JP2018034760A - 乗員検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の着座位置や着座姿勢による影響を抑制し、誤検出を防止できる乗員検出装置を提供する。【解決手段】シート10に設けられ、複数の検出素子21〜28を備えてシート10上の乗員を検出する乗員検出装置20であって、シート10を駆動する第1の装置41であるリフトアップシート装置41Aに検出結果が出力される第1の検出素子群31と、第1の装置41とは異なる第2の装置42であるシートベルトのリマインダ装置42Aに検出結果が出力される第2の検出素子群32と、を有し、第1の検出素子群31は、シート10の着座面11aにおいて、第2の検出素子群32よりも広い範囲に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、乗員検出装置に関するものである。
従来、シート上の乗員を検出する乗員検出装置が知られている。
引用文献1の乗員検出装置は複数の検出素子を設けて検出精度を向上させている。引用文献1では、複数の検出素子を有するセンサユニットが、シートの中心に対して左右に一対設けられて一列に配置されているとともに、一対のセンサユニットが前後に複数設けられている。このような乗員検出装置は、一の検出素子がオンでも乗員の着座状態を判定せず、複数の検出素子がオンになることで着座状態を判定している。
引用文献1では、異なるセンサユニットの検出素子同士を対として直列に接続し、複数の検出素子がオンとなることで着座状態を判定している。乗員の着座位置を精度よく検出することで、エアバッグの動作を制御している。
ところで、例えば、シートを車室の格納位置から車外の乗降位置まで移動させるいわゆるリフトアップシート装置等、シートを駆動する装置では、乗員の着座状態ではゆっくり動作させ、乗員の不在状態では素早く動作させることが望まれることがある。
特開2009−189555号公報
しかしながら、従来技術にあっては、複数の検出素子がオンになることで着座状態を判定しているため、乗員が予め設定された位置に着座していないときや、乗員の着座姿勢が悪いときに乗員の不在状態として誤検出する場合があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、乗員の着座位置や着座姿勢による影響を抑制し、誤検出を防止できる乗員検出装置の提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る乗員検出装置(例えば実施形態の乗員検出装置20)は、シート(例えば実施形態のシート10)に設けられ、複数の検出素子(例えば実施形態の検出素子21〜28)を備えて前記シート上の乗員を検出する乗員検出装置であって、前記シートを駆動する第1の装置(例えば実施形態の第1の装置41およびリフトアップシート装置41A)に検出結果が出力される第1の検出素子群(例えば実施形態の第1の検出素子群31)と、前記第1の装置とは異なる第2の装置(例えば実施形態の第2の装置42およびベルトリマインダ装置42A)に検出結果が出力される第2の検出素子群(例えば実施形態の第2の検出素子群32)と、を有し、前記第1の検出素子群は、前記シートの着座面(例えば実施形態の着座面11a)において、前記第2の検出素子群よりも広い範囲に配置されていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明に係る乗員検出装置は、前記着座面に配置された前記第1の検出素子群が、前記第2の検出素子群よりも前方に配置された前記検出素子と、前記第2の検出素子群よりも後方に配置された前記検出素子と、を有することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係る乗員検出装置は、前記第1の検出素子群を構成する複数の前記検出素子、および前記第2の検出素子群を構成する複数の前記検出素子は、前記シートの幅方向における中心線(例えば実施形態の中心線O)を挟んで前記幅方向の両側に配置され、前記第1の検出素子群は、前記第1の検出素子群を構成する複数の前記検出素子のうち、一の前記検出素子が前記乗員を検出することで検出結果が出力され、前記第2の検出素子群は、前記第2の検出素子群を構成する複数の前記検出素子のうち、前記中心線を挟んで前記幅方向の一方側に配置された一の前記検出素子と、前記中心線を挟んで前記幅方向の他方側に配置された他の前記検出素子と、が前記乗員を検出することで検出結果が出力される、ことを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の発明に係る乗員検出装置によれば、第1の検出素子群が第2の検出素子群より広い範囲に配置されているので、第1の検出素子群は、乗員が予め設定された所定位置に着座していないときや、乗員の着座姿勢が悪いときであっても、第2の検出素子群よりも広範囲にわたって容易に乗員を検出できる。これにより、乗員検出装置は、シート上に乗員が着座していることを感度よく検出できるので、例えばリフトアップシート装置等、シートを駆動する装置に好適に活用できる。
また、第2の検出素子群は、第1の検出素子群より狭い範囲に配置されているので、乗員が予め設定された所定位置に着座していることを検出できる。したがって、例えばベルトリマインダ装置等、シート上に着座した乗員の保護を目的とする装置に好適に活用できる。
このように、本発明の乗員検出装置によれば、乗員の着座位置や着座姿勢による影響を抑制し、乗員検出装置の誤検出を防止できる。
本発明の請求項2に記載の発明に係る乗員検出装置によれば、着座面の第1の検出素子群における検出素子が、第2の検出素子群よりも前方および後方に配置されているので、乗員が着座面の浅い位置に臀部を接触させた特異な姿勢や、脚部を浮かせて着座面の深い位置に臀部を接触させた特異な姿勢で着座した場合であっても乗員検出装置の誤検出を防止できる。
本発明の請求項3に記載の発明に係る乗員検出装置によれば、第1の検出素子群は、第1の検出素子群を構成する複数の検出素子のうち、一の検出素子が乗員を検出することで検出結果が出力されるので、容易に乗員を検出できる。これにより、乗員検出装置は、シート上に乗員が着座していることを感度よく検出できるので、例えばリフトアップシート装置等、シートを駆動する装置に好適に活用できる。
また、第2の検出素子群は、第2の検出素子群を構成する複数の検出素子のうち、中心線を挟んで幅方向の一方側に配置された一の検出素子と、中心線を挟んで幅方向の他方側に配置された他の検出素子と、が乗員を検出することで検出結果が出力されるので、乗員が予め設定された所定位置に着座していることを検出できる。したがって、例えばベルトリマインダ装置等、シート上に着座した乗員の保護を目的とする装置に好適に活用できる。
このように、本発明の乗員検出装置によれば、乗員の着座位置や着座姿勢による影響を抑制し、乗員検出装置の誤検出を防止できる。
本発明の実施形態に係る乗員検出装置を装着したシートの平面図である。 本発明の実施形態に係る乗員検出装置の平面図である。 乗員検出装置の回路図であり、図3(a)は実施形態に係る第1の検出素子群を示す回路図であり、図3(b)は第2の検出素子群を示す回路図である。 図4(a)から図4(e)は、実施形態の乗員検出装置を装着したリフトアップシート装置の動作を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態は、シートクッションに乗員検出装置を装着した例である。以下の説明における前後上下左右方向は、特に記載がなければ車両における前後上下左右方向と一致している。また図中、矢印FRは前方を、矢印RHは運転者から見て右側を示している。
図1は、乗員検出装置を装着したシートの平面図であり、図2は乗員検出装置を示す平面図である。
図1に示すように、シート10は、車両に搭載された車両用シートであって、シートクッション11と、シートバック12とを有する。乗員検出装置20は、シート10上に着座した乗員を検出するため、シートクッション11の着座面11aに装着される。
図2に示すように、乗員検出装置20は、複数の検出素子21〜28を有する。複数の検出素子21〜28は、配線29により接続されている。乗員検出装置20の複数の検出素子21〜28および配線29は、回路全体が例えば樹脂等の絶縁材料により形成された可撓性シートに支持されて一体化されている。
乗員検出装置20の端子部には、第1のハーネス部35Aおよび第2のハーネス部35Bが着脱可能に接続されている。
複数の検出素子21〜28のうち、第1の検出素子群31を構成する検出素子21〜24は、第1のハーネス部35Aおよび第1の制御部40Aを介して、第1の装置41であるリフトアップシート装置41Aに電気的に接続されている。
複数の検出素子21〜28のうち、第2の検出素子群32を構成する検出素子25〜28は、第2のハーネス部35Bおよび第2の制御部40Bを介して、第2の装置42であるベルトリマインダ装置42Aに電気的に接続されている。
第1の装置41であるリフトアップシート装置41Aは、シート10を車室の格納位置から車外の乗降位置まで移動させる装置である。リフトアップシート装置41Aは、シートクッションやシートバックの位置、角度、向きなどを変化させるようにシート10を駆動する。第1の装置41であるリフトアップシート装置41Aは、第1の制御部40Aにより制御される。
第2の装置42であるベルトリマインダ装置42Aは、乗員にシートベルトの着用を促す装置である。ベルトリマインダ装置42Aは、車両の走行に際し、シート10に着座した乗員がシートベルト非着用であるときに、例えば表示や音、振動等で警報を行う。第2の装置42であるベルトリマインダ装置42Aは、第2の制御部40Bにより制御される。
乗員検出装置20の複数の検出素子21〜28は、一部の4個の検出素子21〜24を有する第1の検出素子群31と、他の4個の検出素子25〜28を有する第2の検出素子群32と、を有する。
第1の検出素子群31を構成する複数の検出素子21〜24、および第2の検出素子群32を構成する複数の検出素子25〜28は、それぞれシート10の幅方向における中心線Oを挟んで幅方向の両側に配置されている。
第1の検出素子群31は、第1の装置41であるリフトアップシート装置41Aに検出結果を出力するように回路が構成されている。第1の検出素子群31は、シート10上に乗員が存在するか否かを検出し、その検出結果をリフトアップシート装置41Aに出力する。
ここで、第1の装置41であるリフトアップシート装置41Aは、第1の検出素子群31で検出された検出結果が入力されたとき、シート10の駆動状態を変更するように設定されている。具体的には、リフトアップシート装置41Aは、第1の検出素子群31が乗員を検出して検出結果が出力されたとき、乗員が着座していない場合と比較して、シート10の駆動速度が遅くなるように第1の制御部40Aにより制御される。また、リフトアップシート装置41Aは、第1の検出素子群31が乗員を検出せず検出結果が出力されていないとき、乗員が着座している場合と比較して、シート10の駆動速度が速くなるように第1の制御部40Aにより制御される。
第2の検出素子群32は、第2の装置42であるベルトリマインダ装置42Aに検出結果を出力するように回路が構成されている。第2の検出素子群32は、シート10上に乗員が存在するか否かを検出し、その検出結果をベルトリマインダ装置42Aに出力する。
第1の検出素子群31と、第2の検出素子群32とでは、第1の装置41であるリフトアップシート装置41Aおよび第2の装置42であるベルトリマインダ装置42Aの目的の違いに対応して、配置や回路が調整されている。
具体的には、着座面に配置された第2の検出素子群32における4個の検出素子25〜28の外周側に、第1の検出素子群31における4個の検出素子21〜24が配置されている。
例えば、高齢の乗員や身体に障害を有する乗員の場合、乗員検出装置20で予め想定された所定位置に着座できない場合や、想定された着座姿勢に比べて極端に特異な着座姿勢とならざるを得ないことがある。そのため、第1の検出素子群31を第2の検出素子群32の外周側に配置することにより、第2の検出素子群32より広い範囲で第1の検出素子群31による乗員の検出を行っている。
特に、第1の検出素子群31は、第2の検出素子群32よりも前方に配置された検出素子22,24と、第2の検出素子群32よりも後方に配置された検出素子21,23と、を有している。これにより、第1の検出素子群31は、乗員が着座面11aの浅い位置に臀部を接触させた特異な姿勢や、脚部を浮かせて着座面11aの深い位置に臀部を接触させた特異な姿勢で着座した場合であっても、乗員検出装置20の誤検出を防止できる。
図3は、乗員検出装置の回路図であり、図3(a)は第1の検出素子群を示す回路図であり、(b)は第2の検出素子群を示す回路図である。
図3(a)および(b)に示すように、第1の検出素子群31からなる検出回路と、第2の検出素子群32からなる検出回路とでは、回路構成が異なっている。
図3(a)に示すように、第1の検出素子群31は、中心線Oを挟んでシート10の幅方向における一方側の検出素子21,22と、シート10の幅方向における他方側の検出素子23,24とが並列に電気的に接続されている。
第1の検出素子群31は、第1の検出素子群31を構成する複数の検出素子21〜24のうち、いずれか一つの検出素子がON状態となって乗員を検出することにより、検出結果が出力される。これにより、乗員検出装置20は、シート10上に乗員が着座していることを感度よく検出できる。
これに対して、図3(b)に示すように、第2の検出素子群32では、中心線Oを挟んでシート10の幅方向における一方側の検出素子25,26と、シート10の幅方向における他方側の検出素子27,28とが直列に電気的に接続されている。
第2の検出素子群32は、第2の検出素子群32を構成する複数の検出素子25〜28のうち、中心線Oを挟んでシート10の幅方向の一方側に配置された一の検出素子(検出素子25および検出素子26の少なくともいずれか一つ)と、中心線Oを挟んでシート10の幅方向の他方側に配置された他の検出素子(検出素子27および検出素子28の少なくともいずれか一つ)と、がON状態となって乗員を検出することにより、検出結果が出力される。これにより、乗員検出装置20は、乗員が予め設定された所定位置に着座していることを検出できる。
図4(a)〜(e)は、本実施形態の乗員検出装置を装着したリフトアップシート装置の動作を説明する部分斜視図である。
乗員が車両に乗車するには、リフトアップシート装置41Aを駆動させることによりシート10を動作させ、シート10を乗車位置に配置する。
具体的には、図4(a)に示すように、リフトアップシート装置41Aは、まずスライド機構15によりシート10を後方へスライドさせてロック解除後、前方へスライドさせる。次いで、図4(b)に示すように、リフトアップシート装置41Aは、回転機構16によりシート10を回転させる。次いで、図4(c)に示すように、リフトアップシート装置41Aは、さらにシート10を回転しつつ、前方へスライドさせる。次いで、図4(d)に示すように、リフトアップシート装置41Aは、リクライニング機構17によりシートバック12を後傾するとともに、外スライド機構18により車外側へスライドする。そして図4(e)に示すように、リフトアップシート装置41Aは、昇降スライド機構19により乗員が乗り降りし易い高さまでシートクッション11を下降させ、リクライニング機構17によりシートバック12及びシートクッション11を前傾させる。
この状態で乗員がシート10に着座する。そして乗員が着座状態のままで、上記の各動作を逆の順に動作させることにより、乗車が完了する。
このとき、リフトアップシート装置41Aは、第1の検出素子群31が乗員を検出して検出結果が出力されたとき、乗員が着座していない場合と比較して、シート10の駆動速度が遅くなるように第1の制御部40Aにより制御される。また、リフトアップシート装置41Aは、第1の検出素子群31が乗員を検出せず検出結果が出力されていないとき、乗員が着座している場合と比較して、シート10の駆動速度が速くなるように第1の制御部40Aにより制御される。その結果、乗員の乗降の際、乗員がシート10に着座していないときにシート10の移動時間を大幅に短縮することができるので、リフトアップシート装置41Aの操作性を向上することができる。
本実施形態によれば、第1の検出素子群31が第2の検出素子群32より広い範囲に配置されているので、第1の検出素子群31は、乗員が予め設定された所定位置に着座していないときや、乗員の着座姿勢が悪いときであっても、第2の検出素子群32よりも広範囲にわたって容易に乗員を検出できる。これにより、乗員検出装置20は、シート10上に乗員が着座していることを感度よく検出できるので、例えばリフトアップシート装置41A等、シートを駆動する装置に好適に活用できる。
また、第2の検出素子群32は、第1の検出素子群31より狭い範囲に配置されているので、乗員が予め設定された所定位置に着座していることを検出できる。したがって、例えばベルトリマインダ装置42A等、シート上に着座した乗員の保護を目的とする装置に好適に活用できる。
このように、本発明の乗員検出装置20によれば、乗員の着座位置や着座姿勢による影響を抑制し、乗員検出装置20の誤検出を防止できる。
また、着座面11aの第1の検出素子群31における検出素子21〜24が、第2の検出素子群よりも前方および後方に配置されているので、乗員が着座面の浅い位置に臀部を接触させた特異な姿勢や、脚部を浮かせて着座面の深い位置に臀部を接触させた特異な姿勢で着座した場合であっても乗員検出装置の誤検出を防止できる。
また、第1の検出素子群31は、第1の検出素子群31を構成する複数の検出素子21〜24のうち、一の検出素子が乗員を検出することで検出結果が出力されるので、容易に乗員を検出できる。これにより、乗員検出装置は、シート10上に乗員が着座していることを感度よく検出できるので、例えばリフトアップシート装置41A等、シートを駆動する装置に好適に活用できる。
また、第2の検出素子群32は、第2の検出素子群32を構成する複数の検出素子25〜28のうち、中心線Oを挟んで幅方向の一方側に配置された一の検出素子(検出素子25および検出素子26の少なくともいずれか一つ)と、中心線Oを挟んで幅方向の他方側に配置された他の検出素子(検出素子27および検出素子28の少なくともいずれか一つ)と、が乗員を検出することで検出結果が出力されるので、乗員が予め設定された所定位置に着座していることを検出できる。したがって、例えばベルトリマインダ装置42A等、シート10上に着座した乗員の保護を目的とする装置に好適に活用できる。
このように、本発明の乗員検出装置20によれば、乗員の着座位置や着座姿勢による影響を抑制し、乗員検出装置20の誤検出を防止できる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
上述の本実施形態では、第1の検出素子群31及び第2の検出素子群32をそれぞれ4個の検出素子21〜28により構成したが、検出素子の数は特に限定されない。
また、上述の本実施形態では、第2の検出素子群32では、互いに離間位置に配置された2個の検出素子を直列に接続したが、適宜変更可能である。例えば互いに離間位置に配置された3個以上の検出素子を直列に接続してもよい。
また、上述の本実施形態では、第1の装置41として、リフトアップシート装置41Aを例に説明したが、これに限定されない。第1の装置41は、シートクッションやシートバックの位置、角度、向きなどを変化させるようにシート10を駆動する装置が好適であり、例えばパワーシート装置やメモリーシート装置等であってもよい。
また、上述の本実施形態では、第2の装置42として、シートベルトのベルトリマインダ装置42Aを例に説明したが、これに限定されない。第2の装置42は、エアバッグの制御装置等であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
10 シート
11a 着座面
20 乗員検出装置
21〜28 検出素子
31 第1の検出素子群
32 第2の検出素子群
41 第1の装置
42 第2の装置
O 中心線

Claims (3)

  1. シートに設けられ、複数の検出素子を備えて前記シート上の乗員を検出する乗員検出装置であって、
    前記シートを駆動する第1の装置に検出結果が出力される第1の検出素子群と、
    前記第1の装置とは異なる第2の装置に検出結果が出力される第2の検出素子群と、
    を有し、
    前記第1の検出素子群は、前記シートの着座面において、前記第2の検出素子群よりも広い範囲に配置されていることを特徴とする乗員検出装置。
  2. 前記着座面に配置された前記第1の検出素子群は、
    前記第2の検出素子群よりも前方に配置された前記検出素子と、
    前記第2の検出素子群よりも後方に配置された前記検出素子と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の乗員検出装置。
  3. 前記第1の検出素子群を構成する複数の前記検出素子、および前記第2の検出素子群を構成する複数の前記検出素子は、前記シートの幅方向における中心線を挟んで前記幅方向の両側に配置され、
    前記第1の検出素子群は、前記第1の検出素子群を構成する複数の前記検出素子のうち、一の前記検出素子が前記乗員を検出することで検出結果が出力され、
    前記第2の検出素子群は、前記第2の検出素子群を構成する複数の前記検出素子のうち、前記中心線を挟んで前記幅方向の一方側に配置された一の前記検出素子と、前記中心線を挟んで前記幅方向の他方側に配置された他の前記検出素子と、が前記乗員を検出することで検出結果が出力される、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の乗員検出装置。
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