JP6072580B2 - 電力システム - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光発電装置で発生した電力を蓄電可能に構成された、電力システムに関する。
この種のシステムとして、例えば、特開平7−123510号公報に開示されたものが知られている。かかる公報に開示されたシステムは、電気車の充電システムであって、太陽電池モジュール(太陽光発電装置)の出力電圧が高い場合には補助電池(補機用の低圧電池)の充電を行う一方、出力電圧が低い場合にはメイン電池(動力用の高圧電池)の充電を行うように構成されている。
特開平7−123510号公報
例えば、晴天であっても、雲量が比較的多い場合に、太陽光発電装置の出力が不安定になることがあり得る。あるいは、当該システムが電動車両に搭載されている場合、当該電動車両の走行状況等によっては、太陽光発電装置の出力が不安定になることがあり得る。これらのようなときに、上述した従来の構成においては、メイン電池を安定的に充電することが困難であった。本発明は、上記に例示した事情等に鑑みてなされたものである。
本発明の電力システムは、太陽光発電装置で発生した発電電力を蓄電可能に構成されている。この電力システムは、電力変換器と、負荷電源電池と、サブ電池と、電力変換制御部と、を備えている。
前記負荷電源電池は、負荷に電力を供給するように設けられている。この負荷電源電池は、前記電力変換器の出力によって充電される蓄電池であって、当該電力変換器に接続されている。前記サブ電池は、前記負荷電源電池の充電用の電力を供給するように設けられている。このサブ電池は、前記電力変換器の出力によって充電される蓄電池であって、当該電力変換器に接続されている。
前記電力変換器は、前記発電電力を電力変換するとともに、電力変換後の電力を出力するように設けられている。具体的には、前記電力変換器は、第一電力変換部と、第二電力変換部と、を備えている。
前記第一電力変換部は、前記発電電力を電力変換するように、前記太陽光発電装置に接続されている。また、前記第一電力変換部は、電力変換後の電力によって前記サブ電池を充電可能に、当該サブ電池に接続されている。前記第二電力変換部は、前記第一電力変換部、前記サブ電池及び前記負荷電源電池に接続されている。この第二電力変換部は、前記第一電力変換部又は前記サブ電池の出力を電力変換して、電力変換後の電力を前記負荷電源電池に向けて出力するようになっている。
前記電力変換制御部は、前記電力変換器の動作を制御するように設けられている。具体的には、前記電力変換制御部は、前記サブ電池の充電残量が所定以上であって、且つ前記発電電力の変動が所定以下である場合に、前記サブ電池の出力と前記太陽光発電装置の出力(すなわち前記第一電力変換部の出力)とを重畳して前記負荷電源電池を充電可能に、前記第一電力変換部及び前記第二電力変換部を動作させるようになっている。
かかる構成を備えた前記電力システムにおいては、前記太陽光発電装置で発生した前記発電電力は、前記第一電力変換部によって電力変換される。この第一電力変換部の出力(当該第一電力変換部による電力変換後の電力)は、典型的には、前記サブ電池の充電に用いられ得る。前記第二電力変換部は、前記第一電力変換部又は前記サブ電池の出力を電力変換して、電力変換後の電力を前記負荷電源電池に向けて出力する。この第二電力変換部の出力により、前記負荷電源電池が充電される。
ここで、本発明の前記電力システムにおいては、前記電力変換制御部は、前記サブ電池の充電残量が所定以上であって、且つ前記太陽光発電装置で発生した前記発電電力の変動が所定以下である場合に、前記第一電力変換部及び前記第二電力変換部を動作させる。この場合、前記サブ電池の出力と前記太陽光発電装置の出力とを重畳させつつ、前記負荷電源電池を充電することが可能となる。なお、前記発電電力の変動が所定以下ではない場合、又は前記サブ電池の充電残量が所定以上ではない場合には、前記負荷電源電池の充電は、前記負荷電源電池の充電用の電力を供給するための前記サブ電池の出力を用いて行われ得る。
このように、本発明の前記電力システムによれば、前記太陽光発電装置で発生した前記発電電力における安定性如何にかかわらず、前記負荷電源電池の充電を安定的に行うことができる。
本発明の適用対象の一例である電動車両の概略図。 図1に示されている車両電力システムの機能ブロック図。 図2に示されているソーラーECUの動作の一具体例を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、変形例は、当該実施形態の説明中に挿入されると首尾一貫した一実施形態の説明の理解が妨げられるので、末尾にまとめて記載されている。
<構成>
図1を参照すると、電動車両10は、駆動輪11をモータージェネレータ12によって回転駆動することで走行可能に構成されている。本発明の「負荷」としてのモータージェネレータ12は、三相交流の回転電機であって、図示しない動力伝達機構を介して駆動輪11に連結されている。すなわち、電動車両10は、走行用電動機としてのモータージェネレータ12によって駆動されるように構成されている。また、モータージェネレータ12は、電動車両10の減速時に駆動輪11の回転を抑制する回生ブレーキ機能を奏する発電機としても動作するようになっている。また、電動車両10には、給電により動作する補機13が搭載されている。
電動車両10には、車両電力システム20が搭載されている。本発明の一実施形態である車両電力システム20は、本発明の「太陽光発電装置」としてのソーラーパネル21で発生した発電電力(ソーラーパネル21の出力端子間に発生する電力)を利用可能(具体的には蓄電及び各部にて消費可能)に構成されている。なお、本実施形態においては、ソーラーパネル21は、電動車両10におけるルーフ部分に搭載されている。具体的には、ソーラーパネル21は、当該ルーフ部分の平面積(図1における上方から見た場合の面積)における相当程度の割合(少なくとも20%以上)となるような平面積で設けられている。
図2を参照すると、車両電力システム20には、蓄電池としてのメイン電池22、補機電池23、及びサブ電池24が設けられている。本発明の「負荷電源電池」としてのメイン電池22は、モータージェネレータ12に電源電力を供給するとともに、上述の減速時にモータージェネレータ12にて発生する回生電力を蓄電可能に設けられている。本実施形態においては、メイン電池22は、多数のニッケル水素電池等の蓄電池セルを直列及び並列に接続することで、高電圧(本実施形態においては約300V)を出力するように構成されている。
補機電池23は、鉛蓄電池(本実施形態においては約12V)であって、補機13等(後述する各種のコンバータにおける駆動制御部を含む)の動作に必要な電源電力を供給するように設けられている。サブ電池24は、メイン電池22及び補機電池23における充電残量に不足が生じた際の、これらの電池の充電用の電力を供給可能に設けられている。本実施形態においては、サブ電池24は、多数のニッケル水素電池等の蓄電池セルを直列及び並列に接続することで、メイン電池22よりも低く補機電池23よりも高い所定の高電圧(本実施形態においては約30V)を出力するように構成されている。
車両電力システム20は、上述の各蓄電池の他に、パワーコントロールユニット25(インバータ25a及び駆動制御部25bを含む)と、メイン電池出力コンバータ26(DC/DCコンバータ26a及び駆動制御部26bを含む)と、メイン電池ECU29と、ソーラーECU30と、を備えている。
メイン電池22は、パワーコントロールユニット25を介して、モータージェネレータ12に接続されている。パワーコントロールユニット25は、上述のように、インバータ25aと、このインバータ25aの動作を制御する駆動制御部25bと、を備えている。なお、本実施形態においては、駆動制御部25bは、動作に必要な電源を補機電池23によって供給されるようになっている。このパワーコントロールユニット25は、車両電力システム20(すなわち図1に示されている電動車両10)の運転状態に応じて、モータージェネレータ12とメイン電池22との間での電力授受を制御するようになっている。
メイン電池22は、メイン電池出力コンバータ26を介して、補機13及び補機電池23に接続されている。すなわち、メイン電池22は、メイン電池出力コンバータ26の電力入力側端子に接続されている。また、補機13及び補機電池23は、メイン電池出力コンバータ26の電力出力側端子に対して並列接続されている。
メイン電池出力コンバータ26は、上述のように、DC/DCコンバータ26aと、このDC/DCコンバータ26aの動作を制御する駆動制御部26bと、を備えている。なお、本実施形態においては、駆動制御部26bは、動作に必要な電源を補機電池23によって供給されるようになっている。このメイン電池出力コンバータ26は、メイン電池22から出力された高電圧の電力を降圧して、低電圧(約12V)の電力を補機13及び補機電池23に向けて出力するように設けられている。
メイン電池ECU29は、メイン電池22の充電残量をモニターしつつパワーコントロールユニット25の駆動を制御することで、メイン電池22における電力授受を制御するように設けられている。なお、本実施形態においては、メイン電池ECU29は、動作に必要な電源を補機電池23によって供給されるようになっている。
ソーラーECU30は、ソーラーパネル21で発生した発電電力を電力変換することで、この電力変換後の電力に基づいて、メイン電池22、補機電池23及びサブ電池24に対して給電可能に(すなわちこれらを充電可能に)構成されている。以下、本実施形態におけるソーラーECU30について、より詳細に説明する。
ソーラーECU30は、マイクロコンピュータ31と、電力変換器32と、を備えている。本発明の「電力変換制御部」としてのマイクロコンピュータ31は、車両電力システム20の運転状態に応じて電力変換器32の動作を制御することで、ソーラーパネル21とソーラーECU30と上述の各蓄電池との間の電力の授受を制御するように設けられている。
電力変換器32は、ソーラーパネル21で発生した発電電力を電力変換するとともに、電力変換後の電力を出力するように設けられている。そして、メイン電池22及び補機電池23は、電力変換器32の出力によって充電可能に、電力変換器32に接続されている。また、サブ電池24は、ソーラーパネル21で発生した発電電力に基づく電力変換器32の出力によって充電可能である一方、放電して電力変換器32に向けて電力を出力することでメイン電池22又は補機電池23を充電可能に、電力変換器32に接続されている。
本実施形態においては、電力変換器32は、ソーラーパネル21で発生した発電電力を電力変換することで生じた変換後電力をサブ電池24に一旦蓄電するとともに、サブ電池24から出力された電力によってメイン電池22及び補機電池23を充電可能に構成されている。また、電力変換器32は、詳細は後述するが、サブ電池24の充電残量が所定以上であって、且つ発電電力の変動(以下、「発電電力変動」と称する。)が所定以下である場合に、サブ電池24の出力とソーラーパネル21の出力とを重畳してメイン電池22を充電可能に構成されている。
具体的には、電力変換器32は、ソーラー発電コンバータ33(DC/DCコンバータ33a及び駆動制御部33bを含む)と、補機側コンバータ34(DC/DCコンバータ34a及び駆動制御部34bを含む)と、メイン電池側コンバータ35(DC/DCコンバータ35a及び駆動制御部35bを含む)と、を備えている。
本発明の「第一電力変換部」としてのソーラー発電コンバータ33は、ソーラーパネル21で発生した発電電力を電力変換するように、電力ラインを介してソーラーパネル21に接続されている。すなわち、ソーラーパネル21は、ソーラー発電コンバータ33の電力入力側端子に接続されている。ソーラー発電コンバータ33は、上述のように、DC/DCコンバータ33aと、このDC/DCコンバータ33aの動作を制御する駆動制御部33bと、を備えている。なお、本実施形態においては、駆動制御部33bは、動作に必要な電源を補機電池23によって供給されるようになっている。
このソーラー発電コンバータ33は、ソーラーパネル21の動作点を、MPPT制御(最大電力点追従制御:MPPTはMaximum Power Point Trackingの略)を用いて設定するようになっている。また、このソーラー発電コンバータ33は、MPPT制御に基づく上述の動作点に対応する電流及び電圧の発電電力を、所定電圧(約30V)の電力に変換して、かかる変換後の電力を出力するようになっている。
本発明の「第三電力変換部」としての補機側コンバータ34は、電力変換器32の内部の電力ラインを介して、ソーラー発電コンバータ33の電力出力側端子に接続されている。すなわち、補機側コンバータ34の電力入力側端子には、ソーラー発電コンバータ33が接続されている。また、補機側コンバータ34の電力入力側端子には、サブ電池24も接続されている。すなわち、補機側コンバータ34の電力入力側端子には、ソーラー発電コンバータ33とサブ電池24とが並列接続されている。一方、補機側コンバータ34の電力出力側端子には、補機13及び補機電池23が並列接続されている。
補機側コンバータ34は、上述のように、DC/DCコンバータ34aと、このDC/DCコンバータ34aの動作を制御する駆動制御部34bと、を備えている。なお、本実施形態においては、駆動制御部34bは、動作に必要な電源を補機電池23によって供給されるようになっている。この補機側コンバータ34は、ソーラー発電コンバータ33の出力を電力変換(具体的には降圧)して、補機電池23の充電のための低電圧(約12V)の電力を補機電池23に向けて出力するように設けられている。
ソーラー発電コンバータ33の電力出力側端子と補機側コンバータ34の電力入力側端子との間の、電力変換器32の内部の電力ラインには、サブ電池24が接続されている。すなわち、サブ電池24は、ソーラー発電コンバータ33の出力によって充電可能に、ソーラー発電コンバータ33に接続されている。また、サブ電池24は、ソーラー発電コンバータ33に対して、補機側コンバータ34と並列に接続されている。
さらに、ソーラー発電コンバータ33の電力出力側端子と補機側コンバータ34の電力入力側端子との間の、上述の電力ラインには、メイン電池側コンバータ35の電力入力側端子が接続されている。すなわち、メイン電池側コンバータ35の電力入力側端子は、電力ラインを介して、ソーラー発電コンバータ33及びサブ電池24に接続されている。
また、メイン電池側コンバータ35の電力出力側端子は、電力ラインを介してメイン電池22に接続されている。すなわち、メイン電池22は、メイン電池側コンバータ35の出力によって充電されるように、メイン電池側コンバータ35に接続されている。また、補機側コンバータ34とメイン電池側コンバータ35とが、サブ電池24に対して並列接続されている。
本発明の「第二電力変換部」としてのメイン電池側コンバータ35における、電力入力側端子は、電力ラインを介して、ソーラー発電コンバータ33及びサブ電池24に接続されている。また、メイン電池側コンバータ35における電力出力側端子は、電力ラインを介してメイン電池22に接続されている。すなわち、メイン電池22は、メイン電池側コンバータ35の出力によって充電されるように、メイン電池側コンバータ35に接続されている。
メイン電池側コンバータ35は、上述のように、DC/DCコンバータ35aと、このDC/DCコンバータ35aの動作を制御する駆動制御部35bと、を備えている。なお、本実施形態においては、駆動制御部35bは、動作に必要な電源を補機電池23によって供給されるようになっている。このメイン電池側コンバータ35は、ソーラー発電コンバータ33又はサブ電池24の出力を電力変換(具体的には昇圧)して、メイン電池22の充電用の高電圧(約300V)の電力をメイン電池22に向けて出力するように設けられている。
ソーラーパネル21と電力変換器32(ソーラー発電コンバータ33の電力入力側端子)との間には、ソーラー電流センサ41a及びソーラー電圧センサ41bが設けられている。ソーラー電流センサ41aは、ソーラーパネル21で発生した発電電力における電流に対応する出力を生じるようになっている。ソーラー電圧センサ41bは、上述の発電電力における電圧に対応する出力を生じるようになっている。
補機電池23には、補機電池電流センサ43aと、補機電池電圧センサ43bと、補機電池温度センサ43cと、が設けられている。補機電池電流センサ43aは、補機電池23の端子電流に対応する出力を生じるようになっている。補機電池電圧センサ43bは、補機電池23の端子間電圧に対応する出力を生じるようになっている。補機電池温度センサ43cは、補機電池23の温度に対応する出力を生じるようになっている。
同様に、サブ電池24には、サブ電池電流センサ44aと、サブ電池電圧センサ44bと、サブ電池温度センサ44cと、が設けられている。サブ電池電流センサ44aは、サブ電池24の端子電流に対応する出力を生じるようになっている。サブ電池電圧センサ44bは、サブ電池24の端子間電圧に対応する出力を生じるようになっている。サブ電池温度センサ44cは、サブ電池24の温度に対応する出力を生じるようになっている。
マイクロコンピュータ31は、上述の各センサの出力に基づいて、ソーラー発電コンバータ33、補機側コンバータ34、及びメイン電池側コンバータ35の動作を制御するように設けられている。ソーラー発電コンバータ33の動作制御について詳述すると、マイクロコンピュータ31は、サブ電池24の充電残量が所定以上であって、且つ発電電力変動が所定以下である場合に、ソーラー発電コンバータ33及びメイン電池側コンバータ35を動作させるようになっている。
また、マイクロコンピュータ31は、サブ電池24の充電残量が所定以上ではない場合には、メイン電池側コンバータ35の動作を停止させる一方、ソーラー発電コンバータ33を動作させるようになっている。さらに、マイクロコンピュータ31は、サブ電池24の充電残量が所定以上であって、且つ発電電力変動が所定以下ではない場合には、ソーラー発電コンバータ33の動作を停止させる一方、メイン電池側コンバータ35を動作させるようになっている。
<動作>
次に、本実施形態の構成における動作の概要、及び本実施形態の構成による作用・効果について説明する。
マイクロコンピュータ31は、メイン電池ECU29から、メイン電池22における充電残量を取得する。また、マイクロコンピュータ31は、上述の各センサの出力に基づいて、補機電池23及びサブ電池24における充電残量を取得(推定)する。さらに、マイクロコンピュータ31は、ソーラー電流センサ41a及びソーラー電圧センサ41bの出力に基づいて、ソーラーパネル21の動作点をMPPT制御する。
そして、マイクロコンピュータ31は、メイン電池ECU29と協働することで、電力分配を適宜行う。かかる電力分配は、ソーラーパネル21における発電状況、メイン電池22、補機電池23及びサブ電池24における充電残量、モータージェネレータ12及び補機13における運転状態、等に応じて行われる。この電力分配に際しては、電力変換器32内の各種のコンバータや、メイン電池ECU29が駆動される。
以下、ソーラーパネル21で発生した発電電力の処理について詳述すると、かかる発電電力は、ソーラー発電コンバータ33によって電力変換される。このソーラー発電コンバータ33の出力(当該ソーラー発電コンバータ33による電力変換後の電力)は、典型的には、サブ電池24の充電に用いられ得る。また、メイン電池側コンバータ35は、ソーラー発電コンバータ33又はサブ電池24の出力を電力変換して、電力変換後の電力をメイン電池22に向けて出力する。このメイン電池側コンバータ35の出力により、メイン電池22が充電される。
ここで、本実施形態においては、マイクロコンピュータ31は、サブ電池24の充電残量が所定以上であって、且つ発電電力変動が所定以下である場合に、ソーラー発電コンバータ33及びメイン電池側コンバータ35を動作させる。この場合、サブ電池24の出力とソーラーパネル21の出力(すなわちソーラー発電コンバータ33の出力)とを重畳させつつ、メイン電池22を充電することが可能となる。なお、本実施形態においては、発電電力変動は、ソーラー電流センサ41a及び/又はソーラー電圧センサ41bの出力に基づいて取得されるものとする。
一方、サブ電池24の充電残量が所定以上であって、且つ発電電力変動が所定以下ではない場合には、マイクロコンピュータ31は、ソーラー発電コンバータ33の動作を停止させるとともに、メイン電池側コンバータ35を動作させる。この場合、サブ電池24の出力(放電)によってメイン電池22が充電される。
また、サブ電池24の充電残量が所定以上ではない場合には、マイクロコンピュータ31は、メイン電池側コンバータ35の動作を停止させるとともに、ソーラー発電コンバータ33を動作させる。この場合、メイン電池22の充電は行われないものの、サブ電池24は、ソーラーパネル21の出力によって充電され得る。
このように、本実施形態の構成によれば、ソーラーパネル21で発生した発電電力における安定性如何にかかわらず、メイン電池22の充電を安定的に行うことができる。また、ソーラーパネル21で発生した発電電力が、より効率的に利用可能となる。
次に、本実施形態の構成における上述の動作の一例について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、図示されたフローチャートにおいては、「ステップ」は「S」と略記されている。
最初に、ソーラーパネル21で発生した発電電力が所定以上であるか否かが判定される(ステップ310)。発電電力が所定以上ではない場合(ステップ310=NO)、ソーラーECU30におけるすべてのコンバータが停止される(ステップ320)。よって、以下、ソーラーパネル21で発生した発電電力が所定以上であるものとして(ステップ310=YES)、説明を続行する。
ソーラーパネル21で発生した発電電力が所定以上であると、次に、サブ電池24の充電残量が所定以上であるか否かが判定される(ステップ330)。以下、サブ電池24の充電残量が所定以上である場合と、当該残量が所定以上ではない場合と、に分けて説明する。
サブ電池24の充電残量が所定以上である場合(ステップ330=YES)、メイン電池側コンバータ35がオンされる(ステップ340)。これにより、メイン電池22の充電が行われる。このときの充電電力の供給元は、発電電力変動が所定以下であるか否かによって変わる。
具体的には、発電電力変動が所定以下である場合(ステップ350=YES)、ソーラー発電コンバータ33がオンされる(ステップ360)。すると、ソーラー発電コンバータ33とメイン電池側コンバータ35とが同時にオンされた状態となる。この場合、メイン電池側コンバータ35には、ソーラー発電コンバータ33の出力と、サブ電池24の出力と、が入力され得る。よって、ソーラー発電コンバータ33の出力電力すなわち発電電力に応じて、サブ電池24が充電あるいは放電しつつ、メイン電池22が充電される。
これに対し、発電電力変動が所定以下ではない場合(ステップ350=NO)、ソーラー発電コンバータ33がオフされる(ステップ370)。すると、ソーラー発電コンバータ33がオフされる一方でメイン電池側コンバータ35がオンされた状態となる。この場合、サブ電池24の出力のみによってメイン電池22が充電される。
サブ電池24の充電残量が所定以上ではない場合(ステップ330=NO)、メイン電池側コンバータ35はオンされない一方で、ソーラー発電コンバータ33がオンされる(ステップ360)。この場合、メイン電池22の充電は行われない一方で、ソーラー発電コンバータ33の出力電力すなわち発電電力によって、サブ電池24が充電される。
<変形例>
以下、代表的な変形例について、幾つか例示する。以下の変形例の説明において、上述の実施形態にて説明されているものと同様の構成及び機能を有する部分に対しては、上述の実施形態と同様の符号が用いられ得るものとする。そして、かかる部分の説明については、技術的に矛盾しない範囲内において、上述の実施形態における説明が適宜援用され得るものとする。もっとも、言うまでもなく、変形例とて、以下に列挙されたものに限定されるものではない。また、上述の実施形態の一部、及び、複数の変形例の全部又は一部が、技術的に矛盾しない範囲内において、適宜、複合的に適用され得る。
本発明は、上述した具体的な装置構成に限定されない。例えば、ソーラーパネル21が電動車両10におけるルーフ部分に設けられる場合、当該ルーフ部分の大部分(例えば70〜80%)に設けられてもよいし、特定の部分(例えば図示しない電動サンルーフ部分あるいはこれ以外の部分)に設けられていてもよい。また、ソーラーパネル21は、電動車両10におけるルーフ部分に代えて、あるいはこれとともに、他の部分にも設けられ得る(例えば、ボンネットやトランクリッド等)。すなわち、ソーラーパネル21が電動車両10に設けられる場合は、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯電子機器に設けられる場合とは異なり、それ自体の出力によって、メイン電池22のような高圧電池を充分に充電可能である。
本発明は、電気自動車及びハイブリッド自動車のいずれに対しても好適に適用可能である。もっとも、本発明は、車載システムに限定されない。また、各電池やコンバータの出力電圧も、上述の具体例から適宜変更され得る。また、メイン電池ECU29、並びに駆動制御部25b,26b,33b,34b,及び35bのうちの一部は、補機電池23以外を電源としていてもよい。さらに、補機13への電源供給は、補機電池23のみから行われてもよい。
ソーラーパネル21(ソーラー発電コンバータ33)の出力によるメイン電池22あるいはサブ電池24の充電動作中に、補機側コンバータ34がオンされてもよい。これにより、補機電池23が、ソーラーパネル21からの電力(発電電力のうちのこれらの電池への充電分を差し引いた余剰分)によって充電され得る。
発電電力変動は、図示しない日射センサの出力によって取得されてもよい。
その他、特段に言及されていない変形例についても、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、本発明の技術的範囲に含まれることは当然である。また、本発明の課題を解決するための手段を構成する各要素における、作用・機能的に表現されている要素は、上述の実施形態や変形例にて開示されている具体的構成及びその均等物の他、当該作用・機能を実現可能ないかなる構成をも含む。
10…電動車両、12…モータージェネレータ、20…車両電力システム、21…ソーラーパネル、22…メイン電池、23…補機電池、24…サブ電池、30…ソーラーECU、31…マイクロコンピュータ、32…電力変換器、33…ソーラー発電コンバータ、34…補機側コンバータ、35…メイン電池側コンバータ。

Claims (3)

  1. 太陽光発電装置(21)で発生した発電電力を蓄電可能に構成された、電力システム(20)であって、
    前記発電電力を電力変換するとともに電力変換後の電力を出力するように設けられた、電力変換器(32)と、
    前記電力変換器の出力によって充電されるように当該電力変換器に接続された蓄電池であって、負荷に電力を供給するように設けられた、負荷電源電池(22)と、
    前記電力変換器の出力によって充電されるように当該電力変換器に接続された蓄電池であって、前記負荷電源電池の充電用の電力を供給するように設けられた、サブ電池(24)と、
    前記電力変換器の動作を制御するように設けられた、電力変換制御部(31)と、
    を備え、
    前記電力変換器は、
    前記発電電力を電力変換するように前記太陽光発電装置に接続されているとともに、電力変換後の電力によって前記サブ電池を充電可能に当該サブ電池に接続された、第一電力変換部(33)と、
    前記第一電力変換部又は前記サブ電池の出力を電力変換して電力変換後の電力を前記負荷電源電池に向けて出力するように、前記第一電力変換部、前記サブ電池及び前記負荷電源電池に接続された、第二電力変換部(35)と、
    を備え、
    前記電力変換制御部は、前記サブ電池の充電残量が所定以上であって、且つ前記発電電力の変動が所定以下である場合に、前記サブ電池の出力と前記太陽光発電装置の出力とを重畳して前記負荷電源電池を充電するように前記第一電力変換部及び前記第二電力変換部を動作させ、前記サブ電池の充電残量が所定以上であって、且つ前記発電電力の変動が所定以下ではない場合に、前記第一電力変換部の動作を停止させる一方、前記サブ電池の出力によって前記負荷電源電池を充電するように前記第二電力変換部を動作させることを特徴とする、電力システム。
  2. 前記電力変換制御部は、前記サブ電池の充電残量が所定以上ではない場合に、前記第二電力変換部の動作を停止させる一方、前記太陽光発電装置の出力によって前記サブ電池を充電するように前記第一電力変換部を動作させることを特徴とする、請求項1に記載の電力システム。
  3. 当該電力システムは、前記負荷としての走行用電動機(12)によって駆動される電動車両(10)に搭載されたものであって、
    前記電力変換器の出力によって充電されるように当該電力変換器に接続された蓄電池であって、前記電動車両の補機(13)の動作に必要な電源を供給するように設けられた、補機電池(23)をさらに備え、
    前記電力変換器は、前記第一電力変換部の出力を電力変換して電力変換後の電力を前記補機電池に向けて出力するように、前記第一電力変換部及び前記補機電池に接続された、第三電力変換部(34)をさらに備えたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電力システム。
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