JP2008132928A - 着座センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物が載置されたことにより、乗員が着座したと誤検知することを防止する着座センサを提供する。
【解決手段】車両シート2の背もたれ部2aに1個以上のセンサセル11、12を配置する。このセンサセル11、12は、荷重を受けた場合に対向する2個の電極が当接して導通する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両シートに乗員が着座したことを検知するために用いる着座センサ、特に乗員などの荷重により導通するセンサセルを有する着座センサに関するものである。
着座センサとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示された着座センサは、車両シートの座面部に配置されており、全て並列接続された複数のセンサセルを備えている。この着座センサでは、複数のセンサセルのうち1つのセンサセルが導通して、乗員が着座したと判定される。
しかし、この場合には、例えば、車両シートに荷物を載せた場合にも、何れかのセンサセルが導通するおそれがあるため、乗員が着座していると誤検知するおそれがある。
そこで、この問題を解決するために、特許文献2に開示された着座センサがある。当該着座センサは、車両シートの座面部に配置されており、座面部の車両前方に配置され直列接続された2個のセンサセルと、座面部の車両後方に配置され直列接続された2個のセンサセルとを備える。そして、車両前方に配置された2個のセンサセルと、車両後方に配置された2個のセンサセルは、並列に接続されている。この着座センサによれば、少なくとも前方または後方に配置された2個のセンサセルが同時に導通しなければ、乗員が着座したと判定されない。
特開平10−39045号公報 特開2005−153556号公報
ところで、車両シートに載置される荷物、例えばハンドバックなどは、乗員に比べて非常に小さな質量である。従って、当該荷物が車両シートの座面部に均等な力がかかるように載置されるのであれば、センサセルが導通する可能性は低い。しかし、例えば、荷物が傾いた状態で座面部に載置されると、いわゆる片当たり状態となり、座面部の特定位置に大きな荷重がかかることがある。例えば、座面部のうち車両後方部分に大きな荷重がかかることになる。このような場合には、特許文献2に開示された着座センサであっても、車両後方の2個のセンサセルが同時に導通するため、荷物による誤検知のおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、荷物が載置されたことにより、乗員が着座したと誤検知することを防止する着座センサを提供することを目的とする。
(1)本発明の着座センサは、車両シートの背もたれ部に配置され、荷重を受けた場合に対向する2個の電極が当接して導通するセンサセルを備えたことを特徴とする。従来の着座センサは、車両シートの座面部に配置されていた。これに対して、本発明の着座センサは、車両シートの背もたれ部に配置している。
車両シートの座面部に荷物を載置する場合、必ず、当該荷物により座面部が荷重を受けることになる。しかし、当該荷物により背もたれ部が荷重を受ける可能性は、座面部に比べて非常に低い。従って、本発明によれば、荷物が車両シートに載置されたことにより、乗員が着座したと誤検知することを低減できる。
一方、車両シートに乗員が着座した場合には、乗員の背中部が車両シートの背もたれ部を押圧する。従って、本発明の着座センサにより、乗員が着座したことを検知することができる。
(2)また、センサセルは、背もたれ部の車両上下方向の中央部より車両上方に配置されるとよい。ここで、車両シートの座面部に荷物を載置する場合に、場合によっては、背もたれ部にもたれるような状態となることがある。ただし、車両シートの座面部に載置する荷物の多くは、背丈(高さ)の低い物である。これは、背丈の高い荷物は、例えば、車両のトランクルームに収容したり、車室内のフロア部分に載置したりするためである。そうすると、荷物により背もたれ部が荷重を受ける位置は、車両上下方向の中央部より車両下方である。つまり、本発明の着座センサによれば、センサセルが背もたれ部の車両上下方向の中央部より車両上方に配置されているため、背もたれ部にもたれる荷物によりセンサセルが荷重を受ける可能性が低い。従って、荷物が車両シートに載置され、背もたれ部にもたれるような状態となったとしても、乗員が着座したと誤検知することを低減できる。
ところで、人の背中部においては、臀部および肩甲骨部分が後方へ突出している。従って、車両シートの背もたれ部は、乗員の臀部および肩甲骨により大きな荷重を受けることになる。そこで、センサセルは、車両シートに着座した乗員の肩甲骨により荷重を受けるようにするとよい。しかし、人の座高は様々である。特に、大人の座高と子供の座高とでは、大きな差がある。ただし、座高の低い子供は、通常、チャイルドシートやジュニアシート等に着座することが義務づけられている。従って、本発明の着座センサによる検知の対象の乗員は、実質的に大人、または、大人とほぼ同等の身長の子供となる。つまり、これらの乗員の肩甲骨は、背もたれ部の車両上下方向の中央部より車両上方に位置する。従って、乗員の肩甲骨により荷重を受ける位置にセンサセルを配置することで、センサセルは、十分に大きな荷重を受けることができる。つまり、本発明の着座センサにより、乗員が着座したことを検知できる。
(3)また、センサセルが、背もたれ部の車両上下方向の中央部より車両上方に配置される場合には、以下のようにするとよい。すなわち、センサセルは、複数からなり、背もたれ部の車両左右方向の中央部から左側および右側にそれぞれ配置されるようにするとよい。背もたれ部は、乗員の肩甲骨により大きな荷重を受けることは上述したとおりである。そして、肩甲骨は、人の左右両側にある。つまり、背もたれ部が乗員により大きな荷重を受ける位置は、車両左右方向の中央部より左側の部位と右側の部位とになる。そこで、センサセルを背もたれ部の車両左右方向の中央部から左側および右側にそれぞれ配置することで、乗員の左右の肩甲骨によりそれぞれ荷重を受けることができる。
また、この場合、複数のセンサセルは、並列接続されるようにしてもよいし、直列接続されるようにしてもよい。
複数のセンサセルを並列接続する場合には、何れかのセンサセルが荷重を受けて、対向する2個の電極が導通することで、乗員が着座したと判定することになる。ここで、乗員の姿勢によっては、車両左右の何れかに向くように着座することが考えられる。このような場合であっても、車両左右の少なくとも一方のセンサセルが荷重を受けることができるので、乗員が着座したことを検知できる。
複数のセンサセルを直列接続する場合には、全てのセンサセルが荷重を受けて、対向する2個の電極が導通する場合にのみ、乗員が着座したと判定することになる。従って、荷物により、複数のセンサセルが同時に導通する可能性は非常に低い。つまり、荷物が車両シートに載置されたことにより、乗員が着座したと誤検知することをより確実に低減できる。
本発明の着座センサによれば、荷物が載置されたことにより、乗員が着座したと誤検知することを防止できる。
(1)第1実施形態
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。第1実施形態の着座センサ1について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、着座センサ1の平面図を示す。図2は、着座センサ1のセンサセル11の部位の断面拡大図を示す。図3は、着座センサ1を車両シート2に搭載した状態の車両前方から見た図(車両上方から見た図)を示す。図4は、着座センサ1の回路構成図を示す。
図1に示すように、着座センサ1は、2個のセンサセル11、12と、コネクタ13と、各センサセル11、12とコネクタ13とを導通する導通部14とから構成される。各センサセル11、12は、乗員や荷物などにより荷重を受けた場合に導通するスイッチとして機能する部分である。コネクタ13は、導通部14を介してセンサセル11、12に接続された2個の端子を備えており、車両に搭載される乗員検知ECU(電子制御ユニット)に接続される。また、導通部14は、コネクタ13から直線状に一本延びるように形成される。そして、センサセル11、12が、直線状の導通部14の先端部、および、導通部14の中央部に、それぞれ配置されている。
この着座センサ1の具体的な断面構成について、図2を参照して説明する。図2に示すように、着座センサ1は、第一フィルム21と、第二フィルム22と、第一電極23と、第二電極24と、スペーサ25とから構成されている。ただし、着座センサ1のうち、センサセル11、12の部位と導通部14の部位とは、基本的な構成は共通するが、具体的な構成が多少相違する。そこで、センサセル11、12の部位と導通部14の部位との差異を明確にしながら説明する。
第一フィルム21は、センサセル11、12および導通部14の外形をなしており、全体としては直線状に形成されている。この第一フィルム21は、PEN樹脂からなり、薄肉状に形成されている。この第一フィルム21のうち先端側および中央部の部位、すなわちセンサセル11、12の部位は、ほぼ円形状からなる。第一フィルム21のうち導通部14の部位は、当該円形状の直径より小さな幅の線状に形成されている。そして、第一フィルム21の基端部には、コネクタ13が結合されている。第二フィルム22は、第一フィルム21と同じ材質且つ同形状からなる。そして、第二フィルム22は、第一フィルム21に対向して配置されている。この第二フィルム22の基端部は、第一フィルム21と同等、コネクタ13に結合されている。
第一電極23は、第一フィルム21の一方面(図2の下面)に形成されている。つまり、第一電極23は、第一フィルム21と第二フィルム22との間のうち、図2の上方に配置されている。この第一電極23は、第一フィルム21の一方面に接着された銀層23aと、銀層23aの表面を被覆するカーボン層23bとからなる。そして、センサセル11、12の部位における第一電極23は、円形状からなる第一フィルム21の少なくとも中央部に形成されている。また、導通部14の部位における第一電極23は、形成する回路に応じて適宜配線されている。
第二電極24は、第二フィルム22のうち、第一電極23に対向する側の面(図2の上面)に形成されている。つまり、この第二電極24は、第一フィルム21と第二フィルム22との間のうち、図2の下方に配置されている。この第二電極24は、第二フィルム22の一方面に接着された銀層24aと、銀層24aの表面を被覆するカーボン層24bとからなる。さらに、第二電極24のカーボン層24bは、第一電極23から離隔して配置されている。そして、センサセル11、12の部位における第二電極24は、円形状からなる第二フィルム22の少なくとも中央部に形成されている。つまり、センサセル11、12の部位においては、第一電極23と第二電極24とが対向している。また、導通部14の部位における第二電極24は、形成する回路に応じて適宜配線されている。つまり、この導通部14の部位における第一電極23および第二電極24は、センサセル11、12の部位における第一電極23および第二電極24と、コネクタ13の両端子との間を、それぞれ導通している。
スペーサ25の外形は、第一フィルム21および第二フィルム22と同じ外形形状からなる。ただし、スペーサ25の幅方向中央部には、図1の破線にて示すように、全体に亘って、貫通形成されている。具体的には、スペーサ25のうちセンサセル11、12の部位の当該貫通幅が、導通部14の部位における当該貫通幅よりも広くなっている。このスペーサ25は、PET樹脂からなり、薄肉状に形成されている。
そして、スペーサ25は、第一電極23と第二電極24との間に介装されている。つまり、図2において、第一電極23と第二電極24とスペーサ25により挟まれる空間が形成されている。ここで、上述したように、スペーサ25のうちセンサセル11、12の部位の貫通幅が、導通部14の部位における貫通幅よりも広くなっていることから、センサセル11、12における当該空間の幅(図2の左右方向幅)が、導通部14における当該空間の幅よりも広くなっている。従って、当該空間が広いセンサセル11、12の部位においては、図2の上下方向の圧縮荷重を受けると、第一フィルム21、第二フィルム22、第一電極23、第二電極24が撓み変形して、第一電極23と第二電極24とが当接して、両電極23、24が導通する。つまり、センサセル11、12の部位において、圧縮荷重を受けると第一電極23と第二電極24とが導通する、いわゆるスイッチとして機能する。なお、導通部14における当該空間は、空気逃がしの通路として機能する。つまり、導通部14における当該空間は、センサセル11、12における当該空間が圧縮された場合における内部空気を逃がすためである。
次に、上述した着座センサ1を車両シート2に搭載した状態について、図3を参照して説明する。ここで、図3における薄塗部は、乗員が車両シート2に着座した場合に背もたれ部2aが受ける荷重の範囲を示している。特に、図3の薄塗部のうち濃い部分の下側が、乗員の臀部に相当する部位であって、当該濃い部分の上側の左右2箇所が、乗員の肩甲骨に相当する部位である。当該濃い部分は、図3の乗員の背中の他の部位に相当する薄い部分に比べて、背もたれ部2aがより大きな荷重を受ける範囲である。
図3に示すように、着座センサ1は、車両シート2の背もたれ部2aに搭載される。具体的には、背もたれ部2aのクッションと表皮との間に配置される。より詳細には、着座センサ1のうちセンサセル11、12が、それぞれ、背もたれ部2aの車両上下方向の中央部より車両上方であって、車両左右方向の中央部から左側および右側に配置されている。そして、センサセル11、12が同じ高さとなるように配置されている。つまり、着座センサ1が、水平に配置されている。
さらに詳細には、乗員が車両シート2に正しい姿勢で着座した場合における、乗員の左右の肩甲骨の部位に着座センサ1のセンサセル11、12が配置されている。従って、乗員が車両シート2に正しい姿勢で着座した場合には、センサセル11、12は、何れも導通することになる。また、コネクタ13が、センサセル11、12に対して車両右側に位置するように配置されている。
次に、着座センサ1の回路構成図について図4(a)(b)を参照して説明する。着座センサ1の回路構成は、図4(a)または図4(b)の何れかを選択する。図4(a)の場合は、導通部14の先端に位置するセンサセル11と、導通部14の中央部に位置するセンサセル12とが、並列接続されている。具体的には、センサセル11の部位における第一電極23および第二電極24の何れか一方、並びに、センサセル12の部位における第一電極23および第二電極24の何れか一方は、コネクタ13の一方端子に接続されている。また、センサセル11の部位における第一電極23および第二電極24の他方、並びに、センサセル12の部位における第一電極23および第二電極24の他方は、コネクタ13の他方端子に接続されている。つまり、センサセル11、12の何れか一方が、導通した場合に、コネクタ13の両端子が導通することになる。
また、図4(b)の場合は、一方の第二導通部14bの中央部に位置するセンサセル12と、他方の第二導通部14c導通部14の先端に位置するセンサセル11と、導通部14の中央部に位置するセンサセル12とが、直列接続されている。具体的には、センサセル11の部位における第一電極23および第二電極24の何れか一方が、センサセル12の部位における第一電極23および第二電極24の何れか一方に、直接的に且つ直列に接続されている。また、センサセル11の部位における第一電極23および第二電極24の他方、並びに、センサセル12の部位における第一電極23および第二電極24の他方は、コネクタ13の両端子にそれぞれ接続されている。つまり、センサセル11、12の何れもが、導通した場合に、コネクタ13の両端子が導通することになる。
次に、以上説明した着座センサ1による作用を説明する。乗員が車両シート2に正しい姿勢で着座した場合に、乗員の肩甲骨が着座センサ1のセンサセル11、12の両方を押圧する。従って、この場合、センサセル11、12が導通し、コネクタ13の両端子が導通することになる。つまり、コネクタ13に接続されている乗員検知ECUは、コネクタ13の両端子が導通していることを検知して、車両シート2に乗員が着座したと判定する。
そして、図4(a)に示すように着座センサ1を並列回路とした場合には、乗員が正しい姿勢で着座していない場合であっても、少なくともセンサセル11およびセンサセル12の何れか一方が導通することになる。従って、この場合にも、車両シート2に乗員が着座したと判定することになる。
ここで、乗員検知ECUは、例えば、乗員が車両シート2に着座しているのにシートベルトを装着していない場合に、ウォーニングランプを点灯または点滅させる。また、乗員検知ECUにより検知された乗員検知情報は、エアバッグなどの乗員保護装置の起動を制御するエアバッグECUに伝送される。そして、エアバッグECUは、乗員が車両シート2に着座していると判定されている場合に、車両が外部物体に衝突すると、乗員保護装置を起動させる。
また、車両シート2に荷物を載置した場合について検討する。上述したように、着座センサ1のコネクタ13の両端子が導通する状態としては、図4(a)の場合には、センサセル11およびセンサセル12の少なくとも何れか一方が導通する状態であり、図4(b)の場合には、センサセル11、12の両方が導通する状態である。
ここで、車両シート2に載置される荷物の態様について検討する。例えば、ハンドバッグなどの荷物が、車両シート2の座面部に載置された場合を考える。まず、荷物が背もたれ部2aにもたれるような状態にならない限り、荷物がセンサセル11、12を押圧することはない。従って、この場合は、当然に、乗員検知ECUは、乗員が車両シート2に着座していないと判定する。
次に、例えば、荷物が背もたれ部にもたれるような状態を考える。このとき、荷物の背丈(高さ)が低い場合には、当該荷物が、背もたれ部2aの車両上下方向の中央部より車両上方に位置するセンサセル11、12を押圧することはない。従って、この場合にも、乗員検知ECUは、乗員が車両シート2に着座していないと判定する。
ここで、荷物の背丈が高い場合には、センサセル11、12を押圧するおそれがある。しかし、背丈の高い荷物は、一般に、車両のトランクルームに収容したり、車室内のフロア部分に載置したりする。従って、車両シート2に載置する荷物は、背丈の低い荷物に限られるのが実情である。
従って、荷物による誤検知を十分に防止できる。なお、図4(b)のようにセンサセル11、12を直列接続した回路構成の場合には、両方が導通しなければならないため、荷物により両センサセル11、12が導通する可能性はより低くなる。つまり、荷物による誤検知はより確実に防止できる。
(2)その他の実施形態
上記第1実施形態においては、着座センサ1は、2個のセンサセル11、12を用いた構成としたが、これに限られるものではない。例えば、着座センサ1は、1個のセンサセルのみを有するようにしてもよいし、3個以上のセンサセルを有するようにしてもよい。1個のみのセンサセルを有する場合には、当該センサセルは、背もたれ部2aの車両左右方向の左側および右側の何れか一方に配置するとよい。また、3個以上のセンサセルを有する場合には、全てのセンサセルが直列接続されるようにしてもよいし、全てのセンサセルが並列接続されるようにしてもよいし、一部のセンサセルが並列接続され残りのセンサセルに対して直列接続されるようにしてもよい。そして、3個以上のセンサセルを有する場合には、それぞれのセンサセルは、車両上下方向にずれた位置に配置されるようにしてもよい。
また、2個のセンサセル11、12は、完全に水平に配置する場合のみならず、水平から僅かに傾いた状態で配置されるようにしてもよい。このように僅かに傾けて配置することで、乗員の座高のばらつきを吸収することができる。つまり、種々の座高からなる乗員が車両シート2に着座した場合にも、確実に乗員が着座したことを検知することができる。
第1実施形態の着座センサ1の平面図を示す。 着座センサ1のセンサセル11の部位の断面拡大図を示す。 着座センサ1を車両シート2に搭載した状態を示す車両前方から見た図を示す。 着座センサ1の回路構成図を示す。
符号の説明
1:着座センサ、 2:車両シート、 2a:背もたれ部、
11、12、:センサセル、 13:コネクタ、 14:導通部、
21:第一フィルム、 22:第二フィルム、 23:第一電極、 24:第二電極、
25:スペーサ

Claims (6)

  1. 車両シートの背もたれ部に配置され、荷重を受けた場合に対向する2個の電極が当接して導通するセンサセルを備えたことを特徴とする着座センサ。
  2. 前記センサセルは、前記背もたれ部の車両上下方向の中央部より車両上方に配置される請求項1に記載の着座センサ。
  3. 前記センサセルは、複数からなり、前記背もたれ部の車両左右方向の中央部から左側および右側にそれぞれ配置される請求項2に記載の着座センサ。
  4. 複数の前記センサセルは、並列接続された請求項3に記載の着座センサ。
  5. 複数の前記センサセルは、直列接続された請求項3に記載の着座センサ。
  6. 前記センサセルは、前記車両シートに着座した乗員の肩甲骨により荷重を受ける請求項2または3に記載の着座センサ。
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