JP6435292B2 - 平面スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は平面スイッチに関する。
壁に埋め込まれた状態で取付けて使用するとともに、壁から取外してリモコンとしても使用可能な照明用スイッチが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1の照明用スイッチでは、静電容量センサを用いてスイッチを構成しているのでスイッチ部分が平面である。
特開2012−059580号公報
特許文献1のような静電容量センサを用いたスイッチの場合、スイッチ面を平らに構成することが可能である。
このため、例えば、建物の壁に設置する場合、スイッチ面を壁と面一(例えば、スイッチ面と壁面が同一平面状)になるように設置できれば、スイッチ面が突出しないため、部屋等の美観を高めることが可能である。
しかしながら、建物の内壁と外壁との間の距離寸法は建物ごとに様々であるため、スイッチ面が平らであったとしても、スイッチを内壁に取付けたときに、必ずしも、スイッチ面が外壁と面一になるとは言えない。
このように、スイッチ面が外壁から突出しないように設置することは、スイッチ面が平らであったとしても、簡単に行えるものではないという問題がある。
したがって、例えば、スイッチ面を開口部とほぼ面一にするといったように開口部に対して適切にスイッチを配置することができるスイッチの出現が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、開口部に埋め込まれる平面スイッチであって、簡単に、平面スイッチを開口部に対して適切に配置することができる平面スイッチを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の平面スイッチは、前面板に設けられた開口部に設置される平面スイッチであって、平面スイッチ本体と、前記平面スイッチ本体を前記開口部に対して取り付ける取付体と、を備え、前記取付体は、前記開口部の表側の周縁部に当接する枠状のフレーム部を有する取付本体部と、前記開口部の裏側の周縁部に当接して前記フレーム部とで前記前面板を挟持する挟持部と、を備え、前記取付本体部は、前記フレーム部から前記開口部の奥側に延在し、前記挟持部が取り付けられる複数の受け部を備え、前記挟持部は、前記取付本体部とで前記前面板を挟持するときに、弾性変形する。
(2)上記(1)の構成において、前記受け部が、前記フレーム部の対向する位置に一対設けられている。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記取付体は、前記平面スイッチ本体を前記開口部の外側に向けて付勢する付勢部と、前記開口部に対する前記平面スイッチ本体の位置を調節可能に、前記平面スイッチ本体を前記付勢部の付勢力に抗して前記取付体に係留する係留部と、を備えている。
(4)上記(3)の構成において、前記受け部は、前記フレーム部から前記開口部の奥側に延びるアーム部と、前記アーム部から前記前面板とほぼ平行に延在し、前記挟持部が取り付けられる被取付部と、を備え、前記挟持部は、前記被取付部に取り付けられる取付部と、前記取付部に取り付けられ、前記前面板を挟持するときに弾性変形する前記開口部の裏側の前記周縁部に当接する当接部と、を備え、前記付勢部は、圧縮コイルばねを備え、前記取付部は、前記圧縮コイルばねが配置される前記圧縮コイルばねの一端側を受けるばね受け部と、前記ばね受け部に設けられたネジ螺合孔と、を備え、前記係留部は、前記ネジ螺合孔に螺合し、前記平面スイッチ本体を係留する係留ネジを備え、前記平面スイッチ本体は、前記ネジ螺合孔に対応する部分に前記係留ネジを通すネジ孔を有している。
(5)上記(4)の構成において、前記取付部は、一対の前記ばね受け部と、それぞれの前記ばね受け部に設けられた前記ネジ螺合孔と、を備え、前記係留部は、それぞれの前記ネジ螺合孔に螺合し、前記平面スイッチ本体を係留する一対の係留ネジを備え、前記付勢部は、それぞれの前記ばね受け部に受けられる前記圧縮コイルばねを備えている。
(6)上記(1)から(5)のいずれか1つの構成において、前記平面スイッチ本体は、制御ユニットと、前記開口部側に配置され、前記制御ユニット上に設けられるセンサユニットと、を備え、前記センサユニットが静電容量式である。
(7)上記(1)から(6)のいずれか1つの構成において、前記平面スイッチ本体に取り付けられ、前記開口部を覆うカバーを備えている。
本発明によれば、開口部に埋め込まれる平面スイッチであって、簡単に、平面スイッチを開口部に対して適切に配置することができる平面スイッチを提供することができる。
本発明に係る実施形態の平面スイッチが部屋等の壁内に埋め込まれて設置されている状態を示す斜視図である。 図1のA方向から見た平面図である。 本発明に係る実施形態のカバー以外の平面スイッチの構成を示した斜視図である。 本発明に係る実施形態の取付本体部を前面板の開口部に配置したところを示した斜視図である。 本発明に係る実施形態の取付本体部を前面板に固定する作業を説明するための斜視図である。 本発明に係る実施形態の挟持部を示す斜視図である。 本発明に係る実施形態の平面スイッチ本体を示す分解斜視図である。 本発明に係る実施形態のセンサユニットの静電容量式のセンサ部分の構成を説明するための断面図であり、(a)はスイッチの操作が行われていない状態を示す図であり、(b)はスイッチの操作が行われている状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の平面スイッチ本体を付勢部上に配置したところを示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は本発明に係る実施形態の平面スイッチ1が部屋等の壁内に埋め込まれて設置されている状態を示す斜視図であり、図2は図1のA方向から見た平面図である。
なお、図1及び図2では、室内側に位置する前面板W(例えば、外壁)の一部だけを図示しており、以降の図においても前面板Wを図示する場合は、前面板Wの一部だけを図示するものとする。
例えば、平面スイッチ1は、照明装置等の操作を行うためのスイッチであり、図2に示すように、平面スイッチ1は、図示しないスイッチ操作のための各部品や前面板W(外壁等)に設けられた開口部2(図2では図示せず)が見えないようにするために、開口部2を覆うように設けられるカバー10を備えている。
図3は、カバー10を省略して、カバー10以外の平面スイッチ1の構成を示した斜視図である。
図3に示すように、平面スイッチ1は、カバー10以外に、平面スイッチ本体20と、平面スイッチ本体20を開口部2に対して取り付ける取付体30と、を備えている。
取付体30は、取付本体部31と、取付本体部31とで前面板Wを挟持する挟持部36(図2参照)と、を備えており、平面スイッチ本体20は、取付体30が備える付勢部38で開口部2の外側に向けて付勢されるとともに、後述する係留部によって取付体30に係留されている。
以下、具体的に平面スイッチ1を設置する作業について説明を行いながら、より詳細に、平面スイッチ1の各部の構成について説明を行う。
図4は、取付本体部31を前面板Wの開口部2に配置したところを示した斜視図である。
図4に示すように、取付本体部31は、開口部2の表側W1の周縁部に当接する枠状のフレーム部32と、フレーム部32から開口部2の奥側に延在し、挟持部36(図2参照)が取り付けられる複数の受け部33と、を備えている。
フレーム部32は、開口部2の形状に沿った枠状に形成されており、フレーム部32の内側形状は、ほぼ平面スイッチ本体20の外形に合わせた形状になっている。
受け部33は、本実施形態では、フレーム部32の対向する位置に一対設けられている。
より具体的には、フレーム部32の長さの短い2つの対向する辺に設けられている。
そして、受け部33は、フレーム部32から開口部2の奥側に延びるアーム部33aと、アーム部33aから前面板Wとほぼ平行に延在し、挟持部36が取り付けられる被取付部33bと、を備えている。
また、フレーム部32には、フレーム部32の外周の一部に開口部2側に折り返した折り返し部32aが設けられており、この折り返し部32aによって、開口部2に対してフレーム部32がガタつくことが抑制されている。
なお、フレーム部32の長さの短い2つの対向する辺においては、上述した受け部33のアーム部33aが開口部2に対するフレーム部32のガタつきを抑制する役目を果たしている。
このように、前面板Wの開口部2に取付本体部31を配置したら、次に、この取付本体部31が前面板Wから外れないように、取付本体部31と挟持部36(図2参照)とで前面板Wを挟持して取付本体部31を前面板Wに固定する。
図5は、取付本体部31を前面板Wに固定する作業を説明するための斜視図である。
なお、図5は前面板Wの裏側W2を見るようにした図になっている。
また、図6は、挟持部36を示す斜視図である。
図6に示すように、挟持部36は、取付本体部31の被取付部33b(図5参照)に取り付けられる取付部36aと、取付部36aに一端側がネジ固定されることで取り付けられた当接部36bと、を備えている。
なお、本実施形態では、取付本体部31の対向する位置に一対の被取付部33bが設けられているので、それぞれの被取付部33bに対応する一対の挟持部36を備えている。
そして、当接部36bは、取付本体部31の被取付部33b(図5参照)に取付部36aが固定されたときに、取付部36aにネジ固定される一端側に対して、他端側が前面板Wの裏側W2に当接するように曲げられている。
本実施形態では、挟持部36を2つの部材で形成するようにしているが、挟持部36は、取付部36aと当接部36bを一体成形したものであってもよい。
しかしながら、理由については後述するが、本実施形態のように、挟持部36を2つの部材で形成するようにすると、取付部36aの厚みを厚くし、取付部36aの剛性を高くする一方、当接部36bの厚みを薄くして、当接部36bに弾性力を与えることができる。
このように、当接部36bに弾性力を与えるようにしておくと、取付本体部31と挟持部36とで前面板Wを挟持するときに、当接部36bが前面板Wの裏側W2の開口部2の周縁部に当接すると、当接部36bが弾性変形できる。
このため、前面板Wの厚さが異なる場合でも、挟持部36(当接部36b)が弾性変形することで、図5に示すように、被取付部33bのネジ37を通すネジ孔33baを通じて取付部36aのネジ螺合孔36aaにネジ37を螺合させ、被取付部33bに対して取付部36aを固定したときに、被取付部33bと取付部36aが面接触する安定した固定状態となる。
そして、図5に示すように、被取付部33bよりも挟持部36が開口部2の奥側に位置するように配置し、被取付部33bの裏側に挟持部36の取付部36aの表側が面接触するようにネジ37で固定を行い、取付本体部31と挟持部36とで前面板Wの開口部2の周縁部を狭持するようにして、取付本体部31が前面板Wに固定されると、次に、平面スイッチ本体20を開口部2に対して適切な位置に位置するように取り付ける作業を行う。
図3に示すように、取付体30には、平面スイッチ本体20を開口部2の外側に向けて付勢する付勢部38が設けられており、その付勢部38上に平面スイッチ本体20を配置する。
ここで、付勢部38について、具体的に説明すると、図6に示すように、挟持部36の取付部36aには、対向する位置に曲げ加工によって一対の圧縮コイルばね38a(図3参照)の一端側を受ける一対のばね受け部36cが設けられており、そのばね受け部36c上には、図3に示すように、それぞれ付勢部38となる圧縮コイルばね38aが配置されている。
上述したように、挟持部36の取付部36aは、厚みを厚くして剛性を高くしているため、圧縮コイルばね38aの付勢力によって、ばね受け部36cが形成された取付部36aが変形することがなく、平面スイッチ本体20は、圧縮コイルばね38aを介して取付部36aに安定して支持された状態となる。
また、図6に示すように、一対のばね受け部36cには、それぞればね受け部36cの中央(圧縮コイルばね38aの中央)に対応する位置に後述する係留ネジ24(図9参照)を螺合させるネジ螺合孔36caが設けられており、図3に示すように、平面スイッチ本体20の四隅には、ネジ螺合孔36caに対応する部分に係留ネジ24を通すネジ孔21が設けられている。
図7は、平面スイッチ本体20を示す分解斜視図である。
図7に示すように、具体的には、平面スイッチ本体20は、制御ユニット22と、開口部2(図示せず)側に配置され、制御ユニット22上に設けられるセンサユニット23と、を備えており、制御ユニット22及びセンサユニット23の四隅には、図6に示した挟持部36のネジ螺合孔36caに対応する部分に係留ネジ24(図9参照)を通すネジ孔21が設けられている。
ここで、平面スイッチ本体20について簡単に説明すると、制御ユニット22は、ケース22aと、ケース22a用の蓋22bと、ケース22a内に収容される、図示しない電源部や制御回路(回路基板)を有しており、蓋22bには、センサユニット23と制御回路(回路基板)とを接続する図示しないコネクタ部が設けられる開口22baが形成されている。
一方、センサユニット23は、ユーザがスイッチ操作を行うときに操作部となる部分であり、本実施形態では、静電容量式のセンサで構成されており、図8を参照して簡単にセンサユニット23のセンサの構成を説明すると、スイッチ操作のためにユーザが指Fを近付けるセンサ基板43の部分には、図8(a)に示すように、操作側となる前面43a側にドライブライン61及びセンターライン62が設けられ、センサ基板43の後面43e側にグランド63が設けられている。
そして、図8(a)では、電界の様子を電気力線として矢印で示しているが、ドライブライン61とセンターライン62及びグランド63との間には電界が生じるようになっている。
この状態のところに、図8(b)に示すように、ユーザの指Fが近づくと電気力線が指F側に引っ張られ、センターライン62への電気力線の本数が減少する。
この電気力線の減少、つまり、静電容量の変化を検知することで、スイッチの操作が行われたか否かを検出するようになっている。
なお、センサユニット23を、その他一般的な他の構成からなる静電容量式のセンサで構成するようにしてもよいが、本実施形態のように、電気力線の変化を検知する構成の場合、センサの表面から指Fが離れていても、指Fが近づくだけで検知することが可能であるため、例えば、図1に示したカバー10等を設けたりしても良好なスイッチ操作の検知が可能である。
このため、センサユニット23は、電気力線の変化を検知するタイプの静電容量式のセンサで構成されることが好ましい。
このような制御ユニット22と操作面側がほぼ平坦なセンサユニット23を備えた平面スイッチ本体20を、上述したように、付勢部38上に配置すると、図9に示すように、取付本体部31のフレーム部32内に配置された状態となり、平面スイッチ本体20の四隅のネジ孔21と、ばね受け部36c(図6参照)のネジ螺合孔36ca(図6参照)との位置が合った状態となる。
したがって、このネジ孔21を通して係留ネジ24をばね受け部36c(図6参照)のネジ螺合孔36ca(図6参照)に螺合させることで、平面スイッチ本体20は取付体30に取り付けられる。
ここで、上述したように、平面スイッチ本体20は、付勢部38の備える圧縮コイルばね38aで開口部2側に付勢されているので付勢力に抗して係留ネジ24のネジ螺合孔36ca(図6参照)への螺合量を変えることで、開口部2の外側方向及び奥方向への平面スイッチ本体20の位置の調節が可能である。
このため、例えば、平面スイッチ本体20の開口部2の外側に向く表面が前面板Wの表側W1の面とほぼ面一に調整する等、簡単に、平面スイッチ本体20を開口部2に対して適切に配置することができる。
そして、適切な位置に平面スイッチ本体20が配置されると、図1に示したように、開口部2等が見えないようにカバー10を取り付けるようにする。
なお、図7に示すように、平面スイッチ本体20のセンサユニット23の外周には、カバー10を係合させるほぼL字状の係合溝23aが形成されており、カバー10には、裏面側にその係合溝23aに係合するほぼL字状の係合突起(図示せず)が設けられているので、係合溝23aに係合突起を係合させるだけでカバー10を平面スイッチ本体20に取り付けられるようになっている。
以上のように、本実施形態の平面スイッチ1によれば、取付本体部31と、取付本体部31とで前面板Wを挟持するときに弾性変形する挟持部36と、で前面板Wの厚みに関係なく、良好に前面板Wに対して取付体30が取り付けられており、そして、その取付体30の取付本体部31は、前面板Wの表側W1の面を基準にして設けられている。
このため、前面板Wと内壁の間の距離に関係なく、平面スイッチ本体20の位置を決めることができ、また、前面板Wの厚みの違いにも影響を受けることなく、平面スイッチ本体20の位置を決めることができる。
したがって、上記では、圧縮コイルばね38aを備える付勢部38と、係留ネジ24を備える係留部とで平面スイッチ本体20の位置の調整ができるようにしていたが、例えば、常に、平面スイッチ本体20の開口部2の外側に向く表面が前面板Wの表側W1の面とほぼ面一であればよい場合、圧縮コイルばね38aを設けている部分を平面スイッチ本体20に当接する受け部となるように曲げ加工を行い、その受け部に平面スイッチ本体20が受けられることで、平面スイッチ本体20が前面板Wの表側W1の面とほぼ面一に位置するようにしてもよい。
この場合には、付勢部38を省略して、平面スイッチ本体20をその受け部に係留ネジ24で固定するだけでよい。
ただし、平面スイッチ本体20のセンサユニット23の感度の調節等を目的として、平面スイッチ本体20の位置を微調整したい場合等も考えられることから、本実施形態のように、平面スイッチ本体20の位置の調整ができるほうが好ましい。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記では、圧縮コイルばね38aを受けるばね受け部36cを挟持部36側に設けるようにしていたが、取付本体部31側に設けるようにすることも可能である。
ただし、ばね受け部36cに求められる剛性が得られる厚みの板材をプレス加工して、取付本体部31を形成すると、前面板Wの表側W1上に乗る部分の厚みが厚くなり、出っ張り感が出てしまうことから、挟持部36側に圧縮コイルばね38aを受けるばね受け部36cを設けるようにするほうがよい。
また、上記では、圧縮コイルばね38aを用いているが、圧縮コイルばね38aをゴム弾性を有するような部材に変えてもよく、また、V字状に弾性部が形成された板バネで一対の圧縮コイルばね38aの代わりをするようにしてもよい。
さらに、上記では、前面板Wが部屋等の外壁である場合について示したが、平面スイッチ1の設置場所は、机等であってもよく、平面スイッチ1の操作の対象とする機器類は、上記のように照明機器に限らず、空調設備、家電製品、シャッターやカーテン等といったスイッチ操作を伴うようなものであればよい。
加えて、上記では、平面スイッチ1がカバー10を備える場合について示したが、開口部2をカバー10で覆う代わりに壁紙で開口部2を覆うようにしてもよく、したがって、カバー10も必須の構成要件ではない。
このように開口部2を壁紙で覆う場合には、平面スイッチ1の部分だけ透明にした壁紙を張るようにして、センサユニット23に光源を設け、このセンサユニット23の表面上にスイッチを示す図や記号等を印刷したハーフミラーのシートやプレートを設けるようにする。
そうすると、夜間等の平面スイッチ1の周囲が暗いときにセンサユニット23に設けた光源を点灯させることで、その図や記号等が浮かび上がるような演出ができ、極めて斬新なスイッチを構成することができる。
このように、本発明は、具体的な実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲での種々の変更を行ったものも本発明の技術的範囲に含まれるものであることは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…平面スイッチ、2…開口部、10…カバー、20…平面スイッチ本体、21…ネジ孔、22…制御ユニット、22a…ケース、22b…蓋、22ba…開口、23…センサユニット、23a…係合溝、24…係留ネジ、30…取付体、31…取付本体部、32…フレーム部、32a…折り返し部、33…受け部、33a…アーム部、33b…被取付部、33ba…ネジ孔、36…挟持部、36a…取付部、36aa…ネジ螺合孔、36b…当接部、36c…ばね受け部、36ca…ネジ螺合孔、37…ネジ、38…付勢部、38a…圧縮コイルばね、43…センサ基板、43a…前面、43e…後面、61…ドライブライン、62…センターライン、63…グランド、F…指、W…前面板、W1…表側、W2…裏側

Claims (5)

  1. 前面板に設けられた開口部に設置される平面スイッチであって、
    平面スイッチ本体と、
    前記平面スイッチ本体を前記開口部に対して取り付ける取付体と
    を備え、
    前記取付体は、
    前記開口部の表側の周縁部に当接する枠状のフレーム部を有する取付本体部と、
    前記開口部の裏側の周縁部に当接して前記フレーム部とで前記前面板を挟持する挟持部と、
    前記平面スイッチ本体を前記開口部の外側に向けて付勢する付勢部と、
    前記開口部に対する前記平面スイッチ本体の位置を調節可能に、前記平面スイッチ本体を前記付勢部の付勢力に抗して前記取付体に係留する係留部と
    を備え、
    前記付勢部は、圧縮コイルばねを備え、
    前記取付本体部は、前記フレーム部から前記開口部の奥側に延在し、前記挟持部が取り付けられる複数の受け部を備え、
    前記受け部は、前記フレーム部から前記開口部の奥側に延びるアーム部と、前記アーム部から前記前面板とほぼ平行に延在し、前記挟持部が取り付けられる被取付部とを備え、
    前記挟持部は、前記被取付部に取り付けられる取付部と、前記取付部に取り付けられ、前記前面板を挟持するときに弾性変形する前記開口部の裏側の前記周縁部に当接する当接部とを備え、
    前記取付部は、前記圧縮コイルばねが配置される前記圧縮コイルばねの一端側を受けるばね受け部と、前記ばね受け部に設けられたネジ螺合孔とを備え、
    前記係留部は、前記ネジ螺合孔に螺合し、前記平面スイッチ本体を係留する係留ネジを備え、
    前記平面スイッチ本体は、前記ネジ螺合孔に対応する部分に前記係留ネジを通すネジ孔を有しており、
    前記挟持部は、前記取付本体部とで前記前面板を挟持するときに、弾性変形することを特徴とする平面スイッチ。
  2. 前記受け部が、前記フレーム部の対向する位置に一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載の平面スイッチ。
  3. 前記取付部は、一対の前記ばね受け部と、それぞれの前記ばね受け部に設けられた前記ネジ螺合孔とを備え、
    前記係留部は、それぞれの前記ネジ螺合孔に螺合し、前記平面スイッチ本体を係留する一対の係留ネジを備え、
    前記付勢部は、それぞれの前記ばね受け部に受けられる前記圧縮コイルばねを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の平面スイッチ。
  4. 前記平面スイッチ本体は、
    制御ユニットと、
    前記開口部側に配置され、前記制御ユニット上に設けられるセンサユニットと
    を備え、
    前記センサユニットが静電容量式であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の平面スイッチ。
  5. 前記平面スイッチ本体に取り付けられ、前記開口部を覆うカバーを備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の平面スイッチ。
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