JP2018041885A - モジュール、モジュールの製造装置、およびモジュールの製造方法 - Google Patents

モジュール、モジュールの製造装置、およびモジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光素子などの素子の実装の際に素子の端面の微小な異物を効率良く除去可能なモジュール、モジュールの製造装置、およびモジュールの製造方法を実現する。【解決手段】 基板と、前記基板の表面に接合材で接合され前記表面に垂直な1つの端面を有する2つの素子とを備え、前記素子は前記端面の表面に均一な厚さの保護膜を有し、前記保護膜の前記基板の前記表面に垂直な2つの側面の前記端面と反対側の隅が直線であり、前記2つの素子の端面同士は平行に近接することを特徴とするモジュール。【選択図】 図11

Description

本発明は、モジュール、モジュールの製造装置、およびモジュールの製造方法に関するものである。
LSI(Large Scale Integration)等のデバイスの高速化にともなって、電気的な通信方法の速度限界が問題となっている。そのため、電気的な通信方法の代替として光通信・光情報処理等の開発・研究が進められている。
光モジュール(module)は、光信号と電気信号を変換する光通信用の半導体素子や、光信号の伝送路である光導波路を備えた光導波路基板等の要素部品から構成され、光信号と電気信号を相互に変換する機能部品である。
特許文献1には、このような光モジュールの構造の例が示されている。特許文献1に記載された光モジュールの構造は、2つの光素子のそれぞれの受発光点の露出した端面同士が互いに対向して近接している。そして、2つの光素子の受発光点に入出する光の光軸同士の位置ずれ寸法は、ゼロ乃至0.1μmである。
近年開発の進むSi(シリコン)フォトニクス技術による光機能部品においては、Si導波路によって光回路が形成されている。しかし、導波路径が約2μmと細い上、Siの屈折率が3.5であり、石英導波路の1.4乃至1.5と比べて高いため、空気に対する光の放射角が石英導波路より大きくなる。そのため、良好な光結合を行うには、2つの光素子の対向した端面間の間隔を、0.5±0.2μm程度の高精度に実装することが求められる。
特開2016−115694号公報
この様に、光素子同士を近接させる光モジュールの組立においては、対向させる光素子の端面間のギャップ(gap)への微小な異物による、コンタミネーション(contamination)に特に注意する必要がある。
しかし、一般的なクリーンルーム(clean room)の環境下でも1μm未満の微小な異物を完全に除去することは極めて困難であり、微小な異物の除去は、光モジュールの品質や製造歩留りを向上させるための重要な要素である。
本発明の目的は、光素子などの素子の実装の際に素子の端面の微小な異物を効率良く除去可能なモジュール、モジュールの製造装置、およびモジュールの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のモジュールは、基板と、前記基板の表面に接合材で接合され前記表面に垂直な1つの端面を有する2つの素子とを備え、前記素子は前記端面の表面に均一な厚さの保護膜を有し、前記保護膜の前記基板の前記表面に垂直な2つの側面の前記端面と反対側の隅が直線であり、前記2つの素子の端面同士は平行に近接する。
上記の目的を達成するために、本発明のモジュールの製造装置は、基板と、前記基板の表面に接合材で接合され前記表面に垂直な1つの端面を有する2つの素子とを備え、前記素子は前記端面の表面に均一な厚さの保護膜を有し、前記保護膜の前記基板の前記表面に垂直な2つの側面の前記端面と反対側の隅が直線であり、前記2つの素子の端面同士は平行に近接するモジュールの製造装置において、前記2つの素子のそれぞれを保持する2つの保持部を備え、前記保持部は前記基板の前記表面と平行に上下方向に移動し、更に前記保持部は前記保持部の1つが保持する素子の保護面の前記基板に対する垂直面を前記2つの素子のもう一方の保護面の前記基板に対する垂直面に対して遠近方向、平行方向、および平行からずらす角度とに移動するモジュールの製造装置である。
上記の目的を達成するために、本発明のモジュールの製造方法は、基板と、前記基板の表面に接合材で接合され前記表面に垂直な1つの端面を有する2つの素子とを備え、前記素子は前記端面の表面に均一な厚さの保護膜を有し、前記保護膜の前記基板の前記表面に垂直な2つの側面の前記端面と反対側の隅が直線であり、前記2つの素子の端面同士は平行に近接するモジュールの製造方法において、前記2つの素子は第1の素子と第2の素子からなり、前記第1の素子の前記基板の前記表面に垂直な側面の1つの前記端面と反対側の隅の前記直線部で前記第2の素子の前記保護膜の表面をこするモジュールの製造方法である。
本発明のモジュール、モジュールの製造装置、およびモジュールの製造方法によれば、光素子などの素子の実装の際に素子の端面の微小な異物を効率良く除去可能になる。
第1の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の動作例を示す図である。 第1の実施形態の動作例を示す図である。 第1の実施形態の動作例を示す図である。 第1の実施形態の動作例を示す図である。 第1の実施形態の動作例を示す図である。 第1の実施形態の動作例を示す図である。 第2の実施形態の構成例を示す図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の実施の形態について図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
図1に、本実施形態の光モジュール10の構造を示す。光モジュール10は、基板13の上に光素子11および光素子12が配置され、光素子11および光素子12は、接合材14によって基板13に接合されている。
光素子11および光素子12は、例えば半導体レーザのベアチップなどの光素子であってもよい。また、基板13は、例えば板状のシリコンの表面に電極を形成した光素子の実装用の基板であってよい。接合材14は、例えばAuSn(金錫)はんだなどであってよい。
また、光素子11および光素子12の互いに対向する端面には、それぞれ保護膜15が形成されている。保護膜15は、例えばSiO2(二酸化ケイ素)を主成分とする反射光抑制用コーティング膜などであってよい。
図2は、光モジュール10の光素子11および光素子12の互いに対向する端面付近を拡大した図である。
光素子11および光素子12には、それぞれ光の導波路pおよび光の導波路qが形成されている。光素子11および光素子12の導波路に入出する光が、保護膜15を通過して光学的に結合することによって、光モジュールとしての機能が実現される。
ここで、空気の層である間隙bが狭くなるほど、光素子11および光素子12の導波路どうしの光軸に対する垂直方向の位置精度が高い必要があり、光モジュールの組立が困難になる。一方、間隙bが広くなるほど、導波路から出る光が放射状により拡散することで所望の光結合を実現できなくなる。図2では、光は図の左方向から光素子11の内部を導波路pに沿って進行し、光素子12の内部を導波路qに沿って進行する様子を示している。そして、光素子12の保護膜15の内部の図中rで示す部分で光が拡散している様子を示している。
上記の事情を勘案すると、保護膜15の厚さaは、0.5〜1μmの均一な厚さであることが好適である。また、光素子11および光素子12の端面のそれぞれの保護膜15どうしは、間隙bが0.5±0.2μmの寸法で近接することが望ましい。
また、後述する様に、光素子11および光素子12の端面に付着する微小な異物を除去する工程において、一方の保護膜15の端面の角部を用いて、もう一方の端面の表面をこすって、端面上の微小な異物を除去する。その為には、保護膜15の端面の角部は優れた直線性を有することが極めて重要である。
一般的に、光素子はSiやGaAs(ガリウム・砒素化合物)やInP(インジウム・リン)等の化合物半導体で作られる。しかし、素材が脆い材料であることや、劈開による分割等の影響から光素子の外形の角部についての直線性は、概して良くない場合が多い。
そこで、保護膜の端面の角部が、光素子のエッジの直線性に影響されない為には、光素子11および光素子12の端部より内側に形成する必要がある。更に、保護膜をエッチング(Etching)で形成する際のパターニング(patterning)の精度を考慮すると、図2のcで示す寸法は、10〜15μmであることが好適である。
次に、図3、および図4に、本発明の光モジュールの製造装置30の構成を示す。
図3は製造装置30の断面図で、図4は上面図である。尚、図4では、後述の画像認識部46は省略している。そして、図3の断面図は、図4のA−Bにおける断面図である。
また、図4は、製造装置30の構成を示す上面図である。
製造装置30は、台31、固定加熱部32、外輪部33、内輪部34、ベアリング35、外輪ステージ回転部36、内輪ステージ回転部37、外輪ステージ(stage)38、内輪ステージ39を備える。また、製造装置30は、外輪側XY方向移動ステージ40、および内輪側XY方向移動ステージ41、支持台42、支持台43、外輪側チップ保持部44、内輪側チップ保持部45、および画像認識部46を備える。
台31は、製造装置30の構成部品を固定する台である。固定加熱部32は、図1に示した基板13を固定して設置し、接合材14を加熱溶融する加熱機構を有する部品である。固定加熱部32は、例えば加熱用のセラミックヒータと、基板13を吸着する機能を備えたステージであってよい。
また、外輪部33および内輪部34は、固定加熱部32の中心を通る軸を中心に回転する回転機構であり、直径の大きい方が外輪部33で、直径の小さい方が内輪部34である。そして、外輪部33および、内輪部34は、ボールベアリングやクロスローラベアリングなどのベアリング35で台31と接続されている。
外輪ステージ回転部36と内輪ステージ回転部37は、それぞれ外輪部33、内輪部34を回転するための駆動部である。外輪ステージ回転部36と内輪ステージ回転部37は、例えばステッピングモータなどにより回転角度を正確に制御して駆動することでもよい。
外輪ステージ38、および内輪ステージ39は、それぞれ外輪部33、および内輪部34の上に固定され、図4の様に上面図で見ると、半円形に近い形状をしている。
外輪側XY方向移動ステージ40と内輪側XY方向移動ステージ41は、それぞれ、外輪ステージ38、および内輪ステージ39の上に配置され、X方向およびY方向に移動可能なステージである。ここで、X方向は図3の右方向、次に述べるY方向はX方向と直交し、図の手前から図の奥へ向かう方向とする。外輪側XY方向移動ステージ40、および内輪側XY方向移動ステージ41は、ステッピングモータなどの回転角度を正確に制御可能な駆動源によって駆動し、X方向とY方向に対する直動機構を有するXYステージ機構であってよい。
支持台42、および支持台43は、それぞれ外輪側XY方向移動ステージ40と、内輪側XY方向移動ステージ41の上に固定された固定台である。
外輪側チップ保持部44、および内輪側チップ保持部45は、それぞれ支持台42、および支持台43の上に固定される。そして、外輪側チップ保持部44、および内輪側チップ保持部45は、例えば吸着穴を設けて光素子11および光素子12を吸着固定できる機能を有するガラスアーム部品などであってもよい。
画像認識部46は、例えばCCDカメラと高倍率レンズとを組み合わせて画像処理装置等に接続し、画像から対象物の計測等を行うことのできる画像認識機構であってもよい。
[動作の説明]
次に本実施形態の動作について、図3、および図5乃至図10を参照して説明する。
図5は、図3に示される画像認識部46により、光素子11および光素子12の端面部分が高倍率で観察されている様子を示す模式図である。図5は、図4と同じ方向から見た上面図である。
図5では、光素子11、および光素子12の端面の保護膜15には、大きさや位置の異なる複数の微小な異物16が付着している様子が観察される。光素子11は、外輪側チップ保持部44に、光素子12は内輪側チップ保持部45にそれぞれ保持されている。また、図5には図示していないが、図の背景に相当する領域には、固定加熱部32に固定された基板13が存在する。
次に、図6乃至図7を参照し、光素子11の端面の保護膜15に付着している異物16を、光素子12の保護膜15の下側の角部で光素子11の端面の保護膜の表面をこすって除去する動作を説明する。
まず、作業者は、図3に示される外輪側XY方向移動ステージ40、或いは内輪側XY方向移動ステージ41を駆動して、光素子11と光素子12の端面どうしの間隔を離す。
次に、内輪ステージ回転部37を駆動して右方向に回転して、光素子12を移動する。次に、作業者は画像認識部46から出力される画像を確認しながら外輪側XY方向移動ステージ40を操作する。そして、図6の左の図の様に、光素子11の保護膜15の上端付近と光素子12の保護膜15の下側の角部を接触させる。
次に、光素子12の保護膜15の下側の角部が、図6の左図中の上向き矢印の方向に光素子11の保護膜15の表面に沿ってこする様に、作業者は、画像認識部46の出力画像を確認しながら外輪側XY方向移動ステージ40を駆動する。その結果、図6の右の図の様に、光素子11の保護膜15の表面に付着している異物16は、光素子12の保護膜15の下側の角部の下の部分に溜まることで除去される。
図6で示した工程の後に、光素子11の保護膜15の表面に、図6の工程でこすり取りきれなかった異物16が残っていることもある。また、図6の工程中に、光素子12の保護膜15の表面に付着している異物16が、光素子11の保護膜15の表面に移って付着する場合もある。図7は、これらの異物16を、光素子12の保護膜15の上側の角部を用いてこすり取る動作を示す模式図である。
まず、外輪側XY方向移動ステージ40、或いは内輪側XY方向移動ステージ41を駆動して、光素子11と光素子12の端面どうしの間隔を離す。
次に、光素子12を図3の内輪ステージ回転部37を駆動して左方向に回転する。次に、作業者は画像認識部46から出力される画像を確認しながら外輪側XY方向移動ステージ41を操作する。そして、図7の左の図の様に光素子11の保護膜15の下端付近と光素子12の保護膜15の上側の角部を接触させる。
次に、光素子12の保護膜15の上側の角部が、図7左図の下向き矢印の方向に光素子11の保護膜15の表面に沿ってこする様に、作業者は、画像認識部46の出力画像を確認しながら外輪側XY方向移動ステージ41を駆動する。その結果、図7の右の図の様に、光素子11の保護膜15の表面に残留して付着していた異物16は、光素子12の保護膜15の上側の角部の上の部分に溜まることで除去される。
図6および図7に示す工程を行った後にも、光素子11の保護膜15に微小な異物16が残留していることがある。その場合は、図6または図7に示した工程を適宜繰り返すことで光素子11の保護膜15の表面の異物16を除去できる。
次に、図8乃至図9を参照し、光素子12の端面の保護膜15に付着している異物16を、光素子11の保護膜15の下側の角部で光素子11の端面の保護膜の表面をこすって除去する動作を説明する。
まず、図3に示す外輪側XY方向移動ステージ40、或いは内輪側XY方向移動ステージ41を駆動して、光素子11と光素子12の端面どうしの間隔を離す。
次に、外輪ステージ回転部36を駆動して左方向に回転して、光素子11を移動する。次に、作業者は画像認識部46から出力される画像を確認しながら内輪側XY方向移動ステージ41を操作する。そして、図8の左の図の様に、光素子11の保護膜15の下側の角部を光素子12の保護膜15の上端付近に接触させる。
次に、光素子11の保護膜15の下側の角部が、図8の左図中の下向き矢印の方向に光素子12の保護膜15の表面に沿ってこする様に、作業者は、画像認識部46の出力画像を確認しながら内輪側XY方向移動ステージ41を駆動する。その結果、図8の右の図の様に、光素子12の保護膜15の表面に付着している異物16は、光素子11の保護膜15の下側の角部の下の部分に溜まることで除去される。
図8で示した工程の後に、光素子11の保護膜15の表面に図8の工程でこすり取りきれなかった異物16が残っていることがある。図9は、これらの異物16を、光素子11の保護膜15の上側の角部を用いてこすり取る動作を示す模式図である。
まず、図3に示す外輪側XY方向移動ステージ40、或いは内輪側XY方向移動ステージ41を駆動して、光素子11と光素子12の端面どうしの間隔を離す。
次に、外輪ステージ回転部36を駆動して光素子12を右方向に回転する。次に、作業者は画像認識部46から出力される画像を確認しながら内輪側XY方向移動ステージ41を操作する。そして、図9の左の図の様に光素子11の保護膜15の上側の角部を光素子12の保護膜15の下端付近に接触させる。
次に、光素子12の保護膜15の上側の角部が、図9の左の図の下向き矢印方向に光素子11の保護膜15の表面に沿ってこする様に、作業者は、画像認識部46の出力画像を確認しながら内輪側XY方向移動ステージ41を駆動する。その結果、図9の右の図の様に、光素子12の保護膜15の表面に残留して付着していた異物16は、光素子11の保護膜15の上側の角部の上の部分に溜まることで除去される。
図8および図9に示す工程を行った後にも、光素子12の保護膜15に微小な異物16が残留している場合は、図8または図9に示した工程を適宜繰り返すことで光素子12の保護膜15の表面の異物16を除去できる。
図10は、図6乃至図9の工程を完了し、光素子11と光素子12の端面を平行に対向する状態に戻した様子を示している。この時にも、光素子11および光素子12の保護膜上に異物16が確認された場合には、適宜図6乃至図9の工程を行って、異物16を除去することが可能である。
尚、光素子11および光素子12の端面に異物16が観察されない場合は、図6乃至図9の不要な工程は省略してよい。
図10の様に、完全に異物16を除去した後、基板13に光素子11と光素子12を基板13の上の実装位置に正確に配置し、光素子11と光素子12を基板13に押し当てて固定加熱部32を加熱する。その後、冷却すると光素子11と光素子12は基板13に固定されて光モジュール10が完成する。
ここで、光素子11と光素子12を基板に押し当てて加熱する技術は、一般的な技術であるので詳細の説明は省略する。
以上説明した様に、本実施形態に示す光モジュールの製造装置30は、光素子11および光素子12を実装する際に、光素子11および光素子12の端面の微小な異物を効率良く除去することが出来る。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図11を参照して説明する。
本実施形態のモジュール100は、基板103と、前記基板103の表面に接合材104で接合され前記表面に垂直な1つの端面を有する素子101と素子102とを備える。そして、前記素子101と前記素子102は前記端面の表面に均一な厚さの保護膜105を有し、前記保護膜105の前記基板103の前記表面に垂直な2つの側面の前記端面と反対側の隅が直線であり、前記素子101と素子102の端面同士は平行に近接する。
以上説明した様に、本実施形態に示すモジュール100は、素子101および素子102を実装する際に、素子101および素子102の端面の微小な異物を効率良く除去することが出来る。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、次のように拡張または変形できる。
第1の実施形態に記載の光モジュール10および製造装置30は、光モジュール以外でも適用することが出来る。即ち、2つの素子の端面同士が平行に近接して基板上に固定される一般的なモジュールに対しても適用することが出来る。
10 光モジュール
11 光素子
12 光素子
13 基板
14 接合材
15 保護膜
16 異物
30 製造装置
31 台
32 固定加熱部
33 外輪部
34 内輪部
35 ベアリング
36 外輪ステージ回転部
37 内輪ステージ回転部
38 外輪ステージ
39 内輪ステージ
40 外輪側XY方向移動ステージ
41 内輪側XY方向移動ステージ
42 支持台
43 支持台
44 外輪側チップ保持部
45 内輪側チップ保持部
46 画像認識部
100 モジュール
101 素子
102 素子
104 接合材
105 保護膜

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板の表面に接合材で接合され前記表面に垂直な1つの端面を有する2つの素子とを備え、
    前記素子は前記端面の表面に均一な厚さの保護膜を有し、
    前記保護膜の前記基板の前記表面に垂直な2つの側面の前記端面と反対側の隅が直線であり、
    前記2つの素子の端面同士は平行に近接することを特徴とするモジュール。
  2. 請求項1に記載のモジュールを製造するモジュールの製造装置において、
    前記2つの素子のそれぞれを保持する2つの保持部を備え、
    前記保持部は前記基板の前記表面と平行に上下方向に移動し、更に前記保持部は前記保持部の1つが保持する素子の保護面の前記基板に対する垂直面を前記2つの素子のもう一方の保護面の前記基板に対する垂直面に対して遠近方向、平行方向、および平行からずらす角度とに移動することを特徴とするモジュールの製造装置。
  3. 請求項1に記載のモジュールを製造するモジュールの製造方法において、
    前記2つの素子は第1の素子と第2の素子からなり、前記第1の素子の前記基板の前記表面に垂直な側面の1つの前記端面と反対側の隅の前記直線部で前記第2の素子の前記保護膜の表面をこすることを特徴とするモジュールの製造方法。
  4. 前記2つの素子は光素子であり、前記端面は光の入出面であることを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  5. 前記2つの素子は光素子であり、前記端面は光の入出面であることを特徴とする請求項2に記載のモジュールの製造装置。
  6. 前記2つの素子は光素子であり、前記端面は光の入出面であることを特徴とする請求項3に記載のモジュールの製造方法。
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