JP4493463B2 - 曲げ加工方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学式安全装置を有する曲げ加工装置を用いた曲げ加工方法及びその装置に関する。
従来より、曲げ加工装置、例えばプレスブレーキにおいては、労働災害を防止すべく、機械本体前方の作業者側に、異物検出用の光学式安全装置を設置し、作業者の手足などの異物が光線を遮った場合には、上記光学式安全装置が作動して加工中のラムを停止させるようになっている。
この場合、従来の光学式安全装置の有効領域としては、パンチがワークに接触するまで(ピンチングポイントまで)、又はその直前まで(ミュートポイント(ワークの上方ほぼ6mm)まで)である。
例えば、特公昭62−34446号公報に開示されているように、パンチがワークに接触するまでは、光線を有効とし、この間に作業者の手足などの異物により、遮光された場合には、ラムを停止させている。
特公昭62−34446号公報
しかし、上記特公昭62−34446号公報に開示されている手段は、既述したように、光線が有効である領域は、パンチがワークに接触するまでであり、パンチがワークに接触後は、光線が無効となり、ワークが遮光しても、ラムを停止させることなく加工を続行させている。
そのため、ワークを把持している作業者の手足などが、ワークと金型、又はワークとテーブル間に挟まれることがある。
その結果、作業者にとっては、極めて危険な状態での加工を強いられることになる。
本発明の目的は、光学式安全装置を有する曲げ加工装置において、加工開始から終了までの全領域にわたって、作業者の安全を確保することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、
請求項1に記載したように、機械前方に光学式安全装置1を有する曲げ加工装置を用いた曲げ加工方法であって、
(1)予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数Nに基づき、
(2)実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と予め加工前に求めた遮光光軸数N′、Nとを比較し、両遮光光軸数の差d′、dが所定値K′、Kを越えたときには、ワークW以外の異物が進入したと見做してラム4を非常停止させ、
前記(1)と(2)の動作を曲げ工程ごとに繰り返す曲げ加工方法において、
上記(1)において、実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数Nに基づき、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N´を演算で求め、
上記(2)において、実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N´´と、前記(1)で予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N´、又は前記(1)で予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数Nとを比較することを特徴とする曲げ加工方法、
請求項に記載したように、機械前方に光学式安全装置1を有する曲げ加工装置を用いた曲げ加工方法において、
(1)予め加工前にシミュレーションで求めた曲げ工程1、2・・・ごとのワーク姿勢状態図αに基づき、
(2)実際の曲げ加工の際に、曲げ工程1、2・・・ごとに、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と予め加工前に求めた遮光光軸数N′、Nとを比較し、両遮光光軸数の差d′、dが所定値K′、Kを越えたときには、ワークW以外の異物が進入したと見做してラム4を非常停止させることを特徴とする曲げ加工方法、
請求項に記載したように、機械前方に光学式安全装置1を有する曲げ加工装置であって、
(1) 予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数Nに基づき、(2)実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と予め加工前に求めた遮光光軸数N′、Nとを比較し、両遮光光軸数の差d′、dが所定値K′、Kを越えたときには、ワークW以外の異物が進入したと見做してラム4を非常停止させ、前記(1)と(2)の動作を曲げ工程ごとに繰り返す制御装置Cを有する曲げ加工装置において、
上記制御装置Cが、
実際のワーク位置決め時に、該ワークWにより遮光される光軸数であるワーク位置決め遮光光軸数Nを算出することにより、それを実測するワーク位置決め遮光光軸数算出手段20Fと、
該実測したワーク位置決め遮光光軸数Nに基づき、ワーク跳ね上がり時に、該ワークWにより遮光される光軸数であるワーク跳ね上がり遮光光軸数N´を設定することにより、それを演算するワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段20Fと、
実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N´´と、前記予め加工前に演算したワーク跳ね上がり遮光光軸数N´、又は予め加工前に実測したワーク位置決め遮光光軸数Nとを比較し、両遮光光軸数の差d´、dを算出する比較手段20Gと、
該比較手段20Gにより算出された差d´、dが所定値K´、Kを越えたときには、ワークW以外の異物が進入したと見做してラム4を非常停止させる非常停止手段20Jから成り、各手段の動作を曲げ工程ごとに繰り返すことを特徴とする曲げ加工装置、及び
請求項に記載したように、機械前方に光学式安全装置1を有する曲げ加工装置において、
(1)予め加工前にシミュレーションで求めた曲げ工程1、2・・・ごとのワーク姿勢状態図αに基づき、(2)実際の曲げ加工の際に、曲げ工程1、2・・・ごとに、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と予め加工前に求めた遮光光軸数N′、Nとを比較し、両遮光光軸数の差d′、dが所定値K′、Kを越えたときには、ワークW以外の異物が進入したと見做してラム4を非常停止させる制御装置Cを有することを特徴とする曲げ加工装置という技術的手段を講じている。
上記本発明の構成によれば、例えば実測モードの場合には(図4〜図7)、予め加工前に実測したワーク位置決め遮光光軸数N(図4(A−1))に基づき、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))を演算で求め、実際の曲げ加工の際には(図4(C))、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′を、前記予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′と比較し、両遮光光軸数の差d′が所定値K′を越えたときには、ラム4を非常停止させ(図7のステップ108のYES〜ステップ111)、この動作を曲げ工程ごとに繰り返し、また、シミュレーションモードの場合には(図8〜図11)、予め加工前にシミュレーションで求めた曲げ工程1、2・・・ごとのワーク姿勢状態図α(図9)に基づき、曲げ工程1、2・・・ごとのワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を予め加工前に決定し(図10のステップ201〜204)、実際の曲げ加工の際には(図4(C)に相当)、曲げ工程1、2・・・ごとに、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′を、前記予め加工前に決定したワーク跳ね上がり遮光光軸数N′と比較し、両遮光光軸数の差d′が所定値K′を越えたときには、ラム4を非常停止させるようにした(図11のステップ211のYES〜ステップ214)。
これにより、加工開始後であっても、ワークWを把持した作業者Sの手足などが光学式安全装置1の(図1)複数の光軸L1 〜Ln を遮光すれば、ラム4が非常停止することにより、作業者Sが危険な状態での加工を強いられることはなくなり、安全が保証される。
上記のとおり、本発明によれば、光学式安全装置を有する曲げ加工装置において、加工開始から終了までの全領域にわたって、作業者の安全を確保するという効果がある。
また、本発明によれば、ワークフランジFが(例えば図4(A−1))上向きの場合に正確な位置決めがされるのに対して、このワークフランジFが下向きになった場合には、光学式安全装置1の遮光される光軸が異なるので、位置決めの正否が判明し、光学式安全装置1の利用範囲が拡大されるという効果もある。
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は、本発明の全体構成図であり、本発明で使用する曲げ加工装置は、光学式安全装置1を有し、該曲げ加工装置の制御装置Cは、実測モード用制御装置C1 とシミュレーションモード用制御装置C2 により構成され、いすれかの制御装置を使用かは切換スイッチSWにより、切り換えることができる。
上記実測モード用制御装置C1 は、図2に示すNC装置20により、また、シミュレーションモード用制御装置C2 は、図8に示すNC装置20により、それぞれ構成されており、切換スイッチSWは、該NC装置20を構成する入出力手段20Bの例えば入力手段であるキーにより構成されている。
このうち、実測モードは、図4〜図7の第1実施例を示し、ワークWを(例えば図4(A−1))ダイD上に載せてバックゲージの突当10、11に突き当てて実際に位置決めし、該実際に位置決めされたワークWにより遮光される光軸の数であるワーク位置決め遮光光軸数Nを、光学式安全装置1を作動させることにより、予め加工前に実測によりその都度求める方法である。
そして、実測モード(例えば図4)においては、加工前のワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′の設定動作(図4(A)、図7のステップ101〜ステップ105)と、加工動作(図4(B)→図4(C)、図7のステップ106〜ステップ111)とを、曲げ工程ごとに繰り返す。
また、シミュレーションモードは、図8〜図11の第2実施例を示し、前記ワーク位置決め遮光光軸数Nを(図9)、実際にワークWを位置決めすることなく、予め加工前に作成したワーク姿勢状態図αを用い、曲げ工程1、2・・・ごとに、演算により全部求める方法である。
そして、シミュレーションモードにおいては、予め曲げ工程1、2・・・ごとのワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を演算で全部求めておき(図9、図10)、その後、実際の曲げ加工を曲げ工程1、2・・・ごとに繰り返す(図11)。
更に、切換スイッチSWにより、各モードについて、後述する第1方法か第2方法かを切り換えることができる。
第1方法は、実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′を(例えば図4(C))、予め加工前に演算したワーク跳ね上がり遮光光軸数N′と(図4(A−2))比較する方法であり、第2方法は、実際の曲げ加工の際に、前記ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′を(図4(C))、予め加工前に実測したワーク位置決め遮光光軸数Nと(図4(A−1))比較する方法である。
即ち、この2つの方法は、実際の曲げ加工の際におけるワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))との比較対象が異なり、第1方法は、この実際の遮光光軸数N′′を予め演算したワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))と比較する方法であって、跳ね上がり遮光光軸数どうしの比較であるのに対して、第2方法は、該実際の遮光光軸数N′′(図4(C))を予め実測したワーク位置決め遮光光軸数N(図4(A−1))と比較する方法であって、跳ね上がり時と位置決め時の遮光光軸数の比較である。
図2は、本発明による曲げ加工方法の第1実施例(図4〜図7の実測モード)を実施するための装置構成図であり、図示する曲げ加工装置は、例えばプレスブレーキである。
このプレスブレーキは、機械本体の両側に側板8、9を有し、該側板8、9の上部には、ラム駆動源である例えば油圧シリンダ6、7が設けられ、該油圧シリンダ6、7により、上部テーブル4が上下動し、該上部テーブル4には、パンチPが装着されている。
また、側板8、9の下方には、下部テーブル5が配置され、該下部テーブル5には、ダイDが装着されている。
即ち、図2の曲げ加工装置は、下降式プレスブレーキであり、下部テーブル5の後方に配置されたバックゲージの突当10、11に、作業者SがワークWを突き当てて位置決めした後、フットペダル12をONすることにより、油圧シリンダ6、7を作動しラムである上部テーブル4を下降させれば、前記パンチPとダイDの協働により該ワークWが折り曲げられる。
下部テーブル5の前方には、図示するように、投光器2と受光器3により構成された光学式安全装置1が設置され、加工前に予め投光器2から複数の光線(例えばレーザ光)が投光され、その光線を受光器3で受光するようになっている。
上記投光器2は(図3)、複数の発光素子2A、2B・・・により、受光器3は、各発光素子2A、2B・・・に対応した複数の受光素子3A、3B・・・によりそれぞれ構成されている。
これにより、光学式安全装置1は、前記複数の発光素子2A、2B・・・と受光素子3A、3B・・・の中心を結ぶ直線である複数の光軸L1 〜Ln (図2)を有している。
図4〜図7は、本発明による曲げ加工方法の第1実施例である(ワーク位置決め遮光光軸数Nを(図4(A−1))実測する実測モード)。
(1)第1方法について。
第1方法は、既述したように、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))を、予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))と比較する方法である。
この第1方法の最も一般的な動作が図4に示されている。
先ず、図4(A−1)においては、光学式安全装置1を作動させて、複数の光軸全てを有効とし(遮光された場合に、ラム4が(図2)停止する状態)、この状態で、作業者Sがフットペダル12をONし、ラム4を下降させると、該ラム4はミュートポイントMPで停止する(図7のステップ101〜ステップ103)。
この状態で、作業者SがワークWを把持することにより、該ワークWを突当10、11に突き当てて位置決めする(図7のステップ104)。
このとき、図4(A−1)の斜線部分の領域が遮光されるので(遮光領域J)、該遮光領域Jに相当するワーク位置決め遮光光軸数Nが、NC装置20(図2)を構成するワーク位置決め遮光光軸数算出手段20Eにより算出される(図7のステップ105)。
即ち、実際のワークW位置決め時に(図4(A−1))、該ワークWにより遮光される光軸の数であるワーク位置決め遮光光軸数Nを、実測で求める。
そして、若しワークWがある角度まで跳ね上がると(図4(A−2))、該ワークWにより遮光される領域も、前記遮光領域J(図4(A−1))から遮光領域J′へ変化するので、該遮光領域J′に相当するワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を、後述するワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段20F(図2)により設定する(図7のステップ105)。
即ち、前記実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数Nに基づいて、ワークW跳ね上がり時に(図4(A−2))、該ワークWにより遮光されるワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を、演算で求める。
例えば、遮光領域がJからJ′へ変化した場合に、上下方向の寸法(長さ)だけがH(初期寸法)からH′(跳ね上がり寸法)へ変化すると仮定すれば(図4(A−1)→(A−2))、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′=ワーク位置決め遮光光軸数N×H′/Hにより、N′は演算で求めることができる。
更に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′を(図4(C))、前記演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−1))と比較する場合には、後述する比較手段20G(図2)が両遮光光軸数の差d′を算出し、その差d′が所定値K′を越えたときに(図7のステップ108のYES)、ラム4を非常停止させるが、予めこの所定値K′を設定しておく(図7のステップ105)。
この場合、作業者の手足など異物の進入が無く、ワークWだけに遮光される場合には、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と(図4(C))前記演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′とは、ほとんど等しく、従って、、通常は、両遮光光軸数の差d′も殆どゼロに近く、それに従って、所定値K′も極めて小さな値である。
そして、実際の曲げ加工の際に、前記両遮光光軸数N′′(図4(C))、N′(図4(A−2))の差d′が所定値K′を越えたか否かを判断するのは、後述するように(図7のステップ108)、非常停止手段20J(図2)である。
これにより、例えば前記ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))が演算で求められたときに、非常停止手段20Jが、所定の条件の下に、前記所定値K′を自動的に設定する。
又は、作業者が、加工対象であるワークWの形状、曲げ角度などから判断することにより、前記所定値K′を予め設定することもでき、その場合には、後述する入出力手段20B(図2)の操作画面などを利用して手動で設定する。
このように、ワーク位置決め遮光光軸数Nを算出すると共に、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を設定し、更に所定値K′を設定した後、光学式安全装置1の複数の光軸全てを無効とし(遮光された場合でも、ラム4が(図2)駆動する状態)、作業者SがワークWを把持した状態でフットペダル12をONし、ラム4を下降させピンチングポイントPPで停止させる(図4(B)、図7のステップ105〜106)。
この状態で、光学式安全装置1の複数の光軸全てを有効とし(遮光された場合に、ラム4が(図2)停止する状態)、作業者SがワークWを解放しながらフットペダル12をONし、ラム4を下降させると、実際の曲げ加工が開始される(図4(C)、図7のステップ107))。
そして、実際の曲げ加工の際に、前記比較手段20G(図2)により、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))と、前記演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))との差d′が算出され、非常停止手段20J(図2)により、その差d′が所定値K′を越えたか否かが判断される(図7のステップ108)。
その判断結果が、所定値K′を越えた場合には(YES)、ワークW以外の異物が進入したと見做され、前記したように、非常停止手段20J(図2)により、ラム4が非常停止される(図7のステップ111)。
このような前記図4(A)と図4(B)と図4(C)の動作を、第1実施例では、曲げ工程ごとに繰り返す。
そして、上記演算で求めるワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))の設定の仕方としては、ワークWにより遮光される光軸の数を、ラム4のストロークごと、即ちワークWの跳ね上がり角度ごとに算出する方法と(図5(A−2))、ワークWが跳ね上がっても、該ワークWにより遮光される光軸数がワーク位置決め時の遮光光軸数と実質的に等しくなるように、有効光軸(●印)と無効光軸(○印)を選択する方法とがある(例えば図6(A−2))。
前者の方法(図5)については、ワークWが(図5(A−2))跳ね上がると、遮光領域がJ′1 (跳ね上がり寸法H′1 )、J′2 (H′2 )、J′3 (H′3 )・・・と変化するが、この変化する遮光領域に相当するワーク跳ね上がり遮光光軸数N′1 、N′2 、N′3 ・・・を、後述する加工時遮光光軸数算出手段20F1により(図2)、ラムストロークごとに算出する。
この場合、図5(A−2)のようにワークフランジFが形成されているときには、ワークWの跳ね上がり動作により、該ワークフランジFで遮光される光軸の数は増加するが、ワークフランジFの形状が複雑になれば、遮光光軸の数は、ラムストロークごとに増加したり減少することもある。
そして、実際の曲げ加工の際には(図5(C))、前記比較手段20G(図2)により、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′1 、N′′2 、N′′3 ・・・(図5(C))と、前記演算で求めたラムストロークごとのワーク跳ね上がり遮光光軸数N′1 、N′2 、N′3 ・・・(図5(A−2))との差d′が算出され、非常停止手段20J(図2)により、その差d′が所定値K′を越えたか否かが判断される(図7のステップ108)。
その判断結果が、所定値K′を越えた場合には(YES)、ワークW以外の異物が進入したと見做され、同様に、非常停止手段20J(図2)により、ラム4が非常停止される(図7のステップ111)。
また、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))と比較するワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を(図4(A−2))、既述したように、ラムストロークごとに算出されたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′1 、N′2 、N′3 ・・・(図5(A−2))とする代わりに、ワークW(図6(A−2))が跳ね上がっても、該ワークWにより遮光される光軸数がワーク位置決め時の遮光光軸数と実質的に等しくなるように、有効光軸と無効光軸を選択する方法が、後者の図6に示す方法である。
即ち、通常は、ワークWが跳ね上がると、例えば遮光領域がJからJ′に増加すれば、該ワークWにより遮光される光軸の数も増加する(図4(A−1)→(A−2)。
しかし、図6の方法は、ワークWが跳ね上がっても、該ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′が(図6(A−2))、前記実測したワーク位置決め遮光光軸数Nと実質的に等しくなるように、後述する光軸選択手段20F2により(図2)、光学式安全装置1の有効光軸(●印)と無効光軸(○印)を選択する。
そして、選択された有効光軸(●印)がワークWにより遮光される数を、前記ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′として設定する。
この方法は、ワークWが跳ね上がっても、作業者の手足なとの異物が進入せず、光学式安全装置1の光軸が該ワークWだけに遮光される限り、遮光領域J′が変わっても、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′は、変わらないとの考えに基づく。
この場合、有効光軸(●印)と無効光軸(○印)の選択の仕方としては、ラムストロークの変化に対して、一定でもよく、また変更してもよい。
例えば、ラムストロークの変化に対して、選択の仕方が一定の例が、図6(A−2)に示され、ワークWが跳ね上がり、ラムストロークが変化しても、図示するように、1つの有効光軸(●印)と1つの無効光軸(○印)が連続するという両光軸の選択の仕方は、一定であり、有効光軸(●印)は、常時1つ飛ばして設定されている。
この場合、ワークWにより遮光される有効光軸(●印)の数が、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′として設定され、この設定されたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′は、既述したように、ワークWが跳ね上がっても、変わらない。
また、ラムストロークの変化に対して、選択の仕方が変更可能な例が、図6(A−3)に示されている。
例えば、図6(A−3)の上図に示すように、ワークWが跳ね上がり、ラムストロークが変化した場合に、ある位置では、例えば1つの有効光軸(●印)と1つの無効光軸(○印)が連続するというように、両光軸が選択され、有効光軸(●印)が1つ飛ばして設定されている。
しかし、図6(A−3)の下図に示すように、更にワークWが跳ね上がり、ラムストロークが更に変化した位置では、例えば1つの有効光軸(●印)と2つの無効光軸(○印)が連続するというように、両光軸が選択され、有効光軸(●印)が2つ飛ばして設定されている。
この場合でも(図6(A−3))、ワークWにより遮光される有効光軸(●印)の数が、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′として設定され、この設定されたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′は、同様に、ワークWが跳ね上がっても、変わらない。
そして、実際の曲げ加工の際には(図6(C))、前記比較手段20G(図2)により、選択された有効光軸(●印)(図6(C))に関して、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と、前記演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図6(A−2)、又は図6(A−3))との差d′が算出され、非常停止手段20J(図2)により、その差d′が所定値K′を越えたか否かが判断される(図7のステップ108)。
その判断結果が、所定値K′を越えた場合には(YES)、ワークW以外の異物が進入したと見做され、同様に、非常停止手段20J(図2)により、ラム4が非常停止される(図7のステップ111)。
換言すれば、図6の方法は、ワーク位置決め時に(図6(A−1))実測したワーク位置決め遮光光軸数Nに実質的に等しい状況を予め設定し、実際の曲げ加工の際には、ワークW(図6(C))の跳ね上がり動作により、実際に遮光された有効光軸(●印)の数N′′と、予め演算されたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図6(A−2)、又は図6(A−3))とを比較し、両遮光光軸数の差d′が所定値K′を越えれば、ラム4を停止させるようにしている。
尚、図5と図6においては、図5(B)、図6(B)は、既述した図4(B)と全く同じ内容であり、そのため、説明は省略する。
(2)第2方法について。
この第2方法は、既述したように、前記ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′を(図4(C))、予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数Nと(図4(A−1))比較する方法であり、ワークWの跳ね上がり時と位置決め時の遮光光軸数の比較である。
従って、第2方法では、作業者の手足など異物の進入が無く、ワークWだけに遮光される場合には、比較手段20Gで(図2)算出される両遮光光軸数N′′(図4(C))、N(図4(A−1))の差dは、比較的大きく、また、非常停止手段20Jで設定される所定値Kは、所定値K=ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))−ワーク位置決め遮光光軸数N(図4(A−1))より、一律に設定される。
前記図4〜図6の方法を実施するためのプレスブレーキのNC装置20は(図2)、CPU20Aと、入出力手段20Bと、記憶手段20Cと、発光制御手段20Dと、ワーク位置決め遮光光軸数算出手段20Eと、ワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段20Fと、比較手段20Gと、ラム駆動制御手段20Hと、非常停止手段20Jにより構成されている。
CPU20Aは、本発明の方法を実施するための動作手順に従って(例えば図7)、ワーク位置決め遮光光軸数算出手段20E、ワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段20Fなど図2に示す装置全体を制御する。
入出力手段20Bは、例えば上部テーブル4上に移動可能に取り付けられた操作ボックスから成り、該入出力手段20Bは、各種のキーなどの入力手段や、画面などの出力手段が設けられている。
この入出力手段20Bからは、作業者が手動により必要な情報Jを入力し、例えばワークW(図5(A−2))の跳ね上がり遮光光軸数N′1 、N′2 、N′3 ・・・をラムストロークごとに算出する場合に、該ワークWの形状や、ワークフランジFの寸法などを入力する。
記憶手段24Cは(図2)、例えば予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数Nや(図4(A−1))、予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))、所定値K′、Kを記憶し、更には、加工プログラムなどを記憶する。
発光制御手段20Fは(図2)、既述した光学式安全装置1を構成する投光器2の各発光素子2A、2B・・・を(図3)駆動制御し(例えばレーザ発振器を起動する)、複数の光線を受光器3側へ投光することにより、光学式安全装置1を作動させる。
ワーク位置決め遮光光軸数算出手段20Eは(図2)、既述したように、実際のワーク位置決め時に(例えば図4(A−1))、該ワークWにより遮光される光軸数であるワーク位置決め遮光光軸数Nを算出することにより、ワーク位置決め遮光光軸数Nを実測で求める。
ワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段20Fは(図2)、既述したように、前記実測したワーク位置決め遮光光軸数Nに基づき、ワーク跳ね上がり時に(例えば図4(A−2))、該ワークWにより遮光される光軸数であるワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を設定することにより、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を演算で求める。
このワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段20Fは(図2)、図示するように加工時遮光光軸数算出手段20F1と光軸選択手段20F2により構成されている。
加工時遮光光軸数算出手段20F1は、ワークWの(図5(A−2))跳ね上がり動作に伴い、該ワークWにより遮光される光軸の数N′1 、N′2 、N′3 ・・・を、ラムストロークごとに算出する。
また、光軸選択手段20F2は(図2)、ワークW(図6(A−2))の跳ね上がり動作に伴い、該ワークWにより遮光される光軸数がワーク位置決め遮光光軸数Nと実質的に等しくなるように、有効光軸(●印)と無効光軸(○印)を選択し、該選択された有効光軸(●印)がワークWにより遮光される光軸数をワーク跳ね上がり遮光光軸数N′として設定する。
比較手段20Gは(図2)、実際の曲げ加工の際に(例えば図4(C))、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と、予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))、又は予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数N(図4(A−1))を比較し、両遮光光軸数の差d′、dを算出する。
ラム駆動制御手段20Hは(図1)、フットペダル12がONされた場合に(例えば図7のステップ107)、油圧シリンダ6、7を作動して、ラムである上部テーブル4を下降させる。
非常停止手段20Jは、前記比較手段20Gにより算出された差d′、dが所定値K′、Kを越えたときに(図7のステップ108のYES)、ワークW以外の異物が進入したと見做してラム4を非常停止させる(図7のステップ111)。
以下、本発明の第1実施例(実測モード)の動作を、図7に基づいて説明する。
(1)第1方法(ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))を、予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))と比較する方法)。
(1)−A ワーク位置決め遮光光軸数Nの算出とワーク跳ね上がり遮光光軸数N′の設定、並びに所定値K′の設定までの動作(図7のステップ101〜ステップ105)。
図7のステップ101において、光学式安全装置1を作動させ、ステップ102において、作業者Sがフットペダル12をONし、ラム4を下降させ、ステップ103において、ラム4がミュートポイントMPで停止し、ステップ104において、ワークWを位置決めし、ステップ105において、ワーク位置決め遮光光軸数Nを算出すると共に、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を設定し、所定値K′を設定する。
即ち、作業者Sは(図2)、切換スイッチSW(図1)を介して制御装置Cを実測モードに切り換えると共に、該実測モードにおいて、更に、第1方法に切り換える。
この切り換え動作を検知したCPU20Aは(図2)、加工が開始されたと見做し、発光制御手段20Dを介して光学式安全装置1を作動させると共に、フットペダル12のONを検知したときにラム駆動制御手段20Hを介して油圧シリンダ6、7を作動させてラム4を下降させ、該ラム4をミュートポイントMPで停止させる(図4(A−1))。
これにより、パンチPとダイDの間に隙間が形成されるので、作業者Sは、その隙間からワークWを挿入して突当10、11に突き当て、該ワークWを位置決めする。
この場合、光学式安全装置1の複数の光軸は全て有効であり、CPU20Aは(図2)、ワーク位置決め遮光光軸数算出手段20Eを介して、ワークWの初期寸法H(図4(A−1))に相当するワーク位置決め遮光光軸数Nを実測すると共に、ワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段20F(図2)を介して、ワークWの跳ね上がり寸法H′(図4(A−2))に相当するワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を演算し、更には、非常停止手段20J(図2)を介して、所定値K′を設定する。
これらワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′と所定値K′は、記憶手段20Cに記憶される。
(1)−B 実際の曲げ加工動作(図7のステップ106〜ステップ111)。
前記図7のステップ106において、作業者SがワークWを把持した状態でフットペダル12をONし、ラム4を下降させピンチングポイントPPで停止させ、ステップ107において、作業者SがワークWを解放しながらフットペダル12をONし、ラム4を下降させ、ステップ108において、ワークの跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と予め加工前に演算したワーク跳ね上がり遮光光軸数N′とを比較し、両遮光光軸数の差d′が所定値K′を越えたか否かを判断し、所定値K′を越えた場合には(YES)、ステップ111において、ラム4を非常停止させ、所定値K′を越えない場合には(NO)、ステップ109において、ラム4を下降させ、ステップ110において、所定のストロークに到達したときに(YES)、当該曲げ工程の加工は終了する。
即ち、CPU20Aは(図1)、ワーク位置決め遮光光軸数Nの実測などを(図7のステップ105)を検知すると、光学式安全装置1の複数の光軸全てを無効にした状態で、フットペダル12のONを検知したときにラム駆動制御手段20Hを介してラム4を下降させピンチングポイントPPで停止させ(図4(B))、その後、光学式安全装置1の複数の光軸全てを有効にした状態で、フットペダル12のONを検知したときにラム駆動制御手段20Hを介してラム4を下降さることにより(図4(C))、実際の曲げ加工が開始される。
曲げ加工中に、CPU20Aは(図2)、比較手段20Gを介して、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))と、予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))とを比較し、両遮光光軸数の差d′が所定値K′を越えたときには、ワークW以外の異物が進入したと見做し、非常停止手段20J(図2)を介して、ラム4を非常停止させる。
しかし、CPU20Aは、前記両遮光光軸数の差d′が所定値K′を越えないときには、異物の進入無しと見做し、ラム駆動制御手段20Hを介して、ラム4の下降を継続させることにより、曲げ加工を続行させる。
このようにして、前記(1)−Aと(1)−Bから成る図7の動作を、曲げ工程ごとに繰り返す。
(2)第2方法(ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))を、予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数N(図4(A−1))と比較する方法)。
この第2方法の場合、ワーク位置決め遮光光軸数Nの算出とワーク跳ね上がり遮光光軸数N′の設定、並びに所定値K′の設定までの動作(図7のステップ101〜ステップ105)は、前記第1方法と全く同じであり、また、実際の曲げ加工動作(図7のステップ106〜ステップ111)については、ステップ108におけるワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))の比較対象が、第1方法のワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2))の代わりに、ワーク位置決め遮光光軸数N(図4(A−1))になるだけで、他は第1方法と全く同じであり、そのため説明は省略する。
図8は、本発明による曲げ加工方法の第2実施例(図9〜図11のシミュレーションモード)を実施するための装置構成図である。
図8において、図示するプレスブレーキ、光学式安全装置1は、図2と全く同じであり、NC装置20を構成する手段については、図2と同じ手段は同じ符号を用い、図2と異なる手段のみ新しい符号を用いている。
即ち、NC装置20は、CPU20Aと、入出力手段20Bと、記憶手段20Cと、発光制御手段20Dと、曲げ順等決定手段20Kと、ワーク姿勢状態図作成手段20Lと、遮光光軸数決定手段20Mと、比較手段20Gと、ラム駆動制御手段20Hと、非常停止手段20Jにより構成されている。
CPU20Aは、本発明を実施するための動作手順に従って(例えば図10、図11)曲げ順等決定手段20K、ワーク姿勢状態図作成手段20Lなど図8に示す装置全体を制御する。
入出力手段20Bは、例えば上位NC装置21を介して、又は作業者が手動により製品情報を入力し(図10のステップ201)、これにより、予め加工前のシミュレーションにより、曲げ順などを決定し、曲げ工程1、2・・・ごとのワーク姿勢状態図α(図9)を作成すると共に、該ワーク姿勢状態図αに基づいて、各曲げ工程ごとのワーク位置決め遮光光軸数N等が決定される(図10のステップ202〜ステップ204)。
即ち、第1実施例(図2〜図7)の場合には、ワーク位置決め遮光光軸数Nは(例えば図4(A−1))、実際にワークWを位置決めして実測しなければならないが、第2実施例では(図8〜図11)、CADから成る製品情報を用いることにより、予め加工前のシミュレーションにより、曲げ工程1、2・・・ごとのワーク姿勢状態図α(工程図)(図9)を作成すると共に、該ワーク姿勢状態図αに基づいて、各曲げ工程ごとのワーク位置決め遮光光軸数N、更には、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′が全て演算で求まる。
記憶手段24Cは(図8)、前記入出力手段20Bを介して入力された製品情報、作成されたワーク姿勢状態図α(図9)、曲げ工程ごとに決定されたワーク位置決め遮光光軸数N及びワーク跳ね上がり遮光光軸数N′、更には、シミュレーションプログラム、加工プログラムなどを記憶する。
発光制御手段20Dは(図8)、同様に、光学式安全装置1を構成する投光器2の各発光素子2A、2B・・・を(図3)駆動制御し(例えばレーザ発振器を起動する)、複数の光線を受光器3側へ投光することにより、光学式安全装置1を作動させる。
曲げ順等決定手段20Kは、製品情報に基づいて、曲げ順、金型P、D(金型レイアウトを含む)を決定する(図10のステップ202)。
製品情報には、例えば加工対象であるワークWの板厚、材質、曲げ角度、フランジ寸法、曲げ線などを含み、これらに基づいて、前記したように、曲げ順(曲げ工程)、金型P、Dを決定し、曲げ順に従って、D値、L値なども決定する。
ワーク姿勢状態図作成手段20Lは、各曲げ工程ごとのワーク位置決め時とワーク跳ね上げ時におけるワークWの姿勢状態を示す図α、即ち、ワーク姿勢状態図αを作成する(図10のステップ203)。
このワーク姿勢状態図αは、ワークWを突当10、11に突き当てて位置決めした姿勢状態と(例えば図9の実線で示す)、跳ね上がったワークWの姿勢状態とを(例えば図9の破線で示す)、曲げ工程1、2・・・ごとに表した図である。
この場合、図9の矢印で指示されるように、1つ前の曲げ工程の加工後の跳ね上がったワークWの姿勢状態(破線)に基づいて、当該曲げ加工の加工前のワーク位置決め時におけるワークWの姿勢状態(実線)が作成される。
遮光光軸数決定手段20Mは(図8)、このようなワーク姿勢状態図α(図9)において、曲げ工程1、2・・・ごとに、ワーク位置決め時に(図9の実線)、該ワークWにより遮光される光軸数であるワーク位置決め遮光光軸数Nと、ワーク跳ね上がり時に(図9の破線)、該ワークWにより遮光される光軸数であるワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を決定する(図10のステップ204)。
この決定された、曲げ工程1、2・・・ごとのワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′は、記憶手段20Cに記憶される。
前記遮光光軸数決定手段20Mは(図8)、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を決定する際に、ワーク姿勢状態図αを(図9)用い、曲げ工程1、2・・・ごとに、ワークWの跳ね上がり動作に伴い、該ワークWにより遮光される光軸の数を、ラムストロークごとに算出することができる(図5(A−2)に相当)。
又は、前記遮光光軸数決定手段20Mは(図8)、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を決定する際に、ワーク姿勢状態図αを(図9)用い、曲げ工程1、2・・・ごとに、ワークWが跳ね上がっても、該ワークWにより遮光される光軸数がワーク位置決め時の遮光光軸数と実質的に等しくなるように、有効光軸(●印)と無効光軸(○印)を選択することができる(図6(A−2)、又は図6(A−3)に相当)。
また、この遮光光軸数決定手段20Mにより、曲げ工程1、2・・・ごとのワーク位置決め遮光光軸数Nと、ワーク跳ね上がり遮光光軸数N′が決定されたときに、非常停止手段20Jにより、所定値K′、K(例えば図4に相当)が設定されるが、この所定値K′、Kも記憶手段20C(図8)に記憶される。
比較手段20Gは、同様に、実際の曲げ加工の際に(例えば図4(C)に相当)、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′と、前記ワーク姿勢状態図α(図9)に基づいて決定されたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(例えば図4に示す既述した第1方法に相当)、又はワーク位置決め遮光光軸数Nを比較し(例えば図4に示す既述した第2方法に相当)、両遮光光軸数の差d′、dを算出する。
また,同様に、ラム駆動制御手段20Hは(図8)、フットペダル12がONされた場合に(例えば図11のステップ210)、油圧シリンダ6(図8)、7を作動して、ラムである上部テーブル4を下降させ、非常停止手段20Jは、前記比較手段20Gにより算出された両遮光光軸数の差d′、dが所定値K′、Kを越えたときに(例えば図11のステップ211のYES)、ワークW以外の異物が進入したと見做してラム4を非常停止させる(図11のステップ214)。
以下、本発明の第2実施例(シミュレーションモード)の動作を、図10、図11に基づいて説明する。
(1)シミュレーション動作(図10)。
図10のステップ201において、製品情報を入力し、ステップ202において、曲げ順などを決定し、ステップ203において、ワーク姿勢状態図αを作成し、ステップ204において、曲げ工程1、2・・・ごとに,ワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を決定し、所定値K′を設定する。
即ち、CPU20Aは(図8)、製品情報が入力されたことを検知すると、曲げ順等決定手段20Kとワーク姿勢状態図作成手段20Lを制御し、曲げ順、金型P、Dを決定させると共に、該決定された曲げ順、金型P、Dに基づいて、曲げ工程1、2・・・ごとのワーク位置決め時とワーク跳ね上げ時におけるワークWの姿勢状態を示すワーク姿勢状態図α(図9)を作成させる。
このワーク姿勢状態図αは、既述したように、記憶手段20C(図8)に記憶される。
そして、CPU20Aは、このワーク姿勢状態図αを用い、遮光光軸数決定手段20Mを介して、曲げ工程1、2・・・ごとに,ワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を決定し、更に、非常停止手段20Jを介して、所定値K′を設定し、これらも、記憶手段20Cに記憶させる。
(2)実際の曲げ加工動作(図11)。
この図11に示す実際の曲げ加工動作は、図7のステップ101〜ステップ104、ステップ106〜ステップ111と全く同じであり(図7のステップ105に相当する動作は、加工前の図10のステップ204で実施済み)、そのため、説明は省略する。
また、図11は、既述した第1方法(ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))を、予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数N′(図4(A−2)と比較する方法)と同じである。
従って、図11において、既述した第2方法(ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))を、予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数N(図4(A−1)と比較する方法)と同じ方法を実施する場合には、ステップ211におけるワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数N′′(図4(C))の比較対象を、ワーク位置決め遮光光軸数N(図9)に代えるだけであり、そのため説明は省略する。
このように、(1)のシミュレーションの動作により、曲げ工程1(図9)、2・・・ごとのワーク位置決め遮光光軸数Nとワーク跳ね上がり遮光光軸数N′を演算で全部求めた後(図10)、(2)の実際の曲げ加工動作を、曲げ工程1、2・・・ごとに繰り返す(図11)。
本発明は、光学式安全装置を有する曲げ加工装置における曲げ加工方法及びその装置に利用され、光学式安全装置を有する曲げ加工装置において、加工開始から終了までの全領域にわたって、作業者の安全を確保する場合に有用であり、具体的には、実測モードのみならず(図2〜図7)、シミュレーションモード(図8〜図11)にも有用であり、更には、下降式プレスブレーキのみならず、上昇式プレスブレーキに適用されて極めて有用である。
本発明の全体構成図である。 本発明による曲げ加工方法の第1実施例(実測モード)を実施するための装置構成図である。 本発明を構成する光学式安全装置1を示す図である。 本発明の第1実施例の一般的な方法の説明図である。 図4の具体的な方法の説明図である。 図4の他の具体的な方法の説明図である。 本発明の第1実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明による曲げ加工方法の第2実施例(シミュレーションモード)を実施するための装置構成図である。 本発明の第2実施例に使用されるワーク姿勢状態図α(工程図)の説明図である。 本発明の第2実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。
符号の説明
1 光学式安全装置
2 投光器
2A、2B・・・ 発光素子
3 受光器
3A、3B・・・ 受光素子
4 上部テーブル
5 下部テーブル
6、7 油圧シリンダ
8、9 側板
10、11 突当
20 NC装置
20A CPU
20B 入出力手段
20C 記憶手段
20D 発光制御手段
20E ワーク位置決め遮光光軸数算出手段
20F ワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段
20F1 加工時遮光光軸数算出手段
20F2 光軸選択手段
20G 比較手段
20H ラム駆動制御手段
20J 非常停止手段
20K 曲げ順等決定手段
20L ワーク姿勢状態図作成手段
20M 遮光光軸数決定手段
21 上位NC装置
C 制御装置
1 実測モード用制御装置
2 シミュレーションモード用制御装置
D ダイ
1 〜Ln 複数の光軸
P パンチ
SW 切換スイッチ
W ワーク

Claims (10)

  1. 機械前方に光学式安全装置を有する曲げ加工装置を用いた曲げ加工方法であって、
    (1)予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数に基づき、
    (2)実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と予め加工前に求めた遮光光軸数とを比較し、両遮光光軸数の差が所定値を越えたときには、ワーク以外の異物が進入したと見做してラムを非常停止させ、
    前記(1)と(2)の動作を曲げ工程ごとに繰り返す曲げ加工方法において、
    上記(1)において、実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数に基づき、ワーク跳ね上がり遮光光軸数を演算で求め、
    上記(2)において、実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と、前記(1)で予め加工前に演算で求めたワーク跳ね上がり遮光光軸数、又は前記(1)で予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数とを比較することを特徴とする曲げ加工方法。
  2. 上記(1)において、ワーク跳ね上がり遮光光軸数を演算で求める場合には、該ワーク跳ね上がり遮光光軸数をラムストロークごとに算出し、又はワーク跳ね上がり遮光光軸数が実測したワーク位置決め遮光光軸数と実質的に等しくなるように、有効光軸と無効光軸を選択する請求項記載の曲げ加工方法。
  3. 機械前方に光学式安全装置を有する曲げ加工装置を用いた曲げ加工方法において、
    (1)予め加工前にシミュレーションで求めた曲げ工程ごとのワーク姿勢状態図に基づき、
    (2)実際の曲げ加工の際に、曲げ工程ごとに、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と予め加工前に求めた遮光光軸数とを比較し、両遮光光軸数の差が所定値を越えたときには、ワーク以外の異物が進入したと見做してラムを非常停止させることを特徴とする曲げ加工方法。
  4. 上記(1)において、予め加工前に、製品情報により決定される曲げ順、金型により、曲げ工程ごとのワーク姿勢状態図を作成した後、該ワーク姿勢状態図に基づいて、曲げ工程ごとのワーク位置決め遮光光軸数とワーク跳ね上がり遮光光軸数を決定し、
    上記(2)において、実際の曲げ加工の際に、曲げ工程ごとに、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と、前記(1)で予め加工前に決定したワーク跳ね上がり遮光光軸数、又は前記(1)で予め加工前に決定したワーク位置決め遮光光軸数とを比較する請求項記載の曲げ加工方法。
  5. 上記(1)において、ワーク跳ね上がり遮光光軸数を決定する場合には、該ワーク跳ね上がり遮光光軸数をラムストロークごとに算出し、又はワーク跳ね上がり遮光光軸数がワーク位置決め遮光光軸数と実質的に等しくなるように、有効光軸と無効光軸を選択する請求項記載の曲げ加工方法。
  6. 機械前方に光学式安全装置を有する曲げ加工装置であって、
    (1) 予め加工前に実測で求めたワーク位置決め遮光光軸数に基づき、(2)実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と予め加工前に求めた遮光光軸数とを比較し、両遮光光軸数の差が所定値を越えたときには、ワーク以外の異物が進入したと見做してラムを非常停止させ、前記(1)と(2)の動作を曲げ工程ごとに繰り返す制御装置を有する曲げ加工装置において、
    上記制御装置が、
    実際のワーク位置決め時に、該ワークにより遮光される光軸数であるワーク位置決め遮光光軸数を算出することにより、それを実測するワーク位置決め遮光光軸数算出手段と、
    該実測したワーク位置決め遮光光軸数に基づき、ワーク跳ね上がり時に、該ワークにより遮光される光軸数であるワーク跳ね上がり遮光光軸数を設定することにより、それを演算するワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段と、
    実際の曲げ加工の際に、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と、前記予め加工前に演算したワーク跳ね上がり遮光光軸数、又は予め加工前に実測したワーク位置決め遮光光軸数とを比較し、両遮光光軸数の差を算出する比較手段と、
    該比較手段により算出された差が所定値を越えたときには、ワーク以外の異物が進入したと見做してラムを非常停止させる非常停止手段から成り、各手段の動作を曲げ工程ごとに繰り返すことを特徴とする曲げ加工装置。
  7. 上記ワーク跳ね上がり遮光光軸数設定手段が、加工時遮光光軸数算出手段と光軸選択手段により構成され、加工時遮光光軸数算出手段は、ワーク跳ね上がり遮光光軸数をラムストロークごとに算出し、光軸選択手段は、ワーク跳ね上がり遮光光軸数が実測したワーク位置決め遮光光軸数と実質的に等しくなるように、有効光軸と無効光軸を選択する請求項記載の曲げ加工装置。
  8. 機械本体前方に光学式安全装置を有する曲げ加工装置において、
    (1)予め加工前にシミュレーションで求めた曲げ工程ごとのワーク姿勢状態図に基づき、(2)実際の曲げ加工の際に、曲げ工程ごとに、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と予め加工前に求めた遮光光軸数とを比較し、両遮光光軸数の差が所定値を越えたときには、ワーク以外の異物が進入したと見做してラムを非常停止させる制御装置を有することを特徴とする曲げ加工装置。
  9. 上記制御装置が、
    製品情報に基づいて、曲げ順、金型を決定する曲げ順等決定手段と、
    各曲げ工程ごとのワーク位置決め時とワーク跳ね上げ時におけるワークの姿勢状態を示すワーク姿勢状態図を作成するワーク姿勢状態図作成手段と、
    各曲げ工程ごとに、ワーク位置決め遮光光軸数とワーク跳ね上がり遮光光軸数を決定する遮光光軸数決定手段と、
    実際の曲げ加工の際に、曲げ工程ごとに、ワーク跳ね上がりに伴う実際の遮光光軸数と前記予め加工前に決定されたワーク跳ね上がり遮光光軸数、又は前記予め加工前に決定されたワーク位置決め遮光光軸数とを比較し、両遮光光軸数の差を算出する比較手段と、
    該比較手段により算出された差が所定値を越えたときには、ワーク以外の異物が進入したと見做してラムを非常停止させる非常停止手段から成る請求項記載の曲げ加工装置。
  10. 上記遮光光軸数決定手段は、ワーク跳ね上がり遮光光軸数を決定する場合に、該ワーク跳ね上がり遮光光軸数をラムストロークごとに算出し、又はワーク跳ね上がり遮光光軸数がワーク位置決め遮光光軸数と実質的に等しくなるように、有効光軸と無効光軸を選択する請求項記載の曲げ加工装置。
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