JP2018045771A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛び出しを防ぎながら簡単な構成で容易にボタン電池を交換できる電子機器を提供する。【解決手段】電子機器100は、ボタン電池140を着脱可能な装着部150と、装着部150を収容した内部空間111を画定する筐体110とを備える。筐体110が、筐体開口112を有する第1筐体115と、筐体開口112の少なくとも一部に着脱可能な第2筐体120とを含む。装着部150が、第1筐体115に対して固定されている。装着部150が、ボタン電池140の第1平坦面141と側面143とをそれぞれ部分的に囲っている。筐体開口112が、装着部150に装着されたボタン電池140の第1平坦面141を、第1平坦面141に垂直な方向からみて第1筐体115の外側に露出し、装着部150に装着されたボタン電池140の側面143を、側面143に垂直な方向からみて第1筐体115の外側に露出する。【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器に関し、特に、電池を内蔵した電子機器に関するものである。
センサなどの電子部品と共にボタン電池を内蔵した電子機器が知られている。ボタン電池は、寿命などの必要に応じて交換する必要がある。そのため、電子機器の筐体に対してボタン電池を交換可能に固定する構造が知られている。例えば、特許文献1に記載の電池ケースは、円筒状の収納穴をもつ筐体と、収納穴内に収納可能な円盤状のボタン電池と、収納穴の開口をふさぐ蓋と、収納穴内のボタン電池を開口に向けて弾性的に押圧するコイル状電極とを含む。特許文献1に記載の電池ケースでは、蓋を開けるとコイル状電極の弾性力によりボタン電池が開口に向けて押し出される。
特開平10−188930号公報
しかしながら、特許文献1の構造では、コイル状電極の弾性力により、蓋を開けたときにボタン電池が予期せず飛び出すという不利益がある。また、コイル状電極がなければ、ボタン電池の飛び出しを防ぐことができるが、指の入らない収納穴内のボタン電池を取り出すのに困難が伴うという不利益がある。すなわち、ボタン電池を押圧する部材がなければ、ボタン電池を取り出すのに困難が伴うという不利益がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、飛び出しを防ぎながら簡単な構成で容易にボタン電池を交換できる電子機器を提供することにある。
本発明は、ボタン電池を着脱可能な装着部と、装着部を収容した内部空間を画定する筐体と、を備え、筐体が、筐体開口を有する第1筐体と、筐体開口の少なくとも一部に着脱可能な第2筐体と、を含み、装着部が、第1筐体に対して固定されており、装着部が、ボタン電池の一方の平坦面と側面とをそれぞれ部分的に囲っており、筐体開口が、装着部に装着されたボタン電池の一方の平坦面を、一方の平坦面に垂直な第1方向からみて第1筐体の外側に露出し、装着部に装着されたボタン電池の側面を、側面に垂直な第2方向からみて第1筐体の外側に露出する、電子機器である。
この構成によれば、第1筐体に固定された装着部がボタン電池の一方の平坦面と側面とを部分的に囲うため、第1筐体から第2筐体を外してもボタン電池が飛び出さない。また、第1筐体から第2筐体を取り出した状態においてボタン電池の側面が部分的に露出するため、ボタン電池の一方の平坦面のみ露出する構成に比べてボタン電池を外しやすい。すなわち、飛び出しを防ぎながら容易にボタン電池を交換できる。
好適には本発明の電子機器において、装着部が、ボタン電池を装着可能な装着空間と、装着空間に対するボタン電池の着脱時にボタン電池を通す出入口と、出入口から連続した補助口と、を画定し、出入口が、装着空間から第1方向に開口しており、少なくとも1つの補助口が、装着空間から第1方向に略直交する第2方向に開口しており、第2筐体を第1筐体から取り外した状態において少なくとも1つの補助口と出入口とを通して装着空間が筐体外に露出される位置に、筐体開口が位置している。
この構成によれば、筐体外から筐体開口と少なくとも1つの補助口とを通して第2方向から装着空間内のボタン電池に触れることができるので、第1方向からのみボタン電池に触れる構成に比べて、ボタン電池を外しやすい。すなわち、飛び出しを防ぎながら簡単な構成で容易にボタン電池を交換できる。
好適には本発明の電子機器において、装着空間が、第2方向において2つの補助口の間に位置する。
この構成によれば、装着空間が、第2方向において2つの補助口の間に配置されているので、第2方向の両側からボタン電池をつまむことができ、安定した状態でボタン電池を外すことができる。
好適には本発明の電子機器において、内部空間において第1筐体に対して固定された基板をさらに備え、装着部が、基板に対して固定されており、装着空間が、第1方向において出入口と基板との間に位置しており、第1筐体が、押圧部を有し、装着部の一部が、第1方向において押圧部と基板との間で押圧部と基板とに対して固定されている。
この構成によれば、装着空間が出入口と基板との間に位置しており、装着部の一部が押圧部と基板との間に固定されているので、装着空間に装着されたボタン電池を第1方向に沿って基板から出入口に向けて動かしたとき、装着部と基板とを引き離す力が抑制される。従って、装着部と基板との配線の断線を防止することができる。
好適には本発明の電子機器において、装着部が、第1筐体に対して固定された基部と、基部に対して固定された固定部と固定部に対して揺動可能な揺動部とを有する弾性変形可能な規制部と、を含み、揺動部が、装着空間に近づく方向と離れる方向とに揺動可能であり、装着空間にボタン電池を装着した状態において、揺動部と基部との間にボタン電池の一部が配置され、規制部の少なくとも一部が、第1方向から見たとき第1方向と第2方向とに略直交する第3方向において装着空間の外側に位置し、押圧部が、第1方向から見たとき第3方向における装着空間の外側に位置し、押圧部と規制部とが、第3方向における装着空間の両側のうち同じ側に位置する。
この構成によれば、装着空間にボタン電池を装着した状態において、揺動部と基部との間にボタン電池の一部が配置されるので、ボタン電池が安定して固定される。さらに、揺動部をもつ規制部が弾性変形可能であるので、ボタン電池を取り外す時に、第1筐体に対して揺動部が揺動して、簡単にボタン電池を外すことができる。さらに、押圧部と規制部とが第3方向において装着空間の同じ側に位置するので、ボタン電池を取り外す時に規制部に加わる力による、装着部と基板とを引き離す力が抑制される。
好適には本発明の電子機器において、第1筐体が、第1係合部を有し、第2筐体が、第1係合部に係合する第2係合部を有し、第1係合部と第2係合部とが、第1方向から見たとき第3方向における筐体開口の外側で、互いに係合し、押圧部が、第1方向から見たとき第3方向における装着空間の外側に位置し、押圧部と第1係合部とが、第3方向において装着空間の両側のうち同じ側に位置し、第1筐体が、第1方向に直交する面内で筐体開口から離間する方向に向かって押圧部から広がる把持面を含む。
この構成によれば、第1係合部と第2係合部とは、第1方向から見たとき第3方向における開口の外側で、互いに係合するので、ボタン電池の着脱と補助口からのボタン電池へのアクセスとに関係しない空間を有効に利用することができる。さらに、把持面を押さえることで第1係合部と第2係合部との係合操作時に、装着部と基板とを離間する力を抑制することができる。
好適には本発明の電子機器において、2つの押圧部を備え、2つの押圧部の間に第1係合部が配置されている。
この構成によれば、2つの押圧部の間に第1係合部が配置されているので、押圧部が他の位置に配置されている場合に比べて、装着部と基板とを離間する力をより確実に抑制することができる。
好適には本発明の電子機器において、装着部が、第1筐体に対して固定された基部と、基部に対して固定された固定部と固定部に対して揺動可能な揺動部とを有する弾性変形可能な規制部と、を含み、揺動部が、装着空間に近づく方向と離れる方向とに揺動可能であり、装着空間にボタン電池を装着した状態において、揺動部と基部との間にボタン電池の一部が配置される。
この構成によれば、装着空間にボタン電池を装着した状態において、揺動部と基部との間にボタン電池の一部が配置されるので、ボタン電池が安定して固定される。さらに、揺動部をもつ規制部が弾性変形可能であるので、ボタン電池を取り外す時に、第1筐体に対して揺動部が揺動して、簡単にボタン電池を外すことができる。
好適には本発明の電子機器において、第1筐体が、第1係合部を有し、第2筐体が、第1係合部に係合する第2係合部を有し、第1係合部と第2係合部とが、第1方向から見たとき第1方向と第2方向とに略直交する第3方向における筐体開口の外側で、互いに係合する。
この構成によれば、第1係合部と第2係合部とは、第1方向から見たとき第1方向と第2方向とに略直交する第3方向における開口の外側で、互いに係合するので、ボタン電池の着脱と補助口からのボタン電池へのアクセスとに関係しない空間を有効に利用することができる。
本発明によれば、飛び出しを防ぎながら簡単な構成で容易にボタン電池を交換できる。
本発明の実施形態に係る電子機器のz1側から見た斜視図である。 図1に示す電子機器のz2側から見た斜視図である。 図1に示す電子機器のz1側から見た分解斜視図である。 図1に示す電子機器のz2側から見た分解斜視図である。 図1の5−5線を通る断面における電子機器の断面図である。 図1の6−6線を通る断面における電子機器の断面図である。 第2筐体を省略した図1に示す電子機器の側面図である。 第2筐体を省略した図1に示す電子機器の平面図である。 図3に示す装着部のz1側から見た斜視図である。 図9と同じ断面における電子機器の断面図であり、第2筐体を部分的に外した状態を示す。 図9と同じ断面における電子機器の断面図であり、第2筐体を省略し、ボタン電池を部分的に外した状態を示す。 図9と同じ断面における電子機器の断面図であり、第2筐体を省略し、ボタン電池を部分的に挿入した状態を示す。
(全体構成)
以下、本発明の実施形態に係る電子機器について説明する。図1は、本実施形態の電子機器100のz1側から見た斜視図である。図2は、電子機器100のz2側から見た斜視図である。図3は、電子機器100のz1側から見た分解斜視図である。図4は、電子機器100のz2側から見た分解斜視図である。図5は、図1の5−5線を通る断面における電子機器100の断面図である。図6は、図1の6−6線を通る断面における電子機器100の断面図である。なお、図5と図6とにおいて、後述する基板130に搭載された電子部品は省略している。
本明細書において、互いに直交するx方向、y方向、及びz方向を規定する。x方向は、互いに逆を向くx1方向とx2方向とを区別せずに表す。y方向は互いに逆を向くy1方向とy2方向とを区別せずに表す。z方向は互いに逆を向くz1方向とz2方向とを区別せずに表す。また、z2方向を下方向と呼び、z1方向を上方向と呼ぶ場合がある。これらの方向は、相対的な位置関係を説明するために便宜上規定するのであって、実際の使用時の方向を限定するわけではない。構成要素の形状は、「略」という記載があるかないかにかかわらず、本明細書で開示された実施形態の技術思想が実現される限り、記載された表現に基づく厳密な幾何学的な形状に限定されない。
図3に示すように、電子機器100は、筐体110と基板130と装着部150とボタン電池140とを含む。筐体110は、第1筐体115と第2筐体120とを含む。本実施形態の電子機器100は、筐体110内のボタン電池140を電源として使用しながら、基板130に搭載された図示しないセンサを動作させて測定情報を含む情報を外部機器と通信する。
(第1筐体)
図3に示すように、第1筐体115は、第1部分筐体160と第2部分筐体170とを含む。
第1部分筐体160は、z方向から見たときx方向に略平行な2辺とy方向に略平行な2辺とをもつ略長方形の外形をもつ板状の筐体底板161を含む。筐体底板161には、z1側の面に、z1方向に突出した複数の下リブ162が設けられている。第1部分筐体160は、さらに、筐体底板161の外周からz1方向に延びた下壁163を含む。下壁163は、z1側に、xy平面に略平行な環状の上端縁164をもつ。
第1部分筐体160は、さらに、上端縁164のx1側の部分のうちy1側寄りの位置からz1方向に突出した第1係合環状部165−1と、上端縁164のx2側の部分のうちy1側寄りの位置からz1方向に突出した第2係合環状部165−2と、上端縁164のy2側の部分からz1方向に突出した第3係合環状部165−3とをもつ。第1係合環状部165−1には、x方向に貫通した第1貫通孔166−1が設けられている。第2係合環状部165−2には、x方向に貫通した第2貫通孔166−2が設けられている。第3係合環状部165−3には、y方向に貫通した第3貫通孔166−3が設けられている。
第2部分筐体170は、z方向から見たときx方向に略平行な2辺とy方向に略平行な2辺とをもつ略長方形の外形をもつ板状の第1上板部171をもつ。第1上板部171は、z1側にxy平面に略平行な把持面172をもつ。第1上板部171は、さらに、y2側の端縁からy1側に向かって窪んだ第1係合部173をもつ。第1係合部173は、x方向の略中央において第1上板部171をz方向に貫通している。
図4に示すように、第1上板部171のうち、第1係合部173のx1側の領域を第1押圧部171−1と呼び、第1係合部173のx2側の領域を第2押圧部171−2と呼ぶ。第1係合部173は、x方向において第1押圧部171−1と第2押圧部171−2との間に配置されている。第1押圧部171−1は、z2側の面からz2方向に隆起した第1隆起部174−1をもつ。第2押圧部171−2は、z2側の面からz2方向に隆起した第2隆起部174−2をもつ。第1隆起部174−1と第2隆起部174−2とは、いずれも、第1上板部171のy2側の端縁からy1方向に延びている。第1上板部171は、さらに、z2側の面からz2方向に延びた一続きの上リブ176をもつ。
第2部分筐体170は、さらに、第1上板部171の外周のうちx1側の端縁とx2側の端縁とy1側の端縁からz2方向に延びた第1上壁175を含む。第1上壁175は、z2側に、xy平面に略平行なU字の第1下端縁177をもつ。図1に示すように、第1上壁175のx1側の部分には、x1方向に突出した第1係合突起178−1が設けられている。図3に示すように、第1上壁175のx2側の部分には、x2方向に突出した第2係合突起178−2が設けられている。
図5に示すように、第2部分筐体170は、第1部分筐体160のz1側に固定される。図1に示すように、第2部分筐体170は、x方向において、第1係合環状部165−1と第2係合環状部165−2との間に固定される。第1部分筐体160のx方向の幅は、第2部分筐体170のx方向の幅と略同一である。第1係合突起178−1は、第1係合環状部165−1の第1貫通孔166−1にはめ込まれる。図2に示すように、第2係合突起178−2は、第2係合環状部165−2の第2貫通孔166−2にはめ込まれる。図5に示すように、第1下端縁177は、上端縁164に密着して固定される。第2部分筐体170のy方向の長さは、第1部分筐体160のy方向の長さの半分よりも短い。
(第2筐体)
図4に示すように、第2筐体120は、z方向から見たときx方向に略平行な2辺とy方向に略平行な2辺とをもつ略長方形の外形をもつ板状の第2上板部121をもつ。第2上板部121のz2側の面には、z2方向に環状に突出した環状押圧部122をもつ。環状押圧部122のz2側の端縁は、xy平面に略平行な略円である。第2筐体120は、さらに、第2上板部121のy1側の端縁からy1側に突出した第2係合部123をもつ。第2係合部123は、x方向の略中央に位置している。第2係合部123は、図5に示す断面において、第2上板部121からy1方向に延びた後、さらにz2方向に延び、さらにy1方向に延びた形状である。
第2筐体120は、さらに、第2上板部121の外周のうちx1側の端縁とx2側の端縁とy2側の端縁からz2方向に延びた第2上壁125を含む。第2上壁125は、z2側に、xy平面に略平行なU字の第2下端縁126をもつ。第2上壁125のy2側の部分には、y2方向に突出した第3係合突起127が設けられている。
(第1筐体と第2筐体とのはめ合わせ)
図1に示すように、第1筐体115に第2筐体120をはめ込んだ状態において、第2筐体120は、第1部分筐体160のz1側、かつ、第2部分筐体170のy2側に固定される。y方向において、第2筐体120は、第3係合環状部165−3と第2部分筐体170との間に固定される。第2筐体120のy方向の長さは、第1部分筐体160のy方向の長さよりも短く、かつ、第1部分筐体160のy方向の長さの半分よりも長い。第2筐体120と第2部分筐体170との全体のy方向の長さは、第1部分筐体160のy方向の長さと略同一である。
図6に示すように、第1筐体115に第2筐体120をはめ込んだ状態において、第2下端縁126は、上端縁164に密着して固定される。第2筐体120のx方向の幅は、第1部分筐体160のx方向の幅と略同一である。図5に示すように、第3係合突起127は、第3係合環状部165−3の第3貫通孔166−3にはめ込まれる。第2係合部123のy1側端部は、第1上板部171のz2側に位置し、第1上板部171に密着する。図1に示すように、z1方向から見たとき、第2部分筐体170のy2側端縁と第1係合部173との全体の外形は、第2筐体120のy1側端縁と第2係合部123との全体の外形に略一致する。第1係合部173と第2係合部123とは、y方向において、筐体開口112の外側で、互いに係合する。
図1に示すように、第1筐体115に第2筐体120をはめ込んだ状態において、第1筐体115と第2筐体120とは、固く固定される。第2部分筐体170の把持面172は、第2筐体120のz1側の面と略同一の平面内にある。筐体110は、全体として略直方体の外形をもつ。図5に示すように、筐体110は、全体として、ボタン電池140を着脱可能な装着部150を収容した略直方体の内部空間111を画定する。
図7は、第2筐体120(図1)を省略した電子機器100の側面図である。図8は、第2筐体120(図1)を省略した電子機器100の平面図である。図7と図8とに示すように、第1筐体115は、第1部分筐体160の上端縁164の一部と、第2部分筐体170のy2側の端縁によって画定される筐体開口112を有する。筐体開口112の全体を覆うように、図1に示す第2筐体120が着脱可能である。他の例において、第2筐体120は、筐体開口112の少なくとも一部に着脱可能であれば、他の形状であってもよい。
(基板)
図3に示すように、基板130は、xy平面に略平行な平板状の回路基板である。基板130のz1側の面はxy平面に略平行である。基板130のz2側の面には、図4に示すように、温度センサや通信装置など、様々な電子部品が搭載されている。図5に示すように、基板130は、第1部分筐体160の複数の下リブ162と第2部分筐体170の上リブ176とにより、内部空間111内に固定されている。基板130は、第1部分筐体160の上端縁164よりもz2側に位置している。図6に示すように、基板130は、x方向において、x1寄りに配置されている。
(ボタン電池)
図3に示すボタン電池140は、xy平面に略平行でz1側に位置する略円形の第1平坦面141(図3)と、xy平面に略平行でz2側に位置する略円形の第2平坦面142(図4)と、第1平坦面141の外縁から第2平坦面142の外縁まで、z方向につながった略円筒の側面143(図3及び図4)とを含む。ボタン電池140は、z方向の厚さがx方向の幅とy方向の幅とより小さな扁平な形状をもつ。
図3に示す第1平坦面141と側面143とは、金属で形成されており、電気的に接続されている。図4に示す第2平坦面142は、金属で形成されており、第1平坦面141と側面143とから電気的に絶縁されている。第1平坦面141と側面143とが、正と負との一方の電極として機能し、第2平坦面142が、他方の電極として機能する。
(装着部)
図9は、装着部150の斜視図である。装着部150は、絶縁性の樹脂で作られた基部151と、金属製の基部電極152と、金属製の規制部153とを含む。
基部151は、xy平面に略平行に広がる平板状の底部151−1を含む。底部151−1は、z1側の面の中央付近がz2方向に窪んだ窪み151−2を含む。
基部151は、さらに、第1壁部151−3と第2壁部151−4と第3壁部151−5とを含む。第1壁部151−3と第2壁部151−4とは、底部151−1のy1側端部からz1方向に延びており、x方向に互いに離間している。第1壁部151−3は、第2壁部151−4のx1側に配置されている。第3壁部151−5は、底部151−1のy2側端部からz1方向に延びている。第3壁部151−5のx方向の幅は、第1壁部151−3と第2壁部151−4との全体のx方向の幅と略同一である。
図9に示すように、第1壁部151−3と第2壁部151−4と第3壁部151−5とは、互いに対向して装着空間154を画定している。装着空間154は、z方向に延びる略円筒の空間の一部である。図9に示すように、第1壁部151−3と第2壁部151−4と第3壁部151−5との各z1側端縁により、装着空間154のz1側端縁に出入口155が画定される。出入口155は、装着空間154からz1方向に開口している。
図9に示すように、第1壁部151−3のx1側端縁と第3壁部151−5のx1側端縁との間に、第1補助口156−1が画定される。第1補助口156−1は、出入口155のx1側端縁から底部151−1のx1側端縁までz方向に続いている。第1補助口156−1は、装着空間154からx1方向に開口している。第2壁部151−4のx2側端縁と第3壁部151−5のx2側端縁との間に、第2補助口156−2が画定される。第2補助口156−2は、出入口155のx2側端縁から底部151−1のx2側端縁までz方向に続いている。第2補助口156−2は、装着空間154からx2方向に開口している。
図9に示すように、電池係止部151−6は、第3壁部151−5のz1側端縁付近からy1方向に延びている。図8に示すように、電池係止部151−6は、x方向において第1補助口156−1と第2補助口156−2との中間に位置する。
図9に示すように、基部電極152は、窪み151−2内に配置された金属製の環状部材である。基部電極152は、窪み151−2内に固定された固定端152−1と、窪み151−2からz1方向に離間した可動接点152−2とを含む。可動接点152−2は、固定端152−1よりもy1側に位置している。固定端152−1が固定された状態で、可動接点152−2がz方向に揺動可能である。可動接点152−2は、力を受けてない状態で底部151−1のz1側の面よりもz1方向に位置している。
規制部153は、x方向において第1壁部151−3と第2壁部151−4との間に配置されている。規制部153は、弾性変形可能な金属板を折り曲げ加工することにより形成されている。規制部153は、立設部153−1と固定部153−2と揺動部153−3とを含む。
立設部153−1は、y方向に薄く、x方向において第1壁部151−3と第2壁部151−4との間に延びており、z方向において底部151−1のy1側端縁から出入口155付近まで延びている。固定部153−2は、z方向に薄く、xy平面に略平行に広がっており、立設部153−1のz2側端縁からy1方向に延びている。立設部153−1のx1側端部のうち固定部153−2に近い部分と、固定部153−2のx1側端部のうち固定部153−2に近い部分とは、いずれも、第1壁部151−3に固定されている。立設部153−1のx2側端部のうち固定部153−2に近い部分と、固定部153−2のx2側端部のうち固定部153−2に近い部分とは、いずれも、第2壁部151−4に固定されている。
揺動部153−3は、z方向に薄く、xy平面に略平行に広がっており、立設部153−1のz1側端縁からy2方向に延びている。揺動部153−3は、固定部153−2に対してy方向に揺動可能である。すなわち、揺動部153−3は、装着空間154に近づく方向と離れる方向とに揺動可能である。揺動部153−3は、z方向にもわずかに弾性変形する。
(装着部と他の構成要素との関係)
図5に示すように、底部151−1のz2側の面は、基板130のz1側の面に固定されている。すなわち、装着部150は、第1筐体115に対して固定されている。出入口155は、装着空間154に対するボタン電池140の着脱時に、ボタン電池140を通す役割を果たす。図8に示すように、z方向から見たとき、装着空間154の外形は、ボタン電池140の外形と略同一であり、さらに、出入口155の外形と略同一である。図5に示すように、装着空間154は、z方向において出入口155と基板130との間に位置している。
図8に示すように、規制部153の少なくとも一部が、z方向から見たとき、y方向における装着空間154の外側に位置する。第1押圧部171−1と第2押圧部171−2とが、z方向から見たときy方向における装着空間154の外側に位置する。第1押圧部171−1と第2押圧部171−2と規制部153とが、y方向における装着空間154の両側のうち同じ側(すなわち、y1側)に位置する。第1押圧部171−1と第2押圧部171−2と第1係合部173とが、y方向において装着空間154の同じ側(すなわち、y1側)に位置する。把持面172は、xy平面内で筐体開口112から離間する方向(すなわち、y1方向)に向かって第1押圧部171−1と第2押圧部171−2とから広がる。
(ボタン電池と他の構成要素との関係)
図9に示す装着空間154には、図8に示すように、ボタン電池140が装着可能である。まず、装着部150にボタン電池140が装着されている状態について説明する。
図5に示すように、ボタン電池140の第1平坦面141には、第2筐体120の環状押圧部122が接触している。ボタン電池140は、z方向において、環状押圧部122と底部151−1との間に固定されている。ボタン電池140のy2側端部は、z方向において、電池係止部151−6と底部151−1との間で固定される。基部電極152が弾性変形することにより、可動接点152−2がボタン電池140の第2平坦面142に電気的に接触した状態で、基部電極152の全体が窪み151−2内に収容される。基部電極152は、ボタン電池140の一方の電極を、図示しない配線により基板130の回路部品に電気的に接続する。
図6に示すように、装着部150の基部151の一部である第1壁部151−3が、z方向において第1押圧部171−1と基板130との間で、第1押圧部171−1と基板130とに対して固定されている。装着部150の基部151の一部である第2壁部151−4が、z方向において第2押圧部171−2と基板130との間で、第2押圧部171−2と基板130とに対して固定されている。
図8に示すように、第1壁部151−3と第2壁部151−4と第3壁部151−5とは、ボタン電池140の側面143に近接または接触している。第1補助口156−1からボタン電池140がx1方向に突出している。第2補助口156−2からボタン電池140がx2方向に突出している。第1補助口156−1のy方向の幅と、第2補助口156−2のy方向の幅とは、いずれも、ボタン電池140の直径より小さい。従って、第1補助口156−1と第2補助口156−2との間の装着空間154に装着された状態で、ボタン電池140は、第1補助口156−1と第2補助口156−2とのいずれからも外に出ない。
図5に示すように、装着部150が、ボタン電池140の一方の第1平坦面141と側面143とをそれぞれ部分的に囲っている。ボタン電池140のy1側端部は、z方向において、揺動部153−3と基部151との間に位置する。規制部153の立設部153−1は、揺動部153−3をボタン電池140に向けて押す弾性力によりボタン電池140の側面143に電気的に接触している。規制部153は、ボタン電池140の他方の電極を基板130の回路部品に電気的に接続する。
次に、図7に示すように、第2筐体120を第1筐体115から取り外した状態について説明する。筐体開口112は、装着部150に装着されたボタン電池140の第1平坦面141を、z1方向において第1筐体115の外側に露出する。筐体開口112は、装着部150に装着されたボタン電池140の側面143を、x方向において第1筐体115の外側に露出する。第1補助口156−1と第2補助口156−2と出入口155とを通して装着空間154が筐体110外に露出される位置に、筐体開口112が位置している。
(第2筐体の取り外し方)
作業者は、図10に示す把持面172と筐体底板161のz2側の面とを押さえることにより、第1筐体115を指でz方向に挟む。次に、第2筐体120の第1係合部173と第2係合部123との係合を保ったまま、第1筐体115の第3係合突起127を、第2筐体120の第3係合環状部165−3の第3貫通孔166−3から外す。次に、第1係合部173と第2係合部123との接触点を支点として、図10に示すように、第2筐体120のうち第3係合突起127側の部分を上に持ち上げる。次に、第1係合部173と第2係合部123とを離すことにより、第2筐体120が第1筐体115とから外れる。
(ボタン電池の外し方)
作業者は、図11に示す把持面172と筐体底板161のz2側の面とを押さえることにより、第1筐体115を指でz方向に挟む。図8に示す筐体開口112と第1補助口156−1と第2補助口156−2とを通じて指を入れ、さらに、ボタン電池140をx方向に指で挟んだまま、ボタン電池140をz1方向に持ち上げる。すると、図11に示すように、ボタン電池140のy2側の端部が電池係止部151−6と底部151−1との間に挟まれたまま、ボタン電池140のy1側の端部がz1方向に持ち上がる。
規制部153は、第3壁部151−5と電池係止部151−6とよりも変形しやすく形成されている。そのため、ボタン電池140のうち規制部153に近い部分が、先にz1方向に持ち上がる。指で把持面172と筐体底板161のz2側の面とをz方向に押さえているので、基部151と基板130とが、第1押圧部171−1と第1部分筐体160との間で固定される。従って、ボタン電池140を取り外すときの力により、装着部150と基板130とが引きはがされにくい。次に、ボタン電池140のy2側の端部を基部151から離すことにより、ボタン電池140が電子機器100から外れる。
(ボタン電池の取り付け方)
作業者は、図12に示すように、ボタン電池140をx方向に指で挟んだまま、ボタン電池140のy1側の端部を規制部153の揺動部153−3と底部151−1との間に挿入する。次に、ボタン電池140のy2側端部をz2方向に押す。すると、規制部153と電池係止部151−6と第3壁部151−5とが変形することにより、図7に示すように、ボタン電池140が装着空間154内に装着される。
(第2筐体の取り付け方)
作業者は、例えば、図10に示す把持面172と筐体底板161のz2側の面とを押さえることにより、第1筐体115を指でz方向に挟む。次に、第1係合部173と第2係合部123とを係合させる。次に、第2筐体120の第3係合突起127を、第1筐体115の第3係合環状部165−3の第3貫通孔166−3にはめ込む。指で把持面172と筐体底板161のz2側の面とをz方向に押さえているので、基部151と基板130とが、第1押圧部171−1と第1部分筐体160との間で固定される。従って、装着部150と基板130とが引きはがされにくい。
(まとめ)
本実施形態によれば、第1筐体115に固定された装着部150がボタン電池140の一方の平坦面と側面143とを部分的に囲うため、第1筐体115から第2筐体120を外してもボタン電池140が飛び出さない。また、第1筐体115から第2筐体120を取り出した状態においてボタン電池140の側面143が部分的に露出するため、ボタン電池140の一方の平坦面のみ露出する構成に比べてボタン電池140を外しやすい。すなわち、飛び出しを防ぎながら容易にボタン電池140を交換できる。
本実施形態によれば、筐体110外から筐体開口112と第1補助口156−1と第2補助口156−2とを通してx方向から装着空間154内のボタン電池140に触れることができるので、z方向からのみボタン電池140に触れる構成に比べて、ボタン電池140を外しやすい。すなわち、飛び出しを防ぎながら簡単な構成で容易にボタン電池140を交換できる。
本実施形態によれば、装着空間154が、x方向において第1補助口156−1と第2補助口156−2との間に配置されているので、x方向の両側からボタン電池140をつまむことができ、安定した状態でボタン電池140を外すことができる。
本実施形態によれば、装着空間154が出入口155と基板130との間に位置しており、装着部150の一部が第1押圧部171−1と基板130との間に固定され、さらに第2押圧部171−2と基板130との間に固定されているので、装着空間154に装着されたボタン電池140をz方向に沿って基板130から出入口155に向けて動かしたとき、装着部150と基板130とを引き離す力が抑制される。従って、装着部150と基板130との配線の断線を防止することができる。
本実施形態によれば、装着空間154にボタン電池140を装着した状態において、揺動部153−3と基部151との間にボタン電池140の一部が配置されるので、ボタン電池140が安定して固定される。さらに、揺動部153−3をもつ規制部153が弾性変形可能であるので、ボタン電池140を取り外す時に、第1筐体115に対して揺動部153−3が揺動して、簡単にボタン電池140を外すことができる。さらに、第1押圧部171−1と第2押圧部171−2と規制部153とがy方向において装着空間154の同じ側に位置するので、ボタン電池140を取り外す時に規制部153に加わる力による、装着部150と基板130とを引き離す力が抑制される。
本実施形態によれば、第1係合部173と第2係合部123とは、z方向から見たときz方向とx方向とに略直交するy方向における開口の外側で、互いに係合するので、ボタン電池140の着脱と第1補助口156−1と第2補助口156−2とからのボタン電池140へのアクセスとに関係しない空間を有効に利用することができる。さらに、把持面172を押さえることで第1係合部173と第2係合部123との係合操作時に、装着部150と基板130とを離間する力を抑制することができる。
本実施形態によれば、第1押圧部171−1と第2押圧部171−2との間に第1係合部173が配置されているので、第1押圧部171−1と第2押圧部171−2とが他の位置に配置されている場合に比べて、装着部150と基板130とを離間する力をより確実に抑制することができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
本発明は、ボタン電池を内蔵した電子機器、例えば、センサとボタン電池とを内蔵した電子機器に適用可能である。
100…電子機器、110…筐体、111…内部空間、112…筐体開口
115…第1筐体、120…第2筐体、123…第2係合部、130…基板
140…ボタン電池、141…第1平坦面、142…第2平坦面、143…側面
150…装着部、151…基部、153…規制部、154…装着空間
155…出入口、156−1…第1補助口、156−2…第2補助口
171−1…第1押圧部、171−2…第2押圧部、172…把持面
173…第1係合部

Claims (9)

  1. ボタン電池を着脱可能な装着部と、
    前記装着部を収容した内部空間を画定する筐体と、
    を備え、
    前記筐体が、
    筐体開口を有する第1筐体と、
    前記筐体開口の少なくとも一部に着脱可能な第2筐体と、
    を含み、
    前記装着部が、前記第1筐体に対して固定されており、
    前記装着部が、前記ボタン電池の一方の平坦面と側面とをそれぞれ部分的に囲っており、
    前記筐体開口が、
    前記装着部に装着された前記ボタン電池の前記一方の平坦面を、前記一方の平坦面に垂直な第1方向からみて前記第1筐体の外側に露出し、
    前記装着部に装着された前記ボタン電池の前記側面を、前記側面に垂直な第2方向からみて前記第1筐体の外側に露出する、
    電子機器。
  2. 前記装着部が、
    前記ボタン電池を装着可能な装着空間と、
    前記装着空間に対する前記ボタン電池の着脱時に前記ボタン電池を通す出入口と、
    前記出入口から連続した補助口と、
    を画定し、
    前記出入口が、前記装着空間から前記第1方向に開口しており、
    少なくとも1つの前記補助口が、前記装着空間から前記第1方向に略直交する前記第2方向に開口しており、
    前記第2筐体を前記第1筐体から取り外した状態において前記少なくとも1つの補助口と前記出入口とを通して前記装着空間が前記筐体外に露出される位置に、前記筐体開口が位置している、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記装着空間が、前記第2方向において2つの前記補助口の間に位置する、
    請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記内部空間において前記第1筐体に対して固定された基板をさらに備え、
    前記装着部が、前記基板に対して固定されており、
    前記装着空間が、前記第1方向において前記出入口と前記基板との間に位置しており、
    前記第1筐体が、押圧部を有し、
    前記装着部の一部が、前記第1方向において前記押圧部と前記基板との間で前記押圧部と前記基板とに対して固定されている、
    請求項1乃至請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記装着部が、
    前記第1筐体に対して固定された基部と、
    前記基部に対して固定された固定部と前記固定部に対して揺動可能な揺動部とを有する弾性変形可能な規制部と、
    を含み、
    前記揺動部が、前記装着空間に近づく方向と離れる方向とに揺動可能であり、
    前記装着空間に前記ボタン電池を装着した状態において、前記揺動部と前記基部との間に前記ボタン電池の一部が配置され、
    前記規制部の少なくとも一部が、前記第1方向から見たとき前記第1方向と前記第2方向とに略直交する第3方向において前記装着空間の外側に位置し、
    前記押圧部が、前記第1方向から見たとき前記第3方向における前記装着空間の外側に位置し、
    前記押圧部と前記規制部とが、前記第3方向における前記装着空間の両側のうち同じ側に位置する、
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第1筐体が、第1係合部を有し、
    前記第2筐体が、前記第1係合部に係合する第2係合部を有し、
    前記第1係合部と前記第2係合部とが、前記第1方向から見たとき前記第3方向における前記筐体開口の外側で、互いに係合し、
    前記押圧部が、前記第1方向から見たとき前記第3方向における前記装着空間の外側に位置し、
    前記押圧部と前記第1係合部とが、前記第3方向において前記装着空間の両側のうち同じ側に位置し、
    前記第1筐体が、前記第1方向に直交する面内で前記筐体開口から離間する方向に向かって前記押圧部から広がる把持面を含む、
    請求項4または請求項5に記載の電子機器。
  7. 2つの前記押圧部を備え、
    2つの前記押圧部の間に前記第1係合部が配置されている、
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記装着部が、
    前記第1筐体に対して固定された基部と、
    前記基部に対して固定された固定部と前記固定部に対して揺動可能な揺動部とを有する弾性変形可能な規制部と、
    を含み、
    前記揺動部が、前記装着空間に近づく方向と離れる方向とに揺動可能であり、
    前記装着空間に前記ボタン電池を装着した状態において、前記揺動部と前記基部との間に前記ボタン電池の一部が配置される、
    請求項1乃至請求項4に記載の電子機器。
  9. 前記第1筐体が、第1係合部を有し、
    前記第2筐体が、前記第1係合部に係合する第2係合部を有し、
    前記第1係合部と前記第2係合部とが、前記第1方向から見たとき前記第1方向と前記第2方向とに略直交する第3方向における前記筐体開口の外側で、互いに係合する、
    請求項1乃至請求項5に記載の電子機器。
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