JP2001098622A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP2001098622A
JP2001098622A JP27942999A JP27942999A JP2001098622A JP 2001098622 A JP2001098622 A JP 2001098622A JP 27942999 A JP27942999 A JP 27942999A JP 27942999 A JP27942999 A JP 27942999A JP 2001098622 A JP2001098622 A JP 2001098622A
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JP
Japan
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water
relief valve
pressure
sanitary washing
function
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Pending
Application number
JP27942999A
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English (en)
Inventor
Takeshi Abe
剛士 阿部
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水などの供給水を内部に取り込み、水量
調整、水温調整などを行った後、ノズルより人体局部へ
洗浄水として噴出させる衛生洗浄装置において、供給水
の給水圧を調圧もしくは供給水の流量を一定にする機能
を持ち、且つ故障その他の原因でその機能が通常に作動
しないときに、同機能部の下流の圧力上昇を抑制するた
めのリリーフ弁ユニットを持っていて、そのリリーフ弁
ユニット開弁後の同機能部品の下流部分の圧力の上昇を
抑え、同部分の耐圧設計を容易にして、破壊などによる
漏水事故などの発生を無くすことができる衛生洗浄装置
を提供する。 【解決手段】 衛生洗浄装置のリリーフ弁ユニット32
の排水性能をより向上させるため、リリーフ弁の弁体と
一体化した抵抗部43を設け、リリーフ弁の開弁時には
その抵抗部43にて主水路42側の流路面積を小さく
し、より排水側34へながれやすくすることで主水路4
2の圧力上昇を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道水などの供給水
を内部に取り込み、水量調整、水温調整などを行った
後、ノズルより人体局部へ洗浄水として噴出させる衛生
洗浄装置において、供給水の給水圧を調圧もしくは供給
水の流量を一定にする機能を持ち、且つ故障その他の原
因でその機能が通常に作動しないときに、同機能部の下
流の圧力上昇を抑制するためのリリーフ弁ユニットを持
っている衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水道水などの供給水を内部に
取り込み、水量調整、水温調整などを行った後、ノズル
より人体局部へ洗浄水として噴出させる衛生洗浄装置に
おいては、供給水の給水圧を調圧もしくは供給水の流量
を一定にする機能を持っている。これは衛生洗浄装置の
設置現場では様々な水圧の違いがあるため、水圧が異な
っても特別な現場調整せずに快適に使用できるようにす
るための機能を持たせるためである。給水圧のばらつき
範囲は、0.1MPa程度の低圧地域から1MPa程度の高圧地域
までと幅広く、ほとんどの場合、この機能部品後の圧力
を0.1MPa程度に下げてノズルより吐水させている。従っ
て、吐水させているときには、この機能部品の下流は給
水圧力が直接負荷する心配がなく、減圧後の水圧しかか
からないため、その機能部品の上流のような耐圧強度は
必要ない。製品の設計者はその機能部品の下流部分を上
流部分の10分の1程度の強度さえ持たせれば良いこと
になる。ただし、この供給水の給水圧を調圧もしくは供
給水の流量を一定にする機能が万一壊れた場合には、こ
の部品の下流に高圧がかかり、部品などの破壊により漏
水事故などが発生する危険性がある。そのため、多くの
衛生洗浄装置はこの機能部品の下流の圧力がある程度上
昇すれば、開弁し、バイパスより圧力を逃がすリリーフ
弁を設けている物が多く、その構造はスプリング力によ
り閉止している弁を圧力の上昇による荷重により押し開
けてバイパスに水を流す、至ってシンプルな構造である
ことが多い。しかしながら、これまでの衛生洗浄装置で
はリリーフ弁が開弁後、バイパスから水を放出しながら
も、2次側圧力は上昇し続けるので、機能部品の下流側
にも大きな圧力を想定した耐圧設計を要求されることに
なる。
【0003】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、人体局部を洗浄する衛生
洗浄装置において、供給水の給水圧を調圧もしくは供給
水の流量を一定にする機能を持ち、且つ故障その他の原
因でその機能が通常に作動しないときに、同機能部の下
流の圧力上昇を抑制するためのリリーフ弁ユニットの、
開弁後の同機能部の下流部分の圧力の上昇を抑え、同部
分の耐圧設計を容易にして、破壊などによる漏水事故な
どの発生を無くすことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた第一の発明は、水道水などの供給水を内部に
取り込み、水量調整、水温調整などを行った後、ノズル
より人体局部へ洗浄水として噴出させる衛生洗浄装置に
おいて、供給水の給水圧を調圧もしくは供給水の流量を
一定にする機能を持ち、且つ故障その他の原因でその機
能が通常に作動しないときに、同機能部の下流の圧力上
昇を抑制するためのリリーフ弁ユニットを有し、そのリ
リーフ弁ユニットの排水ポートをリリーフ弁部の真横に
配置することを特徴とする。第一の発明によれば、衛生
洗浄装置の供給水の給水圧を調圧もしくは供給水の流量
を一定にする機能が作動しないときに、同機能部品の下
流の圧力上昇を抑制するためのリリーフ弁の排水ポート
をリリーフ弁部の真横に配置させているので、リリーフ
弁を持ち上げて流れる流路の抵抗が小さくなり、排水側
へ流れやすくなる。従って、排水ポート側に多くの流量
が流れるので、リリーフ弁部の圧力は低下し、主水路側
の圧力上昇を抑えることができる。
【0005】上記目的を達成するためになされた第二の
発明は、水道水などの供給水を内部に取り込み、水量調
整、水温調整などを行った後、ノズルより人体局部へ洗
浄水として噴出させる衛生洗浄装置において、供給水の
給水圧を調圧もしくは供給水の流量を一定にする機能を
持ち、且つ故障その他の原因でその機能が通常に作動し
ないときに、同機能部の下流の圧力上昇を抑制するため
のリリーフ弁ユニットを有し、そのリリーフ弁ユニット
が開弁時には同リリーフ弁ユニットと同期もしくは一体
化した抵抗部にて衛生洗浄装置の主水ポートの通過面積
を狭くすることを特徴とする。第二の発明によれば、衛
生洗浄装置の供給水の給水圧を調圧もしくは供給水の流
量を一定にする機能が作動しないときに、同機能部品の
下流の圧力上昇を抑制するためのリリーフ弁が開弁時に
は同リリーフ弁ユニットと同期もしくは一体化した抵抗
部にて衛生洗浄装置の主水ポートの通過面積を狭くする
ので、主水路の抵抗部での圧力降下が大きくなり、その
ためリリーフ弁部の圧力が上昇する。リリーフ弁部の圧
力が上昇すると、リリーフ弁のリフト量が大きくなるた
め、開口面積が大きくなり、排水側に大流量が流れるた
め、主水路側の圧力上昇を抑えることができる。またそ
の抵抗部を設けないときと比べて、排水側の抵抗が主水
路側の抵抗より小さくなるので、一層、排水側へ水が流
れやすくなる。このようにリリーフ弁が作動したときの
主水路の圧力上昇を抑えることができるので、衛生洗浄
装置の耐圧設計を容易にし、万が一の場合においても、
圧力による破壊から漏水に至るなどの不具合がなくな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により説明する。図1は、一般的な衛生洗浄装置の外
観図である。このように衛生洗浄装置は現場の壁などに
ついている給水金具11から連結ホース12により、供
給水を衛生洗浄装置本体13に引き込む。その後、衛生
洗浄装置本体内で調圧、温調などを行った後、ノズル1
4より吐水し、局部洗浄を行う。
【0007】図2は、一般的な衛生洗浄装置の水回路の
ブロック図である。給水金具より連結ホースにて衛生洗
浄装置内に供給された水は、水道管側への逆流を防止す
るための逆止弁を経て、給水圧力を一定にするための調
圧弁により圧力調整が実施される。その後、ノズルへの
供給水を開閉する開閉弁である電磁弁を通過し、その下
流の圧力上昇を防ぐために圧力が上昇しすぎた場合に開
弁し、バイパスより排水させるためのリリーフ弁があ
る。リリーフ弁を通過した水は熱交換器へと入り、適温
に調整され、ノズルへと導かれていく。
【0008】図3は本発明の一実施例であるリリーフ弁
の構造図である。図で示したように通常はスプリング3
1の荷重によってリリーフ弁部32が弁ゴム33により
シールされ、排水ポート34側への流出を防いでいる。
ここでは、リリーフ弁開弁時の排水ポート34をリリー
フ弁部32の真横に設けることにより、排水側の流路抵
抗が小さくし、排水側への水を流れやすくしている。よ
って、主水路35側の圧力上昇が抑えられ、破壊などに
よる漏水の危険性もなくなる。もちろん、リリーフ弁の
スプリング31は開弁時の圧力を管理するため、セット
時の荷重を管理するとともに、開弁後はよりリフト量を
稼げるようにバネ定数の小さいものを採用するほうがよ
い。
【0009】図4は本発明の別の実施例を表すリリーフ
弁の構造図である。なお、前述の実施例と同じ構成に
は、同じ符号を付し、その説明を省いている。リリーフ
弁には弁体41と一体化した主水ポート42の抵抗部4
3があり、圧力の上昇に伴って、弁体が移動したとき
に、抵抗部が主水ポートの流路面積を小さくし、排水側
への抵抗を主水路側への抵抗より小さくすることによ
り、一層排水側へ水を流れやすくして、主水路側の圧力
上昇を抑制する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な衛生洗浄装置の外観図
【図2】衛生洗浄装置の水回路のブロック図
【図3】本発明の一実施例のリリーフ弁の構造図
【図4】本発明の別の実施例のリリーフ弁の構造図
【符号の説明】
11.給水金具 12.連結ホース 13.衛生洗浄装置本体 14.ノズル 31.スプリング 32.リリーフ弁部 33.弁ゴム 34.排水ポート 35.主水路 41.弁体 42.主水ポート 43.抵抗部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水などの供給水を内部に取り込み、
    水量調整、水温調整などを行った後、ノズルより人体局
    部へ洗浄水として噴出させる衛生洗浄装置において、供
    給水の給水圧を調圧もしくは供給水の流量を一定にする
    機能を持ち、且つ故障その他の原因でその機能が通常に
    作動しないときに、同機能部の下流の圧力上昇を抑制す
    るためのリリーフ弁ユニットを有し、そのリリーフ弁ユ
    ニットの排水ポートをリリーフ弁部の真横に配置するこ
    とを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 水道水などの供給水を内部に取り込み、
    水量調整、水温調整などを行った後、ノズルより人体局
    部へ洗浄水として噴出させる衛生洗浄装置において、供
    給水の給水圧を調圧もしくは供給水の流量を一定にする
    機能を持ち、且つ故障その他の原因でその機能が通常に
    作動しないときに、同機能部の下流の圧力上昇を抑制す
    るためのリリーフ弁ユニットを有し、そのリリーフ弁ユ
    ニットが開弁時には同リリーフ弁ユニットと同期もしく
    は一体化した抵抗部にて衛生洗浄装置の主水ポートの通
    過面積を狭くすることを特徴とする衛生洗浄装置。
JP27942999A 1999-09-30 1999-09-30 衛生洗浄装置 Pending JP2001098622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180022545A (ko) 2016-08-24 2018-03-06 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치

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