JP6385207B2 - 蓄電池システム - Google Patents

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Description

本発明は蓄電池システムに関し、特に複数の発電システムと蓄電池を配線し、直流電力を家電製品などの負荷へ給電する蓄電池システムに関するものである。
太陽光発電、風力発電、燃料電池発電等の小規模発電と蓄電池とを組み合わせた蓄電池システムが普及過程にある。再生可能なエネルギーの普及および災害時等に備えた自家発電による電力供給をする提案がなされている。小規模発電システムとして、太陽光発電(直流電力)、風力発電(直流/交流電力)、燃料電池発電(直流電力)などがある。
第1の背景例として、再生可能なエネルギーの普及において、小規模発電で発電された電力を高価格で電力会社が買い取る制度(以後売電あるいは逆潮流と称す)がある。その一方で、夜間の低価格な電力を蓄電池に充電し、蓄えられた電力を日中に放電して電力をまかなう方法がある。この場合、蓄電池で充電された電力は、商用電力である系統へ売電することはできない(蓄電池の逆潮流の防止)。
また、複数発電システムの発電設備を持っている場合、太陽光発電以外の発電電力を家電製品や情報機器へ電力供給することが可能な状態において、太陽光発電システムの発電電力を逆潮流することをダブル発電と呼ぶ。ダブル発電を行うと、太陽光発電以外の発電電力が、太陽光発電システムの逆潮流の電力量を押し上げる。
蓄電池を有するパワーコンディショナについても、同様の動作が見込めることから、蓄電池が放電している時に、太陽光発電の電力を逆潮流する場合、ダブル発電と見なされる。ダブル発電を行う場合、太陽光発電の電力の買い取り価格が下がるのが一般的である。太陽光発電システムの売電が主流となっている現状を踏まえて、ダブル発電を防止する蓄電池システムが主流となっている。
以上の社会背景において、蓄電池システムでは、蓄電池の逆潮流およびダブル発電を防止するために、たとえば逆潮流防止のためのセンサを系統電圧に取り付けるなどの対応をしている。
第2の背景例として、例えば、特許文献1または2の様に、家電製品や情報機器への電力供給を交流電力に変わって直流電力で給電するシステムがある。大多数の家電製品や情報機器は、商用電力である交流電力を直流電力へ変換して使用されている。そのため、小規模発電の直流電力では、直流−交流変換、交流−直流変換が必要であり、この時に電力変換損失が生じる。そのため、直流電力のまま家電製品や情報機器で使用する直流給電システムが提案されている。
例えば、特許文献1では、複数の電源ユニットを備えた直流給電の技術が開示されている。特許文献1に開示されている構成では、複数の分散電源ユニットが直流電力(以後DC電力と称す)で接続され、自立的に協調運転し、装置容量に依存せずに簡単にユニットを追加することを可能にしている。
また、特許文献2では、直流バス接続した電路に蓄電池を直結することで、負荷変更に対する直流バス電圧を安定させる技術が開示されている。
しかし、特許文献1の、直流バス、蓄電池、負荷を直結する構成は、負荷変更に対する安定性に優れる構成であるが、家電製品や情報機器の入力に適した直流電圧と必ずしも合致しない。
特開2005−224009号公報 特開2012−50167号公報
従来の蓄電池システムでは、蓄電池で充電した電力を商用電力である系統へ売る売電防止(逆潮流防止)や充電された蓄電池の電力で家電製品や情報機器の様な負荷へ電力供給しつつ、たとえば太陽光システムの様な小規模発電システムで発電した電力を商用電力へ売電(ダブル発電)すること(ダブル発電防止)は禁じられている。その為、蓄電池システムにおいては系統側に防止センサをつけて防止している。
特許文献2の構成において、直流バスと蓄電池を直結させ、直流負荷を接続する場合、蓄電池の適切な電圧範囲と直流負荷の直流電圧設定値が必ずしも合致しない。例えば、蓄電池システムでよく使用するリチウム蓄電池では、蓄電容量にも依るが、約100VDC〜450VDCなど、電池1ユニット(1セルと呼ぶ)当たりの電圧と、シリーズ(直列)接続されるセル数で蓄電容量と電圧が決まる。
例えば、太陽光発電システムで使われる太陽電池アレイは、0.5VDC/セルから1.0VDC/セル程度であり、これらをシリーズ接続して50VDCから450VDCの範囲で使用する。燃料電池発電システムでは、出力電圧は直流電圧で、太陽電池アレイの出力と同様に、セルをシリーズ接続した状態で出力され、15VDCから30VDC以上となっている。このように、蓄電池電圧および小規模発電システムの出力電圧は様々である。
一方、家電製品や情報機器の直流電力入力では、DC50V以下で使用することが多い。例えば、市販の小型テレビでは、DC12Vアダプタを使用する。ノート型パソコンでは、DC5Vアダプタを使用する場合もある。
また、太陽光発電システムや風力発電の様な小規模発電システムは出力電力が不安定なものもある。また、燃料電池発電システムは出力電力がある程度安定であるものの、出力電力調整の迅速な調整に劣るものがある為、蓄電池の充放電電圧と電力負荷の供給電力の直流電圧が必ずしも合致するのは稀である。また、蓄電池の電圧は、充放電の度合によりその電池電圧は変化する。つまり、蓄電率が少なる程、蓄電池の直流電圧が減少し、蓄電率が多くなる程、直流電圧は増加するのが一般的である。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、蓄電池の電力の逆潮流およびダブル発電を確実に防止する蓄電池システムの提供を目的とする。
発明における蓄電池システムは、商用電力系統に接続される交流入力端子と、発電系統に接続される直流入力端子と、直流負荷に接続される直流出力端子と、蓄電池と、蓄電池と直流出力端子との間に設けられた第1のDC−DCコンバータと、交流入力端子と、第1のDC−DCコンバータとの間に設けられたAC−DCコンバータと、直流入力端子と、第1のDC−DCコンバータとの間に設けられた第2のDC−DCコンバータと、交流入力端子とAC−DCコンバータとの間に設けられた交流加算器と、直流入力端子6と交流加算器との間に設けられたDC−ACインバータと、交流入力端子と交流加算器との間に介挿された第1のスイッチと、直流入力端子とDC−ACインバータの間に介挿された第2のスイッチと、直流入力端子と第2のDC−DCコンバータとの間に介挿された第3のスイッチと、蓄電池と第1のDC−DCコンバータとの間に介挿された第4のスイッチと、DC−ACインバータと交流加算器との間に介挿された第5のスイッチと、AC−DCコンバータと第1のDC−DCコンバータの間に、第1のDC−DCコンバータの方向に電流を流すように介挿された第1の整流素子と、第2のDC−DCコンバータと第1のDC−DCコンバータの間に、第1のDC−DCコンバータの方向に電流を流すように介挿された第2の整流素子と、第1から第5のスイッチのオン、オフを制御するコントロール部と、を備え、コントロール部は、発電系統の電力を商用電力系統に逆潮流させる場合は、第1、第2および第5のスイッチをオンし、かつ第3、第4のスイッチをオフする


本発明に係る蓄電池システムは、第1から第5のスイッチのオン、オフを制御することにより、太陽光発電システムが商用電力系統へ逆潮流している時は、蓄電池の放電ができないように制御を行うことが可能である。これにより、ダブル発電の防止を確実に実施可能となる。
実施の形態1に係る蓄電池システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係る蓄電池システムの第1から第5のスイッチのオン、オフの組み合わせを示す図である。 実施の形態1に係る蓄電池システムの売電時の構成を示す図である。 実施の形態1に係る蓄電池システムの買電時の構成を示す図である。 実施の形態1に係る蓄電池システムの自立運転時の構成を示す図である。 実施の形態2に係る蓄電池システムの直流負荷の構成を示す図である。 実施の形態3に係る蓄電池システムの直流負荷の構成を示す図である。 実施の形態3に係る蓄電池システムの動作を示す図である。
<実施の形態1>
<構成>
図1は、本実施の形態1の蓄電池システムの構成を示す図である。図1に示すように、蓄電池システムは、商用電力系統1と、太陽光発電システム2と、パワーコンディショナ20と、直流負荷10とを備える。
パワーコンディショナ20の構成について説明する。パワーコンディショナ20は、交流入力端子5と、直流入力端子6と、直流出力端子9と、蓄電池40とを備える。交流入力端子5は、商用電力系統1に接続される。直流入力端子6は、発電系統(即ち太陽光発電システム2)に接続される。直流出力端子9は、外部の複数のDC駆動機器(即ち、第1から第nのDC駆動機器11,12,13)に接続される。
パワーコンディショナ20はさらに、第1のDC−DCコンバータ50と、AC−DCコンバータ26と、第2のDC−DCコンバータ24bと、交流加算器28と、DC−ACインバータ24aとを備える。
第1のDC−DCコンバータ50は、蓄電池40と直流出力端子9との間に設けられる。第1のDC−DCコンバータ50の入力に蓄電池40が、出力に直流出力端子9がそれぞれ接続される。AC−DCコンバータ26は、交流入力端子5と、第1のDC−DCコンバータ50との間に設けられる。AC−DCコンバータ26の入力に交流入力端子5が、出力に第1のDC−DCコンバータ50がそれぞれ接続される。第2のDC−DCコンバータ24bは、直流入力端子6と、第1のDC−DCコンバータ50との間に設けられる。第2のDC−DCコンバータ24bの入力に直流入力端子6が、出力に第1のDC−DCコンバータ50がそれぞれ接続される。交流加算器28は、交流入力端子5とAC−DCコンバータ26との間に配置される。DC−ACインバータ24aは、直流入力端子6と交流加算器28との間に設けられる。DC−ACインバータ24aの入力に直流入力端子6が、出力に交流加算器28がそれぞれ接続される。
パワーコンディショナ20はさらに、第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25を備える。第1のスイッチ21は、交流入力端子5と交流加算器28との間に介挿される。第2のスイッチ22は、直流入力端子6とDC−ACインバータ24aとの間に介挿される。第3のスイッチ23は、直流入力端子6と第2のDC−DCコンバータ24bとの間に介挿される。第4のスイッチ30は、蓄電池40と第1のDC−DCコンバータ50との間に介挿される。第5のスイッチ25は、DC−ACインバータ24aと交流加算器28との間に配置される。
パワーコンディショナ20はさらに、第1、第2の整流素子27a,27bを備える。第1の整流素子27aは、AC−DCコンバータ26と第1のDC−DCコンバータ50との間に介挿される。ここで、第1の整流素子27aは、第1のDC−DCコンバータ50の方向に電流を流すように介挿される。第2の整流素子27bは、第2のDC−DCコンバータ24bと第1のDC−DCコンバータ50との間に介挿される。ここで、第2の整流素子27bは、第1のDC−DCコンバータ50の方向に電流を流すように介挿される。
パワーコンディショナ20はさらに、コントロール部29を備える。コントロール部29は、第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25のオン、オフを制御する。また、コントロール部29は、DC−ACインバータ24aと第2のDC−DCコンバータ24bとを備える電力変換部24を制御する。
パワーコンディショナ20はさらに、電流電圧検出部31を備える。電流電圧検出部31は、蓄電池40の電流値、電圧値を検出してコントロール部29へ伝達する。
パワーコンディショナ20はさらに、出力電圧制御部51を備える。出力電圧制御部51は、第1のDC−DCコンバータ50に接続され、第1のDC−DCコンバータ50の出力電圧に応じて第1のDC−DCコンバータ50の出力電圧を制御する。
<動作>
図1に示すように、商用電力系統1は、パワーコンディショナ20の直流電力出力を得るために、AC−DCコンバータ26で電力変換され、整流素子27aを介して直流系統32に直流電力給電される。直流系統32で設定される電圧は、蓄電池40を充電するための設定電圧である。コントロール部29は、電流電圧検出部31で得られた電流値、電圧値に基づいて、蓄電池40の充放電電圧および電流を制御する。
太陽光発電システム2から直流入力端子6に供給された直流電力は、DC−ACインバータ24aで交流電力へ変換され、商用電力系統1へ売電される電力として、交流加算器28へ供電される。
第2のDC−DCコンバータ24bは、蓄電池40の充放電電圧に見合った電圧を出力するようにコントロール部29でコントロールされる。第2のDC−DCコンバータ24bの出力電力は、整流素子27bを介して直流系統32へ給電される。
24aのDC−ACインバータ24aおよび第2のDC−DCコンバータ24bは、第2、第3のスイッチ22,23および第5のスイッチ25で切り替えられる。
直流系統32は、26のAC−DCコンバータ26および第2のDC−DCコンバータ24bで変換された直流電圧が合成された直流電力である。直流系統32へ給電された直流電力は、蓄電池40の入出力電圧に設定された直流電力である。この直流電力は、第4のスイッチ30を介して蓄電池40を充電すると同時に、第1のDC−DCコンバータ50および出力電圧制御部51の動作により直流負荷10に適した直流電圧へ変換される。
本実施の形態1におけるパワーコンディショナ20は、第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25のオン、オフを制御することによって、蓄電池40の逆潮流およびダブル発電を確実に防止する。
図2は、売電時、買電時、自立運転時のそれぞれの場合における、第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25のオン、オフの組み合わせを示す図である。図2において、スイッチA(即ち第3、第4のスイッチ23,30)がオンの時は、スイッチB(即ち第2、第5のスイッチ22,25)はオフであり、その逆も成り立つ。また、スイッチC(即ち第1のスイッチ21)がオフの時は、スイッチA(即ち第3、第4のスイッチ23,30)が自動的にオンになる。
図3は、本実施の形態1におえる蓄電池システムの売電時の構成を示す図である。売電時とは、太陽光発電システム2で発電された電力を商用電力系統1に逆潮流する場合を指す。売電時において、コントロール部29は、第1、第2、第5のスイッチ21,22,25をオンし、かつ第3、第4のスイッチ23,30をオフする。これにより、蓄電池40が直流系統32から切り離される。
図3の状態において、太陽光発電システム2の直流発電電圧は、第2のスイッチ22を介して、DC−ACインバータ24aで交流電力に変換される。そして、交流加算器28を介して商用電力系統1へ逆潮流(売電)される。
同時に、交流加算器28に給電された電力は、AC−DCコンバータ26で直流電力へ変換され、整流素子27aを介して直流系統32へ給電される。そして、第1のDC−DCコンバータ50を経由して直流負荷10に電力供給される。すると、直流負荷10は、n個の駆動機器(即ち、第1のDC駆動機器11、第2のDC駆動機器12、第nのDC駆動機器13)の供給電力を取り込み、動作可能となる。
図3の状態において、第4のスイッチ30がオフであるため、蓄電池40の電力は、直流負荷10と商用電力系統1へ給不可能である。従って、ダブル発電の動作とならない。
図4は、本実施の形態1における蓄電池システムの買電時の構成を示す図である。買電時とは、太陽光発電システム2で発電された電力を逆潮流しない場合でかつ、商用電力系統1の電力を直流負荷10の駆動に利用する場合を指す。この場合は、コントロール部29は、第1、第3、第4のスイッチ21,23,30をオンし、かつ第2、第5のスイッチ22,25をオフする。
図4の状態において、商用電力系統1は、AC−DCコンバータ26で直流電力へ変換され、整流素子27aを介して直流系統32へ給電される。そして、第1のDC−DCコンバータ50を経由して直流負荷10に電力供給される。
また、太陽光発電システム2の直流発電電圧は、第3のスイッチ23を介して、第2のDC−DCコンバータ24bを経由して、直流系統32に給電される。また、同時に蓄電池40の充放電が行われる。
図5は、本実施の形態1におえる蓄電池システムの自立運転時の構成を示す図である。自立運転時とは、太陽光発電システム2で発電された電力および蓄電池40に充電された電力で直流負荷10の駆動を行う場合を指す。この場合は、コントロール部29は、第3、第4のスイッチ23,30をオンし、かつ第1、第2、第5のスイッチ21,22,25をオフする。
図5の状態において、太陽光発電システム2の直流発電電圧は、第3のスイッチ23を介して、第2のDC−DCコンバータ24bを経由して、直流系統32に給電される。また、同時に蓄電池40の充放電が行われる。
以上で述べたように、本実施の形態1におけるパワーコンディショナ20は、第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25のオン、オフを制御することにより、太陽光発電システム2の発電電力が商用電力系統1へ逆潮流している時は、蓄電池40が放電を行わないように制御を行うことが可能である。これにより、ダブル発電の防止を確実に実施可能となる。
また、直流系統32は、蓄電池40の充放電電圧に適した条件(電流・電圧制御)を保つことが可能である。また、第1のDC−DCコンバータ50の出力電圧を出力電圧制御部51で制御することにより、直流負荷10に適した直流電圧で直流電力を給電可能となる。
なお、本実施の形態1では、発電システムとして、太陽光発電システム2を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、太陽光発電システム2を、風力発電システム、タービンエンジンを用いた発電システムの様な交流発電システムに置き換えてもよい。発電システムを総称して小規模発電システムと称す。
なお、本実施の形態1では、図1において、第1、第2の整流素子27a,27bをダイオードとして記載しているが、例えば、トランジスタやFETなど、一方向へ電力が流れる電子部品および機械的部品に置き換えてもよい。
なお、本実施の形態1では、蓄電池40を用いているが、これを、例えばスーパーキャパシタなどの大容量のキャパシタを持つ機器に置き換えても動作上同等の効果が得られる。
<効果>
本実施の形態1における蓄電池システムは、商用電力系統1に接続される交流入力端子5と、発電系統(即ち太陽光発電システム2)に接続される直流入力端子6と、直流負荷10に接続される直流出力端子9と、蓄電池40と、蓄電池40と直流出力端子9との間に設けられた第1のDC−DCコンバータ50と、交流入力端子5と、第1のDC−DCコンバータ50との間に設けられたAC−DC26コンバータと、直流入力端子6と、第1のDC−DCコンバータ50との間に設けられた第2のDC−DCコンバータ24bと、交流入力端子5とAC−DCコンバータ26との間に設けられた交流加算器28と、直流入力端子6と交流加算器28との間に設けられたDC−ACインバータ24aと、交流入力端子5と交流加算器28との間に介挿された第1のスイッチ21と、直流入力端子6とDC−ACインバータ24aの間に介挿された第2のスイッチ22と、直流入力端子6と第2のDC−DCコンバータ24bとの間に介挿された第3のスイッチ23と、蓄電池40と第1のDC−DCコンバータ50との間に介挿された第4のスイッチ30と、DC−ACインバータ24aと交流加算器28との間に介挿された第5のスイッチ25と、AC−DCコンバータ26と第1のDC−DCコンバータ50の間に、第1のDC−DCコンバータ50の方向に電流を流すように介挿された第1の整流素子27aと、第2のDC−DCコンバータ24bと第1のDC−DCコンバータ50の間に、第1のDC−DCコンバータ50の方向に電流を流すように介挿された第2の整流素子27bと、第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25のオン、オフを制御するコントロール部29と、を備える。
従って、本実施の形態1における蓄電池システムは、第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25のオン、オフを制御することにより、太陽光発電システム2が商用電力系統1へ逆潮流している時は、蓄電池40の放電ができないように制御を行うことが可能である。これにより、ダブル発電の防止を確実に実施可能となる。
また、本実施の形態1における蓄電池システムにおいて、コントロール部29は、発電系統(太陽光発電システム2)の電力を商用電力系統1に逆潮流させる場合は、第1、第2および第5のスイッチ21,22,25をオンし、かつ第3、第4のスイッチ23,30をオフする。
従って、発電系統(太陽光発電システム2)の電力を商用電力系統1に逆潮流させる際に、第3、第4のスイッチ23,30をオフすることで、ダブル発電を確実に防止することが可能となる。
また、本実施の形態1における蓄電池システムは、第1のDC−DCコンバータ50に接続され、第1のDC−DCコンバータ50の出力電圧に応じて第1のDC−DCコンバータ50の出力電圧を制御する出力電圧制御部51をさらに備える。
従って、直流系統32の電力が不安定になった場合であっても、第1のDC−DCコンバータ50の出力電圧を出力電圧制御部51で制御することにより、直流負荷10に適した直流電圧で直流電力を給電可能となる。
<実施の形態2>
図6は、本実施の形態2における蓄電池システムの直流負荷10Aの構成を示す図である。本実施の形態2におけるパワーコンディショナ20は、図1における第1のDC−DCコンバータ50および出力電圧制御部51を備えず、直流系統32が直流出力端子9に接続されている構成とする。
本実施の形態2では、パワーコンディショナ20に第1のDC−DCコンバータ50および出力電圧制御部51を設ける代わりに、図6に示すように、直流負荷10Aにおいて、各DC駆動機器(第1から第nのDC駆動機器11,12,13)の前段にDC−DCコンバータ15a,15b,15cを設ける。また、各DC−DCコンバータ15a,15b,15cに出力電圧制御部16a,16b,16cを接続する。
<効果>
本実施の形態2における蓄電池システムにおいて、蓄電池40と直流出力端子9との間に第1のDC−DCコンバータ50を設ける代わりに、直流出力端子9よりも直流負荷10A側に複数の第1のDC−DCコンバータ(即ちDC−DCコンバータ15a,15b,15c)を設ける。
従って、本実施の形態2では、各DC駆動機器(第1、第2、第nのDC駆動機器11,12,13)の前段に、DC−DCコンバータ15a,15b,15cを設け、各DC−DCコンバータ15a,15b,15cに出力電圧制御部16a,16b,16cを接続した。これにより、直流系統32が多少不安定になったとしても、各DC駆動機器の負荷変動に対して直流電圧が安定可能となる。また、各DC駆動機器の入力電圧(直流)を異なる直流供給電圧に設定することが可能となる。これにより、各DC駆動機器ごとに異なった適切なDC電圧を設定可能となる。
<実施の形態3>
図7は、本実施の形態3における蓄電池システムの直流負荷10Bの構成を示す図である。本実施の形態3における直流負荷10Bは、図6直流負荷10Aにおける出力電圧制御部16a,16b,16cの代わりに、DC電圧検出部17a,17b,17cを備える。その他の構成は実施の形態2と同じため、説明を省略する。
本実施の形態3では、パワーコンディショナ20が自立運転を行う場合、即ち図5のように第1から第5のスイッチ21,22,23,30,25が切り替わっている場合を考える。自立運転時において、太陽光発電システム2が発電する発電量と、蓄電池40が放電する時に生じる電力には限りがある。そこで、本実施の形態3では、直流出力端子9の出力電圧に応じて、直流負荷10Bが消費する電力を段階的に減らす。これにより、各DC駆動機器が長時間動作可能となる。
本実施の形態3において、第1から第nのDC駆動機器11,12,13は、段階的な低消費電力モードを備える。例えば、低消費電力モードは3段階であり、必要最小限の動作を行う第1モード、省エネルギー動作を行う第2モード、通常動作を行う第3モードである。各DC駆動機器において、これらのモードは直流入力電圧に応じて自動的に切り替わるとする。
実施の形態1(図1)において、直流負荷10に給電される電力をWo、直流系統32から蓄電池40に充電される電力をWinとする。このとき、Win<Wo(ただし蓄電池の満充電状態を除く)の場合は、蓄電池40の特性から蓄電池40の出力電圧が低下する。すると、直流出力端子9の出力直流電圧の低下が生じる。各DC駆動機器は、第1のDC−DCコンバータ50および出力電圧制御部51の制御範囲内であれば問題なく動作可能であるが、直流出力端子9からの総給電電力量が直流負荷10の総消費電力量を下回った場合には、DC駆動機器の中で動作不能になるものが出るか、あるいはパワーコンディショナ20の出力停止があり得る。この場合は、蓄電池40の過放電保護のため、蓄電池40を直流系統32から切り離すために、第4のスイッチ30をオフする場合がある。
本実施の形態3では、自立運転を行う場合、直流出力端子9から給電可能な電力に限りがあるため、直流負荷10Bの総消費電力量を減らす必要がある。図8に、本実施の形態3における蓄電池システムの動作の一例を示す。DC駆動機器のDC入力電圧(V)は、パワーコンディショナ20の直流出力端子9の電圧を示す。また、DC駆動機器のDC消費電力(W)は、第1から第nのDC駆動機器11,12,13の各々の消費電力(W)を示す。
図8中の動作領域A1は、各DC駆動機器(家電製品や情報機器)が第1モードで動作するために必要な電力を示す。図8中の動作領域A2は、各DC駆動機器が第2モードで動作するために必要な電力を示す。図8中の動作領域A3は、各DC駆動機器が第3モードで動作するために必要な電力を示す。
本実施の形態3(図5)において、直流負荷10Bに給電される電力をWo(直流出力端子9の出力電力)、直流系統32から蓄電池40に充電される電力をWinとする。Win>WoあるいはWin=Woの場合、直流負荷10Bへ十分な電力Woが直流系統32から供給されるため、直流負荷10Bに含まれるすべてのDC駆動機器が第3モードで動作可能である。この状態は図8中の動作領域A3に相当する。
Win<Wo(ただし蓄電池40の満充電状態を除く)の場合は、蓄電池40の特性から、蓄電池40の出力電圧が低下する。この場合、DC−DCコンバータ15a,15b,15cのそれぞれで変換される電圧と供給電力が、直流負荷10Bの第1から第nのDC駆動機器11,12,13の消費電力に対して十分な場合、各DC駆動機器は、図8の動作領域A3で第3モードで動作を行う。一方、DC−DCコンバータ15a,15b,15cからの供給電力が減少する場合は、直流負荷10Bの動作を保持する為に、各DC駆動機器の消費電力を下げる、即ち、各DC駆動機器の動作モードを切り替える必要が生じる。この場合、各DC−DCコンバータ15a,15b,15cは、各DC電圧検出部17a、17b、17cで検出された電圧を参照して、各々のDC駆動機器が、第3モードから第2モード(図8の動作領域A2)あるいは第1モード(図8の動作領域A1)へ移行して動作可能なDC電圧を保持する様に動作する。
図8の点a〜fは、図7のDC電圧検出部17a、17b、17cで検出される電圧を示すものとする。DC電圧検出部17a,17b、17cで検出される電圧を0Vから徐々に上げた場合、図8中の点bにおいて、各DC駆動機器は、第1モードで動作を始める(図8中の動作領域A1)。また、各DC駆動機器が第1モードで動作を行っている状態において、DC電圧検出部17a,17b、17cで検出される電圧が徐々に減少した場合、点aにおいて、各DC駆動機器は動作を停止する。図8において、DC駆動機器の動作電圧(点b)と停止電圧(点a)とが異なるのは、動作と停止を繰り返すチャタリングと呼ばれる動作を防止する為である。
同様に、図7のDC電圧検出部17a,17b、17cで検出される電圧を点bの電圧から徐々に上げた場合、図8中の点dにおいて、各DC駆動機器は、第1モードから第2モードに切り替わる。また、各DC駆動機器が第2モードで動作を行っている状態において、図7のDC電圧検出部17a,17b、17cで検出される電圧を徐々に下げた場合、図8中の点cにおいて、各DC駆動機器は第1モードに切り替わる。
同様に、図7のDC電圧検出部17a,17b、17cで検出される電圧を点dの電圧から徐々に上げた場合、図8中の点fにおいて、各DC駆動機器は、第2モードから第3モードに切り替わる。また、各DC駆動機器が第3モードで動作を行っている状態において、図7のDC電圧検出部17a,17b、17cで検出される電圧を徐々に下げた場合、図8中の点eにおいて、各DC駆動機器は第2モードに切り替わる。
以上で述べたように、より低い消費電力のモードからより高い消費電力のモードに移行する場合と、より高い消費電力のモードからより低い消費電力のモードに移行する場合とで、異なる経路をたどるようにヒステリシスを設ける。
<効果>
本実施の形態3における蓄電池システムは、複数の第1のDC−DCコンバータ(即ち、DC−DCコンバータ15a,15b,15c)のそれぞれに接続され、第1のDC−DCコンバータへの入力電圧を検出して前記第1のDC−DCコンバータの出力電圧を制御する複数のDC電圧検出部17a,17b,17cをさらに備え、第1のDC−DCコンバータの出力電圧に応じて直流負荷10Bの消費電力が段階的に切り替わる。
本実施の形態3の蓄電池システムによれば、蓄電池システムが自立運転を行っている状態において、直流出力端子9の電圧に応じて、DC駆動機器(家電製品や情報機器)の動作モードを切り替えることにより、DC駆動機器を従来よりも長時間動作させることが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 商用電力系統、2 太陽光発電システム、5 交流入力端子、6 直流入力端子、9 直流出力端子、10,10A,10B 直流負荷、11 第1のDC駆動機器、12 第2のDC駆動機器、13 第nのDC駆動機器、15a,15b,15c DC−DCコンバータ、16a,16b,16c 出力電圧制御部、17a,17b,17c DC電圧検出部、20 パワーコンディショナ、21 第1のスイッチ、22 第2のスイッチ、23 第3のスイッチ、24 電力変換部、24a DC−ACインバータ、24b 第2のDC−DCコンバータ、25 第5のスイッチ、26 AC−DCコンバータ、27a 第1の整流素子、27b 第2の整流素子、28 交流加算器、29 コントロール部、30 第4のスイッチ、31 電流電圧検出部、32 直流系統、40 蓄電池、50 第1のDC−DCコンバータ、51 出力電圧制御部。

Claims (4)

  1. 商用電力系統に接続される交流入力端子と、
    発電系統に接続される直流入力端子と、
    直流負荷に接続される直流出力端子と、
    蓄電池と、
    前記蓄電池と前記直流出力端子との間に設けられた第1のDC−DCコンバータと、
    前記交流入力端子と、前記第1のDC−DCコンバータとの間に設けられたAC−DCコンバータと、
    前記直流入力端子と、前記第1のDC−DCコンバータとの間に設けられた第2のDC−DCコンバータと、
    前記交流入力端子と前記AC−DCコンバータとの間に設けられた交流加算器と、
    前記直流入力端子と前記交流加算器との間に設けられたDC−ACインバータと、
    前記交流入力端子と前記交流加算器との間に介挿された第1のスイッチと、
    前記直流入力端子と前記DC−ACインバータの間に介挿された第2のスイッチと、
    前記直流入力端子と前記第2のDC−DCコンバータとの間に介挿された第3のスイッチと、
    前記蓄電池と前記第1のDC−DCコンバータとの間に介挿された第4のスイッチと、
    前記DC−ACインバータと前記交流加算器との間に介挿された第5のスイッチと、
    前記AC−DCコンバータと前記第1のDC−DCコンバータの間に、当該第1のDC−DCコンバータの方向に電流を流すように介挿された第1の整流素子と、
    前記第2のDC−DCコンバータと前記第1のDC−DCコンバータの間に、当該第1のDC−DCコンバータの方向に電流を流すように介挿された第2の整流素子と、
    前記第1から第5のスイッチのオン、オフを制御するコントロール部と、
    を備え
    前記コントロール部は、前記発電系統の電力を前記商用電力系統に逆潮流させる場合は、前記第1、第2および第5のスイッチをオンし、かつ前記第3、第4のスイッチをオフする、
    蓄電池システム。
  2. 前記第1のDC−DCコンバータに接続され、当該第1のDC−DCコンバータの出力電圧に応じて当該第1のDC−DCコンバータの出力電圧を制御する出力電圧制御部をさらに備える、
    請求項1に記載の蓄電池システム。
  3. 前記蓄電池と前記直流出力端子との間に第1のDC−DCコンバータを設ける代わりに、前記直流出力端子よりも前記直流負荷側に複数の前記第1のDC−DCコンバータを設ける、
    請求項1または請求項2に記載の蓄電池システム。
  4. 複数の前記第1のDC−DCコンバータのそれぞれに接続され、前記第1のDC−DCコンバータへの入力電圧を検出して前記第1のDC−DCコンバータの出力電圧を制御する複数のDC電圧検出部をさらに備え、
    前記第1のDC−DCコンバータの出力電圧に応じて前記直流負荷の消費電力が段階的に切り替わる、
    請求項3に記載の蓄電池システム。
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