JP2018019577A - 電力供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換ロスを削減でき、サイズを小さくできる電力供給システムを提供する。【解決手段】電力供給システム1において、DC/DCコンバータ30は、入力側に印加される直流電圧を異なる値の直流電圧に変換して、変換された直流電圧を出力側へ出力する。第1のスイッチSW1は、第1の直流電源10とDC/DCコンバータ30の入力側との間に接続されている。第2のスイッチSW2は、第2の直流電源20とDC/DCコンバータ30の入力側との間に接続されている。第3のスイッチSW3は、第1の直流電源10とDC/DCコンバータ30の出力側との間に接続されている。制御部60は、第1の直流電源10の出力電圧とDC/DCコンバータ30の出力側の電圧とに基づいて、第1から第3のスイッチSW1〜SW3を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源から負荷に電力を供給する電力供給システムに関する。
DC/DCコンバータ、双方向インバータおよび双方向DC/DCコンバータが直流バスに接続された電力供給システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。DC/DCコンバータは、太陽電池で発電された直流電圧を昇圧して直流バスに出力する。双方向インバータは、直流バスの直流電力を交流電力に変換して負荷と商用電力系統(以下、単に電力系統という)に出力する。太陽電池の出力電力が増加した場合には、双方向DC/DCコンバータは、直流バスの直流電力を所望の直流電力に変換して蓄電装置を充電する。太陽電池の出力電力が減少した場合には、双方向DC/DCコンバータは、蓄電装置の直流電力を所望の直流電力に変換して直流バスに出力する。
特開2011−120456号公報
このような電力変換システムの電力変換ロスとサイズには改善の余地がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力変換ロスを削減でき、サイズを小さくできる電力供給システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電力供給システムは、入力側に印加される直流電圧を異なる値の直流電圧に変換して、変換された直流電圧を出力側へ出力するDC/DCコンバータと、第1の直流電源とDC/DCコンバータの入力側との間に接続された第1のスイッチと、第2の直流電源とDC/DCコンバータの入力側との間に接続された第2のスイッチと、第1の直流電源とDC/DCコンバータの出力側との間に接続された第3のスイッチと、第1の直流電源の出力電圧とDC/DCコンバータの出力側の電圧とに基づいて、第1から第3のスイッチを制御する制御部と、を備える。
本発明によれば、電力変換ロスを削減でき、サイズを小さくできる。
第1の実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。 第5の実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電力供給システム1の構成を示すブロック図である。電力供給システム1は、第1の直流電源10と、第2の直流電源20と、第1のスイッチSW1と、第2のスイッチSW2と、第3のスイッチSW3と、双方向DC/DCコンバータ30と、双方向インバータ40と、監視部50と、制御部60と、負荷70と、電力線PL1と、電力系統80と、を備える。
第1の直流電源10は、特に限定されないが、本実施形態では太陽電池であり、太陽光のエネルギーに基づいて発電し、直流電力を出力する。
第2の直流電源20は、特に限定されないが、本実施形態では蓄電装置であり、電力を充放電可能である。第2の直流電源20は、例えばリチウムイオン蓄電池、ニッケル水素蓄電池、鉛蓄電池、電気二重層キャパシタまたはリチウムイオンキャパシタ等を含む。
双方向DC/DCコンバータ30は、入力側に第1端子30aと出力側に第2端子30bを有し、双方向に電圧を変換する。双方向DC/DCコンバータ30は、第1端子30aの直流電圧を異なる値の直流電圧に変換して、変換された直流電圧を第2端子30bから出力する。また、双方向DC/DCコンバータ30は、第2端子30bの直流電圧を異なる値の直流電圧に変換して、変換された直流電圧を第1端子30aから出力する。以下では、第2端子30bの直流電圧をバス電圧Vbusと称す。
双方向DC/DCコンバータ30は、第1端子30aに第1の直流電源10が接続された場合、第1の直流電源10の発電電力が最大になるように第1の直流電源10の出力電圧を制御するMPPT(Maximum Power Point Tracking)制御を行う。
第1のスイッチSW1は、第1の直流電源10と双方向DC/DCコンバータ30の第1端子30aとの間に接続され、第1の直流電源10と第1端子30aとを導通させるか否か切り替える。第2のスイッチSW2は、第2の直流電源20と双方向DC/DCコンバータ30の第1端子30aとの間に接続され、第2の直流電源20と第1端子30aとを導通させるか否か切り替える。第3のスイッチSW3は、第1の直流電源10と双方向DC/DCコンバータ30の第2端子30bとの間に接続され、第1の直流電源10と第2端子30bとを導通させるか否か切り替える。
双方向インバータ40は、双方向DC/DCコンバータ30の第2端子30bの直流電力を交流電力に変換して、当該交流電力を、電力線PL1を介して負荷70に出力する。また、双方向インバータ40は、電力線PL1の交流電力を直流電力に変換して、当該直流電力を双方向DC/DCコンバータ30の第2端子30bに出力する。双方向インバータ40は、第3のスイッチSW3が閉じて第1の直流電源10に直接接続された場合、第1の直流電源10の出力電圧を制御するMPPT制御を行う。
電力線PL1は、電力系統80にも接続されている。電流検出器CT1は、負荷70よりも電力系統80側において電力線PL1に設置され、電力線PL1に流れる電流を検出する。電流検出器CT1は、例えば変流器(CT:Current Transformer)である。電流検出器CT1で検出された電流は、双方向インバータ40において電力制御などのために用いられる。
監視部50は、第1の直流電源10の出力電圧と、第2の直流電源20の出力電圧と、第2の直流電源20の充電状態と、バス電圧Vbusとを監視し、得られた情報を制御部60に出力する。第2の直流電源20の充電状態としては、SOC(State Of Charge)を用いることができる。
制御部60は、監視部50で得られた情報および双方向DC/DCコンバータ30と双方向インバータ40から得られた情報に基づいて、第1から第3のスイッチSW1〜SW3を切り替えると共に双方向DC/DCコンバータ30と双方向インバータ40を制御する。また、制御部60は、ユーザによる操作などに応じて、第1のモードまたは第2のモードに切り替えられる。第1のモードは、第1の直流電源10の発電電力を優先的に売電に用いる経済優先モードである。第2のモードは、第1の直流電源10の発電電力を優先的に第2の直流電源20の充電に用いる環境優先モードである。制御部60の具体的な機能については後述する。
制御部60の構成は、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、またはハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてアナログ素子、マイクロコンピュータ、DSP、ROM、RAM、FPGA、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてファームウェア等のプログラムを利用できる。
次に、電力供給システム1の全体の動作についてモード毎に説明する。
[第1のモード(経済優先モード)]
第1のモードは、次の動作状態1〜4を含む。
動作状態1:制御部60は、昼間において、第1の直流電源(太陽電池)10の発電電力が所定値以上であり、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧がバス電圧Vbus未満の場合、第1のスイッチSW1を閉じ、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を開放する。所定値は、第2の直流電源(蓄電装置)20の放電電力より大きい。第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧は、双方向DC/DCコンバータ30によって昇圧される。双方向DC/DCコンバータ30から出力される直流電力は、双方向インバータ40によって交流電力に変換される。交流電力は、負荷70に供給される。交流電力が負荷70の消費電力より大きければ、交流電力は電力系統80に逆潮流され、売電できる。この動作状態1では、第2の直流電源(蓄電装置)20は使用されない。
動作状態2:制御部60は、動作状態1において発電電力が減少した場合、即ち発電電力が所定値未満であり、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧がバス電圧Vbus未満の場合、第1のスイッチSW1と第3のスイッチSW3を開放し、第2のスイッチSW2を閉じる。第2の直流電源(蓄電装置)20の放電電力は、双方向DC/DCコンバータ30と双方向インバータ40を介して負荷に供給される。これにより、減少した発電電力を使用し続ける場合より、買電を少なくできる。この動作状態2では、第1の直流電源(太陽電池)10は使用されない。
動作状態3:制御部60は、夜間において、第1のスイッチSW1と第3のスイッチSW3を開放し、第2のスイッチSW2を閉じる。制御部60は、第2の直流電源(蓄電装置)20の充電が必要な場合、電気料金が安い時間帯、例えば22時から翌日の8時までの時間帯に、電力系統80の交流電力を用いて第2の直流電源(蓄電装置)20を充電する。第2の直流電源(蓄電装置)20の充電が必要か否かは、そのSOCに基づいて判定できる。電力系統80の交流電力は、双方向インバータ40によって直流電力に変換される。バス電圧Vbusは、双方向DC/DCコンバータ30によって降圧され、第2の直流電源(蓄電装置)20に供給される。
動作状態4:制御部60は、動作状態1において、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2を開放し、第3のスイッチSW3を閉じる。よって、双方向DC/DCコンバータ30は第3のスイッチSW3によってバイパスされ、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧が双方向インバータ40に直接供給される。これにより、双方向DC/DCコンバータ30による電力変換ロスを回避できる。第1の直流電源(太陽電池)10の発電電力は、双方向インバータ40によって交流電力に変換され、交流電力は負荷70および電力系統80に供給される。
このとき、制御部60は、発電電力が所定値未満であり、第2の直流電源(蓄電装置)20が放電できる場合、さらに第2のスイッチSW2を閉じる。第2の直流電源(蓄電装置)20が放電できるか否かも、そのSOCに基づいて判定できる。よって、第2の直流電源(蓄電装置)20の放電電力も双方向DC/DCコンバータ30と双方向インバータ40を介して負荷70に供給される。これにより、発電電力のみを使用し続ける場合より、買電を少なくできる。買電を少なくするため、動作状態4では第2の直流電源(蓄電装置)20の充電が必要な場合であっても充電は行われない。
[第2のモード(環境優先モード)]
第2のモードは、第1のモードの動作状態1〜4に加え、次の動作状態5を含む。
動作状態5:制御部60は、動作状態4において、第2の直流電源(蓄電装置)20の充電が許可され且つ充電が必要な場合、第2の直流電源(蓄電装置)20に充電する。第2のモードにある場合、充電が許可されていると判定できる。制御部60は、第2の直流電源(蓄電装置)20に充電するとき、第1のスイッチSW1を開放し、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を閉じる。そして制御部60は、双方向DC/DCコンバータ30に第2端子30bから第1端子30aの方向に電圧を変換させる。これにより、発電電力の一部を用いて第2の直流電源(蓄電装置)20を充電できる。このように、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧より第2の直流電源(蓄電装置)20の出力電圧が低い場合に、第2の直流電源(蓄電装置)20を充電できる。
以上のように本実施形態によれば、第1のモードと第2のモードにおいて第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1のスイッチSW1を開放し、第3のスイッチSW3を閉じる(動作状態4)。これにより、双方向DC/DCコンバータ30を経由せずに第1の直流電源(太陽電池)10の発電電力を双方向インバータ40に供給できる。従って、電力変換ロスを削減できる。
また、第2のモードにおいて、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上であり、第2の直流電源(蓄電装置)20に充電するとき、第1のスイッチSW1を開放し、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を閉じる(動作状態5)。これにより、1台の双方向DC/DCコンバータ30によって、発電電力を用いて第2の直流電源(蓄電装置)20を充電できる。従って、電力変換ロスを削減できる。
また、双方向DC/DCコンバータ30を第1の直流電源10と第2の直流電源20で共用しているので、部品点数を削減できる。従って、電力供給システム1のサイズを小さくできる。
ここで、従来の電力供給システムでは、太陽電池用のDC/DCコンバータと、蓄電装置用の双方向DC/DCコンバータとが直流バスに接続されている。そのため、太陽電池の発電電力で蓄電装置を充電する場合には、DC/DCコンバータと双方向DC/DCコンバータの両者を経由する。このような従来の電力供給システムと比較して、本実施形態では、前述のように電力変換ロスを削減できると共にサイズを小さくできる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、第1の直流電源10は太陽電池であり、第2の直流電源20は蓄電装置であるが、第2の実施形態では、第1の直流電源10は蓄電装置であり、第2の直流電源20は太陽電池である。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図2は、第2の実施形態に係る電力供給システム1Aの構成を示すブロック図である。蓄電装置である第1の直流電源10が双方向DC/DCコンバータ30をバイパスして双方向インバータ40に直接接続できる構成になっている。また、制御部60Aの機能が第1の実施形態と異なる。
次に、電力供給システム1Aの全体の動作についてモード毎に説明する。
[第1のモード]
第1のモードは、第1の実施形態の動作状態1〜3と、新たな動作状態6とを含む。動作状態1〜3の動作原理は第1の実施形態と実質的に同一であるが、第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2の制御が逆になる。
動作状態1:制御部60Aは、昼間において、第2の直流電源(太陽電池)20の発電電力が所定値以上である場合、第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧によらず、第2のスイッチSW2を閉じ、第1のスイッチSW1と第3のスイッチSW3を開放する。
動作状態2:制御部60Aは、動作状態1において発電電力が減少した場合、即ち発電電力が所定値未満であり、第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧がバス電圧Vbus未満の場合、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を開放し、第1のスイッチSW1を閉じる。
動作状態3:制御部60Aは、夜間において、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を開放し、第1のスイッチSW1を閉じる。
動作状態6:制御部60Aは、動作状態2において、第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1のスイッチSW1を開放し、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を閉じ、双方向DC/DCコンバータ30をバイパスさせ第1の直流電源(蓄電装置)10の発電電力によって第2の直流電源(太陽電池)20の負荷70への電力供給を補助できる。これにより、双方向DC/DCコンバータ30による電力変換ロスを回避できる。
また、制御部60Aは、動作状態3においても、第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1のスイッチSW1を開放し、第3のスイッチSW3を閉じ、双方向DC/DCコンバータ30をバイパスさせる。これにより、夜間の充電時にも、双方向DC/DCコンバータ30による電力変換ロスを回避できる。
[第2のモード]
第2のモードは、第1のモードの動作状態1〜3と6に加え、次の動作状態7を含む。
動作状態7:制御部60Aは、動作状態1において、第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上であり、第1の直流電源(蓄電装置)10の充電が許可され且つ充電が必要な場合、第1の直流電源(蓄電装置)10を充電する。制御部60Aは、第1の直流電源(蓄電装置)10に充電するとき、第3のスイッチSW3をさらに閉じる。そして制御部60Aは、双方向DC/DCコンバータ30に第1端子30aから第2端子30bの方向に電圧を変換させる。これにより、発電電力の一部を用いて第1の直流電源(蓄電装置)10を充電できる。このように、第2の直流電源(太陽電池)20の出力電圧より第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧が高い場合に、第1の直流電源(蓄電装置)10を充電できる。
以上のように本実施形態によれば、第1のモードと第2のモードにおいて第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1のスイッチSW1を開放し、第3のスイッチSW3を閉じる(動作状態6)。これにより、双方向DC/DCコンバータ30を経由せずに第1の直流電源(蓄電装置)10の放電電力を双方向インバータ40に供給できる。また、双方向DC/DCコンバータ30を経由せずに双方向インバータ40の出力電力を第1の直流電源(蓄電装置)10に供給できる。従って、電力変換ロスを削減できる。
また、第2のモードにおいて第2の直流電源(太陽電池)20の出力電圧がバス電圧Vbus以上であり、第1の直流電源(蓄電装置)10に充電するとき、第1のスイッチSW1を開放し、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を閉じる(動作状態7)。これにより、1台の双方向DC/DCコンバータ30によって、発電電力で第2の直流電源(蓄電装置)20を充電できる。従って、電力変換ロスを削減できる。
また、双方向DC/DCコンバータ30を第1の直流電源10と第2の直流電源20で共用しているので、電力供給システム1Aのサイズを小さくできる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、第4のスイッチSW4が設けられている。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3は、第3の実施形態に係る電力供給システム1Bの構成を示すブロック図である。
第4のスイッチSW4は、第2の直流電源20と第2端子30bとの間に接続され、第2の直流電源20と第2端子30bとを導通させるか否か切り替える。制御部60Bは、監視部50で得られた情報および双方向DC/DCコンバータ30と双方向インバータ40から得られた情報に基づいて、第1から第4のスイッチSW1〜SW4を切り替えると共に双方向DC/DCコンバータ30と双方向インバータ40を制御する。制御部60Bの具体的な機能については以下に説明する。
次に、電力供給システム1Bの全体の動作についてモード毎に説明する。
[第1のモード]
第1のモードは、第1の実施形態の動作状態1〜4と、第2の実施形態の動作状態6とを含む。動作状態1〜4の動作原理は第1の実施形態と実質的に同一であり、動作状態6の動作原理は第2の実施形態と実質的に同一であるが、それぞれに第4のスイッチSW4の制御が加わる。
動作状態1:制御部60Bは、昼間において、第1の直流電源(太陽電池)10の発電電力が所定値以上であり、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧と第2の直流電源(蓄電装置)20の出力電圧がバス電圧Vbus未満の場合、第1のスイッチSW1を閉じ、第2から第4のスイッチSW2〜SW4を開放する。
動作状態2:制御部60Bは、動作状態1において発電電力が減少した場合、次の制御を行う。即ち、制御部60Bは、発電電力が所定値未満であり、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧と第2の直流電源(蓄電装置)20の出力電圧がバス電圧Vbus未満の場合、第1のスイッチSW1と第3のスイッチSW3と第4のスイッチSW4を開放し、第2のスイッチSW2を閉じる。
動作状態3:制御部60Bは、夜間において、第1のスイッチSW1と第3のスイッチSW3と第4のスイッチSW4を開放し、第2のスイッチSW2を閉じる。
動作状態4:制御部60Bは、動作状態1において、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1のスイッチSW1と第2のスイッチSW2と第4のスイッチSW4を開放し、第3のスイッチSW3を閉じる。このとき、制御部60Bは、発電電力が所定値未満であり、第2の直流電源(蓄電装置)20が放電できる場合、さらに第2のスイッチSW2を閉じ、第2の直流電源(蓄電装置)20の放電電力も負荷70に供給する。
動作状態6:制御部60Bは、動作状態2において、第2の直流電源(蓄電装置)20の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1から第3のスイッチSW1〜SW3を開放し、第4のスイッチSW4を閉じ、双方向DC/DCコンバータ30をバイパスさせる。このとき、第2の直流電源(蓄電装置)20の放電電力が減少した場合、制御部60Bは、第1のスイッチSW1を閉じ、第1の直流電源(太陽電池)10の発電電力によって負荷70への電力供給を補助できる。
また、制御部60Bは、動作状態3においても、第1の直流電源(蓄電装置)10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1から第3のスイッチSW1〜SW3を開放し、第4のスイッチSW4を閉じ、双方向DC/DCコンバータ30をバイパスさせる。
[第2のモード]
第2のモードは、第1のモードの動作状態1〜4と6に加え、第1の実施形態の動作状態5と第2の実施形態の動作状態7とを含む。動作状態5の動作原理は第1の実施形態と実質的に同一であり、動作状態7の動作原理は第2の実施形態と実質的に同一であるが、それぞれに第4のスイッチSW4の制御が加わる。
動作状態5:制御部60Bは、動作状態4において、第2の直流電源(蓄電装置)20に充電するとき、第1のスイッチSW1と第4のスイッチSW4を開放し、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を閉じる。
動作状態7:制御部60Bは、動作状態1において、第2の直流電源(蓄電装置)20の出力電圧がバス電圧Vbus以上であり、第2の直流電源(蓄電装置)20に充電するとき、第1のスイッチSW1と第4のスイッチSW4を閉じ、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を開放する。
以上のように本実施形態によれば、電力供給システム1Bは第2のモードにおいて第1の実施形態の動作状態5または第2の実施形態の動作状態7で動作する。そのため、第1の直流電源(太陽電池)10の出力電圧と第2の直流電源(蓄電装置)20の出力電圧との大小関係によらず、第1の直流電源(太陽電池)10の発電電力を用いて第2の直流電源(蓄電装置)20を充電できる。従って、ユーザの利便性を向上できる。
また、第1の実施形態と第2の実施形態の効果を得ることもできる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、第1の直流電源10と第2の直流電源20が、それぞれ太陽電池であることが第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図4は、第4の実施形態に係る電力供給システム1Cの構成を示すブロック図である。電力供給システム1Cは、双方向DC/DCコンバータ30に替えて単方向のDC/DCコンバータ30Cを備える。また、制御部60Cの機能が第1の実施形態と異なる。制御部60Cは、第1の直流電源10が起動された後、第2の直流電源20が起動されるように制御する。
制御部60Cは、第1の直流電源10の出力電圧がバス電圧Vbus未満の場合、第1のスイッチSW1を閉じ、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を開放する。第1の直流電源10の出力電圧は、DC/DCコンバータ30Cによって昇圧される。これにより、起動時のため第1の直流電源10の出力電圧が低くても、昇圧された電圧を双方向インバータ40に供給できる。
制御部60Cは、第1の直流電源10の出力電圧がバス電圧Vbus以上の場合、第1のスイッチSW1を開放し、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3を閉じる。第1の直流電源10の出力電圧は、第3のスイッチSW3を介して双方向インバータ40に直接供給される。そのため、DC/DCコンバータ30による電力変換ロスを回避できる。低い第2の直流電源20の出力電圧は、DC/DCコンバータ30Cによって昇圧され、電力を双方向インバータ40に供給できる。従って、第1の直流電源10と第2の直流電源20の両者から電力供給できる。
制御部60Cは、日射量不足などにより第1の直流電源10の出力電圧がバス電圧Vbus未満の状態が所定期間継続した場合、第1のスイッチSW1を閉じたまま、第2のスイッチSW2を閉じてもよい。これにより、第1の直流電源10と第2の直流電源20の両者の出力電圧がDC/DCコンバータ30Cによって昇圧される。よって、発電電力を効率的に利用できる。この場合、第1の直流電源10と第1のスイッチSW1との間、および、第2の直流電源20と第2のスイッチSW2との間のそれぞれに逆流防止用のダイオードを設けておくことが好ましい。
本実施形態においても、電力変換ロスを削減できると共に電力供給システム1Cのサイズを小さくできる。
なお、第1の直流電源10と第2の直流電源20が、それぞれ蓄電装置であっても以上と同様に制御できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、第3の実施形態の構成に加え、4個の直流電源が接続可能な双方向DC/DCコンバータがさらに設けられている。以下では、第3の実施形態との相違点を中心に説明する。
図5は、第5の実施形態に係る電力供給システム1Dの構成を示すブロック図である。電力供給システム1Dは、N(Nは自然数)個の双方向DC/DCコンバータ30と、N+1個以上の直流電源群110と、N個の双方向インバータ40と、を備える。図5では、N=2であり、6個の直流電源群110が設けられている例を示している。
ここで、第1の直流電源10と、当該第1の直流電源10に接続された第1のスイッチSW1と第3のスイッチSW3との組、および、第2の直流電源20と、当該第2の直流電源20に接続された第2のスイッチSW2と第4のスイッチSW4との組を、それぞれ直流電源群110とする。
直流電源群110は、それぞれが何れかの双方向DC/DCコンバータ30に接続されている。図5では、2個の直流電源群110は、一方の双方向DC/DCコンバータ30に接続され、4個の直流電源群110は、他方の双方向DC/DCコンバータ30に接続されている。
複数の第1および第2の直流電源10,20は、それぞれ、太陽電池であってもよいし、蓄電装置であってもよい。複数の第1および第2の直流電源10,20は、全て太陽電池であってもよいし、全て蓄電装置であってもよい。
双方向DC/DCコンバータ30には、それぞれ双方向インバータ40が接続されている。図示は省略するが、それぞれの双方向インバータ40の出力は、例えば共通の負荷及び電力系統に接続される。
制御部60Dは、複数の直流電源群110の複数のスイッチSW1〜SW4を制御する。具体的な制御は、第1および第2の直流電源10,20の種類に応じて適宜決定できる。例えば、複数の第1および第2の直流電源10,20として複数の太陽電池と複数の蓄電装置を設け、第3の実施形態に基づいて制御することができる。このとき、例えば動作状態1における複数の太陽電池に関する制御として、第4の実施形態の制御を採用できる。即ち、制御部60Dは、第4の実施形態に基づいて、出力電圧の高い太陽電池をバイパスし、出力電圧の低い太陽電池を双方向DC/DCコンバータ30で昇圧し、電力を双方向インバータ40に供給できる。3個以上の太陽電池が設けられた場合にも、出力電圧が低いものは双方向DC/DCコンバータ30の第1端子30aに接続され、出力電圧が高いものは双方向DC/DCコンバータ30の第2端子30bに接続される。
本実施形態によれば、3個以上の第1および第2の直流電源10,20を用いた上で、電力変換ロスを削減できると共に電力供給システム1Dのサイズを小さくできる。双方向DC/DCコンバータ30を4個の第1および第2の直流電源10,20で共用しているので、電力供給システム1Dのサイズを小さくできる効果が第3の実施形態よりも大きい。
なお、1つの双方向DC/DCコンバータ30に対して、少なくとも1つの第3のスイッチSW3が設けられていれば、第4のスイッチSW4は設けられていなくてもよい。
以上、本発明について、実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、また、そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、各実施形態では双方向インバータ40が設けられている例について説明したが、双方向インバータ40は設けられておらず、バス電圧Vbusを外部に供給してもよい。
なお、実施の形態は、以下の項目によって特定されてもよい。
[項目1]
入力側に印加される直流電圧を異なる値の直流電圧に変換して、変換された直流電圧を出力側へ出力するDC/DCコンバータ(30,30C)と、
第1の直流電源(10)と前記DC/DCコンバータ(30,30C)の入力側との間に接続された第1のスイッチ(SW1)と、
第2の直流電源(20)と前記DC/DCコンバータ(30,30C)の入力側との間に接続された第2のスイッチ(SW2)と、
前記第1の直流電源(10)と前記DC/DCコンバータ(30,30C)の出力側との間に接続された第3のスイッチ(SW3)と、
前記第1の直流電源(10)の出力電圧と前記DC/DCコンバータ(30,30C)の出力側の電圧とに基づいて、前記第1から第3のスイッチ(SW1〜SW3)を制御する制御部(60,60A〜60D)と、
を備えることを特徴とする電力供給システム(1,1A〜1D)。
[項目2]
前記第1の直流電源(10)は、太陽電池であり、
前記第2の直流電源(20)は、充放電可能な蓄電装置であり、
前記DC/DCコンバータ(30)は、双方向に電圧を変換し、
前記制御部(60)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチ(SW1)または前記第2のスイッチ(SW2)を閉じ、前記第3のスイッチ(SW3)を開放し、
前記制御部(60)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチ(SW1)を開放し、前記第3のスイッチ(SW3)を閉じる、ことを特徴とする項目1に記載の電力供給システム(1)。
[項目3]
前記制御部(60)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上であり、前記第2の直流電源(20)に充電するとき、前記第1のスイッチ(SW1)を開放し、前記第2のスイッチ(SW2)と前記第3のスイッチ(SW3)を閉じ、前記DC/DCコンバータ(30)に出力側から入力側の方向に電圧を変換させる、ことを特徴とする項目2に記載の電力供給システム(1)。
[項目4]
前記第1の直流電源(10)は、充放電可能な蓄電装置であり、
前記第2の直流電源(20)は、太陽電池であり、
前記DC/DCコンバータ(30)は、双方向に電圧を変換し、
前記制御部(60A)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチ(SW1)または前記第2のスイッチ(SW2)を閉じ、前記第3のスイッチ(SW3)を開放し、
前記制御部(60A)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチ(SW1)を開放し、前記第3のスイッチ(SW3)を閉じる、ことを特徴とする項目1に記載の電力供給システム(1A)。
[項目5]
前記制御部(60A)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上であり、前記第1の直流電源(10)に充電するとき、前記第1のスイッチ(SW1)を開放し、前記第2のスイッチ(SW2)と前記第3のスイッチ(SW3)を閉じ、前記DC/DCコンバータ(30)に入力側から出力側の方向に電圧を変換させる、ことを特徴とする項目4に記載の電力供給システム(1A)。
[項目6]
前記第2の直流電源(20)と前記DC/DCコンバータ(30)の出力側との間に接続された第4のスイッチ(SW4)を備え、
前記制御部(60B)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧と前記第2の直流電源(20)の出力電圧と前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧とに基づいて、前記第1から第4のスイッチ(SW1〜SW4)を制御する、ことを特徴とする項目1に記載の電力供給システム(1B)。
[項目7]
前記第1の直流電源(10)は、太陽電池であり、
前記第2の直流電源(20)は、充放電可能な蓄電装置であり、
前記DC/DCコンバータ(30)は、双方向に電圧を変換し、
前記制御部(60B)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧と前記第2の直流電源(20)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチ(SW1)または前記第2のスイッチ(SW2)を閉じ、前記第3のスイッチ(SW3)と前記第4のスイッチ(SW4)を開放し、
前記制御部(60B)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチ(SW1)と前記第4のスイッチ(SW4)を開放し、前記第3のスイッチ(SW3)を閉じ、
前記制御部(60B)は、前記第2の直流電源(20)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上の場合、前記第2のスイッチ(SW2)と前記第3のスイッチ(SW3)を開放し、前記第4のスイッチ(SW4)を閉じる、ことを特徴とする項目6に記載の電力供給システム(1B)。
[項目8]
前記制御部(60B)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上であり、前記第2の直流電源(20)に充電するとき、前記第1のスイッチ(SW1)と前記第4のスイッチ(SW4)を開放し、前記第2のスイッチ(SW2)と前記第3のスイッチ(SW3)を閉じ、前記DC/DCコンバータ(30)に出力側から入力側の方向に電圧を変換させ、
前記制御部(60B)は、前記第2の直流電源(20)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30)の出力側の電圧以上であり、前記第2の直流電源(20)に充電するとき、前記第1のスイッチ(SW1)と前記第4のスイッチ(SW4)を閉じ、前記第2のスイッチ(SW2)と前記第3のスイッチ(SW3)を開放し、前記DC/DCコンバータ(30)に入力側から出力側の方向に電圧を変換させる、ことを特徴とする項目7に記載の電力供給システム(1B)。
[項目9]
前記第1の直流電源(10)と前記第2の直流電源(20)は、それぞれ太陽電池であり、
前記制御部(60C)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30C)の出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチ(SW1)を閉じ、前記第2のスイッチ(SW2)と前記第3のスイッチ(SW3)を開放し、
前記制御部(60C)は、前記第1の直流電源(10)の出力電圧が前記DC/DCコンバータ(30C)の出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチ(SW1)を開放し、前記第2のスイッチ(SW2)と前記第3のスイッチ(SW3)を閉じる、ことを特徴とする項目1に記載の電力供給システム(1C)。
[項目10]
前記DC/DCコンバータ(30,30C)の出力側の直流電力を交流電力に変換して当該交流電力を出力し、交流電力を直流電力に変換して当該直流電力を前記DC/DCコンバータ(30,30C)の出力側に出力する双方向インバータ(40)を備える、ことを特徴とする項目1から9のいずれか一項に記載の電力供給システム(1,1A〜1D)。
[項目11]
前記第1の直流電源(10)と、当該第1の直流電源(10)に接続された前記第1のスイッチ(SW1)と前記第3のスイッチ(SW3)との組、および、前記第2の直流電源(20)と、当該第2の直流電源(20)に接続された前記第2のスイッチ(SW2)との組を、それぞれ直流電源群(110)として、
N(Nは自然数)個の前記DC/DCコンバータ(30,30C)と、
それぞれが何れかの前記DC/DCコンバータ(30,30C)に接続されたN+1個以上の前記直流電源群(110)と、
を備えることを特徴とする項目1に記載の電力供給システム(1,1A〜1D)。
1,1A,1B,1C,1D…電力供給システム、SW1…第1のスイッチ、SW2…第2のスイッチ、SW3…第3のスイッチ、SW4…第4のスイッチ、10…第1の直流電源、20…第2の直流電源、30…双方向DC/DCコンバータ、30a…第1端子、30b…第2端子、30C…DC/DCコンバータ、40…双方向インバータ、50…監視部、60,60A,60B,60C,60D…制御部、110…直流電源群。

Claims (11)

  1. 入力側に印加される直流電圧を異なる値の直流電圧に変換して、変換された直流電圧を出力側へ出力するDC/DCコンバータと、
    第1の直流電源と前記DC/DCコンバータの入力側との間に接続された第1のスイッチと、
    第2の直流電源と前記DC/DCコンバータの入力側との間に接続された第2のスイッチと、
    前記第1の直流電源と前記DC/DCコンバータの出力側との間に接続された第3のスイッチと、
    前記第1の直流電源の出力電圧と前記DC/DCコンバータの出力側の電圧とに基づいて、前記第1から第3のスイッチを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記第1の直流電源は、太陽電池であり、
    前記第2の直流電源は、充放電可能な蓄電装置であり、
    前記DC/DCコンバータは、双方向に電圧を変換し、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチまたは前記第2のスイッチを閉じ、前記第3のスイッチを開放し、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチを開放し、前記第3のスイッチを閉じる、ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上であり、前記第2の直流電源に充電するとき、前記第1のスイッチを開放し、前記第2のスイッチと前記第3のスイッチを閉じ、前記DC/DCコンバータに出力側から入力側の方向に電圧を変換させる、ことを特徴とする請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 前記第1の直流電源は、充放電可能な蓄電装置であり、
    前記第2の直流電源は、太陽電池であり、
    前記DC/DCコンバータは、双方向に電圧を変換し、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチまたは前記第2のスイッチを閉じ、前記第3のスイッチを開放し、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチを開放し、前記第3のスイッチを閉じる、ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  5. 前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上であり、前記第1の直流電源に充電するとき、前記第1のスイッチを開放し、前記第2のスイッチと前記第3のスイッチを閉じ、前記DC/DCコンバータに入力側から出力側の方向に電圧を変換させる、ことを特徴とする請求項4に記載の電力供給システム。
  6. 前記第2の直流電源と前記DC/DCコンバータの出力側との間に接続された第4のスイッチを備え、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧と前記第2の直流電源の出力電圧と前記DC/DCコンバータの出力側の電圧とに基づいて、前記第1から第4のスイッチを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  7. 前記第1の直流電源は、太陽電池であり、
    前記第2の直流電源は、充放電可能な蓄電装置であり、
    前記DC/DCコンバータは、双方向に電圧を変換し、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧と前記第2の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチまたは前記第2のスイッチを閉じ、前記第3のスイッチと前記第4のスイッチを開放し、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチと前記第4のスイッチを開放し、前記第3のスイッチを閉じ、
    前記制御部は、前記第2の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上の場合、前記第2のスイッチと前記第3のスイッチを開放し、前記第4のスイッチを閉じる、ことを特徴とする請求項6に記載の電力供給システム。
  8. 前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上であり、前記第2の直流電源に充電するとき、前記第1のスイッチと前記第4のスイッチを開放し、前記第2のスイッチと前記第3のスイッチを閉じ、前記DC/DCコンバータに出力側から入力側の方向に電圧を変換させ、
    前記制御部は、前記第2の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上であり、前記第2の直流電源に充電するとき、前記第1のスイッチと前記第4のスイッチを閉じ、前記第2のスイッチと前記第3のスイッチを開放し、前記DC/DCコンバータに入力側から出力側の方向に電圧を変換させる、ことを特徴とする請求項7に記載の電力供給システム。
  9. 前記第1の直流電源と前記第2の直流電源は、それぞれ太陽電池であり、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧未満の場合、前記第1のスイッチを閉じ、前記第2のスイッチと前記第3のスイッチを開放し、
    前記制御部は、前記第1の直流電源の出力電圧が前記DC/DCコンバータの出力側の電圧以上の場合、前記第1のスイッチを開放し、前記第2のスイッチと前記第3のスイッチを閉じる、ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  10. 前記DC/DCコンバータの出力側の直流電力を交流電力に変換して当該交流電力を出力し、交流電力を直流電力に変換して当該直流電力を前記DC/DCコンバータの出力側に出力する双方向インバータを備える、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  11. 前記第1の直流電源と、当該第1の直流電源に接続された前記第1のスイッチと前記第3のスイッチとの組、および、前記第2の直流電源と、当該第2の直流電源に接続された前記第2のスイッチとの組を、それぞれ直流電源群として、
    N(Nは自然数)個の前記DC/DCコンバータと、
    それぞれが何れかの前記DC/DCコンバータに接続されたN+1個以上の前記直流電源群と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
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