JP2018029310A - ネットワーク管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コアネットワーク側での負荷を生じさせることなく、簡易な方法で、発信した端末の在圏エリアに基づいた通信接続を可能にさせる。【解決手段】 判断部103は、通信部101により通話を行なう旨の指示信号であるDedicatedBearer Setupトリガが受信されると、基地局であるeNB200から受信された通信接続要求であるINITIALUE MESSAGEに含まれている情報が予め定めた条件を満たしているか否かを判断する。そして、判断部103は、予め定めた条件を満たしていると判断すると、通信制御部102は、回線交換網を利用する通信接続に切り替える要求を含んだUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTを出力する制御を行なう。【選択図】 図2

Description

本発明は、移動機等の通信制御を行なうネットワーク管理装置に関する。
従来の技術において、eNBからECGIを受け取ると、MMEおよびコアネットワーク側においては、ECGI(E-UTRAN Cell Global ID)に基づいて、エリアを判断することができ、このエリアに基づいた通信接続を可能にしている。
3GPP TS36.413 L10
上記3GPPに規定の方法では、コアネットワークにおいてエリア判断を行っていることから、コアネットワーク側での負荷がかかる。ところで、eNBからその所在地を示す地域を示す識別子を送ってもらい、それに基づいて、MMEのみでエリアを判断して、その判断されたエリアに基づいた通信接続をする仕組みが考えられる。しかしながら、そのためにはeNBにおいて、地域を示す識別子を設定する必要があり、またそのような識別子を付加するための処理が必要となり、eNBを変更する必要性がある。
そこで、上述の課題を解決するため、本発明は、このような変更のないeNBからの通信接続の要求を受けた場合において、コアネットワーク側での負荷を生じさせることなく、簡易な方法で、発信した端末の在圏エリアの把握を可能にして通信接続することのできるネットワーク管理装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明のネットワーク管理装置は、パケット通信網を利用した通信接続要求を基地局から受信して通信接続処理を行なうとともに、当該通信接続処理に伴う応答である通話を行なう旨の指示信号をコアネットワーク側から受信する通信制御部と、前記通信制御部により通話を行なう旨の指示信号が受信されると、前記基地局から受信された前記通信接続要求に含まれている情報が予め定めた条件を満たしているか否かを判断する判断部と、を備え、前記通信制御部は、前記判断部により予め定めた条件を満たしていると判断される場合には、回線交換網を利用する通信接続に切り替える要求信号を出力する制御を行なう。
本発明によれば、通話を行なう旨の指示信号が受信されると、基地局から受信された通信接続要求に含まれている情報が予め定めた条件を満たしているか否かを判断して、予め定めた条件を満たしていると判断される場合には、回線交換網を利用する通信接続に切り替える要求信号を出力する制御を行なう。これにより、回線交換網という従来からある通話のための通信接続を可能にすることができる。したがって、在圏エリア特定処理をコアネットワーク側に負荷をかけることなく可能にすることができる。
本発明によれば、コアネットワーク側に負荷をかけることなく、在圏エリアを把握して、その在圏エリアに基づいた通信接続を可能にすることができる。
本実施形態のネットワーク管理装置であるMME100を含んだ通信システムのシステム構成の概略図である。 MME100の機能構成を示すブロック図である。 MME100のハードウェア構成図である。 MME100の処理を示すフローチャートである。 CSFB処理を行なうときのシーケンス図である。 CSフォールバックを行なわないときのシーケンス図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態のネットワーク管理装置であるMME100を含んだ通信システムのシステム構成の概略図である。図1に示されるとおり、携帯端末(UE)300は、LTE網と3G網と通信接続することができる。この携帯端末300は、LTE網に対してeNB(evolved Node B)を介してLTE網とアクセス可能に構成され、また基地局(BS:Base Station)400およびRNC500を介して、3G網と通信することができる。
LTE網には、ネットワーク管理装置であるMME100が配置されており、このMME100は、ネットワーク制御を行なう。本実施形態においてLTE(Long Term Evolution)網とは、3GPP Release8内で規定された標準化技術に基づいたネットワーク(パケット通信網)であり、パケット通信のみをサポートしている。よって、通話をしようとする場合にはパケット化された音声データが流れることになる。
IMS網は、コアネットワークであり、IP(Internet Protocol)により通信を可能にするためのネットワークである。
3G網は、いわゆる第3世代の携帯電話の通信ネットワークであり、ITUによって定められたIMT−2000標準に準拠した端末で使用可能な回線交換網である。本実施形態においては、この回線交換により通話を可能にすることができる。3G網においては、基地局400においてその位置識別子が設定されており、その位置識別子に基づいて3G網において位置管理を可能にすることができる。
つぎに、本実施携帯のMME100の機能について説明する。図2は、MME100の機能構成を示すブロック図である。図2に示されるとおり、MME100は、通信部101、通信制御部102、および判断部103を含んで構成されている。そのほか、ネットワーク制御を行なうための機能を備えている。
図3は、MME100のハードウェア構成図である。図3に示されるMME100は、物理的には、図3に示すように、一または複数のプロセッサ1001、主記憶装置であるメモリ1002、入力装置1005、出力装置1006、通信装置1004、ストレージ1003などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2における各機能は、図3に示すプロセッサ1001、メモリ1002等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、プロセッサ1001の制御のもとで入力装置1005、出力装置1006、通信装置1004を動作させるとともに、メモリ1002やストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
なお、プロセッサ1001が図3における各機能を実行することに代えて、その機能全部または一部を専用の集積回路(IC:integrated circuit)を構築することにより各機能を実行するように構成してもよい。例えば、通信制御を行なうための専用の集積回路を構築することにより上記機能を実行するようにしてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
以下、図2に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
通信部101は、eNB200およびIMS網と通信接続する部分である。
通信制御部102は、eNB200およびLTE網と通信接続するための通信制御を行なう部分であり、本実施形態においては、LTE網から3G網へ通信接続を切り替えるための制御、いわゆるCSFB(CS Fallback)を行なう部分である。
判断部103は、LTE網に対して通信接続処理を行なっているときに、予め定められた条件に基づいて、LTE網から3G網に切り替えるための判断処理を行なう部分である。より具体的には、判断部103は、通信制御部102によりeNB200からの通信接続要求を受けた場合において、その要求に予め定められたフラグ情報があったか否か、またはフラグ情報がオンであるか、オフであるかを判断する部分である。通信制御部102は、その判断部103による判断結果に基づいて、CSFB処理を行なう。
eNB200が、標準規格で定められたものである場合には、フラグ情報はない、またはフラグ情報がオフであるため、携帯端末300の在圏エリアの判断のための情報(例えば地域識別子など)を提供することができない。判断部103は、どのようなeNB200から通信接続要求が来たかを判断することにより、CSFBを必要とするか否かを判断しようとするものである。
なお、フラグ情報がオンであった場合には、そのeNB200は、携帯端末300の在圏エリアを示すための地域識別子などを発信するものであるとする。そういった場合には地域識別子に基づいて携帯端末300の在圏エリアを特定することができる。
なお、判断部103は、フラグ情報等に基づいて、特定のeNB200からの発信要求であるか否かを判断することに代えて、以下の処理を行なうようにしてもよい。
すなわち、MME100は、eNBを識別するための識別情報であるeNB−IDと、そのeNB種別とを対応付けた管理テーブルを備え、通信部101は、eNBからeNB−IDを受信し、判断部103は、管理テーブルに基づいてそのeNB―IDに対応付けられたeNB種別に基づいて、所定の種別のものであるか否かを判断することにより、特定のeNB200から発信要求であるか否かを判断するようにしてもよい。
このeNB種別は、例えば標準化に準拠したものであるか否か、国内に配置されたものであるか否かなどが考えられるが、これに限るものではなく、携帯端末300が通話のための発信をした場合に、CSフォールバックをすべきものであるか否かを示すものを設定するようにすればよい。
つぎに、このように構成されたMME100の処理について説明する。図4は、MME100の処理を示すフローチャートである。まず、通信部101により、INITIAL UE MESSAGEが受信される(S101)。このINITIAL UE MESSAGEは、通信接続要求を示すものであり、3GPPにおいて規定されている信号である。INITIAL UE MESSAGEが受信されると、その応答処理を行ない、その後、通信制御部102により、SIP接続処理が行なわれる(S102)。
IMS網と携帯端末300との間でSIP接続処理が行なわれた後、呼種別が音声であることを示す情報を含んだDedicated Bearer Setup信号が受信されると、S101において受信されたINITIAL UE MESSAGEに、eNB200が所定の装置であるものであるか否かを示すフラグがオフであるか否かが、判断部103により、判断される(S104)。なお、フラグがオフであることを判断することに代えて、所定の装置であることを示すフラグまたは情報が含まれていないことが判断されるようにしてもよい。
ここで、判断部103により、フラグがオフである(またはフラグ情報等がない)と判断されると(S104:オフ)、 eNB200に対してCS Fallback処理の実行指示をする為のUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTが、eNB200に送信され(S105)、CSFBの処理が行なわれる。S105におけるUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTには、CSFBを行なうことの要求が含まれており、これを受信したeNB200は、CSFB処理を実行する。そして、CSFBを行なうことにより、携帯端末300は、3G網に対して音声呼接続が行なわれる。
また、S104において、フラグ情報がオンであると判断されると(S104:オン)、LOCATION REPORTING CONTROLが送信される(S106)。そして、LTE網を介した通話接続処理が行なわれる(S107)。
つぎに、図5および図6を用いて、上述MME100を含んだ通信システムの処理シーケンスについて説明する。図5は、CSFB処理を行なうときのシーケンス図である。
携帯端末300からRRC CONNECTION REQUESTがeNB200に対して送信され(S201)、携帯端末300とeNB200との間でRRCセッションが張られ、無線区間における通信接続が行なわれる(S202)。
eNB200において、制御プロトコルであるS1−AP:INITIAL UE MESSAGE(接続時に最初のNASメッセージを転送する為のメッセージ)がMME100に送信される(S203)。
そして、eNB200において、MME100からUE CONTEXT情報の設定要求を受けると、携帯端末300に対して秘匿処理と、無線の接続構成の通知処理が行なわれ(S204)、その後S1−AP:INITIAL CONTEXT SETUP RESPONSE(UE CONTEXT情報の設定要求に対する応答)がMME100に対して送信される。
そして、携帯端末300とIMS網との間でSIPによる通信接続処理が行なわれる(S206)。
MME100において、IMS網から、音声呼であることを示す情報を含んだDedicated Bearer Setupトリガが受信されると、CSフォールバックを行なうことを指示するS1−AP:UE CONTEXT MODIFICATION REQUESTが、eNB200に対して送信される(S208)。
そして、CSフォールバックの処理が行なわれ(S209)、3G網を使った音声呼による通信接続が行なわれる(S210)。
このように、eNB200からのINITIAL UE MESSAGEにオフのフラグ情報が含まれ(またはフラグ情報自体無し)、そしてIMS網から呼種別が音声であることを示すDedicated Bearer Setupトリガが受信されると、そのeNB200は、標準規格に準拠した基地局であって、携帯端末300の在圏エリアを把握するための情報を提供しないものと判断し、CSフォールバックを行う。これによって、3G網に通信接続することで、在圏エリア等の把握を可能にする。なお、3G網においては、従前からその基地局やRNC等から在圏エリアを示す識別子が送られており、それを用いて在圏エリアを把握することが可能な構成となっている。
つぎに、CSフォールバックを行なわないときの処理について説明する。図6は、その処理のシーケンス図である。
S201からS207までは、図5と同じであり、携帯端末300から要求によりSIPの接続処理が行なわれる。なお、S203aにおいては、INITIAL UE MESSAGEには、オンのフラグ情報があるものとする。その後、IMS網から呼種別が音声であることを示す情報を含んだDedicated Bearer Setupトリガが送信される(S207)。
MME100において、Dedicated Bearer Setupトリガが受信されると、S203aにおいて受信されたINITIAL UE MESSAGEにオンを示すフラグがあるか否かが判断される。ここでは、オンのフラグがあるため、S1−AP:LOCATION REPORTING CONTROLが送信され、その応答として、LOCATIONREPORT(ECGI/TAI/地域識別子を含む。それぞれセルID、トラッキングエリアIDを示す。)が送信される。そして、Uプレーンベアラの生成を要求するE-RAB SETUP REQUESTが送信される(S208a)。
そして、SMC& RRC Reconf処理が行なわれ(S209a)、E-RAB SETUPRESPONSEがeNB200からMME100に送信される(S209a)。そして、MME100において、DedicatedBearer Setupトリガに対する応答が行なわれ(S210a)、LTE網を介した通話を可能にする通信接続が継続して行なわれる(S210a)。
このように、MME100において、eNB200からオンのフラグ情報を含んだINITIAL UE MESSAGEが受信されると、そのeNB200は、地域識別子を含んだ情報の提供をするものであると判断することができる。よって、3G網へ切り替えなくとも、LTE網において携帯端末300の在圏エリアを把握でき、通話のための通信接続を可能にする。
つぎに、本実施形態のネットワーク管理装置であるMME100の作用効果について説明する。本実施形態のMME100によれば、判断部103は、通信部101により通話を行なう旨の指示信号であるDedicated Bearer Setupトリガが受信されると、基地局であるeNB200から受信された通信接続要求であるINITIAL UE MESSAGEに含まれている情報が予め定めた条件を満たしているか否かを判断する。そして、判断部103は、予め定めた条件を満たしていると判断すると、通信制御部102は、回線交換網を利用する通信接続に切り替える要求を含んだUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTを出力する制御を行なう。
これにより、従来からある通話のための通信接続を可能にする回線交換網を利用することで、在圏エリアを特定することができる。したがって、コアネットワーク側に負荷をかけることがない。
一般的に、在圏エリアを特定することにより、緊急呼においてどこに接続するかを特定して通信接続処理を行なうことができ、また課金処理も容易にすることができる。パケット通信の場合には一般的にはパケット量に基づいた課金処理を行なうが、通話の場合には通信距離に基づいて課金処理を行なう。したがって、一般的には、通話のための通信接続をしようとする場合には、在圏エリアを特定する必要があり、在圏リアを特定できない場合には、通信接続を否とする制御を行なうことが多い。上述本実施形態のMME100のように、所定条件の下で回線交換網に切り替えることで、通信接続要求に基づいた通信接続を確実に行なうことができる。
MME100において、判断部103は、標準規格で定められた基地局を示すフラグ情報が、通信接続要求に含んでいると判断すると、通信制御部102は、回線交換網を利用する通信接続に切り替える要求信号の出力を行なうことで、回線交換網による通信接続を可能にする。
3GPP等の標準規格で定められた基地局(eNBなど)では、携帯端末300の在圏エリアを特定しようとする場合、コアネットワーク側において負荷をかけることになる。一方で、基地局に対して、在圏エリアを把握するための機能を追加することも考えられるが、全ての基地局に対して、そのような機能を追加することは困難である。したがって、在圏エリアを把握するための特別な機能を有していない基地局、すなわち標準規格に準拠した基地局からの通信接続要求については、回線交換網による通信接続を行なうことで、コアネットワーク側に負荷をかけることなく在圏エリアを特定することを可能にする。よって、通話のための通信接続を確実にすることができる。
また、MME100は、eNB200のeNB−ID(識別情報)と当該eNB200の種別情報とを対応付けた管理テーブルを備える。そして、判断部103は、この管理テーブルに基づいて、通信接続要求に含まれているeNB200のeNB−IDに対応するeNB種別を抽出し、当該eNB種別が予め定めた条件を満たしているか否かを判断する。通常、eNB200からはその識別情報であるeNB−IDが送られる。したがって、そのeNB−IDに基づいて回線交換網を用いた通信接続を行なうか否かを判断することで、eNB200に特別な機能を持たせることなく、またコアネットワーク側に負荷をかけることなく、携帯端末300の在圏エリアを特定することを可能にする。
上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態におけるMME100は、本実施形態のMME100の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図3は、本実施形態に係るMME100のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のMME100は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。MME100のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
MME100における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、判断部103などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、判断部103は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、MME100は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC ConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において特定の装置によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
携帯端末300は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
100…MME、200…eNB、300…携帯端末、400…基地局、500…RNC、101…通信部、102…通信制御部、103…判断部。

Claims (4)

  1. パケット通信網を利用した通信接続要求を基地局から受信して通信接続処理を行なうとともに、当該通信接続処理に伴う応答である通話を行なう旨の指示信号をコアネットワーク側から受信する通信制御部と、
    前記通信制御部により通話を行なう旨の指示信号が受信されると、前記基地局から受信された前記通信接続要求に含まれている情報が予め定めた条件を満たしているか否かを判断する判断部と、
    を備え、
    前記通信制御部は、前記判断部により予め定めた条件を満たしていると判断される場合には、回線交換網を利用する通信接続に切り替える要求信号を出力する制御を行なう、
    ネットワーク管理装置。
  2. 前記通信接続要求に含まれている情報とは、標準規格で定められた基地局を示す情報であり、
    前記通信制御部は、前記判断部により、標準規格で定められた基地局を示す情報であると判断されると、前記要求信号の出力を行なう、
    請求項1に記載のネットワーク管理装置。
  3. 基地局の識別情報と当該基地局の種別情報とを対応付けた管理テーブルをさらに備え、
    前記通信制御部は、基地局の識別情報を含んだ通信接続要求を受信し、
    前記判断部は、前記管理テーブルに基づいて、前記通信接続要求に含まれている基地局の識別情報に対応する種別情報を抽出し、当該種別情報が予め定めた条件を満たしているか否かを判断する、
    請求項2に記載のネットワーク管理装置。
  4. 前記通信制御部は、前記判断部により予め定めた条件を満たしていないと判断される場合には、パケット通信網に対する通信接続処理を継続する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のネットワーク管理装置。
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