JP6705176B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関する。
トイレに設置される衛生洗浄装置は、ノズルから洗浄水を使用者の局部に噴射して、局部を洗浄する。このとき、噴射される洗浄水の温度が低すぎると、使用者が不快に感じることがある。そこで、衛生洗浄装置には、局部洗浄時に適度な温度の温水を噴射することが望まれる。
温水を供給する方法として、多数のトイレが設置される設備においては、セントラル給湯方式と呼ばれる給湯の方式が採用される。セントラル給湯方式においては、1ヶ所に設置された加熱装置によって水が熱され、湯が生成される。生成された湯は、配管等によって各トイレ室へ導かれる。また、湯とは別に、常温の水が水道管等の配管によって各トイレ室へ導かれる。このとき、衛生洗浄装置には、ミキシングバルブ(湯水混合弁)が用いられる。ミキシングバルブは、湯と常温の水とを混合して温水(混合水)を生成する。これにより、局部洗浄において、適度な温度の温水を噴射することが可能となる。例えば、湯が通る配管と衛生洗浄装置とを接続する給湯管、及び、水が通る配管と衛生洗浄装置とを接続する給水管には、それぞれ、銅管などが用いられている。
特許第3019314号公報
湯と水とが別々に供給される衛生洗浄装置の設置やメンテナンスにおいて、給水管及び給湯管に銅管を用いる場合、施工者が現場でそれぞれの銅管を曲げることとなる。この際、一方の銅管の位置によっては、他方の銅管を曲げる作業に支障が生じる場合がある。また、このような作業の施工精度は、施工者の技量に依存することがあり、施工性の向上が望まれている。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、湯と水とが別々に供給される場合において施工性を向上させた衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、水を供給する給水管と、湯を供給する給湯管と、前記給水管が接続された給水接続口と、前記給湯管が接続された給湯接続口と、前記水と前記湯とを混合した温水を、人体局部に向けて噴射して洗浄を行うノズルと、を備えた衛生洗浄装置であって、前記給水管は、前記給水接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、前記給湯管は、前記給湯接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、前記給水接続口及び前記給湯接続口の一方は、左右方向において、前記給水接続口及び前記給湯接続口の他方と、前記衛生洗浄装置の中心と、の間に位置し、前記一方は、前記他方よりも後方に位置することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、給水管は給水接続口の周りに回転可能であり、給湯管は給湯接続口の周りに回転可能である。これにより、施工者は、給水管が延びる方向及び給湯管が延びる方向を簡易に変更することができる。また、給水接続口及び給湯接続口は、前後方向においても左右方向においても、互いにずれた位置に設けられる。これにより、給水管及び給湯管を回転させて、給水管及び給湯管が後方に延びる状態と、給水管及び給湯管が側方に延びる状態と、を切り替える際に、一方の管によって他方の管の可動範囲が制限されにくい。すなわち、回転の際に管同士が干渉しにくい。これにより、管の取り回しが容易となり、施工性を向上させることができる。
第2の発明は、水を供給する給水管と、湯を供給する給湯管と、前記給水管が接続された給水接続口と、前記給湯管が接続された給湯接続口と、前記水と前記湯とを混合した温水を、人体局部に向けて噴射して洗浄を行うノズルと、を備えた衛生洗浄装置であって、前記給水管は、前記給水接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、前記給湯管は、前記給湯接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり、前記給水接続口及び前記給湯接続口の一方は、左右方向において、前記給水接続口及び前記給湯接続口の他方と、前記衛生洗浄装置の中心と、の間に位置し、前記一方の位置は、前記他方の位置よりも低いことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、給水管は給水接続口の周りに回転可能であり、給湯管は給湯接続口の周りに回転可能である。これにより、施工者は、給水管が延びる方向及び給湯管が延びる方向を簡易に変更することができる。また、給水接続口及び給湯接続口のうち、より内側に位置する方が、より低い位置に設けられる。これにより、給水管及び給湯管を回転させて、給水管及び給湯管が後方に延びる状態と、給水管及び給湯管が側方に延びる状態と、を切り替える際に、一方の管によって他方の管の可動範囲が制限されにくい。すなわち、回転の際に管同士が干渉しにくい。これにより、管の取り回しが容易となり、施工性を向上させることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記給水管及び前記給湯管のそれぞれは、可撓性を有することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、給水管及び給湯管が可撓性を有することで、給水管及び給湯管が延びる方向を容易に変更することができ、さらに施工性を向上させることができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記衛生洗浄装置の中心と前記給湯接続口との間の左右方向に沿った距離は、前記衛生洗浄装置の前記中心と前記給水接続口との間の左右方向に沿った距離よりも短いことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、給湯接続口は、左右方向において給水接続口よりも衛生洗浄装置の内側に位置する。このため、給湯接続口に接続された給湯管は、給水接続口に接続された給水管よりも、使用者から遠くなる。これにより、使用者が給湯管に触れることを防ぐことができる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記給水接続口は、前記給湯接続口よりも前方に位置することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、給湯接続口は、給水接続口よりも後方に位置する。このため、給湯接続口に接続された給湯管は、給水接続口に接続された給水管よりも、使用者から遠くなる。これにより、使用者が給湯管に触れることを防ぐことができる。
本発明の態様によれば、湯と水とが別々に供給される場合において施工性を向上させた衛生洗浄装置を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の内部を例示する模式的平面図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置における水路を例示する図である。 図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する断面図である。 図5(a)〜図5(c)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する平面図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する分解斜視図である。 図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する平面図である。 図8(a)〜図8(c)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する平面図及び斜視図である。 実施形態に係る他の衛生洗浄装置の一部を例示する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
ここで、本願明細書においては、便座200に座った使用者からみて上方を「上方」とし、便座200に座った使用者からみて下方を「下方」とする。また、開いた状態の便蓋300に背を向けて便座200に座った使用者からみて前方を「前方」とし、便座200に座った使用者からみて後方を「後方」とする。また、便座200に座った使用者からみて右側を「右側方」とし、便座200に座った使用者からみて左側を「左側方」とする。
ケーシング400の内部には、便座200に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する局部洗浄機能部などが内蔵されている。また、例えばケーシング400には、トイレ室への使用者の入室を検知する入室検知センサ402(人体検知手段)、便座200の前方にいる使用者を検知する人体検知センサ403(人体検知手段)、便座200への使用者の着座を検知する着座検知センサ404(人体検知手段)が設けられている。
着座検知センサ404が便座200に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部500を操作すると、ノズル473(洗浄ノズル)を便器800のボウル801内に進出させることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置100では、ノズル473がボウル801内に進出した状態を表している。ノズル473の進退は、モータによる駆動力などの任意の手段によって行われる。
ノズル473の先端部には、ひとつあるいは複数の吐水口474が設けられている。そして、ノズル473は、その先端部に設けられた吐水口474から水や温水を噴射して、便座200に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。
なお、着座検知センサ404は、使用者が便座200に着座する直前において便座200の上方に存在する人体や、便座200に着座した使用者を検知することができる。すなわち、着座検知センサ404は、便座200に着座した使用者だけではなく、便座200の上方に存在する使用者を検知することができる。このような着座検知センサ404としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサなどを用いることができる。
また、人体検知センサ403は、便器800の前方にいる使用者、すなわち便座200から前方へ離間した位置に存在する使用者を検知することができる。つまり、人体検知センサ403は、トイレ室に入室して便座200に近づいてきた使用者を検知することができる。このような人体検知センサ403としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサなどを用いることができる。
また、入室検知センサ402は、トイレ室のドアを開けて入室した直後の使用者や、トイレ室に入室しようとしてドアの前に存在する使用者を検知することができる。つまり、入室検知センサ402は、トイレ室に入室した使用者だけではなく、トイレ室に入室する前の使用者、すなわちトイレ室の外側のドアの前に存在する使用者を検知することができる。このような入室検知センサ402としては、焦電センサや、ドップラーセンサなどのマイクロ波センサなどを用いることができる。マイクロ波のドップラー効果を利用したセンサや、マイクロ波を送信し反射したマイクロ波の振幅(強度)に基づいて被検知体を検出するセンサなどを用いた場合、トイレ室のドア越しに使用者の存在を検知することが可能となる。つまり、トイレ室に入室する前の使用者を検知することができる。
また、ケーシング400には、便座200を温める「便座ヒータ」や、便座200に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や、「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。例えば、脱臭ユニット481は、電解水などが含浸されたフィルター及び脱臭ファン482を有する(図2参照)。トイレ室内の臭気は、脱臭ファン482の動作によって、ケーシング400内に吸引され、フィルターを通過する。これにより、悪臭成分が電解水によって吸収又は分解される。この際、ケーシング400の側面又は背面には、脱臭ユニットからの排気口及び室内暖房ユニットからの排出口が適宜設けられる。ただし、実施形態においては、便座ヒータ、温風乾燥機能、脱臭ユニット及び室温暖房ユニットなどは、必ずしも設けられなくてもよい。
図2は、実施形態に係る衛生洗浄装置の内部を例示する平面図である。
図2は、ケーシング400に内蔵されている局部洗浄機能部を表す。衛生洗浄装置100は、給水管91と、給湯管92と、給水接続部10と、給湯接続部20と、水側バルブユニット15と、湯側バルブユニット25と、ミキシングバルブ30と、安全弁部40と、切替部50(切替弁ユニット)と、オートクリーンユニット60(機能水生成部61)と、ノズル部470と、制御部480と、脱臭ユニット481と、を含む。これらは、ケーシング400のケースプレート401上に配置されている。ケースプレート401は、略水平方向に延在する皿状又は板状である。ケースプレート401は、適宜、排水等のために水平方向に対して傾斜した部分を有していてもよい。なお、図2では、便宜上、ケーシング400内の一部の要素を省略している。
制御部480は、IC素子などを含む制御回路(マイコン)である。制御部480によって、水側バルブユニット15、湯側バルブユニット25、ノズル部470及び脱臭ユニット481(脱臭ファン482)等に含まれる電磁弁やモータなどの動作が制御される。また、制御部480は、人体検知手段、便座ヒータ、オートクリーンユニット60などの動作を制御する。
図3は、実施形態に係る衛生洗浄装置における水路を例示するブロック図である。
給水管91は、水側配管部14を介して、水道や貯水タンクなどの給水源(図示せず)と接続される。水側配管部14は、ストレーナ11と、ストレーナ11の下流側に設けられた逆止弁12と、逆止弁12の下流側に設けられた止水弁13と、を有する。給水管91の下流側の端は、給水接続部10に接続される。これにより、給水管91は、衛生洗浄装置100に水を供給する。給水接続部10の下流側には、水側バルブユニット15が設けられる。水側バルブユニット15は、給水電磁弁16と、その下流側の水側調圧弁17と、を有する。水側バルブユニット15の下流側には、ミキシングバルブ30が設けられる。給水電磁弁16の開閉によって、ミキシングバルブ30へ水が供給される状態と、水の供給が停止された状態と、を切り替えることができる。水側調圧弁17は、例えば、シリンダ内に設けられバネ等によって付勢された弁(ピストン)を有する。シリンダ内に流入する水の圧力とバネ等による付勢力とに応じて、弁の開度が変化する。これにより、水側調圧弁17は、ミキシングバルブ30へ供給される水の圧力を調整する。
一方、給湯管92は、湯側配管部24を介して、加熱装置などの給湯源(図示せず)と接続される。湯側配管部24は、ストレーナ21と、ストレーナ21の下流側に設けられた逆止弁22と、逆止弁22の下流側に設けられた止水栓23と、を有する。給湯管92の下流側の端は、給湯接続部20に接続される。これにより、給湯接続部20は、衛生洗浄装置100に加熱された湯を供給する。給湯接続部20の下流側には、湯側バルブユニット25が設けられる。湯側バルブユニット25は、給湯電磁弁26と、その下流側の湯側調圧弁27と、を有する。湯側バルブユニット25の下流側にミキシングバルブ30が設けられる。給湯電磁弁26の開閉によって、ミキシングバルブ30へ湯が供給される状態と、湯の供給が停止された状態と、を切り替えることができる。湯側調圧弁27は、例えば、シリンダ内に設けられバネ等によって付勢された弁(ピストン)を有する。シリンダ内に流入する湯の圧力とバネ等による付勢力とに応じて、弁の開度が変化する。これにより、湯側調圧弁27は、ミキシングバルブ30へ供給される湯の圧力を調整する。
ミキシングバルブ30は、供給された湯と水とを混合して混合水を生成する。これにより、適度な温度の温水(混合水)を、下流側へ供給することができ、ノズル473から噴射することができる。なお、本願明細書において、「温水」とは、給水管から供給された水と、給湯管から供給された湯と、が任意の割合で混合された混合水をいう。特に言及しない場合、温水の温度は限定されない。
この例では、ミキシングバルブ30には、温度検知手段が設けられる。これにより、ミキシングバルブ30は、温水の温度を自動で調整することができる。例えば、ミキシングバルブ30は、温度検知手段としてワックスエレメントを用いたワックス式温度調整弁である。なお、実施形態において、ミキシングバルブ30には、ワックス式温度調整弁に限らず、任意の湯水混合弁を用いることができる。例えば、温度検知手段としてバイメタルや任意の温度センサを用いることができる。
ミキシングバルブ30の下流側には、安全弁部40が設けられる。安全弁部40は、サーミスタ41と安全弁42を有する。安全弁42は、例えば、シリンダ内に設けられバネ等によって付勢された弁(ピストン)を有する。シリンダ内に流入する温水の圧力が所定値よりも高くなると、弁が開き、図2及び図3に表した矢印A4のように温水は、ケースプレート401側へ導かれる。これにより温水は、ケースプレート401の前方に設けられた開口から外部(例えばボウル801)へ排水される。
衛生洗浄装置100が有する温水の流路110は、ミキシングバルブ30及び安全弁部40の下流側に設けられた第1分岐部51と、ノズル側水路55と、第1捨水路81と、を含む。ノズル側水路55及び第1捨水路81は、それぞれ、第1分岐部51の下流側に設けられ、第1分岐部51から分岐している。
第1分岐部51には、切替部50(切替弁ユニット)が設けられている。切替部50は、電磁弁150を含む。これにより、第1分岐部51は、ミキシングバルブ30から供給された温水の流路を切り替える。すなわち、電磁弁150のON/OFFによって、温水がノズル側水路55へ流れる状態と、温水が第1捨水路81へ流れる状態と、が切り替えられる。温水は、ノズル側水路55及び第1捨水路81の双方に同時に流れなくてよい。
第1捨水路81には、負圧破壊装置153が設けられている。第1捨水路81へ流れた温水は、図2及び図3に表した矢印A5のように、ケースプレート401側へ導かれ、ケースプレート401の前方に設けられた開口から外部(例えばボウル801)へ捨てられる。
例えば、使用者が衛生洗浄装置100を使用するときに、着座検知センサ404の出力に応じて、水側バルブユニット15及び湯側バルブユニット25が開かれる。このとき、湯や温水の流路、及び、その流路内に残留した温水が冷えていることがある。また、ミキシングバルブ30に所定量以上の水及び湯を流すことにより、ミキシングバルブ30は、温水の温度を調整することができる。このため、使用者の使用開始直後においては、ミキシングバルブ30から供給される温水の温度が使用者にとって低い場合がある。そこで、衛生洗浄装置100は、人体の着座検知の後に、所定量の温水を第1捨水路81へ捨てる。例えば、ミキシングバルブ30において、温水が適度な温度となるまで、第1捨水路81へ温水が流される。
その後、例えば、使用者が局部洗浄を行う際に操作部500を操作することで、電磁弁150によって流路が切り替えられる。これにより温水は、ノズル側水路55へ流れる。ノズル側水路55は、第2分岐部52と、導水路70と、第2捨水路82と、を含む。導水路70及び第2捨水路82は、それぞれ、第2分岐部52の下流側に設けられ、第2分岐部52から分岐している。
第2捨水路82は、温水をケースプレート401側へ導き、矢印A6のように、ケースプレート401の前方に設けられた開口から外部(例えばボウル801)へ捨てる。導水路70は、ノズル部470(ノズル473)へ温水を導く。
ノズル部470は、流量切替弁471と流路切替弁472とノズル473とを有する。流量切替弁471及び流路切替弁472によって、ノズル473における水勢の調節や、水を吐出する吐水口474の切替などが可能である。
以上により、適度な温度の温水(混合水)をノズル473から噴射することができる。
第2分岐部52よりも下流側の導水路70上には、オートクリーンユニット60及び負圧破壊装置154が設けられている。オートクリーンユニット60は、温水から機能水を生成する機能水生成部61を含む。機能水は、例えば、除菌機能を有する除菌水である。例えば、機能水生成部61は、電解槽を含み、電解槽の内部を流れる水道水(温水)を電気分解することにより、次亜塩素酸を含む機能水を生成する。オートクリーンユニット60は、衛生洗浄装置100の使用後に、ノズル部470に機能水を供給する。これにより、ノズル473の外周表面(胴体)などを除菌することができる。
なお、「機能水」とは、次亜塩素酸などの除菌成分を水道水よりも多く含む溶液をいう。また、機能水生成部61において生成される機能水は、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む溶液、電解塩素やオゾンなどを含む溶液であってもよい。機能水は、酸性水やアルカリ水であってもよい。実施形態において、殺菌水生成部は、電解槽に限定されるわけではない。例えば、除菌水は、除菌剤または除菌液を水に溶解させることによって生成されてもよい。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する断面図である。
図4(a)は、図2のS1−S2線における給水接続部10の断面を拡大して示す。
図4(a)に示したように、給水接続部10は、円筒部10aを含む。円筒部10aは、略上下方向に延びる管状(筒状)の部分であり、円筒部10aの位置は、ケースプレート401に対して、例えば、直接的又は間接的に固定されている。円筒部10aの下端には、下方に向かって開いた給水接続口10cが設けられている。円筒部10aの下端の外縁には、フランジ部10gが設けられている。フランジ部10gの外径は、円筒部10aの外径よりも大きい。
給水管91の端部には、接続管10bが取り付けられている。接続管10bは、略水平方向に延びる水平部分10dと、略上下方向に延びる挿入部分10eと、を含む。水平部分10dと挿入部分10eとは、連続しており、1つの管を形成している。水平部分10dの端部が、給水管91に固定されている。挿入部分10eの上端には、上方に向かって開いた開口10fが設けられている。挿入部分10eの外形は、給水接続口10cの形状に対応している。挿入部分10eは、例えば、円筒状である。挿入部分10eの外径は、給水接続口10cの内径と実質的に同じである。挿入部分10eの外縁には、フランジ部10hが設けられている。フランジ部10hの外径は、挿入部分10eの外径よりも大きい。
給水管91は、接続管10bを介して給水接続口10cに接続されている。具体的には、接続管10bの挿入部分10eが、給水接続口10cに挿入されている。このとき、フランジ部10hは、フランジ部10gに当接する。また、フランジ部10hよりも先端側において、挿入部分10eの外周面に溝が設けられており、溝にシール部材10sが設けられる。シール部材10sは、ゴムなどの弾性材料からなり、挿入部分10eと給水接続部10との間を埋める。これにより、給水管91に流れる水は、接続管10b及び円筒部10aを介して、水側バルブユニット15へ流れる。
なお、この例は、接続管10bを給水接続口10cに挿入する構成であるが、これとは反対に、給水接続口10cを接続管10bに挿入する構成としてもよい。また、給水接続口10cが上方を向き、開口10fが下方を向く構成としてもよい。
実施形態においては、給水管91は、給水接続口10cの周りに回転可能な状態で接続されている。つまり、給水管91は、図4(a)に示す回転軸Rx1を中心に回転可能である。回転軸Rx1は、給水接続口10cの略中心を通り、略鉛直方向に延在する軸である。これにより、上方から見たときに、給水接続口10cから給水管91が延びる方向D1(水平部分10dが延在する方向)は、可変である。
図4(b)は、図2のS3−S4線における給湯接続部20の断面を拡大して示す。 給湯接続部20の構成は、給水接続部10の構成と同様である。
すなわち、給湯接続部20は、円筒部20aを含む。円筒部20aは、略上下方向に延びる管状(筒状)の部分であり、円筒部20aの位置は、ケースプレート401に対して、例えば、直接的又は間接的に固定されている。円筒部20aの下端には、下方に向かって開いた給湯接続口20cが設けられている。円筒部20aの下端の外縁には、フランジ部20gが設けられている。フランジ部20gの外径は、円筒部20aの外径よりも大きい。
給湯管92の端部には、接続管20bが取り付けられている。接続管20bは、略水平方向に延びる水平部分20dと、略上下方向に延びる挿入部分20eと、を含む。水平部分20dと挿入部分20eとは、連続しており、1つの管を形成している。水平部分20dの端部が、給湯管92に固定されている。挿入部分20eの上端には、上方に向かって開いた開口20fが設けられている。挿入部分20eの外形は、給湯接続口20cの形状に対応している。挿入部分20eは、例えば、円筒状である。挿入部分20eの外径は、給湯接続口20cの内径と実質的に同じである。挿入部分20eの外縁には、フランジ部20hが設けられている。フランジ部20hの外径は、挿入部分20eの外径よりも大きい。
給湯管92は、接続管20bを介して給湯接続口20cに接続されている。具体的には、接続管20bの挿入部分20eが、給湯接続口20cに挿入されている。このとき、フランジ部20hは、フランジ部20gに当接する。また、フランジ部20hよりも先端側において、挿入部分20eの外周面に溝が設けられており、溝にシール部材20sが設けられる。シール部材20sは、ゴムなどの弾性材料からなり、挿入部分20eと給湯接続部20との間を埋める。これにより、給湯管92に流れる湯は、接続管20b及び円筒部20aを介して、湯側バルブユニット25へ流れる。
なお、この例は、接続管20bを給湯接続口20cに挿入する構成であるが、これとは反対に、給湯接続口20cを接続管20bに挿入する構成としてもよい。また、給湯接続口20cが上方を向き、開口20fが下方を向く構成としてもよい。
実施形態においては、給湯管92は、給湯接続口20cの周りに回転可能な状態で接続されている。つまり、給湯管92は、図4(b)に示す回転軸Rx2を中心に回転可能である。回転軸Rx2は、給湯接続口20cの略中心を通り、略鉛直方向に延在する軸である。これにより、上方から見たときに、給湯接続口20cから給湯管92が延びる方向D2(水平部分20dが延在する方向)は、可変である。
図5(a)〜図5(c)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する平面図である。
図5(a)は、給水管91及び給湯管92が後方に延びている状態を表す。図5(b)は、給水管91及び給湯管92が右側方に延びている状態を表す。
既に述べた通り、給水接続口10cから給水管91が延びる方向D1は、回転軸Rx1を中心として水平面内において回転可能である。例えば、方向D1は、図5(a)及び図5(b)に示す角度範囲R1内において回転可能である。
また、給湯接続口20cから給湯管92が延びる方向D2は、回転軸Rx2を中心として水平面内において回転可能である。例えば、方向D2は、図5(a)及び図5(b)に示す角度範囲R2内において回転可能である。
衛生洗浄装置100がトイレ室に設置される場合、給水管91及び給湯管92が延びる方向は、トイレ室に水を導く水道管の位置、トイレ室へ湯を導く配管の位置、トイレ装置の形状などに応じて適宜定められる。このため、例えば、給水管91及び給湯管92が衛生洗浄装置100の後方へ延びることが望ましい場合と、給水管91及び給湯管92が衛生洗浄装置100の側方へ延びることが望ましい場合と、がある。
このとき、給水管及び給湯管に銅管を用いた従来の衛生洗浄装置においては、施工者が、それぞれの現場に応じて、給水管及び給湯管を後方又は側方に曲げることとなる。この際、一方の銅管の位置によっては、他方の銅管を配置したり曲げたりする作業に支障が生じることがある。また、この作業の施工精度や手間などは、施工者の技量に依存する。
これに対して、実施形態においては、給水管91は給水接続口10cの周りに回転可能であり、給湯管92は給湯接続口20cの周りに回転可能である。これにより、施工者は、給水管91が延びる方向D1及び給湯管92が延びる方向D2を簡易に変更することができる。例えば、管を曲げなくても、給水管91及び給湯管92が後方に延びる状態と、側方に延びる状態と、を簡易に切り替えることができる。
さらに実施形態においては、給水接続口10cの中心C1と、給湯接続口20cの中心C2と、は、上方からみたときに斜めに配置されている。すなわち、この例では、給湯接続口20cは、給水接続口10cよりも後方に位置する。そして、給湯接続口20cは、左右方向において、給水接続口10cと衛生洗浄装置100の中心との間に位置する。換言すると、給湯接続口20cは、左右方向において給水接続口10cよりも内側に設けられている。このように、給水接続口10c及び給湯接続口20cのうち、より内側に位置する方が、より後方に配置される。
これにより、給水管91及び給湯管92を回転させて、給水管91及び給湯管92が後方に延びる状態と、給水管91及び給湯管92が側方に延びる状態と、を切り替える際に、一方の管によって他方の管の可動範囲が制限されにくい。すなわち、回転の際に、管同士が干渉しにくい。これにより、給水管91及び給湯管92の取り回しが容易となり、施工性を向上させることができる。
また、給水接続口10cと給湯接続口20cとは、前後方向において(前方から見たときに)重ならず、かつ、左右方向において(側方から見たときに)重ならない。これにより、さらに広い可動範囲を確保することができる。例えば、給水管91及び給湯管92が延びる方向を、衛生洗浄装置100の真後ろ、または、真横、とすることができる。
なお、実施形態において、給水接続口10cを、左右方向において給湯接続口20cよりも内側としてもよい。この場合には、給水接続口10cを、給湯接続口20cよりも後方とする。これにより、給水管91及び給湯管92の取り回しが容易となる。
給水管91及び給湯管92のそれぞれは、可撓性を有することが望ましい。例えば、可撓性を有する給水管91及び給湯管92として、ポリ塩化ビニルなどの樹脂製のホースや、蛇腹状の金属製(SUS等)のホースを用いることができる。これにより、給水管91及び給湯管92が延びる方向を、容易に変更することができる。従って、さらに施工性を向上させることができる。
また、給水接続口10cと給湯接続口20cとが離れていると、トイレ室内において給水管91及び給湯管92のために無駄にスペースが必要となったり、施工性が低下したりすることがある。このため、上方から見たときに、給水接続口10cと給湯接続口20cとの間の距離は、短いことが望ましい。この例では、図2に示したように、ケースプレート401上の右後方の隅に、給水接続部(給水接続口10c)と給湯接続部(給湯接続口20c)とが、設けられている。例えば、図5(c)に示した、中心C1と中心C2との間の距離D1は、30mm以上50mm以下程度である。この際、給水接続口10c及び給湯接続口20cとを、ケースプレート401の外縁に沿って並べることが望ましい。これにより、ケースプレート401上におけるスペースの無駄や施工性の低下を抑制できる。例えば、ケースプレート401の左右方向における端と、中心C1と、の間の左右方向に沿った距離D2は、10mm以上30mm以下程度であり、ケースプレート401の最後端と、中心C1と、の間の前後方向に沿った距離D3は、48mm以上68mm以下程度である。また、例えば、ケースプレート401の左右方向における端と、中心C2と、の間の左右方向に沿った距離D4は、40mm以上60mm以下程度であり、ケースプレート401の最後端と、中心C2と、の間の前後方向に沿った距離D5は、24mm以上44mm以下程度である。なお、上記において、ケースプレート401の左右方向における端とは、ケースプレート401の右端及び左端のうち、中心C1及び中心C2により近い方をいう。
例えば、給湯管92に湯が流れると、給湯管92の温度が高くなることがある。このとき、使用者が、給湯管92に触れて驚倒する場合がある。これに対して、給湯接続口20cは、左右方向において給水接続口10cよりも内側に位置する。換言すれば、図2に示すように、衛生洗浄装置100の中心(ケースプレート401の中心)と給湯接続口20cとの間の左右方向に沿った距離L1は、衛生洗浄装置100の中心(ケースプレート401の中心)と給水接続口10cとの間の左右方向に沿った距離L2よりも短い。左右方向において、給湯接続口20cは、衛生洗浄装置100の中心と、給水接続口10cと、の間に位置する。これにより、給湯管92は、給水管91よりも使用者から遠くなり、使用者が衛生洗浄装置100の側方から給湯管92に触れることを防ぐことができる。
さらに、給湯接続口20cは、給水接続口10cよりも後方に位置する。これにより、給湯管92は、給水管91よりも、使用者から遠くなる。従って、使用者が給湯管92に触れることを防ぐことができる。
次に、図6、図7(a)、図7(b)及び図8(a)〜図8(c)を参照して、給水管及び給湯管の接続方法について説明する。
図6は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する分解斜視図である。
図6は、給水接続部10及び給湯接続部20を、右後方から眺めた状態を表す。
図6では、給水管91及び給湯管92は、それぞれ、給水接続部10及び給湯接続部20から外れている。
接続管10bを含む給水管91と給水接続部10との接続には、抜け止め部材210及びカバー215が用いられる。抜け止め部材210は、円筒部10aと接続管10bとを挟む一対の挟持部211を有するクリップ状である。各挟持部211は、円筒部10aと挿入部分10eの外径に応じて湾曲した形状を有する。各挟持部211には、開口部211eが設けられている。
抜け止め部材210には、金属や樹脂などの弾性を有する材料が用いられる。弾性変形によって、挟持部211同士の間隔は変化する。この例では、抜け止め部材210の全体が弾性を有する。これに限ることなく、抜け止め部材210は、少なくとも一部が弾性を有し、各挟持部211の間隔が弾性変形によって変化可能であればよい。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する平面図である。
図7(a)は、抜け止め部材210を取り付ける途中の状態を表し、図7(b)は、抜け止め部材210が取り付けられた状態を表す。抜け止め部材210を取り付ける際には、挿入部分10eを円筒部10aに挿入した状態で、抜け止め部材210を、矢印A10の方向(例えば略水平方向)に押し込む。このとき、一対の挟持部211が、円筒部10a及び挿入部分10eに当接する。これにより、弾性変形によって、挟持部211同士の間隔が広くなる。抜け止め部材210をさらに押し込むと、挟持部211同士の間隔は、円筒部10a(及び挿入部分10e)の外径に応じて、図7(a)の状態に比べて狭くなる。これにより、図7(b)のように、抜け止め部材210が取り付けられる。図7(b)の状態においては、開口部211e(図6参照)は、フランジ部10g及びフランジ部10h(図4(a)参照)と係合する。このような抜け止め部材210を用いた接続によって、給水管91は、給水接続口10cの周りに回転可能な状態となり、給水接続部10に対して着脱可能である。
抜け止め部材210が取り付けられた後に、カバー215が取り付けられる。
図8(a)〜図8(c)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の一部を例示する平面図及び斜視図である。
図8(a)は、カバー215を例示する平面図であり、図8(b)及び図8(c)は、カバー215の取り付けを例示する斜視図である。
図8(a)に表したように、カバー215は、挿入部215aと、カバー部215bと、係合部215pと、を含む。この例では、カバー部215bの両端に挿入部215aが設けられている。カバー215は、抜け止め部材210を側面から覆うように、取り付けられる。図8(b)に表したように、ケースプレート401と抜け止め部材210との間の隙間に、挿入部215aを挿入する。これにより、図8(c)に表したように、カバー部215bによって、抜け止め部材210が隠蔽される。
ケースプレート401の側面には、フック401p(係合部)が設けられている。フック401pの形状は、カバー215の係合部215pの形状と対応している。カバー215が取り付けられた際に、フック401pと係合部215pとが係合する。これにより、カバー215がケースプレート401に対して固定される。
図6を再び参照して説明すると、接続管20bを含む給湯管92と給湯接続部20との接続には、抜け止め部材220及びカバー225が用いられる。抜け止め部材220及びカバー225は、それぞれ、抜け止め部材210及びカバー215と同様である。すなわち、抜け止め部材220は、挟持部221及び開口部221eを有する。カバー225は、挿入部225a、カバー部225b及びフック225pを有する。
給湯管92と給湯接続部20との接続方法は、既に述べた給水管91と給水接続部10との接続方法と同様であるので、詳細な説明は省略する。以上により、給湯管92も給湯接続口20cの周りに回転可能な状態となり、給湯接続部20に対して着脱可能である。
図9は、実施形態に係る他の衛生洗浄装置の一部を例示する斜視図である。
図9は、衛生洗浄装置100aの一部を右後方から眺めた状態を表す。衛生洗浄装置100aは、給水接続部10に代えて給水接続部10xを有し、給湯接続部20に代えて給湯接続部20xを有する。これ以外は、衛生洗浄装置100aは、前述の衛生洗浄装置100と同様である。
図9に表したように、給水接続部10xの給水接続口10cの高さは、給湯接続部20xの給湯接続口20cの高さと異なる。この例では、給湯接続口20cは、給水接続口10cよりも低い位置に設けられている。これ以外は、給水接続部10x及び給湯接続部20xは、それぞれ、前述の給水接続部10及び給湯接続部20と同様である。
このように給湯接続口20cの位置を低くすることによって、給水管91の回転及び給湯管92の回転の際に、管同士の干渉をより抑制することができる。これにより、管の取り回しがさらに容易となり、施工性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、給水管、給湯管、給水接続部、給湯接続部、ノズルなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 給水接続部、 10a 円筒部、 10b 接続管、 10c 給水接続口、 10d 水平部分、 10e 挿入部分、 10f 開口、 10g フランジ部、 10h フランジ部、 10s シール部材、 10x 給水接続部、 11 ストレーナ、 12 逆止弁、 13 止水弁、 14 水側配管部、 15 水側バルブユニット、 16 給水電磁弁、 17 水側調圧弁、 20 給湯接続部、 20a 円筒部、 20b 接続管、 20c 給湯接続口、 20d 水平部分、 20e 挿入部分、 20f 開口、 20g フランジ部、 20h フランジ部、 20s シール部材、 20x 給湯接続部、 21 ストレーナ、 22 逆止弁、 23 止水栓、 24 湯側配管部、 25 湯側バルブユニット、 26 給湯電磁弁、 27 湯側調圧弁、 30 ミキシングバルブ、 40 安全弁部、 41 サーミスタ、 42 安全弁、 50 切替部、 51 第1分岐部、 52 第2分岐部、 55 ノズル側水路、 60 オートクリーンユニット、 61 機能水生成部、 70 導水路、 81 第1捨水路、 82 第2捨水路、 91 給水管、 92 給湯管、 100、100a 衛生洗浄装置、 110 流路、 150 電磁弁、 153、154 負圧破壊装置、 200 便座、 210 抜け止め部材、 211 挟持部、 211e 開口部、 215 カバー、 215a 挿入部、 215b カバー部、 215p 係合部、 220 抜け止め部材、 221 挟持部、 221e 開口部、 225 カバー、 225a 挿入部、 225b カバー部、 225p フック、 300 便蓋、 400 ケーシング、 401 ケースプレート、 401p フック、 402 入室検知センサ、 403 人体検知センサ、 404 着座検知センサ、 470 ノズル部、 471 流量切替弁、 472 流路切替弁、 473 ノズル、 474 吐水口、 480 制御部、 481 脱臭ユニット、 482 脱臭ファン、 500 操作部、 800 便器、 801 ボウル


Claims (5)

  1. 水を供給する給水管と、
    湯を供給する給湯管と、
    前記給水管が接続された給水接続口と、
    前記給湯管が接続された給湯接続口と、
    前記水と前記湯とを混合した温水を、人体局部に向けて噴射して洗浄を行うノズルと、
    を備えた衛生洗浄装置であって、
    前記給水管は、前記給水接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり
    前記給湯管は、前記給湯接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり
    前記給水接続口及び前記給湯接続口の一方は、左右方向において、前記給水接続口及び前記給湯接続口の他方と、前記衛生洗浄装置の中心と、の間に位置し、
    前記一方は、前記他方よりも後方に位置することを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 水を供給する給水管と、
    湯を供給する給湯管と、
    前記給水管が接続された給水接続口と、
    前記給湯管が接続された給湯接続口と、
    前記水と前記湯とを混合した温水を、人体局部に向けて噴射して洗浄を行うノズルと、
    を備えた衛生洗浄装置であって、
    前記給水管は、前記給水接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり
    前記給湯管は、前記給湯接続口に接続された状態において水平方向に回転可能であり
    前記給水接続口及び前記給湯接続口の一方は、左右方向において、前記給水接続口及び前記給湯接続口の他方と、前記衛生洗浄装置の中心と、の間に位置し、
    前記一方の位置は、前記他方の位置よりも低いことを特徴とする衛生洗浄装置。
  3. 前記給水管及び前記給湯管のそれぞれは、可撓性を有することを特徴とする請求項1または2記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記衛生洗浄装置の中心と前記給湯接続口との間の左右方向に沿った距離は、前記衛生洗浄装置の前記中心と前記給水接続口との間の左右方向に沿った距離よりも短いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
  5. 前記給水接続口は、前記給湯接続口よりも前方に位置することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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