JP2018012189A - 被処理部材の位置決め装置、処理装置、位置決め方法およびガラス板の製造方法 - Google Patents
被処理部材の位置決め装置、処理装置、位置決め方法およびガラス板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018012189A JP2018012189A JP2017121510A JP2017121510A JP2018012189A JP 2018012189 A JP2018012189 A JP 2018012189A JP 2017121510 A JP2017121510 A JP 2017121510A JP 2017121510 A JP2017121510 A JP 2017121510A JP 2018012189 A JP2018012189 A JP 2018012189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- support
- glass plate
- processed
- main surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
Description
特許文献1の装置では、ロボットアームのチャックでガラス製品を把持し、ホイール駆動盤近傍に移動させた後、ホイール駆動盤のホイールでガラス製品を研削する。
特許文献2の装置では、支持台にガラス板が載置されると、支持台の側方に位置するガラス板押圧部を上昇させる。その後、ガラス板押圧部をガラス板の外周縁に向かって移動させ、ガラス板を押圧して位置決めを行う。
また、特許文献2のような装置では、支持台へのガラス板の載置完了後に、ガラス板押圧部を移動させてガラス板の位置決めを行うため、位置決めに要する時間が長くなる。
また、特許文献2のガラス板押圧部の代わりに特許文献1のロボットアームを適用し、このロボットアームでガラス板を支持台に載置する際に、位置決めも同時に行うことが考えられるが、上述のような特許文献1の装置と同様の問題が生じる。
本発明のこの態様によれば、被処理部材として変形可能なものを用いる場合、この被処理部材を把持側曲面部に面接触させ、曲げた状態で把持部により把持して搬送し、被処理部材の曲がった部分を支持部に接触させてから把持を解除することで、被処理部材が平板状に戻るときに、被処理部材と支持部との間の空気を追い出せる。
本発明のこの態様によれば、少なくとも一部に曲面部を有し変形不能な被処理部材を位置決めする場合、その第1の主面側の曲面部を把持側曲面部に面接触させた状態で把持して搬送し、第2の主面側の曲面部を支持側曲面部に面接触させることで、支持部に対する被処理部材の位置決めを短時間で精度良く行える。
本発明の被処理部材の位置決め装置では、前記支持部は、負圧を利用した吸着により前記被処理部材を支持することが好ましい。
本発明のこの態様によれば、把持時や支持時の被処理部材の傷つきを抑制できる。また、第2の主面に対向する位置のみから被処理部材を支持でき、被処理部材の周りに支持機構を設ける必要がなくなるため、被処理部材の外周部の処理を容易に行える。
本発明のこの態様によれば、支持部で支持された被処理部材に対して処理手段が処理を行う際に、支持側位置決め部が邪魔になることを抑制できる。
本発明のこの態様によれば、位置決めの自動化を図れる。
本発明のこの態様によれば、確実に、把持部が被処理部材を予め設定された状態で把持できる。
本発明のこの態様によれば、被処理部材の処理精度を高められる処理装置を提供できる。
本発明によれば、少なくとも一部に曲面部を有するガラス板を支持部に対して精度良く位置決めでき、ガラス板の処理精度を高められる。
本発明のこの態様によれば、ガラス板の面取り、切断、印刷の精度を高められる。
本発明のこの態様によれば、ガラス板の外周部を処理する場合、処理に使用するツールをガラス板の外周部に周回させられ円滑に加工できる
本発明のこの態様によれば、ガラス板を安定して把持や支持でき、ガラス板の加工精度を高められ、寸法精度の高い加工後のガラス板が得られる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
〔ガラス板の構成〕
まず、本発明の位置決め装置で位置決めされるガラス板の構成について説明する。なお、図1のX軸と平行な方向を左右方向、Y軸と平行な方向を前後方向、Z軸と平行な方向を上下方向と表現する。
図1に示すように、被処理部材としてのガラス板Gは、上面視で長方形であり、シリンドリカル状に曲がった曲面部GAと、平面部GBとを備えている。曲面部GAは、ガラス板Gの長手方向中央より一方側(図1では左側)に設けられ、平面部GBは、他方側(図1では右側)に設けられている。ガラス板Gの右端面は、平面状の基準面G3として用いられる。
このようなガラス板Gは、例えば、一部に曲面部を有する型に平面状のガラス板を載置し、基準面G3の対応部分が型の基準面に当接するように、平面部GBの対応部分を型に固定した後、少なくとも曲面部GAに対応する部分を加熱して軟化させ、自重により型に沿うように変形させる自重成形法により得られる。
次に、ガラス板Gの位置決め装置10の構成について説明する。
位置決め装置10は、事前位置合わせ手段20と、搬送手段30と、支持手段40とを備えている。
把持側主面当接部341は、第1の主面G1の曲面部GA全体が面接触する把持側曲面部342と、平面部GB全体が面接触する把持側平面部343とを備えている。把持側主面当接部341には、図示しない複数の把持吸着孔が設けられている。この把持吸着孔には、図示しない吸引ポンプから負圧が供給される。
支持部42の上面は、第2の主面G2の曲面部GAの一部が面接触する支持側曲面部422と、平面部GBの一部が面接触する支持側平面部423とを含む支持側主面当接部421を構成している。支持側主面当接部421には、図示しない複数の支持吸着孔が設けられている。この支持吸着孔には、図示しない吸引ポンプから負圧が供給される。
次に、位置決め装置10を用いたガラス板Gの位置決め方法について説明する。
まず、図2に実線で示すように、図示しないロボットや作業者がガラス板Gを事前位置合わせ手段20の収容溝部221に収容して、基準面G3、側面G4、第2の主面G2を基準面当接部222、側面当接部223、主面当接部224にそれぞれ面接触させる。これらの当接により、ガラス板Gの位置合わせ支持部22に対する6軸方向(上下方向、前後方向、左右方向、ヨーイング方向(Z軸を中心とする回転方向)、ローリング方向(Y軸を中心とする回転方向)、ピッチング方向(X軸を中心とする回転方向))の位置決めがなされる。
そして、この第1の凹治具23に対する凸治具35の位置決めにより、位置合わせ支持部22に支持されたガラス板Gに対する把持部34の6軸方向の位置決めがなされ、ガラス板Gの第1の主面G1全体が把持側主面当接部341に予め設定された状態で面接触する。
そして、この第2の凹治具43に対する凸治具35の位置決めにより、支持部42に対するガラス板Gの6軸方向の位置決めがなされ、ガラス板Gの第2の主面G2が支持側主面当接部421に面接触する。
その後、例えば、図4(C)に示すように、ガラス板Gをカッタ501で切断する場合には、第2の凹治具43がガラス板Gの切断の邪魔にならないように、各第2の凹治具43を下降させる。
ガラス板Gを第1の主面G1側から把持して搬送する搬送手段30の凸治具35と、第2の主面G2側から支持する支持手段40の第2の凹治具43とを、嵌合により位置決め可能に構成している。
このため、第2の凹治具43に対する凸治具35の位置決めと同時に、支持部42に対するガラス板Gの位置決めを行える上、凸治具35と第2の凹治具43との位置決めに嵌合という構造的な方法を用いるため、ガラス板Gの重量に関係なく、ロボットアームを用いる場合と比べて精度良く位置決めできる。したがって、支持部42に対するガラス板Gの位置決めを短時間で精度良く行える位置決め装置10を提供できる。
このため、曲がったガラス板Gであっても、その第1の主面G1側の曲面部GAを把持側曲面部342に面接触させた状態で把持して搬送し、第2の主面G2側の曲面部GAを支持側曲面部422に面接触させることで、位置決めを短時間で精度良く行える。
凸治具35および第2の凹治具43を4組設けているため、ガラス板Gの位置決め精度を高められる。
上述のような位置決め装置10は、例えば、図5に示すような被処理部材の処理装置としてのガラス加工装置1に使用できる。
ガラス加工装置1は、位置決め装置10と、処理手段50とを備え、位置決め装置10の支持部42で支持されたガラス板Gの切断や面取り等を行う。
主軸移動ステージ52は、主軸51を前後左右方向に移動させる。
ツールオートチェンジャ53は、先端部で加工ツールを保持する一対のアーム531と、このアーム531を軸532で保持して上下に移動させたり回転させたりする交換駆動部533と、加工ツールをストックする図示しないツールストッカとを備え、所定の加工ツールを主軸51のコレクトチャック511から取り外したり、コレクトチャック511に取り付けたりする。
そして、ガラス板Gの加工が終了すると、支持手段40の吸引ポンプの駆動を停止して支持部42によるガラス板Gの吸着支持を解除して、ロボットや作業者が加工後のガラス板Gを支持部42から取り外す。
上述のガラス加工装置1によれば、支持部42に対するガラス板Gの6軸方向の位置決めが正確になされるため、所望の形状の製品を得られる。
特に、ガラス板Gの最初の6軸方向の位置決めを事前位置合わせ手段20で行うため、切削屑が第1の凹治具23の第1の嵌合凹部232に付着した状態で嵌合凸部352が嵌合することを抑制でき、位置決めをより高精度に行える。
なお、本発明は上記実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の改良ならびに設計の変更等ができ、その他、本発明の実施の際の具体的な手順、及び構造等は本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
事前位置合わせ手段20は無くてもよく、この場合、台上に載置されたり箱内に収容されたりしたガラス板Gを搬送手段30が把持して搬送すればよい。
位置合わせ支持部22に、ガラス板Gを吸着支持する機構を設けてもよい。
主面当接部224、把持側主面当接部341、支持側主面当接部421を全て平面状にして、平板状のガラス板を支持部42に対して位置決めしてもよい。
位置合わせ支持部22の主面当接部224、把持部34の把持側主面当接部341、支持部42の支持側主面当接部421の面積は、安定した把持や支持を実現する観点からガラス板Gの50%以上が好ましい。特に、処理手段50によりガラス板Gを加工する場合には、支持部42の支持側主面当接部421の面積は、ガラス板Gの60%以上がより好ましく、70%以上がさらに好ましく、80%以上が特に好ましい。これによりガラス板Gの加工精度を高められ、寸法精度の高い加工後のガラス板が得られる。支持部42の支持側主面当接部421の面積は、ガラス板Gの98%以下が好ましく、95%以下がより好ましい。ガラス板Gの外周部を研削砥石502などで処理する場合、研削砥石502等が支持部42に接触せずに処理でき、ガラス板Gへのダメージを低減できる。
また、支持部42の支持側主面当接部421は、上面視にて、ガラス板Gに内包されるように支持されることが好ましい。ガラス板Gの外周部を研削砥石502などで処理する場合、研削砥石502等がガラス板Gの外周部を容易に周回でき円滑に加工できる。
主面当接部224、把持側主面当接部341、支持側主面当接部421の形状は、ガラス板Gの第1の主面G1や第2の主面G2に対応する形状が好ましいが、対応していなくてもよい。例えば、上記実施形態において、把持側曲面部342または把持側平面部343が無くてもよいし、支持側曲面部422または支持側平面部423が無くてもよい。
ガラス板Hは、例えば四角枠状の基準平面部HAと、この基準平面部HA内側の曲面部HBと、基準平面部HA外側の変形部HCとを備えている。基準平面部HAの対角位置には、真円形のマークHDが設けられている。
位置決め装置10Aは、上記実施形態の位置決め装置10を構成する事前位置合わせ手段20の代わりに事前位置合わせ手段20Aを備えている。また、ここでは図示しないが、位置決め装置10Aの把持部34の把持側主面当接部341、支持部42の支持側主面当接部421は、ガラス板Hの第1,第2の主面H1,H2にそれぞれ対応する曲面状に形成されている。
平面支持部25Aは、四角筒状に形成され、その上面251Aでガラス板Hの基準平面部HAを第2の主面H2側から支持するとともに、その内部に曲面部HBを位置させることが可能に構成されている。ベース駆動部26Aは、位置合わせベース24Aを4体の第1の凹治具23で囲まれるように支持している。撮像手段27Aの配置位置は、平面支持部25Aの上方からマークHDを撮像できればどこでもよく、例えば、搬送手段30の把持ベース31に固定されていてもよいし、平面支持部25Aの上方かつ把持ベース31の移動範囲外の位置に固定されていてもよい。
なお、マークHDは、3個以上あってもよいし、真円形以外の形状であれば1個でもよい。
このような構成では、係合治具35Bと第1の被係合治具23Bまたは第2の被係合治具43Bとの位置決めが、係合凸部352Bと第1の被係合凸部232Bまたは第2の被係合凸部432Bとの係合という構造的な方法で行われるため、上記実施形態の嵌合を用いる場合と同様の効果を奏することができる。
なお、第1の被係合治具23B、係合治具35B、第2の被係合治具43Bを4組設けたが、2組や3組にしてもよいし、5組以上にしてもよい。
このような構成では、位置決め装置10Cの搬送手段30Cは、上記実施形態の搬送手段30を構成する把持部34の代わりに把持部34Cを備えている。把持部34Cの下面全体は、把持側曲面部342Cを構成している。支持手段40Cは、上記実施形態の支持手段40を構成する支持部42の代わりに支持部42Cを備えている。支持部42Cの上面全体は、支持側平面部423Cを構成している。
その後の処理としては、フィルムFをガラス板Jの外縁に沿って切断してもよいし、他のフィルムやガラス板をさらに積層してもよい。
なお、図8では、フィルムFをガラス板Jに積層したが、フィルムFの代わりに平板状で変形可能な他のガラス板を積層してもよい。また、凸治具35、第2の凹治具43の代わりに、図7に示す係合治具35B、第2の被係合治具43Bを適用してもよい。また、支持側平面部423Cとして説明したが、曲面を有する支持側曲面部としてもよい。この場合、把持側曲面部342Cに比べ、曲率半径を大きくすることが好ましい。これにより従来困難であった曲面部を有するガラス板Jを用いた合わせガラスを作製する場合に、フィルムFとガラス板Jとの間に気泡などが残らず、良好な曲面部を有する合わせガラスを作製できる。
第1の凹治具23、凸治具35、第2の凹治具43の小径部234、小径円柱部354、小径部434は、無くてもよい。小径部234、小径円柱部354、小径部434の端部に、これらよりもさらに小径の柱状部や凹部を設けてもよい。各傾斜面235,236,355,356,435,436は、無くてもよい。
第1の凹治具23、凸治具35、第2の凹治具43を4組設けたが、2組や3組にしてもよいし、5組以上にしてもよい。第1の凹治具23、凸治具35、第2の凹治具43は、第1の嵌合凹部232、嵌合凸部352、第2の嵌合凹部432の上面視での形状が円形以外であれば、1組であってもよい。円形以外の形状としては、十字形、多角形、楕円形が例示できる。
第1,第2の凹治具23,43の代わりに凸治具35と同様の凸治具を設け、凸治具35の代わりに第1の凹治具23と同様の凹治具を設けてもよい。
第2の凹治具43、第2の被係合治具43Bを昇降可能に構成したが、昇降しなくてもよいし、水平方向に移動してもよい。
第2の凹治具43がガラス板GやフィルムFの切断などの処理の邪魔にならないようにするために、支持部42,42Cを上昇させてもよい。
位置合わせ支持部22、平面支持部25A、把持部34,34C、支持部42,42Cによる把持や支持は、爪等の機械的機構で行われてもよい。
嵌合凸部352と第1,第2の嵌合凹部232,432との嵌合後や係合凸部352Bと第1,第2の被係合凸部232B,432Bとの係合後に、第1,第2の嵌合凹部232,432、嵌合凸部352、第1,第2の被係合凸部232B,432B、係合凸部352Bに付着した切削屑等の異物を除去する異物除去手段を設けてもよい。
本発明の被処理部材としては、強化ガラス、強化されていないガラス、ガラスと樹脂を積層した合わせガラス、樹脂、金属、木材で形成されてもよいし、合わせガラス用の中間膜や転写フィルム等のシート状のものであってもよく、板状であれば特に制限はない。ガラスの強化処理は、物理強化でも化学強化でもよいが、厚さが2mm以下であれば、化学強化が好ましい。基材の厚さとしては、0.3mm〜5mmが好ましく、0.7mm〜5mmがより好ましく、1.3mm〜3mmがさらに好ましい。なお、被処理部材の厚さとしては主面内で均一である必要はなく、前記範囲に入らない領域があってもよい。被処理部材には、いずれか一方の主面に印刷処理、防眩処理(AG処理)、反射防止処理(AR処理)、防指紋処理(AFP処理)がなされてもよい。被処理部材は、複数箇所に異なる形状の曲面部を有していてもよい。被処理部材の平面形状は、正方形や三角形などの多角形、台形、円形、楕円形あるいは異形でもよい。被処理部材は、液晶ディスプレイなどのパネルディスプレイやスマートフォン等携帯機器などのカバーガラス、車両用の窓ガラスでもよい。曲面部は各種基材を高温などの環境下で成形して形成してもよく、ガラスを一時的に撓ませて曲げてもよい。
上記実施形態および変形例は、必要に応じて組み合わせることができる。
本発明の位置決め装置により、ガラス、樹脂、ガラスと容易に重ねられるため、簡便に合わせガラスを作製できる。特に、曲面部を有する合わせガラスを作製する際に、正確にガラス、樹脂、ガラスを積層でき、効率的に曲面合わせガラスを作製できる。
Claims (15)
- 板状の被処理部材の位置決め装置であって、
搬送手段と、支持手段とを備え、
前記搬送手段は、前記被処理部材を第1の主面側から把持する把持部と、把持側位置決め部とを備え、
前記支持手段は、前記被処理部材を第2の主面側から支持する支持部と、支持側位置決め部とを備え、
前記把持側位置決め部は、嵌合または係合により前記支持側位置決め部に対して位置決めされることを特徴とする被処理部材の位置決め装置。 - 前記把持部は、前記第1の主面の少なくとも一部に面接触可能な把持側曲面部を有する請求項1に記載の被処理部材の位置決め装置。
- 前記支持部は、前記第2の主面の少なくとも一部に面接触可能な支持側曲面部を有する請求項2に記載の被処理部材の位置決め装置。
- 前記把持部は、負圧を利用した吸着により前記被処理部材を把持する請求項1から3のいずれか一項に記載の被処理部材の位置決め装置。
- 前記支持部は、負圧を利用した吸着により前記被処理部材を支持する請求項1から4のいずれか一項に記載の被処理部材の位置決め装置。
- 前記支持側位置決め部は、前記支持部に対して移動可能に構成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の被処理部材の位置決め装置。
- 前記搬送手段は、前記把持部および前記把持側位置決め部を移動させるロボットアームを備えている請求項1から6のいずれか一項に記載の被処理部材の位置決め装置。
- 前記被処理部材を予め設定された状態で前記把持部に把持させるための事前位置合わせ手段を備え、
前記事前位置合わせ手段は、前記被処理部材を前記第2の主面側から支持する位置合わせ支持部と、嵌合または係合により前記把持側位置決め部に対して位置決めされる事前位置決め部とを備えている請求項1から7のいずれか一項に記載の被処理部材の位置決め装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の被処理部材の位置決め装置と、
前記位置決め装置の前記支持部で支持された前記被処理部材を処理する処理手段とを備えている被処理部材の処理装置。 - 請求項1に記載の被処理部材の位置決め装置を用いた被処理部材の位置決め方法であって、
前記把持部で前記被処理部材を第1の主面側から予め設定された状態で把持し、
前記搬送手段を移動させ、前記把持側位置決め部を嵌合または係合により前記支持側位置決め部に対して位置決めし、前記支持部で前記被処理部材を前記第2の主面側から支持する被処理部材の位置決め方法。 - 請求項8に記載の被処理部材の位置決め装置を用いた被処理部材の位置決め方法であって、
前記位置合わせ支持部で前記被処理部材を第2の主面側から予め設定された状態で支持し、
前記搬送手段を移動させ、前記把持側位置決め部を嵌合または係合により前記事前位置決め部に対して位置決めし、前記把持部で前記被処理部材を第1の主面側から予め設定された状態で把持し、
前記搬送手段を移動させ、前記把持側位置決め部を嵌合または係合により前記支持側位置決め部に対して位置決めし、前記支持部で前記被処理部材を前記第2の主面側から支持する被処理部材の位置決め方法。 - 少なくとも一部に曲面部を有するガラス板に対して処理を行うガラス板の製造方法であって、
前記ガラス板を第1の主面側から把持する把持部および把持側位置決め部を有する搬送手段と、前記ガラス板を第2の主面側から支持する支持部および支持側位置決め部を有する支持手段と、前記処理を行う処理手段とを用い、
前記第1の主面の曲面部が前記把持部の把持側曲面部に予め設定された状態で面接触するように前記ガラス板を把持し、
前記搬送手段を移動させ、前記把持側位置決め部を嵌合または係合により前記支持側位置決め部に対して位置決めし、前記第2の主面の曲面部が前記支持部の支持側曲面部に面接触するように前記ガラス板を支持させ、
前記処理手段で前記ガラス板を処理することを特徴とするガラス板の製造方法。 - 前記処理は、前記ガラス板の面取り、切断、または印刷である請求項12に記載のガラス板の製造方法。
- 前記支持部の前記ガラス板との接触面は、上面視において、前記ガラス板に内包される請求項12または13に記載のガラス板の製造方法。
- 前記支持部の前記ガラス板との接触面は、前記ガラス板の面積の50%以上である請求項12から14のいずれか一項に記載のガラス板の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016135981 | 2016-07-08 | ||
JP2016135981 | 2016-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018012189A true JP2018012189A (ja) | 2018-01-25 |
JP6922467B2 JP6922467B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=61018997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017121510A Active JP6922467B2 (ja) | 2016-07-08 | 2017-06-21 | 被処理部材の位置決め装置、処理装置、位置決め方法およびガラス板の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6922467B2 (ja) |
TW (1) | TW201801872A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020123665A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 株式会社東京精密 | 被搬送物の位置決め装置及び位置決め方法 |
JP7265045B1 (ja) | 2022-01-31 | 2023-04-25 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7439827B2 (ja) * | 2019-04-15 | 2024-02-28 | Agc株式会社 | ガラス物品の製造方法及び製造システム |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02167644A (ja) * | 1988-12-20 | 1990-06-28 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ搬送装置 |
JPH04102731U (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-04 | 松下電器産業株式会社 | プリント基板規制装置 |
JPH05185349A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-27 | Toyo Glass Co Ltd | ガラス製品の表面加工装置 |
JPH10175139A (ja) * | 1996-12-16 | 1998-06-30 | Aru Techno:Kk | 被加工物のローディング装置 |
JP2006319138A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Denso Corp | シート位置決め方法および位置決め装置ならびにそれらを用いたシート積層装置 |
JP2015171752A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス板の位置決め装置及びガラス板の加工方法 |
JP2016002612A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | 信越半導体株式会社 | 自動ハンドリング装置 |
-
2017
- 2017-06-21 JP JP2017121510A patent/JP6922467B2/ja active Active
- 2017-07-05 TW TW106122512A patent/TW201801872A/zh unknown
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02167644A (ja) * | 1988-12-20 | 1990-06-28 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ搬送装置 |
JPH04102731U (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-04 | 松下電器産業株式会社 | プリント基板規制装置 |
JPH05185349A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-27 | Toyo Glass Co Ltd | ガラス製品の表面加工装置 |
JPH10175139A (ja) * | 1996-12-16 | 1998-06-30 | Aru Techno:Kk | 被加工物のローディング装置 |
JP2006319138A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Denso Corp | シート位置決め方法および位置決め装置ならびにそれらを用いたシート積層装置 |
JP2015171752A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス板の位置決め装置及びガラス板の加工方法 |
JP2016002612A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | 信越半導体株式会社 | 自動ハンドリング装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020123665A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 株式会社東京精密 | 被搬送物の位置決め装置及び位置決め方法 |
JP7265045B1 (ja) | 2022-01-31 | 2023-04-25 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械 |
WO2023145934A1 (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-03 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械 |
JP2023111121A (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-10 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6922467B2 (ja) | 2021-08-18 |
TW201801872A (zh) | 2018-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5423441B2 (ja) | 作業システム、ロボット装置、機械製品の製造方法 | |
KR101212365B1 (ko) | 지지판 분리 장치 및 이를 이용한 지지판 분리 방법 | |
JP2018012189A (ja) | 被処理部材の位置決め装置、処理装置、位置決め方法およびガラス板の製造方法 | |
JP6281928B1 (ja) | ヘミング加工装置及びヘミング加工方法 | |
JP6383537B2 (ja) | ロボットハンド、ロボット、およびロボットセル | |
JP2015112658A (ja) | ロボットセル | |
JP6366932B2 (ja) | ワーク反転支援装置および同装置を備えたロボットセル | |
JP5500248B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
TWI436855B (zh) | A grinding device and a grinding method, and a method for manufacturing the thin plate-like member | |
JP2010045196A (ja) | 板状物の搬送機構 | |
KR100932111B1 (ko) | 디스플레이용 박판유리 가공물의 면취부 연삭가공을 위한 자동화장치 및 그의 제어방법 | |
KR20160004726A (ko) | 글라스 가공 장치 | |
CN110621441A (zh) | 给料装置和给料方法 | |
JP7339858B2 (ja) | 加工装置及び板状ワークの搬入出方法 | |
CN108394051B (zh) | 制造方法、工件保持装置及加工装置 | |
JP6556040B2 (ja) | バイト切削装置 | |
JP5480159B2 (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
US20180130688A1 (en) | Transfer apparatus, processing apparatus, and transfer method | |
JP7360044B2 (ja) | 成形品の製造方法 | |
CN210452252U (zh) | 抛光装置及具有该抛光装置的机械手 | |
CN214642765U (zh) | 玻璃板磨边机自动上下料系统 | |
WO2021085373A1 (ja) | 成形品の製造方法 | |
TWI327092B (ja) | ||
JP5503333B2 (ja) | レーザ加工機 | |
JP2019131331A (ja) | ワーク反転搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210629 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6922467 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |