JP2018012927A - 機械式駐車設備の安全確認装置 - Google Patents

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【課題】操作者の目視確認に加えて別の確認動作を行うことで、カメラの映像の確認漏れを防ぐ。【解決手段】駐車室11には、駐車室11の内部を異なる方向から撮影するための4つのカメラ25が設けられている。タッチパネル式のモニタ31には、カメラ25で撮影された映像を確認するための4つの監視画面34が表示されている。操作者が監視画面34をタッチすると、監視画面34に対して識別マーク35が付与される。【選択図】図6

Description

本発明は、機械式駐車設備の安全確認装置に関するものである。
従来より、タッチパネル式のモニタにカメラ映像を表示させることで、1つのモニタで、操作用のタッチパネルと監視モニタとを兼用させるようにした構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の発明では、暗証番号の入力画面が表示され、暗証番号を入力した後で、カメラ映像の監視画面に切り替えるようにした構成が開示されている。そして、複数のカメラに対応してカメラ映像を逐次切り替えることで、異なる方向から駐車室内の安全確認を行うようにしている。
特開2016−3493号公報
ところで、特許文献1の発明では、モニタに1つのカメラ映像しか表示されず、安全確認ボタンを押すと逐次カメラ映像が切り替わるようになっている。そのため、例えば、「正面」、「後面」、「右側面」、「左側面」の安全確認を行った後、再度、「後面」のカメラ映像だけを確認したい場合には、入庫操作をキャンセルして、最初から全ての確認作業をやり直さなければならず、カメラ映像の一覧性に乏しいという問題がある。
また、モニタに表示されたカメラの映像を、操作者が目視で確認して駐車室内の在室者の有無を判断するものであるから、仮に、操作者が監視画面を一瞥しただけであれば、在室者を見落としてしまい、十分な安全確認がなされないまま、車両の入出庫動作を開始してしまうおそれがあった。そのため、安全確認の信頼性を高めるためのさらなる工夫が望まれていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作者の目視確認に加えて別の確認動作を行うことで、カメラの映像の確認漏れを防ぐことにある。
本発明は、車両が入出庫される駐車室を備えた機械式駐車設備における、該駐車室内部の安全確認を行うための安全確認装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記駐車室の内部を異なる方向から撮影するための複数のカメラと、
前記カメラの映像を確認するための複数の監視画面を表示するタッチパネル式のモニタと、
前記複数の監視画面のうち操作者にタッチされた該監視画面に対して所定の識別マークを付与する制御部を備えたことを特徴とするものである。
第1の発明では、モニタに表示された複数の監視画面を操作者がタッチすると、監視画面に対して所定の識別マークが付与されるようになっている。これにより、操作者が複数の監視画面のうち、どの監視画面を既に確認したかが明確となり、カメラの映像の確認漏れを防ぐことができ、安全確認の信頼性を高めることができる。
例えば、識別マークとして、4つの監視画面に対して、「安」、「全」、「確」、「認」の文字を別々に付与することで、画面全体として、「安全確認」の文字を読み取れるようにすることが考えられる。また、「済」、「○」、「レ」等の確認済みを示す識別マークを付与してもよいし、監視画面34の周縁部を囲むような識別枠を付与してもよい。
また、複数の監視画面が同一視野の範囲内にあり、視線を移動させる必要が無いレイアウトでモニタに表示されるので、複数の監視画面を同時に確認することができ、カメラ映像の一覧性が良好となる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記駐車室内の動体を検知する動体検知部を備え、
前記制御部は、前記監視画面に前記識別マークが付与された後で、前記動体検知部によって動体が検知された場合に、該監視画面に付与されている該識別マークを解除することを特徴とするものである。
第2の発明では、動体検知部で動体が検知されると、監視画面に付与されていた識別マークが解除される。これにより、操作者が安全確認済みとして識別マークを付与した監視画面に対して、再度、確認作業を要求することで、駐車室内の在室者の見落としを防ぐことができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記駐車室内の動体を検知する動体検知部を備え、
前記制御部は、前記監視画面に前記識別マークが付与される前に、前記動体検知部によって動体が検知された場合に、前記操作者が該監視画面にタッチしても、該監視画面に該識別マークを付与しないことを特徴とするものである。
第3の発明では、動体検知部で動体が検知されると、監視画面を操作者がタッチしても、識別マークが付与されないようになっている。これにより、駐車室内に動体が存在するにもかかわらず、安全確認作業を完了してしまうのを防止できる。
第4の発明は、第2又は第3の発明において、
前記動体検知部は、前記複数のカメラに対応して前記駐車室内に配設された動体検知センサで構成されていることを特徴とするものである。
第4の発明では、動体検知センサを用いて、駐車室内の動体を検知するようにしている。これにより、動体検知部を、例えば、光電センサによって構成し、光線を遮断していない非検知状態から光線を遮断した検知状態に遷移したことで動体が存在すると判定すれば、動体を確実に検知することができる。
また、動体検知部を、マイクロ波ドップラーセンサやパッシブセンサによって構成してもよい。
第5の発明は、第2又は第3の発明において、
前記動体検知部は、前記カメラの映像を画像認識することで動体を検知する画像認識部で構成されていることを特徴とするものである。
第5の発明では、カメラの映像を画像認識することで、駐車室内の動体を検知するようにしている。これにより、画像認識部をソフトウェアによって構成することで、光電センサ等を設置して動体を検知する場合に比べて、設置コストを低減することができる。
本発明によれば、操作者が複数の監視画面のうち、どの監視画面を既に確認したかが明確となり、カメラの映像の確認漏れを防ぐことができ、安全確認の信頼性を高めることができる。
本実施形態に係る機械式駐車設備の安全確認装置の構成を示す模式図である。 認証画面がモニタに表示されている図である。 複数の監視画面がモニタに表示されている図である。 監視画面を操作者がタッチしたときの図である。 監視画面に識別マークを付与したときの図である。 全ての監視画面に識別マークを付与したときの図である。 扉閉ボタンがモニタに表示されている図である。 入出庫動作を行う手順を示すフローチャート図である。 安全確認動作を行う手順を示すフローチャート図である。 本変形例に係る安全確認動作を行う手順を示すフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。図には、前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、これら矢印で示す方向に従って説明する。
図1に示すように、機械式駐車設備10は、車両Vが入出庫される駐車室11と、駐車室11の入出庫口12を開閉する入口扉13と、車両Vを搬送する搬送機15とを備えている。
搬送機15は、駐車室11の中央部に配置されて車両Vを停車させるパレット16と、パレット16を上下方向に昇降させて空き駐車スペースまで搬送する昇降機構(図示省略)とを有する。
機械式駐車設備10には、駐車室11内部の安全確認を行うための安全確認装置20が設けられている。安全確認装置20は、動体検知部としての光電センサ21、カメラ25、モニタ31、及び制御装置30などを有する。
光電センサ21は、駐車室11内に複数配設されており、光線を遮断していない非検知状態から光線を遮断した検知状態に遷移したことで、駐車室11内に在室者やペット等の動体が存在すると判定して、動体を検知するものである。
具体的に、パレット16よりも左方には、前後方向に光軸が延びる光電センサ21が、左右方向に間隔をあけて2つ配設されている。この光電センサ21では、車両Vの左側から乗降した人や、車両Vの左側を通る人を検知する。
また、パレット16よりも右方には、前後方向に光軸が延びる光電センサ21が、左右方向に間隔をあけて2つ配設されている。この光電センサ21では、車両Vの右側から乗降した人や、車両Vの右側を通る人を検知する。なお、パレット16の左右に配設された光電センサ21は、それぞれ1つずつでも構わない。
駐車室11の入出庫口12の近傍には、入出庫口12を横切るように左右方向に光軸が延びる入出庫口センサ22が配設されている。入出庫口センサ22では、駐車室11の人の出入りを検知する。
駐車室11内の後側には、左右方向に光軸が延びる光電センサ21が配設されている。この光電センサ21では、車両V後方に存在する人や物を検知するとともに、この実施形態では車両Vの後端部を検知して、車両Vがパレット16の定位置に停車しているかの検知を兼ねている。
駐車室11内の前側には、左右方向に光軸が延びる光電センサ21が配設されている。この光電センサ21では、車両V前方に存在する人や物を検知するとともに、この実施形態では車両Vの前端部を検知して、車両Vが定位置からはみ出しているかの検知を兼ねている。
駐車室11の前後方向の中央位置には、パレット16を横切るように左右方向に光軸が延びる車両検知センサ23が配設されている。車両検知センサ23では、パレット16に車両Vが停車しているかを検知する。
光電センサ21、入出庫口センサ22、車両検知センサ23で物体及び動体が検知されると、その検知情報が制御装置30に送信される。
複数のカメラ25は、駐車室11の内部を異なる方向から撮影するためのものである。具体的に、カメラ25は、駐車室11内の四隅にそれぞれ配設されており、車両Vの右側後部周辺、左側後部周辺、右側前部周辺、左側前部周辺を撮影できるようになっている。カメラ25で撮影された映像は、制御装置30に送信され、制御装置30によって、モニタ31上にどのようなレイアウトで表示するかが制御される。
制御装置30は、駐車室11の外側で且つ入出庫口12の右側に配設されている。制御装置30には、操作者が所定の操作を行うためのタッチパネル式のモニタ31と、モニタ31の近傍に配置されて入口扉13の開閉動作や搬送機15の搬送動作を緊急停止させる非常停止ボタン28とが設けられている。
制御装置30は、モニタ31に、入出庫操作に対応した画面を表示する制御を行う。具体的に、操作者が入出庫動作を開始するときには、図2に示すように、モニタ31には、操作者を認証する認証情報である暗証番号を入力するための認証画面32と、操作者に対して暗証番号の入力を促す案内画面33とが表示される。
認証画面32には、入力した暗証番号を表示する表示枠32aと、暗証番号を入力するためのテンキー32bと、暗証番号の入力後に次の操作に移行するためのスタートボタン32cとが配置されている。
図3に示すように、駐車室11内の安全確認を行う際には、モニタ31全体を上下左右に4分割した表示領域に、4つの監視画面34が拡大表示される。このとき、モニタ31の上下両端部には、案内画面33が表示されている。上側の案内画面33には、駐車室内の安全確認を促すメッセージが表示される。下側の案内画面33には、安全を確認した画面をタッチする操作を促すメッセージが表示される。
4つの監視画面34の表示領域のうち、左上の表示領域には、車両Vの左側前部の監視画面34が表示されている。右上の表示領域には、車両Vの右側前部の監視画面34が表示されている。左下の表示領域には、左側後部の監視画面34が表示されている。右下の表示領域には、車両Vの右側後部の監視画面34が表示されている。なお、4つの監視画面34をどの表示領域に表示するかは、あくまでも一例であり、この形態に限定するものではない。
このように、モニタ31に、4つの監視画面34が同一視野の範囲内にあり、視線を移動させる必要が無いレイアウトで表示されるので、駐車室11内の在室者を発見し易くなって安全確保を図ることができる。
ここで、図4及び図5に示すように、例えば、操作者が左上の監視画面34を見て駐車室11内の安全を確認したときに、左上の監視画面34を操作者が指FNでタッチすると、左上の監視画面34に重なるように、所定の識別マーク35が付与される。図5に示す例では、「安」の文字が付与されている。
そして、図6に示すように、残りの監視画面34についても、安全を確認した後で操作者が指FNでタッチすることで、右上の監視画面34には「全」の文字が、左下の監視画面34には「確」の文字が、右下の監視画面には「認」の文字がそれぞれ付与される。
これにより、操作者が4つの監視画面34のうち、どの監視画面34を既に確認したかが明確となり、カメラ25の映像の確認漏れを防ぐことができ、安全確認の信頼性を高めることができる。
ここで、識別マーク35として、4つの監視画面34に対して、「安」、「全」、「確」、「認」の文字を別々に付与し、画面全体として、「安全確認」の文字を読み取れるようにしたから、全ての監視画面34の安全確認が終了したことが分かりやすくなる。
そして、全ての監視画面34に識別マーク35を付与してから所定時間が経過すると、図7に示すように、モニタ31の中央位置に、扉閉ボタン36が表示される。操作者が扉閉ボタン36を押すと、入口扉13が閉鎖される。なお、図7に示す状態においても、操作者がモニタ31における扉閉ボタン36を除く部分にタッチすることで、識別マーク35を解除することができる。
以下、車両Vが入庫されるまでの間に、モニタ31に対してどのような画面が表示されるのかについて、図8及び図9のフローチャート図を用いて説明する。なお、入庫動作と出庫動作については、監視画面34に車両Vが表示されているか否かのみが異なっており、安全確認作業については同様であるため、以下、入庫動作についてのみ説明する。
ステップS101では、図2に示すように、モニタ31に認証画面32を表示し、ステップS102に進む。
ステップS102では、操作者が暗証番号を入力したかを判定する。ステップS102での判定が「YES」の場合には、ステップS103に分岐する。ステップS102での判定が「NO」の場合には、ステップS101に戻って処理を繰り返す。つまり、モニタ31には、図2の画面が継続して表示される。
ステップS103では、認証作業が完了したかを判定する。ステップS103での判定が「YES」の場合には、ステップS104に分岐する。ステップ103での判定が「NO」の場合には、必要に応じて図示しないエラーメッセージを表示した後、S101に戻って処理を繰り返す。つまり、モニタ31には、図2の画面が継続して表示される。
ステップS104では、空きパレットの呼出処理を行い、ステップS105に進む。なお、この呼出処理中に、モニタ31に待ち時間を表示したり、呼出動作中であることを示すイメージ画像を表示してもよい。
ステップS105では、呼出処理が完了したか、つまり、ステップS104で呼び出した空きパレットが駐車室11に到着したかを判定する。ステップS105での判定が「YES」の場合には、ステップS106に分岐する。ステップS105での判定が「NO」の場合には、ステップS104に戻って処理を繰り返す。
ステップS106では、入口扉13を開放する処理を行い、次の安全確認工程に進む。このとき、操作者は、車両Vを駐車室11内に停車させ、駐車室11内から退出する。
次に、図9に示すステップS201では、図3に示すように、モニタ31に4つの監視画面34を表示して、ステップS202に進む。
ステップS202では、図4及び図5に示すように、操作者が安全を確認した監視画面34をタッチすることで、監視画面34に識別マーク35を付与して、ステップS203に進む。なお、監視画面34をタッチした後で人や物の残留に気づいた場合や再確認が必要と感じた場合などは、識別マーク35が付与された監視画面34を再度タッチすることで、識別マーク35を解除することも可能である。
ステップS203では、図6に示すように、全ての監視画面34に対して識別マーク35が付与されたかを判定する。ステップS203での判定が「YES」の場合には、ステップS204に分岐する。ステップS203での判定が「NO」の場合には、ステップS202に戻る。
ステップS204では、所定時間が経過したかを判定する。ステップS204での判定が「YES」の場合には、ステップS205に分岐する。ステップS204での判定が「NO」の場合には、所定時間が経過するまで待機する。なお、ここで所定時間をゼロ、すなわち、待機せずにステップS205へ進むようにすることもできる。
ステップS205では、図7に示すように、モニタ31に扉閉ボタン36を表示して、ステップS206に進む。
ステップS206では、扉閉ボタン36が押されたかを判定する。ステップS206での判定が「YES」の場合には、ステップS207に分岐する。ステップS206での判定が「NO」の場合には、扉閉ボタン36が押されるまで待機する。
ステップS207では、図2に示すように、モニタ31に認証画面32を表示し、ステップS208に進む。
ステップS208では、操作者が暗証番号を入力したかを判定する。ステップS208での判定が「YES」の場合には、ステップS209に分岐して、ステップS209で入口扉13を閉鎖して、処理を終了する。ステップS208での判定が「NO」の場合には、暗証番号の入力が完了するまで待機する。
以上のように、本実施形態に係る機械式駐車設備10の安全確認装置20によれば、モニタ31に表示された4つの監視画面34を操作者がタッチすると、監視画面34に重ねて識別マーク35が付与されるようになっているから、操作者が4つの監視画面34のうち、どの監視画面34を既に確認したかが明確となり、カメラ25の映像の確認漏れを防ぐことができ、安全確認の信頼性を高めることができる。
《変形例》
図10は、本変形例に係る安全確認動作を行う手順を示すフローチャート図である。前記実施形態との違いは、図9のステップS202における監視画面34に識別マーク35を付与する工程のみであるため、以下、実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図10に示すように、モニタ31に4つの監視画面34を表示した後のステップS301では、操作者が安全を確認した監視画面34をタッチして、ステップS302に進む。
ステップS302では、光電センサ21によって駐車室11内で動体または人や物体が検知されたかを判定する。ステップS302での判定が「YES」の場合には、ステップS305に分岐する。ステップS302での判定が「NO」の場合には、ステップS303に分岐する。
ステップS305では、動体等が検知された監視画面34に対して、識別マーク35を付与しないようにして、ステップS301に戻る。なお、全ての監視画面34に対して識別マーク35が付与されないように制御してもよい。また、このとき、動体等が検知されたことをメッセージの表示などで報知するようにしてもよい。これにより、駐車室11内に動体等が存在するにもかかわらず、安全確認作業を完了してしまうのを防止できる。
ステップS303では、監視画面34に識別マーク35を付与して、ステップS304に進む。
ステップS304では、光電センサ21によって駐車室11内で動体が検知されたかを判定する。ステップS304での判定が「YES」の場合には、ステップS306に分岐する。ステップS304での判定が「NO」の場合には、ステップS203に分岐する。
ステップS306では、動体が検知された監視画面34に対して、付与されている識別マーク35を解除して、ステップS301に戻る。なお、全ての監視画面34に対して、識別マーク35を解除するように制御してもよい。また、このとき、動体が検知されたことにより識別マークが解除されたことを、メッセージの表示などで報知するようにしてもよい。
これにより、操作者が安全確認済みとして識別マーク35を付与した監視画面34に対して、再度、確認作業を要求することで、駐車室11内の在室者の見落としを防ぐことができる。なお、ステップS203に分岐した後のステップS204での待機中も、ステップS304の判定を繰り返すようにしてもよい。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、駐車室11内に光電センサ21を配置することで、駐車室11内の動体を検知する構成について説明したが、マイクロ波ドップラーセンサやパッシブセンサによって動体を検知するようにしてもよい。また、例えば、制御装置30に画像認識機能を付加することで画像認識部を構成し、制御装置30においてカメラ25の映像を画像認識することで、直前の映像との差分値に基づいて、駐車室11内の動体を検知するようにしてもよい。
また、本実施形態では、識別マークとして、4つの監視画面に対して、「安」、「全」、「確」、「認」の文字を別々に付与することで、画面全体として、「安全確認」の文字を読み取れるようにした構成について説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、「済」、「○」、「レ」等の確認済みを示す識別マークを付与してもよいし、監視画面34の周縁部を囲むような識別枠を付与してもよい。
以上説明したように、本発明は、操作者の目視確認に加えて別の確認動作を行うことで、カメラの映像の確認漏れを防ぐことができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 機械式駐車設備
11 駐車室
12 入出庫口
13 入口扉
15 搬送機
20 安全確認装置
21 光電センサ(動体検知部)
25 カメラ
30 制御装置(制御部、画像認識部)
31 モニタ
34 監視画面
35 識別マーク
V 車両

Claims (5)

  1. 車両が入出庫される駐車室を備えた機械式駐車設備における、該駐車室内部の安全確認を行うための安全確認装置であって、
    前記駐車室の内部を異なる方向から撮影するための複数のカメラと、
    前記カメラの映像を確認するための複数の監視画面を表示するタッチパネル式のモニタと、
    前記複数の監視画面のうち操作者にタッチされた該監視画面に対して所定の識別マークを付与する制御部を備えたことを特徴とする機械式駐車設備の安全確認装置。
  2. 請求項1において、
    前記駐車室内の動体を検知する動体検知部を備え、
    前記制御部は、前記監視画面に前記識別マークが付与された後で、前記動体検知部によって動体が検知された場合に、該監視画面に付与されている該識別マークを解除することを特徴とする機械式駐車設備の安全確認装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記駐車室内の動体を検知する動体検知部を備え、
    前記制御部は、前記監視画面に前記識別マークが付与される前に、前記動体検知部によって動体が検知された場合に、前記操作者が該監視画面にタッチしても、該監視画面に該識別マークを付与しないことを特徴とする機械式駐車設備の安全確認装置。
  4. 請求項2又は3において、
    前記動体検知部は、前記複数のカメラに対応して前記駐車室内に配設された動体検知センサで構成されていることを特徴とする機械式駐車設備の安全確認装置。
  5. 請求項2又は3において、
    前記動体検知部は、前記カメラの映像を画像認識することで動体を検知する画像認識部で構成されていることを特徴とする機械式駐車設備の安全確認装置。
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