JP2018043687A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバック又はシートクッションの厚み方向におけるスペースを効率よく利用できる車両用シートを提供すること。
【解決手段】複数の第1ばね部材4は、バックフレーム2と第1支持部材10との間に架け渡してそれぞれ配設され、送風ユニットU1は、第1支持部材10におけるクッション部材側とは反対側に配設される。また、第2ばね部材5及び第3ばね部材6は、クッションフレーム3と第2支持部材20との間に架け渡してそれぞれ配設され、送風ユニットU2は、第2支持部材20におけるクッション部材側とは反対側に配設される。これにより、シートバック又はシートクッションの厚み方向に支持部材および送風ユニットと、ばね部材とが重なることなく、送風ユニットをばね部材に支持させることができる。よって、シートバック又はシートクッションの厚み方向におけるスペースを効率よく利用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関し、特に、シートバック又はシートクッションの厚み方向におけるスペースを効率よく利用できる車両用シートに関する。
車両用シートのシートバック又はシートクッションのフレームに架設されるばね部材に、送風機とその送風機に連結されるダクトとを有する送風ユニットを支持させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、ブラケット部材37と取付け台座35との間にシートばね28を挟み込んだ状態で、シートばね28に送風ケーシング30を支持させる技術が開示される。
特開2003−165325号公報(例えば、段落0061、図5)
しかしながら、上述した従来の技術では、シートバック又はシートクッションの厚み方向にブラケット部材37、シートばね28及び送風ケーシング30(取付け台座35)が重なり、その厚みが嵩む。よって、シートバック又はシートクッションの厚み方向におけるスペースを効率よく利用することができないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、シートバック又はシートクッションの厚み方向におけるスペースを効率よく利用できる車両用シートを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載の車両用シートによれば、複数のばね部材は、フレームと支持部材との間に架け渡してそれぞれ配設され、送風ユニットは、支持部材におけるクッション部材側とは反対側に配設されるので、シートバック又はシートクッションの厚み方向に支持部材および送風ユニットとばね部材とが重なることなく、送風ユニットをばね部材に支持させることができる。よって、シートバック又はシートクッションの厚み方向におけるスペースを効率よく利用できるという効果がある。
更に、支持部材および送風ユニットが配設される領域にばね部材を配設することを省略できるので、部品点数が低減し、車両用シートの製品コストを低減できるという効果がある。
請求項2記載の車両用シートによれば、請求項1記載の車両用シートの奏する効果に加え、支持部材は、樹脂材料から平板状に形成されるので、着座者の荷重によってクッション部材が変形した場合に、その変形に沿って支持部材を撓ませることができる。よって、支持部材および送風ユニットが配設される領域のばね部材を省略した場合であっても、車両用シートの座り心地を向上させることができるという効果がある。
請求項3記載の車両用シートによれば、請求項2記載の車両用シートの奏する効果に加え、支持部材は、その厚み方向に貫通して開口形成される開口部を備え、ダクトは、その開口側の端部が開口部に保持されるので、ダクトの開口が支持部材からクッション部材側へ突出することを抑制できる。よって、ダクトの開口がクッション部材側へ突出しない分、クッション部材の厚みを厚く設定することができるので、車両用シートの座り心地が向上するという効果がある。
請求項4記載の車両用シートによれば、請求項2又は3に記載の車両用シートの奏する効果に加え、支持部材は、その外縁からばね部材側へ突出して形成される張出部と、その張出部の突出先端側に形成されると共にばね部材の外周面に回転可能に連結される連結部とを備えるので、着座者の荷重によって支持部材が撓んだ場合に、その撓みに伴って連結部がばね部材回りに回転する。この場合、連結部が形成される張出部は、支持部材の外縁からばね部材側へ突出して形成されるので、支持部材の中心側よりも張出部の剛性は低く形成される。即ち、張出部は、剛性が低く形成されて撓みやすく、且つ、連結部によってばね部材回りに回転可能に形成されるので、クッション部材の変形に沿って支持部材が撓みやすくなる。よって、車両用シートの座り心地が向上するという効果がある。
請求項5記載の車両用シートによれば、請求項2から4のいずれかに記載の車両用シートの奏する効果に加え、支持部材は、クッション部材とは反対側の面に立設されると共に直線状に延設される一対のガイド部を備え、送風機は、一対のガイド部に対してスライド変位可能に形成されるスライド部を備えるので、支持部材の一対のガイド部に対して送風機のスライド部をスライドさせて挿入することができる。
この場合、支持部材または送風機の少なくとも一方は、一対のガイド部への挿入方向における送風機のスライド変位を規制する第1規制手段を備えるので、支持部材の一対のガイド部に対して送風機のスライド部をスライドさせて挿入し、第1規制手段によってその挿入方向における位置決めを行うことができる。よって、支持部材に送風ユニットを容易に装着できるという効果がある。
請求項6記載の車両用シートによれば、請求項5記載の車両用シートの奏する効果に加え、支持部材または送風機の少なくとも一方は、一対のガイド部から引き抜かれる方向における送風機のスライド変位を規制する第2規制手段を備えるので、一対のガイド部に挿入された送風機は、その挿入状態が第2規制手段によって保持される。即ち、送風機は、一対のガイド部への挿入方向、および、それとは反対方向の双方へのスライド変位が第1規制手段および第2規制手段によって規制された状態で支持部材に固定される。よって、一対のガイド部から送風機が脱落することを抑制できるという効果がある。
請求項7記載の車両用シートによれば、請求項5又は6に記載の車両用シートの奏する効果に加え、一対のガイド部は、その延設方向に沿って断続的に形成されるので、一対のガイド部がその延設方向に沿って連続して形成される場合に比べ、支持部材の剛性を低くすることができる。よって、クッション部材の変形に沿って支持部材が撓みやすくなるので、車両用シートの座り心地が向上するという効果がある。
請求項8記載の車両用シートによれば、請求項5から7のいずれかに記載の車両用シートの奏する効果に加え、一対のガイド部または送風機の少なくとも一方は、一対のガイド部とスライド部との間に介設されるゴム状弾性体を備えるので、送風機の振動がゴム状弾性体によって減衰され、その振動が支持部材に伝達することを抑制できる。よって、送風機の振動が支持部材を介して着座者に伝達することを抑制できるので、車両用シートの座り心地が向上するという効果がある。
請求項9記載の車両用シートによれば、請求項8記載の車両用シートの奏する効果に加え、支持部材は、その厚み方向に凹設または貫通して形成されるスリット部を備えるので、スリット部が形成される領域における支持部材の剛性を低くすることができる。よって、クッション部材の変形に沿って支持部材が撓みやすくなるので、車両用シートの座り心地が向上するという効果がある。
請求項10記載の車両用シートによれば、請求項9記載の車両用シートの奏する効果に加え、スリット部は、一対のガイド部によって取り囲まれる領域内に形成されるので、一対のガイド部によって取り囲まれる領域における支持部材の剛性を低くすることができる。よって、支持部材に一対のガイド部を形成し、それら一対のガイド部に送風機を固定した場合であっても、クッション部材の変形に沿って支持部材が撓みやすくなるので、車両用シートの座り心地が向上するという効果がある。
請求項11記載の車両用シートによれば、請求項10記載の車両用シートの奏する効果に加え、送風機は、支持部材から離間して配設されるので、支持部材が送風機側に撓むことを許容することができる。よって、クッション部材の変形に沿って支持部材が撓みやすくなるので、車両用シートの座り心地が向上するという効果がある。
本発明の一実施の形態における車両用シートの斜視図である。 バックフレーム及び第1支持部材の正面図である。 (a)は、第1支持部材および送風ユニットの背面図であり、(b)は、図3(a)のIIIb―IIIb線における断面図である。 図3(a)のIV−IV線における断面図である。 (a)は、クッションフレーム及び第2支持部材の上面図であり、(b)は、図5(a)のVb−Vb線における断面図である。 第2支持部材および送風ユニットの下面図である。 (a)は、図6のVIIa−VIIa線における断面図であり、(b)は、図7(a)の状態から送風機を取り外した状態を示す断面図であり、(c)は、図7(a)の状態から第2支持部材が撓んだ状態を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、車両用シート1の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施の形態における車両用シート1の斜視図である。なお、図1では、車両用シート1の一部が省略され、模式的に図示される。
図1に示すように、車両用シート1は、車両(例えば、自動車や鉄道車両)に搭載されるシートであり、背もたれを形成するシートバックの骨格となるバックフレーム2と、座面を形成するシートクッションの骨格となるクッションフレーム3とを備える。
バックフレーム2及びクッションフレーム3は、金属材料から形成され、クッションフレーム3の後端側にバックフレーム2が配置される。弾力性を有する発泡樹脂製(例えば、軟質ポリウレタンフォーム)のクッション部材(図示せず)をバックフレーム2及びクッションフレーム3によって支持し、ファブリックや合成皮革または皮革等から構成されるカバー(図示せず)でそのクッション部材を被覆することにより、シートバック及びシートクッションが形成される。
バックフレーム2には、第1ばね部材4を介して第1支持部材10が配設され、背もたれを形成するクッション部材の背面側が、それら第1ばね部材4および第1支持部材10によって支えられる。クッションフレーム3には、第2ばね部材5及び第3ばね部材6を介して第2支持部材20が配設され、座面を形成するクッション部材の下面側が、それら第2ばね部材5、第3ばね部材6及び第2支持部材20によって支持される。
この第1支持部材10及び第2支持部材20は、バックフレーム2及びクッションフレーム3に後述する送風ユニットU1,U2をそれぞれ支持するための部材である。
次いで、図2を参照して、バックフレーム2に配設される第1支持部材10の詳細構成について説明する。図2は、バックフレーム2及び第1支持部材10の正面図である。なお、図2では、バックフレーム2の一部が省略され、模式的に図示される。
図2に示すように、バックフレーム2は、その上下方向(図2の上下方向)に延設される一対の縦フレーム2a,2bと、それら一対の縦フレーム2a,2bの上端どうし及び下端どうしをそれぞれ連結する一対の横フレーム2c,2dとを備え、略矩形状に形成される。
一対の縦フレーム2a,2bには、その延設方向に沿って所定間隔を隔てて3個の第1ばね部材4がそれぞれ取付けられ、この第1ばね部材4は、コイルスプリングから構成される。第1支持部材10は、それら複数(合計で6個)の第1ばね部材4を介して一対の縦フレーム2a,2bの対向間で弾性的に支持され、第1支持部材10の背面(図2の紙面奥側の面)には、送風機30及びダクト40を備える送風ユニットU1が配設される。
第1支持部材10は、一対の縦フレーム2a,2b側の縁に形成される複数(本実施の形態では、縦フレーム2a側および縦フレーム2b側の縁にそれぞれ3個ずつ、合計6個)の第1開口部11と、その第1開口部11よりも第1支持部材10の左右方向(図2の左右方向)中央側に形成される第2開口部12(図3(a)及び図4参照)と、その第2開口部12を挟んで第1支持部材10の左右方向両側(第1開口部11と第2開口部12との間)に形成される複数のスリット部13とを備え、所定の弾性を有する樹脂材料から矩形の平板状に形成される。
第1開口部11、第2開口部12及びスリット部13は、第1支持部材10の厚み方向(図2の紙面垂直方向)に貫通する貫通孔として形成され、第1開口部11は、第1支持部材10の上下方向に沿って所定間隔を隔てて配設される(例えば、縦フレーム2a側に配設される3個の第1開口部11が第1支持部材10の上下方向(図2の上下方向)に沿って所定間隔を隔てて等間隔に配設される)。この複数の第1開口部11それぞれに第1ばね部材4が接続される。
これにより、送風ユニットU1を支持する第1支持部材10は、その外縁に取付けられる第1ばね部材4を介して一対の縦フレーム2a,2bに支持される。よって、第1支持部材10及び送風ユニットU1と、第1ばね部材4とがシートバックの厚み方向(図2の紙面垂直方向)に重なることなく、送風ユニットU1を第1ばね部材4に支持させることができる。
よって、例えば、シートバックの厚み方向におけるクッション部材の厚みを厚く形成することができるので、車両用シート1の座り心地が向上する。若しくは、シートバックの厚みを薄く形成することができるので、その分、着座者側のスペースを広くすることや、シートバックの厚み方向に他の部材を配置することができる。即ち、シートバックの厚み方向に第1支持部材10及び送風ユニットU1と、第1ばね部材4とが重ならない分、そのスペースを効率よく利用することができる。
また、第1支持部材10が樹脂材料から平板状に形成されるので、着座者の荷重によってクッション部材が変形した場合に、その変形に沿って第1支持部材10が撓みやすくなる。よって、車両用シート1の座り心地が向上する。
第2開口部12は、第1支持部材10の左右方向略中央部分における上端側に形成され、この第2開口部12には、ダクト40の先端(後述するフランジ部42)が保持される。
スリット部13は、第1支持部材10の上下方向に沿って延設される。このスリット部13は、第1支持部材10の左右方向に沿って複数(本実施の形態では、6個)形成され、送風ユニットU1が配設される領域と第1開口部11との間の領域にそれぞれ3個ずつ形成される。
上述した通り、このスリット部13は、第2支持部材20の厚み方向に貫通して形成されるので、スリット部13が形成される領域の第1支持部材10の剛性を低くすることができる.よって、クッション部材の変形に沿って第1支持部材10が撓みやすくなる。
更に、第1開口部11は、第1支持部材10の上下方向に沿って配設される(例えば、縦フレーム2a側に配設される3個の第1開口部11が第1支持部材10の上下方向に沿ってそれぞれ配設される)と共に、その3個の第1開口部11の配設方向と平行な方向に沿ってスリット部13が延設されるので、クッション部材の変形に沿って第1支持部材10がより撓みやすくなる。よって、車両用シート1の座り心地が向上する。
次いで、図3及び図4を参照して、第1支持部材10及び送風ユニットU1の詳細構成について説明する。図3(a)は、第1支持部材10及び送風ユニットU1の背面図であり、図3(b)は、図3(a)のIIIb―IIIb線における断面図である。図4は、図3(a)のIV−IV線における断面図である。なお、図4では、送風機30の内部構造の図示を省略し、その断面がハッチングによって図示される。また、図4の矢印A,Bは、空気の移動経路を示している。
図3及び図4に示すように、送風ユニットU1は、空気を送風するための送風機30と、その送風機30に接続されるダクト40とを備え、シートバックの後方から空気を吸引し(図4の移動経路A参照)、クッション部材に形成される通気口Vへ空気を送風する(移動経路B)ための空調機器である。なお、送風ユニットU1は、クッション部材の通気口Vから空気を吸引するものから構成しても良い。
ダクト40は、所定の柔軟性を有する樹脂材料から形成されると共に、送風機30の上面(図4の上側の面)から上方へ向けて延設される。このダクト40は、その先端に形成される開口41と、ダクト40の先端部分から外側へフランジ状に張り出すフランジ部42とを備える。
このフランジ部42を窄ませつつ第1支持部材10の背面側(図4の右側)から第2開口部12に挿入し、第2開口部12にフランジ部42を係止させることにより、ダクト40の先端が第2開口部12に保持され、ダクト40は、その開口41をクッション部材側へ向けた姿勢で第1支持部材10に固定される。
これにより、ダクト40の先端(フランジ部42)が第1支持部材10に保持されるので、第1支持部材10からクッション部材側へダクト40が突出することを抑制できる。よって、ダクト40がクッション部材側へ突出しない分、クッション部材の厚みを厚く設定することができるので、車両用シート1の座り心地が向上する。
この場合、ダクト40のフランジ部42は、第1支持部材10のクッション部材側に配置されるので、クッション部材に着座者の荷重が加わると、そのクッション部材によってフランジ部42が第1支持部材10側に押し付けられる(クッション部材と第1支持部材10とによって挟まれる)。よって、クッション部材の変形によって第1支持部材10が撓んだ場合に、ダクト40の先端が第2開口部12から外れることを抑制できる。更に、第1支持部材10が撓んだ場合であっても、クッション部材の通気口Vとダクト40のフランジ部42との密着性を高めることができるので、空調の効率を高めることができる。
送風機30は、空気を吸引または送出するためのファン31(図3(a)参照)と、そのファン31を収容するためのケース32とを備え、略直方体状に形成される。ケース32の背面(第1支持部材10側とは反対側の面。図3(a)の紙面手前側の面)には、後述する第1支持部材10の保持部15を嵌合させるための凹溝33が凹設される。この凹溝33は、送風機30の左右方向(後述する第1支持部材10の保持部15の延設方向。図3(a)の左右方向)に沿って延設され、断面視において矩形状に凹設される(図4参照)。
第1支持部材10は、その背面(クッション部材とは反対側の面。図3(a)の紙面手前側の面)に配設されると共に、第1支持部材10の上下方向に沿って延設される一対のガイド部14と、それら一対のガイド部14の延設方向における一側(図3(a)の下側)に配設されると共に、一対のガイド部14の延設方向とは垂直な方向に延設される保持部15とを備える。
一対のガイド部14は、第1支持部材10の背面から垂直に立設される立設部14a(図3(b)参照)と、その立設部14aの立設先端から一対のガイド部14の対向方向における内側に屈曲する屈曲部14bとをそれぞれ備え、断面視においてL字状に形成される。
一対のガイド部14の立設部14aどうしの対向間隔、及び、第1支持部材10の背面と屈曲部14bとの対向間隔は、送風機30のケース32の外形形状に対応した寸法に設定され、送風機30のケース32は、一対のガイド部14に対してスライド変位可能に形成される。
この保持部15は、第1支持部材10の背面から垂直に立設する立設部15a(図4参照)と、その立設部15aの立設先端から上方(図4の上側)へ屈曲する屈曲部15bとを備え、断面L字状の突起として形成される。
送風機30は、一対のガイド部14の延設方向における他側(保持部15が形成される側とは反対側。図3(a)の上側)から一対のガイド部14にスライドして挿入され、その挿入方向におけるスライド変位が第1支持部材10の保持部15に当接することによって規制される。これにより、第1支持部材10に対して送風ユニットU1を容易に装着することができる。
ここで、保持部15の屈曲部15bには、第1支持部材10の背面側へ突出する突起が形成され、この突起には、屈曲部15bの基端側から先端側(図4の下側から上側)へかけて第1支持部材10の背面から漸次離間する傾斜面が形成されるので、送風機30を一対のガイド部14に対してスライド変位させつつ保持部15側へ押圧することで、送風機30の凹溝33に屈曲部15bの突起を嵌合させることができる。よって、一対のガイド部14に挿入される送風機30の挿入状態を保持部15によって保持することができる。
即ち、送風機30は、一対のガイド部14への挿入方向におけるスライド変位が保持部15の立設部15aによって規制されるので、一対のガイド部14に対する送風機30の位置決めを容易に行うことができる。
また、一対のガイド部14から引き抜く方向におけるスライド変位が保持部15の屈曲部15bによって規制された状態で第1支持部材10に固定されるので、送風機30の振動や第1支持部材10の変形に伴って一対のガイド部14から送風機30が脱落することを抑制できる。
この場合、一対のガイド部14及び保持部15(送風機30)が配設される領域よりも第1開口部11側(図3(a)の左右両側)にスリット部13が形成されるので、一対のガイド部14及び保持部15が配設される領域の第1支持部材10の剛性を保ちつつ、それよりも外縁側における第1支持部材10の剛性を低くすることができる。
これにより、第1支持部材10の変形が第2開口部12、一対のガイド部14及び保持部15に及ぶことを抑制しつつ、それら第2開口部12、一対のガイド部14及び保持部15が配設される領域よりも外縁側における第1支持部材10の変形性を確保できる。よって、第2開口部12からダクト40が脱落すること、及び、一対のガイド部14及び保持部15から送風機30が脱落することを抑制しつつ、車両用シート1の座り心地を向上させることができる。
次いで、図5を参照して、クッションフレーム3に配設される第2支持部材20の詳細構成について説明する。図5(a)は、クッションフレーム3及び第2支持部材20の上面図であり、図5(b)は、図5(a)のVb−Vb線における断面図である。なお、図5では、クッションフレーム3の一部が省略され、模式的に図示される。
図5に示すように、クッションフレーム3は、その前後方向(図5(a)の上下方向)に沿って延設される一対の縦フレーム3a,3bと、それら一対の縦フレーム3a,3bの前端どうし及び後端どうしを連結する一対の横フレーム3c,3dとを備え、略矩形状に形成される。
一対の横フレーム3c,3dの対向間には一対の第2ばね部材5が架け渡され、それら一対の第2ばね部材5は、その延設方向に平行または垂直な方向に蛇行する断面円形状のシートばね(ジグザグばね)として形成される。また、一対の横フレーム3c,3dには、その延設方向に沿って所定間隔を隔てて2個の第3ばね部材6がそれぞれ取付けられ、この第3ばね部材6は、コイルスプリングから構成される。
第2支持部材20は、一対の第2ばね部材5の対向間に架け渡して配設されると共に、その第2支持部材20と一対の横フレーム3c,3dとの対向間が第3ばね部材6によって接続される。この第2支持部材20の下面(図5(a)の紙面奥側の面)には、送風機30及びダクト40を備える送風ユニットU2が配設される。
第2支持部材20は、その第2支持部材20における一対の横フレーム3c,3d側の縁に形成される複数(本実施の形態では、横フレーム3c側および横フレーム3d側の縁にそれぞれ2個ずつ、合計4個)の第1開口部21と、その第1開口部21よりも第2支持部材20の前後方向中央側に形成される第2開口部22(図5(b)参照)及びスリット部23とを備え、所定の弾性を有する樹脂材料から矩形の平板状に形成される。この第2支持部材20の前後方向における寸法は、一対の横フレーム3c,3dの対向間隔よりも若干短く形成される。
第1開口部21、第2開口部22及びスリット部23は、第2支持部材20の厚み方向(図5(a)の紙面垂直方向)に貫通する貫通孔として形成され、複数の第1開口部21は、第2支持部材20の左右方向に沿って所定間隔を隔ててそれぞれ配設される(例えば、横フレーム3c側に配設される2個の第1開口部21が左右方向に沿って所定間隔を隔てて配設される)。この複数の第1開口部21それぞれに第3ばね部材6が接続される。
第2開口部22は、ダクト40の先端を保持するための開口であり、第2支持部材20の前後方向における前端側に形成され、この第2開口部22には、ダクト40のフランジ部42が係止される。
スリット部23は、その第2開口部22よりも第2支持部材20の後端側に形成され(図5(a)参照)、第2支持部材20の左右方向(図5(a)の左右方向)に沿って延設される。このスリット部23は、第2支持部材20の前後方向に沿って複数(本実施の形態では、4個)形成され、送風機30が配設される領域内(後述する第2支持部材20のガイド部26及び保持部27によって取り囲まれる領域)にそれぞれ形成される。
上述した通り、このスリット部23は、第2支持部材20の厚み方向に貫通して形成されるので、スリット部23が形成される領域における第2支持部材20の剛性を低くすることができる。よって、クッション部材の変形に沿って第2支持部材20が撓みやすくなるので、車両用シート1の座り心地が向上する。
第2支持部材20の四隅には、その外縁から第2ばね部材5側へ突出する張出部24がそれぞれ形成され、この張出部24の下面には、第2支持部材20を第2ばね部材5に連結するための連結部25が形成される(図5(b)参照)。
連結部25は、第2支持部材20の前後方向に沿って延設されると共に、張出部24の下面から下方に突出する一対の突起として形成される。この連結部25は、断面視においてC形に形成され、第2ばね部材5を挟持した状態でその第2ばね部材5回りに回転可能に形成される。第2ばね部材5が連結部25によって挟持されることで、第2ばね部材5に第2支持部材20が支持される。
これにより、送風ユニットU2を支持する第2支持部材20は、一対の横フレーム3c,3dに架け渡される第2ばね部材5と、第2支持部材20及び一対の横フレーム3c,3dの間に架け渡される第3ばね部材6とを介して一対の縦フレーム2a,2bに弾性的に支持される。よって、シートクッションの厚み方向(図5の紙面垂直方向)に第2支持部材20及び送風ユニットU2と、第2ばね部材5及び第3ばね部材6とが重なることなく、送風ユニットU2を第2ばね部材5及び第3ばね部材6に支持させることができる。
よって、例えば、シートクッションの厚み方向におけるクッション部材の厚みを厚く形成することができるので、車両用シート1の座り心地が向上する。若しくは、シートクッションの厚みを薄く形成することができるので、その分、着座者側のスペースを広くすることや、シートクッションの厚み方向に他の部材を配置することができる。即ち、シートクッションの厚み方向に第2支持部材20及び送風ユニットU2と、第2ばね部材5及び第3ばね部材6とが重ならない分、そのスペースを効率よく利用することができる。
また、従来は、第2支持部材20が配設される領域には、第2ばね部材5と同一の構成のばね部材が配設されるが、本実施の形態では、そのばね部材が省略されている。よって、第2支持部材20が、送風ユニットU2を支持するための部材とクッション部材を支えるための部材とを兼用するので、部品点数が低減し、車両用シート1の製品コストを低減できる。
また、第2支持部材20が樹脂材料から平板状に形成されるので、着座者の荷重によってクッション部材が変形した場合に、その変形に沿って第2支持部材20が撓みやすくなる。よって、車両用シート1の座り心地が向上する。
この場合、張出部24に形成される連結部25が、第2ばね部材5に対して回転可能に形成されるので、クッション部材の変形に沿って第2支持部材20が撓んだ場合に、その撓みに伴って連結部25が第2ばね部材5回りに回転する。この連結部25が形成される張出部24は、第2支持部材20の外縁から第2ばね部材5側へ突出して形成されるので、その分、第2支持部材20の中心側よりも張出部24の剛性は低く形成される。よって、張出部24は、剛性が低く形成されて撓みやすく、且つ、連結部25によって第2ばね部材5回りに回転可能に形成されるので、クッション部材の変形に沿って第2支持部材20が撓みやすくなる。従って、車両用シート1の座り心地が向上する。
また、連結部25が断面視においてC形に形成されるので、第2ばね部材5の上方から連結部25を嵌合させることにより、第2支持部材20を第2ばね部材5に支持させることができる。よって、第2支持部材20をクッションフレーム3に容易に組み付けることができる。
ここで、第2支持部材20の前端側に形成される一対の張出部24は、ダクト40のフランジ部42(第2支持部材20の第2開口部22)を挟んで第2支持部材20の左右方向両側にそれぞれ配置される(フランジ部42及び一対の張出部24が第2支持部材20の左右方向に沿った直線上にそれぞれ配置される)。また、第2支持部材20の前端側に形成される2個の第1開口部21は、第2支持部材20の左右方向において、フランジ部42の両端よりも第2支持部材20の中心側に形成される。即ち、ダクト40のフランジ部42(第2開口部22)の周囲で第2ばね部材5及び第3ばね部材6と、第2支持部材20とが接続される。
これにより、クッション部材に着座者の荷重が加わった場合、その荷重に対する第2ばね部材5及び第3ばね部材6の反力が第2支持部材20に加わるため、第1開口部21及び張出部24に隣接して配設されるダクト40のフランジ部42は、その第2ばね部材5及び第3ばね部材6の反力によってクッション部材側へ押し付けられる。
よって、クッション部材の変形によって第2支持部材20が撓んだ場合に、ダクト40の先端が第2開口部22から外れることを抑制できる。更に、第1支持部材10が撓んだ場合であっても、クッション部材の通気口とダクト40のフランジ部42との密着性を高めることができるので、空調の効率を高めることができる。
次いで、図6及び図7を参照して、第2支持部材20及び送風ユニットU2の詳細構成について説明する。図6は、第2支持部材20および送風ユニットU2の下面図である。図7(a)は、図6のVIIa−VIIa線における断面図であり、図7(b)は、図7(a)の状態から送風機30を取り外した状態を示す断面図であり、図7(c)は、図7(a)の状態から第2支持部材20が撓んだ状態を示す断面図である。なお、図6では、第2支持部材20及び送風ユニットU2以外の構成が省略して図示される。また、図7では、送風機30の断面がハッチングによって省略して図示される。
ここで、送風ユニットU2は、その一部が送風ユニットU1と同一の構成とされる。よって、上述した送風ユニットU1と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図6及び図7に示すように、送風ユニットU2の送風機30のケース32には、その外周に沿って凹溝34が形成され(図7参照)、凹溝34には、ゴム状弾性体から構成されると共に、断面視において略コの字状に形成されるゴム部35が設けられる。凹溝34は、後述する第2支持部材20の一対のガイド部26および保持部27の延設方向に沿って形成され、断面視において矩形状に凹設される。
第2支持部材20は、その下面(クッション部材とは反対側の面。図6の紙面手前側の面)から立設されると共に、第2支持部材20の前後方向(図6の上下方向)に沿って延設される一対のガイド部26と、その一対のガイド部26よりも第2支持部材20の後端側に形成される一対の保持部27とを備える。
一対のガイド部26は、第2支持部材20の前後方向に所定間隔を隔てて2組が配設される。上述した第1支持部材10は、一対のガイド部14が第1支持部材10の上下方向に沿って連続して形成されるが、第2支持部材20は、一対のガイド部26を2組備えることにより、それら2組の一対のガイド部26がその延設方向に沿って断続する態様で配置される(第2支持部材20の前後方向における送風機30の寸法よりも、2組の一対のガイド部26の延設長さが短く形成される)。
一対のガイド部26は、第2支持部材20の下面から垂直に立設される立設部26a(図7参照)と、その立設部26aの立設先端から一対のガイド部26の対向方向における内側に屈曲する屈曲部26bと、その屈曲部26bに形成される切欠き部26cとをそれぞれ備え、断面視においてL字状の突起として形成される。
一対の立設部26aどうしの対向間隔は、その対向方向における送風機30の幅寸法(図7の左右方向における寸法)と略同一寸法(又は若干大きい寸法)に設定される。第2支持部材20の背面と屈曲部26bとの対向間隔は、送風機30が一対のガイド部26に固定された場合に、第2支持部材20の厚み方向において第2支持部材20と送風機30とが離間する寸法で形成される。
このガイド部26の屈曲部26bと送風機30のゴム部35とが嵌合した状態で、送風機30は、一対のガイド部26に対してスライド変位可能に形成される。送風機30は、一対のガイド部26の延設方向における一側(一対の保持部27が形成される側とは反対側。図6の上側)からスライドして挿入され、その挿入方向におけるスライド変位が保持部27に当接することによって規制される。
この保持部27は、第2支持部材20の左右方向に沿って延設される。保持部27は、第2支持部材20の背面から垂直に立設する立設部と、その立設部の立設先端から第2支持部材20の前端側へ屈曲する屈曲部とを備え、断面L字状の突起として形成される。即ち、保持部27は、延設方向が異なる点、及び、切欠き部26cが形成されない点を除き、一対のガイド部26と同一の形状(同一の断面形状)に形成される。
これにより、一対のガイド部26によって送風機30をスライド変位させると共に、保持部27によって送風機30の挿入方向におけるスライド変位の位置決めを行うことができる。よって、第2支持部材20に対して送風ユニットU2を容易に装着することができる。
この場合、ガイド部26の屈曲部26b(保持部27の屈曲部)と、送風機30の凹溝34との間にゴム部35が介設されるので(図7(a)参照)、送風機30の振動がゴム部35によって減衰される。よって、送風機30の振動が第2支持部材20に伝達することを抑制できるので、その振動が第2支持部材20を介して着座者に伝達することを抑制できる。よって、車両用シート1の座り心地が向上する。
更に、本実施の形態では、一対のガイド部26の対向方向において、ゴム部35の底面どうしが成す幅寸法L1(図7(b)参照)に対し、一対のガイド部26の屈曲部26bの先端どうしの対向間隔L2が狭く形成される。即ち、送風機30を一対のガイド部26の対向間に挿入した場合、屈曲部26bがゴム部35に食い込み、ゴム部35が弾性的に変形した状態で一対のガイド部26に送風機30が固定される。
よって、ガイド部26の屈曲部26bと、送風機30のゴム部35との間には、そのゴム部35の摩擦力が作用するので、送風機30が一対のガイド部26から引き抜かれる方向へスライド変位することを抑制できる。即ち、送風機30は、一対のガイド部26への挿入方向へのスライド変位が保持部27によって規制され、一対のガイド部26から引き抜かれる方向へのスライド変位がゴム部35の摩擦力によって規制された状態で第2支持部材20に固定される。よって、一対のガイド部26から送風機30が脱落することを抑制できる。
この場合、ゴム部35の底面どうしが成す幅寸法L1に対し、屈曲部26bの先端どうしの対向間隔L2が狭く形成されることにより、一対のガイド部26に対して送風機30を挿入することが困難となる。
これに対して、本実施の形態の車両用シート1によれば、一対のガイド部26の屈曲部26bには、切欠き部26cが形成される。この切欠き部26cは、第2支持部材20の下面視において、第2支持部材20の左右方向における一対の屈曲部26bどうしの対向間隔が、送風機30の挿入側(図6の上側)から漸次狭くなる態様で形成される。
これにより、一対のガイド部26への送風機30の挿入時に、屈曲部26bとゴム部35とが当接することを抑制すると共に、切欠き部26cによって送風機30の挿入を案内することができるので、送風機30を一対のガイド部26(保持部27)に容易に挿入することができる。
ここで、第2支持部材20にガイド部26や保持部27を形成すると、それらガイド部26及び保持部27が形成される部分の剛性が高まると共に、ガイド部26及び保持部27には送風機30が固定されるため、ガイド部26及び保持部27が形成される領域では、第2支持部材20が撓みにくくなる。
これに対して、本実施の形態の車両用シート1によれば、第2支持部材20における送風ユニットU2が配設される領域内(即ち、一対のガイド部26及び保持部27に取り囲まれる領域内)にスリット部23が形成される。よって、第2支持部材20に一対のガイド部26及び保持部27を形成し、それら一対のガイド部26及び保持部27に送風機30を固定した場合であっても、クッション部材の変形に沿って第2支持部材20が撓みやすくなる。
更に、その送風機30を固定するガイド部26及び保持部27は、その延設方向に沿って断続的に形成される。これにより、ガイド部26及び保持部27をその延設方向に沿って連続して形成する場合に比べ、第2支持部材20の剛性を低く形成することができるので、クッション部材の変形に沿って第2支持部材20が撓みやすくなる。
また、第2支持部材20の厚み方向において、送風機30と第2支持部材20とが離間して配設されるので、その隙間の分、第2支持部材20が送風機30側に撓むことを許容することができる(図7(c)参照)。よって、クッション部材の変形に沿って第2支持部材20が撓みやすくなる。
このように、第2支持部材20をクッション部材の変形に沿って撓みやすく形成することにより、従来、第2支持部材20が配設される領域に架設されていたばね部材を省略し、そのばね部材に代えて第2支持部材20を配設した場合であっても、車両用シート1の座り心地が向上する。
この場合、送風機30を第2支持部材20と離間して配設することにより、シートクッションの厚み方向における第2支持部材20及び送風機30の厚みが嵩む。これに対して、本実施の形態の車両用シート1によれば、ガイド部26及び保持部27によって送風機30の外周(側面)が保持されるので、送風機30よりも下方(図7の下側)にガイド部26及び保持部27が突出しない。よって、その分、シートクッションの厚み方向において第2支持部材20及び送風機30の厚みが嵩むことを抑制できる。
ここで、第2支持部材20を撓みやすく形成することにより、その撓みによって一対のガイド部26の対向間隔が広がるように変形しやすくなる(図7(c)参照)。これに対して、本実施の形態の車両用シート1によれば、屈曲部26bがゴム部35に食い込み、ゴム部35が弾性的に変形した状態で一対のガイド部26に送風機30が固定されるので、第2支持部材20が撓むことで一対のガイド部26(一対の保持部27)どうしの対向間隔が広がっても、ゴム部35がその弾性回復力によって一対のガイド部26の変形に追従する。よって、クッション部材の変形に沿って第2支持部材20を撓みやすく形成した場合であっても、一対のガイド部26から送風機30が脱落することを抑制できる。
また、シートクッション(第2支持部材20)の前後方向における中央付近は、着座者の荷重が比較的加わりやすいので、第2支持部材20の前後方向における中心付近に第2開口部22、ガイド部26及び保持部27を形成すると、第2支持部材20の撓みによってそれら第2開口部22、ガイド部26及び保持部27から送風ユニットU2が脱落しやすくなる。
これに対して、本実施の形態の車両用シート1によれば、第2開口部22は、第2支持部材20の前端側に形成され、一対のガイド部26及び一対の保持部27は、第2支持部材20の後端側に形成される。即ち、第2開口部22、ガイド部26及び保持部27は、着座者の荷重が比較的加わりにくい領域に形成される。
これにより、第2開口部22、ガイド部26及び保持部27が形成される領域が着座者の荷重によって(クッション部材の変形に沿って)撓むことを抑制できるので、それら第2開口部22、ガイド部26及び保持部27に固定される送風機30及びダクト40(送風ユニットU2)が第2支持部材20から脱落することを抑制できる。
以上、上記実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
上記実施の形態では、バックフレーム2に第1支持部材10が配設され、クッションフレーム3に第2支持部材20が配設される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、バックフレーム2に第2支持部材20を配設し、クッションフレーム3に第1支持部材10が配設される構成でも良い。
上記実施の形態では、第1支持部材10における保持部15の屈曲部15bに突起が形成される場合を説明したが、この突起と同じ形状の突起を第2支持部材20における保持部27の屈曲部に形成しても良い。この場合には、送風ユニットU2の送風機30に凹溝33を形成することで、一対のガイド部26から引き抜かれる方向への送風機30のスライド変位を規制することができる。
上記実施の形態では、第1支持部材10の一対のガイド部14がその延設方向に沿って連続して形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、一対のガイド部14をその延設方向に沿って断続的に形成しても良い。
上記実施の形態では、第1支持部材10における一対の縦フレーム2a,2b側の縁に第1ばね部材4が接続される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、一対の縦フレーム2a,2b側の縁に配設される第1ばね部材4を省略し、一対の横フレーム2c,2d側の縁のみに第1ばね部材4を設けても良い。
また、一対の縦フレーム2a,2b側の縁に配設される第1ばね部材4に加え、横フレーム2c側または横フレーム2d側の縁にも第1ばね部材4を設ける構成でも良い。この場合、第1支持部材10及び横フレーム2cの対向間と、第1支持部材10及び横フレーム2dの対向間との双方に第1ばね部材4を架け渡すことが好ましい。即ち、例えば、第1支持部材10及び横フレーム2cの対向間にのみ、第1ばね部材4が配設されない構成にすると、その第1ばね部材4が配設されない領域での第1支持部材10の弾性力(荷重に対する反発力)が弱まる。
これに対して、第1支持部材10及び横フレーム2cの対向間と、第1支持部材10及び横フレーム2dの対向間との双方に第1ばね部材4を架け渡すことにより、第1支持部材10の四方(図2の上下および左右方向における両端)がバックフレーム2に支持される。これにより、荷重に対する第1支持部材10の反発力を均一にすることができるので、車両用シート1の座り心地が向上する。
上記実施の形態では、スリット部13,23が第1支持部材10及び第2支持部材20の厚み方向に貫通する貫通孔として形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、スリット部13,23を第1支持部材10及び第2支持部材20の厚み方向に凹設される凹みとして形成しても良い。この場合にも、スリット部13,23が形成される領域における第1支持部材10及び第2支持部材20の剛性を低くすることができる。
上記実施の形態では、第1支持部材10及び第2支持部材20に形成される保持部15,27によって送風機30の挿入方向におけるスライド変位が規制される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、送風機30における挿入方向とは反対側の端部(第2開口部12,22側の端部)に、第1支持部材10及び第2支持部材20の左右方向外側に張り出す張出部を設け、その張出部がガイド部14,26に当接することで送風機30の挿入方向におけるスライド変位が規制される構成でも良い。
上記実施の形態では、第2支持部材20が一対のガイド部26を2組備える(ガイド部26がその延設方向に沿って断続的に形成される)場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、一対のガイド部26をその延設方向に沿って連続して形成しても良い。
また、一対のガイド部26と保持部27とを連続して(接続して)形成し、それらガイド部26及び保持部27が第2支持部材20の下面視においてコの字形状に延設される構成でも良い。これにより、ガイド部26及び保持部27自体の剛性を高めることができると共に、それらガイド部26及び保持部27が形成される領域における第2支持部材20の剛性を高めることができる。これにより、ガイド部26及び保持部27が配設される領域がクッション部材の変形に沿って撓むことを抑制できるので、それらガイド部26及び保持部27に固定される送風ユニットU2が第2支持部材20から脱落することを抑制できる。
この場合には、ガイド部26及び保持部27が配設される領域の周囲に(一対のガイド部26及び一対の保持部27を取り囲む態様で)スリット部23を設けることが好ましい。これにより、ガイド部26及び保持部27が形成される領域における第2支持部材20の剛性を高めつつ、その領域よりも外側における第2支持部材20の剛性を低くすることができる。このように、第2支持部材20が撓みやすい領域と、撓みにくい領域とをそれぞれ形成することにより、送風機30を強固に保持しつつ、車両用シート1の座り心地を向上させることができる。
上記実施の形態では、第2支持部材20の前後方向における前端側および後端側に一対の張出部24がそれぞれ形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、第2支持部材20の前端側に形成される張出部24と、後端側に形成される張出部24との間(第2支持部材20の前後方向における中央付近)に形成される張出部を追加し、その張出部を第2ばね部材5に連結させる構成でも良い。これにより、着座者の荷重が第2支持部材20の前後方向における中央付近に加わった場合であっても、第2ばね部材5から連結部25が外れることを抑制できる。
即ち、第2支持部材20の前後方向における中心付近に着座者の荷重が加わると、その第2支持部材20の中心付近が下方(図5(a)の紙面垂直方向奥側)に湾曲し、第2支持部材20の前端側および後端側が、その第2支持部材20の前後方向中心側へ向けて下降傾斜する姿勢で変形する。この場合、その第2支持部材20の前端側および後端側に形成される連結部25が断面視においてC形に形成される(一対の突起として形成される連結部25によって第2ばね部材5が挟持される)ので、第2ばね部材5から連結部25が外れやすくなる。
これに対して、第2支持部材20の前端側に形成される張出部24と、後端側に形成される張出部24との間に張出部を追加することにより、第2支持部材20の前後方向における中心付近に着座者の荷重が加わった場合に、その第2支持部材20の中心付近が下方(図5(a)の紙面奥側)に湾曲することを抑制できる。よって、連結部25を断面視においてC形に形成した場合であっても、第2ばね部材5から連結部25が外れることを抑制できる。
上記実施の形態では、連結部25が断面視においてC形に形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、連結部25の一対の突起のうち、第2支持部材20の左右方向外側(図5(b)の左右方向における外側)の突起を内側の突起よりも長く形成しても良い。
また、連結部25の一対の突起を平板状に(断面視においてコ字状に)に形成し、それら一対の突起のうち、第2支持部材20の左右方向外側の突起を内側の突起よりも長く(第2支持部材20からの突出長さを長く)形成しても良い。
また、連結部25の一対の突起のうち、第2支持部材20の左右方向内側の突起を省略しても良い。この場合には、第2支持部材20の左右方向外側の突起を、断面視においてL字状(第2支持部材20の左右方向内側に屈曲するL字状)に形成することが好ましい。
このように、連結部25の一対の突起のうち、第2支持部材20の左右方向外側(図5(b)の左右方向における外側)の突起を内側の突起よりも長く形成することや、第2支持部材20の左右方向外側の突起を断面視においてL字状に形成することにより、第2ばね部材5回りに連結部25が回転しても、その第2ばね部材5から連結部25が外れることを抑制できる。
上記実施の形態では、送風機30の凹溝34にゴム部35が形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、送風機30のゴム部35を省略しても良い。この場合には、第2支持部材20のガイド部26(屈曲部26b)を送風機30の凹溝34に対応する形状に形成し、それらガイド部26と凹溝34とを嵌合させて摺動させることで、ガイド部26に対して送風機30をスライド変位させる構成でも良い。
この場合、それらガイド部26と送風機30との摺動部分(第2支持部材20の左右方向(図7の左右方向)で対向する面どうし)に、それらガイド部26と送風機30とが互いに嵌合し合う半球状の突起および凹みを設けることが好ましい。これにより、その突起および凹みどうしが嵌合することにより、ガイド部26から引き抜かれる方向へ送風機30がスライド変位することを規制できる。
上記実施の形態では、送風機30に凹溝34(ゴム部35)が形成され、その凹溝34にガイド部26の屈曲部26bが嵌合される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、送風機30の外周に沿って延設される突起を設け、その突起に対応する形状の凹溝をガイド部26に形成し、それら送風機30に形成される突起とガイド部26に形成される凹溝とを嵌合させて、ガイド部26に対して送風機30をスライドさせる構成でも良い。
1 車両用シート
2 バックフレーム(フレーム)
3 クッションフレーム(フレーム)
4 第1ばね部材(ばね部材)
5 第2ばね部材(ばね部材)
6 第3ばね部材(ばね部材)
10 第1支持部材(支持部材)
12,22 第2開口部(開口部)
13,23 スリット部
14,26 ガイド部
15 保持部(第1規制手段、第2規制手段)
20 第2支持部材(支持部材)
24 張出部
25 連結部
27 保持部(第1規制手段)
32 ケース(スライド部)
34 凹溝(スライド部)
35 ゴム部(ゴム状弾性体、第2規制手段)
40 ダクト
U1、U2 送風ユニット

Claims (11)

  1. シートバック又はシートクッションの骨格を形成するフレームと、そのフレームに配設されるクッション部材と、そのクッション部材を支えるための複数のばね部材と、送風機およびその送風機に連結されるダクトを有する送風ユニットと、その送風ユニットを前記ばね部材に支持させるための支持部材とを備える車両用シートにおいて、
    前記複数のばね部材は、前記フレームと前記支持部材との間に架け渡してそれぞれ配設され、
    前記送風ユニットは、前記支持部材における前記クッション部材側とは反対側に配設されることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記支持部材は、樹脂材料から平板状に形成されることを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記支持部材は、その厚み方向に貫通して開口形成される開口部を備え、
    前記ダクトは、その開口側の端部が前記開口部に保持されることを特徴とする請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記支持部材は、その外縁から前記ばね部材側へ突出して形成される張出部と、その張出部の突出先端側に形成されると共に前記ばね部材の外周面に回転可能に連結される連結部とを備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用シート。
  5. 前記支持部材は、前記クッション部材とは反対側の面に立設されると共に直線状に延設される一対のガイド部を備え、
    前記送風機は、前記一対のガイド部に対してスライド変位可能に形成されるスライド部を備え、
    前記支持部材または前記送風機の少なくとも一方は、前記一対のガイド部への挿入方向における前記送風機のスライド変位を規制する第1規制手段を備えることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の車両用シート。
  6. 前記支持部材または前記送風機の少なくとも一方は、前記一対のガイド部から引き抜かれる方向における前記送風機のスライド変位を規制する第2規制手段を備えることを特徴とする請求項5記載の車両用シート。
  7. 前記一対のガイド部は、その延設方向に沿って断続的に形成されることを特徴とする請求項5又は6に記載の車両用シート。
  8. 前記一対のガイド部または前記送風機の少なくとも一方は、前記一対のガイド部と前記スライド部との間に介設されるゴム状弾性体を備えることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の車両用シート。
  9. 前記支持部材は、その厚み方向に凹設または貫通して形成されるスリット部を備えることを特徴とする請求項8記載の車両用シート。
  10. 前記スリット部は、前記一対のガイド部によって取り囲まれる領域内に形成されることを特徴とする請求項9記載の車両用シート。
  11. 前記送風機は、前記支持部材から離間して配設されることを特徴とする請求項10記載の車両用シート。
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