JP2018015388A - スロットマシン - Google Patents
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Description
また、遊技機関連規則には、単位時間あたりに獲得したメダル枚数中、ボーナスゲームを通じて獲得したメダル枚数の比率(以下、役物比率という)に上限も設けられているため、ボーナス役の内部当選確率や前記閾値は、前記役物比率を考慮して設定する必要がある。このため、ボーナスゲームが長期間継続することはない。
この実現方法として、指示機能に係る抽選処理に関するパラメータ、具体的には当選確率等を設定値にかかわらず共通とする方法が考えられるが、この方法を採用した場合には、指示機能に係る出球性能も設定値にかかわらず一定となってしまう問題がある。
出球率の高低を設定すべく複数段階の中から選択された値である設定値に基づき、ゲーム開始操作に応じて、複数種類の役それぞれについて入賞を許容する否かを抽選する役抽選手段を備え、
前記複数種類の役には、
前記複数段階の何れの設定値においても、前記役抽選手段により入賞が許容される確率が同一に設定された設定差無し役と、
前記役抽選手段により入賞が許容される確率が、少なくとも2つの設定値の間で互いに異なるように設定された、設定差有り役とを含み、
前記設定差有り役には、ボーナス役(抽選グループGRP2(BB2役))を含み、
有利状態ランプ(YL)が消灯状態とされる通常状態中の前記役抽選手段による抽選の結果、予め定められた複数種類の移行抽選契機役(抽選グループGRP1、GRP15またはGRP22)のうちの何れかの入賞が許容されたことに基づいて、許容された移行抽選契機役(抽選グループGRP1、GRP15またはGRP22)の種別に応じて、前記有利状態ランプ(YL)を点灯状態として有利状態へ移行させるか否かを抽選する有利状態移行抽選手段を備えている。
前記通常状態には、前記複数種類の移行抽選契機役(抽選グループGRP1、GRP15またはGRP22)のうちの特定の移行抽選契機役(抽選グループGRP22)に関し、前記役抽選手段によって入賞が許容される確率が相対的に低い第1通常状態(RT0〜RT5)と、相対的に高い第2通常状態(RT6)とを含み、
前記ボーナス役(抽選グループGRP2(BB2役))の入賞に基づくボーナスゲーム(BB2ゲーム)を介して、前記第1通常状態(RT0〜RT5)から前記第2通常状態(RT6)へ移行させるようにしたことにより、前記設定値によって前記第2通常状態(RT6)への移行確率に差異を設けたことを特徴としている。
前記複数種類の第1種特別役物(抽選グループGRP24(RB1役)及び抽選グループGRP25(RB2役))のうち、第1の第1種特別役物(抽選グループGRP25(RB2役))は前記設定差有り役であり、
前記ボーナスゲーム(BB2ゲーム)中の前記役抽選手段による抽選の結果、前記第1の第1種特別役物(抽選グループGRP25(RB2役))に当選した第1ボーナスゲームと、前記ボーナスゲーム中の前記役抽選手段による抽選の結果、前記第1の第1種特別役物(抽選グループGRP25(RB2役))に当選しなかった第2ボーナスゲームのうち、前記第1ボーナスゲームのみを介して、前記第1通常状態(RT0〜RT5)から前記第2通常状態(RT6)へ移行させるようにしてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン1の斜視図である。
スロットマシン1は、前面が開放された箱型の本体2と、本体2の前面を開閉可能に設けられた前扉3とを備えている。
本体2内には、上下方向の中央部より少し上方の位置に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが左右に並べて配置されている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rは、ドラム状のリール枠の周面にリール帯を巻着した構成を有しており、リール枠の中心で左右方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。リール帯には、21個の図柄が周方向に並べて配列されている。
表示パネルユニット5には、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの周面の一部を視認可能にするためのリール窓6が形成されている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転中は、リール窓6内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの図柄が次々に現れる(図柄の変動表示)。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが停止すると、リール窓6内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのそれぞれ3個の図柄、合計9個の図柄が表示される(図柄の停止表示)。
有利状態ランプYLは、後述する通常状態中には消灯状態とされ、有利状態中には点灯状態とされる。
また、上面14の中央部には、液晶表示装置24にて遊技者介入型の演出が実行された場合に、操作が促される演出ボタンPBが配置されている。
図6及び7に示す如く、スロットマシン1では、ボーナス役としてBB1、BB2、RB1及びRB2役の4通り、小役として小役1〜小役11の11通り、及びリプレイ役として再遊技1〜6の6通り、合計21通りの役を設定している。
ボーナス役BB1役及びBB2役は、遊技関連規則上の第1種特別役物に係る役物連続作動装置(以下、1種BBという)である。
ボーナス役RB1役及びRB2役は、BB2役入賞後のBB2ゲーム中のみ入賞が許容される役で、遊技関連規則上の第1種特別役物(以下、RBという)である。
RB1ゲームまたはRB2ゲームが終了すると、再度、BB2ゲーム中の一般ゲームが開始される。以上を繰り返し、BB2ゲーム中に払い出されたメダル枚数が262枚を超えたゲームで、BB2ゲームは終了する。
再遊技4の入賞図柄組合せは、有効ラインL2上に左から順に「ブランク」「ブランク」「赤7」図柄が並ぶ図柄組合せに設定している。
再遊技5の入賞図柄組合せは、有効ラインL2上に左から順に「ブランク」「ブランク」「青7」図柄が並ぶ図柄組合せに設定している。
以下、再遊技3〜5を制御RPともいう。
スロットマシン1では、BB1役入賞後のBB1ゲーム、及びBB2役入賞後のBB2ゲームの2つのボーナスゲーム状態を除いて、RT0〜RT6の7つの遊技状態を有する。
この7つの遊技状態のうち、5つの遊技状態RT0〜RT1、RT4〜RT6において、BB1役またはBB2役に当選した場合には、ボーナス内部中のRT3に移行する。
また、5つの遊技状態RT0〜RT1、RT4〜RT6において、再遊技6役(スイカRP)が入賞した場合には、次ゲームからRT2に移行する。基本的に有利状態(ART状態)中には、当該RT2に滞在し、当該RT2において、後述する抽選グループGRP3〜GRP14の何れかに当選したゲームで、配当が9枚の小役1〜10(以下、9枚役ともいう)を取り零した場合に、次ゲームからRT1に移行する。基本的に通常状態中には、当該RT1に滞在する。
RT1において、後述する抽選グループGRP16〜GRP18の何れかに当選したゲームで、再遊技2役(特殊RP1)が入賞した場合に、次ゲームから、RT2に移行する。
RT3において、BB2役が入賞した場合には、次ゲームからBB2ゲームが開始され、BB2ゲームの終了後には、BB2ゲーム中にRB2の当選があった場合にはRT5へ移行する一方、BB2ゲーム中にRB2の当選がなかった場合にはRT4へ移行する。
RT4において、抽選グループGRP3〜GRP14の何れかに当選したゲームで、配当が9枚の小役1〜10を取り零した場合に、次ゲームからRT0に移行する。
RT6において30ゲームを消化した場合には、次ゲームからRT0へ移行する。
RT0〜RT7、BB1ゲーム及びBB2ゲームの詳細については後述する。
なお、抽選グループGRP2を除く、他の抽選グループGRP1及びGRP3〜GRP23については、設定値にかかわらず、その当選確率を一定に設定している。一方、抽選グループGRP2は、図10に示す如く、設定値に応じて当選確率が異なり、具体的には設定値が大きいほど、当選確率を高く設定している。
なお、抽選グループGRP3〜GRP14に当選したゲームで、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず9枚役が入賞することとなる、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作順を、以下、正解押し順という。
具体的に正解押し順は、抽選グループGRP3〜GRP6に当選したゲームでは、最初に左ストップボタン20Lを操作した場合、抽選グループGRP7〜GRP10に当選したゲームでは、最初に中ストップボタン20Cを操作した場合、抽選グループGRP11〜GRP14に当選したゲームでは、最初に右ストップボタン20Rを操作した場合となる。
抽選グループGRP16に当選したゲームでは、最初に左ストップボタン20Lを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず再遊技2(特殊RP)が入賞する一方、最初に中ストップボタン20Cまたは右ストップボタン20Rを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、再遊技1(通常RP)が入賞する。
抽選グループGRP17に当選したゲームでは、最初に中ストップボタン20Cを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず再遊技2(特殊RP)が入賞する一方、最初に左ストップボタン20Lまたは右ストップボタン20Rを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、再遊技1(通常RP)が入賞する。
抽選グループGRP18に当選したゲームでは、最初に右ストップボタン20Rを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず再遊技2(特殊RP)が入賞する一方、最初に左ストップボタン20Lまたは中ストップボタン20Cを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、再遊技1(通常RP)が入賞する。
抽選グループGRP19に当選したゲームでは、最初に左ストップボタン20Lを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず再遊技6(スイカRP)が入賞する一方、最初に中ストップボタン20Cまたは右ストップボタン20Rを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、再遊技1(通常RP)が入賞する。
抽選グループGRP20に当選したゲームでは、最初に中ストップボタン20Cを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず再遊技6(スイカRP)が入賞する一方、最初に左ストップボタン20Lまたは右ストップボタン20Rを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、再遊技1(通常RP)が入賞する。
抽選グループGRP21に当選したゲームでは、最初に右ストップボタン20Rを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず再遊技6(スイカRP)が入賞する一方、最初に左ストップボタン20Lまたは中ストップボタン20Cを操作した場合には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、再遊技1(通常RP)が入賞する。
図11(a)はBB1ゲーム中、図11(b)〜(e)はBB2ゲーム中を示す。
図11(b)に、BB2ゲーム中の初回の一般ゲーム及びRB2役に1回も当選していない一般ゲームにおける各抽選グループの当選範囲に相当する抽選値を示す。
当該一般ゲームにおいては、RB1役が単独当選する抽選グループGRP24、RB2役が単独当選する抽選グループGRP25、小役2が単独当選する抽選グループGRP26、抽選グループGRP16〜18、及び再遊技6が単独当選する抽選グループGRP22の7つの抽選グループを対象に抽選を行う。
抽選グループGRP24の抽選値は、設定値が1の場合は24576、その当選確率は約1/2.67、設定値が2の場合は20480、その当選確率は約1/3.2、設定値が3の場合は16384、その当選確率は約1/4、設定値が4の場合は12288、その当選確率は約1/5.33、設定値が5の場合は10240、その当選確率は約1/6.4、設定値が6の場合は8192、その当選確率は約1/8に設定している。
抽選グループGRP25の抽選値は、設定値が1の場合は8192、その当選確率は約1/8、設定値が2の場合は10240、その当選確率は約1/6.4、設定値が3の場合は12288、その当選確率は約1/5.33、設定値が4の場合は16384、その当選確率は約1/4、設定値が5の場合は20480、その当選確率は約1/3.2、設定値が6の場合は24576、その当選確率は約1/2.67に設定している。
従い、抽選グループGRP24の当選確率は、設定値1が最も高く、設定値が大きくなるにつれて低くなる一方、抽選グループGRP25の当選確率は、設定値1が最も低く、設定値が大きくなるにつれて高くなるように設定されている。
当該ゲーム中においては、抽選グループGRP26、再遊技7が単独当選する抽選グループGRP23、及び抽選グループGRP22の3つの抽選グループを対象に抽選を行う。抽選グループGRP26、GRP23及びGRP22の何れ、その抽選値、即ち当選確率を設定値にかかわらず一定としており、抽選グループGRP26の抽選値は49150、その当選確率は約1/1.33、抽選グループGRP23の抽選値はそれぞれ16086、その当選確率はそれぞれ約1/4.07、抽選グループGRP22抽選値は300、その当選確率は約1/218.5に設定している。
当該一般ゲーム中においては、抽選グループGRP24、抽選グループGRP25、抽選グループGRP26、抽選グループGRP23及び抽選グループGRP22の5つの抽選グループを対象に抽選を行う。
なお、抽選グループGRP24及び抽選グループGRP25の抽選値に関しては、図11(b)を参照して説明した内容、抽選グループGRP26、抽選グループGRP23及び抽選グループGRP22の抽選値に関しては、図11(c)を参照して説明した内容と同等であるため、説明は省略する。
当該ゲーム中においては、抽選グループGRP26、抽選グループGRP16〜18及び抽選グループGRP22の5つの抽選グループを対象に抽選を行う。
抽選グループGRP26の抽選値に関しては、図11(c)を参照して説明した内容、抽選グループGRP16〜18及び抽選グループGRP22に関しては、図11(b)を参照して説明した内容と同等であるため、説明は省略する。
本スロットマシン1において、図2に示す有利状態ランプYLが消灯状態とされる通常状態中に、所定の抽選条件を満たした場合に、有利状態ランプYLが点灯状態とされる有利状態へ移行するか否かに係る有利状態移行抽選が行われ、該有利状態移行抽選に当選したことを条件に、有利状態へ移行する。
図12は、通常状態中のゲーム処理の流れを示している。
先ず、ステップS1201にて内部抽選処理を実行し、次のステップS1202にて、内部抽選処理の結果に応じて、有利状態移行抽選処理を実行する。有利状態移行抽選処理の具体的な抽選内容を図13に示す。
図13(a)に示す如く、有利状態移行抽選処理では、通常状態中の内部抽選処理の結果、抽選グループGRP1(BB1役)、GRP15(チェリー)、GRP22(スイカRP)の何れかに当選したゲームでのみ実行され、他の抽選グループに当選したゲーム及びハズレとなったゲームではスキップされる。また、通常状態中であっても、ボーナス内部中のRT3、BB1ゲーム中及びBB2ゲーム中には、有利状態移行抽選処理は実行しない。
図13(b)に、初回セットゲーム数及び初回セット継続率の抽選方法を示す。
図13(b)に示す如く、初回セットゲーム数は一律30ゲームとしている。
一方、初回セット継続率は、35%の振分率で50%、40%の振分率で60%、20%の振分率で70%、5%の振分率で80%としている。
従って、初回セット継続率の期待値は、59.5%となる。
図14は、有利状態中のゲーム処理の流れを示している。
先ず、ステップS1401にて、有利状態ランプYLを点灯させるとともに、有利ゲーム数にゼロ、セットゲーム数に上述の有利状態移行抽選処理にて決定した初回セットゲーム数をセットする。
次のステップS1404では、RT3(ボーナス内部中)か否かを判断し、ノーと判断した場合には、次のステップS1405にて、継続率上乗せ抽選処理を実行する一方、イエスと判断した場合には、ステップS1405をスキップしてステップS1406に移行する。
継続率上乗せ抽選処理では、内部抽選処理結果に応じて、上乗せする継続率を設定している。
具体的に、継続率上乗せ抽選処理は、内部抽選処理の結果、抽選グループGRP1、GRP15またはGRP22に当選した場合に実行することとしている。
図15(a)に示す如く、抽選グループGRP1またはGRP15に当選した場合には、25%の振分率で継続率を20%上乗せし、25%の振分率で継続率を10%上乗せし、50%の振分率で継続率を5%上乗せすることとしている。
ステップS1409にてノーと判断した場合、及びステップS1410にてノーと判断した場合にも、ステップS1412に移行する。
一方、ステップS1413にてイエスと判断した場合には、ステップS1414にてセット継続抽選処理を実行する。セット継続抽選処理では、現時の継続率に従って、次のセットを開始するか否かを抽選する。
次のステップS1415では、セット継続抽選処理にて当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、次のセットを開始すべく、ステップS1418にて、次セットゲーム数及び継続率決定処理を実行する。
図15(c)に示す如く、次回セットゲーム数は一律30ゲーム、次回セット継続率については、35%の振分率で50%、40%の振分率で60%、20%の振分率で70%、5%の振分率で80%としている。従って、次回セットゲーム数の期待値は30ゲーム、次回セット継続率の期待値は59.5%となる。
具体的に有利状態終了処理では、有利状態ランプYLの消灯処理、並びに有利状態中の制御に係る各種変数が記憶されているRAM43上の領域のクリア処理を行う。
具体的には、指示機能が無効とされる通常状態から、指示機能が有効となる有利状態へ移行させるか否かに係る有利状態移行抽選処理については、図13(a)に示す如く、通常状態中の内部抽選処理の結果、抽選グループGRP1、GRP15またはGRP22に当選したことに基づいて実行される。
また、有利状態中に継続率の上乗せを行う継続率上乗せ抽選についても同様に、図15(a)及び(b)に示す如く、有利状態中の内部抽選処理の結果、抽選グループGRP1、GRP15またはGRP22に当選したことに基づいて実行される。
ここで、抽選グループGRP1、GRP15またはGRP22は、設定値にかかわらず当選確率が一定に設定されている。
そこで、本実施例のスロットマシン1においては、上述の有利状態移行抽選処理及び継続率上乗せ抽選処理については、設定値にかかわらず、当選確率や振分率を共通に設定した。
これにより、これらを共通の設定としない場合に比べて、指示機能に係る抽選処理に係る容量の削減が図れる。
そこで、本実施例のスロットマシン1では、図13(a)に示す如く有利状態移行抽選処理での当選確率が100%に設定されるとともに、図15(b)に示す如く継続率上乗せ抽選処理の契機役にも設定されている抽選グループGRP22、即ち再遊技6役(スイカRP)の当選確率が相対的に高くなるRT6を設け、当該RT6へ移行するのは、設定値に応じて当選確率が異なる抽選グループGRP2、即ちBB2役に当選し、且つBB2役入賞後のBB2ゲーム中に、設定値に応じて当選確率が異なる抽選グループ25、即ちRB2役に当選しRB2役を入賞させた場合に限られる。RT6へ移行する確率は、設定値が大きいほど高くなるため、指示機能に係る出球性能を設定値に応じたものとすることが出来る。
また、設定値に応じてBB2役の当選確率が異なることから、BB2役の入賞に伴うBB2ゲーム中に得られる出球に係る出球性能も設定値に応じたものとなるため、設定値に応じた出球性能の差異をより顕著なものとすることが出来る。
例えば、上記実施例において、再遊技6役(スイカRP)の当選確率が相対的に高くなるRT6へ移行するのは、設定値に応じて当選確率が異なるBB2役に当選し、且つBB2役入賞後のBB2ゲーム中に、設定値に応じて当選確率が異なるRB2役に当選した場合としたが、これに代えて、BB2ゲーム終了後に、一律RT5を経てRT6へ移行させる構成や、RT5を省略して直接RT6へ移行させる構成を採用することも可能である。
また、BB2ゲーム終了後に、直接RT6へ移行させる構成に代えて、他の遊技状態(RT)を経由して、本実施例のRT6に相当する遊技状態、即ち、通常状態から有利状態へ移行させるか否かを抽選する複数種類の移行抽選契機役のうち、少なくとも1つの移行抽選契機役の当選確率が相対的に高い遊技状態(以下、高確状態という)に移行させる構成を採用することも可能である。
この場合にも、複数種類の移行抽選契機役のうち、少なくとも1つの移行抽選契機役の当選確率が相対的に低い遊技状態(以下、低確状態という)から、当該移行抽選契機役の当選確率が相対的に高い遊技状態(以下、高確状態という)への移行ルートとして、設定値に応じて当選確率が異なるボーナス役に当選し、当該ボーナス役の入賞に基づくボーナスゲームを介して移行するルートが存在すれば、当該移行ルートを経由する確率も設定値に応じたものとなるため、本実施例のスロットマシン1と同等の効果が得られる。
4L 左リール
4C 中リール
4R 右リール
19 スタートレバー
20L 左ストップボタン
20C 中ストップボタン
20R 右ストップボタン
41 CPU
42 ROM
43 RAM
Claims (2)
- 出球率の高低を設定すべく複数段階の中から選択された値である設定値に基づき、ゲーム開始操作に応じて、複数種類の役それぞれについて入賞を許容する否かを抽選する役抽選手段を備え、
前記複数種類の役には、
前記複数段階の何れの設定値においても、前記役抽選手段により入賞が許容される確率が同一に設定された設定差無し役と、
前記役抽選手段により入賞が許容される確率が、少なくとも2つの設定値の間で互いに異なるように設定された、設定差有り役とを含み、
前記設定差有り役には、ボーナス役を含み、
有利状態ランプが消灯状態とされる通常状態中の前記役抽選手段による抽選の結果、予め定められた複数種類の移行抽選契機役のうちの何れかの入賞が許容されたことに基づいて、許容された移行抽選契機役の種別に応じて、前記有利状態ランプを点灯状態として有利状態へ移行させるか否かを抽選する有利状態移行抽選手段を備えたスロットマシンにおいて、
前記複数種類の移行抽選契機役はそれぞれ、前記設定差無し役であり、
前記通常状態には、前記複数種類の移行抽選契機役のうちの特定の移行抽選契機役に関し、前記役抽選手段によって入賞が許容される確率が相対的に低い第1通常状態と、相対的に高い第2通常状態とを含み、
前記ボーナス役の入賞に基づくボーナスゲームを介して、前記第1通常状態から前記第2通常状態へ移行させるようにしたことにより、前記設定値によって前記第2通常状態への移行確率に差異を設けたことを特徴とするスロットマシン。 - 前記ボーナス役は、前記ボーナスゲーム中に前記役抽選手段により入賞が許容される役として複数種類の第1種特別役物を有する、第1種特別役物に係る役物連続作動装置であり、
前記複数種類の第1種特別役物のうち、第1の第1種特別役物は前記設定差有り役であり、
前記ボーナスゲーム中の前記役抽選手段による抽選の結果、前記第1の第1種特別役物に当選した第1ボーナスゲームと、前記ボーナスゲーム中の前記役抽選手段による抽選の結果、前記第1の第1種特別役物に当選しなかった第2ボーナスゲームのうち、前記第1ボーナスゲームのみを介して、前記第1通常状態から前記第2通常状態へ移行させるようにした、請求項1に記載のスロットマシン。
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