワークの有無を判定(検出)するワーク有無判定方法(ワーク検出方法)であって、 前記上部テーブルの下降動作中に、ワーク(ワークの端面)と前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接検出ステップと、前記上部金型の先端の高さ位置が前記光学式安全装置による監視を無効化するためのミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサの検出結果に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定ステップと、を具備したことである。
本発明の第6の態様において、好ましくは、前記ワーク有無判定ステップでは、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、ワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。前記ワーク有無判定ステップでは、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、ワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定する。
本発明の第6の態様によると、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、ワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定する。そのため、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、異物をワークとして誤認することがなく、前記パンチ金型が異物に接触する前に、前記上部テーブルの下降動作を停止することができる。つまり、前記下部金型上にワークでなく、ワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物がとして存在しても、前記上部金型と前記下部金型によって異物が挟まれることがない。
本発明によれば、前記下部金型上にワークの厚みと同程度の太さ(厚み)の指又は工具等が異物として存在しても、前記上部金型と前記下部金型によって指又は異物等が挟まれることがない。そのため、本発明によれば、プレスブレーキによる曲げ加工の作業の安全性を十分に向上させると共に、前記上部金型等の損傷や飛散を十分に回避することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの模式正面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの模式側面図であり、図2においては、光学式安全装置を省略している。 図3は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの制御ブロック図である。 図4(a)は、セーフティポイントを説明するための模式図、図4(b)は、ミュートポイントを説明するための模式図である。 図5(a)は、監視光の高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、監視光の遮光有りが検出されかつワークと突き当て部材の当接有りが検出された様子を示す模式図である。図5(b)は、監視光の高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、監視光の遮光無しが検出された様子を示す模式図である。 図6(a)(b)は、監視光の高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、監視光の遮光有りが検出されかつワークと突き当て部材の当接無しが検出された様子を示す模式図である。図6(a)は、下部金型上にワークの厚みと同程度の太さの指が載置された様子を示しており、図6(b)は、下部金型上にワークの厚みと同程度の太さの工具が載置された様子を示している。 図7は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの制御方法(動作)を説明するフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態に係るプレスブレーキの制御方法を説明するフローチャートである。
本発明の実施形態について、図1から図8を参照して順次説明する。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「設けられる」とは、直接的に設けられることの他に、別部材を介して間接的に設けられることを含む意であり、「備えられる」と同義である。「備える」とは、直接的に備えることの他に、別部材を介して間接的に備えることを含む意であり、「設ける」と同義である。「異物」とは、例えば作業者の指及び工具等、ワーク以外の物体のことをいう。「幅方向」とは、プレスブレーキの幅方向のことをいい、左右方向と同義である。「奥行方向」とは、プレスブレーキの奥行方向のことをいい、前後方向と同義である。図面中、「FF」は、前方向、「FR」は、後方向、「L」は、左方向、「R」は、右方向、「U」は、上方向、「D」は、下方向をそれぞれ指している。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るプレスブレーキ10は、上部金型(パンチ金型)12と下部金型(ダイ金型)14の協働により板状のワーク(板金)Wに対して曲げ加工を行う加工機である。また、プレスブレーキ10は、本体フレーム16を具備しており、本体フレーム16は、左右方向(プレスブレーキ10の幅方向)に離隔対向した一対のサイドプレート18と、一対のサイドプレート18を連結する複数の連結バー20とを有している。
本体フレーム16は、その下部に、左右方向へ延びた下部テーブル22を備えている。下部テーブル22、その上側に、下部金型14を下部金型ホルダ24によって着脱可能に保持している。また、本体フレーム16は、その上部に、左右方向へ延びた上部テーブル26を昇降可能(上下方向へ移動可能)に備えており、上部テーブル26は、下部テーブル22に上下に対向している。上部テーブル26は、その下側に、上部金型12を上部金型ホルダ28によって着脱可能に保持している。各サイドプレート18は、その上部に、上部テーブル26を昇降させる昇降用アクチュエータとして昇降用油圧シリンダ30を備えている。なお、昇降用アクチュエータとして昇降用油圧シリンダ30の代わりに、昇降用サーボモータ(図示省略)を用いてもよい。
一方のサイドプレート18は、その適宜位置に、上部テーブル26の高さ位置を検出する高さ検出器の一例としてリニアスケール32を備えている。また、プレスブレーキ10は、下部テーブル22の正面側に配置された起動スイッチとしてのフットスイッチ34を具備しており、フットスイッチ34は、作業者Nの足踏み操作によって所定の起動信号を出力するようになっている。所定の起動信号とは、一対の昇降用油圧シリンダ30の駆動による上部テーブル26の下降動作を開始するための信号のことである。
本体フレーム16は、下部テーブル22の背面側(後方)に、ワークWを下部金型14に対して前後方向(プレスブレーキ10の奥行方向)に位置決めするためのバックゲージ36を備えている。バックゲージ36は、ワークWの端面Waを突き当て可能な突き当て部材38を有している。突き当て部材38は、詳細な図示は省略するが、例えば特開2010−162558号公報等に示すような公知の構成により前後方向、左右方向、及び上下方向へ位置調節可能になっている。また、突き当て部材38は、その適宜位置に、ワークW(ワークWの端面Wa)と突き当て部材38(突き当て部材38の当接面38a)の当接の有無を検出する当接センサ40を備えており、当接センサ40は、例えばポテンショメータ又はマイクロスイッチ等により構成されている。
プレスブレーキ10は、上部金型12と下部金型14の間へのワークW以外の異物の進入を監視する光学式安全装置42を具備している。そして、光学式安全装置42の具体的な構成は、次の通りである。
上部テーブル26は、その左側(プレスブレーキ10の幅方向の一方側)に、投光器用支持機構44を備えている。投光器用支持機構44は、詳細な図示は省略するが、例えば特開2016−101589号公報及び特開2016−128180号公報等に示す公知の構成からなっている。また、投光器用支持機構44は、その適宜位置に、上部金型12の下側(直下)において監視光(例えばレーザ光)Bを右方向に向かって投光する投光器46を備えている。換言すれば、投光器46は、上部テーブル26の左側に投光器用支持機構44を介して設けられている。ここで、投光器46の上部テーブル26に対する相対的な高さ位置は、上部金型12の高さに応じてそれぞれ調節可能になっている。投光器用支持機構44、投光器46、及び投光器46からの監視光Bは、上部テーブル26の昇降動作(下降動作及び上昇動作)によってそれぞれ上部テーブル26と一体的に昇降するようになっている。
上部テーブル26は、その右側(プレスブレーキ10の幅方向の他方側)に、受光器用支持機構48を備えている。受光器用支持機構48は、詳細な図示は省略するが、投光器用支持機構44と同様に、公知の構成からなっている。また、受光器用支持機構48は、その適宜位置に、投光器46からの監視光Bを受光する受光器50を備えている。換言すれば、受光器50は、上部テーブル26の右側に受光器用支持機構48を介して設けられている。ここで、受光器50の上部テーブル26に対する相対的な高さ位置は、上部金型12の高さに応じてそれぞれ調節可能になっている。また、受光器用支持機構48及び受光器50は、上部テーブル26の昇降動作によってそれぞれ上部テーブル26と一体的に昇降するようになっている。
図3に示すように、プレスブレーキ10は、加工プログラムに基づいて一対の昇降用油圧シリンダ30、バックゲージ36、及び光学式安全装置42(投光器46、受光器50)等を制御する制御装置52を具備している。また、制御装置52は、1つ又は複数のコンピュータによって構成されており、制御装置52には、リニアスケール32、フットスイッチ34、及びバックゲージ36の一部である当接センサ40が接続されている。
制御装置52は、加工プログラム、金型情報、ワーク情報、製品情報、セーフティポイントSP(図4(a)参照)、ミュートポイントMP(図4(b)参照)、投光器46の上部テーブル26に対する相対的な高さ位置等を記憶するメモリ(図示省略)と、曲げ加工プログラムを解釈して実行するCPU(図示省略)とを有している。金型情報には、上部金型12の形状及び各寸法等、並びに下部金型14の形状及び各寸法等を表す情報が含まれている。ワーク情報には、ワークWの材質、形状、及び各寸法等を表す情報が含まれており、製品情報には、製品の形状及び各寸法等を表す情報が含まれている。
ここで、図2及び図4(a)に示すように、セーフティポイントSPとは、上部金型12の先端(下端)の通過ポイントであって、上部金型12の先端とワークWで指Nfを挟まないようにするためのポイントことをいう。セーフティポイントSPは、下部金型14の上面に載置されるワークW(載置される予定のワークWを含む)の上面から、例えば6mmだけ上方の位置に設定されている。また、ワークWの上面を基準とするセーフティポイントSPの高さ位置は、一定の値(固定値)である。
図2及び図4(b)に示すように、ミュートポイントMPとは、上部金型12の先端の通過ポイントであって、光学式安全装置42による監視を無効化(ミュート)するためのポイントのこという。ミュートポイントMPは、下部金型14の上面に載置されるワークW(載置される予定のワークWを含む)の上面から、例えば5〜8mmだけ上方の位置に設定されている。また、ワークWの上面を基準とするミュートポイントMPの高さ位置は、例えば5〜8mmの範囲内で可変設定できるようになっている。ミュートポイントMPの高さ位置は、セーフティポイントSPの高さ位置よりも高い場合(図4(b)において実線の引出線で示す場合)と、セーフティポイントSPの高さ位置と同じ又はそれより低い場合(図4(b)において二点鎖線の引出線で示す場合)がある。
図1及び図3に示すように、制御装置52のCPUは、リニアスケール32の検出結果に基づいて、投光器46からの監視光Bの高さ位置、及び上部金型12の先端(下端)の高さ位置を監視できるようになっている。具体的には、制御装置52のCPUは、リニアスケール32の検出結果に基づいて、上部金型12の先端の高さ位置が上部テーブル26の下降動作によってミュートポイントMPの高さ位置に達したか否か判定できるようになっている。また、制御装置52のCPUは、リニアスケール32の検出結果に基づいて、監視光Bの高さ位置が上部テーブル26の下降動作によって遮光予定の高さ位置(監視光Bの遮光有りと予定される遮光予定高さ位置)に達したか否か判定できるようになっている。なお、遮光予定の高さ位置は、ワークWの厚み(厚み寸法)及び下部金型14の高さ寸法に応じて適宜に設定されている。
制御装置52のCPUは、監視光Bの遮光の有無を検出する遮光検出部(遮光判定部)54としての機能を有している。遮光検出部54は、受光器50に受光される単位時間当たりの受光量が所定の閾値よりも低下したか否かを判定することにより、投光器46からの監視光Bの遮光の有無を検出(判定)するようになっている。具体的には、遮光検出部54は、単位時間当たりの受光量が所定の閾値よりも低下した場合には、監視光Bの遮光有りを検出するようになっている。一方、遮光検出部54は、単位時間当たりの受光量が所定の閾値以上の場合には、監視光Bの遮光無しを検出するようになっている。所定の閾値とは、監視光Bの遮光の有無を検出するために予め設定した値のことである。
制御装置52のCPUは、ワーク有無判定部(ワーク検出部)56としての機能を有している。ワーク有無判定部56は、監視光Bの高さ位置が遮光予定の高さ位置に達した際における、遮光検出部54の検出結果及び当接センサ40の検出結果に基づいて、下部金型14上(下部金型14の上面上)におけるワークWの有無を判定(検出)する。具体的には、ワーク有無判定部56は、下記の第1の検出状態の場合に、下部金型14上におけるワーク有りと判定する。ワーク有無判定部56は、下記の第2の検出状態の場合及び第3の検出状態の場合に、下部金型14上におけるワーク無しと判定する。
ここで、図4(b)及び図5(a)に示すように、第1の検出状態の場合とは、第1のポイント態様の下で、監視光Bの高さ位置が遮光予定の高さ位置に達した際に、遮光検出部54が監視光Bの遮光有りを検出しかつ当接センサ40がワークW(ワークWの端面Wa)と突き当て部材38(突き当て部材38の当接面38a)の当接有りを検出していることである。第1のポイント態様とは、ミュートポイントMPの高さ位置がセーフティポイントSPの高さ位置と同じ又はそれより低いことをいう。
図4(b)及び図5(b)に示すように、第2の検出状態の場合とは、第1のポイント態様の下で、監視光Bの高さ位置が遮光予定の高さ位置に達した際に、遮光検出部54が監視光Bの遮光無しを検出していることである。図4(b)及び図6(a)(b)に示すように、第3の検出状態の場合とは、第1のポイント態様の下で、監視光Bの高さ位置が遮光予定の高さ位置に達した際に、遮光検出部54が監視光Bの遮光有りを検出しかつ当接センサ40がワークWと突き当て部材38の当接無しを検出していることである。
図2、図3、及び図4(b)に示すように、制御装置52のCPUは、一対の昇降用油圧シリンダ30を制御するアクチュエータ制御部58としての機能を有している。アクチュエータ制御部58は、ワーク有無判定部56が下部金型14上におけるワーク無しと判定した場合に、上部テーブル26の下降動作を停止するように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御するようになっている。また、アクチュエータ制御部58は、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達するまでに、遮光検出部54が監視光Bの遮光有りを検出した場合に、上部テーブル26の下降動作を停止するように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御するようになっている。
アクチュエータ制御部58は、ワーク有無判定部56が下部金型14上におけるワーク有りと判定した場合に、上部テーブル26の下降速度を第1の曲げ速度(第1の減速速度)まで減速させるように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御するようになっている。また、アクチュエータ制御部58は、第2のポイント態様の下で、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達した際に、上部テーブル26の下降速度を第2の曲げ速度(第2の減速速度)まで減速させるように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御するようになっている。ここで、第2のポイント態様とは、ミュートポイントMPの高さ位置がセーフティポイントSPの高さ位置よりも高いことである。第2の曲げ速度は、第1の曲げ速度よりも低い速度、例えば10mm/s以下に設定されている。
制御装置52のCPUは、光学式安全装置42を制御する安全装置制御部60としての機能を有している。安全装置制御部60は、ワーク有無判定部56が下部金型14上におけるワーク有りと判定した場合に、光学式安全装置42による監視を無効化して、投光器46からの監視光Bを消光するようになっている。また、安全装置制御部60は、第2のポイント態様の下で、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達した際に、光学式安全装置42による監視を無効化して、投光器46からの監視光Bを消光するようになっている。なお、光学式安全装置42による監視を無効化して監視光Bを消光する代わりに、光学式安全装置42による監視の無効化又は監視光Bの消光のいずれかのみを行ってもよい。
続いて、図3、図7、及び図8等を参照しつつ、本発明の実施形態の作用について、本発明の実施形態に係るワーク有無判定方法を含めて説明する。本発明の実施形態に係るワーク有無判定方法(ワーク検出方法)は、プレスブレーキ10の運転中に、下部金型14上におけるワークWの有無を判定(検出)する方法である。本発明の実施形態に係るワーク有無判定方法は、遮光検出ステップと、当接検出ステップと、ワーク有無判定ステップとを具備している。
作業者Nの足踏み操作によってフットスイッチ34から所定の起動信号が出力されると(図7のステップS101)、アクチュエータ制御部58は、上部テーブル26の下降動作を開始するように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御する(図7のステップS102)。続いて、制御装置52のCPUは、リニアスケール32の検出結果に基づいて、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達したか否か判定する(図7のステップS103)。
上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達していない場合(図7のステップS103のNoの場合)には、制御装置52のCPUは、遮光検出部54により監視光Bの遮光有りが検出されているか否か判定する(図7のステップS104)。そして、監視光Bの遮光有りが検出されている場合(図7のステップS104のYesの場合)には、アクチュエータ制御部58は、上部テーブル26の下降動作を停止するように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御する(図7のステップS105)。監視光Bの遮光無しが検出されている場合(図7のステップS104のNoの場合)には、制御装置52のCPUは、ステップS103の前に処理に戻る。
上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達している場合(図7のステップS103のYesの場合)には、制御装置52のCPUは、ミュートポイントMPの高さ位置がセーフティポイントSPの高さ位置と同じ又はそれよりも低いか否か判定する(図8のステップS201)。そして、ミュートポイントMPの高さ位置がセーフティポイントSPの高さ位置と同じ又はそれよりも低い場合(図8のステップS201のYesの場合)には、制御装置52のCPUは、監視光Bの高さ位置が遮光予定の高さ位置に達した際に(図8のステップS202)、遮光検出部54により監視光Bの遮光有りが検出されているか否か判定する(図8のステップS203、遮光検出ステップ)。
監視光Bの遮光有りが検出されている場合(図8のステップS203のYesの場合)には、制御装置52のCPUは、当接センサ40によりワークWと突き当て部材38の当接有りが検出されているか否か判定する(図8のステップS204、当接検出ステップ)。そして、ワークWと突き当て部材38の当接有りが検出されている場合(図8のステップS204のYesの場合)には、ワーク有無判定部56は、下部金型14上におけるワーク有りと判定する(図6のステップS205、ワーク有無判定ステップ)。その後、安全装置制御部60は、光学式安全装置42による監視を無効化して(図8のステップS206)、投光器46からの監視光Bを消光する(図8のステップS207)。更に、アクチュエータ制御部58は、上部テーブル26の下降速度を第1の曲げ速度まで減速させるように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御する(図8のステップ208)。これにより、上部金型12と下部金型14の協働によりワークWに対して曲げ加工を行うことができる(図8のステップ209)。
監視光Bの遮光無しが検出されている場合(図8のステップS203のNoの場合)、及びワークWと突き当て部材38の当接無しが検出されている場合(図8のステップS204のNoの場合)には、ワーク有無判定部56は、下部金型14上におけるワーク無しと判定する(図8のステップS210、ワーク有無判定ステップ)。そして、アクチュエータ制御部58は、上部テーブル26の下降動作を停止するように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御する(図8のステップS211)。
一方、ミュートポイントMPの高さ位置がセーフティポイントSPの高さ位置よりも高い場合(図8のステップS201のNoの場合)には、安全装置制御部60は、光学式安全装置42による監視を無効化して(図8のステップS212)、投光器46からの監視光Bを消光する(図8のステップS213)。そして、アクチュエータ制御部58は、上部テーブル26の下降速度を第2の曲げ速度まで減速させるように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御する(図8のステップ214)。これにより、上部金型12と下部金型14の協働によりワークWに対して曲げ加工を行うことができる(図8のステップ209)。
前述のように、ワーク有無判定部56は、監視光Bの高さ位置が遮光予定高さ位置に達した際に、遮光検出部54が監視光Bの遮光有りを検出しかつ当接センサ40がワークWと突き当て部材38の当接面38aの当接無しを検出している場合に、下部金型14上におけるワーク無しと判定する。また、アクチュエータ制御部58は、ワーク有無判定部56が下部金型14上におけるワーク無しと判定した場合に、上部テーブル26の下降動作を停止するように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御する。そのため、下部金型14上にワークWでなく、ワークWの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、異物をワークWとして誤認することがなく、パンチ金型12が異物に接触する前に、上部テーブル26の下降動作を停止することができる。つまり、下部金型14上にワークWでなく、ワークWの厚みと同程度の太さ(厚み)の異物が存在しても、上部金型12と下部金型14によって異物が挟まれることがない。
前述のように、ワーク有無判定部56は、第1のポイント態様の下で、下部金型14上におけるワークWの有無を判定する。また、アクチュエータ制御部58は、第2のポイント態様の下で、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達した際に、上部テーブル26の下降速度を第2の曲げ速度まで減速させるように一対の昇降用油圧シリンダ30を制御する。更に、安全装置制御部60は、第2のポイント態様の下で、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達した際に、光学式安全装置42による監視を無効化して、投光器46からの監視光Bを消光する投光器46からの監視光Bを消光する。そのため、セーフティポイントSPの高さ位置とミュートポイントMPの高さ位置との関係に応じて、プレスブレーキ10の動作をフレキシブルに制御することができる。
以上の如き、本発明の実施形態によれば、図6(a)(b)に示すように、下部金型14上にワークWの厚みと同程度の太さ(厚み)の指Nf又は工具T等が異物として存在しても、上部金型12と下部金型14によって指Nf又は工具T等が挟まれることがない。そのため、本発明の実施形態によれば、プレスブレーキ10による曲げ加工の作業の安全性を十分に向上させると共に、上部金型12等の損傷や飛散を十分に回避することができる。
また、本発明の実施形態によれば、前述のように、セーフティポイントSPの高さ位置とミュートポイントMPの高さ位置との関係に応じて、プレスブレーキ10の動作をフレキシブルに制御することができる。よって、本発明の実施形態によれば、セーフティポイントSPの高さ位置とミュートポイントMPの高さ位置との関係に応じて、曲げ加工の作業の効率を高めることができる。
(本発明の実施形態の変形例)
本発明の実施形態の変形例について、図2、図3、図4(b)、及び図8を参照して簡単に説明する。
ワーク有無判定部56は、監視光Bの高さ位置が遮光予定の高さ位置に達した際における、遮光検出部54の検出結果及び当接センサ40の検出結果に基づいて、下部金型14上におけるワークWの有無を判定する代わりに、次のように構成してもよい。
即ち、ワーク有無判定部56は、第1ポイント態様の下で、上部金型12の先端(下端)の高さ位置が上部テーブル26の下降動作によってミュートポイントMPの高さ位置に達したことを条件として、当接センサ40の検出結果に基づいて、下部金型14上におけるワークWの有無を判定する。具体的には、ワーク有無判定部56は、第1ポイント態様の下で、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達したことを条件として、当接センサ40がワークWと突き当て部材38の当接無しを検出している場合に、下部金型14上におけるワーク無しと判定する。ワーク有無判定部56は、第1ポイント態様の下で、上部金型12の先端の高さ位置がミュートポイントMPの高さ位置に達したことを条件として、当接センサ40がワークWと突き当て部材38の当接有りを検出している場合に、下部金型14上におけるワーク有りと判定する。
また、本発明の実施形態の変形例において、制御装置52のCPUは、遮光検出部54としての機能を省略する共に、ワーク有無判定方法は、遮光検出ステップ(図8のステップS202、S203)を省略している。
そして、本発明の実施形態の変形例においても、前述の本発明の実施形態と同様の作用及び効果を奏するものである。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、例えば、ミュートポイントMPの高さ位置がセーフティポイントSPの高さ位置よりも高くても、ワーク有無判定部56が下部金型14上におけるワークWの有無を判定する等、その他、種々の態様で実施可能である。そして、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態に限定されないものである。
10 プレスブレーキ
12 上部金型
14 下部金型
16 本体フレーム
18 サイドプレート
22 下部テーブル
26 上部テーブル
30 昇降用油圧シリンダ(昇降用アクチュエータ)
32 リニアスケール
34 フットスイッチ
36 バックゲージ
38 突き当て部材
40 当接センサ
42 光学式安全装置
46 投光器
50 受光器
52 制御装置
54 遮光検出部
56 ワーク有無判定部
58 アクチュエータ制御部
60 安全装置制御部
B 監視光
MP ミュートポイント
SP セーフティポイント
N 作業者
Nf 指
T 工具

Claims (13)

  1. 本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、
    前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、
    前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、
    前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワークと前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、
    前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、
    前記監視光の遮光の有無を検出する遮光検出部と、
    前記監視光の高さ位置が前記監視光の遮光有りと予定される遮光予定高さ位置に達した際における、前記遮光検出部の検出結果及び前記当接センサの検出結果に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定部と、を具備したことを特徴とするプレスブレーキ。
  2. 前記ワーク有無判定部は、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記遮光検出部が前記監視光の遮光無しを検出している場合、又は前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定し、
    前記ワーク有無判定部が前記下部金型上におけるワーク無しと判定した場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部を具備したことを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ。
  3. 前記ワーク有無判定部は、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定し、
    前記ワーク有無判定部が前記下部金型上におけるワーク有りと判定した場合に、前記上部テーブルの下降速度を減速させるように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部を具備したことを特徴とする請求項1に記載のプレスブレーキ。
  4. 前記ワーク有無判定部が前記下部金型上におけるワーク有りと判定した場合に、前記光学式安全装置による監視を無効化し又は前記監視光を消光する安全装置制御部を具備したことを特徴とする請求項3に記載のプレスブレーキ。
  5. 本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、
    前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、
    前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、
    前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワークと前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、
    前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、
    前記上部金型の先端の高さ位置が前記光学式安全装置による監視を無効化するためのミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサの検出結果に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定部と、を具備したことを特徴とするプレスブレーキ。
  6. 前記ワーク有無判定部は、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定し、
    前記ワーク有無判定部が前記下部金型上におけるワーク無しと判定した場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部を具備したことを特徴とする請求項5に記載のプレスブレーキ。
  7. 前記ワーク有無判定部は、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定し、
    前記ワーク有無判定部が前記下部金型上におけるワーク有りと判定した場合に、前記上部テーブルの下降速度を減速させるように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部を具備したことを特徴とする請求項5に記載のプレスブレーキ。
  8. 本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、
    前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、
    前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、
    前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワークと前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、
    前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、
    前記監視光の遮光の有無を検出する遮光検出部と、
    前記監視光の高さ位置が前記監視光の遮光有りと予定される遮光予定高さ位置に達した際に、前記遮光検出部が前記監視光の遮光有りを検出しかつ前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部と、を具備したことを特徴とするプレスブレーキ。
  9. 本体フレームの下部に設けられ、上側に下部金型を保持する下部テーブルと、
    前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられ、下側に上部金型を保持する上部テーブルと、
    前記上部テーブルを昇降させる昇降用アクチュエータと、
    前記下部テーブルの背面側に設けられ、奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材、及びワークと前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接センサを有し、ワークを前記下部金型に対して奥行方向に位置決めするためのバックゲージと、
    前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器、及び前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器を有し、前記上部金型と前記下部金型の間への異物の進入を監視する光学式安全装置と、
    前記上部金型の先端の高さ位置が前記光学式安全装置による監視を無効化するためのミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサがワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記上部テーブルの下降動作を停止するように前記昇降用アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部と、を具備したことを特徴とするプレスブレーキ。
  10. 本体フレームの下部に設けられかつ上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられかつ下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記下部テーブルの背面側に設けられかつ奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材有したバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器と、前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器とを具備したプレスブレーキの運転中に、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定方法であって、
    前記上部テーブルの下降動作中に、前記監視光の遮光の有無を検出する遮光検出ステップと、
    前記上部テーブルの下降動作中に、ワークと前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接検出ステップと、
    前記監視光の高さ位置が前記上部テーブルの下降動作によって前記監視光の遮光有りと予定される遮光予定高さ位置に達した際における、前記監視光の遮光の有無、及びワークと前記突き当て部材の当接の有無に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定ステップと、を具備したことを特徴とするワーク有無判定方法。
  11. 前記ワーク有無判定ステップでは、前記監視光の高さ位置が前記遮光予定高さ位置に達した際に、前記監視光の遮光無しを検出している場合、又は前記監視光の遮光有りを検出しかつワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定し、前記監視光の遮光有りを検出しかつワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定することを特徴とする請求項10に記載のワーク有無判定方法。
  12. 本体フレームの下部に設けられかつ上側に下部金型を保持する下部テーブルと、前記本体フレームの上部に昇降可能に設けられかつ下側に上部金型を保持する上部テーブルと、前記下部テーブルの背面側に設けられかつ奥行方向へ移動可能でかつワークの端面を突き当て可能な突き当て部材有したバックゲージと、前記上部テーブルの幅方向の一方側に設けられかつ前記上部金型の下側において監視光を投光する投光器と、前記上部テーブルの幅方向の他方側に設けられかつ前記監視光を受光する受光器とを具備したプレスブレーキの運転中に、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定方法であって、
    前記上部テーブルの下降動作中に、ワークと前記突き当て部材の当接の有無を検出する当接検出ステップと、
    前記上部金型の先端の高さ位置が前記光学式安全装置による監視を無効化するためのミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、前記当接センサの検出結果に基づいて、前記下部金型上におけるワークの有無を判定するワーク有無判定ステップと、を具備したことを特徴とするワーク有無判定方法。
  13. 前記ワーク有無判定ステップでは、前記上部金型の先端の高さ位置が前記ミュートポイントの高さ位置に達したことを条件として、ワークと前記突き当て部材の当接無しを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク無しと判定し、ワークと前記突き当て部材の当接有りを検出している場合に、前記下部金型上におけるワーク有りと判定することを特徴とする請求項12に記載のワーク有無判定方法。
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