JP6705176B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
図2は、ケーシング400に内蔵されている局部洗浄機能部を表す。衛生洗浄装置100は、給水管91と、給湯管92と、給水接続部10と、給湯接続部20と、水側バルブユニット15と、湯側バルブユニット25と、ミキシングバルブ30と、安全弁部40と、切替部50(切替弁ユニット)と、オートクリーンユニット60(機能水生成部61)と、ノズル部470と、制御部480と、脱臭ユニット481と、を含む。これらは、ケーシング400のケースプレート401上に配置されている。ケースプレート401は、略水平方向に延在する皿状又は板状である。ケースプレート401は、適宜、排水等のために水平方向に対して傾斜した部分を有していてもよい。なお、図2では、便宜上、ケーシング400内の一部の要素を省略している。
給水管91は、水側配管部14を介して、水道や貯水タンクなどの給水源(図示せず)と接続される。水側配管部14は、ストレーナ11と、ストレーナ11の下流側に設けられた逆止弁12と、逆止弁12の下流側に設けられた止水弁13と、を有する。給水管91の下流側の端は、給水接続部10に接続される。これにより、給水管91は、衛生洗浄装置100に水を供給する。給水接続部10の下流側には、水側バルブユニット15が設けられる。水側バルブユニット15は、給水電磁弁16と、その下流側の水側調圧弁17と、を有する。水側バルブユニット15の下流側には、ミキシングバルブ30が設けられる。給水電磁弁16の開閉によって、ミキシングバルブ30へ水が供給される状態と、水の供給が停止された状態と、を切り替えることができる。水側調圧弁17は、例えば、シリンダ内に設けられバネ等によって付勢された弁(ピストン)を有する。シリンダ内に流入する水の圧力とバネ等による付勢力とに応じて、弁の開度が変化する。これにより、水側調圧弁17は、ミキシングバルブ30へ供給される水の圧力を調整する。
以上により、適度な温度の温水(混合水)をノズル473から噴射することができる。
図4(a)は、図2のS1−S2線における給水接続部10の断面を拡大して示す。
図4(a)に示したように、給水接続部10は、円筒部10aを含む。円筒部10aは、略上下方向に延びる管状(筒状)の部分であり、円筒部10aの位置は、ケースプレート401に対して、例えば、直接的又は間接的に固定されている。円筒部10aの下端には、下方に向かって開いた給水接続口10cが設けられている。円筒部10aの下端の外縁には、フランジ部10gが設けられている。フランジ部10gの外径は、円筒部10aの外径よりも大きい。
すなわち、給湯接続部20は、円筒部20aを含む。円筒部20aは、略上下方向に延びる管状(筒状)の部分であり、円筒部20aの位置は、ケースプレート401に対して、例えば、直接的又は間接的に固定されている。円筒部20aの下端には、下方に向かって開いた給湯接続口20cが設けられている。円筒部20aの下端の外縁には、フランジ部20gが設けられている。フランジ部20gの外径は、円筒部20aの外径よりも大きい。
図5(a)は、給水管91及び給湯管92が後方に延びている状態を表す。図5(b)は、給水管91及び給湯管92が右側方に延びている状態を表す。
また、給湯接続口20cから給湯管92が延びる方向D2は、回転軸Rx2を中心として水平面内において回転可能である。例えば、方向D2は、図5(a)及び図5(b)に示す角度範囲R2内において回転可能である。
なお、実施形態において、給水接続口10cを、左右方向において給湯接続口20cよりも内側としてもよい。この場合には、給水接続口10cを、給湯接続口20cよりも後方とする。これにより、給水管91及び給湯管92の取り回しが容易となる。
図6は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する分解斜視図である。
図6は、給水接続部10及び給湯接続部20を、右後方から眺めた状態を表す。
図6では、給水管91及び給湯管92は、それぞれ、給水接続部10及び給湯接続部20から外れている。
図7(a)は、抜け止め部材210を取り付ける途中の状態を表し、図7(b)は、抜け止め部材210が取り付けられた状態を表す。抜け止め部材210を取り付ける際には、挿入部分10eを円筒部10aに挿入した状態で、抜け止め部材210を、矢印A10の方向(例えば略水平方向)に押し込む。このとき、一対の挟持部211が、円筒部10a及び挿入部分10eに当接する。これにより、弾性変形によって、挟持部211同士の間隔が広くなる。抜け止め部材210をさらに押し込むと、挟持部211同士の間隔は、円筒部10a(及び挿入部分10e)の外径に応じて、図7(a)の状態に比べて狭くなる。これにより、図7(b)のように、抜け止め部材210が取り付けられる。図7(b)の状態においては、開口部211e(図6参照)は、フランジ部10g及びフランジ部10h(図4(a)参照)と係合する。このような抜け止め部材210を用いた接続によって、給水管91は、給水接続口10cの周りに回転可能な状態となり、給水接続部10に対して着脱可能である。
図8(a)〜図8(c)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する平面図及び斜視図である。
図8(a)は、カバー215を例示する平面図であり、図8(b)及び図8(c)は、カバー215の取り付けを例示する斜視図である。
図9は、衛生洗浄装置100aの一部を右後方から眺めた状態を表す。衛生洗浄装置100aは、給水接続部10に代えて給水接続部10xを有し、給湯接続部20に代えて給湯接続部20xを有する。これ以外は、衛生洗浄装置100aは、前述の衛生洗浄装置100と同様である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 水を供給する給水管と、
湯を供給する給湯管と、
前記給水管が接続された給水接続口と、
前記給湯管が接続された給湯接続口と、
前記水と前記湯とを混合した温水を、人体局部に向けて噴射して洗浄を行うノズルと、
を備えた衛生洗浄装置であって、
前記給水管は、前記給水接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、
前記給湯管は、前記給湯接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、
前記給水接続口及び前記給湯接続口の一方は、左右方向において、前記給水接続口及び前記給湯接続口の他方と、前記衛生洗浄装置の中心と、の間に位置し、
前記一方は、前記他方よりも後方に位置することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 水を供給する給水管と、
湯を供給する給湯管と、
前記給水管が接続された給水接続口と、
前記給湯管が接続された給湯接続口と、
前記水と前記湯とを混合した温水を、人体局部に向けて噴射して洗浄を行うノズルと、
を備えた衛生洗浄装置であって、
前記給水管は、前記給水接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、
前記給湯管は、前記給湯接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、
前記給水接続口及び前記給湯接続口の一方は、左右方向において、前記給水接続口及び前記給湯接続口の他方と、前記衛生洗浄装置の中心と、の間に位置し、
前記一方の位置は、前記他方の位置よりも低いことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記給水管及び前記給湯管のそれぞれは、可撓性を有することを特徴とする請求項1または2記載の衛生洗浄装置。
- 前記衛生洗浄装置の中心と前記給湯接続口との間の左右方向に沿った距離は、前記衛生洗浄装置の前記中心と前記給水接続口との間の左右方向に沿った距離よりも短いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記給水接続口は、前記給湯接続口よりも前方に位置することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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JP7422979B2 (ja) | 2020-02-21 | 2024-01-29 | Toto株式会社 | 水洗大便器装置 |
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