JP2018028997A - 平面スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】前面板Wに設けられた開口部2に対して簡単かつ適切に配置できる平面スイッチ1を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の平面スイッチは、前面板Wに設けられた開口部2に設置される平面スイッチであって、センサユニット20と、センサユニット20を開口部2に対して取り付けるフレーム部30と、フレーム部30を前面板Wに固定する固定部材40と、を備え、フレーム部30は、前面板Wの裏側における開口部2の縁部に対して固定部材40で固定される。【選択図】 図16

Description

本発明は、平面スイッチに関するものである。
壁に埋め込まれた状態で取り付けて使用するとともに、壁から取外してリモコンとしても使用可能な照明用スイッチが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1の照明用スイッチでは、静電容量センサを用いてスイッチを構成しているのでスイッチ部分が平面である。
特開2012−059580号公報
特許文献1のような静電容量センサを用いたスイッチの場合、スイッチ面を平坦に構成できるので、例えば、建物の前面板(外壁や内壁等において、最も表側にあり、ユーザの目に触れる体裁面を有する板)に設置する場合、スイッチ面を前面板と面一(例えば、スイッチ面と前面板の体裁面が同一平面状)になるように設置できれば、スイッチ面が突出しないため、部屋等の美観を高めることが可能である。
しかしながら、建物の前面板の裏側には少し離れた位置に構造体が存在し、建物の前面板とその構造体との間の距離寸法は建物ごとに様々であるため、スイッチ面が平坦であったとしても、スイッチを前面板の裏側にある構造体に取り付けたときに、必ずしも、スイッチ面が前面板の体裁面と面一になるとは言えない。
このように、スイッチ面が前面板から突出しないように設置することは、スイッチ面が平坦であったとしても、簡単に行えるものではないという問題がある。
したがって、例えば、スイッチ面を、開口部が設けられた前面板の体裁面とほぼ面一にするといったように、開口部に対して適切に配置できる平面スイッチの出現が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、開口部に埋め込まれる平面スイッチであって、前面板に設けられた開口部に対して簡単かつ適切に配置できる平面スイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の平面スイッチは、前面板に設けられた開口部に設置される平面スイッチであって、センサユニットと、前記センサユニットを前記開口部に対して取り付けるフレーム部と、前記フレーム部を前記前面板に固定する固定部材と、を備え、前記フレーム部は、前記前面板の裏側における前記開口部の縁部に対して前記固定部材で固定される。
(2)上記(1)の構成において、前記フレーム部は、前記開口部の縁部に当接する枠体と、前記枠体から前記開口部の奥側に延びるアーム部と、前記アーム部から前記前面板とほぼ平行に前記開口部の中央側に延在する受け部と、前記受け部上に設けられ、前記センサユニットを前記開口部側に付勢する付勢部と、前記開口部に対する前記センサユニットの位置を調節自在に、前記センサユニットを前記付勢部の付勢力に抗して前記受け部に係留する係留部と、を備える。
(3)上記(2)の構成において、前記フレーム部は、少なくとも前記枠体の対向する辺に一対設けられた前記アーム部と、それぞれの前記アーム部から延在する前記受け部と、それぞれの前記受け部上に設けられた前記付勢部と、を備える。
(4)上記(2)又は(3)の構成において、前記付勢部は、前記受け部に固定される固定部と、前記固定部の両端に設けられた弾性部と、を備える板バネである。
(5)上記(2)から(4)のいずれかの構成において、前記係留部は、位置決めネジと、前記受け部に設けられ、前記位置決めネジが螺合される位置決めネジ孔と、を備え、前記センサユニットには、前記位置決めネジを通す位置決めネジ挿通孔が前記位置決めネジ孔に対応する位置に設けられており、前記センサユニットの前記開口部に対する位置が、前記位置決めネジの前記位置決めネジ孔に対する螺合量で調節される。
(6)上記(2)から(5)のいずれかの構成において、前記固定部材は固定ネジであり、前記枠体には、前記固定ネジを螺合させる固定ネジ孔が設けられており、前記フレーム部は、前記前面板の裏側に配置された前記枠体の前記固定ネジ孔に対して前記前面板の表側から前記固定ネジを螺合させることで前記前面板に固定される。
(7)上記(6)の構成において、前記開口部近傍における前記前面板の表側であって、前記フレーム部に設けられた固定ネジ孔の位置に対応する位置に、前記固定ネジの頭部が収まる座グリ穴が設けられる。
(8)上記(1)から(7)のいずれかの構成において、前記センサユニットは、センサケースと、前記センサケース内に収容される表示板と、前記センサケース内に収容される静電容量センサと、を備える。
本発明によれば、前面板に設けられた開口部に対して簡単かつ適切に配置できる平面スイッチを提供できる。
平面スイッチが部屋等の壁内に埋め込まれて設置されている状態を示す斜視図である。 平面スイッチにおけるカバーが省略された状態を示す斜視図である。 図2のA矢視断面図である。 センサユニットを示す斜視図である。 センサユニットを分解して示す斜視図である。 フレーム部を示す斜視図である。 フレーム部を分解して示す斜視図である。 カバーを示す斜視図である。 カバーを分解して示す斜視図である。 (a)及び(b)は静電容量センサの電気力線の変化を示す説明図である。 前面板の開口部を示す斜視図である。 開口部にフレーム部を挿入する様子を示す斜視図である。 開口部にフレーム部を位置決めした状態を示す斜視図である。 開口部にフレーム部を取り付ける様子を示す斜視図である。 開口部にフレーム部を取り付けた状態を示す斜視図である。 フレーム部にセンサユニットを挿入する様子を示す斜視図である。 フレーム部にセンサユニットを取り付ける様子を示す斜視図である。 位置調節されたセンサユニットにカバーを取り付ける様子を示す斜視図である。 カバーが取り付けられた平面スイッチを示す斜視図である。
(実施形態)
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、以下では、特に説明がない限り、平面スイッチ1が視認できる側を手前側又は表側とし、その反対側を奥側又は裏側とする。
図1は本発明に係る実施形態の平面スイッチ1が部屋等の壁内に埋め込まれて設置されている状態を示す斜視図である。
図1に示すように、平面スイッチ1は、例えば、照明装置の調光や調色等の操作を行うためのスイッチであり、図示しないスイッチ操作のための各部品や前面板W(体裁面を伴う部屋等の壁)に設けられた開口部2が見えないようするために、開口部2を覆うように設けられるカバー10を備える。
なお、本実施形態に係る平面スイッチ1は、前面板Wが部屋等の壁に埋め込まれて設置されているが、平面スイッチ1の設置場所は、鉛直面に限らず、机の表側面等であってもよい。また、平面スイッチ1の操作の対象とする機器類は、照明装置に限らず、空調設備、家電製品、シャッター又はカーテン等、スイッチ操作を伴うものであればよい。
図2はカバー10が省略された平面スイッチ1を示す斜視図であり、図3は、図2におけるA矢視断面図である。なお、図3においては、センサユニット20の内部の詳細構造は省略されている。
図2及び図3に示すように、平面スイッチ1は、前面板Wに設けられた開口部2に設置されるものであり、センサユニット20と、センサユニット20を開口部2に対して取り付けるフレーム部30(図3参照)と、フレーム部30を前面板Wに固定する固定部材40と、を備え、フレーム部30は、前面板Wの裏側W2における開口部2の縁部に対して固定部材40で固定されている。
図2に示すように、開口部2は、部屋等の壁において、体裁面を伴う最も前面を構成する前面板Wに設けられ、縦長の矩形状であり、センサユニット20の外形状に合わせて、センサユニット20が収容される形状となっている。
(センサユニット)
まず、センサユニット20について説明する。
図4はセンサユニット20を示す斜視図であり、図5はセンサユニット20を分解して示す斜視図である。
図4及び図5に示すように、センサユニット20は、センサケース21と、センサケース21内に収容される導光板22(図5参照)と、センサケース21内に収容される基板スペーサ23(図5参照)と、センサケース21内に収容されるセンサ基板24(図5参照)と、センサケース21内に収容される電源部25(図5参照)と、を備える。
図4に示すように、センサケース21は、図示しない開口部2側に配置されるトップケース21Tと、トップケース21Tに係合されるボトムケース21Bとを備え、トップケース21Tとボトムケース21Bとで、内部に収容空間を形成する。
図5に示すように、トップケース21Tは、全体が略矩形のフレーム状であり、中央に、後述する表示部22dを露出するための矩形状の開口21Tdが設けられ、周縁部に、後述するスピーカ部を露出するための矩形状の開口21Tsが設けられる。
また、トップケース21Tは、四隅に、後述する位置決めネジ35mが挿通される位置決めネジ挿通孔21Thが設けられ、外周縁に、後述のボトムケース21Bの係止部21Bfに対して係合する複数の係止部21Tfが設けられる。
さらに、トップケース21Tは、周縁に、外側に向けて突出し、後述のカバー10を構成するカバーブラケット13に設けられた係止爪13jが係止される複数の係止突起21Tjを備える。
ボトムケース21Bは、外形がトップケース21Tとほぼ同形状となる開口を有し、内部に、センサユニット20が備える後述する各部品を収容する空間を有する容器状のものであり、金属製の板材を折り曲げることによって形成される。このように、ボトムケース21Bは金属製であるので、衝撃等の荷重や、ノイズ及び落雷等の影響から内部を保護できる。また、ボトムケース21Bは板材を折り曲げることによって形成されるので、センサユニット20全体を薄く、軽量なものとすることができる。
また、ボトムケース21Bは、四隅に、後述する位置決めネジ35mが挿通される位置決めネジ挿通孔21Bhが設けられ、外周縁に、トップケース21Tの係止部21Tfに対して係合する複数の係止部21Bfが、設けられる。
導光板22は、中央に表示部22dを有する薄板状のものであり、例えば、アクリル板の表面に対して端面より入れた光を均一に面発光する。
基板スペーサ23は、例えば、上側に配置される導光板22と下側に配置される後述のセンサ基板24との間に空隙を設けるための薄板状のものであり、周縁の上側に配置された両面テープにより、導光板22の下側に貼り付けられる。
センサ基板24は、ユーザがスイッチ操作を行った際に操作を検出する検出部となる部分であって、上側面のほぼ全体が静電容量センサ24pとなっており、周縁部に、スピーカ24sと無線装置24rと人感センサ24fとが配置され、静電容量センサ24p、スピーカ24s、人感センサ24f及び無線装置24rと接続される図示しない制御回路を備えている。
静電容量センサ24pについて詳細に説明すると、図10(a)に示すように、静電容量センサ24pは、スイッチ操作のためにユーザが指Fを近付ける部分である検出面となる表側24aに、ドライブライン61及びセンターライン62が設けられ、静電容量センサ24pの裏側24bにグランド63が設けられる。
そして、図10(a)では、電界の様子を電気力線として矢印で示しているが、ドライブライン61とセンターライン62及びグランド63との間には電解が生じる。
この状態のところに、図10(b)に示すように、ユーザの指Fが近付くと電気力線が指F側に引っ張られ、センターライン62への電気力線の本数が減少する。
この電気力線の減少、つまり、静電容量の変化を検知することで、スイッチの操作が行われたか否かを検出する。
なお、静電容量センサ24pを、その他の一般的な他の構成からなる静電容量式のセンサで構成してもよいが、本実施形態のように、電気力線の変化を検知する構成の場合、センサの表面から指Fが離れていても、指Fが近付くだけで、非接触で検知できるため、例えば、図1に示したカバー10等を設けても、スイッチ操作を良好に検知できる。このため、静電容量センサ24pは、電気力線の変化を検知するタイプの静電容量式のセンサで構成されることが好ましい。
図5に戻り、電源部25について説明する。電源部25は、薄板状の電源基板25wと、電源ケース25cと、図示しない電源とを備えるものである。電源は、導光板22やセンサ基板24を駆動する動力を供給するものであって、電源基板25wの下側に配置される。電源ケース25cの内部空間に、電源を備える電源基板25wが収容される。
このようにして、センサケース21の内部に、導光板22、基板スペーサ23、センサ基板24、電源部25が内蔵された状態で一体化され、センサユニット20がサブアセンブリとなる。
(フレーム部)
次に、フレーム部30について説明する。
図6はフレーム部30を示す斜視図であり、図7はフレーム部30を分解して示す斜視図である。
図6及び図7に示すように、フレーム部30は、図示しない開口部2の縁部に当接する枠体31と、枠体31から開口部2の奥側に延びるアーム部32と、アーム部32から前面板Wとほぼ平行に開口部2の中央側に延在する受け部33と、受け部33上に設けられ、センサユニット20を裏側から表側に向けて開口部2側に付勢する付勢部34と、開口部2に対するセンサユニット20の位置を調節自在に、センサユニット20を付勢部34の付勢力に抗して受け部33に係留する係留部35と、を備える。
また、フレーム部30は、少なくとも枠体31の対向する辺に一対設けられたアーム部32と、それぞれのアーム部32から延在する受け部33と、それぞれの受け部33上に設けられた付勢部34と、を備える。
フレーム部30は、センサユニット20を枠体31の内側に収める際のガイドとなる、枠体31から開口部2の奥側に延びるガイド部39を備える。
付勢部34は、受け部33に固定される固定部37と、固定部37の両端に設けられた弾性部38を備える板バネであり、固定部37は受け部33のビス用ネジ穴33hに対して二つのビス37vで留められている。
また、付勢部34は、固定部37における二つのビス37v用の通穴37h(図7参照)の間に、二つの位置決め穴37dが備えられており、受け部33の中央には、二つの位置決め穴37dに対応する位置に、二つの位置決め突起33dが備えられている。そして、二つの位置決め穴37dに対して二つの位置決め突起33dが嵌まるので、受け部33に対する付勢部34の位置決めがしやすく、ビス37vによって受け部33と付勢部34とを一体化する際の作業がしやすい。
係留部35は、位置決めネジ35m(図2及び図3参照)と、受け部33に設けられ、位置決めネジ35mが螺合される位置決めネジ孔35fと、を備える。
そして、センサユニット20には、位置決めネジ35mを通す位置決めネジ挿通孔21Th、21Bhが位置決めネジ孔35fに対応する位置に設けられており、センサユニット20の開口部2に対する位置が、位置決めネジ35mの位置決めネジ孔35fに対する螺合量で調節されるようになっている。
枠体31には、図示しない固定ネジ40を螺合させる固定ネジ孔36が周縁部に設けられており、フレーム部30は、前面板Wの裏側W2に配置された枠体31の固定ネジ孔36に対して、前面板Wの表側W1から前面板Wを貫通して固定ネジ40を螺合させることで前面板Wに固定されている。
フレーム部30を構成する枠体31とアーム部32と受け部33とガイド部39は、次のように形成する。
例えば、金属製の平らな板材から切り抜き又は打ち抜きによって所定の形状を形成し、固定ネジ孔36及び位置決めネジ孔35fの下穴を打ち抜きによって設け、その下穴にネジ加工をしてから、枠体31となる部分を基準としてアーム部32、受け部33及びガイド部39をそれぞれ折り曲げて形成する。
これにより、フレーム部30の製作が容易となる。なお、フレーム部30の製作はこれに限らず、フレーム部30を構成する枠体31やアーム部32や受け部33やガイド部39を個別に形成し、その後で互いを溶接等で適宜結合してもよい。
このようにして、枠体31、アーム部32、受け部33及び付勢部34が一体化され、フレーム部30がサブアセンブリとなる。
(カバー)
次に、カバー10について説明する。
図8はカバー10を示す斜視図であり、図9はカバー10を分解して示す斜視図である。
図8及び図9に示すように、カバー10は、平面スイッチ1における最も表側に配置される透明なカバー本体11と、カバー本体11の裏側に配置され、図形や文字等の操作アイコン12dがプリントされた被膜状の表示板12と、表示板12の裏側に配置され、図示しないトップケース21Tに設けられる図示しない係止突起21Tjに対して係止される係止爪13jが設けられた枠状のカバーブラケット13と、を備える。
カバー本体11は、裏側は全面が平らになっており、表側は、中央に、裏側の全面と略相似形状であって、操作アイコン12dが表示された領域と略同じ大きさの、裏側の全面と平行な中央面11cを備え、中央面11cからカバー本体11の周縁の四方に向けて傾斜するテーパ面11tを有し、全体が扁平な略截頭四角錐体となっている。そして、前面板Wの表側W1の面からカバー本体11の表側の中央面11cまでの高さ寸法は、約1mm程度で設計される。
このように、体裁面となる前面板Wの表側W1の面からカバー本体11の表側の中央面11cまでは、テーパ面11tにより、なだらかに連なるので、カバー10が目立つことなく、すっきりとした外観が得られる。
さらに、中央面11cの大きさが、操作アイコン12dが表示された領域と略同じであるので、カバー本体11の中央面11cに、表示板12の操作アイコン12dを透過させつつ際立たせて表示でき、視認しやすいとともに、美観に優れる。
また、カバー本体11は、カバー本体11の裏側に配置される表示部22dが、カバー本体11の表側から視認できるようにするため、少なくとも中央面11cの部分は透明(光透過率が高い)となっており、テーパ面11tにおける少なくとも固定ネジ40と重なる部分は、固定ネジ40がカバー本体11の表側から目立たないようにするため、不透明(光透過率が低い)となっている。なお、カバー本体11の全体を透明にしてもよく、中央面11cを透明にしてテーパ面11tを不透明にしてもよく、カバー本体11の周縁を外周に沿って不透明にして中央面11cに近づくにつれて徐々に透明にしてもよい。
表示板12は、表側に、全面に透明な両面テープが貼り付けられ、その両面テープの表側にカバー本体11の裏側が貼り付けられる。
また、カバーブラケット13は、表側に、周縁に沿って両面テープが貼り付けられ、その両面テープの表側に表示板12の裏側が貼り付けられる。
このようにして、カバー本体11、表示板12及びカバーブラケット13の各層は重なった状態で一体化され、カバー10がサブアセンブリとなる。
(設置手順)
以下、図11から図19を参照しながら、前面板Wに平面スイッチ1を設置する作業について説明する。
(1)図11に示すように、前面板Wに、センサユニット20が収まる形状の開口部2を設ける。
また、開口部2近傍における前面板Wの表側W1であって、フレーム部30に設けられた固定ネジ孔36の位置に対応する位置に、固定ネジ40を設ける場所の目印になるとともに、固定ネジ40の頭部が表側W1から突出しないようにするための固定ネジ40の頭部が収まる座グリ穴50を設ける。例えば、2か所ある固定ネジ孔36の間隔と同間隔で、前面板Wの表側W1に、座グリ穴50を設ける。
なお、座グリ穴50に換えて、座グリのない下穴のみとしてもよい。この場合、その下穴に対して前面板Wの表側W1から固定ネジ40を締め込んでいくと、固定ネジ40の頭部によって前面板Wの表側W1が潰れていき、固定ネジ40の頭部が前面板Wに埋もれて、表側W1から突出しないようになる。
さらに、座グリ穴50も下穴も設けないようにしてもよい。例えば、前面板Wが石膏ボードのようなものである場合、表側W1の、フレーム部30における固定ネジ孔36の位置に対応する位置に、例えば木ネジのような、ネジの先端が尖っていて軸の一部にネジが切られている構造の固定ネジ40を直接捻じ込んでいくと、固定ネジ40の頭部によって前面板Wの表側W1が潰れていき、固定ネジ40の頭部が前面板Wに埋もれて、表側W1から突出しないようになる。
(2)次に、図12に示すように、フレーム部30を前面板Wの裏側W2における開口部2の縁部に配置するため、フレーム部30を、前面板Wの表側W1から開口部2に挿入して通過させる。
(3)図13に示すように、フレーム部30の枠体31の内形状を開口部2の形状に合わせるようにして、前面板Wの裏側W2における開口部2の縁部にフレーム部30を配置する。
(4)図14に示すように、固定ネジ40を座グリ穴50に向けて配置し、図15に示すように、固定ネジ40を前面板Wの表側W1から裏側W2に向けて捻じ込んで、固定ネジ40をフレーム部30の枠体31に設けられた固定ネジ孔36(図12参照)に螺合することによってフレーム部30を前面板Wに固定する。なお、先述のように、座グリ穴50はなくてもよい。
(5)続いて、図16及び図17に示すように、センサユニット20を開口部2に挿入し、センサユニット20の裏側を、フレーム部30における付勢部34に当接させると同時に、センサユニット20の周縁が開口部2の内側に嵌まるようにする。
(6)ここで、図17及び図18に示すように、位置決めネジ35mを、センサユニット20を構成するセンサケース21に設けられた位置決めネジ挿通孔21Th及び位置決めネジ挿通孔21Bh(図5参照)に挿入し、位置決めネジ孔35f(図6参照)に螺合する。
(7)そして、位置決めネジ孔35fに対する位置決めネジ35mの螺合量を調節することで、センサユニット20を構成するトップケース21Tの最も表側の面を、前面板Wの体裁面である表側W1の面と面一になるように、センサユニット20の位置を調節できる。
例えば、位置決めネジ孔35fに対して位置決めネジ35mを右に回転させて螺合すると、位置決めネジ35mの頭部と位置決めネジ孔35fが設けられた受け部33との距離が短くなり、それに伴い、位置決めネジ35mの頭部が、付勢部34の付勢力に抗して、センサユニット20を表側から裏側に向けて押すので、前面板Wに対するセンサユニット20の位置が移動する。
また、位置決めネジ孔35fに対して位置決めネジ35mを左に回転させて螺合すると、位置決めネジ35mの頭部と位置決めネジ孔35fが設けられた受け部33との距離が長くなり、それに伴い、付勢部34が、センサユニット20を裏側から表側に向けて押して移動させる。
(8)最後に、図18及び図19に示すように、一体化されたカバー10の係止爪13jを、係止突起21Tjの近傍に挿入口Jに挿入し、カバー10を前面板Wの表側W1の面に対して略平行にスライドさせて、係止爪13jと係止突起21Tjとが、表側から裏側をみたときに重なるようにして、係止する。この際、前面板Wの表側W1の面が鉛直な壁面である場合は、L字状の係止爪13jの先端が鉛直下向きになるようにすると、カバー10の自重が係止爪13jを介して係止突起21Tjにかけられる。
図19は、平面スイッチ1が設置された前面板Wの斜視図である。
このようにして、前面板Wに対して、平面スイッチ1を簡単に設置できる。
また、平面スイッチ1は、図19に示すように、体裁面である前面板Wの表側W1の表面から、カバー10の厚み分(例えば約1mm程度)だけしか突出しないので、すっきりとした外観となって見栄えがよく、ユーザの身体や他の物体と衝突しにくいので安全である。
さらに、表示部22dが表側W1の表面とほぼ面一になるので、前面板Wの表側W1の表面と一体となっているような印象を与えることができ、美観に優れる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係る平面スイッチは上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。
例えば、上記では、平面スイッチ1がカバー10を備える場合について示したが、これに限らず、開口部2をカバー10で覆う代わりに、より厚みの小さい壁紙等のフィルムで開口部2を覆うようにしてもよい。
この場合、平面スイッチ1の部分だけ透明にした壁紙等を前面板Wの表側W1の面に貼り、センサユニット20の光源やセンサユニット20に設けられた操作アイコン12dを印刷したハーフミラーのシートやプレートが透過できるようにする。
このようにすることで、夜間等の平面スイッチ1の周囲が暗い時にセンサユニット20に設けられた光源を点灯させると、操作アイコン12dが浮かび上がるような演出ができ、斬新なスイッチを構成できる。
本発明によれば、前面板に設けられた開口部に設置される平面スイッチが、センサユニットと、センサユニットを開口部に対して取り付けるフレーム部と、フレーム部を前面板に固定する固定部材と、を備え、フレーム部は、前面板の裏側における開口部の縁部に対して固定部材で固定されるので、フレーム部が前面板の表側に突出することがなく、前面板の表側の面に対して平面スイッチの表側の面を面一にでき、美観に優れる。
本発明によれば、フレーム部は、開口部の縁部に当接する枠体と、枠体から前記開口部の奥側に延びるアーム部と、アーム部から前面板とほぼ平行に開口部の中央側に延在する受け部と、受け部上に設けられ、センサユニットを開口部側に付勢する付勢部と、開口部に対するセンサユニットの位置を調節自在に、センサユニットを付勢部の付勢力に抗して受け部に係留する係留部と、を備えるので、前面板の厚みの違いに影響を受けることなく、前面板の表側の表面に対する平面スイッチ本体の位置を決めることができ、前面板の表側の面に対して平面スイッチの表側の面を面一にできる。
本発明によれば、フレーム部は、少なくとも枠体の対向する辺に一対設けられたアーム部と、それぞれのアーム部から延在する受け部と、それぞれの受け部上に設けられた付勢部と、を備えるので、センサユニットの位置を三次元的に調節でき、前面板の裏側の面と表側の面が平行でなくても、前面板の表側の面に対して平面スイッチの表側の面を面一にできる。
また、フレーム部が、センサユニットを前面板に取り付ける機能と、前面板に対するセンサユニットの位置を調節する機能の両機能を兼ねることができる。
本発明によれば、付勢部は、受け部に固定される固定部と、固定部の両端に設けられた弾性部と、を備える板バネであるので、一つの板バネから、一つの固定部と二つの弾性部を形成でき、付勢部を簡単な構造にして、平面スイッチの厚みを抑えることができ、平面スイッチを狭隘な壁にも設置できる。
本発明によれば、係留部は、位置決めネジと、受け部に設けられ、位置決めネジが螺合される位置決めネジ孔と、を備え、センサユニットには、位置決めネジを通す位置決めネジ挿通孔が位置決めネジ孔に対応する位置に設けられており、センサユニットの開口部に対する位置が、フレーム部の位置を基準として、位置決めネジの位置決めネジ孔に対する螺合量で調節されるので、前面板の厚み等に影響されることなく、前面板の裏側に固定されたフレーム部の位置に対してセンサユニットの位置決めができる。
本発明によれば、固定部材は固定ネジであり、枠体には、固定ネジを螺合させる固定ネジ孔が設けられており、フレーム部は、前面板の裏側に配置された枠体の固定ネジ孔に対して前面板の表側から固定ネジを螺合させることで前面板に固定されるので、平面スイッチを構成するフレーム部を前面板の表側から簡単に取り付けできる。
本発明によれば、開口部近傍における前面板の表側であって、フレーム部に設けられた固定ネジ孔の位置に対応する位置に、固定ネジの頭部が収まる座グリ穴が設けられるので、固定ネジを設ける場所の目印になるとともに、固定ネジの頭部を収容して表側から突出しないようにできる。
本発明によれば、センサユニットは、センサケースと、センサケース内に収容される表示板と、センサケース内に収容される静電容量センサと、を備えるので、センサユニットをサブアセンブリとでき、平面スイッチを組み立てやすい。
1 平面スイッチ
2 開口部
12 表示板
20 センサユニット
21 センサケース
21Bh 位置決めネジ挿通孔
24p 静電容量センサ
30 フレーム部
31 枠体
32 アーム部
33 受け部
34 付勢部
35 係留部
35f 位置決めネジ孔
35m 位置決めネジ
36 固定ネジ孔
37 固定部
38 弾性部
40 固定ネジ(固定部材)
50 座グリ穴
W 前面板
W1 表側
W2 裏側

Claims (8)

  1. 前面板に設けられた開口部に設置される平面スイッチであって、
    センサユニットと、
    前記センサユニットを前記開口部に対して取り付けるフレーム部と、
    前記フレーム部を前記前面板に固定する固定部材と、を備え、
    前記フレーム部は、前記前面板の裏側における前記開口部の縁部に対して前記固定部材で固定される
    ことを特徴とする平面スイッチ。
  2. 前記フレーム部は、
    前記開口部の縁部に当接する枠体と、
    前記枠体から前記開口部の奥側に延びるアーム部と、
    前記アーム部から前記前面板とほぼ平行に前記開口部の中央側に延在する受け部と、
    前記受け部上に設けられ、前記センサユニットを前記開口部側に付勢する付勢部と、
    前記開口部に対する前記センサユニットの位置を調節自在に、前記センサユニットを前記付勢部の付勢力に抗して前記受け部に係留する係留部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の平面スイッチ。
  3. 前記フレーム部は、
    少なくとも前記枠体の対向する辺に一対設けられた前記アーム部と、
    それぞれの前記アーム部から延在する前記受け部と、
    それぞれの前記受け部上に設けられた前記付勢部と、を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の平面スイッチ。
  4. 前記付勢部は、前記受け部に固定される固定部と、前記固定部の両端に設けられた弾性部と、を備える板バネである
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の平面スイッチ。
  5. 前記係留部は、
    位置決めネジと、
    前記受け部に設けられ、前記位置決めネジが螺合される位置決めネジ孔と、を備え、
    前記センサユニットには、前記位置決めネジを通す位置決めネジ挿通孔が前記位置決めネジ孔に対応する位置に設けられており、
    前記センサユニットの前記開口部に対する位置が、前記位置決めネジの前記位置決めネジ孔に対する螺合量で調節される
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の平面スイッチ。
  6. 前記固定部材は固定ネジであり、
    前記枠体には、前記固定ネジを螺合させる固定ネジ孔が設けられており、
    前記フレーム部は、前記前面板の裏側に配置された前記枠体の前記固定ネジ孔に対して前記前面板の表側から前記固定ネジを螺合させることで前記前面板に固定される
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の平面スイッチ。
  7. 前記開口部近傍における前記前面板の表側であって、前記フレーム部に設けられた固定ネジ孔の位置に対応する位置に、前記固定ネジの頭部が収まる座グリ穴が設けられる
    ことを特徴とする請求項6に記載の平面スイッチ。
  8. 前記センサユニットは、
    センサケースと、
    前記センサケース内に収容される表示板と、
    前記センサケース内に収容される静電容量センサと、を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の平面スイッチ。
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