JP2018020866A - 剥離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光学フィルム片が裂けることを抑制しつつ、該光学フィルム片を基板から簡便に剥離することを可能とする剥離方法を提供する。
【解決手段】 基板と光学フィルム片とを備えた積層体から前記光学フィルム片を剥離する剥離方法であって、前記光学フィルム片は、光学フィルムに対して相対的に走行する切断刃でこれが切断されて形成され、且つ、該切断による4つの端縁を有しており、前記端縁の少なくとも1つでの前記光学フィルム片の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記光学フィルムに対する相対的な移動方向と同じ方向となるように、前記基板から前記光学フィルム片を剥離する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、積層体から光学フィルム片を剥離する剥離方法に関する。
従来、画像表示装置の画像表示部に適用されるパネルとして、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等が知られている。これらのパネルとして、硬質ガラス板等により形成された基板と、該基板の一方の面または表裏両面に粘着剤を介して接着された偏光板片(偏光フィルム片)といった光学フィルム片とを有する積層体が用いられている。
この種の積層体は、光学フィルムが矩形状に切断されて形成された光学フィルム片を基板に接着することによって製造され、製造後に検査されるようになっている。このように基板に接着される光学フィルム片は、通常、基板よりも小さく形成されている。上記検査では、接着された光学フィルム片の汚れや破損、該光学フィルム片と基板との間への空気や異物の混入等の不具合が発見される場合がある。この場合、液晶表示パネル等から光学フィルム片を剥離することによって、得られた基板を別の液晶表示パネル等の製造に再利用するようになっている。このように光学フィルム片を剥離することは、一般に、リワークと呼ばれている。
ところで、このように積層体から光学フィルム片を剥離する際、剥離時に光学フィルム片が裂け(破断し)、その一部が基板上に残ってしまう場合がある。ここで、一般的によく知られているように、基板に接着された光学フィルム片は、本来剥離されることが予定されていないものであり、容易に剥離されないように、強固な接着力で基板に接着されている。このため、光学フィルム片を基板から剥離しようとすると、光学フィルム片に多大な力がかかり、この力のかかり方によって光学フィルム片が裂けてしまうことになる。近年、特に光学フィルム片の薄型化が進んでおり、光学フィルム片は一層裂け易くなっている。
そこで、フィルムの破断を抑制しつつ、積層体から該フィルムを剥離する方法が提案されている。
例えば、基板と、該基板に接着された破断し易いフィルムとを備えた積層体から該フィルムを剥離する方法であって、該破断し易いフィルムの全面に粘着シートを貼り付け、該粘着シートと共に該フィルムを剥離する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2014−88256号公報
しかし、特許文献1に記載された剥離方法のように光学フィルム片の全面に粘着シートを接着することは、手間がかかる。
また、光学フィルム片の全面に粘着シートを接着した場合であっても、光学フィルム片を剥離する際に、破断が生じるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、光学フィルム片が破断することを抑制しつつ、該光学フィルム片を基板から簡便に剥離することを可能とする剥離方法を提供することを課題とする。
上記課題について本発明者らが鋭意研究したところ、切断刃によって光学フィルムを切断する際に、光学フィルムと接触している部分での切断刃の光学フィルムに対する相対的な移動方向に応じて、光学フィルム片を剥離する際に該光学フィルム片が破断し難くなるような剥離方向が存在することを見出した。
具体的には、本発明者らは、光学フィルムを切断して4つの端縁を有する矩形状の光学フィルム片を作成し、得られた光学フィルム片を基板に貼り付けて積層体を形成し、該積層体から光学フィルム片を剥離する際の光学フィルム片の裂け具合を調べた。
その結果、光学フィルム片の一の端縁では、切断によって傾斜して外方に突出するササクレ(小片部)が形成され、これによって、ギザギザが発生しており、このギザギザに逆らうような張力が発生するように光学フィルム片を剥離すると、光学フィルム片が裂け易くなることを見出した。
さらに、上記した小片部が、切断の際に光学フィルムと接触している部分での切断刃の上記移動方向に向かって傾斜するように突出していることを突き止めた。
そして、光学フィルム片の一の端縁での光学フィルム片の剥離方向が、切断の際に光学フィルムと接触している部分での切断刃の上記移動方向と同じ方向となるように光学フィルム片を剥離することによって、剥離する際に光学フィルム片にかかる張力が上記ギザギザに逆らうことにならず、その結果、該ギザギザを起点として光学フィルム片が裂け難くなることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る剥離方法は、
基板と、該基板の一方の面上に接着された光学フィルム片とを備えた矩形状の積層体から前記光学フィルム片を剥離する剥離方法であって、
前記光学フィルム片は、光学フィルムに対して相対的に走行する切断刃で該光学フィルムが切断されて形成されており、且つ、該切断によって形成された4つの端縁を有しており、
前記4つの端縁のうち少なくとも1つでの前記光学フィルム片の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記光学フィルムに対する相対的な移動方向と同じ方向となるように、前記基板から前記光学フィルム片を剥離する方法である。
かかる構成によれば、4つの端縁のうち少なくとも1つの端縁で、光学フィルム片を剥離する際にかかる張力が、光学フィルムの切断の際に生じたギザギザに逆らうことなく、光学フィルム片を剥離することができる。これにより、ギザギザを起点として光学フィルム片が裂けることを抑制し得る。
よって、光学フィルム片が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片を剥離し得る。また、光学フィルム片に粘着シートを貼り合わせなくても破断を抑制し得るため、簡便である。
従って、光学フィルム片が裂けることを抑制しつつ、該光学フィルム片を基板から簡便に剥離し得る。
上記構成の剥離方法においては、
前記光学フィルム片の4つの端縁を、一の角部から順に第1、第2、第3及び第4の端縁とし、且つ、前記一の角部を挟む2つの端縁を前記第1及び第4の端縁とするとき、
前記光学フィルム片は、前記第1及び第4の端縁が、前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が前記一の角部から離れる方向となるように切断されて形成されており、
前記第1及び第4の端縁での前記光学フィルム片の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向と同じ方向になるように、前記一の角部を剥離起点として前記基板から前記光学フィルム片を剥離することが好ましい。
かかる構成によれば、上記一の角部を剥離起点として光学フィルム片を剥離すると、少なくとも剥離開始直後の第1及び第4の端縁で、光学フィルム片の剥離方向が、切断の際に光学フィルムと接触している部分での切断刃の上記移動方向と同じ方向に向かうように光学フィルム片を剥離することができる。これにより、剥離の際に光学フィルム片が裂けることを抑制し得る。
よって、より確実に、光学フィルム片が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片を剥離し得る。
上記構成の剥離方法においては、
前記光学フィルム片は、さらに前記第2の端縁が、前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が前記第1の端縁から離れる方向となるように切断され、且つ、前記第3の端縁が、前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が前記第4の端縁から離れる方向となるように切断されて形成されており、
前記第1及び第4の端縁に引き続き、さらに前記第2及び第3の端縁での前記光学フィルム片の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向と同じ方向となるように、前記一の角部を剥離起点として前記基板から前記光学フィルム片を剥離することが好ましい。
かかる構成によれば、上記一の角部を剥離起点として光学フィルム片を剥離すると、剥離開始直後の第1及び第4の端縁のみならず、これらにそれぞれ続く第2及び第3の端縁においても、切断の際に光学フィルムと接触している部分での切断刃の上記移動方向と同じ方向に向けて光学フィルム片を剥離することができる。これにより、剥離の際に光学フィルム片が裂けることを抑制し得る。
よって、一層確実に、光学フィルム片が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片を剥離し得る。
上記構成の剥離方法においては、
前記光学フィルム片は、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が、前記切断刃の前記光学フィルムに対する相対的な走行方向とは反対の方向となるように回転する前記切断刃によって切断されて形成されたものであってもよい。
上記構成の剥離方法においては、
前記光学フィルム片は、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が、前記切断刃の前記光学フィルムに対する相対的な走行方向と同じ方向となるように回転する前記切断刃によって切断されて形成されたものであってもよい。
上記構成の剥離方法においては、
前記光学フィルム片は、回転しない前記切断刃によって切断されて形成されたものであってもよい。
上記構成の剥離方法においては、
前記光学フィルムは、偏光板であり、
前記光学フィルム片は、偏光板片であってもよい。
かかる構成によれば、薄型化が特に要望されており、剥離時に破断し易い傾向にある偏光板片を剥離する際に、その破断を抑制しつつ、該偏光板片を基板から簡便に剥離することが可能となるため、上記剥離方法が、より有用なものとなる。
以上の通り、本発明によれば、光学フィルム片が破断することを抑制しつつ、該光学フィルム片を基板から簡便に剥離することを可能とする剥離方法が提供される。
本実施形態の剥離方法が適用される積層体を示す概略上面図 図1の積層体の層構成の一例を示す概略側面図 図1の積層体のうち光学フィルム片の層構成の一例を示す概略側面図 光学フィルムを切断する一態様を示す概略斜視図 光学フィルムを切断する際の切断刃の回転方向(正回転)及び走行方向の一態様を示す概略側面図 図5の切断によって光学フィルム片の端縁に生じたギザギザの形状を模式的に示す概略上面図 他の走行方向に切断刃が走行して光学フィルムを切断する態様において、光学フィルムを切断する際の切断刃の回転方向(正回転)及び走行方向の一態様を示す概略側面図 他の走行方向に切断刃が走行して光学フィルムを切断する態様において、光学フィルムを切断する際の切断刃の回転方向(正回転)及び走行方向の一態様を示す概略側面図 光学フィルムを切断する際の切断刃の回転方向(逆回転)及び走行方向の一態様を示す概略側面図 図9の切断によって光学フィルム片の端縁に生じたギザギザの形状を模式的に示す概略上面図 光学フィルムを切断する際の切断刃(固定)の走行方向の一態様を示す概略側面図 図11の切断によって光学フィルム片の端縁に生じたギザギザの形状を模式的に示す概略上面図 本実施形態の剥離方法に用いる剥離装置に、剥離起点から剥離された光学フィルム片が巻き掛けられた状態を示す概略上面図 本実施形態の剥離方法に用いる剥離装置に、剥離起点から剥離された光学フィルム片が巻き掛けられた状態を示す概略側面図 巻き取り部材の回転によって光学フィルム片がさらに剥離されつつ、剥離された光学フィルム片が順次巻き取られる状態を示す概略側面図 巻き取り部材の回転によって光学フィルム片が全て剥離された状態を示す概略側面図 本発明の一の実施形態で用いられる切断刃を用いて光学フィルムを切断する態様において、光学フィルムを切断する際の切断刃の回転方向(正回転)及び走行方向の一態様を示す概略側面図 実施例の光学フィルム片の剥離において、光学フィルムを切断する際の切断刃の回転方向(正回転)及び走行方向と、剥離方向とを示す概略側面図 実施例の光学フィルム片の端縁に発生したギザギザを、側面方向から部分的に拡大して示す写真 図19のギザギザが発生している領域を、さらに部分的に拡大して示す写真
以下、本発明の実施形態に係る剥離方法について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態の剥離方法で光学フィルム片が剥離される積層体について説明する。
図1及び図2に示すように、積層体30は、矩形状の基板31と、該基板31の一方の面31a上に接着された矩形状の光学フィルム片33とを有している。
基板31は、光学フィルム片33よりも大きく形成されている。
基板31としては、例えば、硬質ガラス等が挙げられる。
光学フィルム片33は、基板31の上面31aに、第1の接着剤(不図示)によって接着されている。光学フィルム片33は、4つの端縁34a、34b、34c、34dを、この順に隣接して有しており、これら端縁の交点が、4つの角部35a、35b、35c、35dを構成している。具体的には、第1の端縁34aと第4の端縁34dとの交点が、角部35aを構成し、第1の端縁34aと第2の端縁34bとの交点が、角部35bを構成し、第2の端縁34bと第3の端縁34cとの交点が、角部35cを構成し、第3の端部34cと第4の端縁34dとの交点が、角部35dを構成している。
光学フィルム片33としては、例えば、偏光板片、位相差フィルム片、輝度向上フィルム等が挙げられる。
これらのうち、例えば光学フィルム片33が偏光板片33である場合には、図3に示すように、偏光板片33は、例えば具体的には、偏光子41と、偏光子41の両面にそれぞれ形成された第2の接着剤を有する接着剤層43と、これら接着剤層43にそれぞれ積層された保護フィルム45とを備えている。
なお、このように、図3では、偏光板片33が、偏光子41と、その両面に積層された保護フィルム45とを有する態様を示すが、その他、偏光板片33が、偏光子41と、その一方の面のみに積層された保護フィルム45とを有する態様を採用することもできる。
かかる光学フィルム片33の厚みは、特に限定されるものではなく、適宜設定し得る。ただし、例えば、光学フィルム片33の厚みが小さい程、強度が低下して破れ易くなる傾向にあり、一方、厚みが大きい程、強度が増加して破れ難くなる傾向にある。従って、例えば、光学フィルム片33の厚みが、200μm以下、好ましくは90μm以下、さらに好ましくは50μm以下である場合に、本実施形態の剥離方法を好ましく適用できる。このように、厚みが比較的小さい場合であっても、剥離時に光学フィルム片33を破れ難くすることができるため、本実施形態の剥離方法がより有用となるからである。
また、光学フィルム片33の材質は、特に限定されるものではない。ただし、後述するように、光学フィルム片33が偏光板片33であり、その偏光板片33、特に、そのうちの保護フィルム45の材質が破れ易いものである場合に、本実施形態の剥離方法を好ましく適用し得る。
光学フィルム片33が、図3に示すような偏光板片33である場合、偏光子41としては、ポリビニルアルコール系フィルムが染色、延伸されることによって形成されたものが挙げられる。
偏光子41の厚みは、通常、2〜30μm程度である。
第1及び第2の接着剤としては、従来公知の接着剤が挙げられる。
保護フィルム45としては、トリアセチルセルロース等のセルロース樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、(メタ)アクリル樹脂、環状ポリオレフィン樹脂(ノルボルネン樹脂)、ポリアリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、及び、これらの混合物等から形成されたフィルムが挙げられる。
上記したような保護フィルム45の厚みは、通常、20〜60μm程度である。
本実施形態の剥離方法で用いられる積層体30では、上記の通り、光学フィルム片33が第1の接着剤によって基板31の上面31a上に接着されており、基板31に対する光学フィルム片33の接着力(すなわち、第1の接着剤の接着力)は、通常、5〜15N/25mmである。かかる接着力であれば、基板31に対して光学フィルム片33が比較的強固に接着され得る。また、このように強固に接着された光学フィルム片33を剥離するときであっても、光学フィルム片33の裂けを抑制し得る。よって、本実施形態の剥離方法は、上記範囲の接着力を有する積層体30に好適である。
かかる接着力は、オートグラフ(精密万能試験機、島津製作所製)によって、基板31から光学フィルム片33を、引張速度300mm/minで90°方向に引き剥がして測定される値である。
図4及び図5に示すように、光学フィルム片33は、帯状の光学フィルム50が切断刃60によって切断されて形成されていてもよい。また、光学フィルム片33が偏光板片33である場合、帯状の光学フィルム50として、上記のように偏光子41、接着剤層43及び保護フィルム45が積層されてなる帯状の積層フィルム(偏光板)50を採用し、該積層フィルムが切断刃60によって切断されて形成されていてもよい。
上記積層体30から光学フィルム片33を剥離する本実施形態の剥離方法においては、
基板31と、該基板31の一方の面(上面)31a上に接着された光学フィルム片33とを備えた矩形状の積層体30から前記光学フィルム片33を剥離する剥離方法であって、
前記光学フィルム片33は、光学フィルム50に対して相対的に走行する切断刃60で該光学フィルム50が切断されて形成されており、且つ、該切断によって形成された4つの端縁34a〜34dを有しており、
前記端縁34a〜34dの少なくとも1つでの前記光学フィルム片33の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記光学フィルム50に対する相対的な移動方向と同じ方向となるように、前記基板31から前記光学フィルム片33を剥離する。
すなわち、端縁34a〜34dを形成するための切断の際の切断刃60の上記移動方向(切断の際に光学フィルム50と接触している部分での、光学フィルム50に対する切断刃60の相対的な移動方向)に応じて剥離起点Pを決定し、該剥離起点Pから光学フィルム片33を剥離する。
ここで、上記切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向は、切断する際の切断刃60の光学フィルム50に対する相対的な走行方向に投影されたときの移動方向である。すなわち、上記移動方向は、上記走行方向の上流側に向かう方向、または、下流側に向かう方向として表され得る。
例えば、光学フィルム片33は以下のようにして、矩形状に、且つ、4つの端縁34a〜34dを有するように形成されている。すなわち、帯状の光学フィルム50が、その長手方向に沿って該光学フィルム50に対して相対的に走行する切断刃60によって切断されて中間体が形成され、さらに、中間体が、光学フィルム50の幅方向(その長手方向とは垂直な方向)に沿って該光学フィルム50に対して相対的に走行する切断刃60によって切断されることによって、光学フィルム片33が形成されている。
切断刃60の光学フィルム50に対する相対的な走行方法は、特に限定されるものではなく、適宜設定され得る。例えば、従来公知の手段を用いて、光学フィルム50を固定(走行しない状態に)して切断刃60のみを走行させたり、切断刃60を固定(走行しない状態に)して光学フィルム50のみを走行させたり、光学フィルム50及び切断刃60の双方を走行させたりし得る。
切断刃60としては、直線状の端縁に刃部を有する平刃、円形状の周端縁に刃部を有する丸刃等が挙げられる。
また、切断刃60は、刃部が回転しない状態で走行する切断刃であっても、刃部が駆動回転または自由回転しながら走行する切断刃であってもよい。
このような切断刃60による切断としては、例えば、下記の3つの態様が挙げられる。
態様(1):光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の光学フィルム50に対する相対的な移動方向が、該切断刃60の上記走行方向とは反対の方向となるように回転する回転刃によって切断する態様が挙げられる。かかる回転刃には、例えば回転駆動によって回転しながら、光学フィルム50に対して相対的に走行する丸刃や、自由回転によって回転しながら、光学フィルム50に対して相対的に走行する丸刃が採用され得る(このような回転は、例えば図5に示され、ここでは、図5に示されるような回転を、正回転と称する。)
態様(2):光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の光学フィルム50に対する相対的な移動方向が、該切断刃60の上記走行方向と同じ方向となるように回転する回転刃によって切断する態様が挙げられる。かかる回転刃には、例えば回転駆動によって回転しながら、光学フィルム50に対して相対的に走行する丸刃が採用され得る(このような回転は、例えば図9に示され、ここでは、図9に示されるような回転を、逆回転と称する。)。
態様(3):回転しない状態で、光学フィルム50に対して相対的に走行する切断刃60によって切断する態様が挙げられる(このように回転しない刃は、例えば図11に示され、ここでは、図11に示されるような切断刃を、固定刃と称する。)。かかる切断刃としては、平刃や丸刃が挙げられる。
態様(1)の場合
図5に示すように、切断刃60が光学フィルム50に対して相対的に走行しながら光学フィルム50を切断する際、切断刃60は、光学フィルム50と接触している部分において、刃部が、光学フィルム50に対する相対的な走行方向(図5の破線矢印、右方向)とは反対の方向(図5の実線矢印、左方向)に、光学フィルム50に対して相対的に移動するように回転する(正回転)。
この走行時、切断刃60は、上記走行方向とは反対の方向に、光学フィルム50を擦りつつ切断しながら移動し、これによって光学フィルム50を切り裂くことになる。
この切断によって形成された端縁34a〜34dでは、図6に示すように、走行方向と反対の方向、すなわち、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向に向けて、外方に突出したササクレ(小片部)71が形成されることになる。これにより、端縁34a〜34dにギザギザが発生することになる。
ここで、この小片部71に、その先端側から根本側に向けて力が加わると、この小片部71が捲れ、この捲れに伴って、光学フィルム片33に裂けが生じ易くなる。すなわち、ギザギザに逆らう方向に光学フィルム片33を剥離すると、光学フィルム片33に裂けが生じ易くなる。
例えば、図6において、角部35cから光学フィルム片33を剥離すると、端縁34a〜34dの剥離方向が、切断する際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向(実線矢印)とは反対の方向となるため、剥離する際に光学フィルム片33にかかる張力が上記ギザギザに逆らうことになり、その結果、該ギザギザを起点として光学フィルム片33が裂け易くなる。
これに対し、図6において、角部35aを剥離起点Pとして光学フィルム片33を剥離すると、端縁34a〜34dでの光学フィルム片33の剥離方向が、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向(実線矢印)と同じ方向となる。よって、この場合には、剥離する際に光学フィルム片33にかかる張力が上記ギザギザに逆らうことにならず、その結果、該ギザギザを起点として裂け難くなる。従って、このように光学フィルム片33を剥離することによって、剥離の際に光学フィルム片33が破断することを抑制し得る。
なお、図7、図8のように切断された光学フィルム片33においても、上記図6の場合と同様であり、図7においては角部35aを剥離起点P、図8においては角部35a(または角部35c)を剥離起点Pとして光学フィルム片33を剥離すると、破断が生じ難くなる。
態様(2)の場合
図9に示すように、切断刃60が光学フィルム50に対して相対的に走行しながら光学フィルム50を切断する際、切断刃60は、光学フィルム50と接触している部分において、刃部が、光学フィルム50に対する相対的な走行方向(図9の破線矢印、右方向)と同じ方向(図9の実線矢印、右方向)に、光学フィルム50に対して相対的に移動するように回転する(逆回転)。
この走行時、切断刃60は、上記走行方向に、光学フィルム50を擦りつつ厚み方向に切断しながら移動し、これによって光学フィルム50を切り裂くことになる。
この切断によって形成された端縁34a〜34dでは、図10に示すように、走行方向、すなわち、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向に向けて、外方に突出したササクレ(小片部)71が形成されることになる。これにより、端縁34a〜34dにギザギザが発生することになる。
ここで、前述の通り、この小片部71に、その先端側から根本側に向けて力が加わると、この小片部71が捲れ、この捲れに伴って、光学フィルム片33に裂けが生じ易くなる。すなわち、ギザギザに逆らう方向に光学フィルム片33を剥離すると、光学フィルム片33に裂けが生じ易くなる。
本態様では、例えば図10において、角部35cから光学フィルム片33を剥離すると、端縁34a〜34dの剥離方向が、切断する際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向(実線矢印)とは反対の方向となるため、剥離する際に光学フィルム片33にかかる張力が上記ギザギザに逆らうことになり、その結果、該ギザギザを起点として光学フィルム片33が裂け易くなる。
これに対し、図10において、角部35aを剥離起点Pとして光学フィルム片33を剥離すると、端縁34a〜34dでの光学フィルム片33の剥離方向が、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向(実線矢印)と同じ方向となる。よって、この場合には、剥離する際に光学フィルム片33にかかる張力が上記ギザギザに逆らうことにならず、その結果、該ギザギザを起点として裂け難くなる。従って、このように光学フィルム片33を剥離することによって、剥離の際に光学フィルム片33が破断することを抑制し得る。
態様(3)の場合
図11に示すように、光学フィルム50に対して相対的に走行する際、回転しない切断刃60は、光学フィルム50と接触している部分において、刃部が、光学フィルム50に対する相対的な走行方向(図11の破線矢印、右方向)と同じ方向(図11の実線矢印、右方向)に、光学フィルム50に対して相対的に移動する(固定)。
この走行時に、切断刃60は、上記走行方向に、光学フィルム50を擦りつつ切断しながら移動し、これによって光学フィルム50を切り裂くことになる。
この切断によって形成された端縁34a〜34dでは、図12に示すように、走行方向、すなわち、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向に向けて、外方に突出したササクレ(小片部)71が形成されることになる。これにより、端縁34a〜34dにギザギザが発生することになる。
ここで、前述の通り、この小片部71に、その先端側から根本側に向けて力が加わると、この小片部71が捲れ、この捲れに伴って、光学フィルム片33に裂けが生じ易くなる。すなわち、ギザギザに逆らう方向に光学フィルム片33を剥離すると、光学フィルム片33に裂けが生じ易くなる。
本態様では、例えば図12において、角部35cから光学フィルム片33を剥離すると、端縁34a〜34dの剥離方向が、切断する際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向(実線矢印)とは反対の方向となるため、剥離する際に光学フィルム片33にかかる張力が上記ギザギザに逆らうことになり、その結果、該ギザギザを起点として光学フィルム片33が裂け易くなる。
これに対し、図12において、角部35aを剥離起点Pとして光学フィルム片33を剥離すると、端縁34a〜34dでの光学フィルム片33の剥離方向が、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向(実線矢印)と同じ方向となる。よって、この場合には、剥離する際に光学フィルム片33にかかる張力が上記ギザギザに逆らうことにならず、その結果、該ギザギザを起点として裂け難くなる。従って、このように光学フィルム片33を剥離することによって、剥離の際に光学フィルム片33が破断することを抑制し得る。
また、上記態様(1)〜(3)に示すように、本実施形態の剥離方法では、
光学フィルム片33が、少なくとも第1及び第4の端縁34a、34dが、光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向が該一の角部35aから離れる方向となるように切断されて形成されており、
第1及び第4の端縁34a、34dでの光学フィルム片33の剥離方向が、切断の際に光学フィルム50と接触している切断刃60の移動方向と同じ方向に向かうように、角部35aを剥離起点Pとして基板31から光学フィルム片33を剥離することが好ましい。
なお、上記角部35aから離れる方向は、角部35aとは反対側に向かう方向に相当する。より具体的には、第1の端縁34aにおいては、上記角部35aから離れる方向は、角部35aとは反対側である角部35bに向かう方向に相当し、第4の端縁34dにおいては、上記角部35aから離れる方向は、角部35aとは反対側である角部35dに向かう方向に相当する。
このように、角部35aを剥離起点Pとして光学フィルム片33を剥離すると、少なくとも剥離開始直後の第1及び第4の端縁34a、34dで、光学フィルム片33の剥離方向が、光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向と同じ方向に向かうように光学フィルム片33を剥離することができ、これにより、剥離の際に光学フィルム片33が裂けることを抑制し得る。
よって、より確実に、光学フィルム片33が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片33を剥離し得る。
さらに、上記態様(1)〜(3)に示すように、本実施形態の剥離方法では、
光学フィルム片33は、さらに第2の端縁34bが、光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向が第1の端縁34aから離れる方向となるように切断され、且つ、第3の端縁34cが、光学フィルム50と接触している切断刃60の上記移動方向が第4の端縁34dから離れる方向となるように切断されて形成されており、
第1及び第4の端縁34a、34dに引き続き、さらに第2及び第3の端縁34b、34cでの光学フィルム片33の剥離方向が、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向と同じ方向となるように、角部35aを剥離起点Pとして基板31から光学フィルム片33を剥離することがより好ましい。
この場合には、剥離開始直後の第1及び第4の端縁34a、34dのみならず、これらにそれぞれ続く第2及び第3の端縁34b、34cにおいても、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向と同じ方向に向けて光学フィルム片33を剥離することができる。これにより、剥離の際に光学フィルム片33が裂けることを、より抑制し得る。
よって、一層確実に、光学フィルム片33が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片33を剥離し得る。
なお、このように4つの端縁34a〜34dの全てにおいて、光学フィルム片33の剥離方向が、切断する際の光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向と同じ方向でなくても、4つの端縁34a〜34dの少なくとも1つにおいて、光学フィルム片33の剥離方向が、切断する際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向と同じ方向であればよい。また、4つの端縁34a〜34dのうちより多くの端縁において、光学フィルム片33の剥離方向が、切断する際に光学フィルム50と接触している切断刃60の上記移動方向と同じ方向であれば、剥離の際に光学フィルム片33が裂けることを、より抑制し得る。
本実施形態の剥離方法に用いる好ましい剥離装置1について図13〜図16を参照しつつ説明する。なお、図13〜図16には、角部35aを剥離起点Pとして光学フィルム片33を基板31から剥離する態様を示す。
図13、図14に示すように、本実施形態の剥離装置1は、積層体30が載置されるステージ部材3と、ローラ状の剥離用部材7と、積層体30から剥離され且つ剥離用部材7によって剥離された光学フィルム片33の角部35aを保持して、該光学フィルム片33をさらに順次剥離する剥離部材5とを備えている。
より具体的には、本実施形態の剥離装置1は、剥離部材5として、積層体30から剥離され且つ剥離用部材7によって湾曲された光学フィルム片33の角部35aが巻き架けられて、回転することにより光学フィルム片33をさらに剥離しながら順次巻き取る剥離部材5を備えている。
ステージ部材3は、積層体30から全ての光学フィルム片33が剥離されるまでの間、積層体30が載置される台である。
剥離用部材7は、光学フィルム片33を基板31から剥離させると共に、剥離された光学フィルム片33を湾曲させながら後端側へと案内するものである。かかる剥離用部材7として、ローラ体が挙げられる。
剥離部材5は、剥離された光学フィルム片33の角部35aが巻き架けられ、この状態で回転することによって、光学フィルム片33を、さらに剥離しつつ順次巻き取るものである。
このような剥離部材5としては、例えば、モーター等の駆動装置17による駆動を受けて回転するローラ等が挙げられる。
また、剥離部材5には、上記剥離された光学フィルム片33の角部35aが、接着テープ(不図示)等によって固定されるようになっている。
なお、図13では、光学フィルム片33は、上記第1の接着剤(不図示)と共に基板31から剥離される。
本実施形態では、上記剥離装置1を用い、積層体30から光学フィルム片33の角部35aを剥離して、この剥離した部分を、剥離用部材7で湾曲させながら後端側に案内し、剥離部材5に巻き架ける。この状態で、剥離部材5を回転させることによって、光学フィルム片33を、基板31から順次剥離し、巻き取る。
積層体30から光学フィルム片33の角部35aを剥離することは、例えば以下のようにして行う。すなわち、先端に刃部を有する剥離用ナイフ(不図示)等を作業者の手指で掴み、積層体30の基板31と光学フィルム片33の角部35aとの間に上記剥離用ナイフを挿入することによって光学フィルム片33の角部35aを剥離する。より具体的には、光学フィルム片33の基板31側の面33bに接着された上記第1の接着剤(不図示)と、基板31との間に上記剥離用ナイフを挿入し、上記第1の接着剤と共に光学フィルム片33を剥離する。
また、剥離された光学フィルム片33の角部35aを剥離部材5に巻き掛けることを、例えば以下のようにして行う。すなわち、剥離された光学フィルム片33の角部35aを、剥離部材5の周面に巻き架けるようにして該周面に接着テープ(不図示)等で固定することによって行う。
そして、図14に示す状態から、剥離部材5によって、光学フィルム片33をさらに剥離しつつ順次巻き取ると、光学フィルム片33の剥離が進むにつれて、図15、図16に示すように、積層体30が剥離方向Xとは反対の側(図15、図16の白抜き矢印参照)に順次移動する。すなわち、ステージ部材3に対して積層体30が相対的に移動する。より具体的には、積層体30がステージ部材3上を摺動する。図16に示すように、最終的に全ての光学フィルム片33が剥離されて基板31が完全に露出すると、積層体30は移動を停止する。
このようにして、積層体30から光学フィルム片33を剥離する。
このように、図13〜図16は、角部35aから光学フィルム片33を剥離する態様を示すが、他の角部35b〜35dから剥離する場合も、同様にして、基板31から剥離し得る。
上記の通り、本実施形態の剥離方法は、
基板31と、該基板31の一方の面31a上に接着された光学フィルム片33とを備えた矩形状の積層体30から前記光学フィルム片33を剥離する剥離方法であって、
前記光学フィルム片33は、光学フィルム50に対して相対的に走行する切断刃60で該光学フィルム50が切断されて形成されており、且つ、該切断によって形成された4つの端縁34a〜34dを有しており、
該4つの端縁34a〜34dのうち少なくとも1つでの前記光学フィルム片33の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記光学フィルム50に対する相対的な移動方向と同じ方向となるように、前記基板31から前記光学フィルム片33を剥離する方法である。
かかる構成によれば、4つの端縁34a〜34dの少なくとも1つの端縁で、光学フィルム片33を剥離する際にかかる張力が、光学フィルム50の切断の際に生じたギザギザに逆らうことなく、光学フィルム片33を剥離することができる。これにより、ギザギザを起点として光学フィルム片33が裂けることを抑制し得る。
よって、光学フィルム片33が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片33を剥離し得る。また、光学フィルム片33に粘着シートを貼り合わせなくても破断を抑制し得るため、簡便である。
従って、光学フィルム片33が裂けることを抑制しつつ、該光学フィルム片33を基板31から簡便に剥離し得る。
また、本実施形態の剥離方法においては、
前記光学フィルム片33の4つの端縁34a〜34dを、一の角部35aから順に第1、第2、第3及び第4の端縁34a、34b、34c、34dとし、且つ、前記一の角部35aを挟む2つの端縁を前記第1及び第4の端縁34a、34dとするとき、
前記光学フィルム片33は、前記第1及び第4の端縁34a、34dが、前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記移動方向が前記一の角部35aから離れる方向となるように切断されて形成されており、
前記第1及び第4の端縁34a、34dでの前記光学フィルム片33の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記移動方向と同じ方向となるように、前記一の角部35aを剥離起点Pとして前記基板31から前記光学フィルム片33を剥離することが好ましい。
かかる構成によれば、上記一の角部35aを剥離起点Pとして光学フィルム片33を剥離すると、少なくとも剥離開始直後の第1及び第4の端縁34a、34dで、光学フィルム片33の剥離方向が、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向と同じ方向に向かうように光学フィルム片33を剥離することができる。これにより、剥離の際に光学フィルム片33が裂けることを抑制し得る。
よって、より確実に、光学フィルム片33が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片33を剥離し得る。
また、本実施形態の剥離方法においては、
前記光学フィルム片33は、さらに前記第2の端縁34bが、前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記移動方向が前記第1の端縁34aから離れる方向となるように切断され、且つ、前記第3の端縁34cが、前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記移動方向が前記第4の端縁34dから離れる方向となるように切断されて形成されており、
前記第1及び第4の端縁34a、34dに引き続き、さらに前記第2及び第3の端縁34b、34cでの前記光学フィルム片33の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記移動方向と同じ方向となるように、前記一の角部35aを剥離起点Pとして前記基板31から前記光学フィルム片33を剥離する。
かかる構成によれば、上記一の角部を剥離起点として光学フィルム片を剥離すると、剥離開始直後の第1及び第4の端縁34a、34dのみならず、これらにそれぞれ続く第2及び第3の端縁34b、34cにおいても、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の上記移動方向と同じ方向に向けて光学フィルム片33を剥離することができる。これにより、剥離の際に光学フィルム片33が裂けることを抑制し得る。
よって、一層確実に、光学フィルム片33が破断することを抑制しつつ、光学フィルム片33を剥離し得る。
本実施形態の剥離方法においては、
前記光学フィルム片33は、前記切断の際に前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記移動方向が、前記切断刃60の前記光学フィルム50に対する相対的な走行方向とは反対の方向となるように回転する前記切断刃60によって切断されて形成されたものであってもよい。
また、本実施形態の剥離方法においては、
前記光学フィルム片33は、前記切断の際に前記光学フィルム50と接触している部分での前記切断刃60の前記移動方向が、前記切断刃60の前記光学フィルムに50対する相対的な走行方向と同じ方向となるように回転する前記切断刃60によって切断されて形成されたものであってもよい。
本実施形態の剥離方法においては、
前記光学フィルム片33は、回転しない前記切断刃60によって切断されて形成されたものであってもよい。
本実施形態の剥離方法においては、
前記光学フィルム50は、偏光板50であり、
前記光学フィルム片33は、偏光板片33であってもよい。
かかる構成によれば、薄型化が特に要望されており、剥離時に破断し易い傾向にある偏光板片33を剥離する際に、その破断を抑制しつつ、該偏光板片33を基板31から簡便に剥離することが可能となるため、本実施形態の剥離方法が、より有用なものとなる。
以上の通り、本実施形態によれば、光学フィルム片33が破断することを抑制しつつ、該光学フィルム片33を基板31から簡便に剥離することを可能とする剥離方法が提供される。
本実施形態の剥離方法は上記の通りであるが、本発明の剥離方法は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、1枚の刃を有する切断刃60を用いる態様を示すが、その他、本発明においては、図17に示すように、円形の上刃60aと下刃60bとを、互いに対向する面をその外周縁にて接触させつつ回転させ、前記上刃60aと下刃60bとの間に挿通された光学フィルム50の切断を行うように構成されたスリッッターを、切断刃60として用いる態様を採用してもよい。かかるスリッターを用いた場合、切断の際に光学フィルム50と接触している部分においては、2つの刃は同じ方向に移動することになるので、その移動方向に応じて、上記実施形態と同様にして剥離起点を決定すればよい。なお、図17では、スリッターが正回転する態様を示すが、スリッターの上刃60a及び下刃60bが図17とは逆方向に回転(逆回転)する態様を採用してもよく、また、スリッターの上刃60a及び下刃60bが回転しない態様を採用してもよい。
次に、実施例を示しつつ、本発明をさらに詳細に説明する。
光学フィルム片33として、偏光子41の両面に、第2の接着剤を有する接着剤層43を介して保護フィルム45が積層されて形成された偏光板片33(厚み:約100μm)を用いた。積層体30として、かかる偏光板片33の一方の保護フィルム45に第1の接着剤を介して基板31が積層されて形成された積層体30を用いた。
より具体的には、偏光子41の両面に第2の接着剤を有する接着剤層43を介して保護フィルム45が積層され、該保護フィルム45のうち一方の保護フィルム45に第1の接着剤を介してセパレータ(不図示)が積層され、他方の保護フィルム45に第3の接着剤を介して表面保護フィルム(不図示)が積層されて形成された市販品(TEG1465DU、日東電工社製)から、セパレータを剥離して基材31に積層し、その後、表面保護フィルムを第3の接着剤と共に剥離することによって、積層体30を形成した。
また、偏光板片33は、以下のようにして形成された。すなわち、互いに交差した2枚の円形刃を有するスリットである切断刃60を用い、この切断刃60が図17に示すように正回転で駆動回転され、且つ、固定されて走行しない状態で、帯状の偏光板50を走行させることによって切断し、これによって、中間体が形成された。この切断によって形成された2つの端縁は、偏光板片33の長手方向に沿った端縁34a、34cに相当した。この切断により、図18に示すように、端縁34a、34cには、図18の右方向に向かって傾斜しながら突出するような小片部71が形成され、これにより、ギザギザが形成された。
次いで、1枚の円形刃を有する切断刃を切断刃60として用い、この切断刃60が、図9に示すように正回転で駆動回転されながら走行することによって、固定されて走行しない状態の上記中間体を切断し、これによって、偏光板片33が形成された。この切断によって形成された2つの端縁は、偏光板片33の短手方向に沿った端縁34b、34dに相当した。この切断により、端縁34b、34dには、図18の上方向に向かって傾斜しながら突出するようなギザギザが形成された。このときの偏光板片33の一の端縁の写真を図19に示し、図19の部分拡大図を図20に示す。
図13、図14に示す剥離装置1を用いて、積層体30から、各角部35a〜35dをそれぞれ剥離起点PA〜PDとして、それぞれの対角に位置する角部に向かって偏光板片33を剥離した。このときの、偏光板片33の裂けの状況を、目視によって観察した。
そして、各1回の剥離において、偏光板片33が裂けなかった場合を良好に剥離できたとして「OK」と表し、偏光板片33が裂けた場合を良好に剥離できなかったとして「NG」と表した。これを10回繰り返し(実験例1〜10)、10回のうち剥離が良好にできた実験例の数の百分率を、剥離成功率として算出した。結果を表1に示す。
なお、角部35aを剥離起点PAとして、該角部35aから、これの対角に位置する角部35cに向かう剥離方向を、剥離方向Aとした。
角部35bを剥離起点PBとして、該角部35bから、これの対角に位置する角部35dに向かう剥離方向を、剥離方向Bとした。
角部35cを剥離起点PCとして、該角部35cから、これの対角に位置する角部35aに向かう剥離方向を、剥離方向Cとした。
角部35dを剥離起点PDとして、該角部35dから、これの対角に位置する角部35bに向かう剥離方向を、剥離方向Dとした。
表1に示すように、4つの端縁34a〜34dのうち、偏光板片33の剥離方向が、切断の際に偏光板50と接触している部分での切断刃60の偏光板50に対する相対的な移動方向と同じ方向となる端縁の数量が多い程、剥離の際に偏光板片33の破断が抑制されることがわかった。
すなわち、光学フィルム片33の剥離方向が、切断の際に光学フィルム50と接触している部分での切断刃60の光学フィルム50に対する相対的な移動方向と同じ方向となる端縁の数量が多い程、剥離の際に光学フィルム片33の破断が抑制されることがわかった。
以上のように本発明の実施の形態及び実施例について説明を行なったが、各実施の形態及び実施例の特徴を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、今回開示された実施の形態及び実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態及び実施例ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1:剥離装置、3:ステージ部材、5:剥離部材、7:剥離用部材、30:積層体、31:基板、31a:一方の面、33:光学フィルム片、33a:上面、34a〜34d:端縁、35a〜35d:角部、50:光学フィルム、60:切断刃

Claims (7)

  1. 基板と、該基板の一方の面上に接着された光学フィルム片とを備えた矩形状の積層体から前記光学フィルム片を剥離する剥離方法であって、
    前記光学フィルム片は、光学フィルムに対して相対的に走行する切断刃で該光学フィルムが切断されて形成されており、且つ、該切断によって形成された4つの端縁を有しており、
    前記4つの端縁のうち少なくとも1つでの前記光学フィルム片の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記光学フィルムに対する相対的な移動方向と同じ方向となるように、前記基板から前記光学フィルム片を剥離する、剥離方法。
  2. 前記光学フィルム片の4つの端縁を、一の角部から順に第1、第2、第3及び第4の端縁とし、且つ、前記一の角部を挟む2つの端縁を前記第1及び第4の端縁とするとき、
    前記光学フィルム片は、前記第1及び第4の端縁が、前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が前記一の角部から離れる方向となるように切断されて形成されており、
    前記第1及び第4の端縁での前記光学フィルム片の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向と同じ方向になるように、前記一の角部を剥離起点として前記基板から前記光学フィルム片を剥離する、請求項1に記載の剥離方法。
  3. 前記光学フィルム片は、さらに前記第2の端縁が、前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が前記第1の端縁から離れる方向となるように切断され、且つ、前記第3の端縁が、前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が前記第4の端縁から離れる方向となるように切断されて形成されており、
    前記第1及び第4の端縁に引き続き、さらに前記第2及び第3の端縁での前記光学フィルム片の剥離方向が、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向と同じ方向となるように、前記一の角部を剥離起点として前記基板から前記光学フィルム片を剥離する、請求項2に記載の剥離方法。
  4. 前記光学フィルム片は、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が、前記切断刃の前記光学フィルムに対する相対的な走行方向とは反対の方向となるように回転する前記切断刃によって切断されて形成されたものである、請求項1〜3のいずれかに記載の剥離方法。
  5. 前記光学フィルム片は、前記切断の際に前記光学フィルムと接触している部分での前記切断刃の前記移動方向が、前記切断刃の前記光学フィルムに対する相対的な走行方向と同じ方向となるように回転する前記切断刃によって切断されて形成されたものである、請求項1〜3のいずれかに記載の剥離方法。
  6. 前記光学フィルム片は、回転しない前記切断刃によって切断されて形成されたものである、請求項1〜3のいずれかに記載の剥離方法。
  7. 前記光学フィルムは、偏光板であり、
    前記光学フィルム片は、偏光板片である、請求項1〜6のいずれかに記載の剥離方法。
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