JP6714816B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
また、ミキシングバルブ30の下流側に安全弁が設けられているため、例えば、湯側調圧弁に不具合が生じても、湯が想定外の部分から外部に流出することを防ぐことができる。また、安全弁よりも下流側に位置する部材を保護することができる。安全弁は、ミキシングバルブよりも下流、かつ、第1分岐部よりも上流に設けられているため、安全弁の数を1つとし、部材の数を抑えることができる。また、この衛生洗浄装置によれば、混合水が第1捨水路からボウルに排出される際に、混合水は、便器の後方に向かって流れる。これにより、第1捨水路から排出された混合水がボウル内の封水の上に勢いよく落ちることを防ぎ、便器の外側まで水が跳ねることを抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
図2は、ケーシング400に内蔵されている局部洗浄機能部を表す。衛生洗浄装置100は、給水管91と、給湯管92と、給水接続部10と、給湯接続部20と、水側バルブユニット15と、湯側バルブユニット25と、ミキシングバルブ30と、安全弁部40と、切替部50(切替弁ユニット)と、オートクリーンユニット60(機能水生成部61)と、ノズル部470と、制御部480と、脱臭ユニット481と、を含む。これらは、ケーシング400のケースプレート401上に配置されている。ケースプレート401は、略水平方向に延在する皿状又は板状である。ケースプレート401は、適宜、排水等のために水平方向に対して傾斜した部分を有していてもよい。なお、図2では、便宜上、ケーシング400内の一部の要素を省略している。
給水管91は、水側配管部14を介して、水道や貯水タンクなどの給水源(図示せず)と接続される。水側配管部14は、ストレーナ11と、ストレーナ11の下流側に設けられた逆止弁12と、逆止弁12の下流側に設けられた止水弁13と、を有する。給水管91の下流側の端は、給水接続部10に接続される。これにより、給水管91は、衛生洗浄装置100に水を供給する。給水接続部10の下流側には、水側バルブユニット15が設けられる。水側バルブユニット15は、給水電磁弁16と、その下流側の水側調圧弁17と、を有する。水側バルブユニット15の下流側には、ミキシングバルブ30が設けられる。給水電磁弁16の開閉によって、ミキシングバルブ30へ水が供給される状態と、水の供給が停止された状態と、を切り替えることができる。水側調圧弁17は、例えば、シリンダ内に設けられバネ等によって付勢された弁(ピストン)を有する。シリンダ内に流入する水の圧力とバネ等による付勢力とに応じて、弁の開度が変化する。これにより、水側調圧弁17は、ミキシングバルブ30へ供給される水の圧力を調整する。
以上により、適度な温度の温水(混合水)をノズル473から噴射することができる。
図4に表したように電解槽450は、陽極板451及び陰極板452を有する。電解槽450が通電され、陽極板451と陰極板452との間に電圧が印加されることにより、電解槽450の内部を流れる水道水(混合水)を電気分解することができる。ここで、水道水は、塩素イオンを含んでいる。この塩素イオンは、水源(例えば、地下水や、ダムの水や、河川などの水)に食塩(NaCl)や塩化カルシウム(CaCl2)として含まれている。そのため、その塩素イオンを電気分解することにより次亜塩素酸が生成される。その結果、電解槽450において電気分解された水は、次亜塩素酸を含む液に変化する。次亜塩素酸は、除菌成分として機能し、その次亜塩素酸を含む溶液すなわち除菌水は、アンモニアなどによる汚れを効率的に除去または分解することができる。
この例では、ミキシングバルブ30は、バネ32と、ワックスエレメント33と、バネ34と、を有する。ワックスエレメント33は、バネ32及びバネ34による付勢力を受ける。
図6(a)に表したように、便器800は、下方に凹む凹状のボウル801を有する。ボウル801は、図示しない排水管に接続され、排泄物などを排水管に流す。ケースプレート401(ケーシング400)は、便器800の上に設けられ、便器800の後方側に位置する。第1捨水路81、第1分岐部51、ノズル側水路55などは、ケースプレート401の上に設けられている。
図7(a)は、排水部材180を例示する斜視図である。図7(b)は、図7(a)に示すS3−S4線における断面図である。図7(c)は、図7(a)に示すS5−S6線における断面図である。図7(d)は、図7(a)に示すS7−S8線における断面図である。
既に述べたとおり、便座200は、便座ヒータ201を有していてもよい。例えば、図8に示すように、便座ヒータ201は、コイル202と導電体部203とを有する。コイル202及び導電体部203は、便座200の内部に設けられる。
図9に表したように、便座ヒータ201、電磁弁160、脱臭ファン482、制御部480のそれぞれは、電源170と電気的に接続されている。
制御部480は、便座ヒータ201及び脱臭ファン482の使用状況の情報を取得し、衛生洗浄装置100の全体における消費電力を算出することができる(ステップS101)。
なお、衛生洗浄装置100における消費電力が所定の電力よりも高くならない場合(ステップS104:NO)は、便座ヒータ201及び脱臭ファン482の消費電力を変更せずに、電磁弁を駆動してもよい(ステップS107)。
図11に表した衛生洗浄装置100aは、前述の衛生洗浄装置100と比較して、ミキシングバルブ30の代わりに熱交換器ユニット130が設けられている。熱交換器ユニット130は、水側バルブユニット15と第1分岐部51との間に設けられている。熱交換器ユニット130は、温水ヒータ131を有する。温水ヒータ131は、供給された水を加熱する。衛生洗浄装置100aは、給湯管92、給湯接続部20及び湯側バルブユニット25を有さない。上記以外について、衛生洗浄装置100aの構成は、衛生洗浄装置100の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図12に表したように、衛生洗浄装置100aにおいては、温水ヒータ131は、電源170及び制御部480のそれぞれと電気的に接続されている。温水ヒータ131には、加熱された水の温度を検知する温水サーミスタ132が設けられている。制御部480は、温水ヒータ131に供給される電力を制御して、供給された水の温度を調整することができる。例えば、制御部480は、温水ヒータ131のオン及びオフを切り替える。上記以外については、図9に関する説明と同様である。
使用者が操作部500を操作して、局部洗浄が開始されると、制御部480は、便座ヒータ201、温水ヒータ131及び脱臭ファン482のそれぞれの使用状況から、衛生洗浄装置100aの消費電力を算出する(ステップS201)。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- 湯と水とを混合して混合水を生成するミキシングバルブと、
前記混合水を、人体局部に向けて噴射して洗浄を行うノズルと、
前記ミキシングバルブの上流側に設けられ、前記ミキシングバルブに供給される前記水の圧力を調整する水側調圧弁と、
前記ミキシングバルブの上流側に設けられ、前記ミキシングバルブに供給される前記湯の圧力を調整する湯側調圧弁と、
前記ミキシングバルブの下流側に設けられた安全弁と、
前記混合水の流路であって、
前記安全弁の下流側に設けられた第1分岐部と、
前記第1分岐部から分岐し前記ノズルへ前記混合水を導くノズル側水路と、
前記第1分岐部から分岐し前記混合水を外部へ排出する第1捨水路と、
を含む流路と、
を備え、
前記第1捨水路は、ボウルを有する便器の上に設けられ、前記便器の後方側に位置し、
前記混合水は、前記便器の後方へ向かって、前記第1捨水路から前記ボウルに排出され、
前記第1捨水路は、屈曲部を有する整流区間を有し、
前記整流区間は、前記屈曲部において前記混合水を整流することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記安全弁の下流側に設けられ、前記混合水から機能水を生成する電解槽をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記整流区間は、前記第1捨水路の下流側の端部に設けられ、前記便器の後方に向かって下方に傾斜することを特徴とする請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
- 前記ミキシングバルブへの前記水の供給を制御する電磁弁と、前記ミキシングバルブへの前記湯の供給を制御する電磁弁と、を含む複数の電磁弁と、
便座を温める便座ヒータと、
前記衛生洗浄装置の消費電力が、前記複数の電磁弁における最大消費電力と前記便座ヒータにおける最大消費電力との和より低くなるように、前記複数の電磁弁の動作及び前記便座ヒータの動作を制御する制御部と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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