JP2018031163A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生洗浄装置において、調圧弁から水が流れ出た場合でも、他の部品への影響を低減する。【解決手段】人体の局部に向けて吐水口から水を吐出するノズルと、給水源と前記ノズルとの間の水路上に設けられ、前記水路を開閉する電磁弁と、前記電磁弁と前記ノズルとの間の前記水路上に設けられ、前記水路を流れる水の圧力を調整する調圧弁と、を備えた衛生洗浄装置であって、前記調圧弁の少なくとも一部は、前記電磁弁を上方から下方に向けて投影した範囲に配置される。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関する。
水道などの給水源から水の供給を受け、ノズルから人体局部に向けて吐水を行う衛生洗浄装置がある。この衛生洗浄装置においては、例えば特許文献1に開示されているように、給水源からノズルへ至る水路の水圧を調整するために、調圧弁が設けられる。
特開2001−98622号公報
従来、調圧弁は、電磁弁の上方に配置されていた。電磁弁は、通常の使用において破損することが無いように設計および製造される。一方で、調圧弁は、使用に伴う劣化などによって通常の使用においても破損する可能性がある。調圧弁が破損すると、調圧弁の外に水が流れ出る。従来の配置では、調圧弁から流れ出た水が、下方の電磁弁にあたって飛び散り、衛生洗浄装置内の他の部品に付着し、部品の動作に影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、調圧弁が破損して水が流れ出た場合でも、流れ出た水による他の部品への影響を低減することができる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、人体の局部に向けて水を吐出するノズルと、給水源と前記ノズルとの間の水路上に設けられ、前記水路を開閉する電磁弁と、前記電磁弁と前記ノズルとの間の前記水路上に設けられ、前記水路を流れる水の圧力を調整する調圧弁と、を備え、前記調圧弁の少なくとも一部は、前記電磁弁を上方から下方に向けて投影した範囲に配置される衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、このため、調圧弁が破損して調圧弁から水が流れ出た場合でも、水が電磁弁に掛かり難い。このため、調圧弁が破損した場合でも、衛生洗浄装置内の他の部品への水の飛び散りを抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ノズルと、前記電磁弁と、前記調圧弁と、が載置されるケースプレートをさらに備え、前記ケースプレートの上面には、前記調圧弁が載置される部分から前記便器に向けて、排水経路が形成された衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、調圧弁から流れ出た水が、ケースプレートの外に効率的に排出され、ケースプレート上に水が留まることを抑制できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記調圧弁の弁体は、水平方向に可動である衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、電磁弁の下に調圧弁を設けた際の、電磁弁および調圧弁の高さの増加を抑制できるため、衛生洗浄装置の高さの増加を抑制できる。また、電磁弁および調圧弁をユニット化した際に、このユニットを小型化することが可能となる。
第4の発明は、第3の発明において、前記調圧弁は、前記調圧弁を流れる水の圧力に応じて変位するダイアフラムを備え、前記調圧弁には、前記ダイアフラムの大気側において排水孔が形成され、前記排水孔は下方に向けられる衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、調圧弁が破損して調圧弁の排水孔から調圧弁の外に水が流れ出た際に、水が電磁弁により一層掛かり難くなる。従って、衛生洗浄装置内の他の部品への水の飛び散りをより一層抑制することができる。
第5の発明は、第3または第4の発明において、鉛直方向に沿って前記調圧弁に水が流入し、水平方向に沿って前記調圧弁から水が流出する衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、電磁弁、調圧弁の高さの増加を抑制できるので、衛生洗浄装置の高さの増加を抑制できる。また、電磁弁および調圧弁をユニット化した際に、このユニットをさらに小型化することが可能となる。
第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つの発明において、前記調圧弁と前記ノズルとの間の前記水路上に設けられ、所定以上の水圧が加えられた際に水圧を外部へ逃がす安全弁をさらに備え、前記安全弁の少なくとも一部は、前記電磁弁を上方から下方に向けて投影した範囲に配置される衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、電磁弁、調圧弁、および安全弁の高さの増加を抑制できるので、衛生洗浄装置の高さの増加を抑制できる。また、電磁弁、調圧弁、および安全弁をユニット化した際に、このユニットを小型化することが可能となる。
本発明の態様によれば、調圧弁から水が流れ出た場合でも、他の部品への影響を低減することができる衛生洗浄装置が提供される。
実施形態に係る衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置における水路を例示するブロック図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置のバルブユニットを表す斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置のバルブユニットおよびケースプレートを表す平面図である。 図4のA−A’線における断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。
図1に表したように、トイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)6と、その上に設けられた衛生洗浄装置1と、を備える。衛生洗浄装置1は、便座2と、便蓋3と、ケーシング4と、を有する。便座2と便蓋3とは、ケーシング4に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
以下の実施形態の説明では、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、および「左側方」を用いるが、これらの方向は、図1に表すように、便座2に座った使用者から見たものである。
ケーシング4は、便器後方の上面に載置されるケースプレート4aと、ケースプレート4aを覆うカバー4bと、により構成されている。なお、図1に表す例では、ケースプレート4aがカバー4bによって覆われて隠れているため、ケースプレート4aを破線で表している。
ケーシング4の内部には、便座2に座った使用者の「おしり」などを洗浄するノズル18が内蔵されている。また、ケーシング4には、例えば、トイレ室への使用者の入室を検知する入室検知センサや、便座2の前方にいる使用者を検知する人体検知センサ、便座2への使用者の着座を検知する着座検知センサなどが設けられている。
使用者は、リモコンなどの操作部5を操作することで、ノズル18を便器6のボウル6a内に進出させたり、ボウル6a内から後退させたりすることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置1では、ノズル18がボウル6a内に進出した状態を表している。ノズル18の先端部には、吐水口18aが設けられている。ノズル18は、吐水口18aから水や温水を噴射して、便座2に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。
また、ケーシング4には、便座2を温める「便座ヒータ」や、便座2に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」、「脱臭ユニット」、「室内暖房ユニット」などが適宜設けられていてもよい。
次に、図2を参照しつつ、衛生洗浄装置1における水の流れについて説明する。
図2は、実施形態に係る衛生洗浄装置における水路を例示するブロック図である。
衛生洗浄装置1の水路は、水道や貯水タンクなどの給水源WSと接続される。図2に表すように、給水源WSとノズル18との間の水路上には、給水源WS側からノズル18に向かって、電磁弁11、調圧弁12、および安全弁13を備えたバルブユニットVUと、熱交換ユニット14と、電解槽ユニット15と、バキュームブレーカ16と、流量調整部17と、が設けられている。
電磁弁11は、水路を開閉することで、下流側に向けて、水が供給される状態と、水の供給が停止された状態と、を切り替える。調圧弁12は、上流側から供給された水の圧力が下流側において所定の圧力となるように調整する。安全弁13は、流れる水の圧力が所定値よりも高くなると、内部に設けられた弁体が開く。これにより、水が安全弁13の外に排出され、水圧が外部へ逃がされる。熱交換ユニット14は、ヒータを有し、熱交換ユニット14に供給された水を加熱して温水を生成する。
電解槽ユニット15は、例えば、内部を流れる水道水を電気分解することにより、水道水から次亜塩素酸を含む液(機能水)を生成する。バキュームブレーカ16は、バキュームブレーカ16における水の流れが停止すると、吸気口を開放して水路内に空気を取り込み、バキュームブレーカ16よりも下流側の水抜きを促進する。流量調整部17は、水勢(流量)の調整を行う。これにより、ノズル18から吐出される水の勢いが調整される。
なお、図2に表す水路は一例である。バルブユニットVUとノズル18との間に設けられる構成要素については、衛生洗浄装置1が備える機能などに応じて適宜変更することが可能である。
次に、図3〜図5を参照しつつ、電磁弁11、調圧弁12、および安全弁13を備えたバルブユニットVUについて具体的に説明する。
図3は、実施形態に係る衛生洗浄装置のバルブユニットを表す斜視図である。
図4は、実施形態に係る衛生洗浄装置のバルブユニットおよびケースプレートを表す平面図である。
図5は、図4のA−A’線における断面図である。
まず、バルブユニットVUにおける水の流れについて説明する。
バルブユニットVUと給水源WSとの間には、ストレーナや逆止弁などを備えた配管10が接続される。給水源WSから供給された水は、図3の矢印A1に表すように、配管10内に流れる。配管10内を流れた水は、バルブユニットVUの電磁弁11を通り、図5の矢印A2に表すように、調圧弁12に流れる。その後、調圧された水は、矢印A3に表すように、安全弁13に流れる。安全弁13に流れた水は、図3の矢印A4に表すように、流出口131から流出し、熱交換ユニット14に向けて流れる。安全弁13に所定以上の圧力が加わり、安全弁13の弁体が開放されると、矢印A5に表すように、流出口132から水が流れ出る。例えば、流出口132には、不図示のチューブなどが接続されており、流出口132から流れ出た水は、便器6のボウル6aに導かれて捨てられる。
次に、バルブユニットVUの構造について説明する。
図4に表すように、バルブユニットVUは、ケースプレート4a上に載置される。また、図5に表すように、調圧弁12は、弁体121、弁座122、コイルスプリング123、ダイアフラム124、およびシール部材125を備える。
弁体121は、水平方向(例えば、前後方向)に可動に構成されている。弁座122は、弁体121が水平方向に移動した際に、弁体121の外周部と当接するように構成されている。ダイアフラム124は、可撓性を有し、弁体121と連結されている。ダイアフラム124の内面は水路に面しており、外面は大気空間に面している。ダイアフラム124は、コイルスプリング123によって外面側から内面側に向けて付勢されている。流入側の水圧に応じてダイアフラム124が変位し、弁体121と弁座122との隙間が変化することで、流出側の水圧が調整される。
ダイアフラム124の大気側には、例えば、孔126aおよび孔126bからなる排水孔126が形成されている。孔126aは水平方向に沿って形成されている。孔126bは、垂直方向に沿って形成されており、孔126aと調圧弁12の外側の空間とを連通している。安全弁13のフランジ133と調圧弁12の駆体との間には、流入側の水が直接安全弁13に流れないように、シール部材125が設けられている。
次に、バルブユニットVUにおける各構成要素の位置関係について説明する。
図3および図5に表すように、電磁弁11は、配管10の一部の上に配置されている。そして、調圧弁12の少なくとも一部および安全弁13の少なくとも一部は、電磁弁11の真下に配置されている。すなわち、調圧弁12の少なくとも一部および安全弁13の少なくとも一部は、電磁弁11を上方から下方に向けて投影した範囲に配置されている。調圧弁12と安全弁13は、水平方向(例えば、前後方向)に並んで配置されている。
上述したように、ダイアフラム124は、流入側の水圧に応じて変位するものであるが、経時劣化や瞬間的に大きな水圧が加わることなどにより破損する可能性がある。ダイアフラム124が破損した場合、大気側に漏れ出た水は、孔126aおよび孔126bを通って調圧弁12の外に流れ出る。
本実施形態に係る衛生洗浄装置1のバルブユニットVUでは、調圧弁12の少なくとも一部が、電磁弁11を上方から下方に向けて投影した範囲に配置されている。このため、ダイアフラム124が破損し、調圧弁12から水が流れ出た場合でも、水が電磁弁11に掛からずにケースプレート4a上に流れる。このため、調圧弁12が破損した場合でも、衛生洗浄装置1内の他の部品への水の飛び散りを抑制し、水の付着によって他の部品の故障などが生じる可能性を低減することができる。
また、安全弁13の少なくとも一部を、電磁弁11を上方から下方に向けて投影した範囲に配置することで、電磁弁11、調圧弁12、および安全弁13の高さの増加を抑制し、この結果、衛生洗浄装置1の高さの増加を抑制することができる。また、電磁弁11、調圧弁12、および安全弁13がユニット化されたバルブユニットVUがケースプレート4aにおいて占める面積を小さくし、バルブユニットVUを小型化することが可能である。
排水孔126は、図5に表すように、下方を向いていることが望ましい。すなわち、調圧弁12の内側の空間(ダイアフラム124の大気側)と外側の空間とをつなぐ孔は、外側の空間に面する開口が、下方を向いていることが望ましい。このような構成によれば、調圧弁12が破損し、調圧弁12の外に水が流れ出た際に、水が電磁弁11により一層掛かり難くなる。従って、衛生洗浄装置1内の他の部品への水の飛び散りをより抑制することができる。
また、図5に表すように、ケースプレート4aには、排水孔126の後方において上方に向けて屈曲した屈曲部41と、排水孔126の前方において下方に向けて屈曲した屈曲部42と、が形成されている。このため、排水孔126から調圧弁12の外に出た水は、ケースプレート4aの上面を、屈曲部42に向けて流れる。屈曲部42の前方には、さらに突出部43が形成されており、屈曲部42から流れ落ちた水は、突出部43によってせき止められる。
そして、屈曲部42は、図4に表す屈曲部44および屈曲部45と連なって設けられている。また、ケースプレート4aの上面には、後方から前方に向けて、かつ左側方および右側方から中央に向けて水が流れるように、勾配が形成されている。このため、屈曲部42と突出部43との間に流れた水は、図4の矢印A6に表すように、突出部43と、屈曲部44および屈曲部45と、の間を流れ、ケーシング4の外に排出されてボウル6aに捨てられる。
すなわち、ケースプレート4aの上面には、調圧弁12の排水孔126から流れ出た水を便器6に導くための排水経路が形成されている。このような構造によれば、排水孔126から流れ出た水が、ケースプレート4aの外に効率的に排出され、ケースプレート4a上に水が溜まることを抑制できる。
なお、図3および図4では、突出部43と、屈曲部42、44、および45によって排水経路が形成された例を示したが、調圧弁12が載置された場所からケーシング4の外へ水を導くことができれば、排水経路の形態はこれに限られない。例えば、調圧弁12が載置される場所からケーシング4の外へ水を導くように、ケースプレート4aの上面に窪みが形成されていてもよい。
調圧弁12の弁体は、水平方向(例えば、前後方向)に可動であることが望ましい。弁体の可動方向には、弁体121が可動するための空間に加え、ダイアフラム124を変位させるための空間も必要になる。このため、調圧弁12は、一般的に、弁体121の可動方向における寸法が、弁体121の可動方向に対して垂直な方向における寸法よりも長い。調圧弁12の弁体121の可動方向を水平方向にすることで、調圧弁12の真上に電磁弁11を設けた場合でも、より一層、電磁弁11および調圧弁12の高さの増加を抑制することができ、この結果、衛生洗浄装置1の高さの増加を抑制することができる。また、バルブユニットVUの高さの増加を抑制し、バルブユニットVUをさらに小型化することが可能である。
また、調圧弁12には、弁体121の可動方向に対して垂直な鉛直方向に沿って水が流入し、水平方向に沿って水が流出することが望ましい。これは、以下の理由による。
本実施形態に係る衛生洗浄装置1では、調圧弁12の少なくとも一部が電磁弁11の真下に設けられている。このため、水平方向に沿って調圧弁12に水を流入させる場合、電磁弁11から調圧弁12に水を流すための配管やホースなどの長さが、電磁弁11から調圧弁12へ向かって、真下(鉛直方向)に水が流入する場合に比べて長くなる。
また、安全弁13は、調圧弁12と水平方向(例えば、前後方向)に並んでいる。このため、鉛直方向に沿って調圧弁12から水を流出させる場合、調圧弁12から安全弁13に水を流すための配管やホースなどの長さが、調圧弁12から安全弁13へ向かって、水平方向(前方)に水を流出させる場合に比べて長くなる。
すなわち、鉛直方向に沿って調圧弁12に水を流入させ、水平方向に沿って調圧弁12から水を流出させることで、より一層、電磁弁11および調圧弁12の高さの増加を抑制でき、この結果、衛生洗浄装置1の高さの増加を抑制できる。また、バルブユニットVUをさらに小型化することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、電磁弁11や、調圧弁12、安全弁13などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 衛生洗浄装置、 2 便座、 3 便蓋、 4 ケーシング、 4a ケースプレート、 4b カバー、 5 操作部、 6 便器、 6a ボウル、 10 配管、 11 電磁弁、 12 調圧弁、 13 安全弁、 14 熱交換ユニット、 15 電解槽ユニット、 16 バキュームブレーカ、 17 流量調整部、 18 ノズル、 18a 吐水口、 41 屈曲部、 42 屈曲部、 43 突出部、 44 屈曲部、 45 屈曲部、 121 弁体、 122 弁座、 123 コイルスプリング、 124 ダイアフラム、 125 シール部材、 126 排水孔、 131 流出口、 132 流出口、 133 フランジ、 VU バルブユニット、 WS 給水源

Claims (6)

  1. 人体の局部に向けて水を吐出するノズルと、
    給水源と前記ノズルとの間の水路上に設けられ、前記水路を開閉する電磁弁と、
    前記電磁弁と前記ノズルとの間の前記水路上に設けられ、前記水路を流れる水の圧力を調整する調圧弁と、
    を備え、
    前記調圧弁の少なくとも一部は、前記電磁弁を上方から下方に向けて投影した範囲に配置される衛生洗浄装置。
  2. 前記ノズルと、前記電磁弁と、前記調圧弁と、が載置されるケースプレートをさらに備え、
    前記ケースプレートの上面には、前記調圧弁が載置される部分から前記便器に向けて、排水経路が形成された請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記調圧弁の弁体は、水平方向に可動である請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記調圧弁は、前記調圧弁を流れる水の圧力に応じて変位するダイアフラムを備え、
    前記調圧弁には、前記ダイアフラムの大気側において排水孔が形成され、
    前記排水孔は、下方に向けられる請求項3記載の衛生洗浄装置。
  5. 鉛直方向に沿って前記調圧弁に水が流入し、
    水平方向に沿って前記調圧弁から水が流出する請求項3または4に記載の衛生洗浄装置。
  6. 前記調圧弁と前記ノズルとの間の前記水路上に設けられ、所定以上の水圧が加えられた際に水圧を外部へ逃がす安全弁をさらに備え、
    前記安全弁の少なくとも一部は、前記電磁弁を上方から下方に向けて投影した範囲に配置される請求項1〜5のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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