JP2018034903A5 - - Google Patents

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本発明の内、請求項1に記載された発明は、合成樹脂製シートによって左右両側に折り込み部を有する袋状に形成されており、上部に、合成樹脂製のスパウトが、表裏2枚のシートに挟まれた状態で溶着されたスパウト付きガゼット袋であって、前記合成樹脂シートが、熱接着性フィルムとして直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを積層してなる積層フィルムであり、前記折り込み部が、二つ折りされた一定の幅を有する定幅部分の上部に、その定幅部分より幅の狭い幅狭部分を設けたものであり、その幅狭部分の上部の端縁が傾斜状になっており、その傾斜端縁に、合成樹脂製のスパウトが溶着されているとともに、左右両サイドがヒートシールされており、それらの側方シール部の下端際が、内向きの傾斜状になっており、かつ、前記側方シール部の前記折り込み部の幅狭部分の外側に相当する部分に、他の部分より幅広なシール強化部が設けられており、かつ、前記傾斜端縁の設置側の側方シール部の上端際が、表裏2枚のシートを直接にヒートシールした状態になっており、なおかつ、その表裏2枚のシートを直接にヒートシールした部分において、傾斜端縁のシール部分と側方シール部の上端際の部分とが重なり合った状態になっているとともに、前記折り込み部の幅狭部分が、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を斜めに折り曲げることによって形成されたもの、あるいは、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を水平断面がM字状になるように中側へ斜めに折り曲げることによって形成されたものであり、かつ、前記シール強化部の上端が、その幅狭部分の折り曲げ稜線より上側に位置していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、合成樹脂製シートによって左右両側および下部に折り込み部を有する袋状に形成されており、上部に、合成樹脂製のスパウトが、表裏2枚のシートに挟まれた状態で溶着されたスパウト付きガゼット袋であって、前記合成樹脂シートが、熱接着性フィルムとして直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを積層してなる積層フィルムであり、前記折り込み部が、二つ折りされた一定の幅を有する定幅部分の上部に、その定幅部分より幅の狭い幅狭部分を設けたものであり、その幅狭部分の上部の端縁が傾斜状になっており、その傾斜端縁に、合成樹脂製のスパウトが溶着されているとともに、左右両サイドがヒートシールされており、それらの側方シール部の前記折り込み部の幅狭部分の外側に相当する部分に、他の部分より幅広なシール強化部が設けられており、かつ、前記傾斜端縁の設置側の側方シール部の上端際が、表裏2枚のシートを直接にヒートシールした状態になっており、なおかつ、その表裏2枚のシートを直接にヒートシールした部分において、傾斜端縁のシール部分と側方シール部の上端際の部分とが重なり合った状態になっているとともに、前記折り込み部の幅狭部分が、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を斜めに折り曲げることによって形成されたもの、あるいは、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を水平断面がM字状になるように中側へ斜めに折り曲げることによって形成されたものであり、かつ、前記シール強化部の上端が、その幅狭部分の折り曲げ稜線より上側に位置していることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載された発明において、前記傾斜端縁の設置側と反対側の側方シール部の上端際が、表裏2枚のシートを直接にヒートシールした状態になっており、その表裏2枚のヒートシールした部分と前記傾斜端縁との間に開口部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれかに記載された発明において、前記傾斜端縁を一定幅にヒートシールすることによって表裏2枚のシートの間にスパウトが溶着されているとともに、その傾斜端縁のヒートシール部分の内側の端縁が鉛直状になっており、傾斜端縁の設置側と反対側の側方シール部の上端際の内側の端縁と平行になっていることを特徴とするものである。
請求項1,3に記載のスパウト付きガゼット袋は、折り込み部の幅狭部分が合成樹脂シートを多重に折り畳んで形成されている場合でも、その幅狭部分のヒートシール強度がシール強化部によって高められているので、充填した内容物が幅狭部分から漏洩する等の事態が生じない。
請求項3に記載のスパウト付きガゼット袋は、上部に形成された傾斜端縁にスパウトが設けられているので、大きな角度で傾斜させなくても内容物を容易に抽出することができる。その上、スパウトが左右のいずれかに寄っているので、内容物が残り少なくなった場合でも転倒しにくい。また、上端縁以外の周縁を先にヒートシールすることによって袋状物を形成した後に、内容物を充填して上端縁をヒートシールする、という内容物の充填密封方法を採用することができるため、内容物の充填の前後で上下をひっくり返す必要がなくなるので、製造ラインを安価かつシンプルに構成することが可能となる。また、スパウトを固着した傾斜端縁の下側に幅狭な空間が形成されないので、残り少なくなった内容物を滞留させることなく最後までスムーズに抽出することができる。さらに、下部にも折り込み部が設けられているので、内容物を充填した場合に、当該下部の折り込み部が拡がって水平面を形成するため、きわめて安定した状態で起立させることができる。
請求項4に記載のスパウト付きガゼット袋は、上端の開口部の周囲に折り込み部が存在しない状態になっているため、開口部から内容物を充填する際に、内容物充填用のノズル等が左右の折り込み部に接触する事態(すなわち、左右の折り込み部が内容物充填用のノズル等に干渉する事態)が生じないので、非常に容易に、かつ効率的に内容物を充填することができる。
請求項5に記載のスパウト付きガゼット袋は、傾斜端縁のヒートシール部分の内側の端縁が鉛直状になっているため、上端の開口部から内容物を充填する際に、その内側の端縁部分が剥離してしまう事態が起こりにくく、内容物を充填した状態で密封のし損ないを生じさせることなく歩留まり良く密封することができる。
請求項1,3に記載のスパウト付きガゼット袋は、傾斜端縁の設置側の側方シール部の上端際が、表裏2枚のシートを直接にヒートシールした状態になっており、ヒートシール強度が高くなっているため、内容物を充填する際や、内容物を充填した状態で落下した際に、その表裏のシートの直接的な接合部分で圧力を吸収して、左右の折り込み部の上端際(幅狭部分の上端際)の部分(すなわち、ヒートシール強度の低い部分)に圧力を集中させないので、破裂してしまう事態を効果的に防止することができる。

Claims (5)

  1. 合成樹脂製シートによって左右両側に折り込み部を有する袋状に形成されており、上部に、合成樹脂製のスパウトが、表裏2枚のシートに挟まれた状態で溶着されたスパウト付きガゼット袋であって、
    前記合成樹脂シートが、熱接着性フィルムとして直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを積層してなる積層フィルムであり、
    前記折り込み部が、二つ折りされた一定の幅を有する定幅部分の上部に、その定幅部分より幅の狭い幅狭部分を設けたものであり、
    その幅狭部分の上部の端縁が傾斜状になっており、その傾斜端縁に、合成樹脂製のスパウトが溶着されているとともに、
    左右両サイドがヒートシールされており、それらの側方シール部の下端際が、内向きの傾斜状になっており、かつ、
    前記側方シール部の前記折り込み部の幅狭部分の外側に相当する部分に、他の部分より幅広なシール強化部が設けられており、かつ、
    前記傾斜端縁の設置側の側方シール部の上端際が、表裏2枚のシートを直接にヒートシールした状態になっており、なおかつ、その表裏2枚のシートを直接にヒートシールした部分において、傾斜端縁のシール部分と側方シール部の上端際の部分とが重なり合った状態になっているとともに、
    前記折り込み部の幅狭部分が、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を斜めに折り曲げることによって形成されたもの、あるいは、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を水平断面がM字状になるように中側へ斜めに折り曲げることによって形成されたものであり、かつ、
    前記シール強化部の上端が、その幅狭部分の折り曲げ稜線より上側に位置していることを特徴とするスパウト付きガゼット袋。
  2. 左右両サイドの側方シール部の下端際が、上方から下方にかけて次第に幅広になっていることを特徴とする請求項1に記載のスパウト付きガゼット袋。
  3. 合成樹脂製シートによって左右両側および下部に折り込み部を有する袋状に形成されており、上部に、合成樹脂製のスパウトが、表裏2枚のシートに挟まれた状態で溶着されたスパウト付きガゼット袋であって、
    前記合成樹脂シートが、熱接着性フィルムとして直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを積層してなる積層フィルムであり、
    前記折り込み部が、二つ折りされた一定の幅を有する定幅部分の上部に、その定幅部分より幅の狭い幅狭部分を設けたものであり、
    その幅狭部分の上部の端縁が傾斜状になっており、その傾斜端縁に、合成樹脂製のスパウトが溶着されているとともに、
    左右両サイドがヒートシールされており、それらの側方シール部の前記折り込み部の幅狭部分の外側に相当する部分に、他の部分より幅広なシール強化部が設けられており、かつ、
    前記傾斜端縁の設置側の側方シール部の上端際が、表裏2枚のシートを直接にヒートシールした状態になっており、なおかつ、その表裏2枚のシートを直接にヒートシールした部分において、傾斜端縁のシール部分と側方シール部の上端際の部分とが重なり合った状態になっているとともに、
    前記折り込み部の幅狭部分が、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を斜めに折り曲げることによって形成されたもの、あるいは、二つ折りされた前記定幅部分の上端際を水平断面がM字状になるように中側へ斜めに折り曲げることによって形成されたものであり、かつ、
    前記シール強化部の上端が、その幅狭部分の折り曲げ稜線より上側に位置していることを特徴とするスパウト付きガゼット袋。
  4. 前記傾斜端縁の設置側と反対側の側方シール部の上端際が、表裏2枚のシートを直接にヒートシールした状態になっており、
    その表裏2枚のヒートシールした部分と前記傾斜端縁との間に開口部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスパウト付きガゼット袋。
  5. 前記傾斜端縁を一定幅にヒートシールすることによって表裏2枚のシートの間にスパウトが溶着されているとともに、
    その傾斜端縁のヒートシール部分の内側の端縁が鉛直状になっており、傾斜端縁の設置側と反対側の側方シール部の上端際の内側の端縁と平行になっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスパウト付きガゼット袋。
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