JP2018013882A - デバイス管理システム、デバイス管理装置及びデバイス管理方法 - Google Patents

デバイス管理システム、デバイス管理装置及びデバイス管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ端末から複数のデバイスを同時に利用するとともに、ペアリングに必要なユーザ操作を不要にし、無線通信圏外からもデバイス利用とデータ通信を可能にする。【解決手段】デバイス管理サーバ100は、ユーザ端末200の要求によりペアリングコードを生成し、ユーザ端末200とデバイス300に送信するペアリング補助部104と、ユーザ端末200とローカル通信可能となったデバイス300からのペアリング代行要求を受信し、他のデバイス300にペアリング要求代行を送信するペアリング仲介部105と、ユーザ端末200とローカル通信不可能なデバイス300とのデータ通信を仲介する通信仲介部107と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザ端末から複数の共有デバイスを同時に利用する、デバイス管理システム、デバイス管理装置及びデバイス管理方法に関する。
ディスプレイやスピーカ、カメラ、マイク、各種センサ等のデバイスと、ユーザが利用するスマートフォン等のユーザ端末とが通信し、デバイスから得た情報をユーザ端末に表示したり、ユーザ端末にある情報をデバイスに出力したり、ユーザ端末からデバイスを操作したりすることが可能である。なお、ここにいう通信は、例えばBluetooth(登録商標)のような、ユーザ端末とデバイス間で直接接続する無線通信を想定しており、以下ではローカル通信と呼ぶ。一方、インターネット経由の通信をネットワーク通信(NW通信)と呼ぶ。
デバイスがユーザの所有物ではなく、他の人と共有する若しくは他人から借りるデバイスの場合には、デバイスを予約したり、デバイスが取得した情報とユーザとを関連付けたり、デバイスを操作するユーザ端末を制限したりするなど、何らかのデバイス管理が必要となる。デバイス管理の一例として、特許文献1には、テーマパーク内に設置され、記念撮影を行うカメラについて、ユーザを撮影した画像に識別子を付与し、この識別子をユーザ端末に送ることで、画像とユーザ端末を紐付けるシステムが記載されている。このシステムを利用することで、ユーザは容易に画像を入手することが可能になるとともに、他人が自分の画像を入手することを防ぐことができる。
特開2011−242864号公報
特許文献1では、ユーザ端末は1台のデバイスを操作し、その1台のデバイスとデータをやり取りすることを想定しており、複数のデバイスを同時に利用することはできない。また、ユーザ端末とデバイスとのローカル通信を始める際には、一般に、デバイスを指定し、さらに安全な通信を行うためのパスキー(パスコード、PINコード、ペアリングコードなどとも呼ばれる)を入力するなど、面倒なユーザ操作が必要である。さらに、ユーザ端末が移動して、デバイスのローカル通信(無線通信)エリアから外れてしまうと、デバイスと通信することができない。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、ユーザ端末から複数デバイスを利用することを可能にするとともに、面倒なユーザ操作なしにデバイスとローカル通信可能であり、さらにローカル通信エリアから外れるデバイスとの通信も可能にする、デバイス管理システム、デバイス管理装置及びデバイス管理方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末とのローカル通信機能及び演算処理機能を搭載する複数のデバイスと、前記ユーザ端末と前記デバイスとの通信を制御するデバイス管理サーバとが、通信ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスと前記ユーザ端末間の通信を管理するデバイス管理システムであって、前記ユーザ端末は、前記デバイス管理サーバに対して、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスを示す第1のデバイスとのローカル通信に必要なペアリングコードの要求を送信し、前記デバイス管理サーバが生成した前記ペアリングコードを受信するペアリング補助要求部と、前記第1のデバイスの中でローカル通信可能なデバイスを示す第2のデバイスに対して、前記ペアリングコードを利用してペアリング要求を生成して送信し、前記第2のデバイスからのペアリング応答を受信するペアリング要求部とを備え、前記デバイスは、前記デバイス管理サーバからの前記ペアリングコードを受信するペアリング補助応答部と、前記ユーザ端末からの前記ペアリング要求を受信し、前記ペアリングコードを利用して前記ペアリング応答を生成して、前記ユーザ端末に送信し、前記デバイス管理サーバにペアリング代行要求を送信するペアリング応答部とを備え、前記デバイス管理サーバは、前記ユーザ端末からの前記ペアリングコードの要求を受信し、前記ペアリングコードを生成して、生成した前記ペアリングコードを前記ユーザ端末と前記第1のデバイスとに送信するペアリング補助部と、前記第2のデバイスから受信した前記ペアリング代行要求を受信し、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスにペアリング要求代行を送信するペアリング仲介部とを備えることを特徴とするデバイス管理システムである。
また、請求項3に係る発明は、ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末とのローカル通信機能及び演算処理機能を搭載する複数のデバイスと、前記ユーザ端末と前記デバイスとの通信を制御するデバイス管理装置とが、通信ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスと前記ユーザ端末間の通信を管理するデバイス管理システムの前記デバイス管理装置であって、前記ユーザ端末からのペアリングコードの要求を受信し、前記ペアリングコードを生成して、生成した前記ペアリングコードを前記ユーザ端末と複数の前記デバイスの中から指定したデバイスを示す第1のデバイスとに送信するペアリング補助部と、前記第1のデバイスの中でローカル通信可能なデバイスを示す第2のデバイスからペアリング代行要求を受信し、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスにペアリング要求代行を送信するペアリング仲介部とを備える
ことを特徴とするデバイス管理装置である。
また、請求項4に係る発明は、ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末とのローカル通信機能及び演算処理機能を搭載する複数のデバイスと、前記ユーザ端末と前記デバイスとの通信を制御するデバイス管理サーバとが、通信ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスと前記ユーザ端末間の通信を管理するデバイス管理システムのデバイス管理方法であって、前記ユーザ端末は、前記デバイス管理サーバに対して、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスを示す第1のデバイスとのローカル通信に必要なペアリングコードの要求を送信し、前記デバイス管理サーバが生成した前記ペアリングコードを受信するステップと、前記第1のデバイスの中でローカル通信可能なデバイスを示すデバイスを示す第2のデバイスに対して、前記ペアリングコードを利用してペアリング要求を生成して送信し、前記第2のデバイスからのペアリング応答を受信するステップとを実行し、前記デバイスは、前記デバイス管理サーバからの前記ペアリングコードを受信するステップと、前記ユーザ端末からの前記ペアリング要求を受信し、前記ペアリングコードを利用して前記ペアリング応答を生成して、前記ユーザ端末に送信し、前記デバイス管理サーバにペアリング代行要求を送信するステップとを実行し、前記デバイス管理サーバは、前記ユーザ端末からの前記ペアリングコードの要求を受信し、前記ペアリングコードを生成して、生成した前記ペアリングコードを前記ユーザ端末と前記第1のデバイスとに送信するステップと、前記第2のデバイスから受信した前記ペアリング代行要求を受信し、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスにペアリング要求代行を送信するステップとを実行することを特徴とするデバイス管理方法である。
かかる構成によれば、ユーザ端末は、指定した複数のデバイス(第1のデバイス)のうちで1つでもローカル通信可能なデバイス(第2のデバイス)があれば、該デバイスとペアリング処理を行い、さらに該デバイスとデバイス管理サーバを経由することで、直接にはローカル通信が不可能なデバイスを利用することが可能となる。また、ユーザ端末とデバイス間のペアリング処理に必要な、デバイスの指定やペアリングコードを入力するユーザ操作がなくなり、ユーザ端末がデバイスの通信距離圏内にあれば、指定した複数のデバイスを利用可能となる。
請求項2に係る発明は、前記ユーザ端末は、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスの中でローカル通信不可能なデバイスを示す第3のデバイスとデータ通信する際には、前記第2のデバイスを介して通信する端末通信部を備え、前記デバイスは、自身が第2のデバイスである場合に、前記ユーザ端末と前記第3のデバイスとの間の通信を前記デバイス管理サーバを介して行うデバイス通信部を備え、前記デバイス管理サーバは、前記ユーザ端末と前記第3のデバイスとの通信を前記第2のデバイスを介して行う通信仲介部を備えることを特徴とする請求項1に記載のデバイス管理システムである。
かかる構成によれば、ユーザ端末は、指定した複数のデバイスのうちで1つでもローカル通信可能なデバイスがあれば、そのデバイスとローカル通信を行い、さらにそのデバイスとデバイス管理サーバを経由することで、直接にはローカル通信が不可能なデバイスとデータ通信可能となる。
本発明によれば、ユーザ端末から複数デバイスを利用することを可能にするとともに、面倒なユーザ操作なしにデバイスとローカル通信可能であり、さらにローカル通信エリアから外れるデバイス(第3のデバイス)との通信も可能にする、デバイス管理システム、デバイス管理装置及びデバイス管理方法を提供することができる。
本実施形態に係るユーザ端末とデバイスとの通信を例示した図である。 本実施形態に係るデバイス管理システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係るデバイス管理サーバ、ユーザ端末及びデバイスの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るデバイス管理サーバが保有するユーザ端末情報の構成を例示する図である。 本実施形態に係るデバイス管理サーバが保有するデバイス情報の構成を例示する図である。 本実施形態に係るデバイス管理サーバが保有する端末・デバイス接続情報の構成を例示する図である。 本実施形態に係るデバイス管理サーバが保有するデバイス予約情報の構成を例示する図である。 本実施形態に係るデバイス管理サーバが保有するデバイス利用情報の構成を例示する図である。 本実施形態に係るユーザ端末が保有する利用デバイス情報の構成を例示する図である。 本実施形態に係るデバイスが保有するユーザ端末接続情報の構成を例示する図である。 本実施形態に係るデバイス管理システムの通信制御処理の全体の流れを示すシーケンスを示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末登録処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係るデバイス登録処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係るデバイス予約処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係るペアリング補助処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係るデバイス「1」とのペアリング処理を例示するシーケンス図ある。 本実施形態に係る利用開始処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係るデバイス「2」とのペアリング処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係る利用終了処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係るユーザ端末とローカル通信可能なデバイスとの間の通信処理を例示するシーケンス図である。 本実施形態に係るユーザ端末とローカル通信可能でないデバイスとの間の通信処理を例示するシーケンス図である。 従来技術を用いたユーザ端末とデバイスとの通信を例示した図である。
以下、本発明の実施形態のデバイス管理システムを図面を用いて説明する。
≪概要≫
図22は、従来技術を用いたユーザ端末200とデバイス300との通信を例示した図である。
利用に先立ち、ユーザ端末200がデバイス管理サーバ(デバイス管理装置)100にデバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2との利用を予約する。ユーザ端末200がデバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2とを同時に利用するためには、ユーザ端末200は2つのデバイスのローカル通信エリアが重なったエリアに内にいなければならない。また、ローカル通信を始める際には、ユーザは、通信するデバイスの指定及び安全にローカル通信確立のためのペアリングコードの入力などの操作が必要となる。
図1は、本実施形態に係るユーザ端末200とデバイス300との通信を例示した図である。
デバイス「1」300−1のローカル通信エリア若しくはデバイス「2」300−2のローカル通信エリアのどちらかにユーザ端末200があれば、デバイス管理サーバ(デバイス管理装置)100を仲介して、2つのデバイスを同時に利用することができる。図1では、ユーザ端末200は、デバイス「1」300−1のローカル通信圏内にあり、デバイス「2」300−2のローカル通信圏外であるが、デバイス「1」300−1とデバイス管理サーバ100とを経由することで、ユーザ端末200はデバイス「2」300−2を利用することができる。また、デバイス管理サーバ100がペアリングコードを生成し、ユーザ端末200と、デバイス「1」300−1及びデバイス「2」300−2とに送信することで、デバイス指定やペアリングコード入力などのユーザ操作が不要となる。
本実施形態では、本発明を施設内の避難誘導システムに適用したとして説明する。避難誘導システムにおけるデバイスには、表示装置と誘導灯があり、当該施設内に複数設置されている。ユーザ端末200が表示装置に近づくと、表示装置に避難経路が表示され、さらに、デバイス管理サーバ100の指示により、避難経路に沿って順々に誘導灯が点滅する。ユーザは、順々に点滅する誘導灯を辿っていくことで、避難することができる。
本実施形態の避難誘導システムでは、デバイス「1」300−1は表示装置、デバイス「2」300−2は最初に点滅する誘導灯とする。
なお、本発明での「ペアリング」は、ユーザ端末200とデバイス300との間の通信の準備処理全体を示す。Bluetoothを含め無線通信でのペアリングは、ユーザ端末200とデバイス300との間のローカル通信を確立する処理を指すことが多いが、本発明では、ユーザ端末200と、デバイス300と、デバイス管理サーバ100とでの、ローカル通信とNW通信を合わせた通信の確立を含めた処理をペアリングと呼ぶ。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
≪ネットワーク構成≫
図2は本実施形態に係るデバイス管理システム1の全体構成を示す図である。図2を参照して、本実施形態のデバイス管理システム1のネットワーク構成を説明する。
デバイス管理システム1は、デバイス管理サーバ(デバイス管理装置)100と、ユーザが所有するユーザ端末200と、複数のデバイス300とが、互いにインターネット等を介してNW通信可能なように接続されている。また、ユーザ端末200と複数のデバイス300との間では、無線形式のローカル通信が可能である。
デバイス管理サーバ(デバイス管理装置)100には、デバイス300のID(Identification、識別子、識別情報)、位置、用途、グループなどが登録されている。ユーザは、ユーザ端末200からデバイス管理サーバ100にアクセスし、用途やグループなどを指定して、ユーザが利用するデバイス300を予約する。本実施形態では、避難誘導という用途を指定して予約する。他に遊園地での記念撮影という用途がある。
≪デバイス管理サーバの構成≫
図3は、本実施形態に係るデバイス管理サーバ(デバイス管理装置)100、ユーザ端末200及びデバイス300の構成を示すブロック図である。図3を用いて、デバイス管理サーバ100の構成を説明する。
デバイス管理サーバ100は、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータで実現され、装置内部のCPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置がメモリに記憶された制御プログラムを実行することによって、制御部(図の記載なし)として機能する。制御部は、ユーザ端末登録・認証受付部101、デバイス登録・認証受付部102、デバイス予約受付部103、ペアリング補助部104、ペアリング仲介部105、利用開始・終了仲介部106、及び通信仲介部107を備える。
また、デバイス管理サーバ100は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される記憶部(図の記載なし)を備え、ユーザ端末情報121、デバイス情報122、デバイス予約情報123、デバイス利用情報124、及び端末・デバイス接続情報125を格納する。
以下、制御部と記憶部に含まれる構成について説明する。
ユーザ端末登録・認証受付部101は、ユーザ端末200を登録する処理(後述する図12参照)と、登録後にアクセスしてきたユーザ端末200を認証する処理を行う。認証の際には、ユーザ端末登録・認証受付部101は、ユーザ端末200から受信したユーザ端末IDとパスワードとを、ユーザ端末情報121(図4)が保存するユーザ端末IDとパスワードとにより照合して認証する。
図4は本実施形態に係るデバイス管理サーバ100が保有するユーザ端末情報121の構成を例示する図である。
ユーザ端末情報121は、ユーザ端末200に関する情報を保持するテーブル形式のデータであり、ユーザ端末IDとパスワードとを含んでいる。ユーザ端末IDはユーザ端末200のIDである。パスワードは、ユーザ端末登録・認証受付部101がユーザ端末200を認証する際に使われる情報である。
図3に戻り、デバイス登録・認証受付部102は、デバイス300の登録(後述する図13参照)と、登録後にアクセスしてきたデバイス300を認証する処理を行う。認証の際には、デバイス登録・認証受付部102は、デバイス300から受信したデバイスIDとパスワードとを、デバイス情報122(図5)が保存するデバイスIDとパスワードとにより照合して認証する。
図5は本実施形態に係るデバイス管理サーバ100が保有するデバイス情報122の構成を例示する図である。
デバイス情報122は、デバイス300に関する情報を保持するテーブル形式のデータであり、デバイスID、パスワード、位置、種別、用途、グループ、及びIPアドレスの情報を含んでいる。デバイスIDはデバイス300のIDである。パスワードは、デバイス登録・認証受付部102がデバイス300を認証する際に使われる情報である。位置は、例えば、「N**. **. **. **E**. **. **. **」のような形式のデータであり、デバイスの緯度・経度等の位置情報を示す。種別は、デバイスの種別を示し、「カメラ」や「表示装置」、「誘導灯」などがある。用途は、例えば、「記念撮影」や「避難誘導」のように、デバイスの用途や目的を示す。グループは、デバイスが所属するグループを示す。図5の例では、「遊園地Qの回転木馬」、「施設Pのゾーン1」のように、デバイスの設置場所でグループ分けしたグループを示している。他にも、サービスや利用可能なユーザグループなどに応じてグループを設けることができる。IPアドレスとは、インターネットを介してNW通信する場合のデバイス300のIPアドレスを意味する。
図3に戻り、デバイス予約受付部103は、ユーザ端末200が送信した、デバイス300の用途やグループ、位置などを指定したデバイスの検索要求に対して、該当するデバイスの一覧を送信する。また、ユーザ端末200が送信した予約対象のデバイス300のIDを受信し、予約処理を実行する(後述する図14参照)。
ペアリング補助部104は、ユーザ端末200からペアリング補助要求を受信して、ペアリングコードを生成し、ユーザ端末200と予約対象のデバイス300とに送信する(後述する図15参照)。
ペアリング仲介部105は、デバイス300からペアリング代行要求を受信して、予約対象のデバイス300に、ペアリング要求代行を送信し、ユーザ端末200とデバイス300との間の接続状況を示す情報である端末・デバイス接続情報125(図6)を更新する(後述する図16、図18参照)。
図6は本実施形態に係るデバイス管理サーバ100が保有する端末・デバイス接続情報125の構成を例示する図である。
端末・デバイス接続情報125は、ユーザ端末200とデバイス300との間のローカル通信の接続状況を示すテーブル形式のデータであり、ユーザ端末ID、デバイスID、接続状況の情報を含んでいる。接続状況は「接続」又は「非接続」であり、「接続」は現時点でのユーザ端末IDに示すユーザ端末200とデバイスIDとに示すデバイス300とがローカル通信可能であること、「非接続」はローカル通信できないことを示す。
図3に戻り、利用開始・終了仲介部106は、ユーザ端末200からの利用開始要求を受信して、利用が始まったことを通知する利用開始要求代行を予約したデバイス300に送信する(後述する図17参照)。また、ユーザ端末200からの利用終了要求を受信して、利用が終わったことを通知する利用終了要求代行を予約したデバイス300に送信する(後述する図19参照)。
通信仲介部107は、ユーザ端末200とローカル通信不可能なデバイス300とのデータ通信を仲介する。すなわち、ユーザ端末200とローカル通信不可能なデバイス300とが通信する場合には、ローカル通信可能なデバイス300とデバイス管理サーバ100の通信仲介部107とを経由して通信する(後述する図21参照)。
図7は本実施形態に係るデバイス管理サーバ100が保有するデバイス予約情報123の構成を例示する図である。
デバイス予約情報123は、ユーザ端末200が利用するデバイス300の予約状況を示すテーブル形式のデータであり、デバイスID、ユーザ端末IDの情報を含んでいる。ユーザ端末IDに示すユーザ端末200がデバイスIDに示すデバイス300を予約していることを示す。
図8は本実施形態に係るデバイス管理サーバ100が保有するデバイス利用情報124の構成を例示する図である。
デバイス利用情報124は、ユーザ端末200が利用中又は利用したデバイス300を示すテーブル形式のデータであり、ユーザ端末200の、デバイス300の利用履歴のデータである。デバイス利用情報124は、デバイスID、ユーザ端末ID、開始日時、終了日時、及び利用状況の情報を含んでいる。開始日時と終了日時は、それぞれ利用開始日時と利用終了日時を示す。利用状況は、「利用中」又は「利用済」であり、それぞれ、ユーザ端末IDに示すユーザ端末200がデバイスIDに示すデバイス300を利用中であること、利用済みであることを示す。デバイス300が利用中の場合には、終了日時は「−」となる。
≪ユーザ端末の構成≫
図3に戻り、ユーザ端末200の構成を説明する。
ユーザ端末200は、スマートフォン、タブレット等の汎用コンピュータで実現され、装置内部のCPU等の演算処理装置がメモリに記憶された制御プログラムを実行することによって制御部(図の記載なし)として機能する。制御部は、ユーザ端末登録・認証要求部201、デバイス予約部202、ペアリング補助要求部203、ペアリング要求部204、利用開始・終了要求部205、及び端末通信部206を備える。
また、ユーザ端末200は、RAMやフラッシュメモリなどの記憶装置によって実現される記憶部(図の記載なし)を備え、利用デバイス情報211を格納する。
以下、制御部と記憶部に含まれる構成について説明する。
ユーザ端末登録・認証要求部201は、ユーザ端末200自身をデバイス管理サーバ100に登録する処理(後述する図12参照)と認証を要求する処理を行う。認証の際には、ユーザ端末IDとパスワードとをデバイス管理サーバ100に送信し、認証を要求する。
デバイス予約部202は、デバイス管理サーバ100にアクセスし、利用するデバイス300を検索して、予約する処理を行う(後述する図14参照)。
ペアリング補助要求部203は、デバイス管理サーバ100にアクセスして、予約したデバイス300とローカル通信を始める際のペアリング処理に必要なペアリングコードを要求するペアリング補助処理を行う(後述する図15参照)。
ペアリング要求部204は、予約したデバイス300とローカル通信を始める際のペアリング処理を行う(後述する図16、図18参照)。
利用開始・終了要求部205は、デバイス管理サーバ100にアクセスして、予約したデバイス300の利用開始の処理と利用終了の処理とを行う。利用開始の処理は図17を用いて、利用終了の処理は図19を用いて後述する。
端末通信部206は、デバイス300への操作命令の送信、デバイス300での操作結果の受信、デバイス300とのデータの送受信などのデータ通信処理を行う(後述する図20と図21参照)。
図9は本実施形態に係るユーザ端末200が保有する利用デバイス情報211の構成を例示する図である。
利用デバイス情報211は、予約したデバイス300の情報と、デバイス300とのローカル通信の接続に関する情報を保持するテーブル形式のデータであり、デバイスID、開始日時、終了日時、利用状況、接続状況、及びペアリングコードの情報を含んでいる。デバイスIDは予約したデバイス300のIDである。開始日時は利用開始日時であり、終了日時は利用終了日時であり、日時が確定していない場合には「−」となる。利用状況は、デバイスの利用状況を示し、予約すると「予約済」、利用を開始すると「利用中」、利用を終了すると「利用済」となる。接続状況は「接続」又は「非接続」であり、それぞれ、デバイスIDに示すデバイス300とローカル通信可能なこと、ローカル通信不可能なことを示す。ペアリングコードは、デバイスIDに対応するデバイス300とのローカル通信の接続時に必要な情報であり、ローカル通信の確立に用いられる。
≪デバイスの構成≫
図3に戻り、デバイス300の構成を説明する。
デバイス300は、カメラや表示装置、誘導灯などの各種装置である。通信装置及びマイコン等で実現される演算処理装置を備え、演算処理装置がメモリに記憶された制御プログラムを実行することによって制御部(図の記載なし)として機能する。制御部は、デバイス登録・認証要求部301、ペアリング補助応答部302、ペアリング応答部303、利用開始・終了応答部304、及びデバイス通信部305を備える。
また、デバイス300は、RAMやフラッシュメモリなどの記憶装置によって実現される記憶部(図の記載なし)を備え、ユーザ端末接続情報311を格納する。
以下、制御部と記憶部に含まれる構成について説明する。
デバイス登録・認証要求部301は、デバイス300自身をデバイス管理サーバ100に登録する処理(後述する図13参照)と認証を要求する処理を行う。認証の際には、デバイスIDとパスワードとをデバイス管理サーバ100に送信し、認証を要求する。
ペアリング補助応答部302は、デバイス管理サーバ100から、ユーザ端末200とローカル通信を始める際のペアリング処理に必要なペアリングコードを受信するペアリング補助処理を行う(後述する図15参照)。
ペアリング応答部303は、ユーザ端末200とローカル通信を始める際のペアリング処理を行う(後述する図16と図18参照)。
利用開始・終了応答部304は、デバイス管理サーバ100にアクセスして、ユーザ端末200が要求する利用開始の処理と利用終了の処理を行う。利用開始の処理は図17を用いて、利用終了の処理は図19を用いて後述する。
デバイス通信部305は、ユーザ端末200からの操作命令の受信やユーザ端末200への操作結果の送信、ユーザ端末200とのデータの送受信などのデータ通信処理を行う(後述する図20と図21参照)。
図10は本実施形態に係るデバイス300が保有するユーザ端末接続情報311の構成を例示する図である。
ユーザ端末接続情報311は、ユーザ端末200とのローカル通信の接続に関する情報を保持するテーブル形式のデータであり、ユーザ端末ID、接続状況、ペアリング要求代行受信状況、利用状況、及びペアリングコードの情報を含んでいる。ユーザ端末IDはユーザ端末200のIDである。接続状況は、「接続」又は「非接続」であり、それぞれ、ユーザ端末IDに対応するユーザ端末200とローカル通信可能なこと、ローカル通信不可能なことを示す。ペアリング要求代行受信状況は、「有」又は「無」であり、「有」は後述するデバイス管理サーバ100が送信したペアリング要求代行を受信したことを示し、「無」は受信していないことを示す。利用状況はユーザ端末IDに対応するユーザ端末200の当該デバイス300に対する利用状況を示し、「予約済」、「利用中」又は「利用済」である。ペアリングコードは、ユーザ端末200とのローカル通信の接続時に必要な情報であり、ユーザ端末200とのローカル通信確立に用いられる。
ユーザ端末情報121、デバイス情報122、デバイス予約情報123、デバイス利用情報124、端末・デバイス接続情報125、利用デバイス情報211、及びユーザ端末接続情報311は、全てテーブル形式の情報である。各テーブルの行を、以下ではレコードと呼び、レコードを追加する、レコードを削除するなどと記載する。
≪デバイス管理システムの通信制御処理≫
図11は、本実施形態に係るデバイス管理システム1の通信制御処理の全体の流れを示すシーケンスを示す図である。
図11を参照して、デバイス管理システム1におけるユーザ端末200とデバイス300とデバイス管理サーバ(デバイス管理装置)100との間の通信処理の全体概要を説明する。本実施形態の通信処理は、(1)ユーザ端末登録処理(S100)、(2)デバイス登録処理(S200)、(3)デバイス予約処理(S300)、(4)ペアリング補助処理(S400)、(5)デバイス「1」とのペアリング処理(S500)、(6)利用開始処理(S600)、(7)デバイス「2」とのペアリング処理(S700)、及び(8)利用終了処理(S800)に分けられる。
(1)ユーザ端末登録処理(S100)は、デバイス管理サーバ100にユーザ端末200の登録を行う処理であり、(3)以降の処理の開始前に予め実行される(後述する図12参照)。
(2)デバイス登録処理(S200)は、デバイス管理サーバ100にデバイスの登録を行う処理であり、(3)以降の処理の開始前に予め実行される(後述する図13参照)。
(3)デバイス予約処理(S300)は、ユーザ端末200がデバイス管理サーバ100にアクセスして、ユーザ端末200が利用するデバイス300を検索して、予約する処理である(後述する図14参照)。
(4)ペアリング補助処理(S400)は、ユーザ端末200がデバイス管理サーバ100にアクセスして、ユーザ端末200が予約したデバイス300にローカル通信する際に必要なペアリングコードを入手する処理である。ペアリングコードは、ユーザ端末200と予約したデバイス300とが共有する(後述する図15参照)。
(5)デバイス「1」とのペアリング処理(S500)は、ユーザ端末200がデバイス「1」300−1に近づき、ローカル通信可能になり、このローカル通信の確立に係る処理である(後述する図16参照)。
(6)利用開始処理(S600)は、ユーザ端末200がデバイス管理サーバ100にアクセスして、ユーザ端末200が予約したデバイス300を利用開始時に行う処理である(後述する図17参照)。
本実施形態では、(5)ペアリング処理に引き続いて行う。
(7)デバイス「2」とのペアリング処理(S700)は、ユーザ端末200がデバイス「2」300−2に近づき、ローカル通信可能になり、このローカル通信を確立に係る処理である(後述する図18参照)。
(8)利用終了処理(S800)は、ユーザ端末200がデバイス管理サーバ100にアクセスして、ユーザ端末200が利用していたデバイス300の利用終了時に行う処理である(後述する図19参照)。
以下、図12から図19のシーケンス図を参照して、上記(1)ユーザ端末登録処理、(2)デバイス登録処理、(3)デバイス予約処理、(4)ペアリング補助処理、(5)デバイス「1」とのペアリング処理、(6)利用開始処理、(7)デバイス「2」とのペアリング処理、及び(8)利用終了処理の詳細を説明する。
≪ユーザ端末登録処理≫
図12は本実施形態に係る(1)ユーザ端末登録処理を例示するシーケンス図である。
図12に示すように、ユーザ端末200のユーザ端末登録・認証要求部201が、デバイス管理サーバ100に接続する処理を行う(S101)。
続いて、ユーザ端末登録・認証要求部201が、ユーザ端末登録要求をデバイス管理サーバ100に送信する(S102)。
ユーザ端末登録要求を受信したデバイス管理サーバ100のユーザ端末登録・認証受付部101は、このユーザ端末200に対するユーザ端末ID及びパスワードを生成する(S103)。
本実施形態では、ユーザ端末IDは「TA」とする。
次に、ユーザ端末登録・認証受付部101は、ユーザ端末情報121(図4)に、先に生成したユーザ端末IDとパスワードとを保存する更新を行う(S104)。
続いて、ユーザ端末登録・認証受付部101は、先に生成したユーザ端末IDとパスワードとをユーザ端末200に送信する(S105)。
ユーザ端末200のユーザ端末登録・認証要求部201は、ユーザ端末IDとパスワードを受信して、デバイス管理サーバ100にアクセスする際の認証情報として、ユーザ端末200の記憶部(図の記載なし)に格納する(S106)。
≪デバイス登録処理≫
図13は本実施形態に係る(2)デバイス登録処理を例示するシーケンス図である。
図13に示すように、デバイス300のデバイス登録・認証要求部301が、デバイス管理サーバ100に接続する処理を行う(S201)。
続いて、デバイス登録・認証要求部301は、デバイス登録要求をデバイス管理サーバ100に送信する(S202)。
デバイス登録要求を受信したデバイス管理サーバ100のデバイス登録・認証受付部102は、このデバイス300に対するデバイスID及びパスワードを生成する(S203)。
次に、デバイス登録・認証受付部102が、デバイス情報122(図5)に、先に生成したデバイスIDとパスワードとを保存する更新を行う(S204)。
続いて、デバイス登録・認証受付部102が、先に生成したデバイスIDとパスワードとをデバイス300に送信する(S205)。
デバイス300のデバイス登録・認証要求部301が、デバイスIDとパスワードとを受信して、デバイス管理サーバ100にアクセスする際の認証情報として、デバイス300の記憶部(図の記載なし)に格納する(S206)。
なお、デバイス情報122(図5)の位置、種別、用途、グループ、及びIPアドレスは、例えば、デバイス管理システム1の管理者等により別途登録される。
≪デバイス予約処理≫
図14は本実施形態に係る(3)デバイス予約処理を例示するシーケンス図である。
図14に示すように、ユーザ端末200のユーザ端末登録・認証要求部201は、デバイス管理サーバ100との間で、ユーザ端末200の記憶部(図の記載なし)にあるユーザ端末ID及びパスワードを用いてユーザ認証を行う(S301)。
続いて、デバイス予約部202は、デバイスの用途やグループ、位置などの検索条件を伴ったデバイス検索要求をデバイス管理サーバ100に送信する(S302)。
本実施形態では、ユーザ端末200が、用途=「避難誘導」かつグループ=「施設P」という検索条件を指定して、デバイス検索要求を送信する。
デバイス検索要求を受信すると、デバイス管理サーバ100のデバイス予約受付部103は、デバイス情報122(図5)を検索し、検索条件に合致したデバイスの一覧表を生成する(S303)。
続いて、デバイス予約受付部103は、S303で生成したデバイス一覧表をユーザ端末200に送信する(S304)。
デバイス一覧表を受信すると、ユーザ端末200のデバイス予約部202は、デバイス一覧表の中から利用予約するデバイス300を選択する(S305)。
このユーザ端末200により選択されたデバイス300が、請求項の第1のデバイスに対応する。
本実施形態では、施設P内のどこからでも、避難誘導ができるように、デバイス一覧表にある全てのデバイス300を選択する。
次に、デバイス予約部202は、選択したデバイス300のデバイスIDをデバイス管理サーバ100に送信する(S306)。
本実施形態では、表示装置であるデバイス「1」300−1のデバイスIDである「D01」と誘導灯であるデバイス「2」300−2のデバイスIDである「D02」とを送信する。
続いて、デバイス予約部202は、予約したデバイス300のデバイスIDを利用デバイス情報211(図9)に格納する更新を行う(S307)。デバイス300ごとに1レコードを追加、予約したデバイスIDをデバイスIDに、利用状況は「予約済」、接続状況は「非接続」、開始日時と終了日時とペアリングコードは「−」として、レコードを追加する。
デバイスIDを受信すると、デバイス管理サーバ100のデバイス予約受付部103は、送信元のユーザ端末IDとデバイスIDとをデバイス予約情報123(図7)に登録する更新を行う(S308)。
この格納の際には、デバイス300の1つにつき、1レコードとして登録する。
≪ペアリング補助処理≫
図15は本実施形態に係る(4)ペアリング補助処理を例示するシーケンス図である。
ペアリング補助処理を開始するタイミングについては、(3)デバイス予約処理の後、(5)デバイス「1」300−1とのペアリング処理の前に行えばよい。(3)デバイス予約処理の直後に行ってもよいし、ユーザ端末200がデバイス300に近づき、(5)デバイス「1」300−1とのペアリング処理を行う直前に行ってもよい。
本実施形態では、(3)デバイス予約処理の直後に行うとして、以下、図15に示すシーケンス図を参照して、説明する。また、デバイス予約処理で予約したデバイス300は、図15に示す、デバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2との2つであり、それぞれのデバイスIDは「D01」、「D02」である。
ユーザ端末200のペアリング補助要求部203は、利用デバイス情報211(図9)にある予約したデバイス300のデバイスIDを取り出し、このデバイスIDと自身のユーザ端末IDを含んだペアリング補助要求を、デバイス管理サーバ100に送信する(S401)。
ペアリング補助要求を受信すると、デバイス管理サーバ100のペアリング補助部104は、デバイス予約情報123(図7)に対応するレコードがあることを確認する(S402)。
次に、ペアリング補助部104は、デバイスIDに対応付けされているIPアドレスをデバイス情報122(図5)から抽出し、この抽出されたIPアドレスを使用してデバイス300に接続する。その後、デバイス管理サーバ100のデバイス登録・認証受付部102が、デバイス300のデバイス登録・認証要求部301との間でデバイス認証を行う(S403)。
ペアリング補助部104は、ペアリングコードとして乱数を生成する(S404)。
なお、図面では、このペアリングコードを「PC34」と示す。
次に、ペアリング補助部104は、このペアリングコードを含んだペアリング補助応答を、ユーザ端末200に送信する(S405)。
続いて、ペアリング補助部104は、このペアリングコードと端末IDの「TA」とを含んだペアリング補助応答を、ペアリング補助要求に含まれていたデバイスIDに相当する、デバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2とに送信する(S406)。
ペアリング補助応答を受信すると、各ユーザ端末200のペアリング補助要求部203は、利用デバイス情報211(図9)中の対応するレコードのペアリングコードに、受信したペアリング補助応答にあるペアリングコードを格納する。これは、S401のペアリング補助要求に含めたデバイスIDの個数分だけレコードに更新することになる(S407)。
ペアリング補助応答を受信すると、デバイス300のペアリング補助応答部302は、ユーザ端末接続情報311(図10)を更新する。すなわち、一つのレコードを追加して、受信したペアリング補助応答にあるユーザ端末IDとペアリングコードとを格納し、接続状況は「非接続」、ペアリング要求代行受信状況は「無」、利用状況は「予約済」と更新する(S408)。
≪デバイス「1」とのペアリング処理≫
図16は本実施形態に係る(5)デバイス「1」300−1とのペアリング処理を例示するシーケンス図ある。
ペアリング処理の開始タイミングは、ユーザ端末200が、予約したいずれかのデバイス300の近くに移動して、ユーザ端末200と該デバイス300とがローカル通信可能になった時である。本実施形態の避難誘導システムでは、ユーザ端末200がデバイス「1」300−1の表示装置に近づいたタイミングに相当する。以後、ユーザ端末200が図16に示すデバイス「1」300−1に近づいて、ローカル通信可能となったとして、説明する。上記のローカル通信可能になったデバイス300が請求項の第2のデバイスに対応する。
なお、ユーザ端末200がデバイス300に近づいたことを検知する方法には、デバイス300が自身のデバイスIDを含んだビーコン信号をブロードキャストし、この信号をユーザ端末が受信する等の方法がある。
ユーザ端末200のペアリング要求部204は、ローカル通信可能となったデバイス「1」300−1に対して、デバイスIDである「D01」と、ユーザ端末200のIDである「TA」と、生成した乱数とペアリングコードを用いて暗号処理された認証データとを含む、ペアリング要求を送信する(S501)。
なお、ペアリングコードは、利用デバイス情報211(図9)のデバイスIDが「D01」であるレコードから得ることができる。
ペアリング要求を受信すると、デバイス「1」300−1のペアリング応答部303は、ユーザ端末接続情報311(図10)に対応するレコード、即ち、ユーザ端末IDが「TA」であるレコードがあることを確認し、さらに、ペアリング要求に含まれる認証データが正しいことを、ユーザ端末接続情報311に対応するレコードにあるペアリングコードを用いて確認する。
次に、ペアリング応答部303は、デバイスID「D01」と、ユーザ端末200の識別情報である「TA」と、新たに生成した乱数とペアリングコードを用いて暗号処理された認証データとを含む、ペアリング応答をユーザ端末200に送信する(S502)。
続いて、ペアリング応答部303は、ユーザ端末接続情報311の対応するレコードの接続状況を「接続」に更新する(S503)。
ペアリング応答を受信すると、ユーザ端末200のペアリング要求部204は、ペアリング応答にある認証データが正しいことを、利用デバイス情報211(図9)に対応するレコードにあるペアリングコードを用いて確認し、そのレコードの接続状況を「接続」に更新する(S504)。
S503に続いて、デバイス「1」300−1のペアリング応答部303は、ユーザ端末IDである「TA」を含んだペアリング代行要求を、デバイス管理サーバ100に送信する(S505)。
ペアリング代行要求を受信すると、デバイス管理サーバ100のペアリング仲介部105は、ペアリング代行要求に含まれたユーザ端末ID「TA」に対応したレコードが、端末・デバイス接続情報125(図6)に存在するか検索する。現時点では、ユーザ端末200が、予約したデバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2の2つに対して、初めてローカル通信が可能になったので、端末・デバイス接続情報125には、対応するレコードは存在しない。ペアリング仲介部105は、ユーザ端末IDが「TA」、デバイスIDが「D01」、接続状況が「接続」であるレコードを追加する更新を行う(S506)。
初めてローカル通信が可能になった場合でない場合、すなわち予約したデバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2とのどちらかでローカル通信可能となり、そのレコードがあった場合の処理については、(7)デバイス「2」とのペアリングで説明する。
次に、ペアリング仲介部105は、デバイス「1」300−1と一緒に予約された他のデバイス300中で、ユーザ端末200がローカル通信可能になったことを通知するデバイスを検索する(S507)。
すなわち、ペアリング仲介部105は、デバイス予約情報123(図7)中で、ペアリング代行要求に含まれていたユーザ端末IDの「TA」をもつレコードを検索し、検索結果のデバイス300の中で、ユーザ端末200がローカル通信可能となったことを通知するデバイス300を決定する。本実施形態では、デバイス「1」300−1の表示装置にユーザ端末200が近づいたので、避難経路にそって次にある誘導灯にあたるデバイス「2」300−2に通知すると決定する。
次に、ペアリング仲介部105は、S507で検索したデバイス「2」300−2に、ユーザ端末IDである「TA」を含んだペアリング要求代行を送信する(S508)。
ペアリング要求代行を受信すると、誘導灯であるデバイス「2」300−2のペアリング応答部303は、ユーザ端末接続情報311(図10)の中のペアリング要求代行に含まれるユーザ端末IDの「TA」に当たるレコードのペアリング要求代行受信状況を「有」にし、ペアリング要求代行応答を、デバイス管理サーバ100に送信する(S509)。
ペアリング要求代行応答を受信すると、デバイス管理サーバ100のペアリング仲介部105は、ペアリング要求代行応答の送信元であるデバイス「2」300−2のレコードを端末・デバイス接続情報125(図6)に追加する。すなわち、ユーザ端末IDが「TA」、デバイスIDが「D02」、接続状況が「非接続」であるレコードを追加する更新を行う(S510)。
次に、ペアリング仲介部105は、ペアリング代行応答を、ペアリング代行要求の送信元であるデバイス「1」300−1に送信する(S511)。
なお、本実施形態のデバイス検索の処理(S507)では、1つのデバイス300「2」300−2を探し出し、ペアリング要求代行を送信していた(S508)。その他の例として、一緒に予約された他のデバイス300を探し出し、複数のペアリング要求代行を送信することも考えられる。この場合には、S510の処理は、ペアリング要求代行を送信したデバイス300からペアリング要求代行応答を受信するたびに実行する。また、S511の処理は、全てのペアリング要求代行応答を受信してから行う。
≪利用開始処理≫
図17は本実施形態に係る(6)利用開始処理を例示するシーケンス図である。本処理は(5)デバイス「1」とのペアリング処理(図16)の直後に行う。
本処理を始めるにあたって、ユーザ端末200はデバイス管理サーバ100に接続して、認証処理を行うが、この認証処理は、図14のS301で示した、デバイス予約処理でのユーザ端末認証と同様なので、説明を略する。
ユーザ端末200の利用開始・終了要求部205は、利用デバイス情報211(図9)にある予約したデバイス300のデバイスIDの「D01」と「D02」を取り出し、このデバイスIDと自身のユーザ端末ID「TA」を含んだ利用開始要求を、デバイス管理サーバ100に送信する(S601)。
利用開始要求を受信すると、デバイス管理サーバ100の利用開始・終了仲介部106は、デバイス予約情報123(図7)に対応するレコードがあることを確認する(S602)。
次に、利用開始・終了仲介部106は、ユーザ端末IDの「TA」を含んだ利用開始要求代行を、利用開始要求に含まれていたデバイスIDに相当するデバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2とに送信する(S603)。
利用開始要求代行を受信すると、デバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2のそれぞれの利用開始・終了応答部304は、利用開始代行応答を送信する(S604)。
次に、利用開始・終了応答部304は、ユーザ端末接続情報311(図10)の対応するレコードの利用状況を「利用中」に更新する(S605)。
ここで、対応するレコードとは、ユーザ端末IDが利用開始要求代行に含まれているデバイスIDの「TA」に等しいレコードのことである。
続いて、表示装置であるデバイス「1」300−1は、S605で更新したレコードの接続状況が「接続」であるので、ユーザ端末200が近くにあると判断し、避難経路を表示する。また、誘導灯であるデバイス「2」300−2は、S605で更新したレコードのペアリング要求代行受信状況が「有」であるので、誘導灯の点滅を開始する。
利用開始代行応答を受信すると、デバイス管理サーバ100の利用開始・終了仲介部106は、デバイス利用情報124(図8)の対応するレコードを更新する。すなわち、利用開始・終了仲介部106は、デバイスIDが利用開始代行応答の送信元のデバイス300のID、ユーザ端末IDが「TA」、開始日時が現在日時、終了日時が「−」、利用状況が「利用中」であるレコードを追加する更新を行う(S606)。
このS606のレコード追加処理は、利用開始代行応答の受信ごとに行う。本実施形態では、デバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2から受信するので、2回追加する。
次に、利用開始・終了仲介部106は、利用開始応答を、ユーザ端末200に送信する(S607)。
S607の利用開始応答を受信すると、ユーザ端末200の利用開始・終了要求部205は、利用デバイス情報211(図9)の対応するエントリを更新する(S608)。
すなわち、利用開始・終了要求部205は、デバイスIDが「D01」と「D02」であるレコードについて、利用状況を「利用中」、開始日時を現在日時、終了日時を「−」とする。
≪デバイス「2」とのペアリング処理≫
図18は本実施形態に係る(7)デバイス「2」300−2とのペアリング処理を例示するシーケンス図である。
ペアリング処理のタイミングは、ユーザ端末200が、デバイス「2」300−2である誘導灯近くに移動し、ユーザ端末200とデバイス「2」300−2とがローカル通信可能になった時である。今回のペアリング処理は、図16の(5)デバイス「1」とのペアリングに続く、2回目のペアリング処理である。
ユーザ端末200のペアリング要求部204は、ローカル通信可能となったデバイス「2」300−2に対して、デバイスID「D02」と、ユーザ端末200の識別情報である「TA」と、生成した乱数とペアリングコードを用いて暗号処理された認証データとを含む、ペアリング要求を送信する(S701)。
なお、ペアリングコードは、利用デバイス情報211(図9)のデバイスIDが「D02」であるレコードから得ることができる。
ペアリング要求を受信すると、デバイス「2」300−2のペアリング応答部303は、ユーザ端末接続情報311(図10)の対応するレコード、即ち、ユーザ端末IDが「TA」であるレコードがあることを確認し、さらに、ペアリング要求にある認証データが正しいことを、ユーザ端末接続情報311の対応するレコードにあるペアリングコードを用いて確認する。
次に、ペアリング応答部303は、デバイスID「D02」と、ユーザ端末200の識別情報である「TA」と、新たに生成した乱数とペアリングコードを用いて暗号処理された認証データとを含む、ペアリング応答をユーザ端末200に送信する(S702)。
続いて、ペアリング応答部303は、S702の対応するユーザ端末接続情報311のレコードの接続状況を「接続」に更新する(S703)。
ペアリング応答を受信すると、ユーザ端末200のペアリング要求部204は、ペアリング応答にある認証データが正しいことを、利用デバイス情報211(図9)に対応するレコードにあるペアリングコードを用いて確認し、該レコードの接続状況を「接続」に更新する(S704)。
S703に続いて、デバイス「2」300−2のペアリング応答部303は、ユーザ端末IDである「TA」を含んだペアリング代行要求を、デバイス管理サーバ100に送信する(S705)。
ペアリング代行要求を受信すると、デバイス管理サーバ100のペアリング仲介部105は、ペアリング代行要求に含まれたユーザ端末ID「TA」とペアリング代行要求の送信元であるデバイス「2」300−2のデバイスID「D02」に対応したレコードが、端末・デバイス接続情報125(図6)に存在するか検索する。S506の時とは異なり、デバイス「1」300−1とのペアリングの次のペアリング処理であり、S510で追加したレコードが存在する。このため、以降の処理は、1回目のS506からS511とは異なる処理となる。
デバイス管理サーバ100のペアリング仲介部105は、先のデバイスID「D02」に対応したレコードの接続状況を「接続」に更新する(S706)。
次に、ペアリング仲介部105は、ペアリング代行応答を、ペアリング代行要求の送信元であるデバイス「2」300−2に送信する(S707)。
本実施形態では、誘導灯が1つであったため、以上で(7)デバイス「2」300−2とのペアリング処理を終える。誘導灯が複数あり、次の誘導灯がある場合には、その誘導灯に対してS508に対応するペアリング要求代行の送信が必要となる。
≪利用終了処理≫
図19は本実施形態に係る(8)利用終了処理を例示するシーケンス図である。
本処理を始めるにあたって、ユーザ端末200はデバイス管理サーバ100に接続、認証処理を行うが、この認証処理は、図14のS301で示した、デバイス予約処理でのユーザ端末認証と同様なので、説明を略する。
ユーザ端末200の利用開始・終了要求部205は、利用デバイス情報211(図9)にある利用中のデバイス300のデバイスIDの「D01」と「D02」を取り出し、このデバイスIDと自身のユーザ端末ID「TA」を含んだ利用終了要求を、デバイス管理サーバ100に送信する(S801)。
利用終了要求を受信すると、デバイス管理サーバ100の利用開始・終了仲介部106は、デバイス予約情報123(図7)に対応するレコードが存在することを確認する(S802)。
次に、利用開始・終了仲介部106は、ユーザ端末IDの「TA」を含んだ利用終了要求代行を、利用終了要求に含まれていたデバイスIDに当たる、デバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2とに送信する(S803)。
利用終了要求代行を受信すると、デバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2のそれぞれの利用開始・終了応答部304は、利用終了代行応答を送信する(S804)。
次に、各々のデバイス300の利用開始・終了応答部304は、ユーザ端末接続情報311(図10)の対応するレコードの利用状況を「利用済」と更新する(S805)。
ここで、対応するレコードとは、デバイスIDが利用終了要求代行に含まれているデバイスIDの「TA」に等しいレコードのことである。
利用終了代行応答を受信すると、デバイス管理サーバ100の利用開始・終了仲介部106は、デバイス利用情報124(図8)の対応するレコードを更新する(S806)。
すなわち、利用開始・終了仲介部106は、デバイスIDが利用終了代行応答の送信元のデバイス300のID、ユーザ端末IDが「TA」、終了時刻が「−」、利用状況が「利用中」であるレコードを検索し、終了時刻を現在時刻、利用状況を「利用済」に更新する。さらにデバイス予約情報123(図7)から対応するレコードを削除する。
このS806のレコード更新と削除の処理は、利用終了代行応答の受信ごとに行う。本実施形態では、デバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2とがあるので、2回更新し削除する。
次に、利用開始・終了仲介部106は、利用終了応答を、ユーザ端末200に送信する(S807)。
なお、このS807の処理は、全ての利用終了代行応答を受信してから行う。本実施形態では、利用デバイスはデバイス「1」300−1とデバイス「2」300−2の2つなので、両方のデバイス300からの利用終了代行応答を受信してから、ユーザ端末200に送信する。
S807の利用終了応答を受信すると、ユーザ端末200の利用開始・終了要求部205は、利用デバイス情報211(図9)の対応するエントリを更新する(S808)。
すなわち、ユーザ端末200の利用開始・終了要求部205は、デバイスIDが「D01」と「D02」であるレコードについて、利用状況を「利用済」、終了時刻は現在時刻とする。
≪ユーザ端末とデバイスとのデータ通信:ユーザ端末からデバイスへ≫
引き続いて、ユーザ端末200とデバイス300とのデータ通信の例を示す。
ここにいうデータ通信とは、画像などコンテンツやデバイス操作命令などのデータの通信のことである。データ通信には2種類あり、一つはユーザ端末200とデバイス300とがローカル通信可能な場合の通信であり、他はユーザ端末200とデバイス300とがローカル通信不可能な場合の通信である。
≪ローカル通信可能な場合≫
図20は本実施形態に係るユーザ端末200とローカル通信可能なデバイス300との間の通信処理を例示するシーケンス図である。
ここでは、ユーザ端末200とデバイス「1」300−1とがローカル通信可能とする。図20は、図17の利用開始処理が終わった段階として説明する。
なお、ユーザ端末200が通信先のデバイス300とローカル通信可能か否かは、利用デバイス情報211(図9)の接続状況を参照すれば判定できる。逆に、デバイス300が通信先のユーザ端末200とローカル通信可能か否かは、ユーザ端末接続情報311(図10)の接続状況を参照すれば判定できる。
ユーザ端末200からローカル通信可能なデバイス「1」300−1に送信する場合には、端末通信部206が、送信元ID「TA」と、送信先ID「D01」と、送信データとを含んだ通信パケットを生成し、ローカル通信先のデバイス「1」300−1に送信し、デバイス「1」300−1のデバイス通信部305が受信する(S901)。
デバイス「1」300−1のデバイス通信部305は、受信した通信パケットの送信先IDが自身のIDと一致するので、デバイス「1」300−1自身宛ての通信データと分かる。
逆に、デバイス「1」300−1からユーザ端末200に送信する場合には、デバイス通信部305が、送信元ID「D01」と、送信先ID「TA」と、送信データとを含んだ通信パケットを生成し、ユーザ端末200に送信し、ユーザ端末200の端末通信部206が受信する(S902)。
≪ローカル通信不可能な場合:ユーザ端末からデバイスへ≫
続いて、ユーザ端末200からローカル通信可能でないデバイス300への通信処理を説明する。
図21は本実施形態に係るユーザ端末200とローカル通信可能でないデバイス300との間の通信処理を例示するシーケンス図である。
ユーザ端末200とデバイス「1」300−1とはローカル通信可能、ユーザ端末200とデバイス「2」300−2とはローカル通信不可能として説明する。図21は、図17の利用開始処理が終わった段階として説明する。
なお、上記のローカル通信不可能なデバイス300が、請求項の第3のデバイスに対応する。
ユーザ端末200からローカル通信可能でないデバイス「2」300−2に送信する場合には、端末通信部206が、送信元識別子「TA」と、送信先識別子「D02」と、送信データとを含んだ通信パケットを生成し、ローカル通信可能なデバイス300から1つを選んで、該デバイス300とのローカル通信を使って送信する。どのデバイス300とローカル通信可能かは、利用デバイス情報211(図9)を参照すれば判定できる。現時点では、デバイス「1」300−1がローカル通信可能なので、デバイス「1」300−1に送信し、デバイス「1」300−1のデバイス通信部305が受信する(S910)。
通信パケットを受信したデバイス「1」300−1のデバイス通信部305は、通信パケットの送信先IDが自身のIDではなく、ユーザ端末接続情報311(図10)にあるユーザ端末IDにもないIDなので、この通信パケットをデバイス管理サーバ100にNW通信を使って転送する(S911)。
通信パケットを受信したデバイス管理サーバ100の通信仲介部107は、該通信パケット中の送信元ID「TA」と通信パケットの送信元のデバイスID「D01」が異なるので、該通信パケットは、ユーザ端末200が送信した通信パケットであり、デバイス「1」300−1が中継したと判断し、該通信パケット中の送信先ID「D02」にNW通信を使って送信する(S912)。
なお、デバイスID「D02」のNW通信のアドレスであるIPアドレスは、デバイス情報122(図5)のIPアドレスを参照すれば取得できる。
通信パケットを受信したデバイス「2」300−2のデバイス通信部305は、通信パケット中の送信先IDが「D02」と自身のIDであることから、自分宛の通信パケットであると判断できる。
≪ローカル通信不可能な場合:デバイスからユーザ端末へ≫
続いて、逆方向の通信、即ちローカル通信可能でないデバイス「2」300−2からユーザ端末200へ送信する場合を説明する。デバイス通信部305が、送信元ID「D02」と、送信先ID「TA」と、送信データとを含んだ通信パケットを生成し、デバイス管理サーバ100にNW通信を使って送信する(S913)。
なお、デバイス300がどのユーザ端末200とローカル通信可能かは、ユーザ端末接続情報311(図10)の接続状況を参照すれば判断できる。
通信パケットを受信したデバイス管理サーバ100の通信仲介部107は、該通信パケット中の送信元IDは「D02」であり、通信パケットの送信元のデバイスIDは「D02」であるので一致する。そのため、該通信パケットは、デバイス「2」300−2から発した通信パケットであり、この通信パケット中の送信先ID「TA」に当たるユーザ端末200とローカル通信可能なデバイス300を経由して送信する必要があると判断する。
デバイス管理サーバ100の通信仲介部107は、端末・デバイス接続情報125(図6)を参照すると、デバイス「1」300−1が該通信パケット中の送信先ID「TA」にあたるユーザ端末200と接続していると判断できるので、NW通信を使って該通信パケットをデバイス「1」300−1に送信する(S914)。
通信パケットを受信したデバイス「1」300−1のデバイス通信部305は、通信パケット中の送信先IDが「TA」と自身のIDでないことから、自分宛の通信パケットではなく、自身がローカル通信可能なユーザ端末200宛ての通信パケットと判断する。デバイス「1」300−1のデバイス通信部305は、ユーザ端末接続情報311(図10)を参照し、通信パケット中の送信先ID「TA」のユーザ端末200とローカル通信可能であるので、ローカル通信を使って該通信パケットを送信する(S915)。
通信パケットを受信したユーザ端末200の端末通信部206は、通信パケット中の送信先IDが「TA」と自身のIDであることから、自分宛の通信パケットであると判断できる。
≪効果≫
本実施形態によるデバイス管理システム1、デバイス管理装置及びデバイス管理方法によれば、ユーザ端末200から複数デバイス300を利用することが可能になる。また、ローカル通信可能となる前にペアリングコードがユーザ端末200とデバイス300との間で共有されているので、ユーザ操作なしにユーザ端末200は、デバイス300とローカル通信可能である。さらにローカル通信エリアから外れるデバイス300に対しても、ユーザ端末200は、ローカル通信可能なデバイス300とデバイス管理サーバ100とを経由することで、データ通信可能となる。
1 デバイス管理システム
100 デバイス管理サーバ(デバイス管理装置)
101 ユーザ端末登録・認証受付部
102 デバイス登録・認証受付部
103 デバイス予約受付部
104 ペアリング補助部
105 ペアリング仲介部
106 利用開始・終了仲介部
107 通信仲介部
121 ユーザ端末情報
122 デバイス情報
123 デバイス予約情報
124 デバイス利用情報
125 端末・デバイス接続情報
200 ユーザ端末
201 ユーザ端末登録・認証要求部
202 デバイス予約部
203 ペアリング補助要求部
204 ペアリング要求部
205 利用開始・終了要求部
206 端末通信部
211 利用デバイス情報
300 デバイス
301 デバイス登録・認証要求部
302 ペアリング補助応答部
303 ペアリング応答部
304 利用開始・終了応答部
305 デバイス通信部
311 ユーザ端末接続情報

Claims (4)

  1. ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末とのローカル通信機能及び演算処理機能を搭載する複数のデバイスと、前記ユーザ端末と前記デバイスとの通信を制御するデバイス管理サーバとが、通信ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスと前記ユーザ端末間の通信を管理するデバイス管理システムであって、
    前記ユーザ端末は、
    前記デバイス管理サーバに対して、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスを示す第1のデバイスとのローカル通信に必要なペアリングコードの要求を送信し、前記デバイス管理サーバが生成した前記ペアリングコードを受信するペアリング補助要求部と、
    前記第1のデバイスの中でローカル通信可能なデバイスを示す第2のデバイスに対して、前記ペアリングコードを利用してペアリング要求を生成して送信し、前記第2のデバイスからのペアリング応答を受信するペアリング要求部とを備え、
    前記デバイスは、
    前記デバイス管理サーバからの前記ペアリングコードを受信するペアリング補助応答部と、
    前記ユーザ端末からの前記ペアリング要求を受信し、前記ペアリングコードを利用して前記ペアリング応答を生成して、前記ユーザ端末に送信し、前記デバイス管理サーバにペアリング代行要求を送信するペアリング応答部とを備え、
    前記デバイス管理サーバは、
    前記ユーザ端末からの前記ペアリングコードの要求を受信し、前記ペアリングコードを生成して、生成した前記ペアリングコードを前記ユーザ端末と前記第1のデバイスとに送信するペアリング補助部と、
    前記第2のデバイスから受信した前記ペアリング代行要求を受信し、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスにペアリング要求代行を送信するペアリング仲介部とを備える
    ことを特徴とするデバイス管理システム。
  2. 前記ユーザ端末は、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスの中でローカル通信不可能なデバイスを示す第3のデバイスとデータ通信する際には、前記第2のデバイスを介して通信する端末通信部を備え、
    前記デバイスは、自身が第2のデバイスである場合に、前記ユーザ端末と前記第3のデバイスとの間の通信を前記デバイス管理サーバを介して行うデバイス通信部を備え、
    前記デバイス管理サーバは、前記ユーザ端末と前記第3のデバイスとの通信を前記第2のデバイスを介して行う通信仲介部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデバイス管理システム。
  3. ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末とのローカル通信機能及び演算処理機能を搭載する複数のデバイスと、前記ユーザ端末と前記デバイスとの通信を制御するデバイス管理装置とが、通信ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスと前記ユーザ端末間の通信を管理するデバイス管理システムの前記デバイス管理装置であって、
    前記ユーザ端末からのペアリングコードの要求を受信し、前記ペアリングコードを生成して、生成した前記ペアリングコードを前記ユーザ端末と複数の前記デバイスの中から指定したデバイスを示す第1のデバイスとに送信するペアリング補助部と、
    前記第1のデバイスの中でローカル通信可能なデバイスを示す第2のデバイスからペアリング代行要求を受信し、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスにペアリング要求代行を送信するペアリング仲介部とを備える
    ことを特徴とするデバイス管理装置。
  4. ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末とのローカル通信機能及び演算処理機能を搭載する複数のデバイスと、前記ユーザ端末と前記デバイスとの通信を制御するデバイス管理サーバとが、通信ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスと前記ユーザ端末間の通信を管理するデバイス管理システムのデバイス管理方法であって、
    前記ユーザ端末は、
    前記デバイス管理サーバに対して、複数の前記デバイスの中から指定したデバイスを示す第1のデバイスとのローカル通信に必要なペアリングコードの要求を送信し、前記デバイス管理サーバが生成した前記ペアリングコードを受信するステップと、
    前記第1のデバイスの中でローカル通信可能なデバイスを示すデバイスを示す第2のデバイスに対して、前記ペアリングコードを利用してペアリング要求を生成して送信し、前記第2のデバイスからのペアリング応答を受信するステップとを実行し、
    前記デバイスは、
    前記デバイス管理サーバからの前記ペアリングコードを受信するステップと、
    前記ユーザ端末からの前記ペアリング要求を受信し、前記ペアリングコードを利用して前記ペアリング応答を生成して、前記ユーザ端末に送信し、前記デバイス管理サーバにペアリング代行要求を送信するステップとを実行し、
    前記デバイス管理サーバは、
    前記ユーザ端末からの前記ペアリングコードの要求を受信し、前記ペアリングコードを生成して、生成した前記ペアリングコードを前記ユーザ端末と前記第1のデバイスとに送信するステップと、
    前記第2のデバイスから受信した前記ペアリング代行要求を受信し、前記第2のデバイス以外の前記第1のデバイスにペアリング要求代行を送信するステップとを実行する
    ことを特徴とするデバイス管理方法。
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