JP2017153782A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
Description
ゲーム開始時に操作する始動操作部(19)と、
前記始動操作部(19)の操作に応じて回転を開始する複数本のリール(4L、4C、4R)と、
前記複数本のリール(4L、4C、4R)それぞれに対応して設けられ、各リール(4L、4C、4R)を停止させるべく操作する複数の停止操作部(20L、20C、20R)と、
前記始動操作部(19)の操作に応じて、対象とする複数種類の役それぞれについての当否を抽選する内部抽選手段と、
各停止操作部操作時の対応するリール(4L、4C、4R)の回転位置と、前記内部抽選手段による抽選結果とに応じて、対応するリール(4L、4C、4R)の停止位置を決定し、該停止位置にてリール(4L、4C、4R)を停止させるリール停止手段と、
前記複数本のリール(4L、4C、4R)が停止した状態で、役毎に予め定められた入賞態様を示す図柄組合せが有効ライン(L2)上に表示されたことに基づいて役が入賞したと判定する入賞判定手段と、
前記内部抽選手段が抽選対象とする複数種類の役のなかにボーナス役(CBA01〜CBA06、CBB01〜10)が含まれるボーナス非当選状態中の前記内部抽選手段による抽選の結果、前記ボーナス役(CBA01〜CBA06、CBB01〜10)に当選したボーナス当選ゲームにおいて、前記入賞判定手段により前記ボーナス役(CBA01〜CBA06、CBB01〜10)の非入賞が判定されたことに基づいて、遊技状態を前記ボーナス非当選状態からボーナス当選状態へ移行させ、当該ボーナス当選状態において前記入賞判定手段により前記ボーナス役(CBA01〜CBA06、CBB01〜10)の入賞が判定されたことに基づいて、遊技状態をボーナス状態へ移行させ、該ボーナス状態の終了後は前記ボーナス非当選状態へ移行させる遊技状態移行制御手段と、を備えている。
前記内部抽選手段は、少なくとも前記ボーナス非当選状態中及びボーナス当選状態中に、配当が同一の複数種類の第1小役(FBL01〜08)と、該第1小役よりも配当が多い1或いは複数種類の第2小役(BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、及びSPL01〜SPL21)とが重複して当選する特定当選態様(抽選グループGRP5)が存在するように内部抽選を行い、
前記内部抽選の結果が前記特定当選態様である場合に、前記リール停止手段は、前記ボーナス非当選状態中及びボーナス当選状態中のうちの一方の遊技状態中には、前記第1小役(FBL01〜08)及び第2小役(BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、及びSPL01〜SPL21)のうちの一方の小役の入賞態様を構成する図柄組合せを有効ライン上に表示させる一方、他方の遊技状態中には、他方の小役の入賞態様を構成する図柄組合せを有効ライン上に表示させ、
前記遊技状態移行手段によって前記ボーナス当選状態中に移行される可能性がある旨を示唆する特定演出を実行する特定演出実行手段を備え、
前記特定演出実行手段は、前記特定演出開始後に、前記内部抽選の結果が前記特定当選態様(抽選グループGRP5)となったゲームで、前記入賞判定手段により、前記第1小役(FBL01〜08)及び第2小役(BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、及びSPL01〜SPL21)のうち何れの小役の入賞が判定されたかに応じて、前記ボーナス当選状態へ移行したか否かを報知する、ことを特徴としている。
前記ボーナス非当選状態をメダル増加期間とした場合には、その終了契機はボーナス役の当選、前記ボーナス当選状態をメダル増加期間とした場合には、その終了契機はボーナス役の入賞となるため、メダル増加期間を可変とすることが可能である。
これにより、煩わしい操作を行わずにメダルを増加させることができ、かつ、1回のメダル増加期間で獲得できるメダル枚数が遊技者の引き(運)で変化する遊技性を有するスロットマシンを提供することができる。
前記リール停止手段は、前記ボーナス当選ゲームにおいて、前記内部抽選の結果が前記第1ボーナス当選態様(GRP1)である場合には、特定のリールに対する停止操作タイミングが第1タイミングである場合にのみ前記ボーナス役の入賞を許容する一方、前記内部抽選の結果が前記第2ボーナス当選態様(GRP2)である場合には、前記特定のリールに対する停止操作タイミングが前記第1タイミングでない場合にのみ前記ボーナス役の入賞を許容する(図23参照)ように構成してもよい。
従って、遊技者は、ボーナス当選態様が第1ボーナス当選態様及び第2ボーナス当選態様のうちの何れであるかを知らない限り、ボーナス役が入賞することになる前記特定のリールに対する停止操作タイミングを判別することが出来ない。よって、当該ゲームでボーナス入賞するか否かは、特定のリールに対する遊技者の停止操作タイミング次第となる。これにより、当該ゲームでメダル増加期間を開始または継続できた場合には、遊技者自身の勘により勝利を掴みとったという自力感を付与することが出来、この結果、興趣をさらに高めることが出来る。
前記特定演出実行手段は、
前記ボーナス当選ゲーム、または前記ボーナス非当選状態中の前記内部抽選手段による内部抽選の結果が前記ボーナス擬制当選態様(GRP7またはGRP8)となったゲームから前記特定演出を開始し、当該ゲームで前記共通取り零し目が表示されなかった場合には前記特定演出を終了する一方、前記共通取り零し目が表示された場合には前記特定演出を継続する、ように構成してもよい。
一方、特定演出の開始ゲームで、共通取り零し目が表示された場合、ボーナス役に当選したか否かが未だ不明であるため、この場合には特定演出を継続する。これにより、特定演出の開始から終了まで、ドキドキ感を維持することが可能となる。
前記報知条件は、前記ボーナス役の入賞、前記内部抽選手段による内部抽選の結果が前記ボーナス擬制当選態様となったゲームでの入賞、前記第1小役の入賞及び前記第2小役の入賞のうちの何れかの成立に設定してもよい。
ート44およびデータ送出回路45は、バスにより、データを通信可能に接続されている。また、メイン基板31には、CPU41にクロックパルスを与えるクロック発生回路46と、乱数を生成する乱数生成回路47とが備えられている。
プボタン20R、精算ボタン21、左リール位置検出センサ51L、中リール位置検出センサ51C、右リール位置検出センサ51R、メダル投入センサ52およびメダル払出センサ53が接続されている。
操作されると、それらの個々に設けられたスイッチまたはセンサから信号が出力され、その信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。また、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが1回転する度に、それぞれ左リール位置検出センサ51L、中リール位置検出センサ51Cおよび右リール位置検出センサ51Rから信号が出力され、その信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。メダル投入口16からメダルが1枚投入される度に、メダル投入センサ52から検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。メダル払出駆動モータ63が駆動されて、メダル貯留部からメダルが払い出される度に、メダル払出センサ53から信号が出力され、その信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
図5〜13に示す如く、各抽選グループは、複数種類の役(条件装置)の組合せで構成されており、内部抽選では、ゲーム開始操作時に取得した乱数値に係る当選範囲が抽選グループ毎に予め定められており、前記乱数値が前記当選範囲にある場合はその抽選グループに当選、ない場合は非当選と判定する。
抽選グループGRP1は、6種類のボーナス役CBA01〜CBA06、具体的には6種類の役物連続作動装置に係る条件装置が重複当選する抽選グループである。抽選グループGRP1に当選した場合は、6種類のボーナス役CBA01〜CBA06の何れかに係る入賞図柄が有効ラインL2上に成立するまで、6種類のボーナス役CBA01〜CBA06の当選状態が維持される。
6種類のボーナス役CBA01〜CBA06のうち、2種類のボーナス役CBA01〜CBA02の何れかが入賞した場合は、「ボードA」または「ボードB」が有効ラインL2上に並ぶことになる。また、残りの4種類のボーナス役CBA03〜CBA06の何れかが入賞した場合は、「ボードA」または「ボードB」が右上がりラインL5上に並ぶことになる。
10種類のボーナス役CBB01〜CBB10のうち、2種類のボーナス役CBB01〜CBB02の何れかが入賞した場合は、「ボードA」または「ボードB」が有効ラインL2上に並ぶことになる。また、残りの8種類のボーナス役CBB03〜CBB10の何れかが入賞した場合は、「ボードA」または「ボードB」が下段ラインL3上に並ぶことになる。
図6に示す抽選グループGRP3は48種類のリプレイ役RPA01〜RPA04、RPB01〜RPB08、RPC01〜RPC12、及びRPD01〜RPD24が重複当選する抽選グループである。
48種類のリプレイ役RPA01〜RPA04、RPB01〜RPB08、RPC01〜RPC12、及びRPD01〜RPD24のうち、4種類のリプレイ役RPA01〜RPA08はそれぞれ、入賞した場合に「リプレイA」または「リプレイB」が有効ラインL2上に並ぶことになる。8種類のリプレイ役RPB01〜RPB08はそれぞれ、入賞した場合に「リプレイA」または「リプレイB」が上段ラインL1上に並ぶことになる。12種類のリプレイ役RPC01〜RPC12はそれぞれ、入賞した場合に「リプレイA」または「リプレイB」が右下がりラインL4上に並ぶことになる。24種類のリプレイ役RPD01〜RPD24はそれぞれ、入賞した場合に「リプレイA」または「リプレイB」が右上がりラインL5上に並ぶことになる。
抽選グループGRP3に当選したゲームでは、左ストップボタン20L、中ストップボタン20Cおよび右ストップボタン20Rの操作順及び操作タイミングにかかわらず、48種類のリプレイ役RPA01〜RPA04、RPB01〜RPB08、RPC01〜RPC12、及びRPD01〜RPD24の何れかに係る入賞図柄が有効ラインL2上に成立し、リプレイ役が入賞することになる。
抽選グループGRP4に当選したゲームでも、抽選グループGRP3に当選したゲームと同様に、左ストップボタン20L、中ストップボタン20Cおよび右ストップボタン20Rの操作順及び操作タイミングにかかわらず、60種類のリプレイ役RPA01〜RPA04、RPB01〜RPB08、RPC01〜RPC12、RPD01〜RPD24、及びRPE01〜RPE12の何れかに係る入賞図柄が有効ラインL2上に成立し、リプレイ役が入賞することになる。
図8〜9に示す抽選グループGRP5は、配当が9枚の69種類の小役BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、及びSPL01〜SPL21と、配当が1枚の8種類の小役FBL01〜FBL08とが重複当選する抽選グループである。
配当が9枚の69種類の小役BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、及びSPL01〜SPL21のうち、小役BLA01〜BLA08は、入賞した場合に「黄7A」または「黄7B」が有効ラインL2上に並ぶことになる。12種類の小役BLB01〜BLB12はそれぞれ、入賞した場合に「黄7A」または「黄7B」が上段ラインL1上に並ぶことになる。16種類の小役BLC01〜BLC16はそれぞれ、入賞した場合に「黄7A」または「黄7B」が右下がりラインL4上に並ぶことになる。12種類の小役BLD01〜BLD12はそれぞれ、入賞した場合に「ベル」が右上がりラインL5上に並ぶことになる。21種類の小役SPL01〜SPL21はそれぞれ、ボーナスゲーム中のみ引込対象となる役で、ボーナス非当選状態中、及びボーナス当選状態中に、各小役SPL01〜21に対応する入賞図柄が有効ラインL2上に成立することはない。
一方、配当が1枚の8種類の小役FBL01〜FBL08はそれぞれ、入賞した場合に、図4に示す停止位置PL1、PC2及びPR2に「リプレイA」、「リプレイB」及び「リプレイC」の何れかが停止することになる。
配当が9枚の69種類の小役BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、及びSPL01〜SPL21については、上述の抽選グループGRP5と同等であるので、説明は省略する。
抽選グループGRP6に当選したゲームでは、左ストップボタン20L、中ストップボタン20Cおよび右ストップボタン20Rの操作順及び操作タイミングにかかわらず、69種類の小役BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、及びSPL01〜SPL21の何れかに係る入賞図柄が有効ラインL2上に成立し、配当9枚の小役が入賞することになる。
31種類の小役CHA01〜21及びCHB01〜10はそれぞれ、入賞した場合には基本的に、図4に示す停止位置PL1及びPL3の何れかに「チェリー」が停止するとともに、停止位置PC2及びPR2に「ボードA」及び「ボードB」の何れかが停止する。
同様に、10種類の小役CHB01〜10の左リール4Lの入賞図柄は、「リプレイB」であるため、10種類の小役CHB01〜10の重複当選で構成された抽選グループGRP8は、図22に示す如く、左ストップボタン20Lの操作タイミングによっては取り零しが生じる抽選グループである。
一方、抽選グループGRP7を構成する21種類の小役CHA01〜21と、抽選グループGRP8を構成する10種類の小役CHB01〜10とが重複当選する抽選グループGRP9では、左リール4Lの入賞図柄は、「リプレイA」、「バー」または「リプレイB」となり、図22に示す如く、左リール4Lには、これらの図柄が最大引込範囲以内に配置されているため、抽選グループGRP9は取り零しが生じない抽選グループである。
ボーナス非当選状態中において、抽選グループGRP1(2種BB1)及び抽選グループGRP2(2種BB2)の抽選値はそれぞれ328、当選確率は約1/199.8に設定している。従って、ボーナス役の合算抽選値は656、合算当選確率は、約1/99.9である。
抽選グループGRP3(リプレイ1)の抽選値は8078、当選確率は約1/8.1、抽選グループGRP4(リプレイ2)の抽選値は900、当選確率は約1/72.8にそれぞれ設定している。従って、リプレイ役の合算抽選値は8978、合算当選確率は、約1/7.3である。
抽選グループGRP7(チェリー1)及び抽選グループGRP8(チェリー2)の抽選値はそれぞれ366、当選確率は約1/179に設定している。抽選グループGRP9(チェリー3)の抽選値は1106、当選確率は約1/59.2に設定している。従って、チェリー役の合算抽選値は1838、合算当選確率は、約1/35.6である。
なお、抽選グループGRP1〜GRP9の何れのグループにも当選しないハズレとなる抽選値は36584、その確率は約1/1.8である。
また、抽選グループGRP3(リプレイ1)の抽選値は34663、当選確率は約1/1.89、抽選グループGRP4(リプレイ2)の抽選値は11555、当選確率は約1/5.67にそれぞれ設定している。従って、リプレイ役の合算抽選値は46218、合算当選確率は、約1/1.42となり、ボーナス非当選状態に比べて大幅に向上する。なお、これに伴い、ハズレとなる確率は0となる。
即ち、ボーナス当選状態は、ボーナス非当選状態に比べてリプレイ確率が大幅に向上する、所謂リプレイタイム(RT)である。
先ず、初期化状態のボーナス非当選状態の内部抽選にて、抽選グループGRP01またはGRP02に当選したボーナス当選ゲームで、ボーナス役に係る入賞図柄組合せが成立した場合には、次ゲームからボーナスゲームに移行する。
ボーナスゲーム中には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作順及び操作タイミングにかかわらず、配当が9枚の小役に係る入賞図柄組合せが有効ラインL2上に成立する。また、ボーナスゲームは、ボーナスゲーム中のメダル獲得枚数が100枚を超えたゲームで終了し、ボーナスゲーム終了後はボーナス非当選状態へ移行する。上述の如く、ボーナスゲーム中には、毎ゲーム9枚のメダルが獲得できるので、ボーナスゲーム中のゲーム数は12ゲーム、ボーナスゲーム中の規定数は3枚であるので、ボーナスゲームのメダル純増枚数は72枚である。
ボーナス当選状態では、ボーナス役に係る入賞図柄組合せが成立するまで、抽選グループGRP1またはGRP2の当選状態が持ち越されるとともに、図14に示すようにハズレのない内部抽選が毎ゲーム実行されるため、毎ゲーム、抽選グループGRP1またはGRP2と、抽選グループGRP3〜GRP9の何れかとが重複当選することになる。従って、ボーナス当選状態では、ボーナス役に係る抽選グループGRP1またはGRP2と、リプレイ役に係る抽選グループGRP3またはGRP4とが重複当選するか、若しくは、ボーナス役に係る抽選グループGRP1またはGRP2と、小役に係る抽選グループGRP5〜GRP9の何れかとが重複当選することになる。
このため、ボーナス当選状態中の内部抽選の結果、リプレイ役に係る抽選グループGRP3またはGRP4に当選したゲームでは、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作順及び操作タイミングにかかわらず、リプレイ役に係る入賞図柄組合せが有効ラインL2上に成立するため、ボーナス役に係る入賞図柄組合せが有効ラインL2上に成立することはない。
一方、小役に係る抽選グループGRP5〜GRP9のうち、抽選グループGRP7またはGRP8に当選したゲームでは、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングによっては、当選した抽選グループGRP7またはGRP8に属する小役に係る入賞図柄組合せの何れも有効ラインL2上に引き込むことが出来ない場合があるため、この場合には、ボーナス役に係る入賞図柄組合せが有効ラインL2上に成立することになる。
具体的には、図16に示す如く、ボーナス非当選状態中に抽選グループGRP1に当選したゲームでは、重複当選した複数種類のボーナス役CBA01〜06のうち、ボーナス役CBA01〜02に係る入賞図柄を引き込みの対象とする。
左リール4Lにおける「ボードA」の引込可能範囲は図柄番号1及び7〜21の連続する16コマの範囲、「ボードB」の引込可能範囲は図柄番号2〜6の連続する5コマの範囲となる。
中リール4Cにおける「ボードA」の引込可能範囲は図柄番号1〜21の全範囲となる。
右リール4Rにおける「ボードA」の引込可能範囲は図柄番号1〜10及び16〜21の連続する16コマの範囲、「ボードB」の引込可能範囲は図柄番号11〜15の連続する5コマの範囲となる。
また、最初のストップボタン操作(以下、第1停止操作という)に関しては、左ストップボタン20L、中ストップボタン20C、右ストップボタン20Rの何れの場合でも、ボーナス役CBA01〜02に係る入賞図柄「ボードA」または「ボードB」を有効ラインL2上へ引き込むことが出来る。
しかしながら、2回目のストップボタン操作(以下、第2停止操作という)以降については、ボーナス役CBA01〜02に係る入賞図柄を有効ラインL2上へ引き込むことが出来ない場合が生じる。
同様に、左ストップボタン20L及び右ストップボタン20Rのうちの一方のストップボタンを操作し、左リール4Lまたは右リール4Rの有効ラインL2上に「ボードB」が停止した場合、入賞の可能性が残るのはボーナス役CBA02のみとなるため、他方のストップボタンの操作タイミングによっては、ボーナス役CBA02に係る入賞図柄を有効ラインL2上に引き込むことが出来ない場合が生じる。
即ち、左ストップボタン20L及び右ストップボタン20Rのうちの一方のストップボタンを操作によって、入賞の可能性が残るボーナス役が1通りに絞り込まれ、その後の他方のストップボタンの操作タイミングに応じて、ボーナス入賞/取り零しの何れかとなる。
左リール4Lの回転位置が図柄番号1及び7〜21の連続する16コマの範囲内にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作され、即ち「ボードA」の引込可能範囲内で左ストップボタン20Lが操作され、且つ、右リール4Rの回転位置が図柄番号1〜10及び16〜21の連続する16コマの範囲内にあるタイミングで右ストップボタン20Rが操作され、即ち「ボードA」の引込可能範囲内で右ストップボタン20Rが操作された場合、抽選グループGRP1の当選ゲームにおいてはボーナス役CBA01が入賞する一方、抽選グループGRP2の当選ゲームにおいては、取り零すことになる。
また、「ボードA」の引込可能範囲内で左ストップボタン20Lが操作され、且つ右リール4Rの回転位置が図柄番号11〜15の連続する5コマの範囲内にあるタイミングで右ストップボタン20Rが操作され、即ち「ボードB」の引込可能範囲内で右ストップボタン20Rが操作された場合、抽選グループGRP1の当選ゲームにおいては取り零す一方、抽選グループGRP2の当選ゲームにボーナス役CBB01が入賞することになる。
また、「ボードB」の引込可能範囲内で左ストップボタン20Lが操作され、且つ「ボードB」の引込可能範囲内で右ストップボタン20Rが操作された場合、抽選グループGRP1の当選ゲームにおいてはボーナス役CBA02が入賞する一方、抽選グループGRP2の当選ゲームにおいては取り零すことになる。
ボーナス役CBA03〜06に係る入賞図柄組合せと、抽選グループGRP7に属する小役CHA05〜08の入賞図柄組合せとは、中リール4Cが「ボードA」、右リール4Rが「リプレイA」または「リプレイB」で共通しており、左リール4Lの図柄が異なる。中リール4Cの「ボードA」、及び右リール4Rの「リプレイA」及び「リプレイB」は、それぞれ最大引込範囲内に配置されているため、中ストップボタン20C及び右ストップボタン20Rの操作タイミングにかかわらず、有効ラインL2上に引き込み可能である。
一方、抽選グループGRP7は、図22に示す如く、左リール4Lの回転位置が図柄番号4〜8の連続する5コマの範囲内にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作された場合には取り零しが生じるため、この場合には、ボーナス役CBA03〜06に係る入賞図柄「黄7A」または「黄7B」を有効ラインL2上に引き込む。
ボーナス役CBA03〜04に係る入賞図柄組合せと、抽選グループGRP8に属する小役CHB03〜04の入賞図柄組合せとは、中リール4Cが「ボードA」、右リール4Rが「リプレイA」または「リプレイB」で共通しており、左リール4Lの図柄が異なる。中リール4Cの「ボードA」、及び右リール4Rの「リプレイA」及び「リプレイB」は、それぞれ最大引込範囲内に配置されているため、中ストップボタン20C及び右ストップボタン20Rの操作タイミングにかかわらず、有効ラインL2上に引き込み可能である。
一方、抽選グループGRP8は、図22に示す如く、左リール4Lの回転位置が図柄番号1〜3及び9〜21の連続する16コマの範囲内にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作された場合には取り零しが生じるため、この場合には、ボーナス役CBA03〜06に係る入賞図柄「黄7A」または「黄7B」を有効ラインL2上に引き込む。
ボーナス役CBB03〜10に係る入賞図柄組合せと、抽選グループGRP7に属する小役CHA09〜16の入賞図柄組合せとは、中リール4Cが「リプレイA」または「リプレイB」、右リール4Rが「黄7A」または「黄7B」で共通しており、左リール4Lの図柄が異なる。中リール4Cの「リプレイA」または「リプレイB」、及び右リール4Rの「黄7A」及び「黄7B」は、それぞれ最大引込範囲内に配置されているため、中ストップボタン20C及び右ストップボタン20Rの操作タイミングにかかわらず、有効ラインL2上に引き込み可能である。
一方、抽選グループGRP7は、図22に示す如く、左リール4Lの回転位置が図柄番号4〜8の連続する5コマの範囲内にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作された場合には取り零しが生じるため、この場合には、ボーナス役CBB03〜10に係る入賞図柄「黄7A」または「黄7B」を有効ラインL2上に引き込む。
ボーナス役CBB03〜10に係る入賞図柄組合せと、抽選グループGRP8に属する小役CHB05〜08の入賞図柄組合せとは、中リール4Cが「リプレイA」または「リプレイB」、右リール4Rが「黄7A」または「黄7B」で共通しており、左リール4Lの図柄が異なる。中リール4Cの「リプレイA」または「リプレイB」、及び右リール4Rの「黄7A」及び「黄7B」は、それぞれ最大引込範囲内に配置されているため、中ストップボタン20C及び右ストップボタン20Rの操作タイミングにかかわらず、有効ラインL2上に引き込み可能である。
一方、抽選グループGRP8は、図22に示す如く、左リール4Lの回転位置が図柄番号1〜3及び9〜21の連続する16コマの範囲内にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作された場合には取り零しが生じるため、この場合には、ボーナス役CBB03〜10に係る入賞図柄「黄7A」または「黄7B」を有効ラインL2上に引き込む。
左リール4Lの回転位置が図柄番号4〜8の連続する5コマの範囲内にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作され、即ち「リプレイB」の引込可能範囲内で左ストップボタン20Lが操作された場合、ボーナス当選状態中の抽選グループGRP7の当選ゲームにおいてはボーナス役が入賞する一方、ボーナス当選状態中の抽選グループGRP8の当選ゲームにおいては小役が入賞することになる。
また、左リール4Lの回転位置が図柄番号1〜3及び9〜21の連続する16コマの範囲内にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作され、即ち「リプレイA」または「バー」の引込可能範囲内で左ストップボタン20Lが操作された場合、ボーナス当選状態中の抽選グループGRP7の当選ゲームにおいては小役が入賞する一方、ボーナス当選状態中の抽選グループGRP8の当選ゲームにおいてはボーナス役が入賞することになる。
一方、ボーナス当選状態中に抽選グループGRP5に当選したゲームでは、抽選グループGRP5に含まれる77種類の小役BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、BLD01〜BLD12、SPL01〜SPL21、及びFBL01〜FBL08のうち、配当が9枚の小役BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、及びBLD01〜BLD12に係る入賞図柄を引き込みの対象とする。これにより、ボーナス当選状態中に抽選グループGRP5に当選したゲームでは、配当が9枚の小役BLA01〜BLA08、BLB01〜BLB12、BLC01〜BLC16、及びBLD01〜BLD12に係る入賞図柄組合せの何れかが有効ラインL2上に成立することになる。
ボーナス当選状態が終了する確率は、毎ゲーム約1/180となるため、ボーナス当選状態中の平均継続ゲーム数は、約180ゲームとなる。従って、ボーナス当選状態に移行した場合には、ボーナス当選状態中に平均で306枚のメダルが獲得できるとともに、ボーナス当選状態終了後のボーナスゲームによって、約72枚のメダルが獲得できるため、合計で、平均378枚のメダル獲得が期待できる。
チャンス演出とは、ボーナス当選状態に移行する可能性がある旨を遊技者に示唆することを目的として、液晶表示装置24上で実行される演出である。
先ず、ステップS1701にて内部抽選処理を実行し、次のステップS1702にて抽選グループGRP1またはGRP2に当選したか否かを判断する。ステップS1702にてノーと判断した場合には、ステップS1703にて抽選グループGRP7またはGRP8に当選したか否かを判断し、ノーと判断した場合にはステップS1701に戻る。一方、ステップS1702にてイエスと判断した場合及びステップS1703にてイエスと判断した場合には、ステップS1704にてチャンス演出を開始する。
図25(a)は、ボーナス当選ゲームでのみ表示される取り零し目、所謂リーチ目を示している。一方、図25(b)は、ボーナス当選ゲームでボーナス入賞を取り零した場合のみならず、ボーナス非当選状態中に抽選グループGRP7及びGRP8に当選したゲームで、小役の入賞を取り零した場合にも表示される場合がある、共通取り零し目を示している。
なお、ボーナス非当選状態中に他の抽選グループGRP3〜6及び9に当選したゲームでは、上述の如く取り零すことはないため、前記リーチ目及び共通取り零し目が表示されることはない。また、ボーナス非当選状態中に外れたゲームにおいても、前記リーチ目及び共通取り零し目が表示されることがないように設定している。
図26(a)はチャンス演出の開始時、即ちボーナス非当選状態中に抽選グループGRP1、GRP2、GRP7、またはGRP8に当選したときに液晶表示装置24上に表示する演出画面例を示す。図26(a)に示す如く、チャンス演出の開始時には、液晶表示装置24にボーナス役に当選した可能性がある旨を示唆するメッセージを表示する。
図26(b)に、チャンス成功報知を実行して、チャンス演出を終了するときに液晶表示装置24上に表示する演出画面例を示す。図26(b)に示す如く、出球が増加するボーナス当選状態への移行が確定した旨を祝福するメッセージを液晶表示装置24に表示して、チャンス演出を終了する。
図17に戻り、次のステップS1709では、ボーナス当選状態中処理に移行してリターンする。ボーナス当選状態中処理については後述する。
次のステップS1711ではボーナス入賞したか否かを判断し、イエスと判断した場合にはボーナスゲーム処理へ移行してリターンする一方、ノーと判断した場合にはステップS1701へ戻り、ボーナス非当選状態中処理を継続する。
なお、ボーナスゲーム処理については上述の通りであるので、説明を省略する。
ボーナス入賞時には、図26(c)に示す如く、出球が増加するボーナス当選状態へは移行しないもののボーナスゲームが開始される旨のメッセージを液晶表示装置24に表示し、また、チェリー入賞時には、図26(d)に示す如く、出球が増加するボーナス当選状態へは移行しない旨のメッセージを液晶表示装置24に表示して、それぞれチャンス演出を終了する。
一方、ステップS1803にてノーと判断した場合には、配当が1枚の小役が入賞したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、S1807にてチャンス成功報知を実行してチャンス演出を終了し、ステップS1701へ戻る。
上述の如く、配当が1枚の小役は、ボーナス非当選状態中に、配当が9枚の小役と1枚の小役とが重複当選する抽選グループGRP5に当選した場合に必ず入賞し、ボーナス当選状態中には入賞することがないため、当該入賞によりボーナス非当選状態中であることが確定する。このため、以降チャンス演出を継続したとしても白けてしまう虞があるため、1枚役の入賞をもってチャンス演出を終了することとしている。
図20はボーナス当選状態中処理の手続の流れを示すフローチャートである。図17〜20からわかるように、ボーナス当選状態中処理へは、上述のチャンス演出がチャンス成功報知で終了した後に移行することになる。
先ず、ステップS2001にて内部抽選処理を実行し、次のステップS2002では抽選グループGRP7〜9に当選したか否かを判断し、ノーと判断した場合にはステップS2001に戻る。
上述の如く、ボーナス当選状態が実際に終了する可能性があるのは、抽選グループGRP7またはGRP8に当選した場合のみで、抽選グループGRP9に当選した場合には継続することになる。しかしながら、抽選グループGRP7またはGRP8に当選したゲームでボーナス入賞を回避した場合に表示される図柄組合せと同等の図柄組合せが抽選グループGRP9に当選したゲームでも表示されること、並びに、抽選グループGRP9に当選したゲームでも終了示唆演出を実行することにより、遊技者が自力でボーナス入賞を回避したと思い込むことが期待でき、抽選グループGRP7またはGRP8に当選した場合のみ終了示唆演出を実行する場合に比べて、終了示唆演出が実行された場合にボーナス当選状態が継続する確率を高くすることが出来るというメリットがあるため、抽選グループGRP9に当選したゲームでも終了示唆演出を実行することとしている。
具体的にステップS2005では、図27(c)に示す如く、ボーナス当選状態が終了しボーナスゲームが開始される旨のメッセージを液晶表示装置24に表示して、終了示唆演出を終了する。
具体的にステップS2007では、図27(b)に示す如く、ボーナス当選状態の継続を祝福するメッセージを液晶表示装置24に表示して、終了示唆演出を終了する。
本発明に係るスロットマシン1のボーナス当選状態では、従来のAT機のようにメダル増加期間中に報知される操作順に従ってストップボタンを操作するという煩わしい手続が不要となる上、その終了条件がメダル獲得枚数に係るものでもないため、初心者から熟練者までの幅広い遊技者層に、夢のある遊技性を提供することが可能となる。
例えば、ボーナスゲーム中にレギュラーボーナス(以下、RBという)の抽選を行う所謂ビッグボーナス(以下、BBという)役を搭載し、BB中の一般ゲーム中にRBに当選したゲームで、RBを入賞させることが出来なかった場合に移行することとなる、BB中のRB内部中を、本発明のボーナス当選状態中に相当するメダル増加期間とすることも可能である。
この場合には、ボーナス役の当選確率を上記実施例よりも高く設定するとともに、配当が異なる複数種類の小役が重複当選したゲームにおける優先引込順を上記実施例とは逆、即ち、ボーナス非当選状態では配当の多い複数種類の小役、ボーナス当選状態では配当の少ない複数種類の小役をそれぞれ優先引込することにより、実現可能である。
LED等の安価な表示装置を用いる場合には、各演出の開始時に点滅開始、成功で点灯、失敗で消灯等の制御を行えばよい。また、音声を用いる場合には、各演出中にはスタートレバー19操作時に通常とは異なる音声をスピーカから出音するとともに、成功及び失敗に応じてその旨の音声をスピーカから出音すればよい。
さらに、前述の各抽選テーブルは一例であり、各抽選区分の当選範囲を設定値に応じて異ならせるなど、各抽選テーブルで具体的に示された数値は、適宜変更可能である。
4C 中リール
4L 左リール
4R 右リール
19 スタートレバー
20C 中ストップボタン
20L 左ストップボタン
20R 右ストップボタン
41 CPU
42 ROM
43 RAM
Claims (5)
- ゲーム開始時に操作する始動操作部と、
前記始動操作部の操作に応じて回転を開始する複数本のリールと、
前記複数本のリールそれぞれに対応して設けられ、各リールを停止させるべく操作する複数の停止操作部と、
前記始動操作部の操作に応じて、対象とする複数種類の役それぞれについての当否を抽選する内部抽選手段と、
各停止操作部操作時の対応するリールの回転位置と、前記内部抽選手段による抽選結果とに応じて、対応するリールの停止位置を決定し、該停止位置にてリールを停止させるリール停止手段と、
前記複数本のリールが停止した状態で、役毎に予め定められた入賞態様を示す図柄組合せが有効ライン上に表示されたことに基づいて役が入賞したと判定する入賞判定手段と、
前記内部抽選手段が抽選対象とする複数種類の役のなかにボーナス役が含まれるボーナス非当選状態中の前記内部抽選手段による抽選の結果、前記ボーナス役に当選したボーナス当選ゲームにおいて、前記入賞判定手段により前記ボーナス役の非入賞が判定されたことに基づいて、遊技状態を前記ボーナス非当選状態からボーナス当選状態へ移行させ、当該ボーナス当選状態において前記入賞判定手段により前記ボーナス役の入賞が判定されたことに基づいて、遊技状態をボーナス状態へ移行させ、該ボーナス状態の終了後は前記ボーナス非当選状態へ移行させる遊技状態移行制御手段と、を備えたスロットマシンであって、
前記内部抽選手段が抽選対象とする複数種類の役には、前記入賞判定手段によって入賞と判定された場合に、役毎に予め定められた配当を付与する小役を含み、
前記内部抽選手段は、少なくとも前記ボーナス非当選状態中及びボーナス当選状態中に、配当が同一の複数種類の第1小役と、該第1小役よりも配当が多い1或いは複数種類の第2小役とが重複して当選する特定当選態様が存在するように内部抽選を行い、
前記内部抽選の結果が前記特定当選態様である場合に、前記リール停止手段は、前記ボーナス非当選状態中及びボーナス当選状態中のうちの一方の遊技状態中には、前記第1小役及び第2小役のうちの一方の小役の入賞態様を構成する図柄組合せを有効ライン上に表示させる一方、他方の遊技状態中には、他方の小役の入賞態様を構成する図柄組合せを有効ライン上に表示させ、
前記遊技状態移行手段によって前記ボーナス当選状態中に移行される可能性がある旨を示唆する特定演出を実行する特定演出実行手段を備え、
前記特定演出実行手段は、前記特定演出開始後に、前記内部抽選の結果が前記特定当選態様となったゲームで、前記入賞判定手段により、前記第1小役及び第2小役のうち何れの小役の入賞が判定されたかに応じて、前記ボーナス当選状態へ移行したか否かを報知する、ことを特徴とするスロットマシン。 - 前記内部抽選手段は、前記ボーナス非当選状態中に前記ボーナス役に当選するボーナス当選態様として、第1ボーナス当選態様と第2ボーナス当選態様とが存在するように内部抽選を行い、
前記リール停止手段は、前記ボーナス当選ゲームにおいて、前記内部抽選の結果が前記第1ボーナス当選態様である場合には、特定のリールに対する停止操作タイミングが第1タイミングである場合にのみ前記ボーナス役の入賞を許容する一方、前記内部抽選の結果が前記第2ボーナス当選態様である場合には、前記特定のリールに対する停止操作タイミングが前記第1タイミングでない場合にのみ前記ボーナス役の入賞を許容する、請求項1に記載のスロットマシン。 - 前記リール停止手段は、前記ボーナス当選ゲームにおいて前記ボーナス役の入賞を許容しない場合に、該ボーナス当選ゲームでしか表示されないリーチ目図柄組合せ及び前記ボーナス当選ゲーム以外でも表示される場合がある共通取り零し目のうちの何れかを表示するとともに、前記内部抽選手段は、少なくとも前記ボーナス非当選状態中に、入賞を取り零した場合に前記リール停止手段によって前記共通取り零し目が表示され得るボーナス擬制当選態様が存在するように内部抽選を行い、
前記特定演出実行手段は、
前記ボーナス当選ゲーム、または前記ボーナス非当選状態中の前記内部抽選手段による内部抽選の結果が前記ボーナス擬制当選態様となったゲームから前記特定演出を開始し、当該ゲームで前記共通取り零し目が表示されなかった場合には前記特定演出を終了する一方、前記共通取り零し目が表示された場合には前記特定演出を継続する、請求項1または2に記載のスロットマシン。 - 前記特定演出実行手段は、前記ボーナス当選ゲーム、または前記内部抽選手段による内部抽選の結果が前記ボーナス擬制当選態様となったゲームにて前記共通取り零し目が表示された後、報知条件が成立した場合に、その時点で滞在している遊技状態に応じて前記ボーナス当選状態へ移行したか否かを報知して、継続中の前記特定演出を終了し、
前記報知条件は、前記ボーナス役の入賞、前記内部抽選手段による内部抽選の結果が前記ボーナス擬制当選態様となったゲームでの入賞、前記第1小役の入賞及び前記第2小役の入賞のうちの何れかの成立に設定している、請求項3に記載のスロットマシン。 - 前記特定演出実行手段は、前記特定演出開始後、所定ゲーム数に亘って前記報知条件が成立しなかったことに応じて、その時点で滞在している遊技状態に応じて前記ボーナス当選状態へ移行したか否かを報知して、前記特定演出を終了する、請求項4に記載のスロットマシン。
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