JP2018012661A - 染毛前処理剤 - Google Patents
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[1]成分(A):式(1)
R1およびR2は、各々独立して、炭素原子数5〜21のアルキル基または炭素原子数5〜21のアルケニル基であり、
R3およびR4は、各々独立して、水素原子、炭素原子数1〜22のアルキル基または炭素原子数2〜22のアルケニル基であり、
zは0以上の整数であり、
xおよびyは、各々独立して、2〜4の整数である。)で示される化合物またはその塩、を含有する染毛前処理剤。
[2]成分(A)が、前記式(1)においてzが0〜10の整数である化合物またはその塩である、[1]に記載の前処理剤。
[3]成分(A)が、前記式(1)においてzが7または8である化合物またはその塩である、[1]または[2]に記載の前処理剤。
[4]成分(A)が、前記式(1)においてxおよびyが4である化合物またはその塩である、[1]〜[3]のいずれかに記載の前処理剤。
[5]成分(A)が、前記式(1)においてR1およびR2が各々独立して、炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基である化合物またはその塩である、[1]〜[4]のいずれかに記載の前処理剤。
[6]成分(A)が、前記式(1)においてR3およびR4が水素原子である化合物またはその塩である、[1]〜[5]のいずれかに記載の前処理剤。
[7]成分(A)が、前記式(1)においてR1およびR2が、各々独立して、炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基であり、R3およびR4が、水素原子であり、zが、7または8であり、xおよびyが、4である化合物またはその塩である、[1]〜[6]のいずれかに記載の前処理剤。
[8]成分(A)が、前記式(1)においてR1およびR2が、同一で炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基であり、R3およびR4が、水素原子であり、zが、7または8であり、xおよびyが、4である化合物またはその塩である、[1]〜[6]のいずれかに記載の前処理剤。
[9]成分(A)が、ビス(Nε-ラウロイル-L-リジン)セバコイルアミドまたはその塩、およびビス(Nε-オクタノイル-L-リジン)セバコイルアミドまたはその塩から選択される化合物である、[1]〜[8]のいずれかに記載の前処理剤。
[10]さらに成分(B)ポリオールおよび成分(C)高分子からなる群から選択される少なくとも1種を含む[1]〜[9]のいずれかに記載の前処理剤。
[11]成分(B)が、グリセリン、1,3−プロパンジオールおよび1,3−ブチレングリコールからなる群から選択される少なくとも1つのポリオールである[10]に記載の前処理剤。
[12]成分(A)1重量部に対して、成分(B)を0.1〜100重量部含有する、[10]または[11]に記載の前処理剤。
[13]成分(C)が、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群から選択される少なくとも1つの高分子である[10]〜[12]のいずれかに記載の前処理剤。
[14]成分(A)1重量部に対して、成分(C)を0.01〜50重量部含有する、[10]〜[13]のいずれかに記載の前処理剤。
[15]染毛処理を行う際に、[1]〜[14]のいずれかに記載の前処理剤を用いて前処理を行うことを特徴とする染毛前処理方法。
本発明によれば、ヘアカラーの発色や色持ちを向上させることができる。
R1およびR2は、各々独立して、炭素原子数5〜21のアルキル基または炭素原子数5〜21のアルケニル基であり、
R3およびR4は、各々独立して、水素原子、炭素原子数1〜22のアルキル基または炭素原子数2〜22のアルケニル基であり、
zは0以上の整数であり、
xおよびyは、各々独立して、2〜4の整数である。)で示される化合物またはその塩を含有することを特徴とする(以下本発明の染毛前処理剤と略する時もある)。
染毛剤としては、酸化染毛剤や非酸化染毛剤などの永久染毛剤、半永久染毛料、一時染毛料、脱色剤・脱染剤等が挙げられる。染毛剤としては、特に限定されないが、通常パラフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、塩酸1,4-ジアミノフェノキシエタノール、4-アミノメタクレゾール、塩酸2-アミノメチルパラアミノフェノール、3,4-ジアミノ安息香酸、硫酸ヒドロキシエチルパラアミノフェノール、パラアミノオルトクレゾール、トルエン-2,5-ジアミン、レゾルシン、ピクラミン酸、メタアミノフェノール、パラアミノフェノール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、パラアミノオルトクレゾール、4−メチルアミノフェノール、5-アミノオルトクレゾール、α-ナフトール、2-メチルレゾルシン、4-クロロレゾルシン、1,5-ジヒドロキシナフタレン、2,4-ジアミノ-5-メチルフェノキシエタノール、4-アミノカテコール、3-ヒドロキシ-4-アミノアニソール、2-ニトロパラフェニレンジアミン、α-ナフトール、好ましくはパラフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、塩酸1,4-ジアミノフェノキシエタノール、4-アミノメタクレゾール、塩酸2-アミノメチルパラアミノフェノール、3,4-ジアミノ安息香酸、硫酸ヒドロキシエチルパラアミノフェノール、パラアミノオルトクレゾール、トルエン-2,5-ジアミン、レゾルシン、より好ましくはパラフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、レゾルシンが挙げられる。
毛髪は、白髪や黒髪、栗毛、金髪、赤毛などが挙げられるが、特に限定されない。
「染毛前処理剤」は、毛髪の保護、色の定着や保持のために、染毛前に、毛髪への塗布や毛髪を浸漬する等の毛髪を処理する組成物を意味する。
R1およびR2は、各々独立して、炭素原子数5〜21のアルキル基または炭素原子数5〜21のアルケニル基である。
炭素原子数5〜21のアルキル基とは、炭素原子数5〜21の直鎖または分岐状のアルキル基を意味し、具体的には、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル基、ヘプチル基、イソヘプチル基、ネオヘプチル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基等が挙げられる。
炭素原子数5〜21のアルケニル基とは、炭素原子数5〜21の直鎖または分岐状のアルケニル基を意味し、具体的には、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基、ノナデセニル基、イコセニル基等が挙げられる。
炭素原子数5〜15のアルキル基とは、炭素原子数5〜15の直鎖または分岐状のアルキル基を意味し、具体的には、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基等が挙げられる。
炭素原子数7〜11のアルキル基とは、炭素原子数7〜11の直鎖または分岐状のアルキル基を意味し、具体的には、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基等が挙げられる。
R1およびR2は、好ましくは各々独立して、炭素原子数5〜15のアルキル基であり、より好ましくは各々独立して、炭素原子数7〜11のアルキル基である。
また、R1およびR2は、直鎖のアルキル基であることが好ましい。さらに、R1およびR2は、同一であることが好ましい。
炭素原子数1〜22のアルキル基とは、炭素原子数1〜22の直鎖または分岐状のアルキル基を意味し、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル基、ヘプチル基、イソヘプチル基、ネオヘプチル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基等が挙げられる。
炭素原子数2〜22のアルケニル基とは、炭素原子数2〜22の直鎖または分岐状のアルケニル基を意味し、具体的には、エテニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基、ノナデセニル基、イコセニル基等が挙げられる。
R3およびR4は、好ましくは水素原子である。
zは、好ましくは0〜10の整数であり、より好ましくは7または8である。
xおよびyは、好ましくは4である。
(化合物a)
R1およびR2が、各々独立して、炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基であり、
R3およびR4が、水素原子であり、
zが、0〜10の整数であり、
xおよびyが、4である化合物。
R1およびR2が、同一で炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基であり、
R3およびR4が、水素原子であり、
zが、7または8であり、
xおよびyが、4である化合物。
R1およびR2が、同一で炭素原子数7〜11の直鎖アルキル基であり、
R3およびR4が、水素原子であり、
zが、7または8であり、
xおよびyが、4である化合物。
ビス(Nε-ラウロイル-L-リジン)セバコイルアミド、および
ビス(Nε-オクタノイル-L-リジン)セバコイルアミド、
またはそれらの塩が挙げられる。
本明細書における「ポリオール」とは、分子内に水酸基を2個以上有する、炭素原子数2個以上の直鎖または分岐状の多価アルコールを意味する。水酸基の数の上限は6個が好ましい。ポリオールにおける炭素原子数は2以上であり、10以下が好ましく、2〜6が特に好ましい。
「ポリオール」の具体的としては、グリセリン、ジグリセリン、1,3−プロパンジオール、プロピレングリコール、ソルビトール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、へキシレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等が挙げられる。「ポリオール」としては、グリセリン、1,3−プロパンジオール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトールが好ましく、グリセリン、1,3−プロパンジオール、1,3−ブチレングリコールがより好ましく、グリセリン、1,3−プロパンジオールが特に好ましい。
本明細書における「高分子」とは、水溶性の高分子を示す。その分子量は5000以上が通常であり、10000〜100000の分子量であることが好ましい。該高分子の分子内の電荷に関しては、特に制限はなく、陰電荷に帯電したアニオン性高分子、陽電子に帯電したカチオン性高分子、電荷が帯電していないノニオン性高分子のことを意味する。
「高分子」の具体例としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、セルロースガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸ナトリウムクロスポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、アクリル酸アルキル共重合体液、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ローカストビーンガム、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−39等が挙げられる。「高分子」としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸ナトリウムクロスポリマー、キサンタンガムが好ましく、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンガムがより好ましく、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが特に好ましい。
本発明の染毛前処理方法は、酸化染毛剤、非酸化染毛剤等の染毛処理を行うに先立って、上記染毛前処理剤を用いて前処理を行う方法である。
前処理としては、前処理剤を毛髪に均一に塗布した後に5〜30分、好ましくは10〜20分放置することが挙げられ、洗浄(水等ですすぐ工程等)、乾燥等の慣用の工程をさらに含んでもよい。
前処理剤の毛髪に適用する量、その他前処理剤中の各成分の配合量や含まれる成分等の各定義は既述に準ずる。
Nε−ラウロイル−L−リジン8.2g(25mmol)を、水70gおよび25%水酸化ナトリウム水溶液(10g)に溶解させ、ジエチルエーテル80gを加えた。そこへセバコイルクロライド3.3g(14mmol)をエーテル層にゆっくり加えた。この2層溶液を0℃に保持したまま1時間ほど攪拌し、その後室温で23時間攪拌した。次いで、75%硫酸を滴下し、pH2に調整した後、得られた白色沈殿を濾取し、水でよく洗い乾燥した。得られた化合物を水酸化ナトリウム水溶液に溶解させて10%のビス(Nε−ラウロイル−L−リジン)セバコイルアミドジナトリウム塩水溶液を得た。
Nε−オクタノイル−L−リジン6.8g(25mmol)を水70gおよび25%水酸化ナトリウム水溶液(10g)に溶解させ、ジエチルエーテル80gを加えた。そこへセバコイルクロライド3.3g(14mmol)をエーテル層にゆっくり加えた。この2層溶液を0℃に保持したまま1時間ほど攪拌し、その後室温で23時間攪拌した。次いで、75%硫酸を滴下し、pH2に調整した後、得られた白色沈殿を濾取し、水でよく洗い乾燥した。得られた化合物を水酸化ナトリウム水溶液に溶解させて10%のビス(Nε−オクタノイル−L−リジン)セバコイルアミドジナトリウム塩水溶液を得た。
表1に記載の割合で、各成分を、室温で十分に撹拌し、前処理剤とした。(表中単位は重量%)
前処理剤を長さ10cmの毛束1gに均一に塗布し35℃の恒温槽で15分間静置後、表2に記載の染毛剤組成物を前記毛束1gに均一に塗布し、35℃の恒温槽で30分間静置した後、40℃の水で十分にすすぎ、室温にて乾燥を行った。
(1)色差計による染色堅牢性試験
使用機器:ミノルタ社 CR-300
測定方法:得られた毛束に対して、染毛処理直後のL*a*b*値を色彩色差計で測定した。その後、10wt%のSLES水溶液により、毛束を洗浄し、洗浄工程を10回繰り返した後、室温にて乾燥を行った。得られた毛束に対して、10回洗浄後のL*a*b*値を色彩色差計で測定した。染毛処理直後と10回洗浄後のL*a*b*値から、色差ΔEを算出した。色差ΔEは、下記の式から求めた。
ΔE=(Δa2+Δb2+ΔL2)1/2
パネラー5名が、染毛処理を施した試験用毛髪のコンディショニング性を以下の基準で採点し、その平均点を求め、以下の評価基準で評価した。
4点:毛髪のさらさら感があり、コンディショニング効果が高い。
3点:ふつう
2点:毛先がややごわつき、コンディショニング効果を感じない。
1点:毛髪全体がごわつき、コンディショニング効果を全く感じない。コンディショニング効果が低い
パネラー5名が、染毛処理を施した試験用毛髪のダメージを以下の基準で採点し、その平均点を求め、以下の評価基準で評価した。
4点:毛先までまとまり感が高く、毛髪全体のダメージが少ない。
3点:ふつう
2点:毛先が、ぱさつき、毛髪全体にややダメージを感じる。
1点:毛先までまとまり感がなく、毛髪全体にダメージを感じる。
◎:平均点が4.0以上
○:平均点が3.0以上4.0未満
△:平均点が2.0以上3.0未満
×:平均点が2.0未満
表4に示す前処理剤(実施例5〜7)および下記の染色剤組成物(酸化染毛剤)を使用する以外は、試験1と同じ方法で評価を行った。ただし比較例3〜5は前処理剤を使用しないで染色を行った。
市販品A(酸化染毛剤):パラアミノオルトクレゾール、硫酸トルエン-2.5-ジアミン、レゾルシン、ピクラミン酸、メタアミノフェノール
市販品B(酸化染毛剤):パラアミノフェノール・パラフェニレンジアミン・5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール・パラアミノオルトクレゾール
市販品C(酸化染毛剤):パラアミノフェノール、メタアミノフェノール、トルエン-2.5-ジアミン、レゾルシン、5-アミノオルトクレゾール
Claims (15)
- 成分(A)が、前記式(1)においてzが0〜10の整数である化合物またはその塩である、請求項1に記載の前処理剤。
- 成分(A)が、前記式(1)においてzが7または8である化合物またはその塩である、請求項1または2に記載の前処理剤。
- 成分(A)が、前記式(1)においてxおよびyが4である化合物またはその塩である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 成分(A)が、前記式(1)においてR1およびR2が各々独立して、炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基である化合物またはその塩である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 成分(A)が、前記式(1)においてR3およびR4が水素原子である化合物またはその塩である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 成分(A)が、前記式(1)においてR1およびR2が、各々独立して、炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基であり、R3およびR4が、水素原子であり、zが、7または8であり、xおよびyが、4である化合物またはその塩である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 成分(A)が、前記式(1)において、R1およびR2が、同一で炭素原子数5〜15の直鎖アルキル基であり、R3およびR4が、水素原子であり、zが、7または8であり、xおよびyが、4である化合物またはその塩である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 成分(A)が、ビス(Nε-ラウロイル-L-リジン)セバコイルアミドまたはその塩、およびビス(Nε-オクタノイル-L-リジン)セバコイルアミドまたはその塩から選択される化合物である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の前処理剤。
- さらに成分(B)ポリオールおよび成分(C)高分子からなる群から選択される少なくとも1種を含む請求項1〜9のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 成分(B)が、グリセリン、1,3−プロパンジオールおよび1,3−ブチレングリコールからなる群から選択される少なくとも1つのポリオールである請求項10に記載の前処理剤。
- 成分(A)1重量部に対して、成分(B)を0.1〜100重量部含有する、請求項10または11に記載の前処理剤。
- 成分(C)が、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群から選択される少なくとも1つの高分子である請求項10〜12のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 成分(A)1重量部に対して、成分(C)を0.01〜50重量部含有する、請求項10〜13のいずれか1項に記載の前処理剤。
- 染毛処理を行う際に、請求項1〜14のいずれか1項に記載の前処理剤を用いて前処理を行うことを特徴とする染毛前処理方法。
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