JP2018028192A - 車両管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両を遠隔管理することが可能な車両管理システムの提供を目的とする。【解決手段】本発明の車両管理システム10は、車両90に搭載される車両制御装置20と、リモートキー30と、車両制御装置20から車両情報を受信して保存するクラウドサーバ40と、スマートフォン50と、を有する。車両制御装置20とリモートキー30は、近距離無線通信を行って暗号鍵を共有化する。スマートフォン50は、リモートキー30と近距離無線通信を行って暗号鍵とリモートキーIDを取得する。クラウドサーバ40は、スマートフォン50から受信した暗号鍵とリモートキーIDを、車両制御装置20から既に取得している暗号鍵と車両IDに基づいて照合し、スマートフォン50からの暗号鍵及びリモートキーIDが正しい場合に、スマートフォン50のログインを許可する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯機器を用いた車両管理システムに関する。
従来、この種の車両管理システムとして、車両に搭載されたコントロールモジュールが、ドライバーの携帯機器から個人データを受信し、その個人データに基づいてシートやミラーのポジションを設定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような車両管理システムは、セキュリティ上の観点から、携帯機器を所持するドライバーが車両の近くにいる状態でのみ作動する構成となっていた。
特開2015−534921号公報(段落[0018]、図2)
しかしながら、上述した従来の車両管理システムは、携帯機器を所持するドライバーが車両の近くにいなければ利用できないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、車両を遠隔管理することが可能な車両管理システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、車両に搭載され、車両状態の検出及び前記車両の制御を行う車両制御装置と、前記車両制御装置との間で近距離無線通信を行って、前記車両制御装置に車両ドアの施錠及び解錠を行わせるリモートキーと、前記車両制御装置にネットワーク接続され、前記車両制御装置から車両情報を受信して保存するサーバと、前記サーバにネットワーク接続され、前記サーバから前記車両情報を取得するか又は前記車両制御装置に対する指令を前記サーバへ送信する携帯機器と、を有し、前記リモートキーと前記車両制御装置は、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵を共有し、前記車両制御装置は、前記車両情報の1つとして前記車両に固有の車両IDを有し、且つ、予め定められたタイミングで前記車両情報と前記暗号鍵を前記サーバに送信するように構成され、前記携帯機器は、前記リモートキーと近距離無線通信を行って前記リモートキーから前記暗号鍵と予め前記車両IDに紐付けられたリモートキーIDとを取得するように構成され、前記サーバは、前記携帯機器から前記暗号鍵及び前記リモートキーIDを受信し、その携帯機器から取得した暗号鍵及びリモートキーIDを前記車両制御装置から既に取得している前記暗号鍵及び前記車両IDに基づいて照合し、前記携帯機器からの前記暗号鍵及び前記リモートキーIDが正しい場合に、前記携帯機器のログインを許可する車両管理システムである。
請求項2の発明は、車両に搭載され、車両状態の検出及び前記車両の制御を行う車両制御装置と、前記車両制御装置との間で近距離無線通信を行って、前記車両制御装置に車両ドアの施錠及び解錠を行わせるリモートキーと、前記車両制御装置にネットワーク接続され、前記車両制御装置から車両情報を受信して保存するサーバと、前記サーバにネットワーク接続され、前記サーバから前記車両情報を取得するか又は前記車両制御装置に対する指令を前記サーバへ送信する携帯機器と、を有し、前記リモートキーと前記車両制御装置は、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵を共有し、前記車両制御装置は、前記車両情報の1つとして前記携帯機器に固有の携帯機器IDを登録するように構成され、且つ、予め定められたタイミングで前記車両情報と前記暗号鍵を前記サーバに送信するように構成され、前記携帯機器は、前記リモートキーと近距離無線通信を行って前記リモートキーから前記暗号鍵を取得するように構成され、前記サーバは、前記携帯機器から前記暗号鍵及び前記携帯機器IDを受信し、その携帯機器から取得した暗号鍵及び携帯機器IDを前記車両制御装置から既に取得している前記暗号鍵及び前記携帯機器IDと照合し、前記携帯機器からの前記暗号鍵及び前記携帯機器IDが正しい場合に、前記携帯機器のログインを許可する車両管理システムである。
請求項3の発明は、前記携帯機器は、前記車両制御装置に対する指令を前記サーバへ送信するように構成され、前記車両制御装置は、前記サーバから前記指令を受信し、その指令に従って前記車両を制御する請求項1又は2に記載の車両管理システムである。
請求項4の発明は、前記携帯機器又は前記サーバには、前記車両の制御が許可されるユーザーの候補が登録され、前記携帯機器は、前記ユーザーを認識するためのユーザーIDを有する別の携帯機器に対して前記車両を制御することを許可する許可指令を前記サーバに送信し、前記車両制御装置は、前記別の携帯機器と近距離無線通信を行って前記ユーザーIDを認証するように構成され、前記ユーザーIDを認証したときに、前記許可指令に従って前記別の携帯機器による前記車両の制御を許可する請求項3に記載の車両管理システムである。
[請求項1,2の発明]
本発明の車両管理システムでは、リモートキーが車両制御装置と近距離無線通信を行って、車両制御装置に車両ドアの施錠及び解錠を行わせる。また、リモートキーと車両制御装置は、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵を共有する。そして、車両制御装置は、予め定められたタイミングで、暗号鍵と車両情報をサーバに送信する。このサーバには、携帯機器がネットワーク接続されていて、携帯機器は、サーバから車両情報を取得したり、サーバを介して車両制御装置に指令を送信したりする。このように、本発明では、携帯機器によって車両を遠隔管理することが可能となる。なお、暗号鍵が更新されるタイミングと、車両制御装置が暗号鍵と車両情報をサーバに送信するタイミングとは、同じタイミングであってもよいし、異なるタイミングであってもよい。
ここで、請求項1の発明では、携帯機器は、リモートキーとの間で近距離無線通信を行うように構成され、リモートキーから暗号鍵とリモートキーIDを取得する。そして、携帯機器は、サーバにログインする際、暗号鍵とリモートキーIDをサーバに送信する。サーバは、携帯機器から受信した暗号鍵及びリモートキーIDを、車両制御装置から既に取得している暗号鍵及び車両IDに基づいて照合する。具体的には、携帯機器から取得したリモートキーIDは車両IDに紐付けされているので、サーバは、携帯機器から取得したリモートキーIDにより車両を特定する。そして、携帯機器から取得した暗号鍵が、特定した車両の車両制御装置から取得した暗号鍵に一致する場合に、携帯機器のログインを許可する。このように、本発明では、サーバは、携帯機器のログインを許可する際に、暗号鍵を照合する。これにより、サーバがリモートキーIDのみを照合して携帯機器のログインを許可する場合と比較して、サーバに対するセキュリティの向上が図られる。しかも、暗号鍵は、予め定められたタイミングで更新されるものであるから、サーバに対するセキュリティの一層の向上が図られる。
また、請求項2の発明では、携帯機器は、リモートキーとの間で近距離無線通信を行うように構成され、リモートキーから暗号鍵を取得する。そして、携帯機器は、サーバにログインする際、暗号鍵と携帯機器IDをサーバに送信する。サーバは、携帯機器から受信した暗号鍵及び携帯機器IDを、車両制御装置から既に取得している暗号鍵及び携帯機器IDと照合し、携帯機器から取得した暗号鍵及び携帯機器IDが正しい場合に、携帯機器のログインを許可する。このように、本発明では、サーバは、携帯機器のログインを許可する際に、携帯機器IDだけでなく暗号鍵を照合する。これにより、サーバが携帯機器IDのみを照合して携帯機器のログインを許可する場合と比較して、サーバに対するセキュリティの向上が図られる。しかも、暗号鍵は、予め定められたタイミングで更新されるものであるから、サーバに対するセキュリティの一層の向上が図られる。
[請求項3の発明]
本発明によれば、車両を遠隔操作することが可能となる。
[請求項4の発明]
本発明では、車両の所有者以外の第三者が所有する別の携帯機器によって、第三者に予め定めた範囲内で車両を制御させることが可能となる。これにより、車両の所有者は、車両から遠く離れた場所にいても、例えば、ガソリンスタンドの店員や車両のディーラー等にガソリンの補給や部品の交換をさせることが可能となり、車両に関する適切なサービスを受けることが可能となる。
車両管理システムの概略構成を示すブロック図 車両制御装置とリモートキーの間で行われる通信を説明するためのブロック図 車両制御装置とクラウドサーバの間で行われる通信を説明するためのブロック図 クラウドサーバ、スマートフォン及びリモートキーの間で行われる通信を説明するためのブロック図 車両制御装置とリモートキーが実行する処理のタイムフロー スマートフォンとクラウドサーバが実行する処理のタイムフロー (A)車両ログイン画面の概略図、(B)車両指令画面の概略図 各種指令画面の概略図 移動指令画面の概略図 メンテナンス依頼画面の概略図 使用例1においてスマートフォンとクラウドサーバが実行する処理のタイムフロー 使用例3の車両管理システムで行われる通信を説明するためのブロック図 使用例4の車両管理システムで行われる通信を説明するためのブロック図 使用例4において車両制御装置とクラウドサーバが実行する処理のタイムフロー 使用例5の車両管理システムで行われる通信を説明するためのブロック図
[第1実施形態]
図1に示すように、本実施形態の車両管理システム10は、車両90に搭載される車両制御装置20と、リモートキー30と、クラウドサーバ40と、スマートフォン50と、を備えている。クラウドサーバ40は、本発明の「サーバ」に相当し、スマートフォン50は、本発明の「携帯機器」に相当する。
車両制御装置20は、制御部21と、通信部22と、近距離通信部23と、記憶部24と、を有し、車両90に備えられた各種装置(例えば、図2に示した車両ドア91のドアロック装置92、エアコン装置93等)を制御する。制御部21は、通信部22、近距離通信部23及び記憶部24に接続されて、それら通信部22、近距離通信部23及び記憶部24を制御する。通信部22は、ネットワーク回線を介して、クラウドサーバ40と無線通信を行う。近距離通信部23は、例えば、Bluetooth(登録商標)等によって、リモートキー30又はスマートフォン50と近距離無線通信を行う。記憶部24には、制御部21が実行するプログラム、車両情報、リモートキー30との通信に用いられる暗号鍵、車両制御装置20に登録されたリモートキー30に固有のリモートキーID等が記憶される。なお、車両情報には、車両90に固有の車両ID、車両90の現在位置、車両ドア91の施錠状態、エアコン装置93のオンオフ状態等が含まれる(車両ドア91及びエアコン装置93については図2を参照)。また、リモートキーIDは、車両90が購入される前に車両IDに紐付けされている。
リモートキー30は、制御部31と、近距離通信部33と、記憶部34と、を有し、車両制御装置20を介して車両ドア91のドアロック装置92(図2参照)を制御する。制御部31は、近距離通信部33及び記憶部34に接続されて、それら近距離通信部33及び記憶部34を制御する。近距離通信部33は、例えば、Bluetooth等によって、車両制御装置20やスマートフォン50と近距離無線通信を行う。記憶部34には、制御部31が実行するプログラム、上述したリモートキーID等が記憶される。
クラウドサーバ40は、制御部41と、通信部42と、記憶部44と、を有し、車両制御装置20から取得した車両情報を保存する。制御部41は、通信部42及び記憶部44に接続されて、それら通信部42及び記憶部44を制御する。通信部42は、ネットワーク回線を介して、車両制御装置20又はスマートフォン50と通信を行う。記憶部44には、制御部41が実行するプログラム、車両制御装置20から取得した車両情報、暗号鍵、リモートキーID等が記憶される。
スマートフォン50は、制御部51と、通信部52と、近距離通信部53と、記憶部54と、を有する。制御部51は、通信部52、近距離通信部53及び記憶部54に接続されて、それら通信部52、近距離通信部53及び記憶部54を制御する。通信部52は、ネットワーク回線を介して、クラウドサーバ40と通信を行う。近距離通信部53は、例えば、Bluetooth等によって、リモートキー30と近距離無線通信を行う。記憶部54には、制御部51が実行するプログラムが記憶されている。また、記憶部54には、リモートキー30から取得したリモートキーIDや暗号鍵が一時的に保存される。
図7(A)、図7(B)、図8、図9及び図10には、スマートフォン50の表示部に表示される車両ログイン画面G7A、車両指令画面G7B、各種指令画面G8、移動指令画面G9及びメンテナンス依頼画面G10が示されている。車両ログイン画面G7A(図7(A)参照)には、ログインボタン71と初期設定ボタン72が表示されている。また、車両ログイン画面G7Aには、車両管理システム10で管理する車両90の車種名等も表示される。ログインボタン71は、スマートフォン50がクラウドサーバ40にログインするときに操作される。初期設定ボタン72は、リモートキーIDの登録の際に使用される。スマートフォン50のクラウドサーバ40へのログインが完了すると、車両指令画面G7B(図7(B)参照)が表示される。
車両指令画面G7Bには、各種指令ボタン73、移動指令ボタン74及びメンテナンス依頼ボタン75が表示されている。また、車両指令画面G7Bには、現在の車両90の状態を示す車両状態表示領域76が設けられている。各種指令ボタン73は、車両90のエアコン装置93等を制御する際に操作される。各種指令ボタン73が操作されると、各種指令画面G8(図8参照)が表示される。移動指令ボタン74は、自動運転により車両90を移動させる際に操作される。移動指令ボタン74が操作されると、移動指令画面G9(図9参照)が表示される。メンテナンス依頼ボタン75は、車両90のメンテナンスを業者に依頼する際に操作される。メンテナンス依頼ボタン75が操作されると、メンテナンス依頼画面G10(図10参照)が表示される。
各種指令画面G8には、車両90の各種装置に対する指令内容が表示される。図8に示す例では、エアコン装置93、ステレオ装置94、車両シート及びミラーへの指令内容が示されている。具体的には、各種指令画面G8には、エアコン装置93への指令に関して、ON/OFF切替ボタン181と詳細設定ボタン182が表示される。ON/OFF切替ボタン181がONになると、エアコン装置93への指令が実行される。詳細設定ボタン182は、エアコン装置93への指令内容を設定する際に操作される。エアコン装置93への指令内容は、設定内容表示領域183に表示される。また、各種指令画面G8には、車両シート及びミラーへの指令に関して、ドライバー設定ボタン184と詳細設定ボタン185が表示される。ドライバー設定ボタン184は、車両90のドライバーを設定する。車両シート及びミラーは、ドライバー設定ボタン184で設定されたドライバーに合わせてシート及びミラーのポジションを調整する。詳細設定ボタン185は、シート及びミラーのポジションを変更するときに操作される。なお、ドライバー設定ボタン184で設定可能なドライバーの候補はドライバー情報表示領域186に表示される。
移動指令画面G9には、車両90の自動運転に関する詳細な情報が表示される。具体的には、移動指令画面G9には、移動場所表示部191、移動時間表示部194及び自動運転開始ボタン198が操作される。が表示される。移動場所表示部191には、自動運転による車両90の移動先が表示される。車両90の移動先の詳細は、位置情報表示領域193とマップ196に表示される。車両90の移動先は、選択ボタン192によって変更可能となっている。選択ボタン192が操作されると、予め登録された地点から移動先を選択することができる。地点の登録は、マップ196での長押しと地点登録ボタン197の操作によって行われる。また、移動時間表示部194には、車両90の自動運転のタイミングが表示される。このタイミングは、車両90の出発時刻で設定されてもよいし、到着時刻で設定されてもよい。自動運転のタイミングは、変更ボタン195により変更される。自動運転開始ボタン198は、移動場所表示部191と移動時間表示部194に表示されている内容で自動運転を行わせる際に操作される。
メンテナンス依頼画面G10では、業者に依頼するメンテナンスの内容がメンテナンス内容表示領域112に表示される。メンテナンスの内容は、設定変更ボタン111とメンテナンス設定更新ボタン113により変更される。設定変更ボタン111が操作されると、メンテナンスの内容を編集することができる。メンテナンス設定更新ボタン113は、編集後のメンテナンスの内容を反映させる際に操作される。そして、予約ボタン114が操作されると、メンテナンス内容表示領域112に表示されたメンテナンスの内容で業者に依頼が行われる。
図2は、車両制御装置20とリモートキー30との間で行われる通信を示すブロック図である。また、図5は、車両ドア91の解錠の際に車両制御装置20とリモートキー30が実行する処理のタイムフローである。図2及び図5に示されるように、車両制御装置20は、近距離無線通信によってリモートキー30を認証し、リモートキー30からの受信信号に基づいてドアロック装置92を制御する。具体的には、車両制御装置20は、リモートキー30からリモートキーIDを受信し、その受信したリモートキーIDが記憶部24に記憶されているリモートキーIDに一致する場合には、リモートキー30からの解錠信号に基づいてドアロック装置92を制御する。この場合、リモートキー30からの指令がドアロック装置92へ伝達されることになる。一方、車両制御装置20が受信したリモートキーIDが記憶部24に記憶されているリモートキーIDに一致しない場合には、車両制御装置20は、ドアロック装置92に対して何も実行しない。この場合、リモートキー30からの指令がドアロック装置92に伝達されないことになる。
暗号鍵は、予め定められたタイミングで更新される。具体的には、暗号鍵の更新は、車両ドア91の施錠と解錠の何れか一方又は両方のタイミングで行われる。また、暗号鍵は、上記したタイミングに加えて、車両制御装置20とリモートキー30が近距離無線通信可能な状態にあるときに所定時間が経過する毎に行われてもよいし、ギアのチェンジやイグニッションオンのタイミング等で行われてもよい。更新の際の新しい暗号鍵は、車両制御装置20により生成されてもよいし、リモートキー30により生成されてもよい。図5に示す例では、車両制御装置20がリモートキー30から解錠信号を受信したタイミングで新しい暗号鍵を生成し、その暗号鍵をリモートキー30に送信している。また、車両制御装置20は、リモートキー30が新しい暗号鍵を受け取ったことの応答信号を受信してから、新しい暗号鍵を更新する。リモートキー30は、車両制御装置20の暗号鍵更新信号を受信してから、新しい暗号鍵を更新する。リモートキー30は、車両制御装置20の暗号鍵更新信号をノイズ等の影響で受信出来ない場合は、新しい暗号鍵を更新しない。なお、後述するように、暗号鍵は、スマートフォン50がクラウドサーバ40へログインする際に用いられる。ログインに際し、スマートフォン50は、リモートキー30から取得した暗号鍵を使用する。ここで、リモートキー30は前回の暗号鍵と今回の暗号鍵を記憶しているので、スマートフォン50のログインに際し、前回の暗号鍵と今回の暗号鍵の両方を試すようにしてもよい。また、運転中のようにリモートキー30と車両制御装置20が近くにあることが分かっている場合には、リモートキー30と車両制御装置20が暗号鍵の更新を互いに確認し合うようにして、暗号鍵が確実に更新されるようにしてもよい。
図3は、車両制御装置20とクラウドサーバ40との間で行われる通信を示すブロック図である。同図に示されるように、車両制御装置20は、クラウドサーバ40に車両情報をアップロードする。車両情報のアップロードは、予め定められたタイミング(例えば、イグニッションオフの状態で所定時間が経過する毎)で定期的に行われる。また、車両制御装置20は、予め定められたタイミングでクラウドサーバ40に保存されている指令をダウンロードし、その指令に基づいて車両90の各種装置を制御する。指令のダウンロードは、車両情報のアップロードと同じタイミングで行われてもよいし、別々のタイミングで行われてもよい。
また、車両制御装置20は、リモートキー30と共有している暗号鍵を使用して、クラウドサーバ40にアクセスする。クラウドサーバ40は、車両制御装置20から取得した暗号鍵を記憶部44に保存する。なお、暗号鍵が更新されると、車両用制御装置20は、前回の暗号鍵を使用して、クラウドサーバ40へアクセスする。そして、新しい暗号鍵がクラウドサーバ40に登録されると、車両制御装置20も暗号鍵を新しい暗号鍵に更新する(図5参照)。
図4は、リモートキー30、スマートフォン50及びクラウドサーバ40の間で行われる通信を示すブロック図である。また、図6は、スマートフォン50とクラウドサーバ40が実行する処理のタイムフローである。図4に示されるように、スマートフォン50は、クラウドサーバ40に保存されている車両情報を取得する。また、スマートフォン50は、車両制御装置20に対する指令をクラウドサーバ40に送信する。クラウドサーバ40は、スマートフォン50から受信した指令を記憶部44に記憶する。
スマートフォン50がクラウドサーバ40から車両情報を取得したり、クラウドサーバ40に指令を送信したりするには、スマートフォン50は、クラウドサーバ40にログインする必要がある。このログインの際、クラウドサーバ40は、リモートキー30のリモートキーIDを認証する。リモートキーIDは、車両90の販売前に車両制御装置20に登録され、車両制御装置20がクラウドサーバ40に車両情報をアップロードする際に車両情報の一部としてクラウドサーバ40に保存される。また、クラウドサーバ40へのリモートキー30の登録は、クラウドサーバ40の管理として、車両IDの登録と共に手動で登録されてもよい。
ここで、スマートフォン50のログインに際してクラウドサーバ40がリモートキー30のリモートキーIDのみを照合する場合、リモートキーIDが他のユーザーに知られると、他のユーザーはいつでもクラウドサーバ40に上がった車両90の情報を確認することができ、車両90へ指令を与えることが可能となってしまう。リモートキーIDが他のユーザーに知られる例としては、ウイルスのようなプログラムによってリモートキーIDを読み取られる場合、友人のスマートフォンにリモートキーIDを把握させた場合等が挙げられる。このような意図しない他のユーザーによる車両管理システム10の使用を防ぐために、本実施形態では、毎回更新される暗号鍵が照合に用いられる構成となっている。この構成によれば、意図して他のユーザーのスマートフォンにリモートキーIDと暗号鍵を把握させた場合を除いて、他のユーザーが暗号鍵を把握し続けることができなくなるため、セキュリティの向上が図られる。なお、上述したように、車両IDとリモートキーIDの紐付けは車両90購入前に行われるので、暗号鍵のやり取りはユーザーの特別な操作無しで行うことが可能となり、ユーザーは、車両90購入後に手間をかけずに車両管理システム10を使用することが可能となる。
具体的には、スマートフォン50は、近距離無線通信によってリモートキー30からリモートキーIDと暗号鍵を取得する。そして、スマートフォン50は、クラウドサーバ40へのログインに際して、リモートキーIDと暗号鍵をクラウドサーバ40へ送信する。クラウドサーバ40は、車両制御装置20から事前に取得した車両IDと暗号鍵に基づいて、スマートフォン50から取得したリモートキーIDと暗号鍵を照合する。スマートフォン50から取得したリモートキーIDは車両IDに紐付けされているので、クラウドサーバ40は、スマートフォン50から取得したリモートキーIDにより車両90を特定する。そして、クラウドサーバ40は、スマートフォン50から取得した暗号鍵が、特定した車両90の車両制御装置20から取得した暗号鍵に一致する場合に、スマートフォン50のログインを許可する。
なお、本実施形態では、上述したように、スマートフォン50の車両ログイン画面G7Aに、クラウドサーバ40へのログインボタン71が備えられている(図7(A)参照)。そして、そのログインボタン71が操作されたときに、スマートフォン50は予め登録されたリモートキー30に向かってリモートキーIDと暗号鍵の要求信号を送信する。リモートキー30は、要求信号を受信すると、スマートフォン50に向かってリモートキーIDと暗号鍵を送信する。ここで、スマートフォン50がリモートキー30と近距離無線通信可能な範囲に存在しない場合には、リモートキーIDと暗号鍵の情報を、スマートフォン50は把握する事が出来ない。なお、スマートフォン50の近くに、車両90のドライバーのリモートキー30とは別に他人のリモートキー30が存在する場合、それらリモートキー30を区別するために、予め、リモートキー30とスマートフォン50とを紐付けておくことが好ましい。
このように、本実施形態の車両管理システム10では、リモートキー30と車両制御装置20が近距離無線通信を行って、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵を共有する。また、車両制御装置20は、予め定められたタイミングで、車両IDを含む車両情報と暗号鍵をクラウドサーバ40に送信する。クラウドサーバ40には、スマートフォン50がネットワーク接続されていて、スマートフォン50は、クラウドサーバ40から車両情報を取得したり、クラウドサーバ40を介して車両制御装置20に指令を送信したりすることができる。このように、本実施形態の車両管理システム10では、スマートフォン50によって車両90を遠隔管理することが可能となる。
ここで、車両管理システム10では、スマートフォン50が近距離無線通信によってリモートキー30からリモートキーIDと暗号鍵を取得できるようになっていて、クラウドサーバ40は、スマートフォン50のログインを許可する際に、リモートキーIDだけでなく暗号鍵を照合する。これにより、車両管理システム10では、クラウドサーバ40がリモートキーIDのみを照合してスマートフォン50のログインを許可する場合と比較して、クラウドサーバ40に対するセキュリティの向上が図られる。しかも、暗号鍵は、車両ドア91の予め定められたタイミングで更新されるものであるから、クラウドサーバ40に対するセキュリティの一層の向上が図られる。
本実施形態の車両管理システム10の使用例としては、以下のようなものが挙げられる。
[使用例1]
使用例1では、車両90から離れた場所にいるドライバーが車両90のエアコン装置93(図2参照)をスマートフォン50により遠隔操作する。具体的には、図11に示すように、ドライバーは、自身が所持するスマートフォン50のログインボタンを押し、スマートフォン50に登録されているリモートキー30にリモートキーIDと暗号鍵を無線送信するように指令を与える。リモートキー30は、リモートキーIDと暗号鍵をスマートフォン50に送信する。ドライバーがスマートフォン50のアプリ画面上でエアコンのONボタンを押すと、エアコン装置93をオンにする指令がスマートフォン50からクラウドサーバ40へ送られる。この指令には、設定温度に関する情報が含まれてもよい。また、エアコン装置93にタイマー機能が備えられている場合には、エアコン装置93をオンにする時刻に関する情報が含まれてもよい。クラウドサーバ40は、スマートフォン50からの指令を記憶部44に保存する。クラウドサーバ40に保存された指令は、所定のタイミングで車両制御装置20にダウンロードされる。そして、車両制御装置20は、クラウドサーバ40からダウンロードした指令に従って、エアコン装置93をオンにする。
使用例1によれば、ドライバーは、車両90に乗る前にエアコン装置93をオンにしておくことで、車両90に乗車するときに車両90を快適な温度にしておくことが可能となる。
[使用例2]
使用例2は、使用例1を変形したものであり、指令の内容のみが異なっている。使用例2では、車両90の自動運転が前提となっていて、車両90が遠隔操作されて、指定された目的地まで移動する。具体的には、ドライバーは、スマートフォン50を介してクラウドサーバ40へ運転指令を送る。この運転指令には、車両90の目的地や到達予定時刻に関する情報が含まれている。この目的地は、スマートフォン50の位置情報を使用して、ドライバーの位置情報に基づいて設定されてもよいし、スマートフォン50の地図機能を使用して設定されてもよい。運転指令は、クラウドサーバ40に保存され、所定のタイミングで車両制御装置20にダウンロードされる。そして、車両制御装置20は、クラウドサーバ40からダウンロードした運転指令に従って、車両90の自動運転を行う。
使用例2によれば、例えば、ショッピングモール等で買い物をした場合、駐車場に駐車された車両90をタクシー乗り場のような特定の場所やドライバーのいる場所へ移動させることが可能となり、ドライバーが重い荷物を持って駐車場を移動する必要がなくなる。また、使用例2によれば、ドライバーが不在であるときに、学校の登下校に合わせて車両90に子供の送迎を行わせることも可能となる。なお、車両90の移動先を上述したタクシー乗り場のような特定の場所に限定させると、GPS精度やセキュリティ等の問題を回避し易くなり、より近い将来、現実的に行えるサービスになりやすいと考えられる。
なお、使用例2において、車両90はレンタカーであってもよい。この場合に、スマートフォン50は、レンタカー業者の所有物であってもよいし、車両90の借主の所有物であってもよい。後者の場合には、車両90の借主のスマートフォン50に、車両管理システム10の利用に必要となるアプリケーションをインストールすることで実現可能となってもよい。なお、このアプリケーションは、レンタル契約の期間中のみ有効にすることが好ましい。
[使用例3]
使用例3は、使用例1を変形したものであり、指令の内容と他のスマートフォンを使用する事が異なっている。
図12に示すように、使用例3では、車両90のドライバーとは異なる第三者(例えば、ドライバーの友人)が所有するスマートフォン50Vに保存されている音楽データが、クラウドサーバ40経由で車両90のステレオ装置94にダウンロードされる。
車両90のドライバーは、第三者からスマートフォン50Vを借りる等してリモートキー30の近くにスマートフォン50Vがある状態で、リモートキー30から取得したリモートキーIDと暗号鍵を用いてクラウドサーバ40にログインする。ドライバーは、スマートフォン50Vからクラウドサーバ40へ、音楽データと、その音楽データをステレオ装置94にダウンロードする指令を送る。クラウドサーバ40に保存された指令は、所定のタイミングで車両制御装置20にダウンロードされる。そして、車両制御装置20は、クラウドサーバ40からダウンロードした指令に従って、クラウドサーバ40から音楽データをダウンロードし、ステレオ装置94に読み込ませる。なお、使用例3では、スマートフォン50Vがリモートキー30から取得した暗号鍵は、所定時間の経過後に消去されることが好ましい。
[使用例4]
使用例4では、車両90の所有者は、車両90の近くにいなくても、業者に車両90のメンテナンス等を行わせることが可能となっている。使用例4では、車両90の所有者は、業者のサービスを受けるにあたって、予め、業者のスマートフォン150(図13参照)の業者IDを業者から教えてもらい、スマートフォン50と車両制御装置20に登録する。なお、使用例4において、業者IDは、請求項3に記載の「ユーザーID」に相当し、業者のスマートフォン150は、請求項3に記載の「別の携帯機器」に相当する。
図13及び図14に示すように、使用例4では、車両90の所有者は、まず、クラウドサーバ40へログインする。このクラウドサーバ40へのログインには、上述した使用例1と同様に、スマートフォン50とリモートキー30が用いられる。
次いで、スマートフォン50からクラウドサーバ40に、業者へのメンテナンスの要求が送られる。このメンテナンスの要求は、クラウドサーバ40を経由して業者のスマートフォン150へ送られる。また、クラウドサーバ40からメンテナンスが行われる際に必要な車両90への操作(例えば、ドアの開閉操作やボンネットの開操作等)を許可する権限を業者に付与するための許可指令が車両制御装置20へダウンロードされる。なお、図14には、メンテナンスの要求の具体例として、ガソリン補給が示されているが、他に、パーツ交換やオイル交換等であってもよい。
メンテナンスの要求を受けた業者は、車両90の所有者から指定された日時に、車両90がある場所まで赴く。なお、メンテナンスの日時や場所に関する情報は、メンテナンスの要求に含まれている。また、車両90の所有者から付与された権限によって業者が車両90の現在位置をGPSで確認できる場合には、メンテナンスの場所に関する情報がメンテナンスの要求に含まれていなくてもよい。
車両制御装置20は、業者のスマートフォン150との近距離無線通信によって、業者のスマートフォン150から業者IDを取得し、車両制御装置20に事前に登録されている業者IDと照合する。そして、業者のスマートフォン150から取得した業者IDが車両制御装置20に登録されている業者IDと一致する場合、車両制御装置20は、クラウドサーバ40から取得した許可指令に基づき、その許可指令で定められた範囲内で、業者による車両90の制御を許可する。なお、本使用例4では、車両90の給油口ドアが自動で開かれるようになっていて、車両制御装置20は、業者IDを認証すると、車両90の給油口ドア装置95(図13参照)に給油口ドアを開かせる。
使用例4では、車両90の所有者とは異なる第三者に予め定めた範囲内で車両90を制御させることが可能となる。これにより、車両90の所有者は、車両90から離れた場所にいても、ガソリンスタンドやディーラーといった業者にガソリン補給や部品交換等のメンテナンスをさせることが可能となり、車両90に関する適切なサービスを受けることが可能となる。なお、実質的には、業者の恰好をした車上荒らし等と業者を区別するため、家でテレビを見ているときにガソリンを入れてもらう、信用できる業者しか行き来できない会社の駐車場でガソリンをいれてもらう、というように、車両90の安全がある程度確保できる状況での使用が好ましい。
なお、上記した使用例4では、スマートフォン50がログインすることでメンテナンスの要求が業者へ送られる構成となっていたが、スマートフォン50のログイン時に、メンテナンス要求条件を設定し、そのメンテナンス要求条件が満たされたときに、メンテナンスの要求が自動的に業者へ送られる構成としてもよい。なお、ガソリンを入れるというメンテナンスに対するメンテナンス要求条件としては、例えば、ガソリンが半分以下に減っていて、平日の14時に会社に車両90が停まっていることが挙げられる。
また、上記した使用例4では、メンテナンスの依頼を行う前に、業者IDがスマートフォン50に登録されるようになっていたが、[A]車両90のメーカーと業者が提携することで、車両IDに業者IDが紐付けられていてもよいし、[B]ユーザーが会員登録等をすることで業者と提携し、スマートフォンアプリ上に業者IDを登録してもよいし、[C]スマートフォン50又はクラウドサーバ40に複数の業者が登録されていて、それら複数の業者にメンテナンスの依頼を送り、業者が依頼を受けたときに、業者の業者IDが車両90(車両制御装置20)に登録されてもよい。何れの場合においても、車両90に登録される業者IDは1つであっても複数であってもよい。
[使用例5]
図15に示すように、使用例5は、車両管理システム10のクラウドサーバ40にスマート家電200を結び付けたものである。なお、スマート家電200は、通信機能を有し、他の機器と連携させることにより利便性を向上させた家電製品である。スマート家電200の例としては、冷蔵庫、インターフォン、エアコン、照明装置等が挙げられる。
図15に示されるように、スマート家電200には、家電制御装置210が備えられている。家電制御装置210は、制御部211と、通信部212と、近距離通信部213と、記憶部214と、を有している。制御部211は、通信部212、近距離通信部213及び記憶部214に接続されて、それら通信部212、近距離通信部213及び記憶部214を制御する。通信部212は、ネットワーク回線を介して、クラウドサーバ240と無線通信を行う。近距離通信部213は、例えば、無線LANやBluetooth等によって、スマートフォン50と近距離無線通信を行う。記憶部214には、制御部212が実行するプログラムや家電情報等が記憶されている。なお、家電情報には、スマート家電200のID(以下、「家電ID」という。)、スマート家電200に対してスマート家電200及び車両90の所有者がスマート家電200に対して設定した暗証番号等が含まれる。
また、クラウドサーバ240は、制御部241と、通信部242と、記憶部244と、を有し、家電制御装置200から取得した家電情報を保存する。制御部241は、通信部242及び記憶部244に接続されて、それら通信部242及び記憶部244を制御する。通信部242は、ネットワーク回線を介して、家電制御装置200と通信を行う。記憶部244には、制御部241が実行するプログラム、家電制御装置210から取得した家電情報等が記憶される。なお、家電制御装置210は、所定のタイミングで定期的に、クラウドサーバ240に家電情報をアップロードする。
使用例5では、スマートフォン50に、予め、スマート家電200の家電IDと暗証番号を登録しておく。この登録は、スマートフォン50とスマート家電200との間の近距離無線通信によって行われる。
また、使用例5では、車両制御装置20がクラウドサーバ40経由で家電情報を取得することで、車両90のドライバーは、スマート家電200の家電情報を車両90内で把握することが可能となる。具体的には、クラウドサーバ40にスマートフォン50がログインした状態で、スマートフォン50からスマート200の家電IDと暗証番号が入力されると、クラウドサーバ40とクラウドサーバ240との間で、車両情報と家電情報のやり取りが可能となる。従って、車両制御装置20が、所定のタイミングで定期的に車両情報をダウンロードするときに、家電情報もダウンロードされる。これにより、スマート家電200の家電情報が車両制御装置20に取得される。なお、上記使用例1と同様に、クラウドサーバ40へのログインには、暗号鍵と携帯機器IDが用いられる。
車両制御装置20が取得する家電情報としては、例えば、スマート家電200が冷蔵庫である場合、冷蔵庫内の食材の数量等が挙げられる。この場合、その家電情報を車両制御装置20が車両90のドライバーに知らせることで、ドライバーは、車両90で帰宅する際に、足りない食材等を買って帰ることが可能となる。また、スマート家電200がインターフォンである場合、家電情報としては、留守中の訪問者リストが挙げられる。この場合、その家電情報が車両90のドライバーに知らされることで、ドライバーは、車両90で帰宅する際に、訪問者宅に寄ることができる。また、スマート家電200がホームセキュリティのメインシステムである場合、家電情報としては、家の戸締りの状態が挙げられる。この場合、ドライバーは、車両90で出発する前に、戸締りの不備を知ることが可能となる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、何れのスマートフォンでも車両管理システム10に使用できるように、スマートフォン50がリモートキー30から暗号鍵とリモートキーIDを取得する構成となっていたが、本実施形態では、スマートフォン50がリモートキー30から暗号鍵のみを取得し、クラウドサーバ40へのログインに際しては、スマートフォン50に固有の携帯機器IDと暗号鍵とが用いられる構成となっている。なお、本実施形態では、携帯機器IDが車両制御装置20に予め登録されていることが前提となる。本実施形態においても、スマートフォン50のログインに際し、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵が用いられるので、セキュリティの向上が図られる。
ここで、本実施形態においては、スマートフォン50と車両90の紐付け登録を行うことが必要となるので、車両90と紐付けされていないスマートフォン50は、クラウドサーバ40にアクセスすることができなくなる。これにより、リモートキー30を紛失する等したときのセキュリティが保たれることになる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、本発明の「携帯機器」がスマートフォン50であったが、ノート型PCやタブレット型PCや専用の端末機器であってもよい。
(2)上記実施形態では、スマートフォン50は、クラウドサーバ40から車両情報を取得するだけでなく、車両制御装置20に対する指令をクラウドサーバ40へ送る構成になっていたが、車両情報を取得するだけであってもよい。この場合であっても、車両90のドライバーや所有者は、例えば、タイヤ圧やガソリンの残量といった車両90の状態を、車両90から遠く離れた場所で把握することが可能となる。
(3)上記実施形態では、スマートフォン50から車両90への指令は、必ずクラウドサーバ40を介して車両90へ伝達されていたが、スマートフォン50が車両90の近距離にある場合には、スマートフォン50から車両90へ直接伝達されてもよい。
(4)上記実施形態における車両90の制御には、車両位置、ドアロック制御、エアコン制御の他に、シート位置制御、ミラー位置制御等の制御が含まれてもよい。また、これらの制御を一括で実施する設定をできる構成としてもよい。なお、車両情報には、ガソリン量、オイル交換時期等が含まれていてもよい。
(5)上記実施形態において、リモートキーIDと車両IDは、別々のIDであっても同じIDであってもよい。
(6)上記実施形態において、リモートキーIDは施錠、解錠でも使用するものであったが、施錠や解錠で使用するものとは別のIDを使用してもよい。
(7)上記実施形態の使用例3における音楽データは、スマートフォン50のデータであったが、URLを指定して行う形態としてもよい。
(8)上記実施形態の使用例5において、クラウドサーバ40が家電情報を一方的にもらうものであったが、スマート家電200と接続されたクラウドサーバ240に車両情報を与える形態としてもよい。この場合、車両90がどこにいるか分かるようにしたり、会社から車両90が移動し始めたら、クラウドサーバ240にアクセスされ、移動し始めた事をブザー、音声等で把握できるようにしてもよい。この場合、ドライバーは帰宅し始めた事を自動的に家族に伝えることができ、ドライバーの家族は、ドライバーが帰路についたことを把握し、料理を温めたり、ドライバーに買い物の依頼等をすることが可能となる。
(9)上記第1実施形態では、スマートフォン50がリモートキー30から暗号鍵とリモートキーIDを取得し、クラウドサーバ40にログインする構成、上記第2実施形態では、スマートフォン50がリモートキー30から暗号鍵を取得し、携帯機器IDと暗号鍵を使用して、クラウドサーバ40にログインする構成となっていたが、更にスマートフォン50とリモートキー30の接続にユーザーパスワードを設けてもよい。また、スマートフォン50とクラウドサーバ40の接続にユーザーパスワードを設けてもよい。本構成においても、スマートフォン50のログインに際し、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵が用いられるので、セキュリティの向上が図られる。
(10)上記第1実施形態では、スマートフォン50がリモートキー30から暗号鍵とリモートキーIDを取得し、クラウドサーバ40にログインする構成、上記第2実施形態では、スマートフォン50がリモートキー30から暗号鍵を取得し、携帯機器IDと暗号鍵を使用して、クラウドサーバ40にログインする構成となっていたが、携帯機器ID、リモートキーID、暗号鍵を使用して、クラウドサーバ40にログインする構成としてもよい。本構成においても、スマートフォン50のログインに際し、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵が用いられるので、セキュリティの向上が図られる。
(11)上記実施形態では、スマートフォン50の車両ログイン画面G7Aでログインボタン71(図7(A)参照)を押し、暗号鍵を取得するように構成していたが、リモートキー30にロック解除ボタンを設け、クラウドログイン時にスマートフォン50の操作と、リモートキー30の操作の両方を行う構成としてもよい。リモートキーのロック解除ボタンを押すと、リモートキー30はスマートフォン50との送受信をすることが出来るようになる。こうすることで、スマートフォン50が別のリモートキー30のIDを取得する可能性は低くなる。また、これまでの構成では、リモートキー30はスマートフォン50からのログイン指令を待つ為に、常に受信待ち状態とし、電力を消費していたが、この形態では、ロック解除ボタンを押したときのみ、スマートフォンからの受信待ち、あるいはスマートフォンへの送信状態にする事が出来る為、電力の節約が可能となる。本構成においても、スマートフォン50のログインに際し、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵が用いられるので、セキュリティの向上が図られる。
10 車両管理システム
20 車両制御装置
30 リモートキー
40 クラウドサーバ(サーバ)
50,50V スマートフォン(携帯機器)
90 車両
150 業者のスマートフォン(別の携帯機器)

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、車両状態の検出及び前記車両の制御を行う車両制御装置と、
    前記車両制御装置との間で近距離無線通信を行って、前記車両制御装置に車両ドアの施錠及び解錠を行わせるリモートキーと、
    前記車両制御装置にネットワーク接続され、前記車両制御装置から車両情報を受信して保存するサーバと、
    前記サーバにネットワーク接続され、前記サーバから前記車両情報を取得するか又は前記車両制御装置に対する指令を前記サーバへ送信する携帯機器と、を有し、
    前記リモートキーと前記車両制御装置は、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵を共有し、
    前記車両制御装置は、前記車両情報の1つとして前記車両に固有の車両IDを有し、且つ、予め定められたタイミングで前記車両情報と前記暗号鍵を前記サーバに送信するように構成され、
    前記携帯機器は、前記リモートキーと近距離無線通信を行って前記リモートキーから前記暗号鍵と予め前記車両IDと紐付けられたリモートキーIDとを取得するように構成され、
    前記サーバは、前記携帯機器から前記暗号鍵及び前記リモートキーIDを受信し、その携帯機器から取得した暗号鍵及びリモートキーIDを前記車両制御装置から既に取得している前記暗号鍵及び前記車両IDに基づいて照合し、前記携帯機器からの前記暗号鍵及び前記リモートキーIDが正しい場合に、前記携帯機器のログインを許可する車両管理システム。
  2. 車両に搭載され、車両状態の検出及び前記車両の制御を行う車両制御装置と、
    前記車両制御装置との間で近距離無線通信を行って、前記車両制御装置に車両ドアの施錠及び解錠を行わせるリモートキーと、
    前記車両制御装置にネットワーク接続され、前記車両制御装置から車両情報を受信して保存するサーバと、
    前記サーバにネットワーク接続され、前記サーバから前記車両情報を取得するか又は前記車両制御装置に対する指令を前記サーバへ送信する携帯機器と、を有し、
    前記リモートキーと前記車両制御装置は、予め定められたタイミングで更新される暗号鍵を共有し、
    前記車両制御装置は、前記車両情報の1つとして前記携帯機器に固有の携帯機器IDを登録するように構成され、且つ、予め定められたタイミングで前記車両情報と前記暗号鍵を前記サーバに送信するように構成され、
    前記携帯機器は、前記リモートキーと近距離無線通信を行って前記リモートキーから前記暗号鍵を取得するように構成され、
    前記サーバは、前記携帯機器から前記暗号鍵及び前記携帯機器IDを受信し、その携帯機器から取得した暗号鍵及び携帯機器IDを前記車両制御装置から既に取得している前記暗号鍵及び前記携帯機器IDと照合し、前記携帯機器からの前記暗号鍵及び前記携帯機器IDが正しい場合に、前記携帯機器のログインを許可する車両管理システム。
  3. 前記携帯機器は、前記車両制御装置に対する指令を前記サーバへ送信するように構成され、
    前記車両制御装置は、前記サーバから前記指令を受信し、その指令に従って前記車両を制御する請求項1又は2に記載の車両管理システム。
  4. 前記携帯機器又は前記サーバには、前記車両の制御が許可されるユーザーの候補が登録され、
    前記携帯機器は、前記ユーザーを認識するためのユーザーIDを有する別の携帯機器が前記車両を制御することを許可する許可指令を前記サーバに送信し、
    前記車両制御装置は、前記別の携帯機器と近距離無線通信を行って前記ユーザーIDを認証するように構成され、前記ユーザーIDを認証したときに、前記許可指令に従って前記別の携帯機器による前記車両の制御を許可する請求項3に記載の車両管理システム。
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