JP2018085688A - 通信制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロトコルが異なったゲートウェイ装置が選択された場合においても、通信接続を可能にする通信制御装置を提供する。
【解決手段】MME100は、選択された当該P−GW300bのプロトコルが、S−GW200aのプロトコルと異なる場合には、P−GW300aとP−GW300bの両方のプロトコルをサポートするS−GW200bを選択する。そして、S−GW200bとP−GW300bとを用いた第2ベアラであるベアラB4を確立する。また、ベアラ制御部101は、ベアラB4を確立する際において、ベアラB1の経路を変更し、S−GW200bとP−GW300aとを用いた経路でベアラB3を再確立する。
【選択図】図1
【解決手段】MME100は、選択された当該P−GW300bのプロトコルが、S−GW200aのプロトコルと異なる場合には、P−GW300aとP−GW300bの両方のプロトコルをサポートするS−GW200bを選択する。そして、S−GW200bとP−GW300bとを用いた第2ベアラであるベアラB4を確立する。また、ベアラ制御部101は、ベアラB4を確立する際において、ベアラB1の経路を変更し、S−GW200bとP−GW300aとを用いた経路でベアラB3を再確立する。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信網を構成するゲートウェイ装置の通信制御を行う通信制御装置に関する。
EPC網において、S−GW(Serving Gateway)とP−GW(Packet Data NetworkGateway)との間のインターフェースとして、PMIP(Proxy Mobile IP)とGTP(GPRSTunneling Protocol)の二種類のプロトコルが標準仕様上規定されている。
3GPP TS23.401
標準規格上では、二種類のプロトコルが規定されているものの、両方のサポートが必須となっておらず、いずれか一つのプロトコルをサポートすればよいとされている。したがって、異なったプロトコルをサポートするゲートウェイ装置が通信確立処理において選択された場合、通信接続をすることができない。例えば、PMIPをサポートするS−GWと、GTPをサポートするP−GWとは通信することができず、このようなゲートウェイ装置が選択された場合、通信接続をNGとしている。
そこで、本発明は、プロトコルが異なったゲートウェイ装置が選択された場合においても、通信を継続する通信制御装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の通信制御装置は、通信エリアに対応付けられている一または複数の第1ゲートウェイ装置と、外部ネットワークごとに対応付けられている一または複数の第2ゲートウェイ装置とを用いて、通信端末と外部ネットワークとの間のベアラの確立制御を行う通信制御装置において、一の第1ゲートウェイ装置および一の第2ゲートウェイ装置を用いた、前記通信端末と一の外部ネットワークとが通信するための第1ベアラの確立中に、前記通信端末から他の外部ネットワークに対する接続要求に応じて選択された他の第2ゲートウェイ装置のプロトコルが、前記一の第1ゲートウェイ装置のプロトコルと異なる場合には、前記他の第2ゲートウェイ装置と前記一の第2ゲートウェイ装置との両方のプロトコルを使用可能な他の第1ゲートウェイ装置を選択する選択部と、前記他の第1ゲートウェイ装置および前記他の第2ゲートウェイ装置を用いた第2ベアラを確立するとともに、前記他の第1ゲートウェイ装置と前記一の第2ゲートウェイ装置とを用いた経路に変更した第1ベアラを再確立する通信接続部と、を備える。
これにより、第1ベアラを確立中に、他の外部ネットワークに接続する際において、第1ベアラで使用している第1ゲートウェイ装置のプロトコルを使用できない他の第2ゲートウェイ装置が選択された場合においても、そのプロトコルを使用可能な他の第1ゲートウェイ装置に切り換えることで、それぞれのベアラを確立することができ、通信を継続可能にする。
本発明によれば、プロトコルが異なったゲートウェイ装置が選択された場合においても、通信を継続することができる。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の通信制御装置であるMME100を含んだ通信システムにおける通信制御を模式的に表した図である。図1(a)は、通信端末であるLTE端末500が、S−GW200aおよびP−GW300aを用いたベアラB1を確立したときの図を示し、図1(b)は、LTE端末500が、S−GW200bおよびP−GW300aを用いたたベアラB2、S−GW200bおよびP−GW300bを用いたベアラB4を確立したときの図を示す。なお、以降の説明において、S−GW200aおよびS−GW200b、P−GW300aおよびP−GW300b、PDN400aおよびPDN400bをそれぞれ区別する必要がない場合には、単にS−GW200およびP−GW300と称する。
図1(a)および図1(b)のそれぞれにおいて、MME100は、S−GW200およびP−GW300に対してベアラ確立の制御を行っている。LTE端末500が外部ネットワークであるPDN400にアクセスしようする場合には、LTE端末500の在圏しているエリア情報およびアクセスしようとする接続先APNに基づいて、MME100は、S−GW200およびP−GW300を選択することができる。これによって、LTE端末500とPDN400との間のベアラを確立することができる。
図1においては、その前提として、S−GW200aは、使用できるプロトコルとして、PMIPのみサポート(使用可能)しており、S−GW200bは、PMIP/GTPの両方のプロトコルをサポートしている。また、P−GW300aは、PMIPのみをサポートしており、P−GW300bは、GTPのみをサポートしている。
つぎに、図1を用いて、ベアラを確立する処理について説明する。図1(a)に示されるとおり、LTE端末500は、PDN400aに対してアクセスしようとすると、MME100は、LTE端末500から指定されたエリア情報および接続先APNに基づいて、S−GW200aおよびP−GW300aを選択して、ベアラB1を確立する。その後、LTE端末500は、新たにPDN400bに対してアクセスしようとすると、MME100は、PDN400bに対応するP−GW300bを選択し、ベアラB2を確立しようとする。
しかし、S−GW200aとP−GW300bとは、サポートしているプロトコルが異なっていることから、MME100は、S−GW200aとP−GW300bの間で通信することができない、と判断する。
そこで、図1(b)に示されるように、MME100は、P−GW300aおよびP−W300bのそれぞれがサポートするプロトコルの両方(PMIP/GTP)をサポートするS−GW200bを選択して、ベアラB1の経路を変更してベアラB1を再確立するとともに(図ではベアラB3を称する)、ベアラB4を確立する。
このように、MME100は、両方のプロトコルをサポートするS−GW200bを用いたベアラを確立することで、通信ができない状態を回避することができる。
つぎに、上述の処理についてより詳細に説明する。図2は、本実施形態のMME100の機能を示すブロック図である。図2に示されるとおり、MME100は、ベアラ制御部101(通信接続部)、ノード選択部102(選択部)、接続変更指示部103、およびキャッシュ部104を含んで構成されている。
ベアラ制御部101は、ノード選択部102により選択されたS−GW200およびP−GW300を用いたベアラを確立するための通信制御を行う部分である。
ノード選択部102は、S−GW200およびP−GW300を選択するための部分であり、ノード選択部102a、ノード選択部102b、およびノード選択部102cを含んでいる。
ノード選択部102aは、LTE端末500が1本目のベアラを確立しようとするときには、接続先APNに対応するP−GW300を選択し、またLTE端末500が在圏するエリア情報に対応するS−GW200を選択する。
ノード選択部102bは、選択したS−GW200およびP−GW300のそれぞれがサポートするプロトコルが一致するか否かを判断する。ノード選択部102bは、一致すると判断する場合には、ベアラ確立のために、ベアラ制御部101に対して指示を行い、不一致と判断する場合には、通信NGであるため、通信接続の中止の指示を行う。
また、ノード選択部102aは、LTE端末500における1本目のベアラがすでに確立している状態において、2本目のベアラを確立しようとするときには、S−GW200の選択処理を行うことなく、接続先APNで指定されたPDN400に対応するP−GW300を選択する。
そして、ノード選択部102bは、選択されたP−GW300と、すでに確立されたベアラで用いられているS−GW200とのそれぞれがサポートするプロトコルが一致するか否かを判断する。
ノード選択部102cは、選択されたP−GW300と、すでに接続されているS−GW200とのそれぞれのプロトコルが、一致しないと判断されると、選択されたP−GW300と、すでに確立されているベアラで用いられているS−GW200とのそれぞれのプロトコルの両方をサポートするS−GW200を、キャッシュ部104から検索して、選択する。
接続変更指示部103は、ノード選択部102cにより選択されたS−GW200へ接続変更を行うようベアラ制御部101に対して変更指示を行う部分である。
キャッシュ部104は、S−GW200およびP−GWを選択するための情報を記憶するメモリである。図3は、S−GW200およびP−GWを選択するためのデータベースの具体例を示す図である。図3(a)は、S−GW選択用のデータベースであり、図3(b)は、P−GW選択用のデータベースである。S−GW選択用のデータベースは、LTE端末500の在圏エリア、S−GWのノード名(またはIDでもよい)、サポートするプロトコル、および接続先情報であるIPアドレスを対応付けて記憶している。ノード選択部102は、この情報を参照することにより、LTE端末500が在圏するエリアに対応するS−GW200を選択することができる。
P−GW選択用データベースは、接続先のPDNの接続用ノードのAPN、P−GWのノード名(またはIDでもよい)、サポートするプロトコル、およびIPアドレスを対応付けて記憶している。ノード選択部102は、この情報を参照することにより、LTE端末500が接続しようとする接続先APN(PDN400に相当)に対応するP−GW300を選択することができる。
つぎに、MME100の動作について説明する。図4は、MME100の動作を示すフローチャートである。図4においては、すでにベアラが確立された後の処理が示されている。
ベアラ制御部101により、LTE端末500から2本目のベアラ接続要求が受け付けられる(S101)。そして、ノード選択部102により、要求された接続先APNに基づいて、接続先となるP−GW300が選択される(S102)。
選択されたP−GW300と、接続中のS−GW200とのそれぞれのプロトコルが一致するか否かが、ノード選択部102により判断される(S103)。一致すると判断されると、ベアラ制御部101により、接続処理が行われる(S014)。
ノード選択部102により、プロトコルが一致せず、他のP−GW300の候補があると判断される場合には、ステップS102に戻り、接続先となる別のP−GW300が選択される(S102)。
また、ノード選択部102により、プロトコルが一致せず、他のP−GW300の候補がないと判断される場合には、ノード選択部102により、LTE端末の在圏エリアから、PMIP/GTPの両プロトコルをサポートするS−GW200が、キャッシュ部104を参照することにより検索される(S105)。
ここで、PMIP/GTPの両方をサポートするS−GW200が存在する場合には(S106:存在する)、ベアラ制御部101により、確立済みのベアラで用いられているS−GW200の接続変更が行われる(S107)。また、ベアラ制御部101により、選択されたP−GW300に対する新たなベアラについても接続処理が行われる(S108)。
また、ステップS106において、PMIP/GTPの両方をサポートするS−GW200が存在しないと判断されると、ベアラ制御部101により、プロトコル不一致により、新たな接続は不可である旨の応答処理が行われる(S109)。
このようにMME100は、新たな接続先となるP−GW300に合わせて、S−GWを選択し直し、ベアラを確立し直すことで、通信できないという状態を回避することができる。
つぎに、システム全体の処理シーケンスについて説明する。図5は、MME100、S−GW200、およびP−GW300を含んだシステムにおける、1本目のベアラを接続するときの処理を示すシーケンス図である。
LTE端末500からベアラ接続要求(エリア情報および接続先APNを含む)が送信される(S201)。MME100において、ベアラ制御部101により、ベアラ接続要求が受信され、ノード選択要求がノード選択部102aに出力される(S202)。
ノード選択部102aにより、ノード選択要求が受けつけられると、キャッシュ部104に記憶されている情報と、ベアラ接続要求に含まれた接続先APNとに基づいて一のP−GW300が選択される(S203)。ここでは、接続先APNに対応するものとしてP−GW300aが選択される。また、ベアラ接続要求に含まれたLTE端末500が在圏するエリア情報から一のS−GW300が選択される(S204)。ここではS−GW200aが選択される。S−GW200およびP−GW300の選択処理が終わると、ノード選択部102bにより、プロトコルの判断指示がノード選択部102cに対して出力される。
ノード選択部102cにより、判断指示が受け付けられると、プロトコルの判断が行われる(S206)。ここでは、ノード選択部102cにより、キャッシュ部104が参照され、選択されたS−GW200aとP−GW300aとのそれぞれがサポートするプロトコルの比較が行われる(S206)。ここでは、ノード選択部102cにより、プロトコルは一致すると判断され、ベアラ接続指示がベアラ制御部101に対して出力される(S207)。なお、不一致であると判断されると、通信接続はNGとして、通信接続の中止処理が行われる。
ベアラ制御部101により、ノード選択部102cからベアラ接続指示が受け付けられると、ベアラ接続要求がS−GW200aおよびP−GW300aに対して送信される(S208)。このベアラ接続要求には、ステップS201において受信された接続先APNが含まれており、この接続先APNに対応するP−GW300aにベアラ接続要求が送信される。そして、LTE端末500は、ベアラ接続要求に対応する応答を受信し、S−GW200aおよびP−GW300aを用いたベアラを確立することができる(S209)。
つぎに、このように1本目のベアラが確立している状態において、LTE端末500がさらに別のPDN400に接続しようとしてベアラの接続要求を行うときの処理について説明する。
図6は、LTE端末500のベアラが確立しているときにさらに2本目のベアラの接続要求を行うときの処理を示すシーケンス図である。
まず、LTE端末500において、新たなベアラのためのベアラ接続要求(接続先APNおよびエリア情報を含む)が送信され、MME100においては、ベアラ制御部101によりベアラ接続要求が受信される(S301)。
MME100において、ベアラ接続要求が受信されると、ベアラ制御部101により、ノード選択要求がノード選択部102aに出力される(S302)。
ノード選択部102aにより、ノード選択要求が受け付けられると、キャッシュ部104が参照され、ステップS301において送信されたベアラ接続要求に含まれていた接続先APNに対応するP−GW300bが選択される(S303)。そして、ノード選択部102aにより、プロトコルの判断指示がノード選択部102bに出力される(S304)。
ノード選択部102bにより、判断指示が受け付けられると、プロトコルの判断処理が行われる(S305)。ここでは、選択されたP−GW300bがサポートするプロトコルと、確立済みのベアラで用いられているS−GW200aがサポートするプロトコルとの一致・不一致が、キャッシュ部104を参照することにより、判断される(S305)。そして、ノード選択部102bにより、不一致と判断されると、S−GW200aのプロトロコルをサポートする他のP−GW300の検索が行われる。そして、プロトコルの一致するP−GW300が存在しないと判断されると、両方のプロトコルをサポートするS−GW200の検索指示が出力される(S306)。なお、一致すると判断されると、そのP−GW300を用いたベアラの接続処理が行われる。
ノード選択部102cにおいて、検索指示が受け付けられると、P−GW300aとP−GW300bの両方のプロトコル、すなわち、PMIP/GTPをサポートするS−GW200bが、キャッシュ部104から検索され、選択される(S307)。そして、選択されたS−GW200bにベアラを接続するように、接続変更指示部103に対して指示が出力される(S308)。
接続変更指示部103により、ノード選択部102cから指示が受け付けられると、S−GW200bへの変更指示およびベアラ接続指示が出力される(S309)。
ベアラ制御部101により、ノード選択部102cからS−GW200bへの変更指示およびベアラ接続指示が受け付けられると、S−GW200の変更処理が行われる。すなわち、ベアラ制御部101により、確立済みのベアラで用いられているS−GW200aに対してベアラ変更要求(Modify Bearer Req)が送信される(S310)。
ベアラ制御部101により、ベアラ変更要求に対する応答が受け付けられると、変更指示の対象であるS−GW200bに対してベアラ接続要求(Create Session Request)が送信される。このベアラ接続要求には、LTE端末500の接続先である接続先APNの情報が含まれており、S−GW200bにより、接続先APNに対応するP−GW300aに対してベアラ接続要求が送信される(S311)。そして、ベアラ制御部101により、ベアラ接続要求の応答が受信される。このようにして、S−GW200aからS−GW200bに変更処理が行われ、ベアラの再確立が行われる(S312)。
つぎに、ベアラ制御部101により、再確立されたベアラとは別の新たなベアラ接続のために、ベアラ接続要求が、変更されたS−GW200bに対して送信される。このベアラ接続要求には、接続先APN(ステップS301に指定されたもの)が含まれており、この接続先APNに対応するP−GW300bに対して、ベアラ接続要求が送信される(S313)。
そして、ベアラ制御部101により、新たなベアラ接続要求の応答が、S−GW200bから受信されると、LTE端末500にその応答が送信され(S314)、新たなベアラが確立される(S315)。
つぎに、本実施形態のMME100の作用効果について、図1および図2を参照しながら説明する。MME100は、通信エリアに対応付けられている一または複数の第1ゲートウェイ装置であるS−GW200(200a、200b)と、外部ネットワークであるPDN400ごとに対応付けられている一または複数の第2ゲートウェイ装置であるP−GW300(300a、300b)とを用いて、LTE端末500とPDN400(400a、400b)との間のベアラの確立制御を行うものである。なお、LTEエリアではなく、3G無線アクセスエリアにおける制御を行う場合には、MME100に代えて、SGSN(Serving GPRS Support Node)が、ベアラの確立制御を行うようにしてもよい。
そして、ノード選択部102は、S−GW200aおよびP−GW300aを用いた、LTE端末500とPDN400aとが通信するための第1ベアラであるベアラB1の確立中に、LTE端末500から他の外部ネットワークであるPDN400bに対する接続要求に応じて、PDN400bに対応する他の第2ゲートウェイ装置であるP−GW300bを選択する。
ノード選択部102は、選択された当該P−GW300bのプロトコルが、S−GW200aのプロトコルと異なる場合には、P−GW300aとP−GW300bの両方のプロトコルをサポートするS−GW200bを選択する。
そして、ベアラ制御部101は、S−GW200bとP−GW300bとを用いた第2ベアラであるベアラB4を確立する。また、ベアラ制御部101は、ベアラB4を確立する際において、S−GW200bとP−GW300aとを用いた経路に変更したベアラB1(ベアラB3と称する)を再確立する。
これにより、ベアラB1を確立中において、ベアラB1で使用しているS−GW200aのプロトコルをサポートしていないP−GW300bが選択された場合においても、そのプロトコルをサポートするS−GW200bに切り換えることで、ベアラB3およびベアラB4を確立して、通信を継続可能にする。例えば、従来の方法においては、LTE端末500が、VoLTE(Voiceover LTE)による通話をPMIPで接続しているときに、GTPのみをサポートするP−GWを選択して、データ通信をしようとすると、通信NGとなるが、本実施形態によるMME100の制御を行うことにより、通信NGとなる状態を回避することができ、ネットワークの通信品質を向上させることができる。
なお、ノード選択部102は、P−GW300aおよびP−GW300bの両方のプロトコルをサポートするS−GW200bを選択しているが、これに限るものではない。ノード選択部102は、新たに選択したP−GW300bのプロトコルのみをサポートするS−GWのみを選択し、ベアラ制御部101は、そのS−GWを用いたベアラを確立してもよい。このような場合、ベアラ制御部101は、ベアラB1を張り直す必要ないが、eNBなどの通信管理装置において、通信ごとにS−GWを切り換えるような仕組みが必要となる。
また、1本目のベアラB1で用いられているS−GW200aにおいて、P−GW300bで使用されるプロトコルの互換性をとるようなプロトコル変換機能を持たせることにより、通信接続を継続するようにしてもよい。
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態におけるMME100は、本実施形態のMME100の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、本実施形態に係るMME100のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のMME100は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。MME100のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
MME100における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、ノード選択部102および接続変更指示部103は、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、ノード選択部102および接続変更指示部103は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述のベアラ制御部101などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、MME100は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において特定の装置によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。例えば、特定の装置がMME100であった場合においては、当該基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノードによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせであってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
LTE端末500は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
101…ベアラ制御部、102…ノード選択部、102a…ノード選択部、102b…ノード選択部、102c…ノード選択部、103…接続変更指示部、104…キャッシュ部、200…S−GW、300…P−GW、400…PDN、500…LTE端末。
Claims (1)
- 通信エリアに対応付けられている一または複数の第1ゲートウェイ装置と、外部ネットワークごとに対応付けられている一または複数の第2ゲートウェイ装置とを用いて、通信端末と外部ネットワークとの間のベアラの確立制御を行う通信制御装置において、
一の第1ゲートウェイ装置および一の第2ゲートウェイ装置を用いた、前記通信端末と一の外部ネットワークとが通信するための第1ベアラの確立中に、前記通信端末から他の外部ネットワークに対する接続要求に応じて選択された他の第2ゲートウェイ装置のプロトコルが、前記一の第1ゲートウェイ装置のプロトコルと異なる場合には、前記他の第2ゲートウェイ装置と前記一の第2ゲートウェイ装置との両方のプロトコルを使用可能な他の第1ゲートウェイ装置を選択する選択部と、
前記他の第1ゲートウェイ装置および前記他の第2ゲートウェイ装置を用いた第2ベアラを確立するとともに、前記他の第1ゲートウェイ装置と前記一の第2ゲートウェイ装置とを用いた経路に変更した第1ベアラを再確立する通信接続部と、
を備える通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016229093A JP2018085688A (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016229093A JP2018085688A (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 通信制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018085688A true JP2018085688A (ja) | 2018-05-31 |
Family
ID=62238564
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016229093A Pending JP2018085688A (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 通信制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018085688A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019208659A1 (ja) | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 栄研化学株式会社 | 便検体検査装置、便検体検査方法 |
-
2016
- 2016-11-25 JP JP2016229093A patent/JP2018085688A/ja active Pending
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WO2019208659A1 (ja) | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 栄研化学株式会社 | 便検体検査装置、便検体検査方法 |
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