JPH1111198A - 乗員検知システム - Google Patents

乗員検知システム

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JPH1111198A
JPH1111198A JP9166207A JP16620797A JPH1111198A JP H1111198 A JPH1111198 A JP H1111198A JP 9166207 A JP9166207 A JP 9166207A JP 16620797 A JP16620797 A JP 16620797A JP H1111198 A JPH1111198 A JP H1111198A
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JP
Japan
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electrodes
electrode
occupant
circuit
sheet
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JP9166207A
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English (en)
Inventor
Kazunori Jinno
和則 甚野
Masanori Sugino
雅典 杉野
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/102,918 priority patent/US6356187B2/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512Passenger detection systems
    • B60R21/0153Passenger detection systems using field detection presence sensors
    • B60R21/01532Passenger detection systems using field detection presence sensors using electric or capacitive field sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01512Passenger detection systems
    • B60R21/0153Passenger detection systems using field detection presence sensors
    • B60R21/0154Passenger detection systems using field detection presence sensors in combination with seat heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的に簡単な構成によって複数の電極相互間
の位置ずれを防止できる上、シ−トへの組み込みも容易
化できる乗員検知システムを提供すること。 【解決手段】シ−トの表面側に複数の電極E1,E2を
互いに離隔して配置し、これらの電極のうち、特定の電
極と特定の電極以外の電極との間に発生させた微弱電界
に基づいて流れる変位電流を検出することにより、シ−
トへの乗員の着席状況を検知する乗員検知システムにお
いて、前記複数の電極E1,E2を絶縁部材よりなるベ
−ス部材6に、互いに離隔した状態で固定して電極構体
5を構成し、この電極構体5をシ−トの外装材9とクッ
ション材4との間に介在させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は乗員検知システム
に関し、特にエアバッグ装置を搭載した自動車の助手席
のシ−トに複数の電極を離隔して配置し、これらの電極
のうち、特定の電極と特定の電極以外の電極との間に発
生させた微弱電界に基づいて流れる変位電流を検出する
ことにより、シ−トへの乗員の着席状況を検知する乗員
検知システムにおいて、シ−トに配置した複数の電極の
固定構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エアバッグ装置は自動車の衝突
時に乗員が受ける衝撃を緩和するための装置であって、
自動車の安全性になくてならないものになっており、近
時、運転席のみならず、助手席にも設置されるようにな
っている。
【0003】このエアバッグ装置は、例えば図5に示す
ように、セ−フィングセンサSS1,スクイブSQ1,
電界効果形トランジスタなどの半導体スイッチング素子
SW1の直列回路よりなる運転席側のスクイブ回路と、
セ−フィングセンサSS2,スクイブSQ2,電界効果
形トランジスタなどの半導体スイッチング素子SW2よ
りなる助手席側のスクイブ回路と、電子式加速度センサ
(衝突検出センサ)GSと、電子式加速度センサGSの
出力信号に基づいて衝突の有無を判断し、半導体スイッ
チング素子SW1,SW2のゲ−トに信号を供給する機
能を有する制御回路CCとから構成されている。
【0004】このエアバッグ装置によれば、何らかの原
因に基づき自動車が衝突した場合、セ−フィングセンサ
SS1,SS2はそのスイッチ接点が比較的に小さな加
速度に反応して閉成され、運転席側及び助手席側のスク
イブ回路が動作可能な状態になる。そして、電子式加速
度センサGSからの信号に基づいて制御回路CCが自動
車が確実に衝突したと判断すると、半導体スイッチング
素子SW1,SW2のゲ−トに信号が供給され、同スイ
ッチング素子SW1,SW2がON状態になる。これに
よって、それぞれのスクイブ回路に電流が流れる結果、
スクイブSQ1,SQ2の発熱に起因して運転席側及び
助手席側のエアバッグが展開され、乗員が衝突による衝
撃から保護される。
【0005】ところで、このエアバッグ装置によれば、
例えば図6(a)に示すように、シ−ト1に大人の乗員
Pが着席している場合には、衝突時に上述のような乗員
Pの保護効果が期待できるものである。しかしながら、
同図(b)に示すように、助手席のシ−ト1上に固定し
たチャイルドシ−ト1Aに幼児SPが後向きに座ってい
る場合(ear acing nfant eat :以下、RFI
Sと呼称する)にはエアバッグの展開によって幼児SP
への悪影響が懸念されることから、仮に自動車が衝突し
てもエアバッグを展開しない方が望ましい。又、同図
(c)に示すように、助手席のシ−ト1上に固定したチ
ャイルドシ−ト1Aに幼児SPが前向きに座っている場
合(orward acing hild eat :以下、FFC
Sと呼称する)にはエアバッグの展開によってエアバッ
グが子供SPの顔面を覆うことが懸念されることから、
RFISの場合と同様に仮に自動車が衝突してもエアバ
ッグを展開しない方が望ましいものである。
【0006】従って、従来においては、このような問題
に対応するために、例えば図7に示すようなエアバッグ
装置が提案されている。このエアバッグ装置は、助手席
に乗員が着席しているか否かを検出するセンサSDを設
置し、このセンサSDの検出信号に基づいて制御回路C
Cが助手席への乗員の着席状況を判断し、自動車が衝突
した場合に、エアバッグを展開可能な状態又は展開不可
能な状態のいずれか一方にセットするように構成されて
いる。特に、センサSDとしては、重量を測定する重量
センサを用いるものと、シ−トに着席している乗員をカ
メラで撮影して画像処理により大人Pか子供SPかの判
定を行うものとが提案されている。
【0007】前者の方法によれば、乗員が大人Pか子供
SPかの大まかな判定は可能であり、この結果に基づい
てエアバッグを展開可能な状態又は展開不可能な状態の
いずれか一方にセットし、自動車の衝突時における不測
の事態を回避することができるものの、体重は個人差が
大きく、仮に子供でも大人より重い場合もあり得ること
から、正確性に欠けるのみならず、RFIS,FFCS
のいずれの状態であるかを判断することができないとい
う問題がある。
【0008】又、後者の方法によれば、乗員の着席状
況,乗員が大人Pか子供SPかの判断,チャイルドシ−
トの子供がRFIS,FFCSの状態か否かの判断をか
なり正確に行なうことができるものの、カメラで撮影し
た撮像デ−タを画像処理し各種パタ−ンとの比較判断を
行なわなければならないために、処理装置が複雑かつ高
価になるという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本出願人は、
先に、図8〜図12に示すような乗員検知システムを提
案した。この乗員検知システムは、基本的にはシ−トに
配置された2つの電極間に発生させた微弱電界(Elect
ric Field)の乱れを利用するものである。まず、図8
(a)に示すように、電極E1に高周波低電圧を発生す
る発振回路10を接続すると共に、電極E2をグランド
に接続すると、電極E1,E2には電極間の電位差に基
づいて電界が発生し、電極E2の側には変位電流Idが
流れる。この状態において、同図(b)に示すように、
電界中に物体OBを存在させると、電界に乱れが生じて
電極E2の側には変位電流Idとは異なった変位電流I
d1が流れることになる。殆んどの物体OBは、電気的
にはコンダクタンスとキャパシタンスで表され、グラン
ドとはキャパシタンスを介して結合されることになる。
【0010】従って、自動車のシ−トに物体OBが乗っ
ている場合と乗っていない場合とでは、電極E2の側に
流れる変位電流に変化が生ずるものであり、この現象を
利用することにより、シ−トへの乗員の着席状況を検知
することができるものである。特に、配置する電極の数
を増加させることによって、シ−ト上の乗員などを含む
物体についての多くの情報を得ることが可能となり、シ
−トへの乗員の着席状況をより的確に検知することがで
きる。
【0011】この原理を利用した具体的な乗員検知シス
テムについて図9〜図12を参照して説明する。尚、図
5〜図7に示す従来例と同一部分には同一参照符号を付
し、その詳細な説明は省略する。図9は先行技術にかか
るシ−トを示しており、助手席のシ−ト1の表面側には
複数の電極が配置されている。具体的には、着席部1a
には例えば矩形状の電極E1,E2が、背もたれ部1b
にはほぼ同形状の電極E3,E4がそれぞれ離隔して配
置されている。これらの電極は乗員の座り心地を考慮し
て導電性の布地にて形成されているが、糸状の金属をシ
−ト布面に織り込んだり、布面に導電性ペイントを被着
したり、金属板を配置したりして構成することもでき
る。これらの電極E1〜E4は図10(図11)に示す
回路に接続され、組み込まれている。
【0012】図10において、乗員検知システムは、例
えば周波数が100KHz程度で、電圧が10〜12V
程度の高周波低電圧を発生させる発振回路10と、負荷
電流検出回路11と、送信・受信切換回路12と、増幅
機能を有する電流・電圧変換回路13と、バンドパス機
能(不要ノイズ除去機能)及びAC−DC変換機能を有
する検波回路(復調回路)14と、増幅回路15と、オ
フセット変換回路16と、MPUなどの制御回路17
と、エアバッグ装置18とから構成されている。図11
は図10の回路をさらに具体化したものであり、増幅回
路15を、例えばゲインGが1倍及び100倍の第1の
増幅回路15A及び第2の増幅回路15Bから構成する
と共に、第1,第2の増幅回路15A,15Bの出力信
号を選択するアナログ選択回路19が設けられており、
アナログ選択回路19は制御回路17によって制御され
る。
【0013】このシステムにおいて、負荷電流検出回路
11は、例えば回路に直列に接続されたインピ−ダンス
素子例えば抵抗11aと、抵抗11aの端子電圧を増幅
する増幅器11bとから構成されており、発振回路10
から選択された特定の電極に供給される電流(負荷電
流)が検出される。送信・受信切換回路12は、例えば
電極E1〜E4のうち、選択された1つの電極(送信電
極と呼称する)を発振回路10の出力側に接続するため
のスイッチング手段Aa〜Adと、送信電極以外の電極
(受信電極と呼称する)を電流・電圧変換回路13に接
続するためのスイッチング手段Ba〜Bdとから構成さ
れており、それぞれのスイッチング手段の切換は制御回
路17によって制御される。尚、この送信・受信切換回
路12はマルチプレクサ回路にて構成することが望まし
い。電流・電圧変換回路13は、例えば受信電極側に流
れる変位電流を電圧に変換するインピ−ダンス素子例え
ば抵抗13aと、変換された電圧を増幅する増幅器13
bとから構成されており、それぞれの電極E1〜E4に
対応して設けられている。アナログ選択回路19は、例
えば第2の増幅回路15Bの出力側に一斉に選択・接続
される4つのスイッチング手段19aと、第1の増幅回
路15Aの出力側に一斉に選択・接続される4つのスイ
ッチング手段19bとから構成されている。
【0014】このように構成されたシステムは、次のよ
うに動作する。まず、制御回路17からの信号に基づい
て送信・受信切換回路12のスイッチング手段Aaのみ
が発振回路10の出力側に接続され、スイッチング手段
Bb〜Bdが電流・電圧変換回路13に接続されると、
発振回路10から送信電極E1に高周波低電圧が印加さ
れ、受信電極E2〜E4には変位電流が流れる。この電
流は抵抗13aで電圧に変換され、増幅器13bで増幅
されると共に、検波回路14に出力される。一方、送信
電極E1に流れる負荷電流は負荷電流検出回路11によ
って検出され、後述するデ−タR(1,1)として検波
回路14に出力される。この検波回路14では、例えば
100KHz程度の信号がバンドパスされると共に、A
C−DC変換機能に基づいて不要なノイズ成分が除去さ
れ、第1,第2の増幅回路15A,15Bに出力され
る。この第1,第2の増幅回路15A,15Bの出力信
号は、オフセット変換回路16とアナログ選択回路19
との動作によって適宜に選択され、制御回路17に出力
される。例えば検波回路14からの出力信号がフルレン
ジで測定可能な程度の場合にはアナログ選択回路19の
4つのスイッチング手段19bのみが一斉に第1の増幅
回路15Aの出力側に選択・接続される。又、出力信号
が小さくてフルレンジでの微妙な変化の測定が困難な場
合にはアナログ選択回路19の4つのスイッチング手段
19aのみが一斉に第2の増幅回路15Bの出力側に選
択・接続される。そして、制御回路17では第1,第2
の増幅回路15A,15Bからの出力信号がA/D変換
した後、メモリに記憶される。
【0015】次に、制御回路17からの信号に基づいて
送信・受信切換回路12のスイッチング手段Aaを開放
し、スイッチング手段Abのみを発振回路10の出力側
に接続し、スイッチング手段Ba,Bc,Bdを電流・
電圧変換回路13に接続・変更すると、発振回路10か
ら送信電極E2に高周波低電圧が印加され、受信電極E
1,E3,E4には変位電流が流れる。この電流は抵抗
13aで電圧に変換され、増幅器13bで増幅されると
共に、検波回路14に出力される。尚、送信電極E2に
流れる負荷電流は負荷電流検出回路11によって検出さ
れ、後述するデ−タR(2,2)として検波回路14に
出力される。上述と同様に処理されて制御装置17にデ
−タとして記憶される。次いで、スイッチング手段Ac
のみを発振回路10の出力側に接続し、スイッチング手
段Ba,Bb,Bdを電流・電圧変換回路13に接続・
変更すると、発振回路10から送信電極E3に高周波低
電圧が印加され、受信電極E1,E2,E4には変位電
流が流れる。尚、送信電極E3に流れる負荷電流は負荷
電流検出回路11によって検出され、後述するデ−タR
(3,3)として検波回路14に出力される。さらに、
スイッチング手段Adのみを発振回路10の出力側に接
続し、スイッチング手段Ba,Bb,Bcを電流・電圧
変換回路13に接続・変更すると、発振回路10から送
信電極E4に高周波低電圧が印加され、受信電極E1,
E2,E3には変位電流が流れる。これらの変位電流は
抵抗13aで電圧に変換され、増幅器13bで増幅され
ると共に、検波回路14に出力される。尚、送信電極E
4に流れる負荷電流は負荷電流検出回路11によって検
出され、後述するデ−タR(4,4)として検波回路1
4に出力される。上述と同様に処理されて制御装置17
にデ−タとして記憶される。
【0016】そして、制御回路17ではこれらのデ−タ
を演算処理することにより、着席パタ−ンが算出され
る。この制御回路17には、予め各種の着席パタ−ンが
記憶されており、電極E1〜E4における送信電極と受
信電極との各種の組合せに基づくデ−タにより算出され
た着席パタ−ンを予め記憶された着席パタ−ンと比較
し、該当する着席パタ−ンを抽出し、判定する。この制
御回路17では、例えば以下に述べる各種の着席パタ−
ンが判定の対象となる。具体的には、シ−トに乗員が着
席していない空席パタ−ン、チャイルドシ−トに子供が
FFCSの状態で着席しているFFCSパタ−ン、チャ
イルドシ−トに子供がRFISの状態で着席しているR
FISパタ−ン、シ−トに大人が着席しているパ−ソン
パタ−ンであり、それぞれの電極E1〜E4を適宜に選
択して送信電極と受信電極との各種の組合せによって、
一般式R(i,j)で示すデ−タが得られる。尚、一般
式R(i,j)において、i=jは送信デ−タを、i≠
jは受信デ−タを示しており、しかも、iは送信電極
を、jは受信電極を表している。制御回路17ではそれ
ぞれのパタ−ン毎に例えば16個のデ−タを利用して演
算処理が行われ、着席パタ−ンの特徴が抽出される。
【0017】制御回路17において、着席パタ−ンが検
知・特定されると、それに基づく信号がエアバッグ装置
18に送信される。例えば着席パタ−ンが空席,FFC
S,RFISの場合にはエアバッグ装置18に、仮に自
動車が衝突しても、エアバッグが展開しないようにセッ
トするための信号が送信され、それ以外のパタ−ンでは
エアバッグが展開するようにセットするための信号が送
信される。これらの信号はエアバッグ装置18の制御回
路CCに入力され、前者のパタ−ンの場合には衝突時に
助手席側の半導体スイッチング素子SW2にゲ−ト信号
を供給しないようにセットされる。尚、運転席側の半導
体スイッチング素子SW1にはゲ−ト信号が供給され
る。後者のパタ−ンの場合には半導体スイッチング素子
SW1,SW2にゲ−ト信号が供給されるようにセット
される。
【0018】この先行技術によれば、シ−ト1の表面側
には複数の電極E1〜E4が配置されており、選択され
た1つの送信電極と送信電極以外の受信電極との間には
高周波低電圧の印加により微弱電界が発生されているた
めに、受信電極側にはシ−ト1への乗員の着席パタ−ン
に関連する変位電流が流れる。従って、この変位電流の
特徴的なパタ−ンを判断することによって乗員の着席パ
タ−ンを的確に検知することができる。このために、乗
員の着席パタ−ンに応じてエアバッグ装置18のエアバ
ッグを展開可能な状態ないし展開不可能な状態のいずれ
にも設定することができる。
【0019】しかも、シ−ト1には複数の電極が互いに
離隔して配置されているために、送信電極と受信電極と
の組み合せを増加できると共に、得られるデ−タ数も増
加でき、シ−トへの乗員の着席パタ−ンの判断をより正
確に行うことができる。
【0020】又、システムの制御回路には、例えばRF
IS,FFCS,Person,Emptyの着席パタ
−ンに基づいて各電極に流れる電流によって特徴付けら
れる電流パタ−ンが着席パタ−ンとして予め記憶されて
いるために、送信電極と受信電極とを適宜に組み合せる
ことによって得られる受信信号デ−タと予め記憶された
各種の着席パタ−ンとを比較し、該当する記憶着席パタ
−ンを抽出することによって精度よく現実の着席パタ−
ンを検知することができるなどの優れた効果が得られる
ものである。
【0021】しかしながら、この先行技術において、複
数の電極はそれぞれシ−トを構成するクッション材と外
装材との間に離隔して配置されているだけであるため
に、乗員が着席したり、離脱とたりする際にシ−ト外装
材が左右に移動することがあり、これに伴って電極も位
置ずれし、電極間の間隔も当初の設定間隔よりずれてし
まうことがある。
【0022】特に、システムの制御回路には、電極間を
所定の間隔に設定した状態において、RFIS,FFC
S,Person,Emptyの着席パタ−ンに基づい
て各電極に流れる電流によって特徴付けられる電流パタ
−ンが着席パタ−ンとして予め記憶されているために、
電極間の間隔が当初の設定間隔から位置ずれすると、同
一の着席パタ−ンであっても、電極間には異なった変位
電流が流れ、これに基づく電流パタ−ンも異なってく
る。従って、このような電流パタ−ンと制御回路に記憶
されている電流パタ−ンとを比較しても、的確な判断は
期待できず、現実の着席パタ−ンを正確に検知すること
も難しくなるという問題がある。
【0023】かといって、各電極をシ−トに配置する際
に、それぞれの電極をクッション材に接着剤などによっ
て固定すれば、上述の問題は解決できるものの、自動組
立ラインでは各工程での作業時間が短縮化される傾向に
あることから、与えられた作業工程内において、クッシ
ョン材に複数の電極を、それぞれの間隔が所定の間隔と
なるように計測しながら配置し、固定する作業を終了で
きないという新たな問題が生ずる。
【0024】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成によって複数の電極相互間の位置ずれを防止でき
る上、シ−トへの組み込みも容易化できる乗員検知シス
テムを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、シ−トの表面側に複数の電極
を互いに離隔して配置し、これらの電極のうち、特定の
電極と特定の電極以外の電極との間に発生させた微弱電
界に基づいて流れる変位電流を検出することにより、シ
−トへの乗員の着席状況を検知する乗員検知システムに
おいて、前記複数の電極を絶縁部材よりなるベ−ス部材
に、互いに離隔した状態で固定して電極構体を構成し、
この電極構体をシ−トの外装材とクッション材との間に
介在させたことを特徴とし、本発明の第2の発明は、前
記電極構体を、シ−ト構成部品の少なくとも1つにて固
定したことを特徴とし、第3の発明は、前記電極構体に
おける複数の電極とベ−ス部材との固定手段が、接着
剤,熱可塑性又は熱硬化性樹脂の加熱による接着、縫い
付け、ホック,ボタン,フックなどによる結合、マジッ
クテ−プによる結合のいずれかであることを特徴とす
る。
【0026】又、本発明の第4の発明は、前記電極構体
は、複数の電極及び/又はベ−ス部材に加熱処理によっ
て接着機能を呈する熱可塑性又は熱硬化性樹脂を含浸又
は被着し、複数の電極をベ−ス部材の所定位置に配置し
た状態で加熱・押圧することにより、複数の電極とベ−
ス部材とを接着・固定して構成したことを特徴とし、第
5の発明は、前記複数の電極は、ベ−ス部材の同一面側
に離隔して配置したことを特徴とし、さらに、第6の発
明は、前記複数の電極から接続用ハ−ネスを導出したこ
とを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる乗員検知シ
ステムの実施例について図1〜図2を参照して説明す
る。尚、図8〜図12に示す先行技術と同一部分には同
一参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。この実
施例の特徴部分はシ−トの表面側に複数の電極を互いに
離隔して配置し、これらの電極のうち、特定の電極と特
定の電極以外の電極との間に発生させた微弱電界に基づ
いて流れる変位電流を検出することにより、シ−トへの
乗員の着席状況を検知する乗員検知システムにおいて、
前記複数の電極を絶縁部材よりなるベ−ス部材に、互い
に離隔した状態で固定して電極構体を構成し、この電極
構体をシ−トの外装材とクッション材との間に介在させ
たことである。
【0028】同図において、本発明にかかる助手席のシ
−ト1Bは主として着席部1aと背もたれ部1bとから
構成されている。このシ−ト1Bは、例えば前後にスラ
イド可能なベ−ス2に固定されたシ−トフレ−ム3と、
シ−トフレ−ム3の上部に配置されたクッション材4
と、クッション材4の表面に沿って配置された電極構体
5と、電極構体5を覆うように配置された外装材9とか
ら構成されている。尚、電極構体5は着席部1aの他
に、背もたれ部1bにもほぼ同様の構成で配置されてい
る。又、これらの電極構体5はシ−ト構成部品の少なく
とも1つ、例えばクッション材4又は外装材9に固定す
ることが望ましい。
【0029】これらの電極構体5は、例えば絶縁部材よ
りなり、かつシ−トの着席部1aとほぼ同程度の面積を
有するベ−ス部材6と、ベ−ス部材6の一方の面側に所
定の間隔となるように配置して固定された複数の電極E
1,E2と、それぞれの電極E1,E2から導出された
接続用のハ−ネス71 ,72 と、ハ−ネス71 ,72
導出端に接続されたコネクタ8とから構成されている。
尚、ベ−ス部材6は、例えばシ−ト機能に悪影響を及ぼ
さない程度の厚みを有する布材,クッション材,フォ−
ム材などにて形成されている。又、コネクタ8は、例え
ば図10又は図11に示す制御ユニットの送信・受信切
換回路12のコネクタに接続される。
【0030】特に、複数の電極E1,E2とベ−ス部材
6との固定は接着剤,熱可塑性又は熱硬化性樹脂の加熱
による接着、縫い付け、ホック,ボタン,フックなどに
よる結合、マジックテ−プによる結合のいずれかにて行
われている。例えば次の構成が推奨される。即ち、電極
構体5は、複数の電極E1,E2及び/又はベ−ス部材
6に加熱処理によって接着機能を呈する熱可塑性又は熱
硬化性樹脂を含浸又は被着し、複数の電極E1,E2を
ベ−ス部材6の所定位置に配置した状態で加熱・押圧す
ることにより、複数の電極E1,E2とベ−ス部材6と
を接着・固定する構成が推奨される。
【0031】この実施例によれば、複数の電極E1,E
2は予めベ−ス部材6の所定位置に固定して電極構体5
として構成されているために、電極構体5をクッション
材4と外装材9との間に介在させるだけで、乗員の着席
部1aへの着席,離脱に起因してシ−ト外装材9に仮に
移動が生じたとしても、複数の電極E1,E2の間隔が
当初の設定間隔から位置ずれすることは皆無にできる。
従って、制御回路に予め記憶されている着席パタ−ンに
対応する電流パタ−ンのベ−スになる電極配置との整合
性がとれ、現実の着席パタ−ンを的確に判断できる。
【0032】又、複数の電極E1,E2は予めベ−ス部
材6の所定位置に固定して電極構体5として構成されて
いるために、各工程での作業時間が短縮化される傾向に
ある自動組立ラインに適用しても、電極構体5をシ−ト
のクッション材4の上に配置するだけの単純作業である
ことから、与えられた作業工程内に確実に作業を終了で
き、自動組立ラインでの作業の円滑性を維持することが
できる。
【0033】さらには、電極構体5のそれぞれの電極E
1,E2からはハ−ネス71 ,72が導出されており、
その導出端にはコネクタ8が接続されているために、制
御ユニットとの接続を簡単に行うことができる。特に、
制御ユニットをシ−ト1Bのシ−トフレ−ム3などに配
置した場合にはハ−ネス71 ,72 の導出長さを短縮で
き、コストの低減が可能となる。
【0034】図3〜図4は本発明にかかる電極構体の他
の実施例を示すものであって、基本的には図1〜図2に
示す実施例と同じである。異なる点は、ベ−ス部材6
を、シ−トの着席部1aに位置する第1のベ−ス部材6
aと背もたれ部1bに位置する第2のベ−ス部材6bと
を一体化して構成したことである。尚、この電極構体5
Aにおいて、第1のベ−ス部材6aの所定位置には複数
の電極E1,E2が、第2のベ−ス部材6bの所定位置
には複数の電極E3,E4がそれぞれ固定されており、
各電極からはハ−ネス71 ,72 ,73 ,74 が導出さ
れており、その導出端部にはコネクタ8Aが接続されて
いる。
【0035】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えばシ−トに配置されるアンテナ電
極の形状は矩形状の他、円形,楕円状,四角を除く多角
形状に形成することもでき、その大きさ,電極数も適宜
に設定できる。電極構体はシ−トの着席部及び/又は背
もたれ部の全面に配置する他、着席部及び/又は背もた
れ部より小さな面積部分に配置することもできる。又、
ハ−ネスはリ−ド部材を電極に接続して導出する他、電
極構成部材の一部を延在して構成することもできる。
又、発振回路の出力周波数は車室内の状況,検知対象な
どに応じて100KHz以外に設定することもできる
し、その電圧も適宜に変更できる。さらには制御ユニッ
トは図示例にのみ制約されないし、エアバッグ装置は電
子式加速度センサの他に、機械式センサを使用すること
もできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
電極は予めベ−ス部材の所定位置に固定して電極構体と
して構成されているために、電極構体をクッション材と
外装材との間に介在させるだけで、乗員のシ−トへの着
席,離脱に起因して外装材に仮に移動が生じたとして
も、複数の電極の間隔が当初の設定間隔から位置ずれす
ることは皆無にできる。従って、制御回路に予め記憶さ
れている着席パタ−ンに対応する電流パタ−ンのベ−ス
になる電極配置との整合性がとれ、現実の着席パタ−ン
を的確に判断できる。
【0037】又、複数の電極は予めベ−ス部材の所定位
置に固定して電極構体として構成されているために、仮
に各工程での作業時間が短縮化される傾向にある自動組
立ラインに適用しても、電極構体をシ−トのクッション
材と外装材の間に配置するだけの単純作業であることか
ら、与えられた作業工程内に確実に作業を終了でき、自
動組立ラインでの作業の円滑性を維持することができ
る。
【0038】さらには、電極構体のそれぞれの電極から
ハ−ネスを導出し、その導出端にコネクタを接続すれ
ば、制御ユニットとの接続を簡単に行うことができる
し、特に、制御ユニットがシ−トに配置される場合には
ハ−ネスの導出長さを短縮でき、コストの低減が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる乗員検知システムにおけるシ−
トの要部断面図。
【図2】図1に示す電極構体の平面図。
【図3】本発明にかかる乗員検知システムにおけるシ−
トの他の実施例を示す側面図。
【図4】図3に示す電極構体の平面図。
【図5】従来例にかかるエアバッグ装置の回路ブロック
図。
【図6】各種の着席パタ−ンを示す図であって、同図
(a)はシ−トに大人の乗員が着席している状態を示す
図、同図(b)はRFISの状態を示す図、同図(c)
はFFCSの状態を示す図。
【図7】従来例にかかる改良されたエアバッグ装置の回
路ブロック図。
【図8】本発明の前提となる先行技術にかかる乗員検知
システムの基本動作を説明するための図であって、同図
(a)は電極間の電界分布を示す図、同図(b)は電極
間に物体が存在した時の電界分布を示す図。
【図9】先行技術にかかる乗員検知システムのシ−トの
斜視図。
【図10】先行技術にかかる乗員検知システムの回路ブ
ロック図。
【図11】図10の具体的な回路ブロック図。
【図12】図11に示すエアバッグ装置の詳細な回路ブ
ロック図。
【符号の説明】
1B シ−ト 1a 着席部 1b 背もたれ部 2 ベ−ス 3 シ−トフレ−ム 4 クッション材 5,5A 電極構体 6,6a,6b ベ−ス部材 71 ,72 ,73 ,74 ハ−ネス 8,8A コネクタ 9 外装材 E1,E2,E3,E4 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉野 雅典 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目1 番地25 日本電気ロボットエンジニアリン グ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シ−トの表面側に複数の電極を互いに離
    隔して配置し、これらの電極のうち、特定の電極と特定
    の電極以外の電極との間に発生させた微弱電界に基づい
    て流れる変位電流を検出することにより、シ−トへの乗
    員の着席状況を検知する乗員検知システムにおいて、前
    記複数の電極を絶縁部材よりなるベ−ス部材に、互いに
    離隔した状態で固定して電極構体を構成し、この電極構
    体をシ−トの外装材とクッション材との間に介在させた
    ことを特徴とする乗員検知システム。
  2. 【請求項2】 前記電極構体を、シ−ト構成部品の少な
    くとも1つにて固定したことを特徴とする請求項1記載
    の乗員検知システム。
  3. 【請求項3】 前記電極構体における複数の電極とベ−
    ス部材との固定手段が、接着剤,熱可塑性又は熱硬化性
    樹脂の加熱による接着、縫い付け、ホック,ボタン,フ
    ックなどによる結合、マジックテ−プによる結合のいず
    れかであることを特徴とする請求項1記載の乗員検知シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記電極構体は、複数の電極及び/又は
    ベ−ス部材に加熱処理によって接着機能を呈する熱可塑
    性又は熱硬化性樹脂を含浸又は被着し、複数の電極をベ
    −ス部材の所定位置に配置した状態で加熱・押圧するこ
    とにより、複数の電極とベ−ス部材とを接着・固定して
    構成したことを特徴とする請求項1又は3記載の乗員検
    知システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の電極は、ベ−ス部材の同一面
    側に離隔して配置したことを特徴とする請求項1又は4
    記載の乗員検知システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の電極から接続用ハ−ネスを導
    出したことを特徴とする請求項1又は4に記載の乗員検
    知システム。
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