JP2018049063A - 加飾ラベル及び加飾容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 当初は見えないデザインが表れる趣向性の高い加飾ラベルを提供する。【解決手段】 本発明の加飾ラベル11は、ラベル基材3の表面に、艶消し層5が設けられ、前記艶消し層5の表面を含んで前記親水化層2が設けられている。【選択図】 図2
Description
本発明は、冷やすと所望のデザインが表れる加飾ラベルなどに関する。
従来、飲料などの各種の内容物を入れた容器に、加飾目的などで各種のラベルが装着されている。
かかるラベルは、ラベル基材に様々なデザインを印刷することによって加飾されている。
例えば、特許文献1には、合成樹脂製の透明なフィルム層の裏面に、装飾模様が印刷され、そのフィルム層の表面に、装飾模様を上塗りするように、無機微粒子を付着させた凹凸面部が設けられているラベルが開示されている。かかるラベルは、凹凸面部の光沢コントラストが装飾模様に相乗して、見る者に冷たい感じを与えることができる。
従来の加飾ラベルは、ラベルを製造した時点(ラベル完成時)でデザインが見えているが、当初はデザインが見えず、経時的にデザインが生じる加飾ラベルは知られていない。
かかるラベルは、ラベル基材に様々なデザインを印刷することによって加飾されている。
例えば、特許文献1には、合成樹脂製の透明なフィルム層の裏面に、装飾模様が印刷され、そのフィルム層の表面に、装飾模様を上塗りするように、無機微粒子を付着させた凹凸面部が設けられているラベルが開示されている。かかるラベルは、凹凸面部の光沢コントラストが装飾模様に相乗して、見る者に冷たい感じを与えることができる。
従来の加飾ラベルは、ラベルを製造した時点(ラベル完成時)でデザインが見えているが、当初はデザインが見えず、経時的にデザインが生じる加飾ラベルは知られていない。
本発明の目的は、当初は見えないデザインが表れる趣向性の高い加飾ラベルを提供することである。
本発明の加飾ラベルは、ラベル基材の表面に、部分的に親水化層が設けられている。
本発明の好ましい加飾ラベルは、ラベル基材の表面に、艶消し層が設けられ、前記艶消し層の表面を含んで前記親水化層が設けられている。
本発明の別の局面によれば、加飾容器を提供する。
本発明の加飾容器は、上記加飾ラベルと、平滑な外面を有する容器と、を有し、前記親水化層が設けられた領域を前記平滑な外面に対応させて前記加飾ラベルが前記容器に装着されている。
本発明の加飾容器は、上記加飾ラベルと、平滑な外面を有する容器と、を有し、前記親水化層が設けられた領域を前記平滑な外面に対応させて前記加飾ラベルが前記容器に装着されている。
本発明の加飾ラベルは容器などの被着体に装着して使用される。加飾ラベルが装着された被着体を冷やし、これを大気下に置くと、親水化層が設けられた領域に水滴が生じない一方で、親水化層が設けられていない領域に水滴が付着するので、その外観差により、加飾ラベルの表面にデザインが表れるようになる。本発明の加飾ラベル及び加飾容器は、当初は見えないデザインが表れ、高い趣向性を有する。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
なお、「〜」で表される数値範囲は、「〜」の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味する。
各図に示される層、部分及び部材の寸法、縮尺及び形状は、実際のものとは異なっている場合があることに留意されたい。
なお、「〜」で表される数値範囲は、「〜」の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味する。
各図に示される層、部分及び部材の寸法、縮尺及び形状は、実際のものとは異なっている場合があることに留意されたい。
[第1実施形態]
第1実施形態は、筒状に形成された加飾ラベルに関する。
図1は、第1実施形態の加飾ラベルを筒状に開いた状態を示し、図2は、その加飾ラベルを横方向において切断した断面図である。
図1及び図2において、第1実施形態の加飾ラベル11は、親水化層2などを有するラベル基材3を、親水化層2を外側にして筒状に形成した筒状体である。
筒状に形成された本実施形態の加飾ラベル11は、その製造・保管時には、通常、扁平状に折り畳まれおり(扁平状の状態は不図示)、容器などの被着体に装着する際に、図1に示すように筒状に開口される。
第1実施形態は、筒状に形成された加飾ラベルに関する。
図1は、第1実施形態の加飾ラベルを筒状に開いた状態を示し、図2は、その加飾ラベルを横方向において切断した断面図である。
図1及び図2において、第1実施形態の加飾ラベル11は、親水化層2などを有するラベル基材3を、親水化層2を外側にして筒状に形成した筒状体である。
筒状に形成された本実施形態の加飾ラベル11は、その製造・保管時には、通常、扁平状に折り畳まれおり(扁平状の状態は不図示)、容器などの被着体に装着する際に、図1に示すように筒状に開口される。
加飾ラベル11は、前記ラベル基材3をその裏面側を内側にして筒状に丸め、その第1側端部3aの表面に第2側端部3bの裏面を重ね合わせ、その重ね合わせ面を接着することによって筒状に形成される。前記ラベル基材3の第1側端部3aと第2側端部3bは、ラベル基材3の縦方向に延在する端部であり、第1側端部3aと第2側端部3bは横方向において向かい合った端部である。なお、前記横方向は、筒状に形成された加飾ラベル11の周方向に相当し、前記縦方向は、前記横方向と直交する方向であり、筒状に形成された加飾ラベル11の軸方向に相当する。
前記重ね合わせ面(第1側端部3aの表面と第2側端部3bの裏面)の接着方法は、特に限定されず、溶剤を用いた溶着、接着剤を用いた接着などが挙げられる。なお、前記重ね合わせ面を接着した部分は、シール部とも呼ばれる。
前記重ね合わせ面(第1側端部3aの表面と第2側端部3bの裏面)の接着方法は、特に限定されず、溶剤を用いた溶着、接着剤を用いた接着などが挙げられる。なお、前記重ね合わせ面を接着した部分は、シール部とも呼ばれる。
筒状に形成する前のラベル基材3は、平面視略矩形状に形成されている。
本実施形態のラベル基材3としては、代表的には、熱収縮性フィルム、自己伸縮性フィルムが用いられる。
前記熱収縮性フィルムは、熱を加えると所定方向に収縮する性質を有するフィルムであり、前記自己伸縮性フィルムは、引張ると拡張し、引張り力を解除するとほぼ元の形状に戻る性質を有するフィルムである。なお、熱収縮性フィルムは、自己伸縮性を併有していてもよい。
前記ラベル基材3の材質は特に限定されない。熱収縮性フィルムの場合には、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状オレフィンなどのオレフィン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体などのスチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂を含む延伸フィルムが挙げられる。また、自己伸縮性フィルムの場合には、例えば、ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂を含むフィルムなどが挙げられる。ラベル基材3は、1層構造の単層フィルムでもよく、2層以上の樹脂層が積層された積層フィルムでもよい。
本実施形態のラベル基材3としては、代表的には、熱収縮性フィルム、自己伸縮性フィルムが用いられる。
前記熱収縮性フィルムは、熱を加えると所定方向に収縮する性質を有するフィルムであり、前記自己伸縮性フィルムは、引張ると拡張し、引張り力を解除するとほぼ元の形状に戻る性質を有するフィルムである。なお、熱収縮性フィルムは、自己伸縮性を併有していてもよい。
前記ラベル基材3の材質は特に限定されない。熱収縮性フィルムの場合には、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状オレフィンなどのオレフィン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体などのスチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂を含む延伸フィルムが挙げられる。また、自己伸縮性フィルムの場合には、例えば、ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂を含むフィルムなどが挙げられる。ラベル基材3は、1層構造の単層フィルムでもよく、2層以上の樹脂層が積層された積層フィルムでもよい。
ラベル基材3の表面が加飾ラベル11の最表面を構成する場合には、そのラベル基材3は、少なくとも表面層が前記ポリエステル系樹脂又はスチレン系樹脂で形成されていることが好ましい。例えば、ラベル基材は、ポリエステル系樹脂若しくはスチレン系樹脂の単層フィルム、或いは、少なくとも表面層がポリエステル系樹脂層若しくはスチレン系樹脂層又は少なくとも表面層及び裏面層がポリエステル系樹脂層若しくはスチレン系樹脂層である積層フィルムが好ましい。
前記ポリエステル系樹脂としては、ジカルボン酸成分又はジオール成分の一部が変性されたポリエチレンテレフタレートが好ましい。その変性成分としては、イソフタル酸、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコールが好ましい。前記変性成分の含有量としては、ジオール成分とジカルボン酸成分の合計を100モル%とした場合に、2.5モル%〜40モル%が例示される。
前記スチレン系樹脂としては、スチレン−ジエン共重合体又はその水添物若しくはこれらの組み合わせが好ましい。スチレン成分とジエン成分の重合形態は、特に限定されないが、ブロック共重合が好ましい。ジエン成分としては、ブタジエンが好ましい。スチレン成分の含有量としては、スチレン系樹脂を100重量%とした場合に、60重量%〜95重量%が好ましい。
前記ポリエステル系樹脂としては、ジカルボン酸成分又はジオール成分の一部が変性されたポリエチレンテレフタレートが好ましい。その変性成分としては、イソフタル酸、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコールが好ましい。前記変性成分の含有量としては、ジオール成分とジカルボン酸成分の合計を100モル%とした場合に、2.5モル%〜40モル%が例示される。
前記スチレン系樹脂としては、スチレン−ジエン共重合体又はその水添物若しくはこれらの組み合わせが好ましい。スチレン成分とジエン成分の重合形態は、特に限定されないが、ブロック共重合が好ましい。ジエン成分としては、ブタジエンが好ましい。スチレン成分の含有量としては、スチレン系樹脂を100重量%とした場合に、60重量%〜95重量%が好ましい。
ラベル基材3は、透明(無色透明又は有色透明)又は不透明のいずれでもよい。ラベル基材3の裏面側にデザイン印刷層4を設ける場合には、透明なラベル基材3が用いられる。
ラベル基材3の厚みは、特に限定されず、例えば、20μm〜100μmであり、好ましくは30μm〜80μmである。
ラベル基材3の厚みは、特に限定されず、例えば、20μm〜100μmであり、好ましくは30μm〜80μmである。
以下、本実施形態において、ラベル基材3として熱収縮性フィルムを用いた場合を主として説明する。
ラベル基材3が熱収縮性フィルムである筒状の加飾ラベル11は、熱収縮によって被着体に装着できる、いわゆるシュリンクラベルである。
前記熱収縮性フィルムは、少なくとも横方向に主として熱収縮するフィルムが用いられ、縦方向に熱変化するフィルムを用いてもよい。ラベル基材3を筒状にした際(つまり、ラベル基材3を用いて筒状の加飾ラベル11を形成した際)、前記熱収縮性フィルムの横方向は、周方向となる。かかる熱収縮性フィルムとしては、横方向に主として延伸された1軸延伸又は2軸延伸フィルムを用いることができる。
前記熱収縮性フィルムの横方向(熱収縮方向)における熱収縮率は、特に限定されないが、好ましくは30%以上であり、より好ましくは40%以上である。なお、前記横方向における熱収縮率は、大きいほど好ましいが、それにも自ずと限界があるため、前記横方向における熱収縮率は、理論上、100%未満であるが、通常、85%以下である。前記熱収縮性フィルムが縦方向に熱変化(熱収縮又は熱伸長)するフィルムであってもよい。その場合の熱収縮性フィルムの縦方向の熱収縮率は、例えば、−3%〜15%である。なお、熱収縮率のマイナスは、熱伸張を意味する。
ただし、前記熱収縮率は、加熱前のフィルムの長さ(元の長さ)と、90℃の温水中に10秒間浸漬した後のフィルムの長さ(浸漬後の長さ)を、下記式に代入して求められる。
前記熱収縮率(%)=[{(横方向又は縦方向の元の長さ)−(横方向又は縦方向の浸漬後の長さ)}/(横方向又は縦方向の元の長さ)]×100。
ラベル基材3が熱収縮性フィルムである筒状の加飾ラベル11は、熱収縮によって被着体に装着できる、いわゆるシュリンクラベルである。
前記熱収縮性フィルムは、少なくとも横方向に主として熱収縮するフィルムが用いられ、縦方向に熱変化するフィルムを用いてもよい。ラベル基材3を筒状にした際(つまり、ラベル基材3を用いて筒状の加飾ラベル11を形成した際)、前記熱収縮性フィルムの横方向は、周方向となる。かかる熱収縮性フィルムとしては、横方向に主として延伸された1軸延伸又は2軸延伸フィルムを用いることができる。
前記熱収縮性フィルムの横方向(熱収縮方向)における熱収縮率は、特に限定されないが、好ましくは30%以上であり、より好ましくは40%以上である。なお、前記横方向における熱収縮率は、大きいほど好ましいが、それにも自ずと限界があるため、前記横方向における熱収縮率は、理論上、100%未満であるが、通常、85%以下である。前記熱収縮性フィルムが縦方向に熱変化(熱収縮又は熱伸長)するフィルムであってもよい。その場合の熱収縮性フィルムの縦方向の熱収縮率は、例えば、−3%〜15%である。なお、熱収縮率のマイナスは、熱伸張を意味する。
ただし、前記熱収縮率は、加熱前のフィルムの長さ(元の長さ)と、90℃の温水中に10秒間浸漬した後のフィルムの長さ(浸漬後の長さ)を、下記式に代入して求められる。
前記熱収縮率(%)=[{(横方向又は縦方向の元の長さ)−(横方向又は縦方向の浸漬後の長さ)}/(横方向又は縦方向の元の長さ)]×100。
前記ラベル基材3には、デザインを表示したデザイン印刷層4が設けられている。デザイン印刷層4は、従来公知の印刷インキを用いて形成できる。デザイン印刷層4によって表されるデザインは、特に限定されず、例えば、所望の文字、記号、絵柄、バーコードなどの機械的読み取り記号などである。なお、デザイン印刷層4のデザインは、当初から見えている。
デザイン印刷層4は、ラベル基材3の表面側、又は、表面側及び裏面側の双方に設けられていてもよいが、ラベル基材3の裏面側に設けられていることが好ましい。また、前記重ね合わせ面を溶剤を用いて強固に接着するため、重ね合わせ面はラベル基材3そのものが露出していることが好ましい。換言すると、第1側端部3aの表面は、ラベル基材3そのものの面であり、第2側端部3bの裏面は、ラベル基材3そのものの面であることが好ましい。
デザイン印刷層4は、ラベル基材3の表面側、又は、表面側及び裏面側の双方に設けられていてもよいが、ラベル基材3の裏面側に設けられていることが好ましい。また、前記重ね合わせ面を溶剤を用いて強固に接着するため、重ね合わせ面はラベル基材3そのものが露出していることが好ましい。換言すると、第1側端部3aの表面は、ラベル基材3そのものの面であり、第2側端部3bの裏面は、ラベル基材3そのものの面であることが好ましい。
ラベル基材3の裏面側にデザイン印刷層4を設ける場合には、第2側端部3bの裏面のシール部を除いたラベル基材3の裏面内にデザイン印刷層4が設けられていることが好ましい。また、ラベル基材3の表面側にデザイン印刷層4を設ける場合には、第1側端部3aの表面のシール部を除いたラベル基材3の表面内にデザイン印刷層4が設けられていることが好ましい。デザイン印刷層4は、第2側端部3bの裏面を除いたラベル基材3の裏面内又は/及び第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内において、全体的に設けられていてもよい。或いは、図3に示すように、デザイン印刷層4は、第2側端部3bの裏面を除いたラベル基材3の裏面内の一部分に又は/及び第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内の一部分に設けられていてもよい。図3は、第1実施形態の変形例に係る加飾ラベル11を横方向において切断した断面図である。
なお、必要に応じて、第2側端部3bの裏面を除いたラベル基材3の裏面内に(デザイン印刷層4が設けられている箇所では、その印刷層4の裏面に)、滑り成分を含む滑り層などが設けられていてもよい(図示せず)。
なお、必要に応じて、第2側端部3bの裏面を除いたラベル基材3の裏面内に(デザイン印刷層4が設けられている箇所では、その印刷層4の裏面に)、滑り成分を含む滑り層などが設けられていてもよい(図示せず)。
また、前記ラベル基材3には、艶消し層5が設けられている。艶消し層5は、必要に応じて設けられる。
前記艶消し層5は、艶消し剤を含む層であって、マット調の外観を呈する層である。また、艶消し層5に着色剤を含有させることにより、有色透明の艶消し層5を構成してもよい。
艶消し層5は、ラベル基材3の表面側に設けられる。艶消し層5は、ラベル基材3の表面に直接設けられていてもよい。また、上述のように、ラベル基材3の表面にデザイン印刷層4が設けられている場合、艶消し層5は、そのデザイン印刷層4の表面に設けられていてもよい(図示せず)。或いは、ラベル基材3の表面に透明な樹脂層が設けられ且つその透明な樹脂層の表面に艶消し層5が設けられていてもよい(図示せず)。
艶消し層5は、ラベル基材3の表面全体に設けられていてもよいが、上述のように重ね合わせ面を溶剤を用いて強固に接着するため、第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内に設けられていることが好ましい。かかる艶消し層5は、第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内において全体的に設けられていてもよい。或いは、図3に示すように、艶消し層5は、第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内の一部分に設けられていてもよい。図2に示す例では、親水化層2以外の領域においては、艶消し層5の表面が加飾ラベル11の最表面を成している。図3に示す例では、親水化層2以外の領域においては、艶消し層5の表面とラベル基材3の表面が加飾ラベル11の最表面を成している。
前記艶消し層5は、艶消し剤を含む層であって、マット調の外観を呈する層である。また、艶消し層5に着色剤を含有させることにより、有色透明の艶消し層5を構成してもよい。
艶消し層5は、ラベル基材3の表面側に設けられる。艶消し層5は、ラベル基材3の表面に直接設けられていてもよい。また、上述のように、ラベル基材3の表面にデザイン印刷層4が設けられている場合、艶消し層5は、そのデザイン印刷層4の表面に設けられていてもよい(図示せず)。或いは、ラベル基材3の表面に透明な樹脂層が設けられ且つその透明な樹脂層の表面に艶消し層5が設けられていてもよい(図示せず)。
艶消し層5は、ラベル基材3の表面全体に設けられていてもよいが、上述のように重ね合わせ面を溶剤を用いて強固に接着するため、第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内に設けられていることが好ましい。かかる艶消し層5は、第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内において全体的に設けられていてもよい。或いは、図3に示すように、艶消し層5は、第1側端部3aの表面を除いたラベル基材3の表面内の一部分に設けられていてもよい。図2に示す例では、親水化層2以外の領域においては、艶消し層5の表面が加飾ラベル11の最表面を成している。図3に示す例では、親水化層2以外の領域においては、艶消し層5の表面とラベル基材3の表面が加飾ラベル11の最表面を成している。
艶消し層5は、艶消し剤及びバインダー樹脂を含み、必要に応じて、各種の添加剤を含んでいてもよい。
前記艶消し剤は、艶消し作用を有するものであれば特に限定されず、例えば、アクリルビーズ、中空アクリルビーズ、メラミン樹脂などの有機粒子;シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどの無機粒子などが挙げられる。これらの粒子は1種単独で又は2種以上を併用できる。艶消し剤の粒子の平均粒子径は、例えば、0.2μm〜5μmである。前記平均粒子径は、体積基準の粒度分布におけるメディアン径(D50)である。
前記艶消し剤は、艶消し作用を有するものであれば特に限定されず、例えば、アクリルビーズ、中空アクリルビーズ、メラミン樹脂などの有機粒子;シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどの無機粒子などが挙げられる。これらの粒子は1種単独で又は2種以上を併用できる。艶消し剤の粒子の平均粒子径は、例えば、0.2μm〜5μmである。前記平均粒子径は、体積基準の粒度分布におけるメディアン径(D50)である。
前記バインダー樹脂としては、特に限定されず、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂などの熱可塑性樹脂が挙げられる。バインダー樹脂は、1種単独で又は2種以上を併用できる。好ましくは、前記バインダー樹脂は、アクリル系樹脂又はウレタン系樹脂を主成分として含む。
前記添加剤として、例えば、着色剤、沈降防止剤、滑剤、分散安定剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤などが挙げられる。
前記艶消し剤の含有量は、特に限定されないが、余りに少ないと艶消し効果を十分に奏さず、余りに多いと白っぽくなることから、艶消し層5の全体を100重量%とした場合に、5重量%〜60重量%が好ましく、10重量%〜50重量%がより好ましい。また、バインダー樹脂の含有量は、特に限定されないが、艶消し層5の全体を100重量%とした場合に、例えば、40重量%〜95重量%であり、好ましくは、50重量%〜90重量%である。
前記艶消し層5の形成方法は、特に限定されず、艶消し層形成材料を、公知の印刷法、塗工法などによってラベル基材3に塗布し、固化させることによって形成できる。マットインキを用いて印刷法で形成した艶消し層5は、艶消し印刷層と言える。
艶消し層5の厚みは、特に限定されず、例えば、0.5μm〜5μmである。
前記添加剤として、例えば、着色剤、沈降防止剤、滑剤、分散安定剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤などが挙げられる。
前記艶消し剤の含有量は、特に限定されないが、余りに少ないと艶消し効果を十分に奏さず、余りに多いと白っぽくなることから、艶消し層5の全体を100重量%とした場合に、5重量%〜60重量%が好ましく、10重量%〜50重量%がより好ましい。また、バインダー樹脂の含有量は、特に限定されないが、艶消し層5の全体を100重量%とした場合に、例えば、40重量%〜95重量%であり、好ましくは、50重量%〜90重量%である。
前記艶消し層5の形成方法は、特に限定されず、艶消し層形成材料を、公知の印刷法、塗工法などによってラベル基材3に塗布し、固化させることによって形成できる。マットインキを用いて印刷法で形成した艶消し層5は、艶消し印刷層と言える。
艶消し層5の厚みは、特に限定されず、例えば、0.5μm〜5μmである。
ラベル基材3の表面側には、親水化層2が部分的に設けられている。親水化層2は、無色透明であり、加飾ラベル11の表面側及び裏面側から視認困難である。
親水化層2は、その親水化層2が設けられた領域において、親水化層2の表面が加飾ラベル11の最表面を成すように設けられる。
上記のようにラベル基材3の表面に直接的に艶消し層5が設けられている場合には、艶消し層5の表面に親水化層2が部分的に設けられる。また、図3に示すように、艶消し層5が一部分に設けられている場合には、親水化層2は、艶消し層5とラベル基材3の表面に跨がって設けられていてもよい。
親水化層2は、(1)それ単独で所望のデザインを表す平面視形状に形成されている、或いは、(2)デザイン印刷層と相俟って所望のデザインを表すように形成されている、或いは、(3)デザイン印刷層のデザインを鮮明に見せることができるように形成されている。
親水化層2は、その親水化層2が設けられた領域において、親水化層2の表面が加飾ラベル11の最表面を成すように設けられる。
上記のようにラベル基材3の表面に直接的に艶消し層5が設けられている場合には、艶消し層5の表面に親水化層2が部分的に設けられる。また、図3に示すように、艶消し層5が一部分に設けられている場合には、親水化層2は、艶消し層5とラベル基材3の表面に跨がって設けられていてもよい。
親水化層2は、(1)それ単独で所望のデザインを表す平面視形状に形成されている、或いは、(2)デザイン印刷層と相俟って所望のデザインを表すように形成されている、或いは、(3)デザイン印刷層のデザインを鮮明に見せることができるように形成されている。
前記(1)において、親水化層2の単独で表されるデザインは、特に限定されず、文字、記号、図形などの任意のものである。図1では、便宜上、親水化層2は、所望のデザインである文字「A」を描くような形状に設けられている場合を図示している。
親水化層2は、平面視において所望のデザインを直接表すような平面視形状に形成されていてもよく、平面視において所望のデザインの輪郭を表すような平面視形状に形成されていてもよい。
前記所望のデザインを直接表すような平面視形状は、塗り潰してデザインを表すことをいい、例えば、図4(a)に示すように、デザインが文字「A」の場合には、そのAの文字を親水化層2で直接描くことをいう。図1及び図2では、親水化層2は、図4(a)の所望のデザインを直接表すような平面視形状に形成されている。
前記所望のデザインの輪郭を表すような平面視形状は、デザインの周りを表すことをいい、例えば、図4(b)に示すように、デザインが文字「A」の場合には、そのAの周りに親水化層2を配置して親水化層2で囲われた部分(親水化層2を有さない部分であって、後述する非親水化面)にデザインを表す、所謂白抜き文字的なことをいう。
なお、図4において、無数のドットが付加された部分は、親水化層が設けられた領域を示し、白地部分は、親水化層が設けられていない領域を示す。
単独でデザインを表す親水化層2は、デザイン印刷層の一部又は全部に重なるように設けられていてもよく、或いは、デザイン印刷層を有さない無色透明な領域に設けられていてもよい。無色透明な領域に単独でデザインを表す親水化層2が設けられていることにより、デザイン印刷層のデザインに邪魔されずに、親水化層2にて表されるデザインが目立つため好ましい。
親水化層2は、平面視において所望のデザインを直接表すような平面視形状に形成されていてもよく、平面視において所望のデザインの輪郭を表すような平面視形状に形成されていてもよい。
前記所望のデザインを直接表すような平面視形状は、塗り潰してデザインを表すことをいい、例えば、図4(a)に示すように、デザインが文字「A」の場合には、そのAの文字を親水化層2で直接描くことをいう。図1及び図2では、親水化層2は、図4(a)の所望のデザインを直接表すような平面視形状に形成されている。
前記所望のデザインの輪郭を表すような平面視形状は、デザインの周りを表すことをいい、例えば、図4(b)に示すように、デザインが文字「A」の場合には、そのAの周りに親水化層2を配置して親水化層2で囲われた部分(親水化層2を有さない部分であって、後述する非親水化面)にデザインを表す、所謂白抜き文字的なことをいう。
なお、図4において、無数のドットが付加された部分は、親水化層が設けられた領域を示し、白地部分は、親水化層が設けられていない領域を示す。
単独でデザインを表す親水化層2は、デザイン印刷層の一部又は全部に重なるように設けられていてもよく、或いは、デザイン印刷層を有さない無色透明な領域に設けられていてもよい。無色透明な領域に単独でデザインを表す親水化層2が設けられていることにより、デザイン印刷層のデザインに邪魔されずに、親水化層2にて表されるデザインが目立つため好ましい。
前記(2)において、親水化層2は、デザイン印刷層で表されたデザインの一部分に重なって形成される。例えば、デザイン印刷層が、金属色の印刷層で構成されている場合(この場合、デザイン印刷層で金属光沢のデザインがラベルに付与されている)、その金属色の印刷層の一部分に重なるように親水化層2が設けられる。後述するように親水化層2の表面は結露しないので、金属色の印刷層の一部分に対応するラベル表面が結露せず、一方、金属色の印刷層の一部分に対応するラベル表面が結露するので、金属色と結露及び非結露とによって意匠性が向上する。
なお、デザイン印刷層として金属色の印刷層を例示したが、それが、金属色以外の色彩の単一色の印刷層であってもよい。
なお、デザイン印刷層として金属色の印刷層を例示したが、それが、金属色以外の色彩の単一色の印刷層であってもよい。
前記(3)において、親水化層2は、デザイン印刷層で表されたデザインを含んで所望の平面視形状(例えば、デザイン印刷層のデザインを取り囲むような形状)にベタ状に設けられる。例えば、デザイン印刷層にバーコードなどの機械的読み取り記号が表されている場合、その機械的読み取り記号を含む所望の範囲(例えば、平面視略矩形状の範囲)に、親水化層2がベタ状に設けられる。後述するように親水化層2の表面は結露しないので、このように親水化層2を設けることにより、デザイン印刷層のデザインが比較的鮮明に見えるようになる。
親水化層2は、親水化剤を塗工することによって形成できる。
親水化剤としては、特に限定されず、例えば、脂肪族スルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩などのアニオン系界面活性剤;第4級アンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤;ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン系界面活性剤;ポリオキシアルキレン変性シリコーン等のシリコーン系界面活性剤などが挙げられる。また、親水化剤として、親水性樹脂を用いてもよい。前記親水性樹脂は、水酸基やカルボキシ基などの親水性官能基を多く含む樹脂であり、例えば、親水性ウレタン樹脂、親水性アクリル樹脂、親水性ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。
親水化剤の塗工方法は、特に限定されないが、所望の範囲に簡単に塗工できることから、従来公知の各種の印刷法が好ましい。親水化剤を印刷に適した粘度に調整し、親水化剤を印刷法で形成した親水化層2は、親水化印刷層と言える。
親水化層2の厚みは、特に限定されず、例えば、0.1μm〜5μmである。
親水化剤としては、特に限定されず、例えば、脂肪族スルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩などのアニオン系界面活性剤;第4級アンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤;ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン系界面活性剤;ポリオキシアルキレン変性シリコーン等のシリコーン系界面活性剤などが挙げられる。また、親水化剤として、親水性樹脂を用いてもよい。前記親水性樹脂は、水酸基やカルボキシ基などの親水性官能基を多く含む樹脂であり、例えば、親水性ウレタン樹脂、親水性アクリル樹脂、親水性ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。
親水化剤の塗工方法は、特に限定されないが、所望の範囲に簡単に塗工できることから、従来公知の各種の印刷法が好ましい。親水化剤を印刷に適した粘度に調整し、親水化剤を印刷法で形成した親水化層2は、親水化印刷層と言える。
親水化層2の厚みは、特に限定されず、例えば、0.1μm〜5μmである。
親水化層2を設けることにより、親水化層2の表面の濡れ性が、親水化層以外(親水化層2が設けられていない領域)の表面の濡れ性よりも向上する。前記親水化層以外の表面は、ラベル基材3の表面に相当し、そのラベル基材3の表面に艶消し層5などが設けられている場合にはその艶消し層5などの表面に相当する。以下、親水化層以外の表面を「非親水化面」という場合がある。
前記濡れ性は、水に対する静的接触角により指標できる。親水化層2の表面の水に対する静的接触角は、非親水化面の水に対する静的接触角よりも小さい。親水化層2の表面の静的接触角は、特に限定されないが、それが余りに大きすぎると水分が膜状に拡がり難くなることから、親水化層2の表面の水に対する静的接触角は、例えば、30°以下であり、好ましくは、20°以下であり、より好ましくは、15°以下である。非親水化面の水に対する静的接触角は、例えば、35°〜95°であり、好ましくは、40°〜85°であり、より好ましくは、45°〜75°である。非親水化面の静的接触角と親水化層2の表面の静的接触角との差(非親水化面の静的接触角−親水化層2の表面の静的接触角)は、例えば、10°以上であり、好ましくは、20°以上であり、より好ましくは、30°以上である。
前記静的接触角は、接触角計(協和界面科学株式会社製)を用いて測定できる。具体的には、加飾ラベルの一部を切り取ってサンプルを得、常温常圧下で、親水化層の表面(非親水化面の測定では非親水化面)を上向きにして平坦な支持台に前記サンプルを固定し、その親水化層の表面に純水を滴下した後、接触角計(協和界面科学株式会社製)を用いて静的接触角を測定する。
前記静的接触角は、接触角計(協和界面科学株式会社製)を用いて測定できる。具体的には、加飾ラベルの一部を切り取ってサンプルを得、常温常圧下で、親水化層の表面(非親水化面の測定では非親水化面)を上向きにして平坦な支持台に前記サンプルを固定し、その親水化層の表面に純水を滴下した後、接触角計(協和界面科学株式会社製)を用いて静的接触角を測定する。
上記加飾ラベル11は、被着体に装着して使用される。
被着体としては、特に限定されないが、代表的には、内容物が充填された容器などが挙げられる。内容物は、特に限定されず、飲料などの液状食品、ゼリーなどのゲル状食品、顆粒調味料などの固形食品、医薬品などが挙げられる、特に、冷やして保存される内容物が充填された容器に、本発明の加飾ラベル11を装着することが好ましい。
容器8は、図5及び図6に示すように、容器本体81と、容器本体81の注出口を閉塞するキャップ部82と、を有する。容器本体81は、自立面となる底部811と、内容物を収容する収容空間を構成する胴部812と、胴部812の上方に形成され且つ上方に向かうに従って縮径した肩部813と、を有し、前記肩部813の上方にキャップ部82が開閉可能に取り付けられている。
容器本体81の胴部812の外形は、特に限定されず、図示したような略円柱状、その他図示しないが、略楕円柱状、略四角柱状、略六角柱状などの略多角柱状、略円錐台状、略楕円錐台状、略四角錐台状などの略多角錐台状、略だるま形状、略瓢箪形状などでもよい。
本発明において、形状の「略」は、本発明の属する技術分野において許容される形状を意味する。前記略円柱状などの「略」は、例えば、周の一部が僅かに膨らむ又は窪んでいる形状、周の一部が若干直線又は斜線とされた形状などが含まれる。前記略四角柱状などの「略」は、例えば、角部が面取りされている形状、辺の一部が僅かに膨らむ又は窪んでいる形状、辺が若干湾曲している形状などが含まれる。
被着体としては、特に限定されないが、代表的には、内容物が充填された容器などが挙げられる。内容物は、特に限定されず、飲料などの液状食品、ゼリーなどのゲル状食品、顆粒調味料などの固形食品、医薬品などが挙げられる、特に、冷やして保存される内容物が充填された容器に、本発明の加飾ラベル11を装着することが好ましい。
容器8は、図5及び図6に示すように、容器本体81と、容器本体81の注出口を閉塞するキャップ部82と、を有する。容器本体81は、自立面となる底部811と、内容物を収容する収容空間を構成する胴部812と、胴部812の上方に形成され且つ上方に向かうに従って縮径した肩部813と、を有し、前記肩部813の上方にキャップ部82が開閉可能に取り付けられている。
容器本体81の胴部812の外形は、特に限定されず、図示したような略円柱状、その他図示しないが、略楕円柱状、略四角柱状、略六角柱状などの略多角柱状、略円錐台状、略楕円錐台状、略四角錐台状などの略多角錐台状、略だるま形状、略瓢箪形状などでもよい。
本発明において、形状の「略」は、本発明の属する技術分野において許容される形状を意味する。前記略円柱状などの「略」は、例えば、周の一部が僅かに膨らむ又は窪んでいる形状、周の一部が若干直線又は斜線とされた形状などが含まれる。前記略四角柱状などの「略」は、例えば、角部が面取りされている形状、辺の一部が僅かに膨らむ又は窪んでいる形状、辺が若干湾曲している形状などが含まれる。
好ましくは、容器本体81の胴部812及び肩部813の少なくとも一方は、平滑な外面を有し、より好ましくは、容器本体81の胴部812及び肩部813の少なくとも一方は、全体的に平滑な外面を有する。なお、平滑な外面は、実質的に有意な凹凸を有さない外面という意味であり、平面のような2次元的な平滑面、曲面のような3次元的な平滑面のいずれも含まれる。図示例では、胴部812の外面は、平滑な曲面を有する略円筒状であり、肩部813の外面は、平滑な曲面を有する略円錐台状である。
容器本体81及びキャップ部82の材質は特に限定されず、例えば、合成樹脂、ガラス、陶器、金属などが挙げられる。熱伝導性に優れていることから、容器本体81は金属で形成されていることが好ましい。
容器本体81及びキャップ部82の材質は特に限定されず、例えば、合成樹脂、ガラス、陶器、金属などが挙げられる。熱伝導性に優れていることから、容器本体81は金属で形成されていることが好ましい。
上記加飾ラベル11を筒状に開いて容器8に被せ、それを加熱する。加飾ラベル11が熱収縮することによって、親水化層2が設けられた領域及びその周辺領域を含む加飾ラベル11の裏面が容器本体81に略密着し、図7に示すような加飾容器9が得られる。
加飾ラベル11は、親水化層2が設けられた領域が容器8の平滑な外面に対応するようにして装着される。図示例のように、全体的に平滑な外面とされている胴部812及び肩部813を有する容器8にあっては、容器本体81に加飾ラベル11を装着することにより、親水化層2が設けられた領域が平滑な外面に密着した加飾容器9が得られる。なお、図示例では、加飾ラベル3は、肩部813から胴部812に亘って装着されているが、胴部812のみに装着されていてもよい(図示せず)。
加飾ラベル11に対する加熱温度は所定の温度で設定でき、加飾ラベル11の表面を基準にして、例えば、60℃〜120℃であり、好ましくは80℃〜110℃である。加熱手段も特に限定されず、例えば、スチーム、100℃〜250℃程度の温風などが挙げられる。
加飾ラベル11は、親水化層2が設けられた領域が容器8の平滑な外面に対応するようにして装着される。図示例のように、全体的に平滑な外面とされている胴部812及び肩部813を有する容器8にあっては、容器本体81に加飾ラベル11を装着することにより、親水化層2が設けられた領域が平滑な外面に密着した加飾容器9が得られる。なお、図示例では、加飾ラベル3は、肩部813から胴部812に亘って装着されているが、胴部812のみに装着されていてもよい(図示せず)。
加飾ラベル11に対する加熱温度は所定の温度で設定でき、加飾ラベル11の表面を基準にして、例えば、60℃〜120℃であり、好ましくは80℃〜110℃である。加熱手段も特に限定されず、例えば、スチーム、100℃〜250℃程度の温風などが挙げられる。
上記加飾容器9を冷蔵庫などに入れて冷やし、これを室温下に取り出すと、加飾容器9の内外温度差により、加飾ラベル11の表面に水分が付着する。
親水化層2の表面に付着した水分は、図8に示すように、親水化層2の表面に拡がり、水膜Xを成す。一方、非親水化面に付着した水分は、同図に示すように、水滴Yとなって密集しつつ散在するようになる。このように加飾ラベル11の表面に水膜と水滴が生じ、水膜Xの部分と水滴Yの部分の光の屈折率の差により、親水化層2によって描かれたデザインが顕在化する。
本発明の加飾ラベル11によれば、容器8などの被着体の内部と外部において温度差を有さない場合には、親水化層2によって表されたデザインが見えず、被着体の内部温度が外部温度よりも低い大気中などに加飾容器9が置かれると、親水化層2によって潜在的に表されたデザインが見えるようになる。特に、容器8の平滑な外面に対応して加飾ラベル11が装着されている加飾容器9にあっては、容器8内の温度が加飾ラベル11の表面に伝わりやすく、極めて短時間のうちに前記デザインが顕在化するようになる。
このように本発明によれば、当初は見えていなかったデザインが表れるようになり、使用者の興味を喚起する趣向性の高い加飾ラベル及び加飾容器を提供できる。
親水化層2の表面に付着した水分は、図8に示すように、親水化層2の表面に拡がり、水膜Xを成す。一方、非親水化面に付着した水分は、同図に示すように、水滴Yとなって密集しつつ散在するようになる。このように加飾ラベル11の表面に水膜と水滴が生じ、水膜Xの部分と水滴Yの部分の光の屈折率の差により、親水化層2によって描かれたデザインが顕在化する。
本発明の加飾ラベル11によれば、容器8などの被着体の内部と外部において温度差を有さない場合には、親水化層2によって表されたデザインが見えず、被着体の内部温度が外部温度よりも低い大気中などに加飾容器9が置かれると、親水化層2によって潜在的に表されたデザインが見えるようになる。特に、容器8の平滑な外面に対応して加飾ラベル11が装着されている加飾容器9にあっては、容器8内の温度が加飾ラベル11の表面に伝わりやすく、極めて短時間のうちに前記デザインが顕在化するようになる。
このように本発明によれば、当初は見えていなかったデザインが表れるようになり、使用者の興味を喚起する趣向性の高い加飾ラベル及び加飾容器を提供できる。
本発明は、上記第1実施形態に限られず、様々に変更することができる。
以下、本発明の様々な他の実施形態を説明するが、上記第1実施形態と同様の構成及び効果は、(その説明をしたものとして)説明を省略し、用語及び符号をそのまま援用する。
以下、本発明の様々な他の実施形態を説明するが、上記第1実施形態と同様の構成及び効果は、(その説明をしたものとして)説明を省略し、用語及び符号をそのまま援用する。
[第2実施形態]
第2実施形態は、被着体に巻き付けて筒状に形成される加飾ラベルに関する。
図9に示すように、本実施形態の加飾ラベル12は、枚葉状であり、その第1側端部3aの裏面を容器などの被着体8の外面に部分的に接着し、加飾ラベル12を前記被着体8の周囲に巻き付け、前記第1側端部3aの表面に加飾ラベル12の第2側端部3bの裏面を接着することにより、筒状に成形される。
図10は、第2実施形態の加飾ラベルの平面図であり、図11は、その加飾ラベルを横方向において切断した断面図である。
加飾ラベル12は、図10に示すように、平面視略矩形状に形成されている。
第2実施形態の加飾ラベル12も、第1実施形態と同様に、ラベル基材3と、デザイン印刷層4と、艶消し層5と、親水化層2と、を有し、必要に応じて、滑り層(図示せず)などを有する。
第2実施形態は、被着体に巻き付けて筒状に形成される加飾ラベルに関する。
図9に示すように、本実施形態の加飾ラベル12は、枚葉状であり、その第1側端部3aの裏面を容器などの被着体8の外面に部分的に接着し、加飾ラベル12を前記被着体8の周囲に巻き付け、前記第1側端部3aの表面に加飾ラベル12の第2側端部3bの裏面を接着することにより、筒状に成形される。
図10は、第2実施形態の加飾ラベルの平面図であり、図11は、その加飾ラベルを横方向において切断した断面図である。
加飾ラベル12は、図10に示すように、平面視略矩形状に形成されている。
第2実施形態の加飾ラベル12も、第1実施形態と同様に、ラベル基材3と、デザイン印刷層4と、艶消し層5と、親水化層2と、を有し、必要に応じて、滑り層(図示せず)などを有する。
本実施形態において、ラベル基材3は、熱収縮性フィルム又は自己伸縮性フィルムを用いてもよく、或いは、熱収縮性及び自己伸縮性を有さないフィルムを用いてもよい。熱収縮性及び自己伸縮性を有さないフィルムとしては、合成樹脂フィルムのほか、紙、合成紙などが挙げられる。
また、デザイン印刷層4は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側又は/及び裏面側に設けられ、好ましくは、裏面側に設けられる。
なお、上記第1実施形態のように、ラベル基材3の第1側端部3aの表面に第2側端部3bの裏面を予め接着して筒状に形成された加飾ラベル12は、その重ね合わせ面(第1側端部3aの表面と第2側端部3bの裏面)が溶剤を用いて溶着されることが多く、かかる溶剤を用いた接着を強固にするため、デザイン印刷層4は、第2側端部3bの裏面を除いて設けられている。
一方、本実施形態のように、被着体に巻き付けて装着するタイプの加飾ラベル12も、第1側端部3aの表面に第2側端部3bの裏面を接着するが、通常、重ね合わせ面は接着剤(又は粘着剤)を用いて接着するため、第2側端部3bの裏面にもデザイン印刷層4が設けられていてもよい。もちろん、第2側端部3bの裏面にデザイン印刷層4が設けられていなくてもよい。
艶消し層5は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側に設けられるが、同様の理由から、第1側端部3aの表面にも艶消し層5が設けられていてもよい。もちろん、第1側端部3aの表面に艶消し層5が設けられていなくてもよい。
親水化層2は、上記第1実施形態と同様に、加飾ラベル12の最表面を構成するように設けられるが、同様の理由から、第1側端部3aの表面にも親水化層2が設けられていてもよい。もちろん、第1側端部3aの表面に親水化層2が設けられていなくてもよい。
また、デザイン印刷層4は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側又は/及び裏面側に設けられ、好ましくは、裏面側に設けられる。
なお、上記第1実施形態のように、ラベル基材3の第1側端部3aの表面に第2側端部3bの裏面を予め接着して筒状に形成された加飾ラベル12は、その重ね合わせ面(第1側端部3aの表面と第2側端部3bの裏面)が溶剤を用いて溶着されることが多く、かかる溶剤を用いた接着を強固にするため、デザイン印刷層4は、第2側端部3bの裏面を除いて設けられている。
一方、本実施形態のように、被着体に巻き付けて装着するタイプの加飾ラベル12も、第1側端部3aの表面に第2側端部3bの裏面を接着するが、通常、重ね合わせ面は接着剤(又は粘着剤)を用いて接着するため、第2側端部3bの裏面にもデザイン印刷層4が設けられていてもよい。もちろん、第2側端部3bの裏面にデザイン印刷層4が設けられていなくてもよい。
艶消し層5は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側に設けられるが、同様の理由から、第1側端部3aの表面にも艶消し層5が設けられていてもよい。もちろん、第1側端部3aの表面に艶消し層5が設けられていなくてもよい。
親水化層2は、上記第1実施形態と同様に、加飾ラベル12の最表面を構成するように設けられるが、同様の理由から、第1側端部3aの表面にも親水化層2が設けられていてもよい。もちろん、第1側端部3aの表面に親水化層2が設けられていなくてもよい。
本実施形態の加飾ラベル12は、図9に示すように、第1側端部3aの裏面を、接着剤などを用いて容器などの被着体8に貼り付け、これを被着体8の周方向に巻き付けた後、第1側端部3aの表面に、接着剤などを用いて第2側端部3bの裏面を接着する。このようにして加飾ラベル12が容器に装着された加飾容器(図示せず)が得られる。
なお、ラベル基材3として熱収縮性フィルムを用いた場合には、巻き付けて容器などの被着体に装着した加飾ラベル12を加熱し、熱収縮させることによって被着体に密着させる。
本実施形態の加飾ラベル12及び加飾容器も、第1実施形態と同様に、内外温度差により、加飾ラベル12の表面に水分が付着し、当初は見えていなかったデザインが表れるようになる。
なお、ラベル基材3として熱収縮性フィルムを用いた場合には、巻き付けて容器などの被着体に装着した加飾ラベル12を加熱し、熱収縮させることによって被着体に密着させる。
本実施形態の加飾ラベル12及び加飾容器も、第1実施形態と同様に、内外温度差により、加飾ラベル12の表面に水分が付着し、当初は見えていなかったデザインが表れるようになる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、被着体に貼り付けて使用される加飾ラベルに関する。
本実施形態の加飾ラベル13は、枚葉状であり、粘着剤層を介して被着体に貼り付けることによって使用される。
図12は、第3実施形態の加飾ラベルの平面図であり、図13は、その加飾ラベルを横方向において切断した断面図である。
第3実施形態の加飾ラベル13も、第1実施形態と同様に、ラベル基材3と、デザイン印刷層4と、艶消し層5と、親水化層2と、を有し、必要に応じて、滑り層(図示せず)などを有する。
本実施形態の加飾ラベル13は、最も裏面側に粘着剤層7を有する。
第3実施形態は、被着体に貼り付けて使用される加飾ラベルに関する。
本実施形態の加飾ラベル13は、枚葉状であり、粘着剤層を介して被着体に貼り付けることによって使用される。
図12は、第3実施形態の加飾ラベルの平面図であり、図13は、その加飾ラベルを横方向において切断した断面図である。
第3実施形態の加飾ラベル13も、第1実施形態と同様に、ラベル基材3と、デザイン印刷層4と、艶消し層5と、親水化層2と、を有し、必要に応じて、滑り層(図示せず)などを有する。
本実施形態の加飾ラベル13は、最も裏面側に粘着剤層7を有する。
本実施形態において、ラベル基材3は、熱収縮性フィルム又は自己伸縮性フィルムを用いてもよく、或いは、熱収縮性及び自己伸縮性を有さないフィルムを用いてもよい。熱収縮性及び自己伸縮性を有さないフィルムとしては、合成樹脂フィルムのほか、紙、合成紙などが挙げられる。
また、デザイン印刷層4は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側又は/及び裏面側に設けられ、好ましくは、図示例のように、ラベル基材3の表面側に設けられる。
艶消し層5は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側に設けられ、親水化層2は、加飾ラベル13の最表面を構成するように設けられる。
粘着剤層7は、従来公知の粘着剤を用いることができ、例えば、感圧粘着剤、感熱粘着剤などを用いることができる。
また、デザイン印刷層4は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側又は/及び裏面側に設けられ、好ましくは、図示例のように、ラベル基材3の表面側に設けられる。
艶消し層5は、上記第1実施形態と同様に、ラベル基材3の表面側に設けられ、親水化層2は、加飾ラベル13の最表面を構成するように設けられる。
粘着剤層7は、従来公知の粘着剤を用いることができ、例えば、感圧粘着剤、感熱粘着剤などを用いることができる。
本実施形態の加飾ラベル13は、粘着剤層7を介して容器などの被着体の外面に貼り付けることによって、加飾容器(図示せず)を得ることができる。好ましくは、前記親水化層2が設けられた領域を容器などの被着体の平滑な外面に対応させて貼り付ける。
本実施形態の加飾ラベル13及び加飾容器も、第1実施形態と同様に、内外温度差により、加飾ラベル13の表面に水分が付着し、当初は見えていなかったデザインが表れるようになる。
本実施形態の加飾ラベル13及び加飾容器も、第1実施形態と同様に、内外温度差により、加飾ラベル13の表面に水分が付着し、当初は見えていなかったデザインが表れるようになる。
[その他の実施形態]
上記各実施形態では、艶消し層5が設けられているが、艶消し層を設けない加飾ラベル11,12,13であってもよい。また、ラベル基材3の表面に、ラベルの傷付きを防止するために、透明な保護印刷層が設けられていてもよい。特に、前記艶消し層を設けない場合には、艶消し層に代えて前記保護印刷層を設けることが好ましい。
また、上記各実施形態では、加飾ラベル11,12,13を全体的に平滑な外面を有する容器8に装着する場合を例示したが、本発明の加飾ラベル11,12,13は、容器として、リブやパネルなどの凹凸面が形成された容器(例えば、いわゆるPET容器など)に装着してもよい。この場合、本発明の加飾ラベル11,12,13を、前記凹凸面を含んで装着してもよく、凹凸面が形成された容器が平滑な外面を有する場合には、その平滑な外面に装着してもよい。
さらに、上記第3実施形態の加飾ラベル13を、インモールドラベルとして使用することもできる。インモールドラベルは、合成樹脂容器の成形時に、樹脂成形と同時に容器に一体化されるラベルである。インモールドラベルとして使用する場合には、上記第3実施形態の粘着剤層7が、成形樹脂に接着する接着剤層に置換される。
上記各実施形態では、艶消し層5が設けられているが、艶消し層を設けない加飾ラベル11,12,13であってもよい。また、ラベル基材3の表面に、ラベルの傷付きを防止するために、透明な保護印刷層が設けられていてもよい。特に、前記艶消し層を設けない場合には、艶消し層に代えて前記保護印刷層を設けることが好ましい。
また、上記各実施形態では、加飾ラベル11,12,13を全体的に平滑な外面を有する容器8に装着する場合を例示したが、本発明の加飾ラベル11,12,13は、容器として、リブやパネルなどの凹凸面が形成された容器(例えば、いわゆるPET容器など)に装着してもよい。この場合、本発明の加飾ラベル11,12,13を、前記凹凸面を含んで装着してもよく、凹凸面が形成された容器が平滑な外面を有する場合には、その平滑な外面に装着してもよい。
さらに、上記第3実施形態の加飾ラベル13を、インモールドラベルとして使用することもできる。インモールドラベルは、合成樹脂容器の成形時に、樹脂成形と同時に容器に一体化されるラベルである。インモールドラベルとして使用する場合には、上記第3実施形態の粘着剤層7が、成形樹脂に接着する接着剤層に置換される。
11,12,13 加飾ラベル
2 親水化層
3 ラベル基材
4 デザイン印刷層
5 艶消し層
9 加飾容器
2 親水化層
3 ラベル基材
4 デザイン印刷層
5 艶消し層
9 加飾容器
Claims (3)
- ラベル基材の表面に、部分的に親水化層が設けられている、加飾ラベル。
- ラベル基材の表面に、艶消し層が設けられ、前記艶消し層の表面を含んで前記親水化層が設けられている、請求項1に記載の加飾ラベル。
- 請求項1又は2に記載の加飾ラベルと、平滑な外面を有する容器と、を有し、前記親水化層が設けられた領域を前記平滑な外面に対応させて前記加飾ラベルが前記容器に装着されている、加飾容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183077A JP2018049063A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | 加飾ラベル及び加飾容器 |
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---|---|---|---|
JP2016183077A JP2018049063A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | 加飾ラベル及び加飾容器 |
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