JP6561279B1 - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
Description
AT機は一般的に、ボーナス役とリプレイ役または小役が重複当選したゲームにおいて、ボーナス役よりもリプレイ役及び小役を優先して入賞させるリール停止制御方法の採用と、ボーナス内部中のハズレ確率をゼロにする抽選仕様の採用とによって、ボーナス内部中にボーナス役が単独で当選するゲーム、即ちボーナス役の入賞機会がないように構成されている。
以下、指示機能が無効とされる状態(区間)を非有利状態(区間)、指示機能が有効とされる状態(区間)を有利状態(区間)という。
そこで、本発明は、有利区間に係るリミッタ機能を搭載し、該有利区間を、出球率が1を超える持ち球増加区間と、出球率が1を超えない持ち球減少区間とで構成した場合であっても、持ち球減少区間の長さが持ち球増加区間の長さに影響を与えることがないスロットマシンを提供することを目的とする。
本発明のスロットマシン(1)は、
ゲーム開始操作に応じて、複数種類の抽選区分のそれぞれについて当否を抽選する内部抽選処理を実行する内部抽選手段と、
前記内部抽選処理の結果、特定の抽選区分(抽選区分ベル1〜ベル6)の当選が決定されたゲームにおいて、入賞が許容される複数種類の小役のうち、配当が最大(7枚)の小役の入賞に必要な情報を指示する指示手段と、
前記内部抽選処理の結果、ボーナス役の入賞が許容されるボーナス抽選対象(抽選区分BB)の当選が決定されたゲームにおいて、前記ボーナス役が入賞しなかった場合に、次ゲームからボーナス内部状態を開始するボーナス内部状態開始手段と、
前記指示手段が作動しない非有利状態と、持ち球が増加するように前記指示手段の作動頻度が設定された第1有利状態と、持ち球が減少するように前記指示手段の作動頻度が設定された第2有利状態との間で、遊技状態を遷移させる遊技状態遷移手段と、
前記非有利状態へ転落することなく、前記第1有利状態及び前記第2有利状態を通じて実行されたゲーム数をカウントするゲーム数カウント手段と、
前記非有利状態へ転落することなく、前記第1有利状態中及び前記第2有利状態中に払出された遊技媒体の総数からゲーム実行のために投入された遊技媒体の総数を差し引いた差枚数をカウントする差枚数カウント手段と、を備えている。
前記非有利状態中且つ前記ボーナス内部状態中に開始条件を満たした場合に、前記第1有利状態へ移行させる第1有利状態開始手段と、
前記第1有利状態中に、当該第1有利状態に係る終了条件を満たした場合に、前記第1有利状態を終了させる第1有利状態終了手段と、
前記第1有利状態終了手段による前記第1有利状態の終了に応じて、前記第2有利状態へ移行させる第2有利状態開始手段と、
前記第2有利状態中に、当該第2有利状態に係る終了条件を満たした場合に、当該第2有利状態を終了し、次ゲームから前記非有利状態へ転落させる第2有利状態終了手段と、
前記ゲーム数カウント手段によるカウント結果及び前記差枚数カウント手段によるカウント結果のうち、少なくとも一方がリミッタ条件を満たしたことを条件に、強制的に前記非有利状態へ転落させるリミッタ手段と、を備え、
持ち球が減少する前記非有利状態及び前記第2有利状態のうち、前記第2有利状態に滞在する期間の方が前記非有利状態に滞在する期間よりも長くなるように、前記開始条件及び前記第2有利状態に係る終了条件を設定したことを特徴としている。
前記非有利状態中で且つ前記ボーナス内部状態中でないときに前記開始条件を満たした場合に、前記第2有利状態へ移行させる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン1の斜視図である。
スロットマシン1は、前面が開放された箱型の本体2と、本体2の前面を開閉可能に設けられた前扉3とを備えている。
本体2内には、上下方向の中央部より少し上方の位置に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが左右に並べて配置されている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rは、ドラム状のリール枠の周面にリール帯を巻着した構成を有しており、リール枠の中心で左右方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。リール帯には、21個の図柄が周方向に並べて配列されている。
表示パネルユニット5には、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの周面の一部を視認可能にするためのリール窓6が形成されている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転中は、リール窓6内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの図柄が次々に現れる(図柄の変動表示)。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが停止すると、リール窓6内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのそれぞれ3個の図柄、合計9個の図柄が表示される(図柄の停止表示)。
有利区間ランプYLは、後述する非有利状態中には消灯状態とされ、第1有利状態中には点灯状態とされる。
また、上面14の中央部には、演出表示装置24にて遊技者介入型の演出が実行された場合に、操作が促される演出ボタンPBが配置されている。
図示は省略するが、入出力ポート(出力ポート)44には、本体2内に設けられ、設定値の選択(変更)時に操作する設定変更スイッチ及び設定変更ボタンが接続されている。設定変更スイッチは、設定キーを差し込んで時計回りに回転させることでオンとなるキースイッチ、設定変更ボタンはプッシュボタンにより構成している。
なお、以下、図柄「リプレイA」、「リプレイB」及び「リプレイC」を纏めて「リプレイ」図柄、図柄「赤セブンA」と「赤セブンB」を纏めて「赤7」図柄、図柄「スイカA」と「スイカB」を纏めて「スイカ」図柄という。
以下、リール窓6内の上段に横一列に整列する3つの図柄停止位置PL1,PC1,PR1を結ぶラインを上段ラインL1、中段に横一列に整列する3つの図柄停止位置PL2,PC2,PR2を結ぶラインを中段ラインL2、下段に横一列に整列する3つの図柄停止位置PL3,PC3,PR3を結ぶラインを下段ラインL3、右下がりの斜めライン上に整列する3つの図柄停止位置PL1,PC2,PR3を結ぶラインを右下がりラインL4、右上がりの斜めライン上に整列する3つの図柄停止位置PL3,PC2,PR1を結ぶラインを右上がりラインL5という。
スロットマシン1は、初期状態RT0と、ボーナス内部状態RT1と、ボーナスゲーム状態RT2との3つの遊技状態間を遷移するように構成されている。
初期状態RT0は、設定変更後の初期化状態であって、当該初期状態RT0での内部抽選の結果、ボーナス役に当選したゲームで、ボーナス役が入賞しなかった場合、次ゲームからボーナス内部状態RT1へ移行する。
一方、初期状態RT0での内部抽選の結果、ボーナス役に当選したゲームで、ボーナス役が入賞した場合、次ゲームからボーナスゲーム状態RT2へ移行し、ボーナスゲーム終了後、初期状態RT0へ戻る。
また、スロットマシン1においては、一度ボーナス内部状態RT1へ移行すると、この状態が維持される構成、即ち、ボーナス内部状態RT1ではボーナス役が入賞することはない構成を採用している。換言すれば、スロットマシン1は、初期状態RT0での内部抽選の結果、ボーナス役に当選したゲームに、ボーナス役の入賞機会を限定した構成を採用している。
従って、スロットマシン1においてボーナスゲーム状態へ移行することは極めて稀であるため、ボーナスゲーム状態RT2については詳細な説明を省略する。
なお、内部抽選の際に取得する乱数の範囲は、0〜65535であるので、各抽選区分の当選確率は、抽選値を65536で除すことで算出できる。
抽選区分BBはボーナス役、さらに具体的には、遊技関連規則上の第1種特別役物に係る役物連続作動装置(以下、1種BBともいう)が単独で当選する抽選区分である。ボーナス役の入賞図柄組合せは、有効ラインNL上に、左リール4Lについては「赤7A」、中リール4C及び右リール4Rについては「バー」がそれぞれ並ぶ図柄組合せに設定している。ボーナス役が入賞した場合、入賞に対する配当はないが、次ゲームから前述したボーナスゲームが開始される。ボーナスゲームは、ボーナスゲーム中に払い出されたメダル枚数が63枚を超えたゲームで終了する。
初期状態RT0における抽選区分BBの抽選値は8000、その当選確率は約1/8.2に設定している。一方、ボーナス内部状態RT1において、抽選区分BBは抽選対象から除外される。
抽選区分RP1は、入賞時に、上段ラインL1上に「リプレイ」図柄が揃う抽選区分で、初期状態RT0における抽選区分BBの抽選値は8978、その当選確率は約1/7.3、ボーナス内部状態RT1における抽選区分BBの抽選値は9060、その当選確率は約1/7.23にそれぞれ設定している。
抽選区分RP2は、当選ゲームにて、「赤7」図柄を狙いつつ、ストップボタン20L、20C、20Rを右→中→左の順で操作(以下、逆押し操作という)すると、中段ラインL2、右下がりラインL4、及び右上がりラインL5のうちの何れかの1ライン上に「赤7」図柄が揃う抽選区分である。一方、当選ゲームにて、ストップボタン20L、20C、20Rを逆押し操作以外の操作順で操作した場合や、「赤7」図柄を引き込めないタイミングで逆押し操作した場合は、「赤7」図柄が揃うことはない。ボーナス内部状態RT1における抽選区分RP2の抽選値は6040、その当選確率は約1/10.8に設定している。
抽選区分ベル1〜ベル6は、このうちの何れかの抽選区分に当選したゲームにおいて、当選した抽選区分ごとに設定された正解操作順でストップボタン20L、20C、20Rを操作した場合には、操作タイミングにかかわらず、上段ラインL1、中段ラインL2、下段ラインL3、右下がりラインL4、及び右上がりラインL5の5ラインのうち、何れかのライン上に「ベル」図柄が揃い、配当が7枚の小役が入賞する一方、正解操作順以外の操作順でストップボタン20L、20C、20Rを操作した場合には、何れかのライン上に「ベル」図柄が揃うことも、配当が7枚の小役が入賞することはない、所謂押し順小役である。なお、正解操作順以外の操作順でストップボタン20L、20C、20Rを操作した場合には、操作タイミングによって、配当が1枚の小役が入賞する場合と、この小役も取り零して配当が得られない場合とがある。
抽選区分ベル2に対応する正解操作順は、左ストップボタン20L→右ストップボタン20R→中ストップボタン20Cの順に設定している。
抽選区分ベル3に対応する正解操作順は、中ストップボタン20C→左ストップボタン20L→右ストップボタン20Rの順に設定している。
抽選区分ベル4に対応する正解操作順は、中ストップボタン20C→右ストップボタン20R→左ストップボタン20Lの順に設定している。
抽選区分ベル5に対応する正解操作順は、右ストップボタン20R→左ストップボタン20L→中ストップボタン20Cの順に設定している。
抽選区分ベル6に対応する正解操作順は、右ストップボタン20R→中ストップボタン20C→左ストップボタン20Lの順に設定している。
一方、有利状態では、内部抽選の結果、抽選区分ベル1〜ベル6に当選したゲームで、前記正解押し順識別情報を主制御装置31から副制御装置32に送信する。このため、有利状態において、副制御装置32は、正解押し順の報知が可能である。
但し、本スロットマシン1においては、内部抽選の結果、抽選区分ベル1〜ベル6に当選したゲームで、正解押し順の報知を行う第1有利状態と、同ゲームで正解押し順の報知を行わない第2有利状態とで、有利状態を構成している。第1有利状態は持ち球増加区間である一方、第2有利状態は持ち球減少区間となる。
また、図8に示す如く、持ち球増加区間である第1有利状態へは、必ず非有利状態から移行し、第2有利状態から第1有利状態へ移行することはない。
なお、図2に示した有利区間ランプYLは、非有利状態から第1有利状態へ移行した際に点灯状態とされ、その後、有利状態から非有利状態へ移行(転落)した際に消灯状態とされる。
図9は、非有利状態中のゲーム処理の流れを示している。
先ず、ステップS901にて内部抽選処理を実行し、次のステップS902にて、内部抽選処理の結果、有利状態移行抽選契機区分に当選したか否かを判断する。イエスと判断した場合には、ステップS903にて有利状態移行抽選処理を実行する。
図10に示す通り、本スロットマシン1において、抽選区分BB、RP1〜RP7、ベル1〜6、スイカの全抽選区分を有利状態移行抽選契機区分に設定している。
内部抽選の結果、抽選区分BB、RP2〜RP7及びスイカのうちの何れかの抽選区分に当選したゲームにおける有利状態移行抽選の当選確率は、100%に設定している。
また、内部抽選の結果、抽選区分RP1及びベル1〜ベル6のうちの何れかの抽選区分に当選したゲームにおける有利状態移行抽選の当選確率は、10%に設定している。
これらを合計すると、1ゲームでの有利状態移行抽選の当選確率は約1/4.6となり、非有利状態においては平均5ゲーム程度で有利状態移行抽選に当選し、有利状態へ移行するように設定している。
また、有利状態移行抽選当選時には、現在のRT状態に応じて、初期状態RT0の場合は、有利状態モードに2を設定する一方、ボーナス内部状態RT1の場合は、有利状態モードに1を設定することとしている。この理由及び効果については後述する。
一方、ステップS904にてイエスと判断した場合には、次のステップS905にて、現在のRT状態が初期状態RT0であるか否か、及び、ステップS901の内部抽選処理にて抽選区分BBに当選したか否かを判断し、何れもノーと判断した場合には、ステップS906にて有利状態モードに1をセットする一方、何れかをイエスと判断した場合にはステップS907にて有利状態モードに2をセットして、ステップS908へ移行する。
ステップS908では、有利状態開始処理を実行してリターンする。
図11は、有利状態開始処理の流れを示している。
先ず、ステップS1101にて、有利状態ゲーム数、IN枚数、及びOUT枚数にそれぞれゼロをセットする。有利状態ゲーム数は、有利状態下での実行ゲーム数カウンタ、IN枚数は、有利状態下でのゲーム実行のために投入したメダル枚数カウンタ、OUT枚数は、有利状態下で払出されたメダル枚数カウンタである。
次のステップS1102では、有利状態モードが1か否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS1103にて、ATゲーム数に50をセットするとともに、有利状態ランプYLを点灯状態とし、次のステップS1104にて、第1有利状態中処理を実行してリターンする。
一方、ステップS1102にてノーと判断した場合、即ち有利状態モードが2の場合は、ステップS1105にて第2有利状態中処理を実行してリターンする。
図12は、第1有利状態中処理の流れを示している。
先ず、ステップS1201にて、内部抽選処理を実行し、次のステップS1202にて、ATゲーム数を1減算、有利状態ゲーム数を1加算、及びIN枚数にベット枚数を加算する。
次のステップS1203では、ステップS1201の内部抽選処理の結果、押し順小役、即ち抽選区分ベル1〜ベル6に当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合は、ステップS1204にて正解押し順を報知してステップS1205へ移行する一方、ノーと判断した場合には、ステップS1204をスキップしてステップS1205へ移行する。
ステップS1205では、ステップS1201の内部抽選処理の結果、上乗せ抽選契機区分に当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS1206にて上乗せ抽選処理を実行する。
次のステップS1207では、ステップS1206の上乗せ抽選処理にて当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS1208にてATゲーム数に上乗せゲーム数を加算して、ステップS1209へ移行する。
一方、ステップS1205及びS1207にてノーと判断した場合も、ステップS1209へ移行する。
図13に示す通り、本スロットマシン1において、上乗せ抽選契機区分は、抽選区分RP2〜RP7及びスイカに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP2に当選したゲームにおける上乗せ抽選の当選確率は1.6%、当選時の上乗せゲーム数の期待値は50ゲームに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP3に当選したゲームにおける上乗せ抽選の当選確率は3.2%、当選時の上乗せゲーム数の期待値は100ゲームに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP4に当選したゲームにおける上乗せ抽選の当選確率は35%、当選時の上乗せゲーム数の期待値は15ゲームに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP5に当選したゲームにおける上乗せ抽選の当選確率は50%、当選時の上乗せゲーム数の期待値は25ゲームに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP6に当選したゲームにおける上乗せ抽選の当選確率は25%、当選時の上乗せゲーム数の期待値は10ゲームに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP7に当選したゲームにおける上乗せ抽選の当選確率は100%、当選時の上乗せゲーム数の期待値は30ゲームに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分スイカに当選したゲームにおける上乗せ抽選の当選確率は10%、当選時の上乗せゲーム数の期待値は40ゲームに設定している。
次のステップS1211では、リミッタ作動条件を満たしたか否かを判断する。具体的には、有利状態ゲーム数が1500ゲームに至ったか否か、及びOUT枚数からIN枚数を差し引いた差枚数が2400枚を超えたか否かを判断し、何れかをイエスと判断した場合に、リミッタ作動条件を満たしたと判断する。
ステップS1211にてノーと判断した場合には、ステップS1212にてATゲーム数がゼロか否か、即ち第1有利状態の終了条件満たしたか否かを判断し、ノーと判断した場合にはステップS1201へ戻る一方、イエスと判断した場合には、ステップS1213にて第2有利状態中処理を開始してリターンする。
一方、ステップS1211にてイエスと判断した場合には、ステップS1214にて有利状態終了処理を実行し、次のステップS1215にて非有利状態中処理を開始してリターンする。
具体的に、有利状態終了処理では、有利状態ランプYLを消灯状態に設定するとともに、主制御装置31のRAM43に記憶された有利状態関連の情報(例えば、有利状態ゲーム数、ATゲーム数、IN枚数及びOUT枚数等)をクリアする。
図14は、第2有利状態中処理の流れを示している。
先ず、ステップS1401にて、内部抽選処理を実行し、次のステップS1402にて、有利状態ゲーム数を1加算、及びIN枚数にベット枚数を加算する。
次のステップS1403では、ステップS1401の内部抽選処理の結果、有利状態終了抽選契機区分に当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合は、ステップS1404にて有利状態終了抽選処理を実行してステップS1404へ移行する一方、ノーと判断した場合には、ステップS1404をスキップしてステップS1405へ移行する。
図15に示す通り、本スロットマシン1において、有利状態終了抽選契機区分は、抽選区分RP4〜RP7及びスイカに設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP4に当選したゲームにおける有利状態終了抽選の当選確率は8%に設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP5に当選したゲームにおける有利状態終了抽選の当選確率は30%に設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP6に当選したゲームにおける有利状態終了抽選の当選確率は8%に設定している。
内部抽選の結果、抽選区分RP7に当選したゲームにおける有利状態終了抽選の当選確率は60%に設定している。
内部抽選の結果、抽選区分スイカに当選したゲームにおける有利状態終了抽選の当選確率は15%に設定している。
これらを合計すると、1ゲームでの有利状態終了抽選の当選確率は約1/212となり、第2有利状態には、平均212ゲーム程度、即ち非有利状態に比べて長期間に亘って滞在するように設定している。
次のステップS1407では、有利状態終了抽選に当選したか否かを判断し、ノーと判断した場合には、ステップS1408にてリミッタ作動条件を満たしたか否かを判断し、ノーと判断した場合には、ステップS1401へ戻る。
ステップS1407にてイエスと判断した場合、及びステップS1408にてイエスと判断した場合には、ステップS1409にて有利状態終了処理を実行し、次のステップS1410にて非有利状態中処理を開始してリターンする。
また、上述の通り、本スロットマシン1では、抽選区分BBに当選したゲームで、ボーナス役の入賞を取り零すと、以降はボーナス内部状態に滞在し続けるように設定しているため、遊技中の殆どボーナス内部状態に滞在することになる。具体的に、初期状態に滞在するのは、初期化後、即ち、ホール店員が設定値を変更した後、抽選区分BBに当選するまでの期間に限られる。
一方、本スロットマシン1において、遊技者が遊技を止めるタイミングは、第2有利状態滞在中であり、空き台のまま閉店を迎え、設定値を変更されることなく翌営業日の開店を迎えた場合にも、第2有利状態滞在中となる。従って、設定変更後に限り、第2有利状態へ移行させたとしても、遊技者が不利益を被ることはない。
さらに、第1有利状態がリミッタ作動まで継続した場合は、5ゲーム程度の短期間の非有利状態を経て、再度第1有利状態が開始される、所謂連チャンが確定することになる。
従って、第1有利状態は、遊技者の運次第で、最長でリミッタ作動まで継続し、第2有利状態の長短によって、影響を受けることもない。
例えば、上記の実施形態では、第1有利状態中に、残りゲーム数の上乗せを行うとともに、該残りゲーム数がゼロになったときに第1有利状態を終了する、所謂ゲーム数管理型のAT機としたが、所謂セットタイプのAT機としてもよい。
この場合には、第1有利状態中に、ゲーム数上乗せに加えて、セット数上乗せも実行するとともに、セット数がゼロとなったときに第1有利状態を終了するように構成すればよい。また、セット数がゼロとなった場合に継続抽選を行い、当該継続抽選に当選した場合には、次セットに継続してもよい。
4L 左リール
4C 中リール
4R 右リール
19 スタートレバー
20L 左ストップボタン
20C 中ストップボタン
20R 右ストップボタン
41 CPU
42 ROM
43 RAM
Claims (2)
- ゲーム開始操作に応じて、複数種類の抽選区分のそれぞれについて当否を抽選する内部抽選処理を実行する内部抽選手段と、
前記内部抽選処理の結果、特定の抽選区分の当選が決定されたゲームにおいて、入賞が許容される複数種類の小役のうち、配当が最大の小役の入賞に必要な情報を指示する指示手段と、
前記内部抽選処理の結果、ボーナス役の入賞が許容されるボーナス抽選対象の当選が決定されたゲームにおいて、前記ボーナス役が入賞しなかった場合に、次ゲームからボーナス内部状態を開始するボーナス内部状態開始手段と、
を備えたスロットマシンにおいて、
前記指示手段が作動しない非有利状態と、持ち球が増加するように前記指示手段の作動頻度が設定された第1有利状態と、持ち球が減少するように前記指示手段の作動頻度が設定された第2有利状態との間で、遊技状態を遷移させる遊技状態遷移手段と、
前記非有利状態へ転落することなく、前記第1有利状態及び前記第2有利状態を通じて実行されたゲーム数をカウントするゲーム数カウント手段と、
前記非有利状態へ転落することなく、前記第1有利状態中及び前記第2有利状態中に払出された遊技媒体の総数からゲーム実行のために投入された遊技媒体の総数を差し引いた差枚数をカウントする差枚数カウント手段と、を備え、
前記遊技状態遷移手段は、
前記非有利状態中且つ前記ボーナス内部状態中に開始条件を満たした場合に、前記第1有利状態へ移行させる第1有利状態開始手段と、
前記第1有利状態中に、当該第1有利状態に係る終了条件を満たした場合に、前記第1有利状態を終了させる第1有利状態終了手段と、
前記第1有利状態終了手段による前記第1有利状態の終了に応じて、前記第2有利状態へ移行させる第2有利状態開始手段と、
前記第2有利状態中に、当該第2有利状態に係る終了条件を満たした場合に、当該第2有利状態を終了し、次ゲームから前記非有利状態へ転落させる第2有利状態終了手段と、
前記ゲーム数カウント手段によるカウント結果及び前記差枚数カウント手段によるカウント結果のうち、少なくとも一方がリミッタ条件を満たしたことを条件に、強制的に前記非有利状態へ転落させるリミッタ手段と、を備え、
持ち球が減少する前記非有利状態及び前記第2有利状態のうち、前記第2有利状態に滞在する期間の方が前記非有利状態に滞在する期間よりも長くなるように、前記開始条件及び前記第2有利状態に係る終了条件を設定したことを特徴とするスロットマシン。 - 前記遊技状態遷移手段は、
前記非有利状態中で且つ前記ボーナス内部状態中でないときに前記開始条件を満たした場合に、前記第2有利状態へ移行させる、請求項1に記載のスロットマシン。
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