JP2018025082A - 仮設通路及びトンネルインバートの施工方法 - Google Patents

仮設通路及びトンネルインバートの施工方法 Download PDF

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【課題】トンネルにおけるインバートコンクリートの打設後に、インバートコンクリートの上方における通行を可能とし、かつ、インバートコンクリートの養生期間を確保することのできる技術を提供する。【解決手段】仮設通路1は、トンネルのインバートコンクリート3を打設した後にインバートコンクリート3の上方に配置され、インバートコンクリート3の上面の形状に合わせた形状の下面2bと、平坦な上面2aとを有し、少なくとも一部が軽量盛土材で構成される支持部材を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、トンネルのインバートを施工する技術に関する。
トンネルにおけるインバートの施工方法の主なものとして、以下の3つの方法が知られている。第1の方法は、切羽からのトンネルずり搬出ダンプなどの工事用車両の走路を確保するために、インバートを左右に分割して施工する方法である(例えば、特許文献1)。第2の方法は、インバートの1スパンを跨ぐ長さの桟橋を設置して工事用車両の走路を確保し、桟橋の下でインバートを左右に分割せずに全幅一括して施工する方法である(例えば、特許文献2)。第3の方法は、切羽の掘削を一時中断し、インバートを左右に分割せずに全幅一括して施工する方法である。坑口部やRC覆工構造等の有筋区間で採用される。
特開2003−138886号公報 特開2003−82995号公報
第1の方法では、左右のインバートコンクリートの打ち継ぎ目が構造的な弱部となることで曲げ・圧縮部材であるインバートの強度が低下するおそれがある。また、インバート設置区間長やインバート施工時期等によっては、十分な養生期間を確保できない場合がある。第2の方法では、全幅一括施工であるため、第1の方法のような構造的弱部は生じない。しかし、1スパン施工するたびにトンネルずりでインバートを埋め戻して桟橋を前方へ移設させる必要があるため、インバートコンクリートの十分な養生期間が確保できない。第3の方法では、全幅一括施工であるため、第1の方法のような構造的弱部は生じない。しかし、インバートの施工中は工事用車両が走行できないため、切羽の掘削を中断することになり、工期に及ぼす影響が大きい。
さらに、第2及び第3の方法において十分な養生期間を確保し、かつ、養生期間中もトンネル掘削を行うためには、インバートコンクリートを覆う養生マットの上からトンネルずりで仮埋戻しを行い、養生完了後にトンネルずりを撤去して養生マットを回収することが必要となるが、1スパン毎に養生マットが全損となるため、コストと廃棄物が増加する。トンネルずりによる仮埋戻しに替えて大型土のうを使う方法も考えられるが、大型土のうの設置・撤去に揚重機が別途必要になるとともに、繰返し使用により大型土のうが破損することが考えられる。また、大型土のうの設置面(インバートコンクリートの上面)が曲面であるため、安定した走行路の確保が困難である。
そこで、本発明は、トンネルにおけるインバートコンクリートの打設後に、インバートコンクリートの上方における通行を可能とし、かつ、インバートコンクリートの養生期間を確保することのできる技術を提供する。
本発明は、トンネルのインバートコンクリートの上方に配置され、前記インバートコンクリートの上面の形状に合わせた形状の下面と、平坦な上面とを有し、少なくとも一部が軽量盛土材で構成される支持部材を備える仮設通路を第1の態様として提案する。
上記の第1の態様にかかる仮設通路において、前記支持部材の上面に鉄板又は覆工板を備える、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
また、上記の第1の態様または第2の態様にかかる仮設通路において、前記支持部材の下面と前記インバートコンクリートの上面の間に配置される保湿シートを備える、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
また、上記の第3の態様にかかる仮設通路において、前記保湿シートが前記支持部材の下面に取り付けられている、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
また、上記の第4の態様にかかる仮設通路において、前記保湿シートが前記支持部材の下面に着脱可能である、という構成が第5の態様として採用されてもよい。
また、上記の第1乃至第5のいずれかの態様にかかる仮設通路において、前記支持部材が前記トンネルの縦断方向、横断方向、高さ方向のうちの少なくとも一方向に2以上に分割されている、という構成が第6の態様として採用されてもよい。
また、上記の第1乃至第6のいずれかの態様にかかる仮設通路において、前記支持部材が、軽量盛土材で構成される上面側の部材と、前記上面側の部材を構成する軽量盛土材よりも弾性率の大きい材料で構成される下面側の部材とを有する、という構成が第7の態様として採用されてもよい。
また、本発明は、トンネルのインバートコンクリートを打設する打設工程と、前記インバートコンクリートの上面に保湿シートを設置する設置工程と、前記設置工程と同時に、または、前記設置工程の後に、前記保湿シートの上に、前記インバートコンクリートの上面の形状に合わせた形状の下面と、平坦な上面とを有し、少なくとも一部が軽量盛土材で構成される支持部材を配置する配置工程と、前記インバートコンクリートの養生期間の経過後に、前記支持部材と前記保湿シートを前記インバートコンクリートの上から撤去する撤去工程とを備えるトンネルインバートの施工方法を第8の態様として提案する。
本発明によれば、トンネルにおけるインバートコンクリートの打設後に、インバートコンクリートの上方における通行を可能とし、かつ、インバートコンクリートの養生期間を確保することができる。
仮設通路1が設置されたトンネルの断面図。 仮設通路1を示す図。 インバートコンクリート3を打設した状態を示す図。 給水パイプ5や鉄板6が設置された状態を示す図。
本発明を実施するための形態の一例について説明する。図1は、仮設通路1が設置されたトンネルの断面図(横断面)である。図2は、仮設通路1を示す図である。図2において、(a)は横断面の断面図、(b)は縦断面A−Aの断面図である。仮設通路1は、支持部材2を備える。支持部材2は、トンネルのインバートコンクリート3を打設した後にインバートコンクリート3の上方に配置され、インバートコンクリート3の上面の形状に合わせた形状の下面2bと、平坦な上面2aとを有し、少なくとも一部が軽量盛土材で構成される。具体的には、以下のとおりである。なお、図示したトンネルインバートの断面形状は一例であり、例えば上面が平坦な鉄道用トンネルを含めいかなる断面形状のトンネルインバートに本発明を適用してもよい。
支持部材2は、発泡スチロール等の軽量盛土材で作製されたブロック状の部材である。支持部材2の下面2bは、インバートコンクリート3の上面の曲率半径と同等の曲率半径の曲面である。トンネル横断方向における支持部材2の上面2aの幅は、トンネルずり搬出ダンプなどの工事用車両が安全に通行することのできる幅(例えば4乃至5m)を有することが望ましい。また、トンネル横断方向における支持部材2の幅は、インバートコンクリート3の上面を全て覆うことができる幅としてもよい。トンネル縦断方向における支持部材2の長さは任意である。ただし、インバート施工の1スパンの長さ(例えば、10.5m)と等しいか、それを自然数で分割した長さ(例えば、10.5mを3分割した3.5m)に概ね等しい長さであることが望ましい。
支持部材2は1ブロックとして構成されてもよいが、人力で運搬可能なサイズ及び重量となるようにトンネル横断方向及び縦断方向において2以上のブロックに分割されていることが望ましい。人力で運搬可能なサイズとは、例えば、トンネル横断方向及び縦断方向の長さが1m乃至2m程度以下のサイズである。また、人力で運搬可能な重量とは、例えば、30kg乃至40kg程度以下の重量である。図2に示した破線は、支持部材2を分割する位置を例示したものである。なお、支持部材2は、高さ方向において2以上のブロックに分割されていてもよい。
仮設通路1は、支持部材2の下面2bとインバートコンクリート3の上面の間に配置される保湿シート4を備える。保湿シート4は、いわゆる養生マットであり、保湿シート4の内部に水分を保持してインバートコンクリート3の上面の湿潤状態を保つ。保湿シート4は、支持部材2の下面2bに対応するサイズに形成されている。図2の例では、支持部材2がトンネル横断方向に4つに分割されているが、保湿シート4が支持部材2の下面2bに対応するサイズに形成されているため、保湿シート4も支持部材2と同様にトンネル横断方向に4つに分割されている。支持部材2の下面2bには面ファスナの一方の部材(例えば雄面)が取り付けられており、保湿シート4の上面には当該面ファスナの他方の部材(例えば雌面)が取り付けられている。この構成により、保湿シート4が支持部材2の下面2bに取り付けられる。また、この構成により、保湿シート4が支持部材2の下面2bに着脱可能である。
インバートコンクリート3の上面における支持部材2に覆われない部分にも保湿シート4が設置される。この支持部材2または保湿シート4のトンネル側壁側の端部付近には、保湿シート4に水を供給する給水パイプ5が設置される。なお、図示した支持部材2の左右の端部形状はいかなる形状でもよい。
インバートコンクリート3に対して保温・保湿養生を行う場合には、支持部材2に発泡スチロール等の保温機能を有する材料を使用するか、または、支持部材2の下面2bに設置される保湿シート4に保温機能が付加された保温・保湿シートを使用する。また、支持部材2に覆われない部分の保湿シートには、保温機能が付加された保温・保湿シートを使用する。
支持部材2は車両が通行可能な平坦な上面2aを有するが、上面2aの面上を工事用車両が通行すると輪荷重による応力が車輪との接触部の近辺に集中して支持部材2が破損するおそれがある。このような支持部材2の破損を防ぐために、支持部材2の上面2aに鉄板6が設置される。鉄板6は、工事用車両の輪荷重によって支持部材2の上面2aに発生する応力が発泡スチロールの許容応力度以下となるように輪荷重を分散させるための部材である。
次に、本実施形態に係るトンネルインバートの施工方法について説明する。本実施形態に係るトンネルインバートの施工方法は、インバートコンクリート3が打設される部分の地山を掘削する掘削工程と、掘削工程において形成された掘削面7にインバートコンクリート3を打設する打設工程と、インバートコンクリート3の上面に保湿シート4を設置する設置工程と、設置工程と同時に、または、設置工程の後に、保湿シート4の上に、インバートコンクリート3の上面の形状に合わせた形状の下面2bと平坦な上面2aとを有し少なくとも一部が軽量盛土材で構成される支持部材2を配置する配置工程と、インバートコンクリート3の養生期間の経過後に、支持部材2と保湿シート4をインバートコンクリート3の上から撤去する撤去工程と、撤去工程の後に、インバートコンクリート3の上に土砂を埋め戻す埋戻し工程とを備える。具体的には、以下のとおりである。
<1.アーチ部掘削>
アーチ部(アーチが形成される部分、すなわち吹付けコンクリート9の下端よりも上側の部分)の地山を掘削した後、鋼製支保の設置、吹付けコンクリート9の吹付け、ロックボルトの打設を行う。地山等級によっては、鋼製支保を設置しない場合もある。
<2.インバート部掘削>(掘削工程の一例)
インバート部(インバートコンクリート3が打設される部分、すなわち吹付けコンクリート9の下端よりも下側の部分)の地山を掘削する。
<3.インバートコンクリート打設>(打設工程の一例)
インバート部の掘削面7にインバートコンクリート3の妻部の型枠を設置する。型枠の内部に鉄筋を配置する場合もある。型枠を設置したならば、型枠内に生コンクリートを打設する。図3は、インバートコンクリート3を打設した状態を示す図である。
<4.仮設通路等設置>(設置工程、配置工程の一例)
インバートコンクリート3の上面をコテ仕上げした後、仮設通路1(支持部材2の下面2bに保湿シート4を取り付けたもの)をインバートコンクリート3の上面に設置する。加えて、インバートコンクリート3の上面における支持部材2に覆われない部分にも保湿シート4を設置する。この保湿シート4のトンネル側壁側の端部付近に給水パイプ5を設置する。なお、この工程は、インバートコンクリート3の上面に保湿シート4を設置する設置工程、及び、設置工程と同時に保湿シート4の上に支持部材2を配置する配置工程の一例である。
<5.鉄板設置>
数日間の養生の後、脱型し、支持部材2の上面2aに鉄板6を設置する。図4は、給水パイプ5や鉄板6が設置された状態を示す図である。なお、鉄板6に代えて覆工板を用いてもよい。
鉄板6の設置により、インバートコンクリート3の養生期間中における工事用車両の通行が可能となるため、切羽側における作業を進行させることができる。切羽側における作業の進行中、給水パイプ5を介して保湿シート4に水が供給され、インバートコンクリート3の湿潤養生が行われる。
<6.仮設通路の移設>
インバートコンクリート3の養生期間が経過したならば、養生が完了したインバートコンクリート3の上から仮設通路1、保湿シート4及び給水パイプ5を撤去する。なお、撤去された仮設通路1、保湿シート4及び給水パイプ5は、順次新規に打設されたインバートコンクリートの上に移設される。
<7.埋戻し>
養生が完了し、仮設通路1、保湿シート4及び給水パイプ5が撤去されたインバートコンクリート3の上に土砂を埋め戻す。この土砂の上を工事用車両が通行可能となる。なお、インバートコンクリートの埋め戻しを行う必要のない鉄道用トンネル等の場合には、埋戻し工程はない。
本実施形態によれば、トンネルにおけるインバートコンクリート3の打設後に、インバートコンクリート3の上方における通行を可能としつつ、インバートコンクリート3の養生期間を確保することができる。また、支持部材2の下面2bとインバートコンクリート3の上面の間に保湿シート4が配置されるから、インバートコンクリート3を湿潤養生することができる。また、支持部材2が発泡スチロールで構成されているから、支持部材2は、養生中のインバートコンクリート3を保温する機能も兼ね備えている。また、保湿シート4が支持部材2の下面2bに取り付けられているから、インバートコンクリート3の上に保湿シート4を別途設置する手間を省くことができる。また、支持部材2は軽量であり、手作業による移設が可能であるから、保湿シートに擦れや裂け等の損傷を与えることがなく、保湿シートを複数回転用できる。また、保湿シート4が支持部材2の下面2bに着脱可能であるから、保湿シート4の交換が容易である。また、支持部材2がトンネルの縦断方向、横断方向、高さ方向のうち少なくとも一方向に2以上に分割されているから、支持部材2の設置および撤去が容易である。
上記の実施形態を次のように変形してもよい。また、複数の変形例を組み合わせてもよい。
<変形例1>
支持部材2が、軽量盛土材で構成される上面2a側の部材と、上面2a側の部材を構成する軽量盛土材よりも弾性率の大きい材料で構成される下面2b側の部材とを有していてもよい。例えば、上面2a側の部材として発泡スチロールを用い、下面2b側の部材として発泡ウレタンを用いてもよい。この構成によれば、インバートコンクリート3の上面の湾曲に追従して下面2b側の部材が変形するから、インバートコンクリート3の上面の曲率半径が異なる複数のトンネル間で支持部材2を共用することができる。
<変形例2>
上記の実施形態では、保湿シート4が支持部材2の下面2bに取り付けられている例を示したが、保湿シート4が支持部材2の下面2bに取り付けられていなくてもよい。この変形例に係るトンネルインバートの施工方法は、インバートコンクリート3の上面に保湿シート4を設置する設置工程の後に、保湿シート4の上に支持部材2を配置する配置工程を有することとなる。また、この変形例において、保湿シート4はトンネル横断方向において分割されていなくてもよい。
<変形例3>
上記の実施形態では、保湿シート4が支持部材2の下面2bに取り付けられ、かつ、保湿シート4が支持部材2の下面2bに着脱可能である例を示したが、保湿シート4が支持部材2の下面2bに着脱可能でなくてもよい。この構成においては、保湿シート4の交換が必要になった場合には、保湿シート4と支持部材2の両方を交換することとなる。
1…仮設通路、2…支持部材、2a…上面、2b…下面、3…インバートコンクリート、4…保湿シート、5…給水パイプ、6…鉄板、7…掘削面、9…吹付けコンクリート
本発明は、トンネルのインバートコンクリートの上方に配置され、前記インバートコンクリートの上面の湾曲した形状に合わせた形状の下面と、平坦な上面とを有する軽量盛土材で構成される支持部材を備える仮設通路を第1の態様として提案する。
また、本発明は、上トンネルのインバートコンクリートの上方に配置され、前記インバートコンクリートの上面の形状に合わせた形状の下面と、平坦な上面とを有し、少なくとも一部が軽量盛土材で構成される支持部材と、前記支持部材の下面と前記インバートコンクリートの上面の間に配置される保湿シートとを備える仮設通路を第2の態様として提案する。
また、上記の第2の態様にかかる仮設通路において、前記保湿シートが前記支持部材の下面に取り付けられている、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
また、上記の第3の態様にかかる仮設通路において、前記保湿シートが前記支持部材の下面に着脱可能である、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
また、上記の第1乃至第4のいずれかの態様にかかる仮設通路において、前記支持部材の上面に鉄板又は覆工板を備える、という構成が第5の態様として採用されてもよい。

Claims (8)

  1. トンネルのインバートコンクリートの上方に配置され、前記インバートコンクリートの上面の形状に合わせた形状の下面と、平坦な上面とを有し、少なくとも一部が軽量盛土材で構成される支持部材を備える仮設通路。
  2. 前記支持部材の上面に鉄板又は覆工板を備える請求項1に記載の仮設通路。
  3. 前記支持部材の下面と前記インバートコンクリートの上面の間に配置される保湿シートを備える請求項1または2に記載の仮設通路。
  4. 前記保湿シートが前記支持部材の下面に取り付けられている請求項3に記載の仮設通路。
  5. 前記保湿シートが前記支持部材の下面に着脱可能である請求項4に記載の仮設通路。
  6. 前記支持部材が前記トンネルの縦断方向、横断方向、高さ方向のうちの少なくとも一方向に2以上に分割されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の仮設通路。
  7. 前記支持部材が、軽量盛土材で構成される上面側の部材と、前記上面側の部材を構成する軽量盛土材よりも弾性率の大きい材料で構成される下面側の部材とを有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の仮設通路。
  8. トンネルのインバートコンクリートを打設する打設工程と、
    前記インバートコンクリートの上面に保湿シートを設置する設置工程と、
    前記設置工程と同時に、または、前記設置工程の後に、前記保湿シートの上に、前記インバートコンクリートの上面の形状に合わせた形状の下面と、平坦な上面とを有し、少なくとも一部が軽量盛土材で構成される支持部材を配置する配置工程と、
    前記インバートコンクリートの養生期間の経過後に、前記支持部材と前記保湿シートを前記インバートコンクリートの上から撤去する撤去工程と
    を備えるトンネルインバートの施工方法。
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